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元スレ上条「……ハルケギニアですか?」

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スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★★×6
タグ : - 阿部 + - M + - とらドラ + - なのは + - もう我慢できない + - ハルケギニア + - バカ + - ルイズ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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651 :

かたなか

652 = 645 :

続きは深夜

653 :

>>635
才人「ルイ…ズ……?」が
才人「ルイーズ……?」に見えてワロタ

654 = 645 :

上条「やっぱりね…」

コルベール「…全ての命は尊い」
コルベール「…………」

コルベール「私は、かつてその尊い命を多く奪った」

上条「………先生が?」

コルベール「そう、私が……」

上条「一体……」


コルベール「………」

コルベール「…村を焼き、人を焼き…そして、平和を焼いた」

655 = 645 :

コルベール「その村は流行り病に侵されていたと聞いた」

コルベール「…感染の拡大を防ぐため、私は国の命令でその村を焼いた」

コルベール「泣き叫ぶ村民の断末魔の声に、私は目を背け、心を殺した…」

コルベール「……そして、その村が八割ほど炎に包まれた後、私は聴かされた」

コルベール「【この村には元々、流行り病の形跡が無かった】、という真実を…」

上条「!」

コルベール「国は、新しい軍事拠点を作る為、村が邪魔だった」

コルベール「私は、道化だった」

コルベール「泣き叫ぶ少女の声が聞こえて、無我夢中で炎の中を走った」

コルベール「1人の少女を抱いて、私は脱出したが、その子の両親は燃え朽ちた材木の下敷きになっていた」

上条「…………」

656 = 645 :

コルベール「その子を、私は救ったのではない」

コルベール「私は、その子から奪ってしまった、ありとあらゆる物を…」

上条「…………」

コルベール「何をしても償えないんだよ」

コルベール「命を奪った罪は…」

上条「………」

コルベール「私はもう、二度と…」

コルベール「二度とそんな過ちに繋がるような事を繰り返したくないんだ…」

コルベール「例え、私自身がどうなろうと…」

上条「……」

上条「先生、言ったでしょう?」

コルベール「え?」

657 = 645 :

上条「俺、平和主義者なんすよ」

上条「……色々元いた世界で体験もしてるんで、命の尊さはわかってるつもりっす」

上条「俺から見りゃ、軽々しく自分の命を捨てるという先生は」

上条「誰かの命を奪ってた時と、何か違いがあるように見えません」

コルベール「………」

上条「今日の調査が終わっても…先生の身の安全が解るまで、俺は使い魔でいますよ」

コルベール「……しかしそれでは…」

上条「黙ってください」

上条「俺は、目の前で死ぬ死ぬ言ってる人間を、ハイそうですかと死なせられるほど、人間が出来ちゃいないんですよ」

上条「……それに、俺はアンタを気に入ってるんすよ」

上条「生きる宛てが無いなら、俺の為に生きてくださいよ先生」

コルベール「………トーマ君…」

658 = 645 :

続きはもうちょいかかりますんで、気長に待っててください

659 :

フラグ立ったな

660 = 645 :

自ほ

661 = 650 :

朝まであるかい?

662 :

ちょっと寝てたらキテター

663 :

皆が幸せになって欲しい
誰かが悲しむ姿なんて見たくない

664 :

665 :

寝る前ほ

666 = 664 :

667 = 662 :

まだだ、まだ落とさんよ!

669 = 650 :

起きてもきてなかった…

魔術師の仕業か…

671 = 670 :

ルイズがジャイアンに喧嘩を挑んで勝ってからサイトが帰るんだよね?

672 :

なんてドラえもんだよ

673 = 645 :

おは

674 :

光の剣を貰うまでまとわりつくのかね?

676 :

やっほい残ってる
保守

679 = 645 :

もうちょいしたら投下しまする

680 :

仕事行く前に完結してくれよなwww

681 :

あんっ

682 = 645 :

コンコン…

上条「どーぞ」

教師「お邪魔するわね」

教師「ミスタ・コルベール、それにトーマ君、そろそろ調査隊の皆様がお見えになるわ」

コルベール「…そうですか」

上条「まだ飯も食ってないんすけどね…随分と早いこった…」

コルベール「すまないね、トーマ君」

上条「さっきの話に関して、ですか?」

コルベール「それは…」

上条「違うんなら謝らないでくださいよ」

上条「さ、行きましょう先生」

コルベール「…うむ!」

コルベール(……ありがとうトーマ君…)

683 = 645 :

~院長室~

オスマン「困ったのぅ…」

オスマン「あの女生徒の今日のパンツは何色かのう…」

コンコン…

オスマン「お入り」

コルベール「失礼します、オールド・オスマン院長」

上条「ういーっす」

オスマン「少年よ、久しぶりじゃのう」

上条「どうもっす」

コルベール「して、オスマン院長、本日は具体的にどのような調査なのですか?」

オスマン「ふむ、詳しい話は聞かされてないんじゃがのう…」

オスマン「何でも、使い魔の戦闘力調査らしいぞい」

上条「せ、戦闘力?」

コルベール「実戦、というワケですか?」

オスマン「それはまだわからんがのう…」

684 :

30cm位のハルキゲニアかと思ったら違った

685 = 645 :

上条「おいおい…」

上条(マジかよ、何だよその調査……)

コルベール「しかし…使い魔と言ってもトーマ君はただの人間です…」

上条(………わりと、ただの…ってワケじゃねぇっすけどね)

オスマン「まぁまぁ、コルベールよ。まだわからんと言ったであろう?」

上条「まぁ…そうっすね」

上条「大丈夫っすよ、コルベール先生」

コルベール「…だがトーマ君」

上条「俺!!」

コルベール「……?」

上条「やんない内に、諦めるような真似だけは嫌いなんすよ」

コルベール「………」

コルベール「…わかった。
トーマ君、全てを君に託そう」

上条「まぁ、任せといてくださいよ」

686 = 645 :

上条(とか何とか言っちゃってるけど)

上条(不安ですとか言えねぇしなぁ…)

オスマン「…………ふむ」

バタンッ!

教師A「オールド・オスマン院長!」

オスマン「来たかのう?」

教師「はい。本日は教員のみの調査で、グラウンドでの調査を希望と言う事です」

オスマン「して、生徒の方は?」

教師「生徒には、王国からの【定期的な】調査、と話をしておきました」

オスマン「ふむ」

オスマン「では、行くか」

コルベール「はっ」

上条「了解」

ガチャ…バタン

687 = 645 :

~グラウンド~

オスマン「ようこそ、おいでくださいましたのぅ姫様」

アンリエッタ「オスマン院長殿、久しいですわね…」

オスマン「さようでございますな…相変わらずお美しい事で…」

アンリエッタ「まぁ、院長殿。お上手ですこと。うふふ…」

上条(………すげーかわいい…)

アンリエッタ「……あら、そちらの方は……?」

コルベール「……この者は、私の使い魔のトーマと言います」

上条「お、おおおお初におめめにか、かかりますす!トーマ・ソ・ゲェイヴ・カミジョーと言いまままます!へっ!陛下に置かれましては…」

コルベール「おっ…落ち着きたまえトーマ君!」

アンリエッタ「何と、サイトさんと同じ人間の………」

上条(だぁ~!!貴族相手の…ましてや姫様相手の礼節なんて知らねぇっつーの……)

688 = 645 :

アンリエッタ「……」

スッ

上条「………え?」

アンリエッタ「トーマさん、でよろしいでしょうか…?」

ニコッ

上条「はっはい」

上条(姫様が屈んで俺の前に)

上条(だめだ…可愛いすぎる…)

アンリエッタ「…………」

アンリエッタ「色々、苦労も多い事でしょう…?」

上条「え………あっ、はい…」

アンリエッタ「この学院内には、サイトさんという、私の大事な親友の人間の使い魔さんがいます」

上条「…才人とルイズの事でしょうか?」

上条(…………おいおい…)

上条(ルイズの奴が……姫様の親友!?)

689 = 645 :

アンリエッタ「あら、お知り合い?」

上条「…ええ、友達としてやらせてもらってます」

アンリエッタ「なら…」

ギュッ

上条「ひっ、姫様…!」

上条(手…手を……)

アンリエッタ「彼女らのお友達であるあなたは、私の友人です」

アンリエッタ「これから…仲良くしてくださいね、トーマさん」

ニコッ

上条「………は、はい!」

アンリエッタ「ウフフ」

スッ

アンリエッタ「では、本題に入りましょう」

オスマン「はっ」

アンリエッタ「本来であれば、このような調査は無い事を願うばかりでしたが、最近のアルビオンの動向から、最悪のケースを防ぐ手段として、今回の調査に踏み切ってしまいました……」

690 = 645 :

オスマン「お優しい姫様の事…胸中お察しいたします」

アンリエッタ「…ありがとう。

現在、アルビオンとは表面上、通常の国交が続いておりますが、
通達した通り、アルビオン一万の軍に、トリステインへの進軍準備を整えている様子があるとの報告を密偵から聞きました。」

コルベール「………」

アンリエッタ「……もし…もし仮に、一万というアルビオンの一部の軍がトリステインに侵攻してきた場合、それまでの国交は遮断され、一気に戦争の火蓋が切られるでしょう」

アンリエッタ「これはもはや、避けられぬ現実なのです」

オスマン「ふむ……」

コルベール「………」

上条「…………」

アンリエッタ「我が国を…我が国民を…ひいては、この学院の生徒を戦火から守る為……」

アンリエッタ「教員の皆様と…そして使い魔さんには、今しばらく今回の調査にご協力をお願いしたいのです…」

692 = 650 :

ふむ

693 :

姫様とのフラグはあるのかの?

694 = 644 :

既にフラグ製造機のサイトにやられてるからなぁ

695 = 645 :

オスマン「もちろんでございます。姫様。」

上条「調査でも何でも受けてやりますよ」

コルベール「…私は、戦争には反対ですが…大事な学院の生徒を守る為に、ご協力させて頂きます。」

アンリエッタ「ありがとう…」

アンリエッタ「では、早速ですが……」

アンリエッタ「調査隊、前へ。」

調査隊長ゼムヌス「はっ!」

ゼムヌス「全員前へ!」

ザッザッ…

アンリエッタ「あまり、危険な調査は避けてください。これは、あくまで調査なのですから」

ゼムヌス「はっ。」

アンリエッタ「この者は今回の調査において、隊長に任命したゼムヌスです」

アンリエッタ「では、後はゼムヌスにお任せします。」

ゼムヌス「はっ!」

上条(……おいおい…明らかに戦闘態勢じゃねぇか…)

696 = 645 :

~調査中~

ゼムヌス「弱い、弱すぎますぞ」

ポイッ

使い魔「キュー…」

教員「ああ、僕の使い魔が…」

ゼムヌス「そんな事では生徒など守り切れぬ!鍛え直せ!」

上条(……結局、実戦かよ……)

上条(しかも…あのゼムヌスとかいう隊長、強いし…)

ゼムヌス「次の使い魔、前に出ろ」

コルベール「………はっ」

上条「おっ、俺か!?」

コルベール「………」

コルベール「ゼムヌス殿、彼は使い魔であり、人間です。」

コルベール「あまり手荒な真似はしないでください」

ゼムヌス「ふん…人間の使い魔か…」

697 = 645 :

ゼムヌス「良いだろう、本気は出すまい」

上条(……あ?)

ゼムヌス「見たところ、特別な力を持っているようにも、魔力を持っているようにも見えん」

ゼムヌス「くく…三分の力を出すまでも無いだろう」

上条(…………プチン)

コルベール(何という男だ…だが、逆に今回はこれで…)


上条「大概にしとけよオッサン」

コルベール「と、トーマ君!?」

ゼムヌス「何だと小僧?」

上条「先生、俺このオッサンぶっ倒します」

コルベール「いかん!君の力では彼には」

ゼムヌス「くく…面白い…」

コルベール「ゼムヌス殿!」

コルベール「オスマン院長!二人を止めてください!」

698 = 645 :

オスマン「………」

オスマン「落ち着くのじゃコルベール」

コルベール「しかし」

オスマン「向こうもあのアンリエッタ姫のお抱えの者じゃ、大ケガをさせる様な真似はせんじゃろう」

コルベール「…………」

オスマン「少年の力を信じるのじゃコルベール」

ゼムヌス「小僧、名は?」

上条「当麻だ。おいオッサン、舐めてかかると痛い目見るぜ?」

ゼムヌス「トーマか…左様な口は我が輩を倒してから言うんだな」

上条「行くぜ……!!」

ゼムヌス「来るがいい…!!」

アンリエッタ「………」

アンリエッタ(一体トーマさんにはどんな力があるんでしょう…?)

700 :

アンリエッタってシエスタに次ぐビッチだよね。


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