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    元スレ上条「その幻想に」垣根「常識は通用しねえ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 遊魔 + - とある魔術の禁書目録 + - れっど + - グループ + - パワプロ + - 垣根 + - 悪魔 + - 悪魔の実 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    401 :

    今回の犠牲者は誰か

    402 = 74 :

    メンヘラが記憶喪失かよwwwwwwwwww

    403 = 199 :

    メルヘンにげろwwww

    404 = 57 :

    神裂「その羽に触れてはいけません!!それに触ってしまえば……大変なことに!!!」



     ―――――その羽が、今まさに上条の頭上へと降り注ごうとしていた。

    垣根「上じょ―――」

     まだ間に合う。
     未元物質を展開し、上条の頭上を守りさえすれば、羽を防ぐことは出来る。



     ―――――――――上条だけならば。

     気付いていた。
     上条だけではない。

     自分の頭上にもまた、大量の羽が舞っている事も。


     その一つが。もう、すぐそばに来ている事も。

    405 :

    >>372
    >>398
    美琴「あなた、病室間違えてない?」
    でggr

    407 = 294 :

    どうなる

    408 = 234 :

    未元物質で全部再構築

    409 = 150 :

    記憶無くしたら自分のメルヘンぶりに引くんだろうな・・・

    410 = 74 :

    ステイル「危ない!」
    ドサッ
    上条「えっ」
    垣根「あっ」
    ステイル「うっ…」
    ドサッ
    END

    411 = 57 :

     ――――――二者択一、取捨選択。

    (―――は。やっぱり俺に、ヒーロー役は似合わなかったな)

     垣根が自嘲気味に笑う。

    (やはり慣れないことはするもんじゃねえ。そんなことするから、こうなる)



    (でも)

    (そうだ、それでも)



    (最後くらい、自分の心に素直になるべきなんだろうよ――――――そうだろ?)



     そして垣根は、

     ――――――最後に、英雄であることを選んだ。

    412 = 398 :

    一方さんの禁書スレからもう一年近くたってんのかよ・・・・

    414 :

    実は既に帝凍庫状態で
    夢を見せられていたオチという幻視が見えた

    415 = 294 :

    >>413
    やめろwwwwwwwww

    416 = 57 :

    ・エピローグ


     目が覚めてはじめに見たものは見知らぬ天井だった。

     何故こんなところにいるのか思いだそうとして――――――――

     ―――――何も思い出せない事に気づく。


    冥土帰し「おや、目が覚めたようだね」

     どうやらずっと横にいたのか、カエル顔の男がそばに座っていた。

     話を聞くとこの男は医者で、俺はここに担ぎ込まれたらしい。

    417 = 335 :

    これ完全に上条さんていとくん目立たせるための噛ませだろ

    418 :

    さるよけ

    419 = 57 :

     ―――――記憶喪失。

     正確には記憶破壊だけどね、とカエル顔は言っていた。

     つまり、失われた記憶はもう、二度と、戻らない。


     カエル顔からいろいろと説明を受けた後、

    冥土帰し「そうそう、君宛にこんな手紙がきているよ」

     長々と書かれた手紙を渡された。

     差出人の名前にはステイル、神裂と書かれている。


     内容は、俺が上条当麻とかいうやつと一緒にインデックスとかいうやつを助けたとか、
    魔術がどうとかいうものでとても信じられるものではなかった。


     だが、長々と書かれたその文章は、やけにすんなりと頭の中へ入っていった。

    420 = 201 :

    メルヘンは犠牲になったのだ……

    421 :

    実際ていとくんはプランにあんま関わってないからやられ損なのでしょうか?

    422 :

    やられ損なんてことはないさ。
    この事件のおかげでていとくんはていとくんになれたのだから。

    423 :

    ―――――――――


    インデックス「失礼するんだよ………」

    垣根が病室に戻ってすぐ、一人の少女がやってきた。
    純白の修道服をきた、異国の少女。

    垣根「……どちらさまだ?部屋、間違えてねえか?」

    そう話しかけるとその少女は体をびくっと震わせ、垣根の目を見つめた。
    その目は友好的なものではなく、不審がる様子だった。

    インデックス「………テイトク。私の事、覚えてない?」

    垣根「うんにゃさっぱり。知らねえ顔だな」

    はっきりと少女へ吐き捨てる。

    424 = 423 :

    インデックス「覚えてない?テイトク、私のために料理を作ってくれたんだよ」

    インデックス「覚えてない?初対面の私を、テイトクは気づかってくれたんだよ」


    インデックス「―――――――覚えてない?私、テイトクとトウマのおかげで助けられたんだよ?」


    少女が藁にもすがるように垣根へと語りかける。

    ―――嘘であってほしい、夢であってほしい。
    そう願うかのように。


    垣根「悪いな。全部忘れちまったよ」

    だが、この一言で、垣根は希望を打ち砕く。

    425 = 421 :

    常識的な低と訓を見て心理定規は何を思うか

    426 :

    「私?心理定規、貴方の彼氏よ」

    427 :

    彼氏かーい!

    428 = 423 :

     ――――――ここで、優しい言葉をかけることも出来たのだろう。

     嘘をついて、温かく迎えてやることも出来たのだろう。


     でも、きっとそうしないほうがいい。

     このガキの事は、『上条当麻』とやらが何とかしてくれる。

     記憶を無くした俺が出しゃばって、事を難しくする必要はない。

     それがいいハズだ。

     俺のためにも、このガキの為にも。

    垣根「話はそれだけか?なら失礼するぜ」

    429 = 421 :

    心理ちゃんかわいいからていとくん喜ぶな

    430 :

    心理ちゃんかわいすぎる

    431 :

    心理掌握「……」

    432 = 423 :

     そう言った後、垣根は病室を出ようとしてドアノブに手をかけ――――――――


    インデックス「――――――全部忘れたって!」

     インデックスが叫ぶ。

    インデックス「テイトクが全部忘れたって、私が覚えてるから!!」

    インデックス「テイトクの代わりに、絶対に、ぜーーーったいに!!忘れないから!!」



    インデックス「だから―――――――――」



    インデックス「―――――――ありがとなんだよ、テイトク」

     そしてインデックスは、垣根の背中に向け深々とお辞儀をした。


     だが垣根は何も言うことなく―――――いや、何も言えずに、そのまま部屋を出て行った。

    433 = 430 :

    ヒロインみたいやで

    434 :

    一巻のifだからインなんとかがヒロインに見える不思議!

    435 = 431 :

    そりゃあ、タイトルに侵略!イカ娘!ってあるからイカデックスさんがヒロインじゃない訳なかろう

    436 = 423 :

    冥土帰し「どこかに出かけるのかい?」


    垣根「ちょっくら散歩に行ってくる。すぐ戻るさ」

     そういって病院を後にする。

     リハビリ代わりの散歩ってのも、いいもんだろう。
     

     そして病院をすこし出たところで―――――1人の男と出会った。

    上条「……垣根」


    垣根「なんで俺の名前を……ああ、お前が上条当麻、か」

     
    上条当麻。どうも、俺と一緒にさっきのガキを助けたやつらしい。

    垣根「……インデックスなら俺の病室に来てるぞ。まだいるはずだ」

    上条「……今日は、お前に言いたいことがあってきたんだ」

    437 = 421 :

    >>431
    お呼びでない

    438 = 426 :

    >>431
    心理掌握ちゃんは僕と一緒にこっちへ避難しよーね♪

    439 = 423 :

    上条「お前は覚えてないと思うし、きっと思い出すこともないんだと思う」


    上条「――――――それでも、言わせてくれ」


    そう言って少年は――――――――深々と頭を下げた。


    上条「ありがとう、垣根」
    上条「すまなかった、垣根」

    440 = 421 :

    神条さんか・・・?

    441 = 423 :

    垣根「……ったく、テメエらはそんなに謝るのが好きか?」

     そういいながら髪をかき、

    垣根「礼も詫びも要らねぇよ。俺が何を考えて、何をしたかは知らねぇが」

    垣根「そいつは間違いなく、俺が選んだ道なんだ。なら、何も気にしねえよ」

     垣根はそう言うのだった。



     そしてそのまま通り過ぎようとし―――――立ち止まる。

    垣根「…………一つだけ聞いていいか?」

    垣根「記憶を無くす前の俺は――――――どんなやつだった?」


     どうしても聞いておきたかった。

     『俺』は、一体どんなやつだったのか。

     どんな生き方をしていた人間だったのか

    442 = 430 :

    ていとくん…

    443 = 431 :

    常識知らず

    444 :

    だが待ってほしい
    ここでなくなった記憶がいつまでのかとは表記されてない
    つまり…

    445 = 423 :

    上条「――――――お前とは知り合ったばっかだったし、よくわからなかったけど」

     1つ1つ言葉を選ぶように、上条が話す。


    上条「ひねくれてて、アウトロー気取りで、冷たいところもあって、メルヘンヤロウで―――――――」





    上条「―――――――――でも、これだけは言える。お前は、間違いなく良いやつだったよ」

     上条は最後に、確信を持ってそう言い切ったのだった。

    446 = 421 :

    帝凍庫くんになるフラグはへし折れたな

    447 :

    インデックスはいつでもヒロインだろ
    原作でも、アニメでも

    448 = 421 :

    >>447
    エンディングだけはな

    449 = 423 :

    垣根「……そうか」

    よくはわからない。けれど、


    垣根「じゃあな、また縁があったら会おうぜ」

    垣根の心には、不思議な満足感があった。

    きっとこれから苦労することもあるだろう。

    でも、大丈夫だ。きっとやっていける。


    上条「ああ、インデックスも待ってると思うから。だからまた、いつか」

    垣根は歩き出し、上条を通り過ぎる。

    そして、振り返る。

    垣根「ああ、また、いつか―――――――――」


    空には、のんびりと雲が泳いでいるのだった。



    終 わ り?

    450 :

    インデックスさんは正直上条さん以外と絡んだ方が神々しい事が多い


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