私的良スレ書庫
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元スレハルヒ「キョンって誰が好きなのかしら」
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2月 14日 長門
前日に彼のために涼宮ハルヒと作成したチョコレートを持ち
形が崩れないよう注意しながらAM7:30に登校
いつも通り文芸部室へ向かい、読書をする
最近は恋愛小説ばかり読んでいる
不思議とそういうものばかりが目につくから
きっと、わたしの中の何かが変わったからだと思う
それが、彼への思いということが…嬉しい
わたしはわたしの中に生まれた感情を確かめるためにこのような本を読んでいた
でも、自覚した今は違う
彼が、誰かに恋心を抱いた時、どのような行動をとるのかを調べている
これらはすべて、わたしが一番最初に持つことができた感情がもたらしたもの
……宝物
前日に彼のために涼宮ハルヒと作成したチョコレートを持ち
形が崩れないよう注意しながらAM7:30に登校
いつも通り文芸部室へ向かい、読書をする
最近は恋愛小説ばかり読んでいる
不思議とそういうものばかりが目につくから
きっと、わたしの中の何かが変わったからだと思う
それが、彼への思いということが…嬉しい
わたしはわたしの中に生まれた感情を確かめるためにこのような本を読んでいた
でも、自覚した今は違う
彼が、誰かに恋心を抱いた時、どのような行動をとるのかを調べている
これらはすべて、わたしが一番最初に持つことができた感情がもたらしたもの
……宝物
朝の呼び鈴が鳴り、慌てて教室へと向かう
一歩教室に入っただけで、有機生命体の心拍数、挙動などが普段とは異なることに気づく
これがバレンタイン……
今までは辞書のように
「ローマで殉教したテルニーの主教聖バレンティヌスの記念日。ローマの異教の祭りと結びついて女性が男性に愛を告白する日とされるようになり、日本ではチョコレートを贈る風習がある。」
としか考えてなかった2月14日
今ではここにいる有機生命体の心情までが理解できる
これほどに嬉しいことはない
感情を得てからというものの、わたしの見る世界はすべてが変わった
これほどまでに素晴らしい世界を、わたしに知らせてくれた彼にはとても感謝している
「ねぇねぇ、長門さんは誰かにチョコあげたりするの?」
同じクラスの女生徒の問いかけに、わたしは首を縦に振った
「ええ!?うそぉ!!誰誰!?」
同女生徒のその声により、クラスの関心が一度にわたしに集まるのがわかる
「も、もしかしてSOS団の彼?」
いくつか尋問を受けている中、聞こえてきたその問いに答える
「やっぱりそうなんだ!!応援してるからがんばってね!!」
わたしの目的の相手が分かった途端、わたしの周りから有機生命体の姿がなくなる
チョコレートを渡す相手を他人に教えることに、どのような意味があるのか理解できないけど
何故だか言ってしまった
多分、わたしは誇らしいのだろう
彼を好きという、自分のこの気持ちが
いくつか尋問を受けている中、聞こえてきたその問いに答える
「やっぱりそうなんだ!!応援してるからがんばってね!!」
わたしの目的の相手が分かった途端、わたしの周りから有機生命体の姿がなくなる
チョコレートを渡す相手を他人に教えることに、どのような意味があるのか理解できないけど
何故だか言ってしまった
多分、わたしは誇らしいのだろう
彼を好きという、自分のこの気持ちが
そんなことを考えながら、わたしは席に着いた
朝のHRで、担任の教師によりチョコレートを回収するという旨が提示され
教室中から悲痛の声が巻き起こる
どうやらこの担任の教師の独断で行っているよう
わたしは情報操作を行い、一時的にチョコレートの存在を隠した
容易いこと
無事に彼へのプレゼントを守り切ったわたしは、授業の合間にトイレへ足を運び
ただなんとなくその箱を見つめる
まるで生きているよう
『想いをのせる』という言葉の意味が、初めて理解できたもの
これを渡すことによって起こると予想される彼の行動をいくつか想定するだけで
不思議と気持ちが嬉しくなる
わたしは、彼に想いを寄せている
そう確認できる一つの手段
授業の合間は何もすることがない
この高校で学ぶ内容は、既にすべて理解している
なのでわたしは、待機モードへ移行し、時間が過ぎるのをただ待っている
しかし、今日という日は、彼のことを考えることによって時間を潰してみる
と言っても、思考より行動が先にきてしまっているけど
時間はあっという間に過ぎて行った
わたしは自らが料理したお弁当を手に持ち
少し早足で彼の教室へと向かう
扉を開け挨拶をすると、彼が返事を返してくれた
その言葉を聞くと同時にわたしは席に着き、手に持つ袋を開けた
この高校で学ぶ内容は、既にすべて理解している
なのでわたしは、待機モードへ移行し、時間が過ぎるのをただ待っている
しかし、今日という日は、彼のことを考えることによって時間を潰してみる
と言っても、思考より行動が先にきてしまっているけど
時間はあっという間に過ぎて行った
わたしは自らが料理したお弁当を手に持ち
少し早足で彼の教室へと向かう
扉を開け挨拶をすると、彼が返事を返してくれた
その言葉を聞くと同時にわたしは席に着き、手に持つ袋を開けた
おにぎりを食べ、具としてからあげを放り込む
「有希、ちゃんと形崩さずに持ってきた?」
チョコレートを作成した際、涼宮ハルヒに念入りに注意されたこと
「問題ない」
「そう、安心したわ。ちゃんとキョンに渡せるといいわね」
小声とはいえ、彼の目の前でそのようなことを言われ、わたしは少し慌ててしまった
横目で彼を見てみると、何か真面目な顔でわたしを眺めている
……不思議
「有希、ちゃんと形崩さずに持ってきた?」
チョコレートを作成した際、涼宮ハルヒに念入りに注意されたこと
「問題ない」
「そう、安心したわ。ちゃんとキョンに渡せるといいわね」
小声とはいえ、彼の目の前でそのようなことを言われ、わたしは少し慌ててしまった
横目で彼を見てみると、何か真面目な顔でわたしを眺めている
……不思議
やっぱり地の文やめた方がよかったかな?
そんな彼の姿に気がついた涼宮ハルヒが口を開く
「どうしたのよキョン、さっきから全然箸が進んでないわよ」
その言葉を受けた彼は、手に持つ弁当箱を見つめ、納得したような表情を見せた
彼の表情を読み取れるようになったのも、わたしが感情を得てから
「もしかしてずっと有希のこと考えてたの?」
彼女の思わぬ発言に、わたしも慌ててしまう
でも、それ以上に慌てる彼の姿を見て
なんだか嬉しくなった
「ユニーク」
少しからかってみると、彼は予想通りユニークな反応をわたしにみせてくれた
トマトみたい
そんな彼の姿に気がついた涼宮ハルヒが口を開く
「どうしたのよキョン、さっきから全然箸が進んでないわよ」
その言葉を受けた彼は、手に持つ弁当箱を見つめ、納得したような表情を見せた
彼の表情を読み取れるようになったのも、わたしが感情を得てから
「もしかしてずっと有希のこと考えてたの?」
彼女の思わぬ発言に、わたしも慌ててしまう
でも、それ以上に慌てる彼の姿を見て
なんだか嬉しくなった
「ユニーク」
少しからかってみると、彼は予想通りユニークな反応をわたしにみせてくれた
トマトみたい
昼休憩終了 キョン
結局、弁当の時間は終始頬を紅潮させたままで終わっちまった
なんとも恥ずかしい
俺の目には、長門はいつもと変わらないように見えた
長門は、チョコを渡すことに関して緊張などはしないのだろうか
まあ、あの長門が緊張なんて……
長門「あ、あの…これ、あなたのために作ってきたの///」
いかんいかん
いくら想像とはいえ反則的なかわいさだ
後はこのとてつもなく身の入らない授業を2つ受けたら今日は終了だ
残すところ団活だけとなる
結局、弁当の時間は終始頬を紅潮させたままで終わっちまった
なんとも恥ずかしい
俺の目には、長門はいつもと変わらないように見えた
長門は、チョコを渡すことに関して緊張などはしないのだろうか
まあ、あの長門が緊張なんて……
長門「あ、あの…これ、あなたのために作ってきたの///」
いかんいかん
いくら想像とはいえ反則的なかわいさだ
後はこのとてつもなく身の入らない授業を2つ受けたら今日は終了だ
残すところ団活だけとなる
>>460-461ありがとう安心した 投稿間隔広がるからもう誰も見ていないと思った
ふと疑問に思ったのだが…長門は一体いつチョコを渡すのだろうか?
もしかしたらもう渡し終えているなんて可能性も……十分にあり得る
ダメだ
少し考えただけで気分が萎えてしまう
やはり考えないようにするのが得策なんだろうか
しかし、今の俺には無理な注文である
こんなかったるい授業投げ出して、今すぐにでも文芸部室へと走りたい気分だ
「ああ、早く終わってくれ」
ふと疑問に思ったのだが…長門は一体いつチョコを渡すのだろうか?
もしかしたらもう渡し終えているなんて可能性も……十分にあり得る
ダメだ
少し考えただけで気分が萎えてしまう
やはり考えないようにするのが得策なんだろうか
しかし、今の俺には無理な注文である
こんなかったるい授業投げ出して、今すぐにでも文芸部室へと走りたい気分だ
「ああ、早く終わってくれ」
ついに最後の授業の終了を知らせる音が校内に響いた
それと同時に俺は鞄を掴み
ハルヒなんじゃないかと思うほどのスピードで教室を出た
事実、ほんの数歩先には駆け足で部室へと向かうハルヒの姿が見える
しかしながら、俺は歩いていてハルヒは駆け足なので、進んでいくうちに当然姿は見えなくなる
どれだけ団活を楽しみにしてるんだあいつは……と多少関心しながら歩いていると
俺の視界の隅に教室の扉から出てくる小さな体が映った
「よう、長門」
その小さな体の持ち主に一声かける
「……今から行くところ?」
「ああ、そうだ。一緒に行かないか?」
「わたしも今提案しようと思っていた」
なんとも嬉しい言葉だな
授業中の余計な妄想の所為で、少しだけ萎えていた俺の気分が
その一言で完全に晴れやかなものへと変化した
いくら一緒に行くと言っても
俺達の間にはいつものようにあまり言葉はない
ただただ、「落ち着き」という名の空気が漂っていた
俺は長門と一緒にいるときにしか生まれない、この「落ち着き」が大好きだった
普段の慌ただしい日常から解放され、まるで暖かい場所に寝転んでいるような
そんな気分に浸れるからだ
ふと、兼ねてから疑問に思っていたことを長門に聞いてみようかと考えたのだが
好奇心より恐怖心が勝利したので、やめておくことにした
「もうチョコを渡したのか?」
なんて、そんなこと聞けるわけがないだろう
スタ、スタ、トコトコと一定のリズムで歩いている内に
俺と長門は文芸部室へ辿り着いた
隣には長門がいるが、念のためにと扉をノックした
長門の前で、着替えている朝比奈さんの姿を見るなんて、一体俺はどうなっちまうのか想像もつかんからな
コンコンッ
おかしい
反応がない
少なくともハルヒは俺より先に文芸部室へと向かったはずである
もしかしてドッキリか?
俺を驚かせてやろうみたいなハルヒによる悪だくみだろうか?
しかし、その手にはのらん!
俺はゆっくりと扉に近づk
ガチャッ
って、おいおい……
俺があれだけ警戒していた扉を、あっさりと長門が開放してしまった
俺と長門は文芸部室へ辿り着いた
隣には長門がいるが、念のためにと扉をノックした
長門の前で、着替えている朝比奈さんの姿を見るなんて、一体俺はどうなっちまうのか想像もつかんからな
コンコンッ
おかしい
反応がない
少なくともハルヒは俺より先に文芸部室へと向かったはずである
もしかしてドッキリか?
俺を驚かせてやろうみたいなハルヒによる悪だくみだろうか?
しかし、その手にはのらん!
俺はゆっくりと扉に近づk
ガチャッ
って、おいおい……
俺があれだけ警戒していた扉を、あっさりと長門が開放してしまった
一歩中に入り、部屋中を見回したのだが人っ子一人いない
念入りに掃除用具入れの中まで確認したのだが、そこにはあるべきものしか存在していなかった
おかしい
なんなんだ?
何故誰もいない
「長門、何か聞いてるか?何故誰もいないんだ?」
そう俺が長門に問いかけたのだが、長門は返事もせずに奥へと進んでいく
「な、長門?」
長門は一体何をしているのだろうか
本棚の横にある長門専用の椅子を、窓際まで引きずり出した
またさるさんになってしまったくそー
昼休憩終了 長門
結局、昼休憩の間彼の頬が色を失うことはなかった
綺麗に空になった弁当箱を袋に入れ、わたしは自分のクラスへと戻った
そこでクラスメイトに彼のクラスに行っていたのかの確認と
既にチョコは渡したのか、という確認を受けた
わたしは肯定し、否定した
残念そうな顔をしてわたしのもとから立ち去る有機生命体の背中を見つめながら
わたしは彼のことを思った
彼のために作成したチョコレート
涼宮ハルヒとの打ち合わせでは、まだ渡すべきではない
昼休憩終了 長門
結局、昼休憩の間彼の頬が色を失うことはなかった
綺麗に空になった弁当箱を袋に入れ、わたしは自分のクラスへと戻った
そこでクラスメイトに彼のクラスに行っていたのかの確認と
既にチョコは渡したのか、という確認を受けた
わたしは肯定し、否定した
残念そうな顔をしてわたしのもとから立ち去る有機生命体の背中を見つめながら
わたしは彼のことを思った
彼のために作成したチョコレート
涼宮ハルヒとの打ち合わせでは、まだ渡すべきではない
それから、午後の授業が始まった
わたしは午前と同じで午後も待機モードに移行しなかった
理由は、その時までの自分の感情の動きを楽しみたかったから
……贅沢
この時の流れの早さはなに
情報操作を施していないのに、まるで施されたかのような時の流れ
これは朝比奈みくるが専門とするタイムトラベルなのかもしれない
……不思議
最後の呼び鈴が鳴り、荷物をまとめて廊下にでる
途中、有機生命体に励ましの言葉を貰った
そこで立ち止まったおかげで、廊下を歩く彼と鉢合うことができた
……感謝
「よう、長門」
唐突に耳に届く彼の声
わたしは顔を上げ、歩こうとしていた道の反対側を見た
そこには彼の姿があった
少しだけ、奥の奥で曇った表情をした彼が近づいてくる
「……今から行くところ?」
「ああ、そうだ。」
それなら……
「一緒に行かないか?」
…驚いた
彼もわたしと同じことを考えていたから
嬉しい
「わたしも今提案しようと思っていた」
そう言うと、彼の表情が少し明るくなった気がした
唐突に耳に届く彼の声
わたしは顔を上げ、歩こうとしていた道の反対側を見た
そこには彼の姿があった
少しだけ、奥の奥で曇った表情をした彼が近づいてくる
「……今から行くところ?」
「ああ、そうだ。」
それなら……
「一緒に行かないか?」
…驚いた
彼もわたしと同じことを考えていたから
嬉しい
「わたしも今提案しようと思っていた」
そう言うと、彼の表情が少し明るくなった気がした
彼の足音が、わたしの足音に重なって響く
文芸部室のある旧校舎への道のりには、わたしと彼の二人だけ
彼と一緒に帰った日
あの日、わたしは彼に一つだけわがままを言った
「早い。少し待って」
あれ以来、彼の歩幅に変化が起こった
わたしにとって、歩きやすい歩幅
丁度二人が横に並ぶ歩幅
彼のさりげない優しさを理解した
それ以来、わたしの心に変化が起こった
文芸部室へ到着し、彼が扉をノックした
物音がしない
涼宮ハルヒに感謝する
上手くやってくれたみたい
何故か怯えている彼の横から手を伸ばし、わたしはドアノブを回した
ガチャッ
文芸部室内に足を踏み入れると、わたしは奥へと進んだ
彼は、後ろで掃除用具入れの扉を開けている
そこに、何があると思ったの
「長門、何か聞いてるか?何故誰もいないんだ?」
後ろで彼の声が聞こえた気がしたけど、わたしは心拍数が著しく上昇していたため
その声に応えることができなかった
「な、長門?」
彼の確認の声が耳に届く
でも、これは応えなくていい声だと認識した
彼は、これからわたしの行動に目を奪われて、言葉を無くすと予想しているから
わたしは自分の椅子を手に持ち
引きずりながら窓の下まで運んだ
やっぱり、彼は何も言ってこない
>>474 ありがとう助かる
椅子に座り、あの日と同じ本を持ち
あの日と同じ体勢で本を読む
彼は、不思議そうにわたしを眺めるばかり
そこで、わたしは彼に二度目のわがままを言った
「扉の前に立ってほしい」
彼は何か言おうとしたのか、少しだけ口を開いたけど
何も言わずにわたしのわがままを聞いてくれた
二度目も、彼の優しさに触れることができた
わたしの心が膨張して、とまらなくなった
椅子に座り、あの日と同じ本を持ち
あの日と同じ体勢で本を読む
彼は、不思議そうにわたしを眺めるばかり
そこで、わたしは彼に二度目のわがままを言った
「扉の前に立ってほしい」
彼は何か言おうとしたのか、少しだけ口を開いたけど
何も言わずにわたしのわがままを聞いてくれた
二度目も、彼の優しさに触れることができた
わたしの心が膨張して、とまらなくなった
「わたしとあなたが、初めて出会った瞬間」
その時の形が、今の文芸部室にはあった
彼も、その時を思い出したのか驚いた顔をしている
「長門……?」
彼の問いかけにわたしは答える
「あなたに渡したいものがある」
そういうとわたしは自らの鞄を漁り、少し大きめの箱を手に取った
「チョコレート」
窓から差す夕日が、わたしの持つ箱に反射して、天井にその姿を映し出した
とても驚いた表情を浮かべた彼は、ゆっくりとわたしの箱を受け取ってくれた
数秒ほど手に持った箱を見つめたかと思うと、ゆっくりと顔を上げわたしの顔を見る
そしてまた、視線を箱へと移し、わたしに戻す
「ほ、本当に…受け取っていいのか?」
「あなたのために作った。ぜひ受け取ってほしい」
少しだけ、不安で、怖くなった
「…嫌?」
わたしの問いかけに、彼は必死に答えた
「そんな訳ないだろう。これほど嬉しいことはない」
……と
「よかった」
「わたしは、あなたに恋心を抱いている」
「その箱の中には、チョコレート以外にわたしの思いも詰まっている」
「あなたと関わっていくことによって、得ることができたこの気持ちが詰まっている」
「わたしはあなたが……好き」
夕日の差し込む文芸部室 キョン
「わたしはあなたが……好き」
その言葉を聞いた瞬間、俺は涙を流していた
目の前に存在する小さな女の子が「女の子」になった瞬間が
とても綺麗で、嬉しかったからだ
俺の中に5:5で存在する長門への思い
「家族愛」と「恋心」
そのどちらもが爆発した瞬間だった
その二つの感情は10:10になり、幾度と増え続け
最終的に無限にまで達したんじゃないかとさえ思えた
気がつくと俺は、長門を抱きしめていた
「俺も好きだ」
その言葉を伝えたくて、どうしようもなかった
「わたしはあなたが……好き」
その言葉を聞いた瞬間、俺は涙を流していた
目の前に存在する小さな女の子が「女の子」になった瞬間が
とても綺麗で、嬉しかったからだ
俺の中に5:5で存在する長門への思い
「家族愛」と「恋心」
そのどちらもが爆発した瞬間だった
その二つの感情は10:10になり、幾度と増え続け
最終的に無限にまで達したんじゃないかとさえ思えた
気がつくと俺は、長門を抱きしめていた
「俺も好きだ」
その言葉を伝えたくて、どうしようもなかった
しかし、情けないことに涙で声が出なかった
「なんで泣いてるの?」
という長門の問いかけに応えられず、泣き続けていた
その代わりに、直接長門に触れることでこの感情を伝えようと努力した
すべての長門への思いを、全身に乗せて長門を抱きしめた
ふと、頭に暖かな感触が伝わる
頭のてっぺんから、後頭部を何度も、何度も
あの時の図書館で
俺が寝てしまった時のように
長門は俺の頭を優しく撫でてくれていた
すると、俺の心はみるみる落ち着きを取り戻していった
うずうずとしていた俺の気持ちがつっかえがとれたように溢れだす
「長門、俺も好きだ。お前が大好きだ」
やっと伝えることができた
俺は長門の肩から頭を離し、長門の顔を見た
「ありがとう」
感謝の言葉とともに、優しく微笑む長門の姿がそこにはあった
俺は、初めてみる長門の微笑みに感動しながらも
ここで言わなければならないことを勇気を出して口にした
「俺と、付き合ってくれ、長門」
すると、長門は少し驚いた表情で俺を見つめた後
小さく頷いた
その表情はほんのりと赤く、とてもかわいらしかった
~終わり~
終わり
眠くないけど寝る
明日の用事が終わってこのスレがまだ残ってたら佐々木ルートを書いてみたいなと思っている
俺の中でニヤニヤ数は少ないけどハルヒルートより長門ルートの方がよくできた気がする
佐々木ルートは未知数グダるかも
じゃあおやすみ
眠くないけど寝る
明日の用事が終わってこのスレがまだ残ってたら佐々木ルートを書いてみたいなと思っている
俺の中でニヤニヤ数は少ないけどハルヒルートより長門ルートの方がよくできた気がする
佐々木ルートは未知数グダるかも
じゃあおやすみ
乙 ニヤニヤしたよw
この時間だから字の文(?)でもすらすら読めたがセリフだけのも好きだからそっちでもまた何か書いてくれw
この時間だから字の文(?)でもすらすら読めたがセリフだけのも好きだからそっちでもまた何か書いてくれw
ハルヒみたことないけど、すごくにやにやさせていただいた。
原作読んでみるかな。
原作読んでみるかな。
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