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    元スレ女騎士「さあ、殺せ!!」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ひぐらしのなく頃に + - ほのぼの + - レッド + - 一方通行 + - 凌辱 + - 女剣士 + - 女騎士 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 226 :

    「痛っ」

    騎士「切ったか? 間抜けめ、だから私に任せておけと言ったろう」

    「恋人の台詞じゃない!」

    騎士「なら何と言うべきだ?」

    「こ、こういう時はだなぁ、『大丈夫?』って囁いて切った指を舐めてあげるもんなんだ」

    騎士「ふぅん? やってみようか」

    「い、いやいい、ホントは冗だ」

    騎士「大丈夫? ん――」

    チュ チュパ

    「あうおえあわわ」

    チュパ チュ チュパチュパ

    騎士「――ふぅ。これでいいのか?」

    「ま、まるで雰囲気はなかったが、ひ、非常に良かった」ドキドキ

    騎士「そうか。難しいな、恋人というのは」

    (い、今のが女の子の――)ドキドキドキドキ

    253 = 241 :

    いいよいいよー

    254 = 226 :

    騎士「よし……ここでこの調味料を……」サッサッ

    「すごいな。まるでスープみたいな匂いじゃないか」

    騎士「私も驚いている。調理法に忠実であれば、この紙切れのスープをこれほどまでに再現できるとは」

    「なるほど悟った。オレはその紙の指示に忠実じゃなかったからうまくいかなかったのか」

    騎士「このスープは別に騎士でなくとも簡単に作り遂げられる内容だぞ」

    「馬鹿な」

    騎士「馬鹿だな。馬鹿ついでにそろそろ切り分けた野菜を頼む」

    「はいよ」

    騎士「あぁ待て、まずニンジンからだ。次にこれ、それ、その順だ」

    「す、凄いなお前。料理の才能あるんじゃないか?」

    騎士「何を言い出す。私はただ、この紙の通りに従っているだけだ」

    「いやいやそれを踏まえても、普通は初めてでここまで出来ないもんだよ」

    騎士「そ、そうか? ま、まぁまだ出来上がってもないしな……」

    (あー目を伏せて照れてる顔も可愛いなぁ……)

    255 = 226 :

    騎士「出来たぞ」

    「うはーいい匂いだな!」

    騎士「注ぎ分けよう」

    「すごいな。お前本当は料理の経験あるんじゃないか?」

    騎士「阿呆なことも休み休み言え。騎士道に誓って今回初めての体験だ」

    「いやーそれにしたって……オレがこれまで何度やっても茶色と黒の中間色にしかならなかった代物を……」

    騎士「お前に料理の才が壊滅的にないというのは間違いないようだな」

    「お前、これだけやれたら……き、きっと将来、素敵なお嫁さんになれるぞ」

    騎士「そんな訳ないだろう、さぁ冷めないうちに飲むぞ」

    「ち、違うだろ! そこは『そ、そうカナ……』って照れ照れするところだろ!」

    騎士「それも恋人の作法なのか?」

    「いやもういいや……頂きます」

    騎士「……『主よ。我はその御名において、いまここに尊き糧を――』」

    「神はいないんじゃなかったのか」

    騎士「そう、神などいない。しかし祈りを捧げる騎士は確かにいる。邪魔をするな」

    257 = 226 :

    「……」

    騎士「…………」

    「い、いや! でもオレが一人で作ったのより全然――」」

    騎士「こんなハズは!」ゴシカァン

    「う」

    騎士「何がいけなかった!? 調味料の量か!? 具材を入れる時機か!?」

    「落ち着け落ち着け。全部オレが平らげるから」

    騎士「これをか? 正気か?」

    「ああ、恋人と一緒に作ったスープだからな。全部腹に収めるに決まっているだろう?」

    騎士「いくら材料が勿体ないからって、自ら腹を壊すこともないだろう?」

    「恋人同士が二人して初めて作った料理だぞ? 平らげない理由なんかない」

    騎士「……あくまで『ふり』だと念を押したはずだ」

    「分かってるよ」

    騎士「……だが、恋人というものがどんな物か、いま少し分かったような気がする……」

    「そ、その調子だ」ドキドキ

    260 = 226 :

    「ご馳走様でした」

    騎士「本当に空にするとは……恐れ入った。その胃腸に」

    「胃腸!?」

    騎士「しかし朝食にと作り始めたスープを飲み終えるのが昼下がりとはな。時間短縮も課題だな」

    「ノリノリだな。騎士なんかやめてコックを目指したらどうだ?」

    騎士「ふざけるな。斬るぞ」

    「斬れなかったくせに」ボソ

    騎士「おい今のは耳に障ったぞ、聞き捨てならんな。……よかろう、恋人として提案したい」

    「なんだい!?」

    騎士「一日必ず一度は私と仕合え。武の研鑽だ」

    「そ、そんなの却下! 恋人相手にそんな」

    騎士「却下を却下だ。よし、さっそく今からやるか。昼食の腹ごなしに丁度いい。行くぞ!」

    「お、おいっ」グイッ

    騎士「私が納得するまで付き合ってもらうからな!」ズルズル

    (コ、コイツの方から手を……これってもしかして初めてのことじゃ……)ドキドキ

    261 = 227 :

    いいよーいいよー

    262 = 259 :

    乙!
    次も待ってる

    263 = 227 :

    まだかー保守

    264 = 236 :

    寝たか

    265 :

    まぁ寝落ちもやむをえない時間だったから仕方ない

    266 :

    寝落ちの多い>>1の為に保守

    268 = 225 :

    269 = 230 :

    夜までもたせろ

    270 = 266 :

    ほsっしゅ

    274 :

    276 :

    守る

    277 :

    おはよう

    278 :


    280 = 226 :

    >>260

    騎士「ん……よし。予備運動は終わった。ルールを決めようか」

    「はぁ……本当にやるのか?」

    騎士「勿論だ。身体を動かした鍛練は強壮効果を始め、経験の獲得、精神力の向上、ストレスの解消など様々な利点がある」

    「知っているよ」

    騎士「最も戦場に立つ者としては当然の日課だがな」

    「オレだって大体毎日やってるさ」

    騎士「ならば問題あるまい」

    「こ、恋人に乱暴するマネはごめんだと言ってるんだよ」

    騎士「私が強くなりたいがために望んでいるのだ。恋人とは助け合うものなのだろう?」

    「う~ん」

    騎士「それに……敗れたままというのは、戦士の血が収まらないものでな。一刻も早く返礼したくてやまないのだ」

    「……その気持ちは分かる。仕方ないな」

    騎士「決心したようだな。では構えろ! いくぞ!」

    「えっちょっルール、ルールまだ決めてない!」

    281 :

    8日でスレは無条件で落ちると聞いたことがある

    284 :

    面白かったので星

    285 = 226 :

    「そらっ!」

    騎士「くっ!」

    「よし一本。勝負ありだな」

    騎士「くっ……また負けたのか……」ガクッ

    「フェイントに対応できない以前に、動きが上品過ぎる。もっと柔軟な一手を選択しろよ」

    騎士「……違う。私はどんな牽制動作にも応じられるし、常に最善の一手を思考している。そうして現に今までそうやって生き残ってきた」

    「うん、確かに強い。教本通りの仕合いじゃオレは勝てないだろうな」

    騎士「? 我流ということか?」

    「というより経験の集大成だ。相手がAでくるから自分もAの対策だけで応じる。だが実戦では、そんなやり方ではペースを握れない」

    騎士「ふむ……」

    「相手がAでくるならAの対策も含めBCDEFでもって振り回すのさ。それが、自分と同じか少し上の力量の相手と当たった時の戦い方だ」

    騎士「し、しかしそんな数の対応策を実戦で即座に思いつけるはずが……」

    「だから経験を積むんだ。オレはただ経験を積むことで、ここまで強くなった」

    騎士「そうか……。お前との鍛練はとても参考になる! 私も経験を積むべく、是非これから毎日付き合ってくれ!!」

    「し、しまった」

    286 = 229 :

    wktkが止まらない

    287 = 225 :

    支援も止まらない

    288 :

    がんばて

    289 :

    いやっふぅぅぅううううううぅぅぅぅぅ

    290 :

    ほしゅうううう

    291 :

    さすがに戦闘になるとお互い得意というか本職なだけあって熱くなってるな

    292 = 225 :

    落とす気かこら

    293 = 225 :

    295 :

    書くの遅いけど面白いから許す

    保守

    297 = 245 :

    このスレは落ちないわ…皆が保守(まも)るから…


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