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    元スレ京介「あやせ、結婚しよう」 あやせ「ほ、本当ですかお兄さん!?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×11
    タグ : - 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ×2+ - あやせ + - 京介 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 = 348 :

    くそ…!もう我慢できん!俺は突っ込むぞ!

    真奈美じゃなくて麻奈実じゃないか?

    353 = 304 :

    >>350
    くそ…もう我慢できん! 俺は突っ込むぞ!

    真奈美じゃなくて 麻 奈 実 だっつってんだろ!!!
    オマエラは本当何度間違えれば気が済むんだよ!!

    355 :

    くそ…!もう我慢できん!俺は突っ込むぞ!

    あやせ「いいですよ///」

    あやせーーーーーー!!! ドピュドピュ

    357 = 355 :

    ですぎた真似してすみません……

    358 = 294 :

    >>355-357の流れは嫌いじゃない

    359 :

    嫌いじゃないけど許さないぞっ♪

    363 :

    何気なく机の上に目をやると、案の定、桐乃はアブノーマルな趣味に没頭していたようで、
    ノートPCの画面には可愛い妹たちのCG画像が表示されている。

    「飽きねーな、お前も」
    「なんか言った?」
    「いんや」
    「あーもー……どこやったかなー……」

    教科書探しは難航しているようだ。
    手持ち無沙汰になった俺は、もう一度PCの画面を見て、ふたつのことに気がついた。
    ひとつ。俺はこの妹ゲーを、かなり前に桐乃に渡され、コンプリートさせられている。
    『絶対泣けるから!』という桐乃の太鼓判の通り、一週目のエンディング、
    妹との別れのシーンでは、不覚にも涙したことを覚えている。
    そしてもうひとつ、このゲームでは主人公の名前を自由に設定できるので、
    俺がプレイしていたときは、まあ一応、没入感を味わうために、
    ゲームの中の妹たちには『京介お兄ちゃん!』と呼ばせていたのだが……、
    今現在、目の前に表示されているテキストに「いっしょにあそぼ!京介お兄ちゃん!」という文字が躍っているのはどういう理屈だ?

    「ふー、あったあった!
     あたしくらいのレベルになるとぉ、
     教科書よりも参考書重視だからー、ついどこに直したか忘れちゃうんだよねー」

    嬉々とした表情で「はいっ!」と教科書二冊を差し出してきた桐乃は、
    俺の目線の先と、俺の表情を交互に見遣り、

    「………ッ」

    バンッ、と勢いよくノートPCの天板を閉じる。
    おいおい、もっと優しく閉めてやれよ。壊れるぞ。

    365 :

    待ってたぞぉぉぉ

    366 :

    直すって関西の方言か

    367 :

    ついに                                                                                                きたか!!
                      

    368 :

    それは言わなくていいです

    369 :

    よし!

    370 :

    371 = 363 :

    「……見た?」
    「ああ、見たよ。
     お前にしては珍しく古いゲームやってると思ったら、なんで俺のセーブデータで遊んでんだ?」
    「そ、それは……急にこのゲームのエンディングが見たくなったから!
     いちいち最初からセーブデータ作るのめんどいし、仕方なくあんたのデータ使っただけ!
     別にいいでしょ?それとも、あたしにセーブデータ使われたら、何か問題あるわけ?」

    大ありじゃボケ!
    ログ遡ったら、俺が二次元の妹たちとどんな風に愛を育んで来たかお前に丸わかりじゃねえか!
    ある日突然『あの子にあんなことして喜んでたんだ~?』なんて言われたら羞恥で悶死するわ!

    「とにかく、俺のデータを使うのは禁止な。
     つうかお前さ、俺にゲーム貸す前に、セーブデータのバックアップ取ってあるって言ってたよな?
     それ使えよ」
    「だから、いちいちセーブデータ移動させるのめんどくさいって言ってんじゃん!」
    「恥ずかしいんだよ。お前だって自分のセーブデータでログ見られたら嫌だろうが!」
    「……うっさい!これ以上グチグチ言うんなら、教科書貸さないから!」

    桐乃は教科書を抱きしめる。
    こうなると俺は折れるしかない。兄貴の威厳もへったくれもねえな。

    自室のベッドに寝っ転がりたい誘惑に抗い、文机に着く。
    一悶着あったものの、なんとか桐乃から教科書を借りることができた。
    いざ開いてみると、大きなフォント、分かりやすい文章、まさに中学生向けといった内容に、頬が緩む。
    家庭教師をしたことのあるやつなら分かるだろうが、
    後になって振り返る中学生レベルの問題は、欠伸が出るほど簡単だ。

    372 :

    支援
     
    現役学生じゃなくなると簡単のはずの回答が意外に出てこなくてな…
    さらに人に教えるとなると中途半端な知識だと無理ってことを講師のバイトで教わった。

    373 :



    人に教えるには三倍理解してる必要があるっていうしな

    374 = 363 :

    「相似に……二次方程式ね……懐かしいな」

    あやせに教えてもらった試験範囲と教科書を照らし合わせ、
    これから一ヶ月で最も効率よく、あやせの頭に数学と理科の知識をインプットする計画を立てる。
    さすがに一週間でこれだけ進むとあやせたん困っちゃうかな?
    いやでも俺が手取り足取り教えてあげれば、あやせたんなら……。
    ノッてくると楽しいもので、教科書と睨めっこするのが全然苦にならない。
    こうして夜は更けていった。



    明日リアルで試験あるから今日は書けても9時くらいまでだわ

    376 :

    じゃメシ抜きな

    377 :

    試験前だから勉強しようなんて間違ってる
    普段と同じ自然体で受けてこそ正しい学力がわかるってもんだ
    教師の教え方が糞でも教科書ちゃんと読んでれば、ど忘れしても最低8割は軽く正解とれるだろ

    378 = 376 :

    そもそも試験前だってのにノンビリ飯食いすぎだろ

    379 :

    試験勉強や受験勉強って本当にやってる奴いるの?

    380 = 362 :

    普段やらないからテスト前困るんだって桐乃が言ってた気がする

    381 :

    >>374
    いやそれは流石にヤバイって話しじゃねえだろ

    382 :

    >>379
    現在進行形で

    >>1
    試験頑張れよ

    383 = 363 :

    さてやって参りました家庭教師二日目。
    前回の教訓を生かし自転車であやせ家を訪問した俺は、
    例によって森閑な廊下を歩いて階段を上り、
    あやせのお部屋に足を踏み入れたところで罪人の証を装着した。

    「じゃ、まずは数学の教科書の、72ページを開いてくれるか」
    「はい」

    お互い恒例行事にコメントせずに、勉強モードに入る。
    そう、これが俺とあやせの当たり前の日常――って冷静に考えたら嫌だよそんな日常認めたくねえ。

    「どうしたんですか?」
    「なんでもねえよ。開けたか?
     したらさ、そこに公式が載ってるだろ?
     その公式見ながら、次のページの練習問題を解いていってくれ。
     わかんなとこがあったら、すぐに言ってくれればいいから」
    「……はい」

    殊勝な態度で頷き、ペンを片手に問題に取りかかるあやせ。
    その対面で、俺は大学入試の対策本を広げ、自分に課したノルマに着手する。
    それから10分経ち、20分経ち……。
    時折視線を転じて様子を伺っていた俺の思いやりも虚しく、あやせは黙々と問題を解き続けていた。
    なんだ。意外と自分一人の力で、勉強できてるじゃんか。
    そんな感想を抱いたのも束の間、ちら、とこちらを盗み見たあやせと目が合う。

    「どうだ、順調か?いまんところ、何問解けた?」
    「……問題の2番が難しいです」

    ははーん、2番ね。確かに昨日見た感じじゃ、章末問題の大問2は捻りがきいてたっけな。
    あやせが詰まるんじゃないかと思って、予め解説まで考えておいたポイントだ。

    384 = 361 :

    無理しない程度に頑張れ

    385 = 363 :

    「ああ、そこはな……あれ、あやせ、ページ間違ってねえか?」

    あやせはきょとんとした顔で言った。

    「えっ、このページで合ってますよ?
     わたしが分からなかったのは、この、練習問題3のかっこ2なんですけど……」

    ああ、そっちの2ね。
    オーケー、謝るよ。初っぱなからあやせを放置した俺が悪かったよ。
    でもさあ、お兄さんさあ、もう少し早くSOSのサイン出して欲しかったなあ。

    「あともう少しで閃きそうだったんです。
     ほら、数学はインスピレーションが大事って言うじゃないですか?」

    それは大学数学の証明とかでの話だよ!
    中学数学なんて公式の応用で式作って値放り込むだけじゃねえか!……とは言わない。
    俺も中学生の時分は、数学が大の苦手だったんだよな。
    そっから麻奈美につきっきりで教えてもらって、なんとか今の高校に入れたんだ、あやせのことは笑えねえよ。
    俺は言った。

    「なあ、体近づけてもいいか?……睨むなよ、教科書を見ながら教えるためだ。
     対面からじゃ、色々とやりにくいだろ」
    「そ、そういうことなら……」

    386 :

    試験頑張ってくれ

    取りあえず明日は登校したら
    地獄のミサワ風に予防線を張っとかないとだな

    387 = 381 :

    俺昨日SS書いてたから勉強できてないわー
    かー、マジやべえ、VIPでSS書いてたわー、かーっ
    しえん

    388 = 363 :

    承諾を得たところで、距離を詰める。
    あんまり最初から飛ばしすぎると警戒されるからな、ふっ、今日はこんなところか。
    俺の右肩とあやせの左肩までの距離は目測で40センチ。
    間違っても触れあうことはない。

    「くそっ、いつか『偶然手と手が触れあって熱く見つめ合う二人』イベント起こす……!」
    「心の声がだだ漏れですよ、お兄さん。 
     あとちょっとずつ体を寄せてこないで下さい、気持ち悪いので」

    バレるの早っ!?
    あやせさんは大層素晴らしい観察眼をお持ちなんですね!



    あやせの隣で真面目に勉強を教え始めてから、早一時間。
    今は休憩時間で、あやせは
    『お茶とお茶請けを持ってきます。下着を漁ったりしたら、どうなるか言わなくてもわかりますよね?』
    と言い残し一階に降りていった。
    部屋に一人残されたことは以前にもあるが、
    ベッドに繋がれていたあのときと違って、今の俺は自由の身だ。
    ここは――

    1、いいつけを守る
    2、あやせの携帯を触る
    3、あやせの箪笥をあさる

    >>391

    394 :

    お前ら早すぎだwww

    395 = 379 :

    >382
    すげー、実在したんだ
    アニメの中だけかと思ってた
    マジ尊敬

    396 :

    お前らどこに潜んでたんだよwww

    397 = 363 :

    あやせの箪笥を漁ろう。
    あやせの去り際の言葉を冷静に斟酌してみれば、あれがあやせなりの照れ隠しであったことは明白だった。
    わざわざ『下着を漁ったら~』と口に出して言う辺り、
    あやせは心のどこかで、俺に下着を漁られることを望んでいるに違いない。
    今日の俺は一段と冴えてるね。

    「まだまだ上がって来ないよな?」

    俺は抜き足差し足ドアに近づき、耳を当てて廊下の様子を伺った。
    足音、ナシ。漁って、ヨシ。
    一段目、いっきまーす!

    「ふむ……」

    現れたのは、色別に整頓されたTシャツやカットソー。
    ふんわりと漂う石鹸の香りがたまらねえ。
    だが、俺の探し求める黄金郷(エルドラド)はここじゃない。
    続く二段目。

    「はぁ……」

    スキニーやフレアスカート、デニムのホットパンツの数々に嘆息せざるを得ない。
    ボトムスコーナーに用はねえ。
    三段目。

    「ここも違うか……」

    ワンピースやオールインワンといった上下一体型の服が主に収納されている。
    が、やはりここも理想郷(ユートピア)と呼ぶには値しない。
    そして――ついにやってきた最終段。

    398 :

    あやせたんの魅力は桐乃や地味子などの他キャラにないコケティッシュかつセンシュアルなところ
    あやせたんとちんちんかもかもしたい

    399 :

    ちんちんかもかも――男女が仲むつまじくしているさま。いちゃいちゃしていること。


    ぱにぽにで知ったわ。この言葉

    400 = 381 :

    しえん


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