私的良スレ書庫
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元スレグラハム「私の妹がこんなに可愛いわけがないっ!」
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私は既に見た話であるため、暇を紛らわすために、妹に問いかけた。
「以前、知り合った沙織・バジーナと黒い少女とはあれからはどうなっている?」
「う~ん……一応両方ともやり取りしているよ。メッセとかメールで」
カチカチッとマウスをクリックしながら妹はそんな返事を返してきた。
「そうか。良い友が出来たな」
「友達って言うかぁー……話し相手?
いちおー話はあうしさ。色々知らない事とか教えてくれるしー」
まぁ、役には立っているかな」
敢えて言おうそれは友であると!!
しかし、私にでも、それは素直言えないだけであると理解出来た。
「まっ……今度の休みは暇だし。またオフ会やるって言うから行ってあげてもいいかなって感じ」
そう言って笑う妹の顔を見ていると今の私、『高坂京介』の人生相談は終了したと実感する。
全ては良い方に回っている。そんな事を私はこの時考えていた。だが、そんな私の思いは
所詮センチメンタリズムであったという事を、思い知ることになる。
「以前、知り合った沙織・バジーナと黒い少女とはあれからはどうなっている?」
「う~ん……一応両方ともやり取りしているよ。メッセとかメールで」
カチカチッとマウスをクリックしながら妹はそんな返事を返してきた。
「そうか。良い友が出来たな」
「友達って言うかぁー……話し相手?
いちおー話はあうしさ。色々知らない事とか教えてくれるしー」
まぁ、役には立っているかな」
敢えて言おうそれは友であると!!
しかし、私にでも、それは素直言えないだけであると理解出来た。
「まっ……今度の休みは暇だし。またオフ会やるって言うから行ってあげてもいいかなって感じ」
そう言って笑う妹の顔を見ていると今の私、『高坂京介』の人生相談は終了したと実感する。
全ては良い方に回っている。そんな事を私はこの時考えていた。だが、そんな私の思いは
所詮センチメンタリズムであったという事を、思い知ることになる。
日曜日の夕方、私が山から帰って来ると、異変に気付いた。
静かすぎる。妙に張り詰めた空気が我が家を覆っていた。
さながら、戦場の張り詰めた空気に近いと言わせて頂く。
私は張り詰めた空気の出処を、探る。こういう時に戦いで得た感覚は役に立つ。
出処は……どうやらリビングのようだ。そして、このような裂帛の気をこの家で放てるのは……
親父殿をおいて他には無い。
「予感が当たらねば良いと言いたいが……」
既に私の第六感はこの時点で事態を予想しつつあった。
この空気の出所である、リビングの扉をこじ開ける。
「帰宅の挨拶。ただいまと言う言葉を慎んで送らせていただこうっ!!」
中に入ると妹と親父殿がテーブルを挟んでソファに座り対面している。
両者ともに無言。何をしているわけでも無い。お互いに向かいあいただ無言。
しかし、そんな事は関係ないッ!!
「私は挨拶をしている」
私のその言葉に「おかえり」と
親父殿は短くそう言うとまた黙り込んだ。
桐乃に至っては、俯いたまま反応しようとしない。
もっとも彼女は、少し前までは何度も呼びかけなければ挨拶はしなかったのだがな!
恐らくこういう状況になった原因は……やはりか。
二人の間の机の上には、『ほしくずうぃっち☆メルル』のDVDケースが置かれている。
そして開かれたケースの中には私も先日クリアした『妹と恋しよっ』が入っていた。
言わんことではない!やはり私の第六感あ告げた事態が発生している!
この状況、どう立ちまわるべきか。
静かすぎる。妙に張り詰めた空気が我が家を覆っていた。
さながら、戦場の張り詰めた空気に近いと言わせて頂く。
私は張り詰めた空気の出処を、探る。こういう時に戦いで得た感覚は役に立つ。
出処は……どうやらリビングのようだ。そして、このような裂帛の気をこの家で放てるのは……
親父殿をおいて他には無い。
「予感が当たらねば良いと言いたいが……」
既に私の第六感はこの時点で事態を予想しつつあった。
この空気の出所である、リビングの扉をこじ開ける。
「帰宅の挨拶。ただいまと言う言葉を慎んで送らせていただこうっ!!」
中に入ると妹と親父殿がテーブルを挟んでソファに座り対面している。
両者ともに無言。何をしているわけでも無い。お互いに向かいあいただ無言。
しかし、そんな事は関係ないッ!!
「私は挨拶をしている」
私のその言葉に「おかえり」と
親父殿は短くそう言うとまた黙り込んだ。
桐乃に至っては、俯いたまま反応しようとしない。
もっとも彼女は、少し前までは何度も呼びかけなければ挨拶はしなかったのだがな!
恐らくこういう状況になった原因は……やはりか。
二人の間の机の上には、『ほしくずうぃっち☆メルル』のDVDケースが置かれている。
そして開かれたケースの中には私も先日クリアした『妹と恋しよっ』が入っていた。
言わんことではない!やはり私の第六感あ告げた事態が発生している!
この状況、どう立ちまわるべきか。
「京介、ちょっと京介」
お袋殿が廊下から私に話しかけてくる。
「あんたはちょっとこっちにきなさい」
「良いだろう」
どうしてこういった状況になったのか私はお袋殿に問いただす事にした。
どうやら私と桐乃の間に起きたハプニングと同様の事が運の無い事に親父殿と桐乃の間でも発生したようだ。迂闊だぞッ 桐乃ッ!!
「京介……余り驚かないのね」
「驚いてはいるさ」
「もしかして、あんた桐乃がああいうの持ってるって知ってた?」
「見くびらないで頂きたものだな。当然知っているッ!!」
「はぁ~……本当にどうしてあの子があんなものをねぇ……あんなに怒ってるお父さん久しぶりよ」
そんな話をお袋殿としているとリビングより桐乃が飛び出して来た。
その瞳には涙が溜っているのを視認した。そして桐乃は脱兎の如く玄関より飛び出した。
追いかけるべきか……いや、ここはまずは親父殿に事の成り行きを確かめる必要があるだろう。
「きょ、京介……やめなさい」
「断固辞退する!」
お袋殿の静止を無視して私は再びリビングへと入室する。
親父殿は何故か掃除機をかけていた。フローリングの片隅にクリスタルの灰皿が転がっている。
どちらかが、この灰皿をひっくり返したと言う事か。私が目を離した間に何が有ったか語って頂くぞ親父殿!!
やがて親父殿が掃除機をかけ終わり、静かに私の方に振り返り言った。
「京介、ちょっとそこにすわ………」
敢えて言おう。既に私は座っていると。
「正座する必要は無い。ソファに座りなさい」
礼を尽くしたつもりなのだが。私はソファに座ると親父殿と対面した。
お袋殿が廊下から私に話しかけてくる。
「あんたはちょっとこっちにきなさい」
「良いだろう」
どうしてこういった状況になったのか私はお袋殿に問いただす事にした。
どうやら私と桐乃の間に起きたハプニングと同様の事が運の無い事に親父殿と桐乃の間でも発生したようだ。迂闊だぞッ 桐乃ッ!!
「京介……余り驚かないのね」
「驚いてはいるさ」
「もしかして、あんた桐乃がああいうの持ってるって知ってた?」
「見くびらないで頂きたものだな。当然知っているッ!!」
「はぁ~……本当にどうしてあの子があんなものをねぇ……あんなに怒ってるお父さん久しぶりよ」
そんな話をお袋殿としているとリビングより桐乃が飛び出して来た。
その瞳には涙が溜っているのを視認した。そして桐乃は脱兎の如く玄関より飛び出した。
追いかけるべきか……いや、ここはまずは親父殿に事の成り行きを確かめる必要があるだろう。
「きょ、京介……やめなさい」
「断固辞退する!」
お袋殿の静止を無視して私は再びリビングへと入室する。
親父殿は何故か掃除機をかけていた。フローリングの片隅にクリスタルの灰皿が転がっている。
どちらかが、この灰皿をひっくり返したと言う事か。私が目を離した間に何が有ったか語って頂くぞ親父殿!!
やがて親父殿が掃除機をかけ終わり、静かに私の方に振り返り言った。
「京介、ちょっとそこにすわ………」
敢えて言おう。既に私は座っていると。
「正座する必要は無い。ソファに座りなさい」
礼を尽くしたつもりなのだが。私はソファに座ると親父殿と対面した。
親父殿の第一声は次のようなものであった。
「京介、お前は知っていたのか」
「先ほど、お袋殿にも言ったが、見くびらないで頂きたい。当然の事だっ!」
罪人の口を割らすために研ぎ澄まされたこの世界での父の瞳。
なるほど。平凡な学生であれば、この瞳に呑まれてしまうかもしれないな。
だが、生憎私は見ての通り軍人だ。
「そうか。お前が何故知っていたかはきかん。喋るわけにはいかないのだろう?」
「良く息子の事を理解している。私はそれについては断固として答える気は無い」
「………幾多の人間を尋問してきたが……お前のような男は初めてだ」
それは褒め言葉として受け取らせて頂こう。
「俺はこういった物をお前達に買い与えた事はない。何故か判るか?」
親父殿をDVDケースを持ち上げ、アニメも中のR18ゲームも一緒くたにして言った。
「それについて考えた事は無かったと言わせて頂こう」
私自身も父にそれらをねだった事はない。
「こういう物はお前達に悪影響を与えるからだ。ニュース等でもよくやっているだろう。
ゲームをやっていると頭が悪くなる。犯罪者の家からいかがわしい漫画やゲームが見つかったと
――もちろんTVの話を全てを鵜呑みにしているわけではないがな」
どうせ碌でも無いものなのだろう。親父殿の顔はそう言っているように見えた。
「京介、お前は知っていたのか」
「先ほど、お袋殿にも言ったが、見くびらないで頂きたい。当然の事だっ!」
罪人の口を割らすために研ぎ澄まされたこの世界での父の瞳。
なるほど。平凡な学生であれば、この瞳に呑まれてしまうかもしれないな。
だが、生憎私は見ての通り軍人だ。
「そうか。お前が何故知っていたかはきかん。喋るわけにはいかないのだろう?」
「良く息子の事を理解している。私はそれについては断固として答える気は無い」
「………幾多の人間を尋問してきたが……お前のような男は初めてだ」
それは褒め言葉として受け取らせて頂こう。
「俺はこういった物をお前達に買い与えた事はない。何故か判るか?」
親父殿をDVDケースを持ち上げ、アニメも中のR18ゲームも一緒くたにして言った。
「それについて考えた事は無かったと言わせて頂こう」
私自身も父にそれらをねだった事はない。
「こういう物はお前達に悪影響を与えるからだ。ニュース等でもよくやっているだろう。
ゲームをやっていると頭が悪くなる。犯罪者の家からいかがわしい漫画やゲームが見つかったと
――もちろんTVの話を全てを鵜呑みにしているわけではないがな」
どうせ碌でも無いものなのだろう。親父殿の顔はそう言っているように見えた。
「真偽はともかくだ。悪影響があると言われている物をお前達に買ってやるわけにはいかん」
「敢えて言わせて頂こう。あれは桐乃が、桐乃自身の得た報酬により買ったものだ。」
「それはそうだな。だから俺は、アレが自分の金で買った物に関しては、それ程口うるさくいうつもりはない。
化粧品だの派手な服だの、バックだの……本来ならばああいった子供らしからぬ物もどうかと思うがな
母親と一緒になってそれが友達付き合いに必要なのだと言われれば、俺にはもう何も言えん。
勝手にしろと諦めるしか無い」
「1つ問わせて頂きたい。化粧品やバッグとアニメやゲームを同列に扱えない理由を」
「あんな世間で良くないと言われる物を桐乃に持たせておくわけにはいかん。
特にアレは俺が言うのも何だが出来た娘だ。下らん趣味にうつつをぬかしているならば
駄目になる前に道を正してやらねばならん」
親父殿の論旨はこうだ。オタク趣味は桐乃を駄目にする、だからやめさせると。
「論旨は理解した。」
「そういう事だ。」
親父殿は立ち上がり、リビングを出ていこうとした。
「しかし、納得は出来ない。私が納得出来ない以上はその論旨は間違っていると断言するッ!!」
親父殿は振り返り私の方をジロリと睨むと珍しく大声をあげた。
「京介……!これだけ言っても判らんかっ!!」
「理屈は良い。私は感情で喋っているっ!!」
「ここでお前と喋っていても無駄なようだ」
再びリビングを出ようとする親父殿。
私の第六感が告げている。このまま行かせるわけにはいかないと。
「どこへ行くつもりだ親父殿」
「桐乃の部屋を調べる。他に隠している物があるかもしれない」
「敢えて言わせて頂こう。あれは桐乃が、桐乃自身の得た報酬により買ったものだ。」
「それはそうだな。だから俺は、アレが自分の金で買った物に関しては、それ程口うるさくいうつもりはない。
化粧品だの派手な服だの、バックだの……本来ならばああいった子供らしからぬ物もどうかと思うがな
母親と一緒になってそれが友達付き合いに必要なのだと言われれば、俺にはもう何も言えん。
勝手にしろと諦めるしか無い」
「1つ問わせて頂きたい。化粧品やバッグとアニメやゲームを同列に扱えない理由を」
「あんな世間で良くないと言われる物を桐乃に持たせておくわけにはいかん。
特にアレは俺が言うのも何だが出来た娘だ。下らん趣味にうつつをぬかしているならば
駄目になる前に道を正してやらねばならん」
親父殿の論旨はこうだ。オタク趣味は桐乃を駄目にする、だからやめさせると。
「論旨は理解した。」
「そういう事だ。」
親父殿は立ち上がり、リビングを出ていこうとした。
「しかし、納得は出来ない。私が納得出来ない以上はその論旨は間違っていると断言するッ!!」
親父殿は振り返り私の方をジロリと睨むと珍しく大声をあげた。
「京介……!これだけ言っても判らんかっ!!」
「理屈は良い。私は感情で喋っているっ!!」
「ここでお前と喋っていても無駄なようだ」
再びリビングを出ようとする親父殿。
私の第六感が告げている。このまま行かせるわけにはいかないと。
「どこへ行くつもりだ親父殿」
「桐乃の部屋を調べる。他に隠している物があるかもしれない」
本当にアニメ版なんだな・・・
原作厨と思われたくはないが俺妹はアニメの面白さを1とすると原作の面白さが69くらいなんだよな
このSSは100だが
原作厨と思われたくはないが俺妹はアニメの面白さを1とすると原作の面白さが69くらいなんだよな
このSSは100だが
こういうの書くときってアニメ版のほうが楽なんだよ、アニメはある程度削ってまとめてあるから
原作から書こうと思うとまずそれなりの量から話がちゃんとつながるように自分で削ってまとめなくちゃいけない
原作から書こうと思うとまずそれなりの量から話がちゃんとつながるように自分で削ってまとめなくちゃいけない
ダメだw
どう頑張っても京介の顔がグラハムに変換されるwww
どう頑張っても京介の顔がグラハムに変換されるwww
まずいな。あそこには桐乃のコレクションがある。
親父殿であればものの数分もあればコレクションの隠し場所を探り当てるだろう。
そうなれば……言葉を尽くしても恐らく今の私と親父殿は分かり合う事は出来ないだろう。
しかし、桐乃がいない所で桐乃のコレクションが発見されるのは阻止せねばならない!
「もしも、そこに隠している物があったらどうするつもりだ」
「全て処分する。そうすればアレも眼が覚めるだろう」
「ならば私は、貴方を行かせるわけにはいかない」
私は階段を上がっていく父を追いかけ、その前に回りこむ。
「そこをどけ、京介」
「退くわけにはいかないな」
隙を見せれば、警察官である我が親父殿は私をひねり上げ押し通ろうする可能性もある。
ここは私も隙を見せるわけにはいかない。私も伊達に軍人として生きてきたわけではない。
親父殿の眼と私の眼が真っ直ぐに向かい合う。その状況が数分続いただろうか。
「もう一度言うどけ」
「ならば私ももう一度言おう。退くつもりは無いと」
「………何故だ?」
「どんな事情があろうと、本人の許可無く部屋に押し入り家探しするのは
道理に反すると私は考えているからだっ!」
何故、私がコレほどまでに妹のコレクションを庇うのか。
恐らく理由など無い。私は自分自身の感情で動いている。
親父殿であればものの数分もあればコレクションの隠し場所を探り当てるだろう。
そうなれば……言葉を尽くしても恐らく今の私と親父殿は分かり合う事は出来ないだろう。
しかし、桐乃がいない所で桐乃のコレクションが発見されるのは阻止せねばならない!
「もしも、そこに隠している物があったらどうするつもりだ」
「全て処分する。そうすればアレも眼が覚めるだろう」
「ならば私は、貴方を行かせるわけにはいかない」
私は階段を上がっていく父を追いかけ、その前に回りこむ。
「そこをどけ、京介」
「退くわけにはいかないな」
隙を見せれば、警察官である我が親父殿は私をひねり上げ押し通ろうする可能性もある。
ここは私も隙を見せるわけにはいかない。私も伊達に軍人として生きてきたわけではない。
親父殿の眼と私の眼が真っ直ぐに向かい合う。その状況が数分続いただろうか。
「もう一度言うどけ」
「ならば私ももう一度言おう。退くつもりは無いと」
「………何故だ?」
「どんな事情があろうと、本人の許可無く部屋に押し入り家探しするのは
道理に反すると私は考えているからだっ!」
何故、私がコレほどまでに妹のコレクションを庇うのか。
恐らく理由など無い。私は自分自身の感情で動いている。
「……良いだろう。俺は桐乃の部屋には入らん。」
「その代わり、京介。お前が責任を持って全て捨てるように桐乃に伝えておけ」
「断固辞退しよう」
「お前は……!」
「私は既に桐乃と約束をしている。男の誓いに訂正は無い。
一度言った言葉を曲げないのは、貴方の教えでもあるはずだ」
「…………」
親父殿は難しい顔をして考え込んでいる。
「判った。お前にはもう言わん。
桐乃が帰ってきたらもう一度俺から言おう」
そう言って親父殿は階段を降りて行った。
親父殿も私と同じく自分の言葉を曲げる男では無い。
故に、桐乃の部屋に許可無く立ち入る事は無いだろう。
私と親父殿も似たもの同士と言うことだ。この世界では親子なのだから当然か。
さて、取り敢えずの緊急事態は回避した
そして、現在の状況についても把握する事が出来た。
次は出て行った桐乃を探さなければならないだろう。
どちらにしても、親父殿が桐乃の趣味を認めたわけではない。
これは桐乃の問題だ。彼女が今、どう考えているのか。どうするつもりなのか。どうしたいのか。
それを会って確認しなければならないだろう。
家を飛び出して行った妹の行き先に心当たりはない。
当然ながら『人生相談』が始まるまで、私は妹とそこまで親密だったわけでは無い。
故に、こういう時にどこに行くかなど皆目見当がつかないと言うのが正直なところだ。
ならば!これは戦いの中で培われた勘を信じるのみ!
イノベイターである少年ほどではなくてもな!
「その代わり、京介。お前が責任を持って全て捨てるように桐乃に伝えておけ」
「断固辞退しよう」
「お前は……!」
「私は既に桐乃と約束をしている。男の誓いに訂正は無い。
一度言った言葉を曲げないのは、貴方の教えでもあるはずだ」
「…………」
親父殿は難しい顔をして考え込んでいる。
「判った。お前にはもう言わん。
桐乃が帰ってきたらもう一度俺から言おう」
そう言って親父殿は階段を降りて行った。
親父殿も私と同じく自分の言葉を曲げる男では無い。
故に、桐乃の部屋に許可無く立ち入る事は無いだろう。
私と親父殿も似たもの同士と言うことだ。この世界では親子なのだから当然か。
さて、取り敢えずの緊急事態は回避した
そして、現在の状況についても把握する事が出来た。
次は出て行った桐乃を探さなければならないだろう。
どちらにしても、親父殿が桐乃の趣味を認めたわけではない。
これは桐乃の問題だ。彼女が今、どう考えているのか。どうするつもりなのか。どうしたいのか。
それを会って確認しなければならないだろう。
家を飛び出して行った妹の行き先に心当たりはない。
当然ながら『人生相談』が始まるまで、私は妹とそこまで親密だったわけでは無い。
故に、こういう時にどこに行くかなど皆目見当がつかないと言うのが正直なところだ。
ならば!これは戦いの中で培われた勘を信じるのみ!
イノベイターである少年ほどではなくてもな!
やばい。今日戦場(コミケ)に行くのにこんな時間だ。
死ぬかもしれん。つづきは生きて返ってこれたらまた深夜に。
死ぬかもしれん。つづきは生きて返ってこれたらまた深夜に。
>>632
ノシ
ノシ
>>621 原作とアニメってどう違う?
親父とハム介がガチバトルしたらやっぱ軍人の経験の記憶持つハム介のが強いのかな
>>632あえて言おう、死ぬな!
行け!>>632!生きて未来を切り開けッ!!
軍と警察じゃそもそも体の鍛え方とか戦闘訓練の内容全然違うんじゃねぇの?
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