元スレ上条「さすがに上条さんちで七人暮らしはキツイんですよ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×7
1 :
一方通行「泣き事言ってんじゃねェよ、三下。せっかくテメェの家使ってやってンのに」
上条「使ってやってるって……最初から住んでたインデックスはいいとして、一方通行が立派なマンション持ってるだろ。
見ての通り上条さんちは二人でいっぱいいっぱいなんですよ!! 皆一方通行のマンションに住めよ!」
一方通行「そっちに住めも何も……俺の家は頭の弱い奴らに場所が割れてるから面倒だしよォ」
打ち止め「ミサカは貴方について行くよって、ミサカはミサカは貴方の袖を引きながら言ってみる!」
青ピ「俺は第一位の家でもええけど上やんおる方が気ぃ楽やしなぁ」
11801号「ミサカは上条当麻と一方通行が同居しているのが理想です、とミサカは正直に述べます」
木山「と、いう事だ。君が折れるのが一番楽なのが分かるね?」
禁書「真面目な話は終わり? そろそろお腹が空いたかも!」
青ピ「今日の晩ご飯当番はー……でけでけでけでけ……かーみやーん! なんとこれで二週間連続やぁー」
打ち止め「今日はミサカも手伝うよ、ってミサカはミサカは手伝いを申し出てみる!!」
一方通行「いつかみてェに包丁で指切ったりすンなよォ?」
打ち止め「うん!!」
11801号「食料は一方通行から貰ったお金で買い足しておきました、とミサカは補足説明しておきます」
木山「じゃあ私は先にお風呂をいただいておこう」
上条「……不幸だ」
2 :
蓮舫「……」イラッ
3 :
俺得
4 :
つまんね。
禁書厨きえねえかな
5 = 1 :
上条「……はぁー、こりゃまた、もの凄い量買ってきたな」
打ち止め「これだけいっぱいあったらどう使いか迷うね、ってミサカはミサカは目を輝かせながら言ってみる!!」
上条「一応聞いとくけど、今晩のおかずで何かリクエストあるか?」
青ピ「僕はLOがええなぁ」
11801号「あーさんがLOならミサカはわぁいがいいです、とミサカは自分の性癖を暴露します」
木山「ふむ。じゃあ私はメガストアで」
禁書「んー、じゃあ私は……とーま食べる」
木山「……ほほう」
青ピ「それはそれは」
11801号「今夜はお赤飯ですね、とミサカは口元を手で隠しながら含み笑いをします」
一方通行「……なに言ってんだァ? こいつら」
上条「打ち止めは何が食べたい?」
打ち止め「ハンバーグがいいな、ってミサカはミサカは聞かれた喜びを身体全体で表現しながら言ってみる!!」
上条「よし、じゃあ今日はハンバーグ四人前だな」
6 = 1 :
木山「四人前? ……保護者である私の分と」
11801号「年頃の女の子としてミサカの分と」
青ピ「上やんの心の友である僕の分と」
木山「……あとは……打ち止めか、インデックスか……」
上条「どうやったらそういう勘定になるんだよ!!!」
木山「……君も謙虚だなぁ、自分の分はいらないだなんて」
上条「今の俺の目がそういう風に見えますか? 木山さんには」
木山「……あー、その、なんだ。そんな熱い視線を送られても、私たちの間には歳の差というものが」
上条「……はぁ、もういいです。疲れました」
青ピ「成程、上やんの守備範囲は上は三十路前後から下は小学生みたいな外見の先生まで、と」
11801号「英雄色を好むという奴でしょう、とミサカはあーさんのメモ書きに口出しします」
一方通行「つーかそれどっち見ても三十路前後じゃねェか」
上条「……じゃあ打ち止めはひき肉こねててくれ。俺が他の用意するから」
打ち止め「分かったよ、ってミサカはミサカは腕まくりをして自信満々!!」
禁書「なるべく早く作ってくれると嬉しいかも!」
7 = 1 :
上条「……」
打ち止め「よいしょ、よいしょ」
上条「……打ち止めはいい子だなぁ」
打ち止め「へ?」
上条「皆が打ち止めみたいな性格だったら俺だって追い出したりしないのに」
打ち止め「あはは、あの人がミサカみたいな性格だったら面白いかも、ってミサカはミサカはミサカみたいなあの人を想像して笑ってみる!!」
一方通行「なァに話してンだァ? 三下よォ」
上条「いえいえ、なんにも。で、どうした? コーヒーなら作りだめして置いてあるぞ」
一方通行「向こうであの青とムッツリの相手するくらいならテメェら手伝った方がマシだ」
上条「そうか。そいつはどうも」
一方通行「ンで? 何かやる事ァあるのか?」
上条「そうだな、じゃあ……」
木山「まさか私としたことがバスタオルを忘れてしまうとは」
上条「全裸で歩き回るな!!! 一方通行、木山さんにバスタオル!!」
一方通行「断る」
8 = 1 :
禁書「まったく、はるみはもうちょっと隠すべきなんだよ!」
木山「……しょうがないだろう。バスタオルを忘れてしまったんだから」
青ピ「いやぁ、眼福眼福」
11801号「……という事は一方通行や上条当麻がお風呂に入っている時にバスタオルを隠せば……」
一方通行「ンな事したらテメェだけ橋の下に放り出す」
11801号「……ならば上条当麻だけに……」
上条「あ、打ち止め。12個でいいぞ。やおい号がいらないみたいだから」
打ち止め「分かった、ってミサカはミサカは作ってた一個を崩して他のにくっつける」
11801号「……分かりました諦めます、とミサカは肩を落としながらしぶしぶ宣言します」
木山「さて、じゃあ私はお風呂の続きを」
上条「タオル貰ったんだから身体を隠して下さい!!」
木山「……君はいちいちうるさいなぁ。細かいことを気にしていると将来禿げるぞ」
青ピ「そうやはげやん、細かい事はいいっこなし」
上条「一方通行、アイツの分にタバスコを瓶ごと入れといてくれ」
青ピ「んな殺生なぁ!!!」
9 = 1 :
―――
「「「「「「「いただきまーす」」」」」」」
青ピ「うわぁ……僕の味噌汁にダイレクトでタバスコ瓶はいっとる……」
禁書「とうまー、おかわりー」
上条「はいはい。もっと味わって食えよ」
打ち止め「ねぇねぇ、ミサカのつくったハンバーグおいしい? ってミサカはミサカは貴方達に聞いてみる」
一方通行「……普通」
11801号「おいしいですよ、とミサカは率直な感想を隠し、焦げたハンバーグをほおばりながら苦々しげな顔でいいます」
打ち止め「ホントに!? 、ってミサカはミサカは満面の笑みで聞き返してみる!!」
木山「料理はうまいし、面倒見もいい。上条君はきっといいお嫁さんになるだろうな」
上条「そいつはどうも」
11801号「できればウエディングドレスでお願いします、とミサカは真剣な表情で頼みこみます」
青ピ「いやぁ、やっぱここは着物で上やんにカツラをかぶせてやなぁ」
上条「……」
青ピ「ちょ、上やん!! 無言で僕の味噌汁に醤油さし入れんのやめてぇや!!」
11801号「さすがのミサカもしゃもじは食べられません、とミサカは味噌汁に入れられた予備のしゃもじを見ながらいいます」
10 = 1 :
―――
青ピ「それじゃあ今日の寝る場所発表しますー」
打ち止め「ぱちぱちー」
青ピ「ベッドはいつも通りミサカちゃんと打ち止めちゃんとインデックスちゃん」
青ピ「寝室の布団は木山さん」
青ピ「リビングの布団は第一位」
青ピ「ソファが僕」
青ピ「上やんはいつも通りバスタブにタオルケットで」
木山「……いつも布団だと時々ベッドが恋しくなるな」
禁書「はるみ、交代する?」
木山「いや、いいよ。私だけ決めつけを破るわけにはいかない」
青ピ「じゃあかいさーん」
―――
上条「……どうしてこうなった……」
11 = 1 :
――― 数日前
上条「さて、買い物も済んだし……ん?」
木山「おや、君は……確か」
上条「……貴方は、いつぞやの路上でいきなり服を脱ぎだした……」
木山「買い物かな、えっと……」
上条「上条です。また何かあったんですか?」
木山「私は木山だ。まあ、何かというほどじゃないが……上条君、君、家はこの辺か?」
上条「え? ええ、まあ。それなりに近くですね。……えっと、それが何か」
木山「私の為に時間を割いてもらうというのも心苦しい。歩きながら話そう」
上条「歩きながら、って……木山さんどこかに行こうとしてるんじゃないんですか?」
木山「大丈夫さ。目的地は同じ方向だからね」
上条「……?」
木山「ほら、行こう」
上条「あ、ああ、はい」
12 :
サルか
13 = 1 :
上条(歩きながら話そう、とか言ってたけど……)
木山「……」
上条(一向に話す気配がない……)
木山「……」
上条(さすがにこの組み合わせは怪しく見えるのか、道行く人たちにチラチラ見られてるし……
……不幸だ)
打ち止め「ほら、急いで急いで! ってミサカはミサカは貴方の背中を押してみる!!」
一方通行「やめろって言ってンだろォが!! この、馬鹿が!!」
上条「おお、一方通行に打ち止め。二人で買い物か?」
打ち止め「今丁度彼と一緒に貴方の家に向かってた所なんだよ、ってミサカはミサカは満面の笑みで言ってみる!!」
上条「ん?」
一方通行「頼みがあってよォ。まァ、お前の家に着いたら話すわ」
上条「それは別にかまいませんが……木山さんはそれでも?」
木山「……ん? ああ、私か。構わないよ」
打ち止め「それじゃあしゅっぱーつ!! ってミサカはミサカは大声で」
一方通行「うるせェ、静かにしろ」
14 = 1 :
木山「一方通行……君が学園都市第一位の? 相当な偏屈だと聞いていたんだが」
一方通行「あァ? なンだおばさン?」
打ち止め「駄目だよ! 女性に向かっておばさんなんて言っちゃ!! ってミサカはミサカは憤慨してみる!!!」
木山「いいよ、私自身若いという年齢でもないしね……そういえば君は、学園都市第三位とも知り合いだったね。上条君自身も強い能力者なのかい?」
上条「はは、いやいや。俺自身は何処にでもいるバンクに乗る事もないレベル0ですよ」
一方通行「何処にでもいる、レベル0、ねェ……」
木山「……ふむ、じゃあ君は、強い能力者を惹き付ける何かを持っているのかもしれないな」
上条「何か、ですか?」
木山「ああ。強い能力者を君の周囲に惹き付ける能力の持ち主なのかもしれない」
上条「それは……想像以上に嫌な能力だろうなぁ」
一方通行「なンだ三下ァ、その目は」
上条(第一位のコイツといい、第三位のビリビリといい、強い能力者と関わっていい思いしたことってないしなぁ。
惹き付けるんならレベル0でも、もっとまともな奴の方が……)
青ピ「お、上やんやぁ」
上条「……いや、確かにレベル0って言ったけど、コイツは……」
青ピ「なんや、上やん。僕の顔見て即座に首振るなんて、酷くない?」
15 = 1 :
上条「珍しいなぁ、土御門ならこの辺でもよく見るけどお前がこの辺に居るなんて」
青ピ「いやぁ、はっは。ちょっと上やんに用事があってん」
上条「……」
青ピ「あれぇ、どうかした上やん? いきなり黙り込んで」
上条(おかしい……なんだこの遭遇率の高さは……なにか嫌な予感がする……何が起こるっていうんだ……)
打ち止め「関西弁ってはじめて聞いた! ってミサカはミサカは興奮しながら青髪ピアスのお兄さんに今の喜びを伝えてみる!!!!」
青ピ「はっはっは~、どや?」
上条「何やってんだエセ関西人、幼女拉致で通報するぞー」
青ピ「ちょ、ひっど! そこバラすん無しやろー!!」
木山「君は知り合いが多いんだな」
上条「え? ええ、まあ、人並みには」
青ピ「よっしゃ、行こか、上やん!」
上条(……俺には分かってる。これで終わりじゃ無い、きっとまだ何か起こる筈だ……例えば、後ろを誰かがつけて来てたり……)
上条「なぁんて、まさか……」
クルッ
11801号「……あ」
17 = 1 :
上条「……誰もいない、か」
11801号「……ばれていないようですね、とミサカは自分のとっさの判断を……」
上条「ってんなワケあるか!!! なんで!? なんで御坂妹がここに!?」
一方通行「……」
打ち止め「検体番号11801号? ここで何やってるの? ってミサカはミサカは首を傾げながら検体番号11801号に聞いてみる」
青ピ(11801……良いやおい? ……えらい名前やなぁ)
木山「君は……第三位……?」
上条「妹ですよ」
11801号「……言えません、とミサカは上条当麻や一方通行、上位個体に自分の考えを隠します」
11801号(言えない……ショタスクと夏の新刊作成の為の資料製作として独立行動して上条当麻を追いかけていたなんて……)
青ピ「上位個体?」
打ち止め「ミサカの事だよ! ってミサカはミサカは胸を張ってえっへんってえばってみる!!」
青ピ「そーかそーか、お嬢ちゃん偉いなぁ。飴ちゃんあげるさかいちょっと静かにしとってなー
んで、上やん、上位個体って何?」
上条「さぁ? 一方通行なら知ってるんじゃねぇか?」
青ピ「一方通行……ってもしかしてそっちのアンタが、あの学園都市最強にして最狂の!?」
18 = 1 :
一方通行「オイオイ、いきなりなンですかァ、人聞きの悪い事言いまくってよォ。喧嘩売ってンのか、テメェ」
青ピ「い、いえいえいえいえ!! 滅相もない!!」
上条「……あー、もしかして、お前も俺に何か用なのか?」
11801号「そ、そうです、とミサカは内心冷や汗をかきながら応えます」
上条「……あー、なんでしょうねこれは。上条さんの嫌な予感センサーがさっきから警戒信号鳴らしっぱなしなんですが」
青ピ「じゃー、とりあえず、上やんちに急ごか」
11801号「そうしましょうそうしましょう、とミサカは乗り気でない四人を急き立てます」
一方通行「……おい、三下ァ」
上条「なんだよ」
一方通行「コイツら全員何でお前ンちに向かってンだァ?」
上条「それは俺が聞きたいよ」
打ち止め「出来れば簡単な用事で帰ってくれると嬉しいね、ってミサカはミサカは貴方の服の裾を引っ張って言ってみる」
一方通行「……まァ、最悪追い出しゃいいしな」
上条「……こっちはこっちでなんか物騒な話してるし……」
19 :
見てるぜ
20 :
青ピ需要ねぇwww
21 = 1 :
―――
上条「それで、一人ずつ俺の家に来た理由を教えてもらいましょうか」
木山「じゃあまず私から話そうか」
上条(そういえば木山さんは終始自分から話そうとしてなかったしなぁ……っていうか、用があるのは俺の家の近所じゃなかったのか?)
木山「上条君の家に泊めてもらおうと思ってね」
上条「……は?」
木山「もちろんタダでとは言わない。それなりの謝礼も払おう」
上条「ちょ、ちょっと待ってください!! な、なんでいきなりそんな話に!?」
木山「袖振り合うも多生の縁と言うだろう? 迷惑はかけないように努力する」
上条「い、いや、そうじゃなくて!! 世の中には倫理的なモンがあってですねぇ!!」
木山「問題ないさ。私は倫理的に問題があるほど魅力を持っていないからね」
上条「でも!!」
木山「なに。邪魔はしないさ。場所だけ貸してくれればいい。ホテルに泊まるよりもこうやって知り合いに泊めてもらった方が安くつくしな。
まぁ、どうしても嫌だというなら仕方ない。泊めてくれる人を探してもう少し歩くさ」
上条(……駄目だ、この人はおそらくこの後もずっとこの調子だろう……
野放しにしておいて、何か問題を起こされたりしたら…………)
22 :
貴様、(ディアボロスレを)見ているな!
23 = 1 :
打ち止め「えー、貴方も彼の家に泊まるの? ってミサカはミサカは驚きを隠せずに声を上げてみる!!」
上条「貴方も!? って事は……」
一方通行「俺達も同じだ。テメェの家に泊めてもらおうと思ってなァ」
上条「……えーと、一方通行さんには上条さんちよりも立派なお家がありましたよねぇ?」
一方通行「ンァ? まァ、色々あってなァ。……まさか、嫌とは言わねェよなァ」
上条「……嫌って言ったら?」
一方通行「ベクトルを操作して」
上条「み、右手を使って無効化……」
一方通行「家の中をメチャクチャにする」
上条「んな!? そ、それはお前、無しだろう!!!」
一方通行「テメェが俺達を家に泊めればいいだけだろォがよォ。嫌なら断ればいいし」
上条「断らせる気0の奴にんな事言われたくねぇよ!!! だー、不幸だああああああああああ!!!!」
24 = 1 :
青ピ「えー、第一位たちも? って僕も僕も驚きを隠せずに言うてみる!!」
上条「帰れ」
青ピ「ええ!? ちょ、ちょい待ちぃや上やん!! なんや僕にだけ冷たくない!?」
上条「帰れ」
青ピ「そんなこと言わんでやぁ!! 僕かてなんも無しに上やん頼ってん違うねん!!」
上条「帰れ」
青ピ「まあまあ! 僕居てたほうが上やんも色々助かるやろ?」
上条「帰れ」
青ピ「言わんでってばぁ!! 上やんのいけずぅ~」
上条「帰れ」
青ピ「あ、僕トイレ借りてもいい? ずっと我慢しててん」
上条「帰れ!!!」
青ピ「ああ、上やん、僕冷たい麦茶飲みたい」
上条「……」
青ピ「い、痛!! ちょ、なぐ、なぐらんで!!」
25 :
ブリブリブリブリ
26 :
禁書、美琴、御坂妹、五和、風斬、■■ +上条さん
みたいな一触即発ものを想像してたら盛大に違って吹いた
27 = 1 :
上条「それで、御坂妹は俺に何の用なんだ?」
11801号「み、ミサカは、その……ミサカも、泊めてもらいに……」
打ち止め「検体番号11801号、何かあったの? ってミサカはミサカは一応確認してみる」
11801号「……黙秘権を行使します、とミサカは顔を反らしてはぐらかします」
打ち止め「……」
11801号「……」
青ピ「どうせ女の子は上やん皆泊めんねんやろ!? 僕一人増えても問題ないやん!!
それとも何!? 上やんは女の子は泊めて男で友達の僕は無視するような発情期の猿みたいな奴やったん!?」
上条「い、いや、それは……」
青ピ「あー!! 今言い淀んだ!! 図星や!! 上やぁん、いつの間にエロやんになってしまったん? 僕らの上やん帰ってきてー!!」
上条「あー、もう、騒ぐな!! 分かった、泊っていい! 泊っていいから騒ぐな!!」
打ち止め「……あまり独立行動が過ぎるのは駄目だよ、ってミサカはミサカは検体番号11801号に釘を刺しておく」
11801号「了解しました、とミサカは自分の考えを隠し通せた事にホッとしながら掴みあう上条当麻と青ピアスの青年の方を凝視します」
木山「……つまり、この人数が一気に泊る事になるのか?」
一方通行「……暑苦しいなァ」
28 = 1 :
―――
禁書「……」
上条「……」
禁書「とーま、何か言いたい事ある?」
上条「こ、ここは上条さんの家ですから、誰かを泊めるっていうのも上条さんの判断で行っていいと思うんですよ」
禁書「……むー、とーまは女心を全く理解してないかも!!」
一方通行「……まだ同居人がいやがったのか。こンの狭苦しい家に七人で住むのかよ」
打ち止め「七人じゃないよ、ってミサカはミサカは貴方の間違いを指摘してみる!」
一方通行「あァ?」
スフィンクス「にゃー」
木山「ネコも居るのか。これだけ居れば賑やかだろうな」
打ち止め「……もしかして、二人っきりの方が良かった? ってミサカはミサカは貴方に尋ねてみる」
一方通行「テメェ、頭が溶けてンのか?」
11801号「二人きりの方がいいに決まっているだろう、言わせんな恥ずかしい、とミサカは一方通行のいいたい事を」
一方通行「間違った解釈垂れ流すな」
30 = 1 :
青ピ「……まさか上やんがあの修道女ちゃんと同棲しとったとは……」
11801号「確かにこれは由々しき事態です、とミサカは青髪ピアスの青年に同調します」
青ピ「やっぱやーちゃんもそう思う?」
11801号「やーちゃん、ですか? とミサカは聞き覚えのない単語をオウム返しで聞き返します」
青ピ「あー、ごめんごめん。なんやあのちみっこいのが11801号とか呼んでたからなぁ。名前何?」
11801号「ミサカの名前はミサカです、とミサカは青髪ピアスの貴方に説明します」
青ピ「んん? でも、あのロリっ子もミサカ言うんやろ? めんどいなぁ、姉妹かなんかか?」
11801号「そもそも何故やーちゃんなんですか? とミサカは質問に答える前に質問をしてみます」
青ピ「いいやおい号や呼ばれててんからやーちゃん固定やろ」
上条「11801号だからいいやおい号って……それは明らかに酷いだろ」
11801号「やおいはどこも酷くありません、やおいだって愛の結晶なのです、とミサカは柄にもなく熱く語ります」
木山「……やおい?」
打ち止め「ねーねー、やおいって何? ってミサカはミサカは貴方に問いかけてみる」
一方通行「知らねェよ。つーかてめェのお仲間の事くらいてめェが知っとけ」
青ピ「あー……ガチか」
31 = 25 :
青ピと一方通行は隣の部屋に住んでる金髪グラサンに丸投げしてもいいと思うw
33 :
今さらだがなぜ青ピのチョイスが分からんwww
34 = 1 :
禁書「私がなんで怒ってるかわかる? どうせとーまは人がいいから何も考えずに良いって言っちゃったんでしょ!
スフィンクスなら簡単に飼う事も出来るけど、人間は違うんだよ? ご飯や寝る場所はどうするの?」
上条「それを勝手に住みついたお前が言うのかよ」
禁書「私一人でもいっぱいいっぱいなのに……大丈夫なの?」
上条「……そういえばそうだな。どうしよう」
打ち止め「その事なら心配ないよ!ってミサカはミサカは横から話に参加してみる!」
一方通行「金なンて掃いて捨てるほど持ってるからな。テメェの世話になンねェよ」
上条「ほ、本当か!?」
木山「私も金は払う。ただで泊まろうなんて思ってないさ」
上条「ああ、助かります」
青ピ「ホント助かりますー。ほらミサカちゃんもきちんと頭下げてぇ」
11801号「助かります、とミサカは促されるとおりに頭を下げます」
上条「……」
青ピ「あら、なあに上やんその目……ジッと見てもぼかぁ何も出せんよ?」
上条「よし、口実が出来た。お前帰れ」
青ピ「まだ言うかドスケベやん!! エロエロ煩悩丸出しエロやんめ! 僕追い出したら学校で酷い目に会う事になんで!!」
35 :
11801号はともかく青ピは捨てていいんじゃね?
36 :
―――
上条「あれからもう半月……誰も一向に出ていく気配がないんだよなぁ……」
上条「木山さんは何してるかわからないしなんで俺の家に居続けるのかもわからない。
分かるのは野放しにするのが危険だろうってことくらい」
上条「一方通行と打ち止めは、まあ、家が不良どもに荒らされるって言ってたし、かくまうのは仕方ないよなぁ。
打ち止めは勿論の事、一方通行の奴もなんだかんだ言いながら家事の手伝いしてくれるから助かってるし」
上条「青髪……アイツは何があったのかは知らないけど、土御門の家に突っ込んだら傷だらけで帰ってきたし、俺が面倒みるべきなんだろうな」
上条「やおい号……あいつも謎なんだよなぁ。何か目的があって俺や一方通行に近付いてきたのかもと思ったけど違うみたいだし……
日中も机に向かってソッチ系の漫画描いてるだけみたいだし……分からない」
上条「……いつまで続くんだ、このバスタブ生活……」
―――
37 = 35 :
上条名義、支払いは一方で大きな家でも借りた方がいいんじゃないか?w
38 :
上条さんが木山先生と会ったのは記憶失う前だから覚えてるのはおかしくね?
39 = 36 :
―――
上条「……ん」
サァァァァ―――――……
上条「……水の、音?」
木山「おや、起こしてしまったか」
上条「って全裸!? ちょ、木山さん! 全裸で一体なにを!!」
木山「……君は阿呆なのか、それともまだ寝ぼけてるだけか?
服を着てシャワーを浴びるような変人がいたら紹介して欲しいものだ」
上条「だからって何で上条さんの目の前でシャワー浴びてるんですか!!」
木山「昨日は暑くて、起きたら寝汗が酷くてね。君を起こそうとも思ったが、せっかく熟睡しているのを邪魔するのもよくない」
上条「邪魔していいから起こして下さい!!」
―――
上条「……酷い目にあった。ってかまだ四時過ぎかよ……不幸だ」
上条「……とりあえず、コーヒー作っとくか。一方通行、朝コーヒー飲めないと機嫌悪くなるし」
スフィンクス「にゃー」
上条「おお、お前も起きてたのか。おはよう」
40 = 36 :
スフィンクス「にゃー」
上条「腹減ったのか? じゃあ一方通行の分のコーヒーと一緒にお前のご飯も用意しような」
スフィンクス「にゃー」
木山「私の分もコーヒーを作ってくれるかな?」
上条「ああ、シャワー浴び終わったん……」
木山「うん。もうバスタブを使ってくれても構わない。起こしてしまって本当に悪かった」
上条「……あのですねぇ、木山さん。女性が男性の前で下着姿で歩き回るってのは」
木山「なんだネコ君、君も早起きだな」
スフィンクス「にゃー」
上条「ま、聞いてもらえるなんて思ってないけど……
それより、木山さんは寝なおさないんですか? いつもならもう少し寝てますよね」
スフィンクス「にゃー」
木山「寝るのもいいが、起きておくのも悪くないと思ってね」
上条「そうですか。じゃあ向こうで待ってて下さい」
木山「ああ」
41 = 36 :
―――
一方通行「おい、青髪ィ! いつまでトイレにこもってんだよ!! さっさと出ろ!!」
『そう言われてもほら、男の子って朝大変やん?』
11801号「朝からそんな所でナニやってるんですか、とミサカはあきれ顔で扉に向かって言います」
打ち止め「ねぇねぇ、ミサカのお箸が見当たらないよ? ってミサカはミサカは手元を確認しながら言ってみる!」
木山「ああ……じゃあ、割り箸を出すか」
打ち止め「えー、でもミサカあの箸がいい! ってミサカはミサカはちょっと駄々をこねてみる」
禁書「とーまー、朝ご飯なにー?」
上条「ご飯に味噌汁だよ。純和風な感じでね」
一方通行「おいおい! 朝飯がコーヒー+味噌汁って何考えてんだよ三下ァ!!」
上条「うるせぇ! 嫌なら自分で作れ!!」
禁書「あーさん、トイレまだー?」
『急かさんでぇや。そんな急かされても、なぁ?』
11801号「……トイレは貴方一人の物ではありません、とミサカは連続でノックをしながら急かしたてます」
木山「やれやれ、朝から賑やかだな」
43 :
終わりかい
44 :
終わってた
45 :
何故終わったし
46 :
保守する流れとみた
47 :
>>1
原作ちゃんと読んだ?
48 = 43 :
木山先生が好きすぎるからかなりいい
49 :
上条さんが木山先生の色香に惑わされてるところを
美琴が目撃する展開はまだですか
みんなの評価 : ★★★×7
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