元スレ女騎士「さあ、殺せ!!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
352 = 341 :
>>285~
女騎士「ハァ……ハァ……」
男「フゥ……フゥ……」
女騎士「ど、どうした、息が上がってるぞ。私はまだやれるが」
男「オ、オレはもう疲れた。オレの負けだ。特訓は終わりにしよう」
女騎士「ふ、ふざけるな! 私はまだお前から三本しか取っていないぞ!」
男「このまま続けたら次が四本目、その次が五本目になる。オレ疲れたもん」
女騎士「て、手抜きは戦士の名折れだ! いいから構えろ!」
男「もう夕刻になった。オレがまだやれたとしても頃合いだ。家まで引き上げるぞ」
女騎士「くっ……やむを得ないか……」
男「あ、そうだ。帰宅する前に水浴びで汗を流し――」
女騎士「おぉ、水場があるのか? 至れり尽くせりの環境だな」
男「……あー……」
女騎士「? どうした?」
男「どうしよう」
357 :
待ってた
358 = 341 :
男「ここからあっちに五分ほど進んだところに、澄んだ小川が流れている」
女騎士「ほう」
男「川下の方に向かわなければ誰かに出くわす可能性は低い。安心して身体を流すといい」
女騎士「了解した。……ん? お前は行かないのか?」
男「オ、オレは家の井戸でいいや」
女騎士「何故だ? 二人で同じ地点に向かう方が効率的ではないのか」
男「い、いいよ、乗り気じゃない。一人で行ってくるといい」
女騎士「私一人では道のりが分からないのだが」
男「一直線だよ。子供でも間違えようがない」
女騎士「そうか? 分かった。……私としてはお前と一緒だと安心するのだが」
男「!」
女騎士「来てくれないのか?」
男「い、いや……いい。お前だけで行くといいさ」
女騎士「そうか。断る理由も思い付かんが……まぁいい。じゃあな。後で家に戻る」
男「お、おぉ。また後でな。……………………うーん……」
359 :
セクロス!セクロス!
361 :
>>359
まだだ!
女騎士の性的なトラウマ、
それを愛情で癒す男。
二人の気持ちが真なる恋として重なり合った時、
セックスはカタルシスになるんだ!
だからまだ
362 :
だそうです
みなさん
363 :
おい、明日7時に起きなきゃならないのに眠れないぞ
364 = 359 :
>>361
し、しかし隊長!
もう我慢できません!
出撃します!
365 = 359 :
ふぅ……
寝よ
366 = 361 :
ふぅ…
あ、もうズボンあげたんで
368 :
寝る前にホッシュキス
369 = 341 :
小川――
女騎士「ふぅ……生き返るな」チャパチャパ
女騎士「なんと澄み切った冷水なのだ。汚れもろとも疲労が削ぎ落とされるようだ……」チャプ…
女騎士(あの男も共に来れば良かったものを。何を遠慮したのか皆目見当がつかん)チャプ チャプ
女騎士(……奴は何者なのだ。あの身のこなし、剣捌き、読みの深さ。相当の手練だ。とても前線で現れる兵卒とは思えん)
女騎士(私も少しは名の知れた使い手だったはず。これまで前線に立ってきたのは常に武功をあげ続けんがため)
女騎士(敵地の深部ならまだしもだ。あんな境界僻地の前哨戦であれほどの猛者と相対することになるなど――埒外にもほどがある)
女騎士(あの男……間違いなくただ者ではなかろう。これは何かある……)チャプン…
男宅井戸――
男「オレは馬鹿なのか? 賢明なのか? 最悪、ヘタレているだけなのか?」バシャー ガコンガコン
男(恥という概念を教えるべきだったか? 裸を意識させるべきだったか?)バシャー
男(まだ様子を見て正解だったか? 恋人としてあの娘の裸を目視すべきだったか? 水のかけっこしたりして幸せを満喫すべきだったか?)バシャー
男(今日の選択肢は永遠の難題の一つとして人生に刻みこまれるだろう……)ガコンガコン
男「へくちゅん!! ? ?」バシャー
370 = 355 :
ほしゅしゅしゅしゅ
371 :
お疲れ様です、無理すんなよwwwwww支援
372 = 341 :
女騎士「戻ったぞ」
男「お帰…… !」
女騎士「どうした?」
男「い、いや」
男(か、髪が瑞々しく垂れてて……別人のように可愛いくなってる……)
女騎士「?」
男「あ、いや。どうだった?」
女騎士「素晴らしい心地だった。この近辺の自然はどこまでも豊かだな」
男「あぁ、いいところだろう。地形が理想的なんだ。総合的な循環バランスも一定に保たれている」
女騎士「? ?」
男「いや、悪かった。さて、もう日が暮れるが……何かしたいことはあるか?」
女騎士「特には。何かするつもりなのか?」
男「町に下りてみないか?」
女騎士「町に?」
男「そ、そうだ。二人で、町に」
373 = 355 :
ほっしゅほしゅ
374 = 341 :
女騎士「し、しかし、我々は……」
男「まぁまずは地図を見てみろ」バサッ
女騎士「ふむ。東が私の軍の領地で、西がお前のそれだな。すでに頭に刷り込んだ図だ」
男「以前話したように、この家の位置は境界線上にある。――ここだ」
女騎士「なっ……こんな南端に……」
男「これから向かうつもりの町はココだ。僅かにオレのとこの領地だが、ほとんど戦火に無縁の田舎町だ。いい所だよ」
女騎士(……最後に記憶した限りでは、この男と初めて遭遇したのはもっと北の中央地点……そこから私をこの家まで運んできたというのか……?)
男「おい、聞いているのか?」
女騎士「……お前の話は本当なのだろうな? この地図をデタラメに指さしているのではないだろうな?」
男「あムカ。それならこの地図に書いてある町の名を憶えてろよ。すぐに一致するから」
女騎士「すぐに……ニ時間ほどか? この地図とお前の言い分が正しければ」
男「裏道抜け道を駆使すれば半時間だ」
女騎士「ふっ、聞けば聞くほどマユツバものだな。だが面白い、付き合ってやろう」
男「そ、そう来なくてはな!」
女騎士「なぜ声が上擦る?」
377 :
なんとまあ長寿スレだな
378 :
寝るほしゅ
>>377
愛があれば規制の壁も超えれるんだよ
381 :
ほ
382 = 381 :
まだまだほ
383 = 381 :
ほっすほっす
385 :
男のキャラが可愛いなあw
保守!
387 :
女騎士「ふっ…・・・ふざゲホッゲホッ……ふざけるな!あんなの道ではない!」
男「えー「えーではない!あんなもの獣道ですらないではないか!」」
男「でも半時間でついたろ?」
女騎士「確かに時間はな……だが、私は危うく谷底に落ちるところだったぞ」
男「ちゃんと助けたじゃないか」
女騎士「それにっ!イカダごと滝壺に落ちるところだったではないか!」
男「あー、あそこ実は10メートルほど潜ると抜け穴あってもっと早く着いたんだがな」
女騎士「死んでしまうわ!それにあんな蛇の巣の只中を進むとは思わなかったぞ……ウゥッ」
男「ちゃんと蛇避けの薬草渡したじゃないか」
女騎士「ふざけるなっっっ!大体お前は私に恋人の振りをしてくれと言っていたが、普通の女はああいった物を好まないのではないかっ?!」
男「ごめんなさい」
・・・早く>>10帰って来ないかな
388 :
保守なんてなかったんや!
390 = 350 :
おきた
392 :
がんばれぃ
394 :
俺は三日間半裸なんだぞ
まだですか
395 :
>>394
風邪引くなよ
396 = 392 :
まだぁ?
399 = 350 :
あつい
400 = 348 :
ほ
みんなの評価 : ★★★
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