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    元スレ上条「さすがに上条さんちで七人暮らしはキツイんですよ」

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    みんなの評価 : ★★★×7
    タグ : - とある ×2+ - 魔王 + - tsf + - とある魔術 + - とある魔術の禁書目録 + - ふにゃー + - インフィニット・ストラトス + - ガンダム + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    153 :

    上条「よし、決めた。この一番安いのでお願いします」

    木山「……本当にいいのか? 代金の事なら心配しなくても」

    上条「いやぁ、一方通行には食費も世話になってるし、ぜいたくは言えないでしょう」

    木山「『安物買いの銭失い』という諺を知っているかな? 今日限りじゃなく、今後も使うものなんだから、少し高めの買ったほうが後々安くつくという意味だ」

    上条「……と、言われましてもねぇ」

    木山「なんならこのダブルサイズのベッドでもいいし」

    上条「……一方通行からいくら貰って来たんですか?」

    木山「ざっとこれくらいだな」

    上条「厚ッ!? た、束じゃないですか!! 上条さんレベルじゃ今後お目見えできるかどうかも分からない大金が、目の前に……」

    ―――

    黒子「シングルベッドの次はダブルベッド……しかもどうやら代金は木山さん持ちのようですの。
        新居に引っ越しする際の家具揃えに来たと見るのが妥当ですわねぇ」

    美琴「……」

    黒子「ご理解いただけましたの? お姉さま。あの男性と木山さんは見ての通りの関係……」

    黒子「あら、お姉さま?」

    156 = 153 :

    木山「おや、君は……」

    上条「ん? おお、ビリビリじゃねーか」

    美琴「あ、あれー? 珍しい組み合わせですねー……こんな所で二人で何やってるんですか?」

    木山「ああ、いや……上条君の寝具を買おうと思ってね」

    美琴「な、なんでですか!?」

    木山「……なんでと言われても、なぁ?」

    上条「まあ、同居人が増えて上条さんちの寝る場所が無くなったから、としか言いようがないですね」

    美琴「同居人!? い、いや、まだそうと決まったわけじゃ…………で、でも、なんで木山さんが買い物の手伝いなんか」

    木山「そりゃあ、私がその同居人だからね」

    美琴「」

    黒子「……あらあらまあまあ、まさか本当に同居をしていたとは」

    上条「おお、お前はビリビリんとこの……えーっと」

    黒子「白井黒子ですの! お姉さま、お気を確かに、黒子が傍に居ましてよ!」

    美琴「」

    木山「……心ここにあらずだな。なにかあったのかい?」

    157 :

    ハンモックじゃなかったか・・・

    158 = 153 :

    黒子「いえいえ、お二人はお気になさらずお買い物を続けてて結構ですの」

    上条「気にするな、って言われても」

    木山「……じゃあ後は君に任せても?」

    黒子「ええ、お任せ下さいまし!」

    木山「……だそうだ。上条君、私たちは自分たちの買い物に戻ろう」

    上条「……あー、何があったかは知らないけど、頑張れよ」

    ―――

    黒子「よし、邪魔ものは居なくなりましたわね! さあ、お姉さま!! お姉さまの心の傷、黒子が癒してあげますの!!」

    美琴「……ざ」

    黒子「……ざ?」

    美琴「ふざけんなああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

    ―――

    上条「……ん?」

    木山「どうかしたかい?」

    上条「今、なんか……叫び声みたいなのが……」

    159 = 135 :

    木山先生は俺の嫁

    160 :

    しえん

    161 = 153 :

    木山「君は本当に謙虚だな」

    上条「別に、変に高い布団を買っても緊張して寝られないかもしれませんしねぇ。上条さんにはセール品くらいがお似合いなんですよ」

    木山「そうか。……よく分からんな」

    打ち止め「あ、居たよ、ってミサカはミサカは上条当麻と木山春生を指さしながら貴方に教えてみる!!」

    一方通行「……大声出さなくても俺にも見えてるよ」

    上条「一方通行に打ち止め、なんでここに……」

    打ち止め「ミサカ達は荷物運びのお手伝いに来たんだよ、ってミサカはミサカはあの人の袖を引きながら言ってみる!」

    木山「荷物運びと言っても……運ぶほどの荷物は無いぞ。寝具は家に送ってもらう事になっているし」

    一方通行「ンな事ァ俺も分かってる」

    上条「じゃあなんで?」

    一方通行「あの空間にあれ以上居たくなかっただけだ。まァ、要するに外出する口実だ」

    木山「……あの空間?」

    上条「外出っていっても、上条さん達これから帰るだけですけど」

    162 = 153 :

    ―――

    初春「一枚描き上がりました! あーさん、トーンお願いします!」

    青ピ「りょうかーい、ミサカちゃんの方は?」

    11801号「もう少しかかりそうです、とミサカは細部のペン入れをしながら答えます」

    青ピ「インデックスちゃんベタ塗りどう? 進んどる?」

    禁書「……」

    青ピ「あちゃあ……死んだ魚みたいな目になっとる」

    11801号「……これは、禁書目録は横にしておいた方がいいのではないでしょうか、とミサカは提案します」

    青ピ「せやなぁ。じゃあ初春ちゃん次のページの前にインデックスちゃん頼んだわ」

    初春「はい!」

    ―――

    禁書「……うう……」

    スフィンクス「にゃー」

    禁書「はだかの、とーまと、あくせられーたが……かおをあからめながら……」

    スフィンクス「ふにー」

    163 = 160 :

    初春ェ…

    164 = 153 :

    ―――

    木山「……ああ、そう言えば」

    上条「今度はなんですか?」

    木山「鍋を買おう」

    一方通行「鍋ェ? この暑いのに鍋なンか買って何すンだよ」

    打ち止め「暑い時期にあったかい物を食べると健康になれるってテレビでやってたよ、ってミサカはミサカはテレビの受け売りで喋ってみる」

    木山「いや、人数分の素麺を茹でる鍋が必要だと思い出してね」

    上条「そういえば、上条さんちのお鍋は二人用ですしねぇ」

    打ち止め「今日はお素麺なの、ってミサカはミサカは木山春生に飛びついてみる!」

    木山「予定ではな。何か他にいい案があるならそちらにするのも吝かではないが」

    一方通行「別にねェよ。……ンで、誰がつくるンだ?」

    木山「私だが、手伝ってくれるかい?」

    一方通行「茹でるだけだろォが。それくらい一人でやりやがれ」

    打ち止め「暑い日はお素麺だよね、ってミサカはミサカは木山春生に飛び付いたまま言ってみる!」

    木山「…………暑い」

    166 = 153 :

    上条「打ち止め、飛び付くなら一方通行の方にしとけ」

    一方通行「……なンで俺が」

    上条「……一方通行、木山さんはな、家の中でも家の外でも一緒なんだ」

    木山「……こう暑いと」

    一方通行「お、おい! 何いきなり脱ぎだしてンだァ!!?」

    木山「……いや、暑いだろう?」

    上条「打ち止め、こっちに来い! えっと……木山さん、ジュース買ってきますんで服着て待ってて下さい!」

    打ち止め「はーい、ってミサカはミサカは言われたとおりに降りてみる!」

    木山「……努力する」

    一方通行「……あのなァ、木山。テメェには常識ってもンが」

    木山「…………暑い」

    一方通行「……チィッ、じゃあこうすりゃあいいンだろ。打ち止めァ、力貸せ!」

            ヒュゥゥ―――……

    木山「……ああ、風が……涼しいなぁ」

    一方通行「風のベクトル操作……ったく、なンで俺がこンなくだらねェ事に能力使わなきゃなンねェンだよ……」

    167 = 153 :

    上条「おーい、ジュース……って、やけにこの辺だけ涼しいな」

    木山「ああ、すまないね上条君。ありがとう」

    上条「ほら、一方通行と打ち止めも」

    打ち止め「ミサカはオレンジジュースがいいなぁってミサカのミサカの飲みたい方を伝えてみる!」

    一方通行「じゃあ俺こっちな」

    打ち止め「あうう……ミサカのオレンジジュースが……ってミサカはミサカはしょんぼり……」

    上条「……」

    一方通行「……はいはい、分かりましたよ。ほら、これでいいンだろ」

    打ち止め「え、いいの? ありがとう、ってミサカはミサカは大歓喜!!」

    上条「ほら、お前も。こっちでいいか?」

    一方通行「……ケッ」

    ―――

    168 :

    ・・・ケツ

    170 = 153 :

    誤爆です
    気にしないで下さい

    171 = 153 :

    ―――

    上条「ただいまー」

    青ピ「おお、カミやんお帰り~」

    11801号「早かったですね、とミサカは手元の原稿を隠します」

    上条「まあ布団を買うだけだったしな……あれ、そっちの人は?」

    11801号「ミサカの仕事仲間です、とミサカは上条当麻に伝えます」

    青ピ「初春ちゃんっていうねんでー」

    上条「……ったく、ただでさえ人が多いのにどうしてお前らはそうやって人を増やしたがるんだよ」

    初春「あ、えっと、ごめんなさい……」

    青ピ「ええてええて、カミやんああ言うてるけどホントはそんな嫌がってないし」

    11801号「それよりもお昼はまだですか、とミサカは上条当麻に催促します」

    上条「今日は木山さんが作ってくれるってよ」

    木山「……あー、初春さん。素麺だけど、君も食べて行くかい?」

    青ピ「やっぱ優しいなぁ木山さんは。カミやんとは大違いや。食ってくやろ、初春ちゃん?」

    初春「あ、じゃあ、お言葉に甘えさせていただきます」

    173 = 153 :

    禁書「……」

    一方通行「……生きてるかァ?」

    禁書「……あくせられーた……」

    一方通行「生きては居るみてェだな」

    禁書「……あくせられーた……」

    禁書「……お尻はそういう風に使うものじゃないんだよ……」

    一方通行「……手遅れか」

    ―――

    打ち止め「あれ、禁書目録は、ってミサカはミサカは貴方に尋ねてみる」

    一方通行「……今はそっとしておいてやるべきだろォな」

    木山「……食べられそうにないなら彼女の分は作り置きにしておくか」

    一方通行「あァ、そうしてやってくれ」

    177 = 153 :

    木山「そろそろ茹であがるからテーブルの上を片付けておいてくれ」

    青ピ「はいはーい。いやぁ、やっぱ暑い日は素麺に限るなぁ」

    上条「もうすぐ涼しくなるだろうから、このメンバーで食べるのは今回くらいだろうな」

    11801号「お望みとあらば来年までお世話になってもいいですが、とミサカは素麺が運ばれるのを待ちながら言います」

    上条「はっはっは、丁重にお断りしておきますよ」

    初春「これ、どれが誰のお箸ですか?」

    一方通行「あァ? ……打ち止め、頼んだ」

    打ち止め「えっとね、これがミサカので、これが上条当麻ので、これがあーさんの……」

    一方通行「テメェら二人本当に働かねェな」

    青ピ「働いたら負けやと思っとる」

    一方通行「ハン、どうとでも言ってろ。今日の晩飯当番テメェらだからなァ」

    青ピ「はぁ!? ちょ、そんなんあり!?」

    11801号「……どうしましょうあーさん、とミサカは若干の焦りを隠しながら尋ねます」

    青ピ「んー、まあ、なるようになるやろ」

    178 = 153 :

    木山「それじゃあ手を合わせて」

           「「「「「「「いただきます!!」」」」」」」

    青ピ「一番箸ぃー!」

    11801号「ならばミサカは二番箸です、とミサカは素麺を掬いあげます」

    初春「はい、打ち止めちゃん。どうぞ」

    打ち止め「ありがとう、ってミサカはミサカはお礼を言ってみる!」

    一方通行「……ったく、もっと静かに……ゲハッ!?」

    上条「お、おいどうした一方通行!?」

    一方通行「誰だ、俺のコーヒーカップに麺つゆ入れた奴はァッ!!!」

    青ピ「だれやろなー、ふしぎやなー」

    一方通行「……殺す」

    青ピ「ちょ、目ぇマジは怖いって!! ジョーク! いっつ関西じょーく!! カミやんヘルプミー!」

    上条「これは仕方ないな」

    青ピ「見捨てんといてぇー!!」

    180 :

    今追いついた

    183 :

    184 = 180 :

    185 = 141 :

    188 :

    189 = 124 :

    仕方ないな

    190 = 153 :

    黒子(お姉さま一筋モード)導入の有無について

    191 = 180 :

    右手で阻止

    192 :

    左手は添えるだけ

    193 = 153 :

    ―――

    初春「それじゃあ、ごちそうさまでしたー」

    青ピ「ほなまたなー」

          バタン

    上条「お前とやおい号の知り合いにしてはまともな子だったな」

    一方通行「……あの趣味が無けりゃあ、な」

    青ピ「……第一位、初春ちゃんはあの趣味だけやない。僕らよりもっと酷い趣味持ってんねん」

    11801号「彼女は軽いものは純愛から始まり、重きは四肢切断からのカニバリズムや脳を弄っての洗脳および脳姦やスカルファックまで、手広くカバーしています。
          その趣味の悪さはミサカやあーさんを軽く超越してるでしょう、とミサカはお茶を飲みながらいいます」

    青ピ「しかも重度の方が描いてて楽しい言うんやから重傷やろうなぁ」

    一方通行「……」

    上条「……人って、見た目じゃないんだな」

    木山「……特殊思考が過ぎると、大人になって苦労するぞ」

    青ピ「まあ、根はいい子なんや」

    11801号「はい、根はいい子なんです、とミサカは遅すぎるフォローを出します」

    194 = 135 :

    しぇ、ん

    196 = 180 :

    197 :

    198 :

    199 = 137 :

    花本体は毒されているけど、根の張っている擬態の方はいい子なんだな。わかります。

    200 = 180 :

    >>198
    おい


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