元スレ上条「変ゼミ・・・?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
151 = 58 :
上条「ちょっ、木山さん!」
木山「なんだ?血相を変えて」
上条「これ!このレベル5の二人!一方通行はまだいいとして、ビリビリはないですって!」
木山「いや、この二人は今現在で最も覚醒に近い二人だ」
上条「マジですか」
木山「うむ、本当だ・・・もちろん二人の願望も把握している、私の予想が正しければ、だがね」
上条「木山さんがそう言うならそうなんでしょうけど・・・」
上条(まさかビリビリが変態願望を持っていたとは・・・いや、レベル5っていうくらいだから
能力開発も相当されてるって事だよな・・・?じゃあ相当な変態ってことか!?)
木山「どうやら君の口ぶりから察するに、二人とも知り合いのようだな・・・
どうだろう、彼らの奥底に潜む変態性を開放してみないか?
もちろんある程度のサポートはする、まだ君一人だけでは辛いだろうからね」
上条「うーん・・・(一方通行はあの1件以来出会ってないしな・・・そもそもどこにいるかわからねぇ
でもビリビリならすぐに会えるしな・・・でも・・・)」
上条「わかりました、やってみます」
木山「いい答えだ、では早速だが・・・・・ゴニョゴニョ」
152 :
変ゼミSSは初めて見た
支援
153 = 58 :
―常盤台中学女子寮―
上条「来てしまった・・・」
上条(木山さんを疑うわけじゃねぇけど、ビリビリが変態だとはおもえねぇんだよな・・・)
上条(まぁ木山さんの言う【仕掛け】が効いたら、変態って事でいいんだろうけどよ)
上条「ま!気にしてもしょうがねぇな!成せば成るさ!」
美琴「あ、アイツ、こんなとこで何してんだろ・・・」
美琴「ちょっとアンタ!どうしてアンタがここにいんのよ!」
上条(――――っ来た!)
上条「よ、よぉビリビリ!あ、そうか、ここお前の寮の近くだったなそういえば、はははははー」
美琴「そうよ!なんだってこんな場所にアンタなんかが・・・って、ウインドブレイカー?
アンタ運動でもしてんの?」
上条「はっはっは、上条さんは最近ランニングがマイブームなのです!
ここに来るまで6kmは走ったんだぜ!」
美琴「へ、へぇーそうなんだ・・・まぁアンタらしいっちゃアンタらしいかもしれないわね」
美琴(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
154 = 58 :
上条「い、いやーそれにしてもあちぃなー!冬とはいえ、走ると汗かいちゃってしょうがねぇよ!」
上条「ふぃーっとぉ!」
ジーッ
上条「うぁーっ!冷たい風が火照った体に当たって気持ちいいー!」
美琴「ちょ、ちょっ別にこんなところでぬがなくったって!」
上条「あぁ?いいじゃねぇかそれくらい、俺の勝手だろ?」
美琴「そ、そうだけど・・・」
上条(かかるか・・・?)
美琴(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スンスン)
上条(きた!)
美琴(うわ・・・アイツの汗の匂いが風に乗って・・・すご・・・くらくらする・・・)
上条(やっぱり・・・木山さんは正しかったんだ)
上条(ビリビリの性癖は・・・・・・・・・・臭いフェチ!)
155 = 87 :
匂いフェチかよwwww
156 = 58 :
上条「うっ・・・流石に上半身シャツ一枚だけはちょっと寒いな・・・」
美琴(はぁはぁ・・・アイツの蒸れた匂いが・・・すーっ・・・うわ・・・)
上条「ゴソゴソ ふぅー・・・ん?どうしたビリビリ?」
美琴「はっ!あ、いや、なんでもないわよ!?うん!」
上条「そうか・・・ま、邪魔して悪かったな!またな!ビリビリ!」
美琴「ぁ・・・うん・・・またね・・・」
プルルルルルル
上条「木山さんですか?間違いありませんでした、ビリビリは臭いフェチです」
木山『うむ、やはりといったところだな、私が彼女の前で服を脱いだ時、鼻の動きが気になったんだが・・・
どうやら彼女はウエット&メッシーと言っていいだろう」
157 :
やばい
「インモラルなセックス」って早口でいうとインデックスに聞こえるぞ
158 = 89 :
>>157
君は世紀の大発見をしてしまったのかもしれない
159 = 58 :
上条「ウエット&メッシー?」
木山『ああ、名前の通り基本は[汚す(メッシー)]と[濡らす(ウエット)]だが
彼女の場合は人間の分泌する汗や皮脂から来る体臭が特に好みだろう」
木山『もし君が風邪で寝込んで、風呂に3日も入れなかった・・・としたら
彼女は喜んで君の頭部や着衣の中の匂いを嗅ぐだろうね』
上条「はぁ・・・なるほど」
木山『彼女を覚醒させるにはまずレベル5という自負から来るプライドが邪魔だ、後は
自分の持つ常識が己を認めさせていないのだろう』
木山『きっと彼女は気づかぬうちに匂いをよく嗅いでいるだろうが、本人には自覚がないはずだ・・・
彼女が自分自身を認めることができれば、きっとスゴい事になるぞ』
上条(っても、上条さん的にはもうそんなことどうでもいいんではないでしょうかと思うんですが・・・)
木山『さぁ、善は急げだ、上条君、帰りは上半身はシャツ一枚だけで帰って風邪を引きなさい』
上条「そんなムチャな!・・・あーっもう不幸だーっ!」
160 = 58 :
気がついたら木山が当麻君とか上条君とか呼び方が安定してなかった、恥ずかしいな!
禁書「とうまはバカなんだよ!いくら課題とはいえこんな寒い中あんな薄着で帰ったら
風邪を引くのはあたりまえなんだよ!」
上条「・・・・・・いや、インデックス、これには俺の進級もかかってるんだ・・・・・・仕方なんだ」
禁書「ううーっ!・・・・・・・・・ばかっ!ばかっ!ばかっ!とーまのばかっ!」ゲシゲシ
上条「・・・・・・・・・・・もはや抵抗する気力も無い・・・・・・・熱は・・・・?・・・・・・・39度・・・・・」
上条「は・・・・ははは・・・・」
プルルルル
禁書「とーま、けいたいが鳴ってるんだよ!使い方わからないから、はい!」
上条「おう・・・」
木山『上条君、具合はどうだ?』
上条「最悪です・・・」
木山『うむ、上々だな、これから君は風邪を治すために薬を使ってはダメだ』
上条「そんなっ!」
木山『学園都市の薬は効きすぎるからな・・・1錠でも飲めば翌日には治ってしまう』
161 :
インなんとかがいなくならないと美琴がこれんな…
162 = 58 :
木山『だが、それだけだ』
上条「?」
木山『薬さえ使わなければそれでいい、もちろん風邪を引いてる間に風呂に入ろうなどと
君は思わないだろうし・・・体によくない』
木山『二日間はインデックスさんに面倒を見てもらいなさい、そして三日目に私が超電磁砲に
接触、君が風邪を引いている情報を流す』
木山『きっと彼女の事だ・・・すぐに君の看病をしに来るだろう』
上条「え?でもビリビリが俺なんかの看病をしに来るわけ・・・いっつもケンカしてるし」
木山『・・・・・・・・・・・彼女も大変だな』
上条「へ?」
木山『まあともかくだ、勝負は三日後、そのときになったらまた電話で指示をする
二日間はインデックスさんとイチャイチャしたまえ、それでは』
ツーッ・・・ツーッ・・・ツーッ・・・
上条「・・・・・・・・・・・・・・うーん」
禁書「さぁ!とうま!電話が終わったならわたしが作ったおかゆを食べるんだよ!」
上条「お・・・おぅ・・・って、これはいつぞやのデジャブ!?ま、まてインデックス・・・うおわっ熱ぃ!」
163 = 87 :
風呂に入らなければ当然チンカスも溜まるわけで
それを処理するのはインデックスか…
164 = 135 :
おかゆの記憶はゴホンゴホン……
165 = 58 :
スフィンクス「三日後」
木山「やぁ、御坂君、久しぶりだね」
御坂「どうも・・・用って一体なんなんですか?」
木山「いやなに、私が前に車のカギを無くした時に、上条君に世話になっただろう
今回もまた彼に助けてもらったんだが・・・彼が風邪を引いてしまったようでね」
御坂「は、はぁ・・・そうなんですか(アイツ・・・また何やってんのよ本当に・・・」
木山「そこでだ、君に彼の看病をしてもらいたいんだ」
御坂「え!?な、なんで私がアイツなんかの為にそんなことしなくちゃ!?」
木山「ん?・・・君は彼に好意を持っているように見えたから良い機会なのではと思ったんだが・・・違ったのか?」
御坂「~~~~ッ!いや、私別にそんなんじゃ!あ、アイツのことなんか全然!全然関係ないですって!」
木山「ふむ・・・そうだったのか・・・まぁそうだとしても、お願いだ
私のような者が行っても彼は嬉しくないだろう・・・それならば年頃の近い
君のような可愛らしい娘が行けば、彼も元気が出るんじゃないか?」
御坂「そ、そんな・・・可愛らしいって・・・」
木山「まぁ、とにかく頼むよ、御礼はするからね」
167 = 58 :
>>164 しまった・・・
プルルルル
木山「上条君か?」
上条『はい・・・どうしたんです?』
木山「首尾は上々だ、御坂君が君の家に行くのを確認した、準備をしてもらいたい」
上条『準備って・・・具体的には?』
木山「まずインデックスさんをこちらに寄越してくれ、彼女の存在は非常に邪魔になってしまうからな」
木山「君がするべき事はそれだけだ、あとは自ずと理解できるだろう」
上条『はい・・・わかりました』
ガチャッ
上条「インデックス、というわけで今から木山さんの所に向かってくれ」
禁書「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ムー」
上条「インデックス?」
禁書「・・・・・・・・・・・・・短髪と変なことしちゃだめなんだよ!」
上条「え!?あ、インデックス・・・・・・いっちまった・・・・・」
上条「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・寝るか」
169 = 58 :
御坂「来ちゃった・・・・・・・・・」
御坂「こ、これは仕方ないことなのよ!あ、アイツが風邪を引いてるのを看病するのは・・・
そ、そう!お礼よ!普段からアイツには迷惑かけてるし・・・うん、そうよ!」
御坂「・・・・・・・・・・ゴクリ」
ピンポーン・・・
御坂「・・・・・・・・・・・・・」
ピンポンピンポーン
ぁぁーぃ・・・ぁぃてまーす・・・
御坂(!!もしかして玄関に来れない程の熱!?)
御坂「あ、アンタ!?大丈夫!?」
上条「ふぁ・・・ビリビリか・・・おはよ・・・」
御坂「・・・・・・アンタは・・・・」
上条「あ?」
御坂「人が真面目に心配したと思ったら眠たいだけってアンタはーっ!」
上条「うぉぁ!ちょ、まて!何が悪いのかはわからないけど俺が悪かった!
だから俺の家で能力使うのだけは勘弁してくれ!上条さん家のライフランがストップしちまう!」
170 = 58 :
ライフラン× ライフライン○
御坂「きょ、今日という今日はアンタをこ、懲らしめてやるんだから!」
上条「まてーっ!?俺は病人だぞ!?そんな無抵抗の病人相手に能力使う気かお前!?」
御坂「え?・・・・・・あ・・・・・・・その・・・・・・・ごめん」
上条「ふぃー・・・危なかった・・・勘弁してくれよ、風邪を引いた上に電化製品ストップだなんて・・・」
上条「で、それはそうと、何しにきたんだ?ビリビリ」
御坂「あ、ああ!それはカクカクシカジカで・・・」
上条「なるほど、シカクイムーブか・・・じゃあ、俺の看病をしに来てくれたのか?(知ってたけど)」
御坂「そ、そうよ!アンタにはいつも助けてもらってるし、そのお礼も兼ねてよ!」
上条「そっか・・・サンキュな、ビリビリ、頼りにしてるぜ」
御坂「ふふん、大船に乗ったつもりで任せておきなさい!」
171 = 58 :
上条(木山さんは自ずとわかるって言ってたけど・・・どうすんだよこの状況)
上条(三日間風呂入ってねぇから体ベトベトして気持ちわりぃし・・・)
上条(多分頭もフケが溜まってるぞ・・・顔もテカテカしてそうだ)
木山(どうやら彼女はウエット&メッシーと言っていいだろう)
上条(アイツのフェチど真ん中状態って事か?・・・これでどうするって・・・!)
上条(そうか!アイツを目覚めさせる為に俺の体を使うんだな!?)
上条(そうとわかればっ・・・!)
上条「なぁ、ビリビリ?」
御坂「ん?何かして欲しいことでもある?」
上条「ああ、俺三日間風呂に入ってなくってさ・・・上半身だけでいいから、濡れタオルか何かで
拭いて欲しいんだ、頼めるか?」
御坂「えっ・・・・・・・・・・!?」
172 :
なんだこれおもしろい。
支援
174 = 65 :
ho<さるよけええええええええええええええええええええ。あ、にゃー
175 = 58 :
上条「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
御坂(うわ・・・あの時は薄暗くてよくわからなかったけど、コイツ結構良い体つきしてるのね・・・)
御坂(あ・・・コイツの蒸れた匂いが・・・これが男の人の匂い・・・なのかな・・・?)
御坂(あの時とは比べ物にならないくらい凄い匂い・・・やば・・・クセになりそう・・・)
上条「どうした?拭いてくれないのか?」
御坂「あ・・・ちょ、ちょっとぼーっとしてただけよ!拭くわよすぐ!」
上条「ああ、頼むぜビリビリ」
御坂(・・・ゴツゴツしてる、ケンカばっかりしてるとこんな体になるのかな・・・?)
御坂(腹筋も硬い・・・トレーニングとかしてるのかな?)
御坂「わ、腋はどうするの?」
上条「ん?ああ、頼む」
御坂(すぅっ・・・うっ・・・つーんとした匂いが・・・た、たまんない・・・)
上条(・・・美琴さーん?鼻息が当たってますよー?くすぐったいですよー?)
御坂(はぁはぁ・・・すーぅっ・・・・・・ぷはぁ・・・すんすん・・・・・・・はぁ・・・・・・)
御坂(こんな・・・コイツの匂い・・・臭いのに・・・匂い嗅ぐの止まんない・・・)
176 = 58 :
御坂(あ・・・コイツの頭・・・いつもツンツンしてるけど、しなってして、テカテカしてる・・・)
御坂(嗅いだら、どんな匂いするんだろ・・・・)
上条「・・・・・・リ?・・・・・・リビリ?・・・・ビリビリ?」
御坂(すぅっ・・・・・・!)
御坂(ううっ・・・く、くさい・・・で、でも・・・もう一回だけ・・・くさいのに・・・嗅ぎたいっ!・・・・)
上条「ビリビリ?ビリビリ!?」
御坂「え・・・?あ、え、ど、どうしたの?」
上条「どうしたって・・・動きが止まってるぞ、なんか変なものでもあったか?」
御坂「う、ううん、ないけど・・・」
上条「・・・・・・・・・・・・それとも、俺からいい匂いでもしたのか?」
御坂「ビクッ」
178 = 58 :
御坂「そ、そんなことあるわけないじゃないバカ!なにいってんのよ!」
上条「そうか・・・・・・・・・・その割には、さっきから俺の体の至るとこを嗅ぎまわってるぞ
鼻息が凄くてむずかゆいくらいだ」
御坂「あ、え?・・・う、うそよ」
上条「嘘じゃねぇ、俺がお前に体を拭いてくれって頼んでから、ずっとすんすんすんすん鼻を鳴らしてるぜ
・・・・・・・・・豚みたいに」
御坂「ちょ・・・ちょっとアンタなにを・・・」
上条「御坂・・・お前、靴下の匂いとか、好きなんじゃないのか?」
上条「臭い、臭いと思いつつも嗅いでしまう・・・そうだろ?」
御坂「いきなり・・・何言い出すのよ・・・(なんで・・・私の隠れた趣味を・・・)」
179 = 58 :
上条「じゃあこういう経験はないか?足の親指の爪の間に挟まった垢・・・
それを爪楊枝でほじくり返して、臭いを嗅いでみたりとか」
御坂「あ、アンタさっきからなにを・・・(!?これもなんで知ってるの!?)」
上条「だったらこうでもいい、手の甲を軽く濡らして指でこすった後の匂いが好きなんじゃないか?」
御坂「・・・・・・・・(なんで・・・私がしたことある事・・・みんな知ってるの・・・?)」
上条「ビリビリ、いや、美琴・・・・・・お前は・・・・・・臭い匂いが好きなんじゃねぇのか?」
御坂「・・・・・・・バカじゃないの、アンタ、そんなのが好きな人間なんて、ただの変態じゃない」
上条「美琴」
御坂「な、なに・・・?(顔がちかッ・・・!)」
上条「隠さなくていいんだ、お前は匂いフェチだ、そうだろう」
180 = 113 :
あー俺匂いフェチだったのか…
181 = 58 :
御坂「なによ・・・私がそんな変態なワケないじゃない・・・なにいってんのよ・・・」
上条「いや、言い方が悪かったかもな」
上条「美琴、お前は自分が匂いフェチって事に気がついてないんだよ!」
御坂「え・・・?」
上条「日常的に臭いを嗅いでるお前は、いつしかそれが毎日の行動の中に組み込まれていって
自分でおかしいんだって気がついてないんだ」
上条「いくらニブチンの上条さんだって、今日のお前の様子を見ればわかるんだよ!
寝込んでて三日も風呂に入ってない男の体を嗅ぎまわるなんて、普通じゃねえんだ!」
御坂「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
御坂「あ、あんたに何がわかるっていうのよ・・・」
上条「美琴・・・・?」
183 = 58 :
御坂「わ、私、ちっちゃいころから、物の臭いを嗅ぐのが好きで・・・」
御坂「ハンカチとか、匂い付きケシゴムとか、そういった物の匂いを嗅ぐのまではよかったのよ」
御坂「でも、段々エスカレートしていって、友達の匂いとか、先生の匂いとか、教室の匂いとか
嗅ぎ分けられるくらいになっちゃって」
御坂「ついには・・・・・・・・・」
上条「ついには、どうしたんだ?」
上条「言ってみろ、俺はお前を嫌いになんかなったりしねぇよ」
御坂「・・・・・・・・・・・・・・自分のウンチの臭いとか・・・・・・・」
上条「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
御坂「能力開発を受けて、レベル5を目指す間は、必死になって頑張ったわ」
御坂「でも、そのトレーニングで走ったりする時、自分の服を引っ張って、その中の匂いを嗅ぐのが、大好きで・・・」
御坂「あ、汗の匂いとか、すごく好きになっちゃって・・・」
御坂「わ、私、変なの・・・・かなぁ・・・・?」ポロポロ
184 = 58 :
上条「・・・美琴」
御坂「グスッ・・・・・・うん」
上条「そうだ、お前は変だよ、変態だ」
御坂「――――!」
上条「でも、変態だっていんだ!」
御坂「え・・・?」
186 = 58 :
上条「変態だろうがお前はお前だ!常盤台中学のエース、超電磁砲だろ!?」
上条「お前がレベル1から努力してレベル5になるまでの過程に、その匂いフェチが
邪魔になった事があったか!?」
上条「たとえ成長する間に変態になってたとしてもだ!お前はそのおかげでレベル5になれたんだろ!?
だったらいいじゃねえか!変態だろうが変人だろうが万々歳だ!」
上条「・・・お前はその事で、悩んでたかもしれないけど、だからって、お前は一人じゃねえんだよ!
たとえお前が常識から外れていたとしても!世界はお前を拒否したりはしない!
仮に地球上の誰もがお前を除け者にしたって!」
上条「俺は、お前の味方だ、美琴・・・」
御坂「・・・・・・・・・・ア、ンタ・・・・・・」
御坂「うっ・・・・うっ・・・・・・ううううううううううう~っ!!」
御坂「うえええええええええええん!うわあああああああ!」
上条「泣け、泣いちまえ、苦しかったんだよな、誰にもいえなかったんだよな・・・
俺はお前を嫌いになったりなんかしねぇよ・・・だから、安心していいんだぞ、美琴・・・」
御坂「うっうっ・・・ううううううううう~っ!わ、わた、わたじっ!!」
上条「いいって、わかってる、大丈夫だ、俺は逃げねぇ、お前を受け止めてやれる」
御坂「ふあああああああ!どう”ま”あ”あああああああ!」
187 = 101 :
素バラ氏杉田
188 = 58 :
上条「よしよし・・・」
御坂「・・・グスッ・・・・グズッ・・・・」
とあるカフェテラス
木山「うーん・・・・・・・・・・」
禁書「どうしたの?早く食べちゃうんだよ!」
木山「いや、なんでもない、先にパフェを食べててくれないか」
禁書「?いらないんなら全部食べちゃうんだよ!」
木山(凄まじいな・・・上条君・・・君に任せてよかった)
189 = 166 :
背クロスするんだよね
190 = 58 :
上条「どうだ?落ち着いたか?」
御坂「う・・・うん・・・(冷静になったら、わ、私、こいつに抱きついてっ・・・!)」
上条「・・・・・・・・・・・・・実を言うとな、俺も変態なんだ」
御坂「え・・・・・・・・・?」
上条「普段は紳士的に振舞ってる俺だけどさ、実は心の奥底には女の子を屈服させたい、支配したい
征服したいっていう願望があったんだ」
上条「普段から不幸が転じて理不尽な事ばかりが起きるから・・・きっとその
ストレスが過剰に溜まってきたせいだと俺は思ってる」
上条「でも、俺はそんな変態でも、自分自身に感謝してる」
上条「俺はこういう人間なんだって理解したら・・・スッキリしたんだ」
上条「変態は自分で自分を認めて認めてあげるか、他に同じ趣味を持つ人を見つけないと
救われねぇんだ」
上条「だから、俺は変態を軽視しねぇ、偏見をもたねぇ」
上条「それが同じ境遇の人間を救うための手段だからな」
御坂「そう・・・だったんだ」
191 = 58 :
上条「ま、そう深く考えなくてもいいぜ?用は自分にほんの少しだけ素直になるだけでいいんだ」
御坂「・・・・・・・・・・・・・・そう」
御坂「それじゃあ、さ・・・・・・」
御坂「私も、私の気持ちに素直になってみる」
上条「ん?」
御坂「私・・・アンタの事が・・・好きなの・・・」
193 = 168 :
ちょっと、事が複雑すぎて……
194 = 87 :
このまま美琴とセクロスしたら
インデックスがNTR好きとして覚醒してしまいそうだ
変ゼミ的に考えて
195 = 58 :
上条「え・・・?」
御坂「妹達の時から・・・ずっとアンタには助けられてばかりで、アンタと仲良くなりたかったけど、でも
いつも意地張っちゃって素直になれなくて・・・アンタと一緒にいたかっただけなのに・・・でも、私・・・」
上条「美琴・・・」
上条「美琴・・・俺は・・・俺には・・・」
御坂「ううん、それ以上言わないで」
御坂「わかってたんだ・・・なんとなく、アンタ、あのシスターの事になると、周りが見えなくなるくらい
必死になってたし・・・」
上条「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
御坂「あーあ・・・わかっちゃいたけどなぁ・・・はは、いざとなると、悔しいな・・・」
上条「・・・・・・・・・・・・・・・・・わりぃ」
御坂「うぅん、いいの・・・アンタは私を拒絶しなかったから、私の事、認めてくれたから」
御坂「・・・・・・・・でも・・・・・・今日は一緒にいたいな・・・・・・・」
上条「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
196 = 117 :
ぐはあ心が痛い
でも支援
197 = 58 :
>>193書き手がヘタっぴですまんな!
夜
上条「う・・・・・・(イ、インデックスと違った匂いがして・・・俺も匂いフェチになりそうだ」
御坂「・・・・・・・・・・・・・・・」
上条「か、風邪、うつるぞ・・・?」
御坂「いい、アンタの風邪だったら、うつして欲しいくらいよ」
上条「そ、そうか・・・」
上条「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
御坂「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
上条「・・・・・・なぁ、美琴」
御坂「・・・・・・・・なに?」
上条「変ゼミっていうのがあるんだけどさ、入ってみないか?」
198 = 58 :
御坂「変ゼミ?」
上条「ああ、俺たちみたいな、自分を認められなかった変態を救ったり
変態ってなんだろうって事を追及する場所だ」
御坂「へぇ・・・・・・」
上条「そこでならお前のその苦しみも・・・きちんと自分で向かえ合えるようになると思うんだ」
御坂「・・・・・・・・・・・・」
上条「無理にとは言わない、お前が嫌なら・・・・」
199 = 168 :
>>197
(実はザ・シュータースレに書き込もうとしたのを誤爆したなんて言えない)
まぁ気にするな
みんなの評価 : ★★★×6
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