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元スレ初春飾利「これが・・・レベル5の力・・・」
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分子運動で温度操る能力なのにここまでアイスマンことボビー・ドレイクの名前なし
木山「ESPカードの説明なんて今更だとは思うが、一応聴くかい?」
佐天「は、はぁ。おねがいします」
木山「このカードを見てくれるかな」
ちらりと見せられた白いカードには、一枚に一種類の簡素な記号が黒字で書かれている。
木山「要は、このカードを裏から見て、図柄を当てれば良い。今回は5枚使おう」
佐天「んー、これ光で透けたりしないかなあ」
木山「素材には光が透過しないプラスチック板を使用している。常識的に考えれば見えないな」
佐天「ですよねー」
木山「『常識的に考えれば』、な。さ、やってみようか」
佐天「は、はぁ。おねがいします」
木山「このカードを見てくれるかな」
ちらりと見せられた白いカードには、一枚に一種類の簡素な記号が黒字で書かれている。
木山「要は、このカードを裏から見て、図柄を当てれば良い。今回は5枚使おう」
佐天「んー、これ光で透けたりしないかなあ」
木山「素材には光が透過しないプラスチック板を使用している。常識的に考えれば見えないな」
佐天「ですよねー」
木山「『常識的に考えれば』、な。さ、やってみようか」
10分後
佐天「見えるー見えるよー。それは△ですね!」
木山「残念。これは○だ。というか、△はさっき出たじゃないか」
佐天「うああああん。むりですって、『常識的に考えて』見えるわけないんですよそんなの」
木山「せめて5枚中3枚は当ててくれないと、こっちとしても面白くないんだが」
佐天「だって、そんなの透視能力でカードの裏を見るか、精神感応で木山先生の頭の中を覗くしかないじゃないですか。
私は無能力者ですよ? レベル0ですよ? そんないきなりは見えないですって」
木山「うーん。君は先ず、座学から入るべきなのかな」
佐天「えー」
佐天「見えるー見えるよー。それは△ですね!」
木山「残念。これは○だ。というか、△はさっき出たじゃないか」
佐天「うああああん。むりですって、『常識的に考えて』見えるわけないんですよそんなの」
木山「せめて5枚中3枚は当ててくれないと、こっちとしても面白くないんだが」
佐天「だって、そんなの透視能力でカードの裏を見るか、精神感応で木山先生の頭の中を覗くしかないじゃないですか。
私は無能力者ですよ? レベル0ですよ? そんないきなりは見えないですって」
木山「うーん。君は先ず、座学から入るべきなのかな」
佐天「えー」
木山「さて、佐天君。何故君が能力を行使出来ないのかは説明したね」
佐天「蛇口、の話ですか?」
木山「そう。さっきは蛇口に例えたが、比喩が抽象的過ぎてよく伝わらなかったようだな」
佐天「ん・・・それは、『自分だけの現実<パーソナル・リアリティー>』の話か何かですか?」
木山「ちゃんと勉強はしてるのか。学校ではなんと習ってるんだ?」
佐天「自分だけの現実を手に入れることで、現実の物理法則等を歪めた、
通常では成立し得ない事象の確率を変動させ、確定させるとか何とか」
木山「堅苦しい表現だが、そんなところだな。質問を変えよう。自分だけの現実とはなんだ?」
佐天「蛇口、の話ですか?」
木山「そう。さっきは蛇口に例えたが、比喩が抽象的過ぎてよく伝わらなかったようだな」
佐天「ん・・・それは、『自分だけの現実<パーソナル・リアリティー>』の話か何かですか?」
木山「ちゃんと勉強はしてるのか。学校ではなんと習ってるんだ?」
佐天「自分だけの現実を手に入れることで、現実の物理法則等を歪めた、
通常では成立し得ない事象の確率を変動させ、確定させるとか何とか」
木山「堅苦しい表現だが、そんなところだな。質問を変えよう。自分だけの現実とはなんだ?」
禁書ほとんど読んだことないけど、三部前のDIO様状態ってことか
このサテンはイラッとくるな
すぐ根をあげてばかりで努力する気がねえ
ビリビリが嫌いな無能力者の典型じゃねーか
すぐ根をあげてばかりで努力する気がねえ
ビリビリが嫌いな無能力者の典型じゃねーか
佐天「あー、んー? 何だって言われても。その、イメージとか?」
木山「そうだな。後は?」
佐天「思い込みとか、妄想。自分だけのルールとか、その類ですか」
木山「良い線だ。今日は及第点をやろう。もう良い時間だ、今日はお開きとしよう。
そのカードは君に貸すから、家でも練習しておくんだよ」
佐天「はい。ありがとうございました」
木山「そして、いきなりですまないが明日はお休みだ。仕事なんでね」
佐天「はい。では失礼します。またメールするので、時間があるときお願いします」
木山「ん。ではな。気を付けて」
木山「そうだな。後は?」
佐天「思い込みとか、妄想。自分だけのルールとか、その類ですか」
木山「良い線だ。今日は及第点をやろう。もう良い時間だ、今日はお開きとしよう。
そのカードは君に貸すから、家でも練習しておくんだよ」
佐天「はい。ありがとうございました」
木山「そして、いきなりですまないが明日はお休みだ。仕事なんでね」
佐天「はい。では失礼します。またメールするので、時間があるときお願いします」
木山「ん。ではな。気を付けて」
帰る途中
佐天「んー。自分だけの現実ねえ。授業でどれだけ聞いてもそんなものかとしか考えてなかったけど、
改めて考えてみるとよくわかんないや。妄想とか思い込みってことなんだろうけど、
そんなもんで能力が使えるようになるなら、佐天さんはレベル0なんかじゃないですよーっと」
初春「あー、佐天さん。お疲れ様ー」
佐天「初春ぅ、と、ん?」
初春「佐天さんどうしたんですか? 顔色がよくないですね。大丈夫ですか?
そうだ、甘いものでも食べていきましょうか」
禁書「私も甘いものが食べたいんだよ!」
佐天「誰?」
佐天「んー。自分だけの現実ねえ。授業でどれだけ聞いてもそんなものかとしか考えてなかったけど、
改めて考えてみるとよくわかんないや。妄想とか思い込みってことなんだろうけど、
そんなもんで能力が使えるようになるなら、佐天さんはレベル0なんかじゃないですよーっと」
初春「あー、佐天さん。お疲れ様ー」
佐天「初春ぅ、と、ん?」
初春「佐天さんどうしたんですか? 顔色がよくないですね。大丈夫ですか?
そうだ、甘いものでも食べていきましょうか」
禁書「私も甘いものが食べたいんだよ!」
佐天「誰?」
ファミレスにて
佐天「で、初春。そこの白くて小さいのと、巨乳眼鏡ちゃんについて詳しく」
初春「えっと、こちらのシスターさんがインデックスちゃん。そして、こちらが」
氷華「あ、えと。風斬氷華って言います」
佐天「あ、どうも。初めまして。佐天涙子です」
禁書「ういはるー、それよりも早く頼もうよ」
初春「あ、はいはい」
プチッ、ピンポーン
佐天「で、初春。そこの白くて小さいのと、巨乳眼鏡ちゃんについて詳しく」
初春「えっと、こちらのシスターさんがインデックスちゃん。そして、こちらが」
氷華「あ、えと。風斬氷華って言います」
佐天「あ、どうも。初めまして。佐天涙子です」
禁書「ういはるー、それよりも早く頼もうよ」
初春「あ、はいはい」
プチッ、ピンポーン
佐天「で、こんな可愛い子とどこで知り合ったんだい初春くぅん」
初春「ちょ、やめてくださいよこんなところで、ちょ、やっ、だめっ」
氷華「仲がよろしいんですね」
佐天「えへへー。でも風斬さんとも仲良くしたいなーって」ダキッ
氷華「きゃ!」
パキューン
佐天「ん?」
禁書「るいこ、氷華独り占めしちゃダメなんだよ」
佐天「ごめんごめーん、可愛い子には目がない佐天さんなのさ」
初春「ちょ、やめてくださいよこんなところで、ちょ、やっ、だめっ」
氷華「仲がよろしいんですね」
佐天「えへへー。でも風斬さんとも仲良くしたいなーって」ダキッ
氷華「きゃ!」
パキューン
佐天「ん?」
禁書「るいこ、氷華独り占めしちゃダメなんだよ」
佐天「ごめんごめーん、可愛い子には目がない佐天さんなのさ」
「これとこれと、あとこれとこれを」
店員「かしこまりましたー」
初春「えっと、今日はインデックスちゃんが風斬さんとご飯だったらしいんですけど」
禁書「とーまから貰ったお金、家に置いてきたままだったんだよ」
風斬「私もお金を持ってなかったものですから」
佐天「なるほど。そこで初春ね」
初春「お昼に一度会って分かれたあと、風紀委員の雑務をおわらせてサクッと帰ろうとしてたところで、
公園でしょんぼりしてたインデックスちゃんに会いましてね。
話を聞いたらそういうことだったので、一緒にファミレスに誘ったんですけど」
佐天「タイミングよく私も、ね」
店員「かしこまりましたー」
初春「えっと、今日はインデックスちゃんが風斬さんとご飯だったらしいんですけど」
禁書「とーまから貰ったお金、家に置いてきたままだったんだよ」
風斬「私もお金を持ってなかったものですから」
佐天「なるほど。そこで初春ね」
初春「お昼に一度会って分かれたあと、風紀委員の雑務をおわらせてサクッと帰ろうとしてたところで、
公園でしょんぼりしてたインデックスちゃんに会いましてね。
話を聞いたらそういうことだったので、一緒にファミレスに誘ったんですけど」
佐天「タイミングよく私も、ね」
禁書「今日はういはるもるいこも居るから安心だね」
佐天「え?」
禁書「おなかいっぱい、おいしいもの食べさせてくれると、嬉しいなっ」
初春「と言うことなんで、一緒にお願いします」
佐天「たはー、私もそんなに持ち合わせないから、お手柔らかに頼むよー」
禁書「任せるんだよ。こう見えて私、小食だから!」
氷華「あはは・・・・・・」
佐天「え?」
禁書「おなかいっぱい、おいしいもの食べさせてくれると、嬉しいなっ」
初春「と言うことなんで、一緒にお願いします」
佐天「たはー、私もそんなに持ち合わせないから、お手柔らかに頼むよー」
禁書「任せるんだよ。こう見えて私、小食だから!」
氷華「あはは・・・・・・」
すみません、最近SSスレが多くて困っている者です
あなたの居場所は創作発表板ではないでしょうか
http://namidame.2ch.net/mitemite/
しっかりとした読み手に意見を聞くのが技術の向上につながると思います
次からは是非あちらでお力を発揮してください
どうかよろしくお願いします
あなたの居場所は創作発表板ではないでしょうか
http://namidame.2ch.net/mitemite/
しっかりとした読み手に意見を聞くのが技術の向上につながると思います
次からは是非あちらでお力を発揮してください
どうかよろしくお願いします
氷華「この焼きたてリンゴパイおいしいです」
佐天「このケーキもなかなか」
禁書「このジャンボパフェも負けてないんだよ!」
初春「ジャンボと言うか、もうバケツの域ですけどね」
佐天「甘いもの食べてるインデックスちゃん可愛いなー」
初春「佐天さんも元気になったみたいで何よりです」
佐天「そうそう、初春。今日の話なんだけどね」
佐天「このケーキもなかなか」
禁書「このジャンボパフェも負けてないんだよ!」
初春「ジャンボと言うか、もうバケツの域ですけどね」
佐天「甘いもの食べてるインデックスちゃん可愛いなー」
初春「佐天さんも元気になったみたいで何よりです」
佐天「そうそう、初春。今日の話なんだけどね」
初春「『自分だけの現実』がどういうものか、ですか?」
佐天「今まで授業とかぼーっと流してただけだからさ、理解が足りないというかなんというか」
初春「もう少し真面目に学業に取り組むべきです」
佐天「そんな事言われても、今一あの授業がなんの役に立っているのか実感がなくてさ」
氷華「学校は、楽しくないんですか?」
佐天「いやー、そんなことないよ? 友達もそれなりに居るし、初春も居るし。
何だかんだで毎日がハッピーな佐天さんです」
氷華「学校、楽しそう」
佐天「風斬さんは学校楽しくないの?」
佐天「今まで授業とかぼーっと流してただけだからさ、理解が足りないというかなんというか」
初春「もう少し真面目に学業に取り組むべきです」
佐天「そんな事言われても、今一あの授業がなんの役に立っているのか実感がなくてさ」
氷華「学校は、楽しくないんですか?」
佐天「いやー、そんなことないよ? 友達もそれなりに居るし、初春も居るし。
何だかんだで毎日がハッピーな佐天さんです」
氷華「学校、楽しそう」
佐天「風斬さんは学校楽しくないの?」
氷華「楽しくないというか、なんというか」
禁書「ういはる、自分だけの現実ってなに?」
初春「えーっとですね、簡単に言えば妄想を現実にしちゃう為のルールみたいなもんです」
禁書「妄想を現実に? 空想具現化の劣化版か何かかな」
初春「よく分からないですけど、そういうことなのかな」
佐天「空想具現化って?」
禁書「『空想具現化<マーブル・ファンタズム>』は、精霊種かそれに限りなく近い意思を持った自然現象が、
世界に同化して繋がる事で、自身の望む確率を歪ませた起こり得ない事象を反映させるとでも言えば良いのかな。
集合的無意識に対して働きかけるという考え方もあるけど、どちらも私は納得出来ない部分があるかも。
そもそも、それは人間の行う範疇ではないし。行ったとしてもそれはもう魔法の域なんだよ」
禁書「ういはる、自分だけの現実ってなに?」
初春「えーっとですね、簡単に言えば妄想を現実にしちゃう為のルールみたいなもんです」
禁書「妄想を現実に? 空想具現化の劣化版か何かかな」
初春「よく分からないですけど、そういうことなのかな」
佐天「空想具現化って?」
禁書「『空想具現化<マーブル・ファンタズム>』は、精霊種かそれに限りなく近い意思を持った自然現象が、
世界に同化して繋がる事で、自身の望む確率を歪ませた起こり得ない事象を反映させるとでも言えば良いのかな。
集合的無意識に対して働きかけるという考え方もあるけど、どちらも私は納得出来ない部分があるかも。
そもそも、それは人間の行う範疇ではないし。行ったとしてもそれはもう魔法の域なんだよ」
佐天「魔法ねー。ちょちょいと指でも振れば、お菓子がいっぱい出てきたり?
そんなのが使えれば、別に超能力なんて使えなくてもいいかもー」
禁書「むう。魔法と魔術は厳密には違うんだけど、この際細かい話は良いんだよ。
魔術はそんな簡単に何でも出来るわけじゃないんだからね。
ちゃんとした根拠に基づいて、礼装や術式、地脈やタイミング、術者の知識や、
行使する術の背景、意味などその他諸々の条件が揃わないと発現出来ないんだよ」
佐天「インデックスちゃん、なんていうか、オカルティックだねー」
禁書「もう、バカにしてー。嘘じゃないんだからね!」
佐天「はいはい」ナデナデ
禁書「う、撫でても、誤魔化され、なんか、あふう」
初春「佐天さんのゴッドフィンガーが炸裂してます」
そんなのが使えれば、別に超能力なんて使えなくてもいいかもー」
禁書「むう。魔法と魔術は厳密には違うんだけど、この際細かい話は良いんだよ。
魔術はそんな簡単に何でも出来るわけじゃないんだからね。
ちゃんとした根拠に基づいて、礼装や術式、地脈やタイミング、術者の知識や、
行使する術の背景、意味などその他諸々の条件が揃わないと発現出来ないんだよ」
佐天「インデックスちゃん、なんていうか、オカルティックだねー」
禁書「もう、バカにしてー。嘘じゃないんだからね!」
佐天「はいはい」ナデナデ
禁書「う、撫でても、誤魔化され、なんか、あふう」
初春「佐天さんのゴッドフィンガーが炸裂してます」
氷華「そんなに難しく考えなくても良いんじゃないかな」
佐天「?」
氷華「もっと単純に、こうだったら良いなっていう『憧れ』みたいな、そういう気持ち。
こうだったら楽しいのにっていう、楽しそうな『if』。そういうのを突き詰めたのが、
『自分だけの現実』なんだと思います。だから、もっと常識はずれなもしもが出来たらなって、
楽しみながら頑張ると良いのかも・・・・・しれません。ごめんなさい、偉そうな事言って」
佐天「ううん、ありがと風斬さん。私、明日も頑張るね?」
氷華「えへへ」
初春「私も頑張らなきゃ」
禁書「それよりも、おかわりを」
佐天・初春「!?」
佐天「?」
氷華「もっと単純に、こうだったら良いなっていう『憧れ』みたいな、そういう気持ち。
こうだったら楽しいのにっていう、楽しそうな『if』。そういうのを突き詰めたのが、
『自分だけの現実』なんだと思います。だから、もっと常識はずれなもしもが出来たらなって、
楽しみながら頑張ると良いのかも・・・・・しれません。ごめんなさい、偉そうな事言って」
佐天「ううん、ありがと風斬さん。私、明日も頑張るね?」
氷華「えへへ」
初春「私も頑張らなきゃ」
禁書「それよりも、おかわりを」
佐天・初春「!?」
佐天さんのゴッドフィンガーで初春と佐天さんが
えっちぃことしてるのを想像してしまった俺はもうだめかもしれない
えっちぃことしてるのを想像してしまった俺はもうだめかもしれない
佐天「うひゃー、お財布が軽くなってしまった」
初春「帰りにコンビニに寄らなきゃ」
禁書「ういはる、るいこ、今日はありがとなんだよ」
初春「どういたしましてー」
氷華「私までご馳走になって」
佐天「いやいや、私も風斬さんのアドバイスが聞けて為になったよ。
それに、わたしもその柔らかな双丘を堪能できてご馳走様だしー」
氷華「えっ、あのっ」
佐天「冗談、冗談。今日は楽しかった。ありがと」
初春「帰りにコンビニに寄らなきゃ」
禁書「ういはる、るいこ、今日はありがとなんだよ」
初春「どういたしましてー」
氷華「私までご馳走になって」
佐天「いやいや、私も風斬さんのアドバイスが聞けて為になったよ。
それに、わたしもその柔らかな双丘を堪能できてご馳走様だしー」
氷華「えっ、あのっ」
佐天「冗談、冗談。今日は楽しかった。ありがと」
氷華「あの、わたしも、楽しかった・・・・・・です」
佐天「これで私たちは友達だねっ!」
氷華「あ、はい!」
禁書「わたしもなんだよ!」
佐天「インデックスちゃんもまた遊ぼうね」ナデナデ
禁書「そんなに子供扱い、しない、で、あふぅ」
初春「今日二回目のゴッドフィンガーです!」
佐天「これで私たちは友達だねっ!」
氷華「あ、はい!」
禁書「わたしもなんだよ!」
佐天「インデックスちゃんもまた遊ぼうね」ナデナデ
禁書「そんなに子供扱い、しない、で、あふぅ」
初春「今日二回目のゴッドフィンガーです!」
禁書「ういはるー、るいこー、またねー」
佐天「ばいばーい」
初春「またねー」
佐天「ね、初春」
初春「なんですか佐天さん」
佐天「私、能力者になれるかな」
初春「頑張れば何とかなりますよ」
佐天「ばいばーい」
初春「またねー」
佐天「ね、初春」
初春「なんですか佐天さん」
佐天「私、能力者になれるかな」
初春「頑張れば何とかなりますよ」
帰り道
佐天「私さ、今まで『自分だけの現実』ってよくわかんなかったんだ」
初春「はい」
佐天「でも、今は少しだけ分かるかもしれない」
初春「はい」
佐天「私の『自分だけの現実』、ちゃんと手に入れてみせるね」
初春「はい! 待ってますよ佐天さん」
佐天「がんばるぞー!」
初春「おー!」
佐天「私さ、今まで『自分だけの現実』ってよくわかんなかったんだ」
初春「はい」
佐天「でも、今は少しだけ分かるかもしれない」
初春「はい」
佐天「私の『自分だけの現実』、ちゃんと手に入れてみせるね」
初春「はい! 待ってますよ佐天さん」
佐天「がんばるぞー!」
初春「おー!」
家に帰ってから
佐天「さてさて、洗濯物も干したし、お風呂も入ったし、髪の毛も乾かしたし。
やる気があるうちに頑張ろうかなっと。先ずはこのカードを・・・・・・」
テーブルに並べたカードは5枚。内3枚を適当に選び、少数から始める。
全部当てられる確率は、組み合わせが3x2x1で1/6。
百分率で16.666…%。セブンスミスとで15% OFFなんて聞いたら、
喜んで買い物に行っちゃうくらい大きな数だけど、
その確率で適当に言って当たりを取りにいけるかと言うとなかなか辛い。
それでも、それぐらいの確率を歪められなくて、何が『自分だけの現実』か。
佐天「これで、裏が透けて見えればなー」
佐天「さてさて、洗濯物も干したし、お風呂も入ったし、髪の毛も乾かしたし。
やる気があるうちに頑張ろうかなっと。先ずはこのカードを・・・・・・」
テーブルに並べたカードは5枚。内3枚を適当に選び、少数から始める。
全部当てられる確率は、組み合わせが3x2x1で1/6。
百分率で16.666…%。セブンスミスとで15% OFFなんて聞いたら、
喜んで買い物に行っちゃうくらい大きな数だけど、
その確率で適当に言って当たりを取りにいけるかと言うとなかなか辛い。
それでも、それぐらいの確率を歪められなくて、何が『自分だけの現実』か。
佐天「これで、裏が透けて見えればなー」
睨めっこしていたカードをテーブルに置き、パタリと床に寝転ぶ。
そのまま伸びをすると、右手に当たるものが。
佐天「ん、なに。あ、これは」
システムスキャンで得られた結果が書かれた評価カードだ。
佐天「さり気なく、透視能力でA貰ってるんだよね。といっても、所詮A止まりだし、
Aはこれだけだもんね。予知能力と念動力がB。
本当に私の能力って、気流を操る能力なのかなあ。
木山先生を疑ってるわけじゃないけど」
起き上がり、再びカードを見つめる。
佐天「でも、片っ端から頑張るしかないよね」
そのまま伸びをすると、右手に当たるものが。
佐天「ん、なに。あ、これは」
システムスキャンで得られた結果が書かれた評価カードだ。
佐天「さり気なく、透視能力でA貰ってるんだよね。といっても、所詮A止まりだし、
Aはこれだけだもんね。予知能力と念動力がB。
本当に私の能力って、気流を操る能力なのかなあ。
木山先生を疑ってるわけじゃないけど」
起き上がり、再びカードを見つめる。
佐天「でも、片っ端から頑張るしかないよね」
佐天「『自分だけの現実』が『憧れ』とか『if』」だってなら、もっと明るく考えていかなきゃダメだよね。
がんばれ涙子。私のとりえは、へこたれない明るさだぞ!」
裏返して適当にカードを1枚選び、目を閉じながら考える。
佐天「見えないなら想像しよう。このカードが透けて、向こうが見えているのをイメージする。
見えなくて当然だけど、見えた心算になろう。所詮1/3。適当に選んでも当たる。
頭に浮かんだ図形は・・・・・・○?」
ちらりと裏を見ると、そこには☆が。
佐天「ですよねー」
そんなこんなで夜はふける
がんばれ涙子。私のとりえは、へこたれない明るさだぞ!」
裏返して適当にカードを1枚選び、目を閉じながら考える。
佐天「見えないなら想像しよう。このカードが透けて、向こうが見えているのをイメージする。
見えなくて当然だけど、見えた心算になろう。所詮1/3。適当に選んでも当たる。
頭に浮かんだ図形は・・・・・・○?」
ちらりと裏を見ると、そこには☆が。
佐天「ですよねー」
そんなこんなで夜はふける
それからまた数時間後
木山「ん、もう10時か。今日はもう終りにしようか」
佐天「はい、わかりました」
木山「こんな時間だ・・・送っていこう」
佐天「ありがとうございます、木山先生」
車の中
佐天(うー狭い車の中にこの人と二人っきりってなんか緊張するー)
チラッ
木山「ふふ・・・まぁそんなに堅くなるな」
木山「音楽でもかけよう」
佐天「それってレベルアッパーとかじゃないですよね?」
木山「ははは、面白いことを言うんだな」
木山「ん、もう10時か。今日はもう終りにしようか」
佐天「はい、わかりました」
木山「こんな時間だ・・・送っていこう」
佐天「ありがとうございます、木山先生」
車の中
佐天(うー狭い車の中にこの人と二人っきりってなんか緊張するー)
チラッ
木山「ふふ・・・まぁそんなに堅くなるな」
木山「音楽でもかけよう」
佐天「それってレベルアッパーとかじゃないですよね?」
木山「ははは、面白いことを言うんだな」
木山「さて、着いたぞ」
佐天「ありがとうございましたー、おやすみなさい木山先生」 ペコリ
木山「あぁ、ではまた」
ブロロー
ガチャッ
佐天「ただいまー」
ばふっ
佐天「なんか疲れが急にきたぁ~」
佐天「・・・」
佐天「あんなんで本当に超能力使えるようになるのかな・・・」
佐天「っといけないいけない、プラス思考プラス思考!ESPカードやらなきゃ!」
佐天「ありがとうございましたー、おやすみなさい木山先生」 ペコリ
木山「あぁ、ではまた」
ブロロー
ガチャッ
佐天「ただいまー」
ばふっ
佐天「なんか疲れが急にきたぁ~」
佐天「・・・」
佐天「あんなんで本当に超能力使えるようになるのかな・・・」
佐天「っといけないいけない、プラス思考プラス思考!ESPカードやらなきゃ!」
佐天「んー☆!・・・波か、んー○!・・・こっちが☆か」
佐天「じゃあこっちが○だ、おっ当たった」
佐天「次は・・・これは□かなー、やったー2連続的中!」
30分後
佐天「けっこう当ててるかも・・・もしかして目覚めた?」
1時間後
佐天「ダメだ・・・今度は全然当たらないや」
佐天「大体、こんなの運じゃない。超能力じゃないような・・・」
佐天「そうだ、白井さんと御坂さんにコツを聞いてみればいいんだ。メール送っとこう」
佐天「ESPカードのこと聞くだけなら木山先生のことはさすがにわからないだろうし」
カチカチカチ
佐天「送信っと」
佐天「じゃあこっちが○だ、おっ当たった」
佐天「次は・・・これは□かなー、やったー2連続的中!」
30分後
佐天「けっこう当ててるかも・・・もしかして目覚めた?」
1時間後
佐天「ダメだ・・・今度は全然当たらないや」
佐天「大体、こんなの運じゃない。超能力じゃないような・・・」
佐天「そうだ、白井さんと御坂さんにコツを聞いてみればいいんだ。メール送っとこう」
佐天「ESPカードのこと聞くだけなら木山先生のことはさすがにわからないだろうし」
カチカチカチ
佐天「送信っと」
ピロリロリン
佐天「早速返信が」
from:御坂
to:佐天
本文:ESPカード?
そんなのインクの量で電気抵抗が違うし、流れ方も違うからってアドバイスになってないか。
ごめんねー
佐天「oh...」
佐天「早速返信が」
from:御坂
to:佐天
本文:ESPカード?
そんなのインクの量で電気抵抗が違うし、流れ方も違うからってアドバイスになってないか。
ごめんねー
佐天「oh...」
佐天「さて、お風呂入っちゃおうっと」
30分後 風呂上り
佐天「お、メールの返信来てる。なになにー」
白井[あれ勘と運を試すものだと思いますわ、適当にやればよろしいんじゃないかしら?]
御坂[カードが出てる微妙な電磁波の違いを読むのよ]
佐天「さすが御坂さん、すごい・・・。白井さんの方はあまり参考にならかったかも・・・」
佐天「そもそもなんのために木山先生がこのESPカードをやるように言ったのかな・・・」
佐天「確か能力開発にはあまり影響はないけどその後役に立つって言ってたよね」
佐天「ってことは能力の強化?に関係があるのかな」
佐天「そうか!御坂さんは能力を使ってカードを当ててる。
ってことはこれは能力の繊細なコントロールとかをトレーニングするものなのかもしれない!」
30分後 風呂上り
佐天「お、メールの返信来てる。なになにー」
白井[あれ勘と運を試すものだと思いますわ、適当にやればよろしいんじゃないかしら?]
御坂[カードが出てる微妙な電磁波の違いを読むのよ]
佐天「さすが御坂さん、すごい・・・。白井さんの方はあまり参考にならかったかも・・・」
佐天「そもそもなんのために木山先生がこのESPカードをやるように言ったのかな・・・」
佐天「確か能力開発にはあまり影響はないけどその後役に立つって言ってたよね」
佐天「ってことは能力の強化?に関係があるのかな」
佐天「そうか!御坂さんは能力を使ってカードを当ててる。
ってことはこれは能力の繊細なコントロールとかをトレーニングするものなのかもしれない!」
佐天「でも、私の能力じゃどうやっても無理なような気が・・・それにまだ使えないし」
佐天「白井さんも能力的にそういうのは無理だから勘と運って書いてあったのかもしれないし」
佐天「ってことはこれは能力の種類によっては意味のないトレーニングなんじゃ」
佐天「あ~わからなくなってきた~」
佐天「カード当てが百発百中なら初春に自慢できるのになー」
佐天「あの子ならすごい驚いて目キラキラさせながらすごいですよ佐天さん!って言うんだろうな」
佐天「白井さんも能力的にそういうのは無理だから勘と運って書いてあったのかもしれないし」
佐天「ってことはこれは能力の種類によっては意味のないトレーニングなんじゃ」
佐天「あ~わからなくなってきた~」
佐天「カード当てが百発百中なら初春に自慢できるのになー」
佐天「あの子ならすごい驚いて目キラキラさせながらすごいですよ佐天さん!って言うんだろうな」
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