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    元スレ佐天「蟲が見える能力かぁ」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - とある + - スクールランブル + - 佐天 + - 蟲師 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 = 237 :

    蟲師は性質に対して素直なだけに
    原因がわかってもどうしようもないことがあるからな

    304 = 119 :

    ―――翌日

    佐天「さーてそれじゃ今日も頑張って調査に行きますか」




    佐天「―――うぅん、ほかの蟲に聞いても駄目か」

    佐天「というかあいつらめ、言うことはだいたい『お腹すいた』とかばっかなんだもん」

    佐天「こう言うのもなんだけど蟲は蟲かー」

    佐天「仕方ない、あんまり森の中へ入っていくのは嫌だけど、進展なさそうだし行ってみますか。日もまだ高いし」




    佐天「迷った……」

    305 = 119 :

    佐天「く……さほど広くないと油断していた……」

    佐天「とは言っても学園都市内のただの公園―――方角を変えず直進すればどこかに出るはず」

    佐天「こっちに直進してみるかな」


    佐天「ふぅ……慣れてないと歩きづらい。もともと道の無い場所を歩いてるんだから、余計に体力をとられる」

    佐天「それにしても、おかしいな。さっきまでまだ日が高かったと思ったのに、随分暗くなってきた」

    佐天「思ったよりも時間がかかってるのかな。急がないと」


    佐天「はぁー……はぁー……おかしい……もう随分歩いたのに、全く出られない……」

    佐天「辺りも完全に真っ暗になっちゃったし、何の光も見えなくなっちゃったな」

    佐天「……何の光、も?」

    306 = 119 :

    佐天「蟲の光さえない……そんなことって、あるわけが―――ぁ」

    佐天「―――しまった。なんで気付かなかったんだろ」

    佐天「夕焼けにもならず、どんどん暗くなってくなんてありえない……常闇に捕まっちゃったのか、私」

    佐天「まずいな、確か、対処法は―――自分の名前を思い出すこと、だ」

    佐天「私の、名前は、


    ①佐天涙子
    ②左天涙子
    ③佐天桜子

    >>307

    308 = 237 :

    1に決まってるだろ

    309 = 273 :

    あちゃー

    310 = 276 :

    きっと第四波動を打ってくれるさ…

    311 = 119 :

    佐天「―――左天、だっけ」

    ギンコさん「落ちつけ、惑わされるな」

    佐天「うわっ、誰ですか?」

    ギンコさん「通りすがりの蟲師だ。同業者だな。それよりアンタは奴らから指名されちまったんだから
            こんなとこで終わってんじゃねえよ」

    佐天「……?あの、どういう―――」

    ギンコさん「さあ行け。コイツは俺がなんとかしとく」

    佐天「え――――」




    佐天「夢かっ!?」バッ

    佐天「ぁ……と、ここは、」

    佐天「公園のベンチ―――そうだ、私、確か常闇に捕まって……う、駄目だ、そこから先が思いだせない」

    佐天「名前を思いだしたから抜けられたのかな」

    312 = 242 :

    ギンコさんかっけぇ

    313 = 119 :

    佐天「……って、うわ、1時!?まっず、よく危ない人とかに襲われなかったなー私」


    常闇「」


    佐天「あ……池の方に常闇が来てる」


    常闇「」

    銀蠱


    佐天「……あの光は―――ああ、そうだ。思いだした。名前はないけど、誰かは銀蠱って呼んでたっけ」

    佐天「銀蠱……ギンコ……なんだろ、この名前、すごく聞き覚えが―――気のせいかな」


    佐天さんがあの蟲師に出会ったようです   おわり

    すまんあまりに話作れなくてギブアップ。
    まだ続けさせてくれるなら>>315
    もういいよってんなら腐酒書いて終わる。

    314 = 232 :

    さっすがギンコさんクールに去るね。乙
    安価下

    315 :

    過労死するまで書かしてやんよ!

    316 = 276 :

    花惑い

    317 = 119 :

    なるほど、潮わく谷か。
    これならなんとかなるかな。

    318 = 273 :

    まだまだスレは残ってるぜ?
    終わりには早いようだ

    319 :

    この3日間楽しませてもらってるぜ
    がんばれよ

    320 :

    >>267
    そういう、佐天物でありがちなテンプレ展開とかいらんし。
    主人公が能力失うとか、負けて改心するとか、はっきり言って面白くない。

    321 = 119 :

    固法「それじゃ、今日のパトロールはこれまでね」

    初春「はいっ、お疲れ様です」

    固法「それじゃ支部に帰って今日の報告書書きましょうか―――ん?初春、何か聞こえない?」

    初春「はい?……確かに――これは、泣き声、ですかね?」

    固法「森の中から?怪我でもしたのかしら、ちょっと見てくるわ」



    赤ん坊「あああああああああああああああああ」

    固法「赤ん坊……!?なんでこんなとこに……!」

    初春「固法せんぱーい、何が―――わぁ、赤ちゃんですね、かわいいー」

    固法「馬鹿、かわいいじゃないでしょうが」

    初春「あいたっ。そ、そうでした!これってどういうことですかね……」

    固法「とにかくここに放っておくわけにもいかないし、支部へ連れていくわよ」

    初春「はーい」

    322 = 242 :

    タイトルで覚えてるのは旅する沼しかないな

    323 = 119 :

    初春「」ウズウズ

    固法「……どうしたの、そんなにこっち見て」

    初春「私にも抱かせてくださいっ!」

    固法「だーめ。赤ちゃんって以外と重いのよ?初春は腕立て10回も出来ないんだから、そんな腕に大切な命を預けられません」

    初春「う……それを言われると」



    ―――。

    白井「それで連れ帰ってきたと」

    固法「それしかなかったからね」

    白井「おおかた不純異性交遊の末出来たけれど育てることが出来ないとして放置したんでしょうね」

    固法「まぁそうでしょうね。困ったもんだわ」

    初春「それで、その子どうするんですか?」

    固法「置き去りの施設へ連絡するわ。それくらいしか出来ることないし。まさか育てるってわけにもいかないでしょ?」

    324 = 119 :

    赤ん坊「……ふ、ふええええええええええん」

    初春「泣きだしましたよ?」

    白井「さっきまでおとなしかったですのに……お腹でも空いているんでしょうか」

    固法「ん、困ったわね。白井、悪いけどテレポートで哺乳瓶と乳児用粉ミルク買ってきて」

    白井「こっ、この歳で、この都市でそんなもの買うと変な噂がつきそうなのですけれど……常盤台の人間が、とか」

    初春「あはは、大丈夫ですよ白井さん。そんな幼児体型で誰も出産しただなんておもいま痛っ!?」

    白井「体系のことを貴女に言われると腹が立ちますのよ……そうですの、固法先輩のその豊満なおっぱいならおっぱいがいっぱい出るんじゃありませんの?」

    固法「ぶっころすぞ」

    白井「ひっ……すみませんですの……」

    固法「下らないこと言ってないで早く行ってきなさい」

    初春「わーい隙ありー」むにゅっ

    固法「初春とて容赦せんっ」べしっ

    初春「地面にたたきふせられたっ!?い、痛いです固法先輩……」

    固法「全く、ふざけてるからこうなるのよ」ジワ


    固法「……じわ?」

    325 = 119 :

    初春「?どうしたんですか胸押さえて。そんなに強く掴んだつもりはあいたたたたたたギブギブギブ!!」

    固法「ん……ちょっとトイレ」



    固法「母乳が出てる……だと……!」

    固法「……どういうことなの」



    ――――。

    白井「そんなこんなであの乳児は施設へ引き取られていきましたの」

    初春「元気に育ってくれるといいんですけどねぇ」

    白井「一番いいのは捨てた人間が良心の呵責で名乗り上げてくれることですけれど。まあそれはそれで、身勝手な気もしますが」

    初春「学生じゃ育てていくお金もないでしょうし……どうしたんですか固法先輩、さっきから胸押さえて黙りっぱなしで」

    固法「え?い、いやぁ、なんでもないわよ?あ、そうだ、急用思い出したから報告書おねがい!ごめんね?」

    白井「はぁ……まぁ、いつも遅くまで残ってくださるからそれくらいはいいですけれど」

    固法「ありがと、じゃあお先に」

    326 = 119 :

    ―――。

    ルームメイト「―――ほほう、なるほど」

    固法「どういうことだと思う?」

    ルームメイト「さぁ……そういった病気でもあるのかしらね」


    ルームメイト「というわけで、ぐぐってみたけど、特発性乳汁漏出症ってのがあるらしいわよ」

    固法「ストレス、睡眠……特に原因になるようなことにはなってないはずだけど」

    ルームメイト「乳首への刺激過多、ってのもあるわよ?もしかしてオナニーのしすぎあいたっギブギブギブ!!!」

    固法「恥ずかしいこと言わないの。とにかく、明日にでも病院に行ってくるわよ」

    ルームメイト「ソ、ソウシテクダサイ……あ、今日のご飯当番あんただからね。忘れないでよー」

    固法「わかってるって」

    327 = 119 :

    ごめちょっと一時間ぐらい出なきゃいけない用事が出来たから行ってくる。
    この話は結構簡単に書けそうだなー

    328 = 273 :

    乙乙
    いてら~

    331 = 319 :

    332 = 119 :

    固法「―――」トントントン

    固法「―――あいたっ」

    固法「やば、包丁で指切るなんて何年ぶり―――え?」



    ルームメイト「だーれーかのーたーめにーいきてーこのーときーがすべてーでーいいでしょうー」

    固法「ねぇねぇこれ見て!」

    ルームメイト「ん?どったの。指でも切った―――何それー」

    固法「ちょっと舐めてみたけど、これ血じゃなくて、その、」

    ルームメイト「乳白色の液体っちゃあ、あれだよね……って、なんで血じゃなくてそんなのが?」

    固法「私にもわかんないわよ……変な病気か何かかしら」

    ルームメイト「赤血球が壊れてるってんなら大変な話だし、どうする?急患ってことで今から病院いっとく?」

    固法「そうねぇ……」

    335 = 119 :

    ―――。

    御坂「急患です、とミサカは報告しつつ調査書を渡します」

    医者「……これはまた奇妙な病気だね?とにかく検査してみないとわからないから、検査室へ」

    御坂「わかりました、とミサカは部屋から立ち去ります」



    御坂「どうぞ、まずは全身をスキャンしますからこちらへ、とミサカは部屋へ案内します」

    固法「……ねえ、御坂さんよね?」

    御坂「他人の空似ですよ、とミサカはしらを切ります」

    固法「いや、自分で御坂って言っちゃってるし」

    御坂「実は双子の妹なのです、とミサカはあながち嘘でもない嘘を吐きます」

    固法「嘘て」

    336 :

    これ固法さん死ぬしかなくね?

    337 = 119 :

    ―――。

    御坂「検査完了です、とミサカは報告書を手渡します」

    医者「……異常無し?」

    御坂「ええ、機器の不具合もありませんでしたから、その診断に間違いはないはずです、とミサカも同じく首をかしげます」

    医者「突然母乳が出てきて血まで変化した、ね?最近こういうよくわからない病気が多いね?」

    御坂「ええ、全くですね―――また彼女に頼るしかありませんか、とミサカは携帯電話を取り出します」

    医者「悔しいけど僕じゃどうにもならないからね?」




    佐天「こんばんはー」

    御坂「こんな時間に申し訳ありません、とミサカは呼び出したことについて謝罪します」「

    佐天「気にしないで気にしないで。それで、その患者さんってのは?」

    御坂「あちらの部屋にいらっしゃいます、とミサカは案内します」

    338 = 320 :

    固法さんの呼び方は、基本的に名字に"さん"付けじゃね?

    339 = 119 :

    佐天「失礼しまーす」

    固法「佐天さん、どうしてここに」

    佐天「呼ばれたからですよ。患者さんって固法先輩のことだったんですね」

    固法「呼ばれたって……どうして佐天さんが」

    佐天「話が長くなるのでそれはまあ置いときましょう。それで、どんな症状なんですか?」

    固法「えっと、ね―――」


    固法「―――というわけなの」

    佐天「ほほう……突然おっぱいから」

    固法「いやそこは重要じゃなくて、血が、母乳に変わってるってことなんだけど……」

    佐天「ちょっと絞ってみていいですか?」

    固法「ぶっころすぞ」

    佐天「いやいや、いやらしい意味じゃなくて、どういうものか実際に見てみないとわかりませんし」

    340 = 119 :

    >>338
    そうだったっけ。レールガン5巻の四コマで確認したら初春のことを「初春」って呼んでたから。
    俺も固法先輩が「白井」って呼んでるとこ想像できなかったけどさ。まぁこまけぇこたぁ蟲の仕業なんだよ

    341 = 119 :

    固法「ああ、そういうこと」

    佐天「ええ。別に固法先輩のいやらしい胸からいやらしい汁が溢れてくるのを堪能したいとかじゃなくあいたたたたたたごめんなさい!!」

    固法「全く……ちょっとだけよ?」



    佐天「……確かに、母乳ですね」

    固法「あんまりまじまじ胸を見て言われると恥ずかしいんだけど……」

    佐天「(……おかしいな。蟲の声は聞こえない。気配もないけど、なんていうか、におい?みたいなのはあるんだよね)」

    佐天「(固法先輩が蟲の影響を受けてることは間違いないけど、骸草や野錆みたいにとりつかれてどうこうなってる、ってわけじゃないみたいだし……)」

    佐天「(さて、どういうことか……こういう時は、僅かでもいいから原因っぽいものを当たっていったほうがいいかな)」

    佐天「先輩、おっぱいが出るようになる前、何か特別なことってしましたか?」

    固法「特に何もしてないはずだけど……何時も通りに風紀委員のパトロールをして、そこで赤ちゃんみつけて」

    佐天「アカサン?」

    固法「捨て子よ、おおかた勝手に生んで育てられないからって捨てたんだと思うけど」

    342 = 273 :

    黒子「白井さん」だな

    343 = 119 :

    固法「放っておくわけにもいかないし、抱いて支部まで帰って、施設に引き取ってもらったんだけどね」

    佐天「なるほどー」

    佐天「……んー、まぁわかりました。明日になったら、一度固法先輩の今日の動きをトレースしてみましょう。
        行った場所、やったことを見たら、もしかしたら何かわかるかもしれませんし。明日は時間ありますか?」

    固法「学校が終わってからならいくらでも大丈夫よ?」

    佐天「ん……いえ、学校はさぼりましょう」

    固法「えっ」

    佐天「蟲なんてわかんないことだらけですからね、出来るだけ早く手はうった方がいいですよ」

    固法「蟲……?」

    佐天「診断の一環ってことで学校に連絡してもらいますから。というわけで妹さんお願いします」

    御坂「了解しました、とミサカは実はさっきまで横にいたんだぜということをアピールしつつゲコ太医者の元へ向かいます」

    佐天「まぁ任せといてください。なんとかしますから」

    固法「はぁ……」

    344 = 119 :

    ―――。

    固法「―――って感じで、授業終えて支部へ向かったのよ」

    佐天「ふぅん……今のとことくにおかしなとこはないですね」



    固法「それで、初春さんとパトロールしてる最中に、あの森の中で赤ん坊をみつけたの」

    佐天「……まーた森の中か」

    固法「え?」

    佐天「ああいえ、なんでもないです。その赤ん坊が捨てられてた場所に案内してもらってもいいですか?」

    固法「それは構わないけど」



    固法「ここよ」

    佐天「(蟲の気配……けど、もう随分とたってる)」

    345 = 273 :

    しえん

    346 = 242 :

    おっぱいおっぱい

    347 = 231 :

    潮わく谷?綿胞子?

    348 = 119 :

    佐天「(むぅ……てことは、そのアカサンに一度会ってみないとどうにもならんかね)」

    固法「何かわかった?」

    佐天「え?ああ、そうですね。そのアカサンを見せてもらっていいですか?」

    固法「ん、ちょっと待ってて。施設に電話してみるから」


    ―――。


    佐天「これが例のアカサンですか……」

    赤ん坊「」スヤスヤ

    佐天「(……ん。甘い、香り……?これは、確か―――乳潮、だっけ)」

    佐天「……だとしたら、これ以上近くにいるのは危険、か」


    ―――。

    固法「どう?」

    佐天「原因はあのアカサンですね」

    349 :

    佐天「乳潮って蟲で、生まれたばかりの獣……まあ今回は人間でしたけど、そういうのに寄生して、母親の体液を
        おっぱいに変える蟲です。ああ、そんな目で見ないでください、固法先輩が母親じゃないってことはわかってますけど、
        抱きかかえてる間に蟲に影響されたんだと思いますよ?」

    固法「その蟲っていまだに何かわからないんだけど……」

    佐天「どんとしんく、ふぃーる」

    固法「はぁ……」

    佐天「とにかく、まずはあのアカサンに蟲下しを飲ませて乳潮を体外へ出します」

    固法「それで私のコレも治るの?」

    佐天「いやぁ、どうかな」

    固法「えっ」

    佐天「ちょっと記憶にあるのと症状が違うんですよね。普通こんなに早く血液が変化したりしませんし、
        ちょっと抱いてただけで影響されるってあたりもどうにもおかしいです」

    佐天「とは言っても、固法先輩の体に蟲は寄生してませんから蟲下しなんてつかっても意味ないですし」

    佐天「まぁ、まずは本体を叩きましょう」

    350 = 349 :

    すまん、風邪ひいたっぽい。ちょい休む。
    くそっ、どんどん進行速度が低下してるな……申し訳ない。
    しかしどうオチつけるかなこのスレ


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