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    元スレ長門「……」唯「隣いいですか?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - クロスオーバー + - 地震 + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + - 長門チンポジ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「~♪ 今日は~お鍋だよ~♪」フンフフーン

    ポツ……ポツ……

    「……ん?雨かぁ」

    「今日は傘なんて持ってきてないし」

    「本降りになる前にはやく帰らなくっちゃ!」


    ―――ポツポツポツ……ザアアア ザアアア

    「うわ! 雨激しくなってきちゃったよぉ……」

    「どうしよう……」キョロキョロ

    「あっ!あんな所に雨が凌げるバス停はっけ~ん♪」


    「ラッキーだよ~、あそこで雨宿りしよう」

    2 = 1 :

    ―――――

    ポツ……ポツ……

    長門「……」

    長門「……雨」

    ザアアア ザアアア

    長門「傘の構築を―――」

    「雨降ってきたね」「良純またハズレか」「お気に入りの服なのに最悪ー」


    長門「……」

    長門「今ここで構築するのは危険」

    長門「一旦向こうに避難するのが賢明」

    3 = 1 :

    ――
    ―――――
    ――――――――

    ザアアア ザアアア

    「うぅ、ここに来るまでにだいぶ濡れちゃったよぉ」

    長門「……」タッタッタ

    (あ、あの人も雨宿りにきたのかな?)

    「あっ、どーも」ペコリ

    長門「……不覚……ここにも」ボソッ

    ――――ザアアア ザアアア

    「……」

    長門「……」

    (き、きまずい……)

    4 = 1 :

    「雨……どんどん酷くなってきましたね」

    長門「……」


    「……」


    「あ、あの~」


    長門「……何?」


    「その制服北高ですか?」


    長門「……」コクリ

    「や っ ぱ り!」バッ

    5 = 1 :

    「じゃあ凄く近くですね!私桜ヶ丘なんですよ
    あ、因みに何年生なんですか?」

    長門「……2年」


    「わぁ、私もね、2年生なんだぁ!」ニコッ

    「あっ……///

    急に馴れ馴れしくなってごめんなさい……」シュン


    長門「……構わない」


    「!!」パァア

    6 = 1 :

    「あ、あのね、私平沢 唯っていうんだ!
    良かったよー
    このまま長い時間気まずい雰囲気で過ごさなきゃいけないと思ってたんだ 」


    長門(ユニーク)

    「え、えーっと」チラッ

    長門「……長門有希」

    「長門……有希さん?」

    長門「……」コクリ

    「へぇーじゃあ有希ちゃんだねっ!」ニコッ

    ザアア ……ポツ……ポツ

    7 = 1 :

    ――
    ―――――
    ―――――――

    「―――でね、私最初は軽音部ってカスタネットとか軽~い音楽をする所だと思っててね」

    長門「……軽音楽とはryのような音楽のこと」

    「へぇー有希ちゃん詳しいね!
    あ、もしかして有希ちゃんも軽音部!?」

    長門「違う」フルフル

    長門「軽音部ではなく文芸部、コンピ研、SOS団に所属している」

    「SOS団?
    何する部活なの?」

    長門「……主に涼宮ハルヒの監察」

    「?」

    8 = 1 :

    「んー、よくわかんないけど……3つも掛け持ちしてるなんて凄いね!」

    長門「……」

    「私なんて不器用だから絶対掛け持ちなんて出来ないよ」

    長門「……雨」

    「ほぇ?雨?」


    「あ、雨すっかりあがってるね

    有希ちゃんと話すのに夢中になっちゃってきずかなかったよ」エヘヘ

    9 = 1 :

    「あっ!?」

    長門「?」

    「今日は鍋の日だったよ!
    どうしよう~、憂待たせちゃってるかも……
    ごめん、急いで帰らなくちゃ
    そ、それじゃ有希ちゃんまたねっ!」タッタッタ

    長門「…ユニーク」

    ――――平沢家!

    「――それで遅くなっちゃって……ごめんねー憂」

    「ううん、いきなりの雨だったし仕方がないよ」


    「でもね、雨のおかげでね、お姉ちゃん他校のお友達が出来ました!」

    (今日の出来事を一生懸命話すお姉ちゃん……可愛い!)

    「―――それでね、とっても可愛い子なんだ、その子
    お人形さんみたいな子だったなぁ……」

    10 = 1 :

    「あっ!」

    「どうしたの?お姉ちゃん」

    「メアドきくの忘れちゃったよぉ!」シュン

    (落ち込むお姉ちゃんも可愛い///)

    「だ、大丈夫だよ!
    ほら、北高ってうちの高校とわりかし近いし
    またきっと会えるよ!」

    「そうかな?」

    「そうだよ!すぐに会えるよ
    それより鍋出来てるから早く食べよ、ね?」

    「そうだよね、また会えるよね!」

    「いっただっきまーす」

    11 = 1 :

    ―――長門家

    長門「……」

     『有希ちゃん!』

    長門「……」

    長門「彼女の話はとてもユニーク」


    長門「彼女は 感情 の移り変わりが激しい」

    長門「……私には無いもの」

    長門「……とても興味深い」

    12 = 1 :

    ―――桜ヶ丘軽音部
    「あと1ヶ月で文化祭かー
    はやいもんだなー……」

    「そう思うんなら少しは練習しろ!」

    「大丈夫だよ!あと1ヶ月もあるんだよ?」

    「あと1ヶ月 しか ないんです!」

    「もー、はやく練習しましょうよー」

    「まぁまぁまぁまぁ」

    ワイワイ ワイワイ

    14 :

    >>1以外にレスがないけど支援

    15 :

    しえーん

    16 :

    ハルヒの下の人か

    17 :

    百合展開に期待

    18 = 1 :

    ―――北高SOS団!

    ハルヒ「我がSOS団は今年も映画を撮ります!」バンッ

    長門「……」

    キョン「……ハァ」

    古泉「んっふ」

    みくる「ふえぇ、ま、またですか~?」

    ハルヒ「あったり前じゃない!

    私は去年の映画の出来なんかで満足してないわよ

    今年は去年よりももっと良い映画をとるんだから!」


    キョン「……で、その映画とやらの脚本はちゃんと考えてるのか?」


    ハルヒ「そんなものいらないわ!即興で考えればいいじゃない」

    キョン「ヤレヤレ……」

    19 :

    >>2
    はいはい、俺の天気予報はどうせ当たりませんよ

    23 = 1 :

    古泉「おや、珍しいですね、あなたが涼宮さんの意見に反対しないなんて」ボソッ


    キョン「そりゃ言いたい事は数え出したらキリがないくらいあるがな、俺だって馬鹿じゃない

    あいつの滅茶苦茶な事にいくら俺が正論を言ってもあいつが聞く耳を持ってくれないことぐらいもう学習しちまったのさ」ボソッ


    古泉「んっふ、それは朗報ですね、そちらのほうが我々としても助かります」ニコッ

    長門「……」


    ハルヒ「主役は勿論みくるちゃんよ!いいわね?」

    みくる「ふえぇ、もう嫌です~」ビクビク

    ハルヒ「なーに言ってるの!みくるちゃん?これは団長命令よ!?」

    24 = 1 :

    長門(……いつもより時間が長く感じる……)

    キョン「おい、ハルヒ
    いい加減にしろ!朝比奈さんは嫌がってるじゃないか!」


    長門(いつもと変わらない部室……なのに……何か物足りない……)

    古泉「おや、学習したんじゃなかったんですか?」ボソッ


    キョン「朝比奈さんの事となれば話は別だ!」キリッ

    ワイワイ ガヤガヤ

    長門「…………」


    長門(分からない……とても退屈に感じる……)

    25 = 1 :

    ―――軽音部帰路!
    「もー結局全然練習してないじゃないですか!」

    「とかいいつつ梓はちゃっかりお菓子3つも食べてたじゃないか」ニヤニヤ


    「うっ…そ、それは……」

    「食いしん坊なあずにゃん可愛いー♪」

    「ホント、鯛焼きにかぶりつく梓ちゃんは猫さんみたいで可愛いかったわ♪」

    「おいおい、皆して梓をいじめてやるなよ」

    26 = 1 :

    「それに梓のいう通りだ!
    全然練習出来てないじゃないか
    月曜はティータイムなしでちゃんと練習するぞ!」

    「ほーい」


    「梓もこれで文句なしだな?」


    「!! はいっ!」

    「あ、あのそれと……」


    「皆さん日曜日スタジオいって練習しませんか?私いい所知ってるんですよ」

    「スタジオかー私は全然OKだぜ」

    「スタジオ?よくわかんないけど日曜日は暇だよー」


    「それいいかも!」

    「スタジオ……面白そうだわ
    私も行きたい!」


    「それじゃ決定ですね!」

    27 :

    面白くなってきた

    28 :

    >>7まで読んでこれはホラーモノだと確信

    29 = 1 :

    ―――SOS団帰路

    ハルヒ「皆、明日はさっそく撮影にうつるわよ!遅れてきたら罰金だからね!」

    キョン「へいへい」

    みくる「はぁーい、わかりましたぁ」

    古泉「んっふ、了解です」ニコニコ

    長門「……了解」

    ハルヒ「キョン、谷口達もちゃんと連れてきなさいよ!」

    キョン「へいへい、わかってるよ」

    長門「……あっ」ピタッ

    長門(……バス亭)

    キョン「ん?どうしたんだ?長門」

    長門(……平沢唯……興味深い対象
    ……彼女の話が聞きたい)

    長門「……私はここで」ピタ

    30 = 1 :

    ハルヒ「あれ?有希の家ってもう少し先じゃなかった?」

    長門「少し用事を思い出した」

    キョン「用事?」

    古泉「おや、珍しいですね~」

    ハルヒ「そう、それじゃまた明日ね!」

    長門「……」コクリ

    長門「……」

    長門「……彼女の帰路からしてここに来る可能性は極めて低い」

    長門「……」

    31 = 1 :

    ――唯・梓帰り道!

    「唯先輩、日曜日は2時に集合ですからね?
    遅れないでくださいよ?」

    「わかってるよー 当日は憂に起こしてもらうから大丈夫だもん!」エヘッン

    「威張る所じゃないです!
    というかもう高校生なんだから普通に自分で起きてください!」

    (あ……バス亭)ピタッ

    (有希ちゃんいるかな?)


    「?どうかしましたか?先輩」

    「ごめん、あずにゃん
    ちょっと会いたい人がいるから私はあっちから帰るね」タッタッタ

    「えっ?会いたい人? あっ、行っちゃった……」

    32 = 1 :

    ―――バス亭!

    「……いるかな?」キョロキョロ

    長門「……」

    「あっ!有希ちゃーん」

    長門「!!」

    「よかったー!
    もう会えないかと思ったよー」エヘヘ

    長門(平沢唯……彼女を見つけた時エラーの発生を確認……彼女が原因?)

    長門(分からない……)
    「?」

    長門(ただ……私という個体が彼女に興味を抱いているのは確か)

    長門「……せて欲しい」ボソッ

    長門「もっとあなたの話を聞きたい」

    33 = 1 :


    「!」パアァ

    「うんっ!私も有希ちゃんとおしゃべりしたいな!」ニコッ

    ――
    ――――
    ―――――――

    「―――でね、妹も桜ヶ丘なんだよー」

    長門「あなたの妹?」

    「うん、憂っていうんだけどね、とても良くできた妹なんだよー!」エッヘン

    長門「……」ポワワーン

    ~~~妄想~~~

    『あははーあはははー』ゴロゴロ

    『お姉ーちゃーんあははあはははは』ゴロゴロ

    『妹ー!あははあはは』ゴロゴロゴロゴロ


    ~~~~~~~~

    長門「……ユニーク」

    35 = 1 :

    「憂はね、料理がとっても上手なんだよ!
    あっ、そうだ有希ちゃん明日の晩暇かな?」

    長門「特に用事はない」

    「じゃあ、明日はうちにきて晩御飯とりなよ!」

    長門「あなたの家に?」

    「うんっ!私と憂がよりに手をかけたご飯をご馳走するよー!」

    長門(エラーの原因かもしれない彼女の家にいくのは危険)

    長門(……)

    長門(……彼女の家にいけば原因がはっきりと分かるかもしれない)

    「だめかな?」

    長門「…了解した」

    36 = 1 :

    「わぁーい、有希ちゃん大好き!」ダキッ

    長門「……」

    長門(……温かい)


    ―――平沢家!

    「良かったね!お姉ちゃん!」

    「うん、メアドもばっちり交換したよー」

    「明日は忙しくなるねー」

    (久しぶりにお姉ちゃんとお料理……楽しみだなぁ)

    「うん!有希ちゃんを驚かせちゃおう!」

    37 = 1 :

    ―――土曜日 団活後!

    ハルヒ「うん!初日にしてはまずまずだったわね!」

    ハルヒ「みんなーお疲れ様
    今日はここで解散よ!」

    みくる「疲れました~」

    キョン「今日は特に何事もなく終わったな」

    古泉「ふふ、まるで何か起きてほしかったかのような口振りですね」

    キョン「まさか ホッとしただけだ」

    長門「……」ジー

    キョン「……ん?」

    長門「……」クイクイ

    キョン「なんだ?長門
    図書館か?」

    長門「違う」フルフル

    長門「相談がある」
    キョン「相談?」

    長門「……」コクリ

    38 = 1 :

    長門「つい2日前から微量ながら私にバグが蓄積してきている」

    キョン「バグ?」

    長門「……」コクリ

    キョン「それで、そのバグとやらの原因はまだ分かってないのか?」

    長門「……平沢唯」

    キョン「平沢唯ぃ?」

    長門「……」コクリ

    キョン「誰なんだそれは」

    43 = 1 :

    長門「平沢 唯 16歳性別女性
    血液型O型
    身長156cm
    体重50kg
    桜ヶ丘高――――」

    キョン「あ、いや長門
    もう、いい」

    キョン「で、その平沢唯っていうのは何者なんだ?

    未来人か?超能力者?それともお前と同じ対有機生命体なんたらかんたらか?」

    長門「……」フルフル

    長門「彼女はいわゆる一般人」

    キョン「一般人!?
    じゃあなんだ?
    俺たちと同い年のごく一般的な女子高生がお前に悪影響をあたえてるのか?」

    長門「……分からない」

    長門「ただ……」

    キョン「ただ?」

    長門「彼女と話をしていると私の中に何かが生まれる」

    長門「私にはそれが何かが分からない」

    44 = 1 :

    キョン「長門……お前もしかしてそれ……」


    長門「彼女と会話していると時間がたつのがとても速く感じる……」


    キョン「……ップ」

    長門「!?」

    キョン「ハッハハハハハハ」

    長門「何故笑う?」

    キョン「い、いやスマンスマン嬉しくなってな、つい……プッハハハ」

    長門「?理解不能
    教えて欲しい」

    45 = 1 :

    キョン「いや~まさか長門にもなぁ
    いや~俺は嬉しいぞ!」

    長門「……もったいぶらないで欲しい」

    キョン「長門、あのな
    それは俺が思うにバグじゃないぞ!」

    長門「……バグではない?」

    長門「じゃあ何?」

    キョン「嬉しいとか楽しいという感情だ」

    長門「……感情?」
    キョン「あぁ、平沢さんと交流をもつことでお前自身に感情が産まれようとしているんだ」

    キョン「長門、お前は平沢さんにあったら嬉しいと感じて喋っていると楽しいと感じるから時間がたつのが速い」

    長門「……私に感情が産まれようとしている?」


    キョン「いや~よかったじゃないか長門
    俺は本当に嬉しいぞ!」

    長門「……」

    46 = 1 :

    長門「……もういい、理解した感謝する」スタスタスタ

    キョン「おう、長門またな!」


    長門(対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースである私に感情などない)

    長門(彼はちゃんととりあってくれない……)

    長門(自分でバグの原因を探らなければ)


    ブーブーブー

    長門「携帯……」

    長門「送り主は平沢…唯」

    長門「『いつものバス停で待ってます』」

    長門「……」スタスタスタ

    47 :

    長門かわいいお

    49 :

    朝倉は感情ありありに見えるけど
    そうプログラムされてるだけなんだろうか

    50 :

    >>49
    見かけ人間で感情無い設定のキャラって殆ど感情あるとしか思えない事するから無問題


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