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    元スレキョン「ハルヒ、金貸してくれよ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×8
    タグ : - 長門 + - DEATHNOTE + - WORKING!! + - いい話 + - とうま + - アマガミ + - キョン + - キョンの黄金の右足 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    501 :

    SS作家様は保守1レスにつき100円よこせよ

    502 :

    これで釣りだったら泣く

    504 :

    はやくして
    お腹痛い

    505 :

    嘘じゃないよな
    エイプリルフールは終わってるよな

    506 :

    ずっと書き溜めてるのかと思ってた

    507 :

    今起きた…?

    508 = 500 :

    >>504
    とりあえずトイレ行って来い

    509 :

    はやくはやく

    510 = 495 :


    キョン「………………」

    pi pi pi

    prrrrrrrr....


    キョン「……よう、古泉か」

    キョン「……ああ、ちょっと話があるんだ」

    キョン「今から会えるか」

    511 = 495 :


    ――公園――

    古泉「お待たせしました」

    キョン「そうでもない」

    古泉「それで、僕にお話とは?」

    キョン「ああ。話……っていうかな」

    キョン「単に、侘びの言葉を言っておきたくてさ」

    古泉「侘び……ですか? あなたが、僕に? なぜ?」

    キョン「そりゃあお前、俺だって馬鹿じゃあないさ」

    キョン「お前に余計な苦労をかけてることは、百も承知だよ」

    古泉「……すみません……少し、話が見えないのですが……」

    キョン「ッ、くそ、じれったいやつだなぁ……!」

    キョン「あいつのことだよ!」

    キョン「それで、余計な仕事増やしてすまんって、そう言ってんだ!」

    514 :

    12時間放置して書き溜め無しとかすごいなーあこがれちゃうなー

    515 = 495 :


    古泉「………………」

    キョン「団活に出なくなったら、お前ともめっきり会わなくなったからな」

    キョン「さぞかしバイトが忙しかっただろう? 本当に迷惑かけた。森さんにも謝っといてくれよ」

    古泉「………………」

    古泉「……全くです」

    古泉「あなたの彼女への仕打ちのおかげで、我々機関がどれだけの労苦を強いられていることか」

    キョン「………………」

    キョン「すまん」

    516 :

    >>470
    >>472に同じ。
    てかスペルミスったヤツに言われたく無い。

    517 = 495 :


    古泉「いえ。それも機関の、ひいては僕の使命ですから」

    古泉「あなたは僕に恨み言を吐かれながら、今まで通りに生活していただければいいのです」

    キョン「………………」

    古泉「まあしかし、それだけでは僕も腹の虫が収まりませんから――」

    古泉「ここはひとつ、僕からの質問にも答えていただけませんか?」

    キョン「……ああ。俺に出来ることなら、言ってくれ」

    古泉「ありがとうございます。訊きたいことは単純です」

    古泉「事故後の三日間、彼女との間に何か変わったことはありませんでしたか?」

    518 :

    おまwwどんだけ寝てたんだよ・・・
    おかえり

    519 :

    ようやく来たのか。
    期待

    520 = 495 :



    キョン「……さあな、特に思い当たることはないな」

    古泉「神に誓って?」

    キョン「お前のいう神ってのは、あいつのことか?」

    古泉「ごまかさないでいただきたい」

    キョン「………………」

    キョン「……殴った」

    古泉「………………」

    キョン「入院中、あいつを一度だけ殴った」

    522 = 495 :


    古泉「……それはいつの話ですか」

    キョン「お前の言う事故の三日目さ」

    キョン「あの時は、おふくろも妹も席外してて」

    キョン「そこにあいつが来た、一人で」

    古泉「……それで?」

    キョン「………………」

    古泉「彼女が無配慮な発言をして、それにカッとなった。そんなところですか?」

    キョン「……そうじゃない」

    キョン「あいつが、謝ってきたから」

    古泉「意味がわかりません」

    キョン「……わかってもらう必要はないさ」

    524 = 495 :


    古泉「まあいいでしょう。事の経緯はわかりませんが、とにかく、あなたは涼宮さんを叩いた。そういうことですね?」

    キョン「……何度も言わせるなよ」

    古泉「失礼。確かに女の子を殴ったなんて、口外されてうれしいものではありませんからね」

    キョン「案外、根に持つんだなお前」

    古泉「失礼。こちらから訊きたいことは以上です」

    古泉「では……」

    キョン「ッ、ちょ、ちょっと待て!」

    古泉「はい?」

    525 = 506 :

    書き溜めてないのか

    支援

    527 = 495 :


    キョン「呼び出したのは、謝りたかったからだけじゃないんだ」

    古泉「まだ何かあるのですか?」

    キョン「ああ。これは、朝比奈さんにも伝えておいて欲しいんだが……」

    古泉「直接言えばいいじゃないですか」

    キョン「いや……あの人には、ちょっと言いづらいんだよ」

    古泉「わかりました。そうしておきましょう。それで?」

    キョン「俺な」

    キョン「転校しようかと思ってる」

    531 = 495 :


    古泉「……それは……」

    古泉「それは、困ります。機関として」

    キョン「どうしてだよ。むしろそっちの方が、お前も楽が出来ると思ったんだがな」

    古泉「………………」

    キョン「病院行ってきた帰りなんだけどな。やっぱりコレ、義足は無理らしい」

    キョン「医者には車椅子を勧められたよ。俺としては座りっぱなしはどうにもなんだが……」

    キョン「とにかく、普通の高校に通うんじゃ、杖のままにしろどっちにしろ、な」

    古泉「……機関に対応を求めましょう」

    古泉「それか、長門さんにお願いして校舎を改造し、学習カリキュラムも――」

    キョン「いいんだ古泉。そういうのに疲れたんだ」

    古泉「ッ…………」

    535 = 495 :


    古泉「……この話は、他の誰かには?」

    キョン「お前が最初だ。お前に話すのが、一番気を使わんで済む」

    古泉「賛辞と受け取っておきましょう。ですが僕はそれを認めるわけにはいきません」

    キョン「泣かせること言うもんだ。そこまで俺が恋しいか?」

    古泉「そうです」

    キョン「……冗談に真顔で返されても困るが」

    キョン「この際だからお前に言おう」

    キョン「俺は生涯、ハルヒを許さない」

    古泉「………………」

    キョン「だけどな、それって不毛だろ?」

    538 = 495 :


    キョン「いつまでも俺はこのことに――あいつに縛られてたくないんだよ」

    キョン「こうなっちまった今、それに見合った身の振り方を、これから見つけたいと思ってる」

    キョン「わからんが多分、それはあいつも同じだろう」

    古泉「……違います。彼女はあなたを――」

    キョン「はっきり言って、今回のことは全員が忘れるべきだ」

    キョン「俺はSOS団を去って、あいつは新しい雑用を迎え入れる」

    キョン「お前と長門は変わらずあいつを影でフォローして」

    キョン「朝比奈さんが、おいしいお茶を淹れる」

    キョン「それで元通りだ。カタがつく話だ」

    古泉「違います。彼女は、涼宮さんは……」

    古泉「ッ…………」

    540 :

    追いついた支援
    てかこれは俺今夜練れないじゃないか

    541 = 495 :


    古泉「……転校先は、もう見つけたのですか」

    キョン「いや。全部これからさ」

    古泉「よろしければ時間をいただけませんか。機関が最適な環境を見つけてご紹介します」

    キョン「そりゃ悪い。これ以上お前んとこに世話になるのは……」

    古泉「友人として、せめてもの助けになりたいのです」

    古泉「お願いです。どうか僕たちに、時間を」

    キョン「………………」

    古泉「どうか」

    キョン「……わかった。頼むよ」

    古泉「はい」

    古泉「ありがとうございます」


    ・・…………――

    543 :

    最初から見てたがやっと“バ イ トも出来ない”の意味が分かった
    北校がバイト禁止なんだと思ってたw

    546 :

    私怨

    547 :

    しえん
    ねむ

    548 = 516 :

    寝る・・・明日・・・まで・・・残しとけ、よ・・・

    549 = 495 :


    ――二日後・フリマ会場――



    ハルヒ「ほら見て、有希! あそこ、絵本がいっぱい並べてあるわよ!」

    長門「……あれらは資料性に乏しい部類。費用対効果も低いと推測される」

    ハルヒ「バッカねー、哲学よ、哲学。世の中には大人が読むための絵本だってあるんだから」

     ズリズリ...

    古泉(……彼が不在の今では、長門さんが手近なパートナーですか)

    古泉(これでは長門さんに、先日の彼の話を持ちかけられません)

    古泉(なんとか隙を見て二人になれればいいのですが……)


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