私的良スレ書庫
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元スレグラハム「私の妹がこんなに可愛いわけがないっ!」
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(カスタム機とはいえあの動き、やはりパイロットは特別な人だ)
ええい!羽根付き、なんという機動性だ!
このカスタムフラッグのさらに上を行くのいうのか!?
フラッグをカスタム化したプロフェッサーのためにも退くわけにはいかんな。
(ハレルヤ、あのフラッグのしつこさに恐怖すら感じるよ……)
(あれがフラッグ……あれがフラッグファイター……)
ええい!羽根付き、なんという機動性だ!
このカスタムフラッグのさらに上を行くのいうのか!?
フラッグをカスタム化したプロフェッサーのためにも退くわけにはいかんな。
(ハレルヤ、あのフラッグのしつこさに恐怖すら感じるよ……)
(あれがフラッグ……あれがフラッグファイター……)
生まれたて時からグラハムとか。この世界のOO放映時には周りは大層驚いただろうな。
生まれた瞬間に自力で立ち上がり、「今日の私は阿修羅すら凌駕する存在だ!」と叫んだそうな
メルルフィギュアを見に行って、
「しょ、少年の人形が!少年のような青年の人形がっ!メタルな少年の人形がッ!!」
「しょ、少年の人形が!少年のような青年の人形がっ!メタルな少年の人形がッ!!」
「私はこの目で見てきた。桐乃のかけがえの無い物を。
沙織・バジーナに黒い少女。初めて桐乃が出会った、腹を割って話せる友だ。
夢中になって好きな事をする事の何を否定出来る!?」
それは私も同じだった。志を同じとする者の存在は力となる。
カタギリ、ハワード、ダリル、ヴィクトル、イェーガン、アキラ、ネフェル、ルドルフ。
ワンマンアーミーを気取った時でさえ、私の隣には良き理解者が居た。
桐乃はオタクという道において、ようやく理解者を得た。
その事は彼女の人生において、きっと大事な事なのだ。断言しようっ!!
ならば、私は親父殿と云えどもそれを否定させるわけにはいかない。
少し前までは、桐乃は私にとって理解出来ない存在と言っても差し支えなかった。
お互いのバックボーンが違いすぎた。私自身も積極的に彼女とは関わらなかった。
だが、ここ数日間の『人生相談』は良くも悪くも私の運命を変えたのだ。
敢えて言おう……彼女は……この私、グラハム・エーカーの妹であると!!
故に私は彼女を……彼女の得た物を守ろう!!
「だから……許してやれと言うのか?悪影響しか与えない下らん趣味を」
この瞬間を私は待っていた!!
「悪影響のみ……?その見解は却下させて貰おう。これを見て頂きたい!」
私は親父殿の前に桐乃の成績表、トロフィーを表彰状をつきつける。
人呼んで、桐乃スペシャル!!!
「…………」
「これだけの戦果を挙げているのは誰だ!?他ならぬ貴方の娘だッ!!」
沙織・バジーナに黒い少女。初めて桐乃が出会った、腹を割って話せる友だ。
夢中になって好きな事をする事の何を否定出来る!?」
それは私も同じだった。志を同じとする者の存在は力となる。
カタギリ、ハワード、ダリル、ヴィクトル、イェーガン、アキラ、ネフェル、ルドルフ。
ワンマンアーミーを気取った時でさえ、私の隣には良き理解者が居た。
桐乃はオタクという道において、ようやく理解者を得た。
その事は彼女の人生において、きっと大事な事なのだ。断言しようっ!!
ならば、私は親父殿と云えどもそれを否定させるわけにはいかない。
少し前までは、桐乃は私にとって理解出来ない存在と言っても差し支えなかった。
お互いのバックボーンが違いすぎた。私自身も積極的に彼女とは関わらなかった。
だが、ここ数日間の『人生相談』は良くも悪くも私の運命を変えたのだ。
敢えて言おう……彼女は……この私、グラハム・エーカーの妹であると!!
故に私は彼女を……彼女の得た物を守ろう!!
「だから……許してやれと言うのか?悪影響しか与えない下らん趣味を」
この瞬間を私は待っていた!!
「悪影響のみ……?その見解は却下させて貰おう。これを見て頂きたい!」
私は親父殿の前に桐乃の成績表、トロフィーを表彰状をつきつける。
人呼んで、桐乃スペシャル!!!
「…………」
「これだけの戦果を挙げているのは誰だ!?他ならぬ貴方の娘だッ!!」
夜遅くなってしまっても何食わぬ顔で続きを投下する…それが大人の特権だよ
「知っている。それがどうした」
「言わずとも判っているはずだ親父殿。貴方の娘はこれだけの人間だ。
そして、その人間が最も大事にしているもの。それが親父殿の否定する趣味だッ!
それが悪影響しかない?それは桐乃の人生を否定するも同じッ!!!」
「………何故、お前がそこまで桐乃を庇う?」
「見てしまったからだ。桐乃の本当の笑顔と言うものを。」
私は更に突きつける。
桐乃の過去から現在までが収められたアルバム。
全て親父殿の手によって撮られたものだ。これだけでも
親父殿が桐乃をどう思っているかなど一目瞭然!!
「それとそのアルバム、どう関係がる」
「慌てずに、次を見て頂こう」
そして更に私は1冊のスクラップブックを取り出した。
「……!!」
「これは親父殿の宝だと伺っている。」
スクラップブックには桐乃のモデルとしての活躍が
大事に切り抜かれ何十ページにも渡り保管されていた。
「貴方は娘の活躍が嬉しかったはずだ。故にこうして何よりも大事に保管している。
口では、下らないと言いながらもッ!」
「バカを言うな。娘の仕事を親が確認せずにどうする」
「フッ、その結果がこれと言うわけだ。判っているはずだ。桐乃の仕事が決して世に憚られるものではないと!」
「……そうだな。憚る必要の無い仕事だ」
「言わずとも判っているはずだ親父殿。貴方の娘はこれだけの人間だ。
そして、その人間が最も大事にしているもの。それが親父殿の否定する趣味だッ!
それが悪影響しかない?それは桐乃の人生を否定するも同じッ!!!」
「………何故、お前がそこまで桐乃を庇う?」
「見てしまったからだ。桐乃の本当の笑顔と言うものを。」
私は更に突きつける。
桐乃の過去から現在までが収められたアルバム。
全て親父殿の手によって撮られたものだ。これだけでも
親父殿が桐乃をどう思っているかなど一目瞭然!!
「それとそのアルバム、どう関係がる」
「慌てずに、次を見て頂こう」
そして更に私は1冊のスクラップブックを取り出した。
「……!!」
「これは親父殿の宝だと伺っている。」
スクラップブックには桐乃のモデルとしての活躍が
大事に切り抜かれ何十ページにも渡り保管されていた。
「貴方は娘の活躍が嬉しかったはずだ。故にこうして何よりも大事に保管している。
口では、下らないと言いながらもッ!」
「バカを言うな。娘の仕事を親が確認せずにどうする」
「フッ、その結果がこれと言うわけだ。判っているはずだ。桐乃の仕事が決して世に憚られるものではないと!」
「……そうだな。憚る必要の無い仕事だ」
「そう。そして、同様に私はこれも憚る必要の無いものと言っている!!」
私は最後の写真を突きつけた。
桐乃の出会ったかけがえの無い友人たち。
桐乃と黒い少女と沙織・バジーナがそこには映っている。
桐乃は仏頂面をしつつも、その口元は笑っている。本当に楽しそうに。
「…………」
「これが悪影響だけのものかどうか。私以上に桐乃を見てきた貴方ならば判るはずだ。」
親父殿は黙って私の突きつけた写真を見ている。
「敢えて言おう……これら全てが高坂桐乃だ。全て揃って高坂桐乃なのだっ!!」
かつて私は恩師と仲間を奪い空を汚したガンダムに対する憎しみを持った。
しかし、それを超越する程にその圧倒的な性能に心奪われた。
私自身矛盾を抱えて生きてきた。桐乃も自分の中で優等生でクラスの中心という自分と
オタクな趣味を持つ自分という矛盾を抱えている。しかし、その矛盾も含めて一人の人間なのだ!
「……お前の話は判った。下らんと言ったのは一先ず取り消してやる。
確かに俺は何も知らん。偏見で言った事は認めよう。お前に免じて、桐乃の趣味を許してやっても良い」
「その旨を良しとする」
どうやら、私は対話を成し遂げる事が出来たようだ。
言葉のみで伝える……戦うだけの存在であったかつての私では出来なかっただろう。
少年……私は少年に近づく事が出来ただろうか?
「だが……一部だけだ」
私は最後の写真を突きつけた。
桐乃の出会ったかけがえの無い友人たち。
桐乃と黒い少女と沙織・バジーナがそこには映っている。
桐乃は仏頂面をしつつも、その口元は笑っている。本当に楽しそうに。
「…………」
「これが悪影響だけのものかどうか。私以上に桐乃を見てきた貴方ならば判るはずだ。」
親父殿は黙って私の突きつけた写真を見ている。
「敢えて言おう……これら全てが高坂桐乃だ。全て揃って高坂桐乃なのだっ!!」
かつて私は恩師と仲間を奪い空を汚したガンダムに対する憎しみを持った。
しかし、それを超越する程にその圧倒的な性能に心奪われた。
私自身矛盾を抱えて生きてきた。桐乃も自分の中で優等生でクラスの中心という自分と
オタクな趣味を持つ自分という矛盾を抱えている。しかし、その矛盾も含めて一人の人間なのだ!
「……お前の話は判った。下らんと言ったのは一先ず取り消してやる。
確かに俺は何も知らん。偏見で言った事は認めよう。お前に免じて、桐乃の趣味を許してやっても良い」
「その旨を良しとする」
どうやら、私は対話を成し遂げる事が出来たようだ。
言葉のみで伝える……戦うだけの存在であったかつての私では出来なかっただろう。
少年……私は少年に近づく事が出来ただろうか?
「だが……一部だけだ」
「あのケースに入っていたような、いかがわしい物を許すわけにはいかん
これは良い悪いの問題でも、俺が偏見を持っている事も関係ない。18禁の意味を考えろ」
くっ!どうやら対話はまだ終っていなかったようだ。
確かに桐乃の年齢は14歳。これに関しては親父殿が正しい。
しかし、私はかつて誓ったはずだ。何か問題が起きた場合は、その問題は私の無理でこじあけると!!
そう……今日の私は……エロゲすら凌駕する存在だっ!!!
「違うな。親父殿」
「何が違うと言うのだ?」
「そのソフトは……【妹と恋しよっ!】はいかがわしい物などでは無いっ!!」
「貴様……この期に及んで……!」
「ならばっ!!今、それを証明しようっっ!!!」
私は最後の切り札……ジョーカーと呼ばせて貰う! それをこの手より解き放つ!!
私はノートパソコンを親父殿の目の前に差し出す。
「何のつもりだ」
「そのゲームの中身。私と共に確認して貰おう!!
私がエスコート役を勤めさせて頂く!」
「む、むぅ……」
これは良い悪いの問題でも、俺が偏見を持っている事も関係ない。18禁の意味を考えろ」
くっ!どうやら対話はまだ終っていなかったようだ。
確かに桐乃の年齢は14歳。これに関しては親父殿が正しい。
しかし、私はかつて誓ったはずだ。何か問題が起きた場合は、その問題は私の無理でこじあけると!!
そう……今日の私は……エロゲすら凌駕する存在だっ!!!
「違うな。親父殿」
「何が違うと言うのだ?」
「そのソフトは……【妹と恋しよっ!】はいかがわしい物などでは無いっ!!」
「貴様……この期に及んで……!」
「ならばっ!!今、それを証明しようっっ!!!」
私は最後の切り札……ジョーカーと呼ばせて貰う! それをこの手より解き放つ!!
私はノートパソコンを親父殿の目の前に差し出す。
「何のつもりだ」
「そのゲームの中身。私と共に確認して貰おう!!
私がエスコート役を勤めさせて頂く!」
「む、むぅ……」
私と親父殿は並んでノートパソコンの前に座る。
そして、私はDVDを起動させる。
再び会ったな……しおりッ!!!」
【妹と恋しよっ♪】
グラハム「私は君の心を奪う!!世界などどうでも良い!己の意思でっ!!」
しおり「お兄ちゃんだって世界の一部なのにっ!」
グラハム「ならば!これは世界の声だっ!!」
しおり「違う!お兄ちゃんは、自分の性欲を押し通してるだけっ!
お兄ちゃんのその歪み!あたしが断ち切る!」
グラハム「よく言った!しおりぃぃぃ!!」
しおり「うわぁぁぁぁぁあ!!」
グラハム「うぉぉぉぉぉぉ!!」
ドカーーーーーーン
fin
桐乃は結局。このエンディングには辿りつけなかった。
そう一切如何わしい描写など無い!これは私と少年……いや、しおりとの愛の物語。
そう、この私、グラハム・エーカーのみに許された特別なエンディング!!
敢えて言おう。システムすら凌駕し、既にこのソフトは私の物であるとっ!!
そして、私はDVDを起動させる。
再び会ったな……しおりッ!!!」
【妹と恋しよっ♪】
グラハム「私は君の心を奪う!!世界などどうでも良い!己の意思でっ!!」
しおり「お兄ちゃんだって世界の一部なのにっ!」
グラハム「ならば!これは世界の声だっ!!」
しおり「違う!お兄ちゃんは、自分の性欲を押し通してるだけっ!
お兄ちゃんのその歪み!あたしが断ち切る!」
グラハム「よく言った!しおりぃぃぃ!!」
しおり「うわぁぁぁぁぁあ!!」
グラハム「うぉぉぉぉぉぉ!!」
ドカーーーーーーン
fin
桐乃は結局。このエンディングには辿りつけなかった。
そう一切如何わしい描写など無い!これは私と少年……いや、しおりとの愛の物語。
そう、この私、グラハム・エーカーのみに許された特別なエンディング!!
敢えて言おう。システムすら凌駕し、既にこのソフトは私の物であるとっ!!
>>834
無理でこじ開けるものに決まってんだろ
無理でこじ開けるものに決まってんだろ
「このソフトは如何わしいものなどではない。
そして、今見てもらったようにこれは私がプレイしたものだ
それを桐乃に貸し与えていた。余りの美しい物語故にっ!!」
「貴様は……こんな……兄が妹を性欲の対象としているような物を…妹に貸したと言うのか……」
だが、私は見逃していない。
親父殿もこう言ってはいるが、この美しい物語に心動かされていたと言う事を。
「その通りだ。付け加えさせて頂くならば私はこの作品に……いや、アニメやゲームに心奪われた!
かつて……この気持ち……まさしく愛だっっっ!!!!」
「こ、この……この……」
頭部に強烈な一撃を見舞われたかのように親父殿はこめかみを抑えながら言った。
「バカ息子がっ!!勝手にしろ!!俺はもう知らん!!」
かつてないほどの大絶叫。ここまでの気迫、私が戦ってきた敵の中でも多くはない。
はぁはぁ、と肩を上下させていた親父は、私に背を向け足音を立てて去っていこうとする。
「親父殿」
「なんだっ!!!」
「敢えて聞こう。貴方はこの物語をどう思った?」
「……下らんとは言わんっ!!」
それだけ言うと親父殿は今度こそ立ち去った。
そう……今度こそ私は対話を成し遂げた。
フッ――我侭なお姫様もこの結果には恐らく満足して頂けるだろう。
大きいから。あの人の愛は大き過ぎるから……
誰か受け止められる人はいるんだろうか?
誰か受け止められる人はいるんだろうか?
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