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元スレ憂「家出します」
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憂「よいしょ…っと」
こんにちは。平沢憂です。
季節は夏、私たち高校生は夏休みです。
さんさんと照りつける日差しの中、私は両手いっぱいに荷物を抱えて出かけます。
ガチャ
憂「…あついなぁ」
なにをするかって?
家出するんです。
こんにちは。平沢憂です。
季節は夏、私たち高校生は夏休みです。
さんさんと照りつける日差しの中、私は両手いっぱいに荷物を抱えて出かけます。
ガチャ
憂「…あついなぁ」
なにをするかって?
家出するんです。
>>2
いや、俺のとこだから
いや、俺のとこだから
【家出初日 あずさの家】
ピンポーン
梓「はーい!」
ガチャ
憂「こ、こんにちは…」
梓「いらっしゃい、あがって」
憂「おじゃましまーす」
ピンポーン
梓「はーい!」
ガチャ
憂「こ、こんにちは…」
梓「いらっしゃい、あがって」
憂「おじゃましまーす」
憂「ごめんね、無茶言って」
梓「ううん、大丈夫」
梓「それで、どうして急に家出なんかしたの?」
憂「実は…」
・・・
・・
・
梓「ううん、大丈夫」
梓「それで、どうして急に家出なんかしたの?」
憂「実は…」
・・・
・・
・
~回想~
唯「それじゃ、行ってくるね」
憂「いってらっしゃい。暑いから気をつけてね?」
唯「ほーい」
夏休みに入ってからお姉ちゃんは毎日のように夏期講習に行っています。
夏期講習が休みの日は軽音部の練習。
ちっとも私にかまってくれなくなりました。
憂「はぁ…」
憂(寂しいなぁ…)
唯「それじゃ、行ってくるね」
憂「いってらっしゃい。暑いから気をつけてね?」
唯「ほーい」
夏休みに入ってからお姉ちゃんは毎日のように夏期講習に行っています。
夏期講習が休みの日は軽音部の練習。
ちっとも私にかまってくれなくなりました。
憂「はぁ…」
憂(寂しいなぁ…)
ガチャ
唯「ただいまー」
憂「おかえりお姉ちゃん」
唯「ぬあー、つかれたよぉ」
憂「お疲れさま。ご飯もうすぐ出来るから待っててね」
唯「ういーっす」
唯「ただいまー」
憂「おかえりお姉ちゃん」
唯「ぬあー、つかれたよぉ」
憂「お疲れさま。ご飯もうすぐ出来るから待っててね」
唯「ういーっす」
コンコン
憂「お姉ちゃーん、ご飯出来たよ」
ガチャ
唯「…Zzz」
憂「お姉ちゃん?」
唯「…Zzz」
憂「もう、風邪引いちゃうよ」
ぱさっ
憂「おやすみ、お姉ちゃん」
憂「お姉ちゃーん、ご飯出来たよ」
ガチャ
唯「…Zzz」
憂「お姉ちゃん?」
唯「…Zzz」
憂「もう、風邪引いちゃうよ」
ぱさっ
憂「おやすみ、お姉ちゃん」
こんな日が続いていました。
帰って疲れてそのまま寝ちゃう日もあれば、
宿題がたくさんあるからって早々とご飯を済ませる日もありました。
一緒に寝たいって言っても「課題が夜遅くまでかかるから」と断られ、
一緒にお風呂入ろうって言っても「疲れたから一人で入りたい」と断られ、
お出かけしようって言っても「忙しい」と断られ、私の寂しさは限界でした。
憂「ぐすっ、お姉ちゃぁん…」
最近の私はこんな風に夜な夜な枕を濡らす日々を過ごしていました。
もうこんな寂しい思いをするのは嫌だ。
どうしたら前みたいにかまってくれるんだろう。
受験生だし夏期講習やめてとも言えないし、
軽音部に行かないでなんてもっと言えない。
憂「…そうだ!」
帰って疲れてそのまま寝ちゃう日もあれば、
宿題がたくさんあるからって早々とご飯を済ませる日もありました。
一緒に寝たいって言っても「課題が夜遅くまでかかるから」と断られ、
一緒にお風呂入ろうって言っても「疲れたから一人で入りたい」と断られ、
お出かけしようって言っても「忙しい」と断られ、私の寂しさは限界でした。
憂「ぐすっ、お姉ちゃぁん…」
最近の私はこんな風に夜な夜な枕を濡らす日々を過ごしていました。
もうこんな寂しい思いをするのは嫌だ。
どうしたら前みたいにかまってくれるんだろう。
受験生だし夏期講習やめてとも言えないし、
軽音部に行かないでなんてもっと言えない。
憂「…そうだ!」
私はひらめきました。
憂「お姉ちゃんを寂しがらせればいいんだ!」
そうすれば私の存在の大きさに気づくはず。
きっと前みたいに私のことかまってくれる。
でも、どうすればいいんだろう。
話しかけるのをやめる?でもたぶん話しかけちゃうだろうなぁ…。
お姉ちゃんを無視する?いくらなんでもそれはかわいそう…。
憂「…あっ!」
家出だ!
憂「お姉ちゃんを寂しがらせればいいんだ!」
そうすれば私の存在の大きさに気づくはず。
きっと前みたいに私のことかまってくれる。
でも、どうすればいいんだろう。
話しかけるのをやめる?でもたぶん話しかけちゃうだろうなぁ…。
お姉ちゃんを無視する?いくらなんでもそれはかわいそう…。
憂「…あっ!」
家出だ!
憂が唯の世話を嫌になって家出するわけねーだろって言いに来たら・・・
支援
支援
家出ならごく自然な形でお姉ちゃんを寂しがらせることが出来る!
ちょっとかわいそうとは思うけど、しょうがないよね。
私なんてもうずっと寂しくて辛い思いしてきたんだし。
でも、もしお姉ちゃんが心配も何もしてくれなかったら…?
ううん、大丈夫。きっとお姉ちゃんなら心配してくれる。
お姉ちゃんだって私のことが大好きなはずだし、大切なはずだ。
これは試練だよ、お姉ちゃん。
私からお姉ちゃんへの愛の試練。
絶対乗り越えてね。私待ってるから。
そうと決まればさっそく…。
prrrr
ガチャ
梓『もしもし』
憂「あ、梓ちゃん?あのね…」
・
・・
・・・
ちょっとかわいそうとは思うけど、しょうがないよね。
私なんてもうずっと寂しくて辛い思いしてきたんだし。
でも、もしお姉ちゃんが心配も何もしてくれなかったら…?
ううん、大丈夫。きっとお姉ちゃんなら心配してくれる。
お姉ちゃんだって私のことが大好きなはずだし、大切なはずだ。
これは試練だよ、お姉ちゃん。
私からお姉ちゃんへの愛の試練。
絶対乗り越えてね。私待ってるから。
そうと決まればさっそく…。
prrrr
ガチャ
梓『もしもし』
憂「あ、梓ちゃん?あのね…」
・
・・
・・・
梓「なるほど、それで家出をね…」
憂「そういうこと!」
梓「でも少しやりすぎな気が…」
憂「梓ちゃん」ずいっ
梓「へっ?」
憂「私は、真剣なんだよ」
梓「はは…そうですか」(おぉ、こわ…)
憂「お姉ちゃんが私のことどう思ってるか、これで見極めるの」
憂「そういうこと!」
梓「でも少しやりすぎな気が…」
憂「梓ちゃん」ずいっ
梓「へっ?」
憂「私は、真剣なんだよ」
梓「はは…そうですか」(おぉ、こわ…)
憂「お姉ちゃんが私のことどう思ってるか、これで見極めるの」
【家出初日 武威の家】
ピンポーン
武威「はーい!」
ガチャ
戸愚呂弟「こ、こんにちは…」
武威「いらっしゃい、あがって」
戸愚呂弟「おじゃましまーす」
ピンポーン
武威「はーい!」
ガチャ
戸愚呂弟「こ、こんにちは…」
武威「いらっしゃい、あがって」
戸愚呂弟「おじゃましまーす」
憂「お姉ちゃんが本当に私のことを大切に思っているのなら、きっとこの試練を乗り越えてくれる!」
梓「でも、もし乗り越えられなかったら…?」
憂「そんなことないもんっ!お姉ちゃんは、お姉ちゃんはっ…!」うるうる
梓「う、憂?!」
憂「お姉ちゃんは、私のこと大好きだもぉん…」ぽろぽろ
梓「そ、そうだよ!大丈夫だって!唯先輩は憂のこと大事に思ってるって!だから泣かないで、ね?」
憂「うぅっ…」
梓「そ、そうだ!純も誘ってどこか遊びに行こうよ、ね?」
憂「うん…」
梓「でも、もし乗り越えられなかったら…?」
憂「そんなことないもんっ!お姉ちゃんは、お姉ちゃんはっ…!」うるうる
梓「う、憂?!」
憂「お姉ちゃんは、私のこと大好きだもぉん…」ぽろぽろ
梓「そ、そうだよ!大丈夫だって!唯先輩は憂のこと大事に思ってるって!だから泣かないで、ね?」
憂「うぅっ…」
梓「そ、そうだ!純も誘ってどこか遊びに行こうよ、ね?」
憂「うん…」
戸愚呂弟「ごめんね、無茶言って」
武威「ううん、大丈夫」
武威「それで、どうして急に家出なんかしたの?」
戸愚呂弟「実は…」
・・・
・・
・
武威「ううん、大丈夫」
武威「それで、どうして急に家出なんかしたの?」
戸愚呂弟「実は…」
・・・
・・
・
・・・・・・
純「へぇー、そんなことがあったの」
梓「うん、いきなり泣き出したりしたからびっくりしたよ」
純「にしても、憂のシスコンっぷりは半端じゃないねぇ~」
梓「そう言ってあげないでよ。憂だって必死なんだからさ」
純「ま、仲が良いのはいいことじゃないの?」
梓「んもぉ~。他人事だからって…」
純「でも、心なしか楽しそうだね」
梓「まぁ、唯先輩のこと信じてるからね。今から楽しみなんじゃない?」
憂「梓ちゃん、純ちゃん!こっちこっち~」
純「はいはい、今行くよー!」
純「へぇー、そんなことがあったの」
梓「うん、いきなり泣き出したりしたからびっくりしたよ」
純「にしても、憂のシスコンっぷりは半端じゃないねぇ~」
梓「そう言ってあげないでよ。憂だって必死なんだからさ」
純「ま、仲が良いのはいいことじゃないの?」
梓「んもぉ~。他人事だからって…」
純「でも、心なしか楽しそうだね」
梓「まぁ、唯先輩のこと信じてるからね。今から楽しみなんじゃない?」
憂「梓ちゃん、純ちゃん!こっちこっち~」
純「はいはい、今行くよー!」
~回想~
戸愚呂兄「それじゃ、行ってくるね」
戸愚呂弟「いってらっしゃい。暑いから気をつけてね?」
戸愚呂兄「ほーい」
夏休みに入ってからお兄ちゃんは毎日のように夏期講習に行っています。
夏期講習が休みの日は殺しの練習。
ちっとも私にかまってくれなくなりました。
戸愚呂弟「はぁ…」
戸愚呂弟(寂しいなぁ…)
戸愚呂兄「それじゃ、行ってくるね」
戸愚呂弟「いってらっしゃい。暑いから気をつけてね?」
戸愚呂兄「ほーい」
夏休みに入ってからお兄ちゃんは毎日のように夏期講習に行っています。
夏期講習が休みの日は殺しの練習。
ちっとも私にかまってくれなくなりました。
戸愚呂弟「はぁ…」
戸愚呂弟(寂しいなぁ…)
・・・・・・
【あずさの家】
憂「はぁ~、楽しかったぁ」
梓「でもすごく汗かいちゃったよ」
憂「ねぇ、一緒にお風呂入ろうよ」
梓「え、ええっ?!」
憂「修学旅行の練習だと思ってさ」
梓「で、でも」
憂「ダメ…?梓ちゃん」
梓(うっ…。そんな風に言われたら断れないよ)
梓「わ、わかったよぉ」
【あずさの家】
憂「はぁ~、楽しかったぁ」
梓「でもすごく汗かいちゃったよ」
憂「ねぇ、一緒にお風呂入ろうよ」
梓「え、ええっ?!」
憂「修学旅行の練習だと思ってさ」
梓「で、でも」
憂「ダメ…?梓ちゃん」
梓(うっ…。そんな風に言われたら断れないよ)
梓「わ、わかったよぉ」
ガチャ
戸愚呂兄「ただいまー」
戸愚呂弟「おかえりお兄ちゃん」
戸愚呂兄「ぬあー、つかれたよぉ」
戸愚呂弟「お疲れさま。ご飯もうすぐ出来るから待っててね」
戸愚呂兄「ういーっす」
戸愚呂兄「ただいまー」
戸愚呂弟「おかえりお兄ちゃん」
戸愚呂兄「ぬあー、つかれたよぉ」
戸愚呂弟「お疲れさま。ご飯もうすぐ出来るから待っててね」
戸愚呂兄「ういーっす」
【お風呂】
梓「はぁ~っ、気持ちいいーっ」
憂「梓ちゃん、背中流してあげる」
梓「えっ?!い、いいよそんな…」
憂「いいからいいから」
梓「う、うん…///」
梓「はぁ~っ、気持ちいいーっ」
憂「梓ちゃん、背中流してあげる」
梓「えっ?!い、いいよそんな…」
憂「いいからいいから」
梓「う、うん…///」
コンコン
戸愚呂弟「お兄ちゃーん、ご飯出来たよ」
ガチャ
戸愚呂兄「…Zzz」
戸愚呂弟「お姉ちゃん?」
戸愚呂兄「…Zzz」
戸愚呂弟「もう、風邪引いちゃうよ」
ぱさっ
戸愚呂弟「おやすみ、お兄ちゃん」
戸愚呂弟「お兄ちゃーん、ご飯出来たよ」
ガチャ
戸愚呂兄「…Zzz」
戸愚呂弟「お姉ちゃん?」
戸愚呂兄「…Zzz」
戸愚呂弟「もう、風邪引いちゃうよ」
ぱさっ
戸愚呂弟「おやすみ、お兄ちゃん」
憂「梓ちゃんの髪、やっぱりきれいだね」
梓「そ、そんなことないよ!」
憂「それに、いい匂いもする。うらやましいなぁ」
梓「う、憂の方こそ!身長もあるし、そ…それに…」
梓「む、むむ胸だってあるし…。私からしたらそっちの方がうらやましいよ」
憂「そうかなぁ?」
梓「あーあ、私ももっとスタイルよくなりたかったな」
憂「梓ちゃんは今のままで十分かわいいよっ」もみっ
梓「ひゃあんっ!」
憂「うふふ、梓ちゃんったらかわいいっ」
梓「うー…お返しだっ」むにゅっ
梓「そ、そんなことないよ!」
憂「それに、いい匂いもする。うらやましいなぁ」
梓「う、憂の方こそ!身長もあるし、そ…それに…」
梓「む、むむ胸だってあるし…。私からしたらそっちの方がうらやましいよ」
憂「そうかなぁ?」
梓「あーあ、私ももっとスタイルよくなりたかったな」
憂「梓ちゃんは今のままで十分かわいいよっ」もみっ
梓「ひゃあんっ!」
憂「うふふ、梓ちゃんったらかわいいっ」
梓「うー…お返しだっ」むにゅっ
こんな日が続いていました。
帰って疲れてそのまま寝ちゃう日もあれば、
宿題がたくさんあるからって早々とご飯を済ませる日もありました。
一緒に寝たいって言っても「課題が夜遅くまでかかるから」と断られ、
一緒にお風呂入ろうって言っても「疲れたから一人で入りたい」と断られ、
お出かけしようって言っても「忙しい」と断られ、私の寂しさは限界でした。
戸愚呂弟「ぐすっ、お兄ちゃぁん…」
最近の私はこんな風に夜な夜な枕を濡らす日々を過ごしていました。
もうこんな寂しい思いをするのは嫌だ。
どうしたら前みたいにかまってくれるんだろう。
妖怪だし夏期講習やめてとも言えないし、
殺しに行かないでなんてもっと言えない。
戸愚呂弟「…そうだ!」
帰って疲れてそのまま寝ちゃう日もあれば、
宿題がたくさんあるからって早々とご飯を済ませる日もありました。
一緒に寝たいって言っても「課題が夜遅くまでかかるから」と断られ、
一緒にお風呂入ろうって言っても「疲れたから一人で入りたい」と断られ、
お出かけしようって言っても「忙しい」と断られ、私の寂しさは限界でした。
戸愚呂弟「ぐすっ、お兄ちゃぁん…」
最近の私はこんな風に夜な夜な枕を濡らす日々を過ごしていました。
もうこんな寂しい思いをするのは嫌だ。
どうしたら前みたいにかまってくれるんだろう。
妖怪だし夏期講習やめてとも言えないし、
殺しに行かないでなんてもっと言えない。
戸愚呂弟「…そうだ!」
憂「きゃあっ!」
もみもみ
梓「うわぁ…」
もみもみ
梓(実際触ってみると予想以上におっきい…)
もみもみ
梓(それに比べて私は…)ちらっ
梓(へ、へこむなぁ…)ずぅーん
憂「んっ…//」
憂「あ、梓ちゃん?いつまで触ってるのかな…?」
もみもみ
梓「うわぁ…」
もみもみ
梓(実際触ってみると予想以上におっきい…)
もみもみ
梓(それに比べて私は…)ちらっ
梓(へ、へこむなぁ…)ずぅーん
憂「んっ…//」
憂「あ、梓ちゃん?いつまで触ってるのかな…?」
私はひらめきました。
戸愚呂弟「お兄ちゃんを寂しがらせればいいんだ!」
そうすれば私の存在の大きさに気づくはず。
きっと前みたいに私のことかまってくれる。
でも、どうすればいいんだろう。
話しかけるのをやめる?でもたぶん話しかけちゃうだろうなぁ…。
お兄ちゃんを無視する?いくらなんでもそれはかわいそう…。
戸愚呂弟「…あっ!」
家出だ!
戸愚呂弟「お兄ちゃんを寂しがらせればいいんだ!」
そうすれば私の存在の大きさに気づくはず。
きっと前みたいに私のことかまってくれる。
でも、どうすればいいんだろう。
話しかけるのをやめる?でもたぶん話しかけちゃうだろうなぁ…。
お兄ちゃんを無視する?いくらなんでもそれはかわいそう…。
戸愚呂弟「…あっ!」
家出だ!
梓「はっ!!ごめん、つい夢中で…」
憂「そ…そろそろ出よっか」
梓「そ、そうだね」
憂「・・・・・・」
梓「・・・・・・」
梓(う、うっかり触りすぎてしまった…)
憂(あんなに触ってくるなんて…恥ずかしかったよぉ)
憂「そ…そろそろ出よっか」
梓「そ、そうだね」
憂「・・・・・・」
梓「・・・・・・」
梓(う、うっかり触りすぎてしまった…)
憂(あんなに触ってくるなんて…恥ずかしかったよぉ)
家出ならごく自然な形でお兄ちゃんを寂しがらせることが出来る!
ちょっとかわいそうとは思うけど、しょうがないよね。
私なんてもうずっと寂しくて辛い思いしてきたんだし。
でも、もしお兄ちゃんが心配も何もしてくれなかったら…?
ううん、大丈夫。きっとお兄ちゃんなら心配してくれる。
お兄ちゃんだって私のことが大好きなはずだし、大切なはずだ。
これは試練だよ、お兄ちゃん。
私からお兄ちゃんへの愛の試練。
絶対乗り越えてね。私待ってるから。
そうと決まればさっそく…。
prrrr
ガチャ
武威『もしもし』
戸愚呂弟「あ、武威?あのね…」
・
・・
・・・
ちょっとかわいそうとは思うけど、しょうがないよね。
私なんてもうずっと寂しくて辛い思いしてきたんだし。
でも、もしお兄ちゃんが心配も何もしてくれなかったら…?
ううん、大丈夫。きっとお兄ちゃんなら心配してくれる。
お兄ちゃんだって私のことが大好きなはずだし、大切なはずだ。
これは試練だよ、お兄ちゃん。
私からお兄ちゃんへの愛の試練。
絶対乗り越えてね。私待ってるから。
そうと決まればさっそく…。
prrrr
ガチャ
武威『もしもし』
戸愚呂弟「あ、武威?あのね…」
・
・・
・・・
【あずさの部屋】
梓「今日の純、髪型ちょっと変だったよね!」
憂「寝癖のせいかな?ちょっといつもよりボリュームがあったような…」
brrrrr
憂「あ、メール…」
梓「誰から?」
憂「お姉ちゃんだっ!!」
梓「び、びっくりした…。唯先輩はなんて?」
――――――
From:お姉ちゃん
Subject:うい!
本文:
何も言わずにいきなり出かけるなんてひどいよ!
しかも3日も…。どこでなにしてるの?
――――――
梓「今日の純、髪型ちょっと変だったよね!」
憂「寝癖のせいかな?ちょっといつもよりボリュームがあったような…」
brrrrr
憂「あ、メール…」
梓「誰から?」
憂「お姉ちゃんだっ!!」
梓「び、びっくりした…。唯先輩はなんて?」
――――――
From:お姉ちゃん
Subject:うい!
本文:
何も言わずにいきなり出かけるなんてひどいよ!
しかも3日も…。どこでなにしてるの?
――――――
武威「なるほど、それで家出をね…」
戸愚呂弟「そういうこと!」
武威「でも少しやりすぎな気が…」
戸愚呂弟「武威」ずいっ
武威「へっ?」
戸愚呂弟「私は、真剣なんだよ」
武威「はは…そうですか」(おぉ、こわ…)
戸愚呂弟「お兄ちゃんが私のことどう思ってるか、これで見極めるの」
戸愚呂弟「そういうこと!」
武威「でも少しやりすぎな気が…」
戸愚呂弟「武威」ずいっ
武威「へっ?」
戸愚呂弟「私は、真剣なんだよ」
武威「はは…そうですか」(おぉ、こわ…)
戸愚呂弟「お兄ちゃんが私のことどう思ってるか、これで見極めるの」
梓「み、3日?!」
憂「うん、置手紙を一応書いておいたの。警察沙汰になったら困るし」
――――――
お姉ちゃんへ
3日ほど出かけます。
ご飯は冷蔵庫に入ってるから、あっためて食べてね。
火の元と戸締りには気をつけてね。
うい
――――――
憂「あ、3日間梓ちゃん家にお世話になるつもりじゃないよ?」
梓「いくらなんでも3日は唯先輩がかわいそうだよ…」
憂「いいの、これは試練なんだから!」
梓「それで、なんて返信するの?」
憂「返信?」
憂「うん、置手紙を一応書いておいたの。警察沙汰になったら困るし」
――――――
お姉ちゃんへ
3日ほど出かけます。
ご飯は冷蔵庫に入ってるから、あっためて食べてね。
火の元と戸締りには気をつけてね。
うい
――――――
憂「あ、3日間梓ちゃん家にお世話になるつもりじゃないよ?」
梓「いくらなんでも3日は唯先輩がかわいそうだよ…」
憂「いいの、これは試練なんだから!」
梓「それで、なんて返信するの?」
憂「返信?」
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