元スレ上条「さすがに上条さんちで七人暮らしはキツイんですよ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×7
101 = 36 :
上条「お前らホントに仲良いよな」
木山「波長が合うんだろう。似た者同士だからね」
一方通行「どっちも頭ン中お花畑だからなァ」
禁書「仲良き事は美しきかな、だよ!」
11801号「いえ、さすがのミサカでも上条当麻と一方通行の仲の良さには敵いません、とミサカは述べます」
一方通行「はァ?」
上条「んー? ……そんなに仲良さそうに見えるか? 俺と一方通行って」
青ピ「もしかしたら僕より仲ええんとちゃうかなぁいうくらいやわぁ」
一方通行「俺と三下が仲がいいとか、テメェら揃いも揃って目にガラス玉でもはめ込ンでンのかァ!?」
木山「おや、違うのかい? 私から見ても君達は仲がいいと思うがな」
上条「ははは、だってよ」
一方通行「クッ……テメェらあとで覚えてろよ」
青ピ「第一位ってば真っ赤になっちゃって可愛い~」
禁書「あくせられーたってとーまの事嫌いなのかな?」
打ち止め「照れてるだけだよ、ってミサカはミサカは禁書目録のウズラの卵を狙いながら言ってみる」
102 = 36 :
打ち止め「今だ、ってミサカはミサカはおりゃーって箸を伸ばして卵をゲット!」
ガシィ!!
禁書「……あげないんだよ」
打ち止め「うう……」
上条「はいはい、喧嘩するな。ほら打ち止め、俺の卵やるから、これでいいだろ?」
打ち止め「わぁ、ありがとう、ってミサカはミサカは上条当麻から貰ったウズラの卵をほおばってみる!!」
木山「……君は、なんと言うか……いいお嫁さんになるというよりも、いいお母さんになるだろうな」
上条「どういう意味ですか、それ」
木山「いや、言葉通りの意味だよ」
上条「……上条さんだって好きでこんなキャラしてるわけじゃないんですけどね」
青ピ「お母ちゃん、僕も卵欲しい~」
上条「……」
青ピ「ごめんてカミやん。謝るから卵の殻持ってくるの止めてぇや」
103 = 36 :
―――
青ピ「ほんじゃ、カミやん風呂入ってる間に寝る場所決めとこか」
一方通行「どうせ今日も変わらねェンだろ?」
木山「……一つ提案があるんだが」
青ピ「ん? どうかしました、木山さん」
木山「上条君ばかりバスタブ生活というのはやはりどうかと思うんだ。
どうだろう? どちらか彼と一緒に寝ては」
11801号「一方通行が一緒に寝るべきですとミサカは即答します」
一方通行「断る」
青ピ「でもソファは僕一人でいっぱいいっぱいやし」
木山「…………そうか、じゃあ仕方ない。それなら私が」
禁書「それはそれで問題があるんだよ」
打ち止め「じゃあどうしようかなってミサカもミサカも皆と一緒に考えてみる」
―――
上条「これでよし。水滴一つ残ってない」
上条「しっかり拭いておかないと、寝る時に服がビチョビチョになるからなぁ」
105 = 51 :
自分がバスタブで寝るって選択肢がないあたりがさすがだな
106 = 36 :
青ピ「フローリングにベタ寝やと寝ぼけてカミやん踏みかねんし……」
11801号「寝る場所を変えても根本的な問題の解決にはつながりません、とミサカは別の方法を探ります」
禁書「あ、じゃあとーま用の新しいお布団買うのは?」
青ピ「んー、そう言うてもなぁ、布団買う金とか誰が出すん?」
打ち止め「……ミサカはミサカは無言で貴方を見てみる」
11801号「ミサカもこのメンバーの中で一番金持ちだろう一方通行の方を見つめます」
一方通行「……チィッ、仕方ねェな……金出せばいいンだろ」
木山「いいのかい? なんなら私がだしてもいいが」
一方通行「一応、泊めてもらってる恩もあるしなァ。金も有り余ってるし、丁度いいだろうよォ」
木山「そうか、それは助かる。そういえば明日は土曜日だし、買いに行くには丁度いいかもしれないな」
―――
上条「……はぁ、この家の主は上条さんだっていうのに、何が悲しくてこんな所で寝てるんでしょうか……」
上条「かといって、女性から場所を奪うわけにも行かないし……一方通行や青髪から取るってのも気が引けるし……」
上条「……不幸だ」
108 = 36 :
―――
上条「……ん」
サァァァァ―――――……
上条(……なーんか、デジャヴな展開だな……寝起き、水の音……)
上条(また木山さんか? ……まったく、どうするべきかなぁ……)
上条(起き上がって注意するとモロにシャワーを浴びてる木山さんの裸を見る事になるし……
かといって放っておくとこのまま放っておくと『寝てる間ならシャワーを浴びてもいい』って思ってまた浴びに来るかもしれないし……)
上条(横になって目を瞑ったまま言ってみようか……いや、あの人の事だから『酷い寝言だな』とか言うに決まってる……)
上条(……ここは、一気に起き上がって、見ないようにしながら!!)
ガバッ!
青ピ「おわっ! カミやん起きてたん!?」
上条「ってお前かよ!!」
青ピ「いやんカミやん見んといてぇ~、僕はずかしぃ~」
上条「人の寝室に上がり込んで言う事がそれか!! とっとと出てけ!!」
―――
上条「あー……朝から酷いもの見た……」
109 = 36 :
放っておくって二回も使ってるけど気にしないでね
110 :
その部分に関しては放っておく
111 = 36 :
一方通行「おォ、起きたか三下ァ」
上条「ああ……たぶん今までで一番最悪な寝起きだった」
木山「上条君、君、今日何か用事は?」
上条「へ? いや、別に……」
木山「そうか。じゃあ丁度いい。少し買い物を手伝ってもらおうと思ってね。いいかい?」
上条「買い物ですか? 別にいいですけど」
一方通行「……ンン? おい三下ァ、コーヒーの作り置きもう無かったかァ?」
上条「あー……悪い。今から作るから待っててくれ」
一方通行「いや、いい。今日は俺が作るわ」
木山「ああ、じゃあ私の分もお願いできるかな?」
一方通行「……仕方ねェな」
青ピ「んならカミやん、ちょい早いけど朝ご飯にしよか」
上条「そうだな。すぐにインデックス達も起き出すだろうし」
一方通行「今日は洋食で頼むぜェ?」
上条「はいはい。じゃあ今日は簡単にトーストとサラダとベーコンエッグかな」
112 = 36 :
―――
禁書「うー……」
打ち止め「今日は不機嫌だね、どうしたの、ってミサカはミサカは禁書目録に尋ねてみる」
禁書「日本人の朝は一杯の白ご飯とお味噌汁から始まるんだよ……今日もお味噌汁を食べる気満々だったのに」
上条「お前生粋のイギリス人だろーが」
禁書「心は大和撫子なの!!」
11801号「ミサカもどちらかと言えば和食派です、とミサカは牛乳を飲みながら同意の意を示します」
打ち止め「ミサカは洋食も好きかも、ってミサカはミサカはベーコンを食べながら言ってみる!」
一方通行「口に物入れて喋ンな、汚ェ」
青ピ「そうやなぁ、ぼかぁ米所出身やし、米よりもパンのが好きやなぁ」
一方通行「米所出身なのに米が嫌いなのかよ」
青ピ「そりゃあほら、こっちのお米ってあんまおいしくないしねぇ?」
木山「ふむ……私は栄養が補給出来ればどちらでも構わないかな」
一方通行「俺も、コーヒーとあうから洋食の方がいいだけだしなァ……コーヒーとあう米があるっつーンなら別に和食でも鎌わねェなァ」
上条「まあ、みんなの意志に沿うなんてのは無理なんでですね。その辺は各自で妥協してくださいよ」
113 = 36 :
木山「さて、上条君。準備はいいかな?」
上条「ああ、買い物ですっけ? いいですよ。何処に行きます?」
木山「そうだなぁ……歩きながら考えようか」
上条「またそれですか」
―――
上条「……それで、何買う予定なんですか?」
木山「今日は君の分の寝具を買おうと思って買い物に誘ったんだ」
上条「寝具って言うと……布団とかですか?」
木山「ああ、君をバスタブに押し込んでおくのに皆心を痛めていてね。君にもちゃんとした寝場所を作ってあげようという話になって」
上条「だったら誰かが代わってくれればよかったのに」
木山「……えっと、寝具ってのは何処で売ってるんだったかな」
上条「そうですねぇ……まあ大きなお店にいけばあるんじゃないでしょうか」
木山「……あー、じゃあとりあえず、少し歩きまわってみようか」
上条「そうですね」
114 :
家の中かなりせまそうだな
116 = 36 :
木山「……人が集まる場所は……暑いなぁ」
上条「いきなり脱ぎださないで下さいね」
木山「……しかし、こう暑いと」
上条「店の中に入ると寒いくらいにエアコンがかかってる筈ですから、それまで我慢してください」
木山「……努力する」
上条「お願いします」
木山「…………限界だ」
上条「……何か冷たいもの買ってきます」
―――
美琴「……なんで、アイツが、木山さんと一緒に居るのよ……」
黒子「お姉さま、あれはおそらく世で言う所の『デート』ですの。あの男性もすみにおけませんわねぇ」
美琴「……もしかして、歳上趣味なの? でも、偶然会っただけかもしれないし……」
黒子「というわけでお姉さま! 黒子たちもデートと洒落込みましょう!!」
美琴「……いや、でも、万が一……追うわよ、黒子!」
117 = 36 :
―――
一方通行「……」
<アー、ナンカイカリデデビルマンニヘンシンシソウ!!
デキルノカ!?>
打ち止め「……デビルマン?」
11801号「デビルマン……?」
禁書「……デビルウーマンじゃなくて?」
青ピ「あちゃー、皆デビルマン知らん世代かぁ」
11801号「そんなキャラクターが居たんですか? とミサカはあーさんに尋ねます」
打ち止め「ミサカも知らないよってミサカもミサカもあーさんに尋ねてみる!」
青ピ「えー……デビルマン言うんはなぁ」
一方通行「静かにしろ、集中出来ねェだろォが」
青ピ「はいはい、えらいすんません」
―――
118 = 59 :
やっかいなのに見つかった支援
119 :
はっぴーばーすでーでびるまん
120 = 36 :
木山「……やっぱり暑い日は冷たいものに限るな」
上条「近くにソフトクリーム屋さんがあってよかった……」
―――
黒子「あらあらあら、ソフトクリームを一緒に食べてますの」
美琴「……いやいや、あれはたぶん木山さんが服を脱がないようにであってデートとかじゃ」
―――
木山「ああ、そうだ上条君」
上条「はい?」
木山「お昼は素麺でいいかな?」
上条「え、ええ。まあ、いいですけど」
木山「そうか、じゃあ急ごう。暑くなる前に買い物を済ませないとね」
上条「そうですね。ああ、溶けないように注意してくださいね」
木山「大丈夫だ。子どもじゃないんだからそれくらい注意するさ」
上条「……だといいけど」
121 = 36 :
―――
木山「……寝具売り場は、暑いな」
上条「……確かに、布団ばっかりですからね。後は上条さんだけで決められるんで、木山さんは涼んでてもいいですよ」
木山「いや、いい。私が居ないと会計に移れないだろう?」
―――
黒子「あら、あらあら、二人で一緒にベッド! ベッドを見てますわよお姉さま!!」
美琴「……」
黒子「これはもうあの二人が恋人同士という何よりの証拠!! 同棲の下準備かもしれませんわねぇ!!
残念でしたわねお姉さま、でもご安心を! 黒子がいつでもお傍に居ます!」
美琴「……」
黒子「……お姉さま?」
バチバチバチバチィィィッッ!!
美琴「……見間違い、これはただの見間違い……」
―――
上条「んー……少し寝苦しいかもしれないけどこっちの安いのの方が……」
木山「金は一方通行持ちだから、遠慮せずに高い物を選ぶといい」
122 :
ほ
124 :
あら、あらあら面白そうなスレを発見しましたですの!
これは支援しなければ!
127 :
おさる?ネタ?
131 :
寝る前支援
132 = 122 :
ほ
134 = 122 :
ほ
138 :
続き楽しみにしてるので保守
139 :
保守します
141 :
ほ
143 :
木山先生好きだ
144 = 122 :
ほ
146 :
ボッキアゲ
150 = 122 :
ほ
みんなの評価 : ★★★×7
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