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元スレ憂「家出します」
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憂(寝てるのかな?)
私は靴を脱ぎリビングに向かった。
リビングではお姉ちゃんがソファの上でうずくまっていた。
電気もつけず、食事も食べかけだった。
憂「お姉ちゃん」
唯「…憂?」
憂「ただいま、いま帰っ――」
ぎゅっ
唯「ういっ!!!」
憂「きゃっ」
私は靴を脱ぎリビングに向かった。
リビングではお姉ちゃんがソファの上でうずくまっていた。
電気もつけず、食事も食べかけだった。
憂「お姉ちゃん」
唯「…憂?」
憂「ただいま、いま帰っ――」
ぎゅっ
唯「ういっ!!!」
憂「きゃっ」
お姉ちゃんは私に抱きついてきた。
あまりの勢いに押し倒されそうになった。
唯「憂のばか!ばかばかばか!」
憂「…お姉ちゃん」
唯「何の連絡もしないで…。心配したんだからねっ?」
唯「憂になにかあったら、私どうしようかと…」ぽろぽろ
お姉ちゃんは泣いていた。私は悪い子だ。
大好きな人をこんなにも泣かせてしまったのだから。
憂「ごめんね…。ごめんね、お姉ちゃん」ぽろぽろ
あまりの勢いに押し倒されそうになった。
唯「憂のばか!ばかばかばか!」
憂「…お姉ちゃん」
唯「何の連絡もしないで…。心配したんだからねっ?」
唯「憂になにかあったら、私どうしようかと…」ぽろぽろ
お姉ちゃんは泣いていた。私は悪い子だ。
大好きな人をこんなにも泣かせてしまったのだから。
憂「ごめんね…。ごめんね、お姉ちゃん」ぽろぽろ
>>453
やwwwめwwwwろwww
やwwwめwwwwろwww
私も泣いた。自分の愚かさに。
こんなに愛されていることに気づかなかった浅はかな自分に。
唯「憂。いったいどこで何をしていたの?」
私は正直にすべてを話すことにした。
・・・・・・
唯「そっか、そういうことだったんだ…」
憂「うん、ごめんね?お姉ちゃん」
唯「・・・・・・」ぷいっ
憂「お姉ちゃん?」
唯「…もう憂なんて知らない!」
憂「えっ…?」
こんなに愛されていることに気づかなかった浅はかな自分に。
唯「憂。いったいどこで何をしていたの?」
私は正直にすべてを話すことにした。
・・・・・・
唯「そっか、そういうことだったんだ…」
憂「うん、ごめんね?お姉ちゃん」
唯「・・・・・・」ぷいっ
憂「お姉ちゃん?」
唯「…もう憂なんて知らない!」
憂「えっ…?」
お姉ちゃんは急にそっぽを向いた。
憂「お姉ちゃん、怒ってる…?」
唯「当たり前だよ!憂のばか!!」
お姉ちゃんが怒るのも当然だと思った。
構ってもらえなかったという単純な理由で家出し、
ここまで心配をかけたのだから。
唯「どうして…」
唯「どうして!ムギちゃんの家に私も呼んでくれなかったの?!」
憂「え?」
憂「お姉ちゃん、怒ってる…?」
唯「当たり前だよ!憂のばか!!」
お姉ちゃんが怒るのも当然だと思った。
構ってもらえなかったという単純な理由で家出し、
ここまで心配をかけたのだから。
唯「どうして…」
唯「どうして!ムギちゃんの家に私も呼んでくれなかったの?!」
憂「え?」
唯「私だってムギちゃんの家で鬼ごっことか花火とかしたかった!」
唯「私だけ仲間外れにしてみんなで楽しんだなんてひどい!!」
憂「………ぷふっ」
唯「なにがおかしいの!憂!」
私は思わず吹き出してしまった。
おかしいに決まってる。
お姉ちゃんが怒っていたのは家出の理由ではなく、
紬さんの家でのお泊り会に参加出来なかったことだったからだ。
その答えがあまりにもお姉ちゃんらしくて、我慢出来なかった。
唯「私だけ仲間外れにしてみんなで楽しんだなんてひどい!!」
憂「………ぷふっ」
唯「なにがおかしいの!憂!」
私は思わず吹き出してしまった。
おかしいに決まってる。
お姉ちゃんが怒っていたのは家出の理由ではなく、
紬さんの家でのお泊り会に参加出来なかったことだったからだ。
その答えがあまりにもお姉ちゃんらしくて、我慢出来なかった。
唯「本当に怒ったんだからね!もう憂とはしばらく口もきかないんだから!」
憂「お姉ちゃん?」
唯「・・・・・・」
お姉ちゃんは私に背を向けたまま黙っている。
どうやら本当に口をきかないつもりらしい。
私は買い物袋からあるものを出した。
本当は仲直りのために用意したものなんだけど、
まさかこんな形で使うことになるとは。
憂「ねぇお姉ちゃん、私アイス買ってきたんだけど…」
唯「・・・・・・」ぴくっ
憂「お姉ちゃん?」
唯「・・・・・・」
お姉ちゃんは私に背を向けたまま黙っている。
どうやら本当に口をきかないつもりらしい。
私は買い物袋からあるものを出した。
本当は仲直りのために用意したものなんだけど、
まさかこんな形で使うことになるとは。
憂「ねぇお姉ちゃん、私アイス買ってきたんだけど…」
唯「・・・・・・」ぴくっ
アイスの単語に反応したらしい。
お姉ちゃんは振り返らないよう必死に我慢していた。
憂「今日買ってきたアイス、高くてすごくおいしいやつなんだ」
唯「・・・・・・」ぷるぷる
お姉ちゃんが震えている。
もうひと押しだ。
憂「お姉ちゃんが何もしゃべってくれないなら、私一人で食べちゃおうかなぁー…」
唯「・・・・・・」ぴきーん
お姉ちゃんは振り返らないよう必死に我慢していた。
憂「今日買ってきたアイス、高くてすごくおいしいやつなんだ」
唯「・・・・・・」ぷるぷる
お姉ちゃんが震えている。
もうひと押しだ。
憂「お姉ちゃんが何もしゃべってくれないなら、私一人で食べちゃおうかなぁー…」
唯「・・・・・・」ぴきーん
お姉ちゃんは硬直した。
どうやらとどめをさされたようだ。
唯「……………憂。アイス」
憂「・・・・・・」
私はわざと聞こえない振りをした。
唯「あ゛~~~い゛~~~す゛ぅ~~~!!!!」
がばっ
憂「きゃっ!」
お姉ちゃんは私の足にしがみついてきた。
唯「ういぃぃ~、アイスアイスアイス~!!」
どうやらとどめをさされたようだ。
唯「……………憂。アイス」
憂「・・・・・・」
私はわざと聞こえない振りをした。
唯「あ゛~~~い゛~~~す゛ぅ~~~!!!!」
がばっ
憂「きゃっ!」
お姉ちゃんは私の足にしがみついてきた。
唯「ういぃぃ~、アイスアイスアイス~!!」
お姉ちゃんとこのやりとりをするのは久しぶりだった。
いつもならすぐにアイスをあげるんだけど、
今日はほんの少しだけ、いじわるをした。
久しぶりのこのかわいさをもう少し見ていたいと思ったからだ。
憂「お姉ちゃんが何も反応してくれないみたいだし、溶ける前に一人で食べちゃうか…」
唯「えっ…?わたしいるよ?!ここにいるよ、憂!」
私はお姉ちゃんを無視してキッチンに向かって歩き始めた。
お姉ちゃんは私の足にずるずると引きずられていた。
唯「憂…。ういぃぃ…」しゅん
とうとう諦めたのか、私の足から離れてソファに向かってしまった。
ソファで丸くなり小さくアイスアイスとつぶやいていた。
そんなお姉ちゃんがかわいくて愛しくてどうしようもなかった。
いつもならすぐにアイスをあげるんだけど、
今日はほんの少しだけ、いじわるをした。
久しぶりのこのかわいさをもう少し見ていたいと思ったからだ。
憂「お姉ちゃんが何も反応してくれないみたいだし、溶ける前に一人で食べちゃうか…」
唯「えっ…?わたしいるよ?!ここにいるよ、憂!」
私はお姉ちゃんを無視してキッチンに向かって歩き始めた。
お姉ちゃんは私の足にずるずると引きずられていた。
唯「憂…。ういぃぃ…」しゅん
とうとう諦めたのか、私の足から離れてソファに向かってしまった。
ソファで丸くなり小さくアイスアイスとつぶやいていた。
そんなお姉ちゃんがかわいくて愛しくてどうしようもなかった。
憂「アイス下さいでしょ?」
お姉ちゃんを足蹴にした
唯「ああ~もっと踏んでください」
憂「気持ちいいの?」
唯「はい!蔑みながら踏んでください」
憂「断る」
お姉ちゃんを足蹴にした
唯「ああ~もっと踏んでください」
憂「気持ちいいの?」
唯「はい!蔑みながら踏んでください」
憂「断る」
今さっきまでふひひひひってリアルに言う奴いないだろって思っていたんだけど・・・
もうこのくらいでいいかな。
ちょっとお姉ちゃんがかわいそうになってきた。
私はアイスをもってお姉ちゃんの元に向かった。
とんとん
憂「お姉ちゃん」
唯「…?」ぐすっ
おねえちゃんは半べそをかいていた。
憂「アイス、食べよ?」
唯「……うんっ!!」ぱぁぁ
お姉ちゃんは途端に元気になった。
もう、お姉ちゃんったら…。
ちょっとお姉ちゃんがかわいそうになってきた。
私はアイスをもってお姉ちゃんの元に向かった。
とんとん
憂「お姉ちゃん」
唯「…?」ぐすっ
おねえちゃんは半べそをかいていた。
憂「アイス、食べよ?」
唯「……うんっ!!」ぱぁぁ
お姉ちゃんは途端に元気になった。
もう、お姉ちゃんったら…。
机の上にはラクトアイスとスプーン。
今日はちょっぴり奮発していいアイスを買ったから、ひとつだけ。
唯「お、おいしそう~…!」
憂「仲直りの印に私が最初の一口を食べさせてあげる」
唯「えぇ、いいよう自分で食べられるから」
お姉ちゃんはうずうずしていた。
早く食べたくて仕方ないのだろう。
私はそれをなだめるように言った。
憂「いいから。はいお姉ちゃん、目を瞑ってあーんして?」
唯「んん~っ。あぁー…」
憂「ふふっ」
ちゅっ
唯「えっ?」
憂「大好きだよ、お姉ちゃん」
お わ り
今日はちょっぴり奮発していいアイスを買ったから、ひとつだけ。
唯「お、おいしそう~…!」
憂「仲直りの印に私が最初の一口を食べさせてあげる」
唯「えぇ、いいよう自分で食べられるから」
お姉ちゃんはうずうずしていた。
早く食べたくて仕方ないのだろう。
私はそれをなだめるように言った。
憂「いいから。はいお姉ちゃん、目を瞑ってあーんして?」
唯「んん~っ。あぁー…」
憂「ふふっ」
ちゅっ
唯「えっ?」
憂「大好きだよ、お姉ちゃん」
お わ り
憂「いいから。はいお姉ちゃん、目を瞑ってあーんして?」 から
唯「あーん…」
憂「…バクバクバク!!」
唯「憂マダ~?」
憂「ムシャムシャ」
唯「憂?」
憂「全部たべちゃった、ぬるぽ」
唯「ゴッ!!」
唯「あーん…」
憂「…バクバクバク!!」
唯「憂マダ~?」
憂「ムシャムシャ」
唯「憂?」
憂「全部たべちゃった、ぬるぽ」
唯「ゴッ!!」
最初からリアルタイムで読んでました
>>1乙
>>1乙
いちおつ!!
かわ唯かわ憂
さきにBを選んで正解だったのでは?
かわ唯かわ憂
さきにBを選んで正解だったのでは?
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