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    元スレ唯「さばいばる!」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - サバイバル ×2+ - 良スレ + - お漏らし + - かずにゃん + - けいおん! + - たま + - ばいはざ + - ほうかごティタイム + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 86 :

    いいから書け

    102 = 86 :

    ほっち

    103 :

    こういうのやらなきゃいけないのはわかるが、
    そうすると逆に騒音だって騒いだりする住民がいるのも事実

    なんつーかこれがベストな対策とは思えないんだがどうよ?

    104 = 95 :

    えっ

    105 :

    梓と澪を生かすか悩む→書き溜めてない→txt開けない()笑

    107 = 30 :

    やりゃあいいんだろ、やりゃあ

    知恵袋先生ありがとうございました!

    108 = 30 :

    火は楽しみである。そう火遊びは楽しい。
    それは少年少女はもちろん大人にも言えることだ。
    ろうそくに火をつけたり、枯れ木を燃やすのに人は言い切れぬ高揚感をえる。
    本能が火の慰みをもとめるのだ。

    さっそく水溜りの水を薬缶に入れて煮沸を始める。
    二人は作業着やら何やらをやや下流の水で洗って火干しを始めた。
    梓も澪も火にまきをくべる作業が楽しくて仕方がないようで、
    服を乾かす間にかまどをもうひとつつくり、予備の火として保存することとした。

    梓と澪は火の楽しさを十二分に堪能し、薬缶の中身が沸騰すると、
    かまどから薬缶をはずして、じぶんたちは食べられそうなものを探しに歩いた。

    109 = 30 :

    「たんぽぽがたくさんありますね」

    二人があたりを散策すると、タンポポが群生しているのを見つけた。
    梓が葉を何枚かつむと、虫食いもなく鮮度もいい。

    「晩御飯はきまりましたね」

    「ちょっと待て、たったんぽぽなんて食えるのか?」

    「食べたことはないですけど、大丈夫らしいですよ」

    中東などではタンポポは食用にされる。
    日本でも揚げて食べるケースは多い。

    「わざわざ食べなくても……」

    「私は食べます。この暑さでお腹に物を入れてなきゃ、最悪死にます」

    「そんな、大げさな……、第一おなかこわしたらどうするんだ?」

    110 = 30 :

    グウゥーと何とも間抜けな音が澪の腹から響く。

    「とりあえず、二人分作りますから。食べたくなったら言って下さい」

    「ううっ、私も一緒に作ってたべるよー」

    素人にとって野草は簡単に取れる栄養源の最たるものだ。
    獣や魚などをとれるなら、野草はサブの食糧だが。
    大の大人でもそうかんたんに狩猟はできない。
    ましてや女子高生の彼女たちには土台無理な話だ。

    食糧に富んだ唯たち三人に対し、不利なように見える二人だが、
    このタンポポ食は思わぬ点で唯たちよりも有利な状況を生み出した。

    113 = 30 :

    みおみおとあずにゃんの拾いものリョウリショー!!!

    「というわけで、このタンポポをどう調理するんだ?」

    「まずはきれいな葉っぱを選び、それを水を入れたなべにぶち込みます」

    「豪快だな」

    「いえ、決して豪快じゃないですよ。あく抜きですから、五分ごとに水を入れかえて苦みを抜きます」

    「何回変えるんだ?」

    「最低五回くらいです。多分」

    筆者はあく抜きを怠ったがために苦い思いをしたのをここに付記する。
    ドレッシングなどの調味料がない場合はあく抜きは必須だ。
    タンポポは十分にあくをぬいても苦みがはっきり残るため、この作業は大事である。
    水溶性ビタミンが溶け出してしまうことなど気にせず、
    ひたすら水にさらしてえぐみをぬくことに専念すべきだといえよう。

    114 = 30 :

    「あく抜き終了!」

    「ずいぶん早いですがまあ気にしませんよ。その間にわかしておいたお湯に葉っぱをさっとくぐらせます」

    「葉がくたくたになるまでやってもいいぞ」

    「今回はお腹に優しくなるようにくたくたになるまで火に通しました」

    「で、次はどうするんだ?」

    「終了です」

    「へ?」

    「だから終了です」

    「味付けとかは?」

    「醤油はおろか塩もないです。ですからこれで完成です」

    「……」

    料理名
    たんぽぽのはっぱのあくをぬいてゆでたの

    115 = 30 :

    「じゃ食べてみるか……」

    「見た目はいまいちですけど多分味もいまいちですよ」

    「テンション下がるなあ……」

    気づけば日もだいぶ下がり、昼の三時くらいだろうか、
    とりあえずはおやつという名目でいいのだろうか。
    かけた茶碗に入ったくたくたの葉っぱと湯呑には煮沸した水。
    貧しい食卓ではあったが、とりあえずは食べられるものがそろった。

    「いただきまーす」

    「苦いし青臭いな、これ……」

    「そうですか?思ったよりいけますよコレ」

    くたくたの葉っぱは得体の知れぬ青臭さがあったが苦みはそこまでくつうではない。
    山菜的な苦さで、好きな人は好きだろう。
    長いあく抜きが功を奏したのか残るような苦さはない。
    舌触りはしょうしょうざらついたが、奥歯でしっかり噛んで飲む。

    116 = 72 :

    澪がただの穀潰しだなwww

    117 = 30 :

    当初抱いたほどの野草への嫌悪感もなく、案外食べ切れた。
    なかなかの量をたべたことで腹も膨れて気分もよくなる。
    水は生ぬるかったが渇いたのどは潤せたし、
    冷たすぎる水はお腹によくないのでよしとすべきだろう。

    「結構、食べたな」

    「ええ、少なくとも飢餓の心配はなさそうですね」

    タンポポには様々な薬効がある。調理法のせいでビタミンはあまりとれないが、
    ありあまって十分の利尿作用と胃腸の調整の効果がある。
    つまりは海水をのんだ腹からの排泄がよりスムーズにいき、
    なれないストレスで極端に荒れるであろう胃腸の保護にもなるのだ。
    筆者は三日間タンポポをたべて生活していたが、
    胃腸がだいぶ強くなり、べ塗りやすくなったような気さえもする。

    118 = 105 :

    お前は三日間どんなとこで生活してたんだよ

    119 = 30 :

    素人判断で野草を食すのは本来は危険である。
    タンポポのようなよく知ってる草でも注意が必要だが、
    知らない草を通ぶって食草とするべきではない。

    「どうしますか?まだ太陽から昼ぐらいですが上流に向かって探索を続けますか?」

    「いや、このさきどれだけあるのかも分からないし、靴や服が乾いてからでも行動は遅くない」

    「ですね、暗闇をむやみやたらと歩き回っても探しようがないです」

    「それよりも、小屋の中を探索して、周囲の食べられそうなものを探すのが先だろう」

    「あと肌着もほしいですね、さすがに水着のままじゃあちょっと」

    火でだいぶ乾いてはいたものの、水着は動きにくい。
    食事が終わって、今後の予定を話した後、
    二人はともに恥ずかしそうに川の下流で用を足し、
    顔を真っ赤にしながら帰ってきた。
    爆音は川の音にかき消され、ほとんど聞こえなかった。

    120 = 30 :

    川沿いは八月だろうと夜は冷えるものだ。
    それを見越して二人は薪を用意し、
    小屋の床を濡れたぼろ布できれいに拭いて寝場所をつくった。
    スコップやナイフなどの便利そうな道具を部屋の隅に集めて、
    自分たちは部屋の真ん中でビニールシートを掛け布団に寝ることとした。

    あらったあとで針金で木と小屋の間に縛り付けて服と一緒に乾かしたもので、
    ふたりはそれなりにきれいだろうとふんで寝床の調整をおえた。

    「あいつら大丈夫かな?」

    「大丈夫ですよ、きっと」

    胃袋が満たされると心が落ち着く、二人の間の不安は一応おさまり、
    寝る前に鍋にたっぷりの水をいれてかまどの近くに置き、
    保存用にタンポポの根を天日干ししようと外の針金に吊るし終えると、
    すでに日は沈んでいた。

    明りもないなかで火だけが煌々とあたりを照らす。
    二人は寝床でぐっすり眠った。澪もあっさり寝付いてしまった。

    けいおんぶの長い一日目はこうしておわった。

    121 :

    しえん

    なんというかクリムゾンの迷宮的な感じがするSSだな

    122 = 30 :

    遭難二日目!

    思ったよりも早く目が覚めた。かまどの火は消えていて、
    律と紬はすでに起きて作業を始めたらしく室内にはいなかった。
    腹部の熱がまだ残っていることと、空腹が早起きの原因らしい。
    潮水の飲みすぎは命にかかわる状態も招きかねない。
    唯はのそのそと井戸までいきポンプから浴びるように水を飲む。

    空腹と熱は一時的に抑えられたが、倦怠感が抜けない。
    集落の中を歩いていると律と紬が向こうから歩いてきた。

    「おはよーう…」

    「おはよう」

    「おはよう」

    声にあまり抑揚がなく、みたところ律と紬も体調がいまいちらしい。

    「どこいってたの?」

    「いや、食べられそうなものを探しにな」

    「へえ、なんかあった?」

    「ほとんど何にも見つからなかったけど、乾パンがあるから今朝は大丈夫かな」

    唯たちは三人とものそのそと覇気のない様子で食卓へ向かった。

    123 :

    俺も梓と澪グループに入りたい
    そして途中でワガママばかりの澪が鬱陶しくなり
    ついでにタンパク質も欲しくなったので眠っているところをナイフで・・・

    その後、泣きじゃくるあずにゃんに焼いた澪の肉を差し出したい。

    124 = 30 :

    乾パンというのは油っけと水分という概念を置き去りにした料理である。
    ひとたび口の中に入れば、まちがいなく口腔中の油分と水分を奪って胃袋をめざす。
    口の中はもっさもっさである。本当にもっさもっさである。もっさもっさカーニバルである。
    紬はその点を考慮し、水でふやかそうかとも考えたが、
    噛んで満腹感を得るほうを優先し、食卓には乾パンと水が並んだ。

    「もっさもさだねえ……」

    「もさもさだなあ……」

    「もっさりね……」

    食糧的には恵まれているはずの三人だったが、いまいちの健康状態と
    達成感にいまいちかける食事のせいかなかなか進まない。
    大量の水と三人で一缶の乾パンを食べ終えると、食事は味気なく終わった。

    125 = 30 :

    三人は不潔な短パンと布嫌気がさし、誰が指示するでもなく脱いで
    羽織っていた布と短パンを一緒に井戸水で丹念にあらい流して干す。
    ついでに水着も脱いで乾かしておいた。

    素っ裸で探索行動をするわけにもいかなかったので、
    とりあえず周囲に水をまいてから丹念に体を洗った。
    水をまいたのは打ち水効果を狙ってのことでもあるが、
    とにかく当たりと体を水で包んで、熱さを避けようとした。

    服もなく疲労が色濃く残っていたが、澪梓探索のためには行動しなければいけない。
    とりあえず水着を再び着て行動を開始した。
    古泉家のあたりは雑草も少なかったので、古泉家の板の間をを本拠地に作戦を考える。
    もちろん、ぼろ布で床をふき、使えそうな布は回収して洗っておいた。

    「どうするか……」

    126 = 112 :

    まったりでいいから完結させておくれ。律が死んだら俺得

    127 = 30 :

    「まず、ほかの民家を回って服とかを探しましょう」

    「うん、使えそうなものがあったら回収すべきだよ。今は体力が全然追いつかなくて生きるのが精いっぱいって感じ」

    「たしかに下着はほしいな、食べ物もないし、それに探索に鉈とか必要だろ」

    集落から少し離れたところにある茂みを指さして律がいう。

    「とりあえずは比較的ぼろくなさそうな家を探そう」

    「でも床が抜けたりしたら大変だし、二人も気をつけてね」

    「りょーかーい……」

    128 = 30 :

    下腹部の熱が加速度的にどんどん強くなるのを感じて唯は焦った。



    まず間違いなく、自分は体調がかなり悪い。
    だが対処法も分からないし、二人の体調も限界に近いはずだ。
    その状況で具合が悪いから休ませてくれとはいえない。

    どうにも今朝から尿の出も悪く、排泄系の不調だろうというのはわかる。
    塩分のとりすぎかなにかだろうか。体が張るような感じで汗もうまく出ない。
    腹部の熱を気にしながら、唯は涼宮という表札の家に入って行った。

    なんだかごちゃごちゃした家で、本や衣服が乱雑に転がっていた。
    ふと足元をみるとセーラー服が転がっている。

    「へへ、服はここかあ……」

    力なく笑って、目につく限りの衣服をかっさらいふらふらになりながら井戸のあたりに放って、

    腹部の熱で、ころりと倒れた。

    130 = 30 :

    律はもう意識も絶え絶えだった。
    下腹部の痛みは尋常ではなくなり、足元がおぼつく。
    探索の途中で急に気分が悪くなり徐々に動けなくなった。

    「くそ、目眩が……」

    水だ。水を飲まなくてはと意識を保ち井戸のあたりに行くと、、唯が倒れている。
    落ち着きを失っていなかった律は衣服のクッションが唯を守ったことを確認すると、
    意識があるのか問いかける。返事はない。

    「熱中症ではないな、朝の涼しさと水浴びの後だ間違いない」

    そっと唯の脇の下と胸と腹部と足をさわって体温を確認する。
    この方法は何となく思いついたものだが腹部の異常に気付く。

    「熱い……」

    腹だけが妙に熱いのだ。

    「くっ、むぎいいいいいいいい!」

    腹から声を出してムギを呼ぶ。すると通りの向こうから紬がかけてくる。
    見たところ、紬は唯や律より健康なようだ。

    「全滅なんて洒落になんねーよな……」

    律も意識を保ちつつ、ゆっくりと倒れこんだ。

    132 = 30 :

    気づくのが早くてよかった。律に説明を受けた後で、紬が二人を日陰に運ぶ
    おそらくは潮水の飲みすぎが不調の原因だろう。
    昨日から水を大量に飲んでいるが、塩分が抜けきったのかはあやしい。
    おそらくは自分も軽度であれ潮水飲みすぎ状態にあると判断したあと、
    紬は二人に水を飲ませると、かまどに火をつけてすぐに行動を開始した。

    彼女が目指すのは現状で唯一問題につながりそうな野草。

    そう、


    ド ク ダ ミ !


    である。

    133 :

    地の文のテンションが面白い

    134 :

    みんな生き残ってほしいな
    律紬すげぇわ

    135 = 131 :

    ムギはサバイバルガールだな

    136 = 30 :

    ドクダミはおそらく史上最悪の味の薬草である。
    火を通せばおいしいなどという何ら根拠のない説が出回っているが、
    それは大嘘である。火を通しても強烈にまずい。
    それがドクダミのドクダミたる所以である。

    生物兵器級の味を知らなかった筆者は、
    家の庭に生えていたドクダミを生食し、
    あまりの味に本気で祖母に泣きついたこともある。
    これが17の夏休みの話だと記憶する。

    祖母のドクダミの説明を引用しよう。

    まずいが効き目は普通。

    137 = 121 :

    野草博士だな>>1
    しえん

    138 = 112 :

    私さばいばるしてみたかったの~

    139 = 112 :

    >>136だめじゃん

    140 = 121 :

    ドクダミはベトナム料理に普通に入ってるんだが
    たしかにあれはきつい

    141 = 30 :

    日本国内なら沖縄だろうが北海道だろうが竹島だろうが北方領土だろうが自生するドクダミ。
    ほどよい温度の日陰ならばそこらへんで手に入るので比較的手軽な薬草といえよう。

    「あった!」

    谷口と書かれた家の庭に大量にあったドクダミの葉を摘み取る。
    独特の臭気が鼻をつくがそれをも辞せずにこんもりと摘み、井戸水で洗う。
    本来的には乾燥作業などを伴わなくてはとても食用には絶えない代物だが、
    紬はここで荒業を使う。日本漢方でも禁じてとされるドクダミ直絞りである。
    ドクダミは乾燥することで効用が弱まる(それでも手に入りやすい薬草内では上位である)が、
    直搾りは強烈なまずさと劇的な効用を両立する諸刃の剣である。

    このドクダミ直搾りは主に塗り薬としての使用が主だが、飲み薬としても使える。
    筆者はこれを水で薄めたものを塗り薬として使用したが、そのときも鼻がかなり臭気にやられた。

    142 :

    ほんと何考えてベトナム人はあれ食ってんだろうな
    レタス的な野菜と鶏肉をドクダミたっぷりに和えた料理は最高潮にマズかった

    143 = 131 :

    なぜ谷口

    144 = 121 :

    家の表札が全部ハルヒ関連な件

    145 = 30 :

    生のドクダミを早々とてで引きちぎり、先ほど乾いた布に包んで液を濾す。
    強烈なくささの液体が用意した湯呑の中に滴り落ちる。
    大量の臭気に似つかわしくない少量の青汁のようなものが湯呑にたまった。

    急いでこれをもって唯たちのもとに行く。
    律は気を保っていたが、苦しそうにうめいている。
    よこの唯も呼吸が乱れがちで相当苦しいようだ。

    「ごめんね唯ちゃん!!」

    申し訳なささえ生じる救命薬を口の中に投入する。

    「…………………

    「うう、唯!!」

    146 = 30 :

    「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!ぐへぇ!うえ!」

    のたうち回り井戸水を必死に飲み始める唯。

    「いやああああああああああああああああああああああああああ!!!くさあああああ!!!!!!!!」

    それだけでは足りないのか、何度も何度も水を飲み、叫ぶ。

    「生臭い………………」

    しまいには水を飲みきれなくなり、そそくさと茂みへいき、尿を済ませてそこで倒れた。

    その様子を見ていた律は戦慄とともに紬へ眼をやる。
    にっこりと紬は微笑みとともにドクダミを飲ませて……。

    後は覚えていない。

    147 = 133 :

    そこまでなのか…逆に試してみたくなってきた

    148 = 30 :

    とにもかくにも三人はドクダミ汁で何とか体力を回復した。
    三人ともしばらくは狂ったように水を飲んでいたが最終的にはあきらめた。
    利尿作用があるといっても、そこまでの即効性はない。
    おそらくは強制的に水を飲まざるを得ない状況が良かったのだろう。

    「ドクダミは胃も整えるから、健康にいいのー」

    「うん、目が覚めたよ……」

    「とりあえず、窮地はしのげたな……」

    「民間療法っていうのかな?医薬品が見つかるまでは我慢だね」

    「ドクダミなら消毒と入浴剤にも使えるし、料理にも使うこともあるのー」

    「料理はやめとくにしても消毒液の代用品がみつかったのは大きいね」

    「ああ、服も乾いてきたし、本格的に探索を始める準備ができてきたな」

    「そうねー」

    「ムギちゃん、目の焦点が……」

    149 :

    ドクダミは利尿作用だっけか

    150 = 76 :

    みんなよく知ってるんだなぁ


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