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元スレ木山「私の当麻がこんなに可愛いわけがない」
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親元を離れ、学園都市で生活するようになり、その数年後に私の弟もここに赴いてきた。
しかし、私達が一緒に暮らす事になるはずもなく、何故ならば……
上条「……はい」
インターフォンを鳴らしてから数秒後に気だるそうな声が聞こえてくる。
普通ならばもっと丁寧な対応をしているのであろうが、夜に来るのは私だけなのであろうか、いつも無愛想な感じをとっている。
しかし、私達が一緒に暮らす事になるはずもなく、何故ならば……
上条「……はい」
インターフォンを鳴らしてから数秒後に気だるそうな声が聞こえてくる。
普通ならばもっと丁寧な対応をしているのであろうが、夜に来るのは私だけなのであろうか、いつも無愛想な感じをとっている。
>>3
同士がいた
同士がいた
木山「当麻か? ちょっと話があるのだが……いいかな?」
上条「……何」
弟は……私と話す時はいつもこんな感じだ。私が解釈できる必要最低限の言葉しか使わないし、発音も変えない。
今の会話だってそうだ。普通なら「何?」と疑問形の形で問い返すだろう。しかし、私に対しては冷淡で、反抗期の子供のような態度をとっている。
それも仕方がない。事実、私は弟に嫌われているのだから。その原因も私はわかっている……しかし、私は、それは嫌われるような事ではないと思っていた。
それは弟の為と思ってしていた。けれど、当麻にとってはそれが苦痛だったのであろう……。ある日を境に、私の事をまるで嫌いな人に向けるような冷やかな目で見るようになり、私と会話する事も無くなっていた。
そして、私にはそれが耐え難く、何も言わずに家を出て、逃げるようにこの学園都市へとやって来た。
上条「……何」
弟は……私と話す時はいつもこんな感じだ。私が解釈できる必要最低限の言葉しか使わないし、発音も変えない。
今の会話だってそうだ。普通なら「何?」と疑問形の形で問い返すだろう。しかし、私に対しては冷淡で、反抗期の子供のような態度をとっている。
それも仕方がない。事実、私は弟に嫌われているのだから。その原因も私はわかっている……しかし、私は、それは嫌われるような事ではないと思っていた。
それは弟の為と思ってしていた。けれど、当麻にとってはそれが苦痛だったのであろう……。ある日を境に、私の事をまるで嫌いな人に向けるような冷やかな目で見るようになり、私と会話する事も無くなっていた。
そして、私にはそれが耐え難く、何も言わずに家を出て、逃げるようにこの学園都市へとやって来た。
木山「あの…さ……偶には兄弟仲良く食事でもしないか? 今日は寒いし、鍋でも食べようじゃないか! ほら! ここに来る前に材料も買ってきたんだ!」
そう言って私はスーパーの袋をドアの上にある小さな覗き穴へと近づける……。
しかし、弟は見ていないだろう……何故、そんな無意味な行動をするのかは私にもわからない……。
もしかすると、心のどこかで弟に好かれているという希望が残っているのかもしれない。
上条「……いらない」
やっぱり、辛辣な言葉で返してくる……飽く迄、私にとってはだが……。
そう言って私はスーパーの袋をドアの上にある小さな覗き穴へと近づける……。
しかし、弟は見ていないだろう……何故、そんな無意味な行動をするのかは私にもわからない……。
もしかすると、心のどこかで弟に好かれているという希望が残っているのかもしれない。
上条「……いらない」
やっぱり、辛辣な言葉で返してくる……飽く迄、私にとってはだが……。
木山せんせいに「全く君はどうしようもないな・・」とか言われながら
毎朝起きるときにキスで起こして欲しい
毎朝起きるときにキスで起こして欲しい
子供達の前でバイブのスイッチ入れられて必死に声を押し殺す木山先生マジ最高
山「そ、そんなこと言わずに……きょ、兄弟じゃないか……偶には…一緒に……」
私の言葉が途切れていく。
それは、これ以上話しても無駄だと判断したのか、それとも、弟の態度からくるものなのか、どれかはわからない。
どれでもないかもしれない。それでも、私の心境は沈んでいく。
上条「……」
プツッっと、切れる音がした。
このやり取りも、もう何回目だろう……何回あっても慣れるものではない。
慣れたくもないし、早く仲直りがしたい……私は寒い冬空の下でまた思い耽っていた。
別に寒くはない。「こっち」はもう慣れたのだから。
私の言葉が途切れていく。
それは、これ以上話しても無駄だと判断したのか、それとも、弟の態度からくるものなのか、どれかはわからない。
どれでもないかもしれない。それでも、私の心境は沈んでいく。
上条「……」
プツッっと、切れる音がした。
このやり取りも、もう何回目だろう……何回あっても慣れるものではない。
慣れたくもないし、早く仲直りがしたい……私は寒い冬空の下でまた思い耽っていた。
別に寒くはない。「こっち」はもう慣れたのだから。
もちろんクマ有りだよな?な?頼むからそうだと言ってくれ嘘でもいい
その後、何度か行く内に気付いた事があった。それは、同居人がいる事。それも「女の子」だ。
ドアの外からでも聞こえてくる騒々しい音。弟の声ともう一人、幼そうな少女の声だった。
最初は友人と思っていたがどうやらそうではなさそうだ。
上条「だぁー!! だから、噛み付くなっての!!」
インデックス「とーまが悪いんだよ! 一人だけプリン食べて!!」
ドアの外からでも聞こえてくる騒々しい音。弟の声ともう一人、幼そうな少女の声だった。
最初は友人と思っていたがどうやらそうではなさそうだ。
上条「だぁー!! だから、噛み付くなっての!!」
インデックス「とーまが悪いんだよ! 一人だけプリン食べて!!」
どういった経緯で一緒に住んでいるかは知らない。
恐らく恋人ではないだろう。少なくとも、私の知っている弟ならばそういった縁はあまりないし、二人の会話からもそのような関係である事は見えない。
まぁ……私の勝手な解釈ではあるが。
上条「いだだだだだ!! ちょ、ちょっと! やめてくだいだだだ!」
インデックス「私にかくひたばふなんだよ!!」
恐らく恋人ではないだろう。少なくとも、私の知っている弟ならばそういった縁はあまりないし、二人の会話からもそのような関係である事は見えない。
まぁ……私の勝手な解釈ではあるが。
上条「いだだだだだ!! ちょ、ちょっと! やめてくだいだだだ!」
インデックス「私にかくひたばふなんだよ!!」
さすがに遅すぎじゃね?
書きためてから出直した方が絶対良いとおもう
書きためてから出直した方が絶対良いとおもう
20分でこの量はさすがに遅すぎる
書き溜めて出直しか乗っ取り待ちだな
書き溜めて出直しか乗っ取り待ちだな
好きの反対は無関心とはよく言ったものだ。喧嘩している二人がとても羨ましく思える。
そして、感情を出すのと出さないとではこうも違うものなのか、ドアの向こうに居る弟がまるで別人のようだ。
上条「わかった! わかったから! お前の分も買ってくるから」
インデックス「本当!? なら、離してあげるんだよ!」
それは、私が帰ろうとした刹那の出来事だった。ガチャっと、ドアの開く音がした。
そして、感情を出すのと出さないとではこうも違うものなのか、ドアの向こうに居る弟がまるで別人のようだ。
上条「わかった! わかったから! お前の分も買ってくるから」
インデックス「本当!? なら、離してあげるんだよ!」
それは、私が帰ろうとした刹那の出来事だった。ガチャっと、ドアの開く音がした。
>>35
複雑な家庭環境なんだよきっと!
複雑な家庭環境なんだよきっと!
木山「あっ……」
久しぶりに対面した弟の顔は一瞬だけ少し驚き、その後、すぐに無表情へと変わった。
上条「……」
弟は避けようともせず、初めから誰も居なかったように私の横を過ぎ去っていく。
その瞬間に私は「パシッ」っと、反射的に弟の手を引っ張るように掴んだ。
久しぶりに対面した弟の顔は一瞬だけ少し驚き、その後、すぐに無表情へと変わった。
上条「……」
弟は避けようともせず、初めから誰も居なかったように私の横を過ぎ去っていく。
その瞬間に私は「パシッ」っと、反射的に弟の手を引っ張るように掴んだ。
上条「……」
何も言わず、そして、顔も動かさず、弟はその場に立ちすくむ。
弟は今どんな顔をしているのだろう……眉間にしわを寄せているのだろうか、それともやっぱり無表情のままなのだろうか。
何れにせよ嫌悪以上の感情を持っているだろう……しかし、弟は、私の手を振り払おうとはしない。その気配すら無い。何故だろう……。
そう思っていた私に弟は声を出した。
何も言わず、そして、顔も動かさず、弟はその場に立ちすくむ。
弟は今どんな顔をしているのだろう……眉間にしわを寄せているのだろうか、それともやっぱり無表情のままなのだろうか。
何れにせよ嫌悪以上の感情を持っているだろう……しかし、弟は、私の手を振り払おうとはしない。その気配すら無い。何故だろう……。
そう思っていた私に弟は声を出した。
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