元スレ女騎士「さあ、殺せ!!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
201 = 132 :
ほ
202 :
まだかなー
204 = 132 :
ほっほ
205 = 127 :
207 = 132 :
ほほい
208 = 132 :
落ちたらふて寝
ほっほ
210 :
今日は金曜日だったんだな…
212 :
一つ屋根の下に男女二人
何か起こらないほうがおかしい
213 = 116 :
>>116~
男「どうかお願いします! フリだけでも、三日間だけでもいいから!」
女騎士「そ、そうは言っても、私はお前をまだ完全に信用した訳では……」
男「何が足りない? 命は元より、信用できるための保証なら何でも差し出す!」
女騎士「い、いや……その……私が乗り気ではないというか……」
男「なぜだっ、敗れた相手の言に従うのが騎士道精神じゃなかったのか!?」
女騎士「そ、それをここで持ち出すか」
男「いや自然な流れだ!」
女騎士「……」
男「どうか頼む! お願いします!」
女騎士「…………」
男「………………」
女騎士「分かった。装うだけでいいというなら」
男「本当か!? あ、ありが……ありがとう! い、今まで生きてきた甲斐があった!!」
女騎士「お、大袈裟だな。言っておくがあくまで『フリ』だけだからな」
男「分かってる! ありがとう、ありがとう……!!」
215 :
おせぇぞコノヤロー
216 = 120 :
よし
よし
217 :
ふが
218 = 116 :
女騎士「そ、それで……その……」
男「何だ? 何でも言ってくれ!」
女騎士「こ、恋人というのは、具体的に何をすればいいのだ?」
男「えっ?」
女騎士「その……今までずっと武芸尽くしだったから……浮ついたことには批判する立場だったものでな……」
男「そ、そうか。恋人といえば……キ、キスとか! ……あ、初キスはもう勢いでやったけど……」モニョモニョ
女騎士「キスでいいのか? それなら慣れてるぞ」
男「!?」
女騎士「忌まわしい記憶だが、私の身体はすでに一通りの性行為は受けている。今更キスの一つなど造作もない」
男「――」
女騎士「それで? 他に恋人というのは何をすれば良いのだ?」
男「……笑うんだよ。心の底から笑う!」
女騎士「ふん、そんなことでいいのか」
男「違う違うそんな嘲笑じゃない、見てろ、こうやって笑うんだよ」
女騎士「ふぅん? 違いがよく分からんな……」
219 = 116 :
男「で、もう起きれるか」
女騎士「む……身体の節々は痛むが問題ない」
男「よし、じゃあ動くか」
女騎士「こ、恋人として私は、まず何をすればいい? さっそくキスか?」
男「ん。いや……多分いまキスしても、その意味は薄いと思う」
女騎士「意味? 唇同士が接合し、時に舌を絡め合うだけの行為に意味などあるか?」
男「……ある。それは時間が経ったら教えてやる」
女騎士「?」
男「それより今はもっと恋人の初歩的段階から踏んでいこう。手を貸せ」
女騎士「こ、こうか? ……なんだこれは? 握手ではないな」
男「こ、これが手を繋ぐってことだ」ドキドキ
女騎士「馬鹿にしてるのか? ――それに私は男はもとより、他人に肌身を触れられるのは好きではないのだが」
男「しかし恋人同士の基本だ。まず手を繋ぐことで、互いを強く確かめ合うんだ」ドキドキ
女騎士「……やはり落ち着かないな。……無性に落ち着かない……」
男「そ、そう、その調子だ!」ドキドキ
220 :
男だけが妙に初々しくてイイw
222 :
女騎士もある面では初々しい気もするがww
223 :
気持ち良いスレ
224 :
下半身が寒いぞ
225 :
やっとキタァァァーーーーー
支援
226 :
男「では今日は……本格的な恋人たる女の仕事をやってもらう」
女騎士「う……か、重ねて念を押すが、あくまで『フリ』ということを忘れるな」
男「聞く前から及び腰とは騎士の名が廃るな」
女騎士「何だと? いいだろうその挑発受けて立つ。言ってみろ恋人の仕事とやらを!」
男「じゃ、朝メシ頼むよ」
女騎士「何」
男「ここには材料だけはそろってるが、生で食えそうなものが果物くらいしかないんだ。パンはこの前なくなったし」
女騎士「つ、つまりどういうことだ」
男「恋人の作った料理! 堪能してみたかったんだここのところずっと今まで」
女騎士「ま、待て……」
男「いやいやオレ自身料理は壊滅的に才能なくてな。材料を無駄にする日々に心底うんざりしていたんだ」
女騎士「待て! 聞け!」
男「聞こう!」
女騎士「私だって料理なんてからっきしだぞ!」
男「な……な……何だって!!」
229 :
ここと同じくらい楽しんでた妹スレが風呂入ってる間に落ちた…
支援
230 :
ほしゅ
㍉ヤリエロに持ってかないでいいから
このままほのぼのと続けて欲しい
231 :
>>229
あれは多分8日ルールにひっかかった
232 :
あれ保守直後に落ちたもんな
234 = 223 :
>>230前の女騎士スレは酷かったからな
235 = 226 :
男「馬鹿な……騎士をやってる女の時点でまさかとは思っていたが……」
女騎士「なぜ『まさか』になるのだ。武芸ばかりやっていたと言ったばかりだろう」
男「いや! しかし……騎士の嗜みとして料理を学んでいる可能性が……」
女騎士「ない。戦時中だぞ。貴族と一緒にするな」
男「そうか……お前は料理ができないのか……」
女騎士「お、おい、するとどうなるのだ? 恋人は失格なのか? い、いやそれで結構か。よく分からない茶番に付き合うのもこれで終わ」
男「らない!! 恋人というものは、互いに助け合うものなんだ!!」
女騎士「そうは言うがな。素人が二人に増えたところで、無駄になる材料が倍になる結末が」
男「それでもいい! 立て! 炊事場に向かうぞ!」
女騎士「お、おぉ?」
男「何とか二人で力を合わせて素敵な朝メシをこしらえるんだ!」
女騎士「うむ。そ、それが恋人のやることなのだな」
男「そうだ。困ったときは助け合う。今回は若干違う気もするが」
女騎士「助け合う、か。仲間と一緒だな。私はひたすら上下関係の狭間にいたがな」
男「なら安心しろ、恋人はその仲間でもある。オレとお前は対等だよ」
236 :
幸せにしかなって欲しくない
237 = 232 :
前スレはとても残念だった…
ヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコ
238 :
まじ軍の介入とか止めて欲しい
239 :
>>236-238
ホント、前フリ乙です
240 = 226 :
男「よし……料理の書を発掘したぞ」
女騎士「なんだ、なぜそんなものが一般兵の家にある」
男「話せば長くなるから割愛しよう」
女騎士「大した事情ではなさそうだな」
男「よし……この『野菜スープ』に挑戦してみるか。材料も調理器具もそろっている」
女騎士「お、おぉ。確かにモノだけは充実しているな……」
男「全部腐らせていたものだ。野菜に至っては本当に腐るが」
女「よし、包丁は任せろ」
男「待て、それはオレの仕事だ」
女騎士「私はナイフの扱いなら長けているつもりだ」
男「いやそれは納得するが、しかしオレは料理に関しては包丁しか出来ないんだ」
女騎士「私だってそうだ」
男「恋人に危ないマネさせられる訳ないじゃないか!」
女騎士「何を言っているのか分からんが、思うにこれが一番安全な役目だと思うぞ」
男「いーからそれをよこしなさい!」ギャーギャー
243 = 226 :
女騎士「本当なのだな、女の恋人は包丁を握らないというのは!」
男「二人で調理場に立つ場合はそういうもんだよ」
女騎士「仕方ないな……おい、調理法を見せてみろ。……ふむ。なるほど。まずは水が要るようだな」
男「その調子だ。井戸なら裏口を出たすぐだよ」
女騎士「そうして水をいったん沸騰させて……ふむ……ふむ……」
男「お、おお? これは期待していいのか?」
女騎士「ま、まだやってみないと分からん。……ふむ……よし、とりあえず鍋に水を湛えよう」
男「オレは野菜洗って切っとくから!」
女騎士「うむ任せた。では――」
男「……」
男(字も淀みなく読めるようだし、苦手というより単に今まで調理する機会が無かっただけに見えるな……ん?)
女騎士「さ、さっきの紙、もう一度見せてくれ。分量を見そびれた」
男(不器用なりに健気で、それでいて若干抜けてるというのがまた可愛いなぁ……)
女騎士「おい、何をにやついてる」
男「にやついてない」
244 :
悲しい結末しか見えない件
246 :
初々しいのう
247 = 225 :
ひたすら支援
248 = 225 :
ねるほ
みんなの評価 : ★★★
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