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    元スレ佐天「学園都市に『鬼』が出るらしいよ!」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - GTO + - とある科学の超電磁砲 + - とある魔術の禁書目録 + - クリスマス + - ステイル + - モヒカン + - 佐天 + - 学園都市 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 123 :

    >>149
    寝ろw

    7DAYS WARだぞ?いつまで続くのか俺にも想像つかない

    152 = 123 :

    ――放課後の教室

    ??「しかし、今日のあれでも懲りないなんて……」

    ??「あんな奴殺せばいいのよ!コロス殺すコロス!」

    ??「変態教師とも仲良くしやがって……」

    ??「何が正面切ってかかってこいよ!」

    ??「いいのよ。五人もいれば、なんとでもなるわ。あの教師も明日でいなくなるしね」

    ??「どうせいなくなるんだから、見向きもしないわよ。あはは」

     彼女達は、一旦教室を出た後、わざわざ戻ってくるように打ち合わせていた。
    放課後の教室には、五人の女子生徒の声が、微かに響く。そして……


    鬼塚「……(やっぱりロッカーの中は狭ぇな)」

    153 = 123 :

    ――

    御坂「へぇ。それじゃ、その鬼塚って先生が佐天さんを助けてくれたんだ」

    佐天「そうなんですよ! ちょっと変な人なんですけどね」

    初春「金髪でピアスしてて、白いアルマーニのスーツを着てて」

    佐天「違う違う、アロマーニだよ! アルマーニの偽者の」

    御坂「あはは! 何それ! 本当に変な先生ねぇ」

    初春「ですよね。 授業でも変なビデオを見せてくるし……」

    御坂「変なビデオ?」

    佐天「いや、なんでもないんです! あはは……
       (ちょっと、初春! 御坂さんに内容言ったら倒れちゃうよ!)」
       
    初春「(あ、そうでしたね……)ところで、白井さんは?」

    御坂「黒子はジャッジメントの仕事があるとかって言ってたわね」

    佐天「仕事かぁ。そう言えば、初春は大丈夫なの?」

    154 = 149 :

    >>151
    できれば最後までつづけてくだちぃ

    155 = 123 :

    初春「ええ、白井さんから『今日は私達だけで大丈夫ですの』ってメールが」

    御坂「へぇー。黒子が休んでいいなんて珍しいわね(二人に気を使ったのかしら?)」

    初春「ほんとですよ! いつもなら『初春、いいですの? ジャッジメントというのは……』なんて」

    佐天「あはは! 今の似てるー! もう一回やってよ!」

    初春「『そもそも初春は、ジャッジメントとしての――

    黒子「自覚が全く足りませんの! 罰として毎朝ロードワークですの」

    初春「し、し、し、し、白井さーん!?」

    御坂「あれ、黒子、今日は支部で調べ物するんじゃなかったの?」

    黒子「その予定だったんですが、嫌な予感がしましたの。それでパトロールに。
        そしたらまぁ、こんなところで初春が私のモノマネをしてるじゃありませんか。
        それも私を差し置いて、お姉さまとクレープを食べるなんて!これは……」
        
    佐天「まあまあ、白井さん。昨日の事件の情報を提供するってことで勘弁してください」

    黒子「昨日の事件の情報ですの? ちょっと詳しく聞かせてくださいな」

    156 = 123 :

    >>154
    今日中に完結は確実に無理
    勢いこんで立てたは良いが、ありえんくらい長くなった

    というわけで続き書き溜め

    157 = 121 :

    おー

    158 = 123 :

    ――


    黒子「なるほど。その鬼塚という教員が、佐天さんを救ったと」

    佐天「バイクの事は内緒にしといてください! この通り!」

    黒子「仕方ありませんの。大事の前の小事とも言いますし、この際目を瞑りますの」

    佐天「白井さん、ありがとう!」

    黒子「いえいえ、そんなことより、気になる話がありますの」

    御坂「気になる話?」

    黒子「はい、最近、どうも『外部』から流れてきた、ある『物』がありますの」

    御坂「ある物?」

    黒子「はいですの。どうやら『自分だけの現実』を鮮明に創り出すための物だと」

    佐天「え! それってレベルアッパーみたいな?」

    159 = 149 :

    >>156
    了解

    160 = 123 :


    黒子「いいえ、全く違いますの。『天使の手』<エンジェルブロウ>と呼ばれてるみたいですが、
        実際はただの錠剤――麻薬ですの。それもかなり強力な依存性を発揮するらしく」

    初春「白井さんは、それを調べてたんですか? 言ってくれたら私も協力しました!」

    黒子「今回は、固法先輩とペアを組んで行きましたから、それには及びませんの。
        取引現場を押さえて、事情聴取だけですので、初春の頭脳は必要ありませんでしたの」

    佐天「あはは、力仕事だったわけですね……」

    御坂「(まったく、黒子ったら、あんな言い方して強がっちゃって)」

    佐天「天使の手かぁ。可愛い名前だからって、つい使っちゃいそうですね」

    黒子「ええ。名前のせいか、女子中学生にも広まり始めてるみたいですの。
       使用したからと言って、レベルが上がるという訳ではありません。
       ただ、使用している時は、本当にレベルが上がった気になるらしいですが」
       
    御坂「薬物による幻覚……そして、強い依存性。広まると厄介ね」

    161 = 123 :

    黒子「仰る通りですの。ですから皆さん、もし何か気付いたことがあったら、
        すぐにジャッジメントまで通報して頂きたいんですの。特にお姉さま!」

    御坂「あー、はいはい。わかってるわよ。私だってそんなに厄介な事に首を――」

    黒子「いいえ。お姉さまはいつもいつもそう言って、結局は――」

    佐天「始まったね……」

    初春「始まりましたね……」

    御坂「もう! あ! そろそろ最終下校時刻だ! 帰らなきゃ!
       ってことで、佐天さん、初春さんまたねー!」
       
    バタバタバタッ

    黒子「あ、おねえさまぁーん! 待ってくださいですのぉ!」

    シュンッ

    佐天「……帰ろっか」

    初春「……そうですね」

    162 = 123 :

    ――鬼塚の宿舎

    鬼塚「ふぃー。ひとっ風呂浴びた後のビールは最高だぜぇ」

    ゴキュゴキュ

    鬼塚「ぷはーっ! しっかしよぉ、あのガキ共は何企んでやがんだぁ?
       悪ふざけにしちゃ、度越してやがんぜ……しかも、この錠剤のマーク……」

    グッ パラパラパラ

    鬼塚「一時、三多摩で流行ってた『デモンズアッパー』じゃねーか?」


    ガラガラッ キンッ シュボ パチン

    鬼塚「静かな夜だってーのに、なんか起きてる気がするぜ……この街によぉ!?」



    【9月7日火曜日 三日目終了】

    163 = 123 :

    とりあえず、ストックは完全に尽きた

    4日目の構想は完成してるから、あとは書き出すだけ
    5日目・6日目・7日目は広げた話をどう収拾するか模索中

    165 = 130 :

    頑張って完結してくれ

    167 :

    初春の中の人実際モノマネ似てるんだよな~

    168 = 136 :

    当たり前すぎなんだが、まるで気付かなかったぜ
    学園都市で、鬼塚が活躍できそうな内容だと薬とかピッタリだな
    どーも厨二に毒されすぎてて魔術師とか科学とかそっちのイベントばっか考えてしまうwww

    169 :

    立て直したのかー
    前の読んでたぜ。完結までがんばってくれー

    170 :

    今日までに完結してくれ

    171 :

    これは面白い
    気長に待つからがんばってくれ

    172 :

    久々に鬼塚見たくなってきた、アニメと漫画とドラマを

    175 = 126 :

    汚い言葉であげつられたくない・・・

    176 = 136 :

    177 = 136 :

    ね る わ

    179 = 123 :

    【9月8日水曜日 4日目】

    ――佐天の部屋

    佐天「ううん……もう朝かぁ。今日はいつもよりちょっと早いかな」

    チュンチュン

    佐天「雀は朝から元気だなー。私も元気を出して頑張るかな!」

    ゴソゴソ トットット

    佐天「とりあえず、お弁当でも作るかな」

    トントン グツグツ ジャッジャー

    佐天「んー、あ! そうだ! せっかくだから……ふふっ」

    180 = 123 :


    ――鬼塚の宿舎

    鬼塚「くわぁぁぁあっと。今日も朝からかったりーなー」

    ガラガラッ キンッ シュボッ パチン

    鬼塚「ふぃー。ベランダでの一服も慣れてきたな……
        しっかしよぉ、この街のヤンキーの件といい、佐天の件といい、一体何なんだ」
        
    ガサガサ ゴソゴソ モソモソ

    鬼塚「まぁ、今日はとりあえずジーパンでいいよな。一応初日はスーツ着たしよ」

    ガチャン

    鬼塚「さぁてと、今日も一発、ビッと決めるとすっか!」

    ダッダッダッダ

    181 = 123 :

    ――朝 通学路

    初春「佐天さん、おはようございます」

    佐天「あ、初春おはよー!」

    初春「佐天さん、なんだかご機嫌ですね?」

    佐天「ん? そう見えるかなぁ?」

    初春「はい、なんだか今日は楽しそうですよ」

    佐天「んー、別にそんなこともないんだけどなぁ」

    初春「そうですか? あ、鬼塚先生ですよ」

    鬼塚「よぉ、おめーら。 今日も朝からかったりーな」

    佐天「おはよーございます! 先生そんな事言っちゃダメですよ」

    鬼塚「あぁ? だってよー、おめー、中坊の相手なんざやってらんねーんだよ」

    182 = 123 :

    初春「先生、そういう事言ったら元も子もないんじゃ……」

    佐天「もう。それじゃ、先生にプレゼントってことで、う・い・は・るっ!」

    バサッ

    鬼塚「おおぉ!? 淡いグリーンに白い水玉!?」

    初春「きゃああああ! ちょっと、佐天さん! 先生の前でなんてひどいです!」

    佐天「あはは。いいじゃん減るもんじゃないんだからさ!」

    初春「そういう問題じゃありません! あ、逃げないでください! ちょっと!」

    佐天「せんせー、それじゃ、また後でねー!」

    鬼塚「おー、おめーら気ぃつけろよー(うーん、マンダム!)」


    ??「フフ。あの子、しっかりやったかしら?」

    ??「やったと思うぜ? だって、あれだけ殺すコロスって言ってたんだしよ。ハハッ」

    183 = 123 :

    ――昇降口

    佐天「ねぇ、初春……」

    初春「佐天さん、落ち着いてください。これは、きっと……」


     昇降口で黙り込む佐天だが、その顔は青く、そして、瞳からは涙が溢れていた。
    怒りなのか悲しみなのか、体は小刻みに震えていた。
     初春は、佐天の顔と、下駄箱に書かれた文字――
     
      「無能力者」「犯罪者」「死ね」「ゴミ」
      
     を交互に眺め、自分が何をすればいいのか、一所懸命に考えようとしていた。


    マコ「ちょっと! ねえ、これって!」

    佐天「マコちん……あはは、なんだろうね。あたし、やっぱりダメなのかなぁ」

    初春「佐天さん……」

    184 = 126 :

    頑張ってるなー

    185 = 123 :


    佐天「無能力者で、レベルアッパーなんか使って、結局みんなに迷惑かけるだけかけて……
        やっぱりゴミなのかな。あたしなんてやっぱり……」
        
    初春「佐天さん! 佐天さんはゴミなんかじゃありません!
        前にも言いましたよね? 佐天さんは私の親友だって!」

    マコ「そうだよ! それに、涙子だけが悪いわけじゃないじゃん!
        私だってレベルアッパー使ったんだし。それに罰も補習も受けて……」
        
    佐天「違うよ! マコちんもあけみもむーちゃんも……みんなあたしが巻き込んで……
        だから、だから、全部あたしが、あたしが悪いの!」

    マコ「ちょっと、涙子!?」

    初春「あ、佐天さん! 待ってください!」

    186 = 123 :

    ――


    鬼塚「あん? なんだか昇降口の方が騒がしいじゃねーかって、おい、佐天?」

     佐天は、鬼塚の呼びかけが全く聞こえなかったかのように、校外へと走り去った。
    鬼塚はそんな佐天を眺めつつ、昇降口の様子を伺った。そこに初春の姿を見つけ、声をかけた。

    鬼塚「おい、初春よー。この騒ぎは一体って、なんだぁこいつはよぉ!?」

    初春「鬼塚先生! 佐天さんが、佐天さんが!」

    鬼塚「あ? 佐天? これ、佐天の下駄箱か?」

    初春「はい、それで、佐天さん走って……」

    鬼塚「あー、よくわかんねーけど、とりあえず、初春!
        こいつを速攻で消しておけや! おい、そっちのお前、名前わかんねーけど、お前もやれ!」

    初春「え、でも佐天さんが」

    鬼塚「佐天の事は俺に任せておけ。おめーらは、これ片付けたら教室行けよ。
        授業に遅れんじゃねーぞ? 一応俺もフクタンだからよぉ。 んじゃ」

    初春「鬼塚先生待ってくだ――鬼塚先生……佐天さんのこと、よろしくお願いします」

    187 = 123 :

    ――

     走った。脇腹の痛みは随分前に感じなくなってしまい、今はただ、肺の苦しさを感じている。
     佐天は、学校から自宅へと向かう道を、ただひたすら、走り続け、途中で力尽きた。
    そして、今は街路樹の陰でしゃがみこみ、零れる落ちる涙と嗚咽を、ひたすら抑えようとしていた。

    ――テン!

    ――サテン!

    鬼塚「おい、コラァ! 佐天! どこにいやがんだぁ!?」

    佐天「お、に、づか……先生?」

    鬼塚「お、こんなとこにいやがったのか! おめー、朝っぱらから走らせんなよ!」

    佐天「せん、せい。あたし、あたし……」

    鬼塚「おう、なんだ? 言ってみろや」

    188 = 123 :

    佐天「あたし、やっぱりゴミなのかな?」

    鬼塚「あぁん? なんだそれは?」

    佐天「だって、無能力者で、レベルアッパー使って、犯罪者で、ゴミで……
        でも頑張ろうって思って……でも、もう、どうしたらいいかわかんないよ!」

    鬼塚「佐天……よっしゃ、とりあえず、ちぃっとばかし、俺に付き合えや」

    佐天「え?」

    鬼塚「四の五の言わねーで俺に着いてこいってんだよ!」

    佐天「ちょ、ちょっと、先生!?」

    189 = 123 :


    ――学校

    ガヤガヤ ヒソヒソ ネーネー エー アレハナイネー

    初春「……(佐天さん……)」

    コソコソ ヒソヒソ

    生徒A「なぁ、今朝の昇降口見たか?」

    生徒B「あー、見た見た。佐天の下駄箱だろ? あれすげーな」

    生徒A「犯罪者なんて書かれてよー。あれだろ、レベルアッパー」

    生徒C「あいつもレベルアッパー使ってたのか。だから犯罪者ね。納得」

    生徒B「無能力者だとレベルアッパーとか、ああいうのに頼らなきゃ生きていけないのかね」

    初春「佐天さんは、そんな人じゃありません! 佐天さんを悪く言う人は私が許しません!」

    ――シーン

    初春「佐天さんは、佐天さんは……」

    190 = 169 :

    初春…

    191 = 170 :

    でかけるまえにほ

    192 :

    てっきりゆうじろうかとおもったら・・・

    194 = 121 :

    おきたー

    196 :

    鬼先輩がでてテニスするのかと思ってたのに……

    197 :

    200 :

     


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