私的良スレ書庫
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元スレ佐天「上条さん、か……クリスマスはどうするんだろう」
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御坂妹「……あなたが言った事柄に、追加事項を設けていただきたい」
佐天「……」
御坂妹「…私は」
御坂妹「いえ、私達は、あなたに道を開けましょう」
佐天「……え?」
御坂妹「そして、あなたにはクリスマスツリーが点灯するまでに…」
御坂妹「そこまで、辿り着いていただきます」
佐天「…それだと、私に分が良くなるんじゃ…」
御坂妹「…ええ、このままでしたらね」
佐天「……?」
御坂妹「…ですから」
御坂妹「…今から…20分間のうち……」
御坂妹「5分経つごとに…」
御坂妹「――――あなたの体を一部ずつ、狙撃させていただきます」
佐天「……!!?」
御坂妹「…まず」
御坂妹「5分後にあなたの左腕」
佐天「…!」
御坂妹「…そしてその5分後に…」
御坂妹「…あなたの右足」
佐天「……っ」
御坂妹「その5分後に、左足」
御坂妹「…そして…」
御坂妹「その5分後……つまり、20分経過しても、あなたがこの路地から抜けられず、クリスマスツリーにたどり着けなかった場合……」
御坂妹「あなたの、頭部」
佐天「………!!」
御坂妹「順々に、狙撃させていただきます」
佐天「………」
御坂妹「あなたの勝利条件は…」
御坂妹「20分以内にクリスマスツリーに辿り着く、もしくは、その間に雪が降るかです」
御坂妹「…あなたが勝てば、私はあなたを生かし…」
御坂妹「…あの方のことも、諦めましょう」
佐天「……!」
御坂妹「…しかし」
御坂妹「私が勝ったら…」
御坂妹「潔く、諦めてください」
御坂妹「彼のこと、そして……生きることを」
佐天「………っ」
御坂妹「いかがでしょう?」
御坂妹「悪い条件ではないと思いますが?」
御坂妹「むしろ、あなたの言う『希望』を、私は広げて差しあげたつもりですが?」
佐天「……っ」
佐天「………わかりました」
御坂妹「……」
佐天「…受けましょう、その条件で」
御坂妹「…フフッ、それでこそ、です」
御坂妹「それでこそ……勝負のしがいがあります」
佐天「…ええ。そうですね」
佐天「しかし…」
佐天「私は……負けるつもりはありませんよ?」
御坂妹「そうですか。まぁ、精々頑張ってくださいね」
佐天「……」
――白井さん
あなたが戦っていることを、私は知りませんでした
本当に、ごめんなさい
私のせいで………
……でも、だからこそ
私だけ、戦わないなんてことは、できない
もう逃げちゃ、行けないんだ
私は
私は……辿り着いてみせる
彼の……待つ場所へ
佐天「…行きます」
御坂妹「ええ、では……」
―――ご武運を―――
>>206
遠くの見えないところにテレポートしたら黒子死ぬだろ
遠くの見えないところにテレポートしたら黒子死ぬだろ
ごめん、仕事行ってた
保守ありがとう
今から投下する
できれば朝までに全部投下してしまいたい
保守ありがとう
今から投下する
できれば朝までに全部投下してしまいたい
・・・・・・・・・
―倉庫外―
一方「……」
美琴「……」
打止「……」
一方「…おい」
美琴「……」
一方「いつまでも駄々こねてンじゃねーぞ」
美琴「……」
一方「…テメェの知り合い、助けに行かなくていいのか?」
美琴「……」
―倉庫外―
一方「……」
美琴「……」
打止「……」
一方「…おい」
美琴「……」
一方「いつまでも駄々こねてンじゃねーぞ」
美琴「……」
一方「…テメェの知り合い、助けに行かなくていいのか?」
美琴「……」
一方「…はぁ」
一方「面倒くせーな…」
美琴「…行けるわけ、ない」
一方「……はぁ。いつまで言って…」
美琴「…だって、黒子はまだ…あの地下にいるのよ!?」
一方「……」
美琴「…あの子だけ残して…」
美琴「……行けるわけ…ないじゃない…!」
一方「……」
―数分前―
黒子『…一方通行、お姉さま』
一方『…何だ』
美琴『…黒子?』
黒子『…あなたたち二人は打ち止めさんを連れて、まずあの妹達を正面突破してください』
一方『……了解』
美琴『…オッケー』
黒子『あなたも、二人の傍を離れないでくださいね?』
打止『…わかった』
黒子『…そして、真っ先に地上へのルートに向かってください』
一方『へいへい』
美琴『了解』
黒子『…よし』
黒子『それでは、行ってください』
美琴『…ちょ、ちょっと待って黒子』
黒子『…何ですかお姉さま』
美琴『…あんたは、どうするの…?』
黒子『…私は』
黒子『お姉さま達の後ろを走り…』
黒子『…お姉さま達が地上へのルートに入った直後に、その入口を塞ぎます』
美琴『…それは、あんたも一緒に出るのよね?』
黒子『…いえ』
黒子『私は、地下に残ります』
美琴『…!?な、何言って…』
黒子『心配なさらないでください』
黒子『少し……やらなければならないことがありますので』
美琴『…でも…』
一方『はっ、囮にでもなろうってか?』
黒子『ええ、なかなか察しがいいではありませんか』
美琴『そんなっ、囮なんて必要ないじゃない!』
美琴『あんたも一緒に逃げれば…!』
黒子『…お姉さま』
黒子『私の目的はお姉さま達の救出です』
美琴『…それは、わかってるけど…』
黒子『…ですから』
黒子『…あなたたちがここで無事でなければ意味がないのですよ』
美琴『……っ、私は別に…』
黒子『私はここで妹達を止めます』
黒子『その間に、お姉さま達は先に佐天さんの救出に向かってください』
美琴『……でも…』
黒子『こんなことをお願いできるのは、お姉さま達しかいないんです』
黒子『お願いします』
美琴『……』
一方『いいじゃねーか、そいつには便利な能力があるんだ…いつでも逃げられるだろ』
黒子『ふふっ、よく分かってるじゃありませんか』
黒子『……あとから』
黒子『後から、行きますから』
美琴『……』
美琴『…わかった』
黒子『…時間がありません』
黒子『行きましょう』
妹達『――作戦会議は終わりですか?』
黒子『…ええ、待っててくださってありがとうございます』
妹達『いえいえ…』
妹達『それに、いくら作戦を練ろうと、同じことでしょうからね』
黒子『…そうですか…では…』
黒子『―――参ります』
――ザッ
一方『――どけェ!』
美琴『―――はぁぁ!!』
妹達『――――っ』
・・・・・・・・・
―――――――
一方「…それで」
一方「結局俺たちはこうやって外に出てきてるわけだ」
一方「…さっさと行くぜ」
美琴「…でも、黒子はまだ出てきてない」
一方「……じゃあテメェは、あいつの行いを無駄にすンのか?」
一方「あいつ一人……地下に残って囮になってンだ」
一方「ここで俺達が行かなきゃ……あいつのやったことが報われねぇだろ」
美琴「…っ、そんなこと、わかってるわよ!」
一方「……」
美琴「…でも…」
美琴「…あの子に助けられておいて、それで、放って行くなんてこと…」
打止「…美琴」
美琴「……え?」
一方「…それで」
一方「結局俺たちはこうやって外に出てきてるわけだ」
一方「…さっさと行くぜ」
美琴「…でも、黒子はまだ出てきてない」
一方「……じゃあテメェは、あいつの行いを無駄にすンのか?」
一方「あいつ一人……地下に残って囮になってンだ」
一方「ここで俺達が行かなきゃ……あいつのやったことが報われねぇだろ」
美琴「…っ、そんなこと、わかってるわよ!」
一方「……」
美琴「…でも…」
美琴「…あの子に助けられておいて、それで、放って行くなんてこと…」
打止「…美琴」
美琴「……え?」
打止「ミサカはミサカは……行った方がいいと思うの」
美琴「……!」
打止「…私達はマフラーを届けに行かなくちゃいけない」
打止「だから、こんなところで立ち止まってるわけにはいかないって、ミサカはミサカは言ってみたり」
美琴「…っ…でも…」
一方「信用してねーのか?」
美琴「……え?」
一方「テメェは…あいつのことを信用してねーのか?」
美琴「……それは……」
一方「…あいつはテメェが監禁されてから、躍起になってテメェを探し歩いてたそうだぜ?」
美琴「……っ」
一方「そンなあいつにテメェは助られたンだ」
一方「そいつのことを、信用してやらねーでどうすンだ?」
美琴「……」
一方「……まぁ、いいけどな」
一方「…テメェがいかねーってンなら別に俺はいいぜ」
美琴「……」
一方「……だが俺は、今回の件に関してはあいつの駒だ」
一方「…言われた通り、あいつの知り合いを助けに行くぜ」
美琴「……」
打止「美琴……」
一方「……おい、クソガキ。行くぞ」
打止「…でも、美琴は…」
一方「…知らねーよ」
一方「テメェのことを助けようとした奴の事さえ信用してやらねー奴のことだ」
一方「…ンな奴のことなンざ、どうでもいい」
美琴「……っ」
一方「…じゃあな」
一方「テメェはいつまでもそこでそうやってろ」
一方「…俺たちは先に行…」
美琴「……わかったわよ」
一方「……」
美琴「…あんたに言われるのはムカつくけど…」
美琴「…確かに、あの子のことを信用してやれないんじゃ……ダメよね」
打止「…美琴!」
美琴「…うん。行こう」
美琴「…佐天さんを助けに」
一方「……はっ、最初からそう言えバカ野郎」
美琴「…うっさいわね。さっさと行くわよ」
打止「そうなの。ぐずぐずしてないでさっさと案内すればいいって、ミサカはミサカはあなたに指図してみたり」
一方「…なンで急にテメェら上から目線なンだ?」
美琴「いいから早く!妹達の集団が活動してる方向知ってるの、あんただけなんでしょ?」
一方「…はぁ。わーったよ」
一方「…さっさと、片付けに行こうぜ」
美琴「…うん」
美琴「…(黒子…)」
あんたを私が信用しないなんて……ありえないよね
ごめん……こいつに言われるまで、私、あんたの努力を無駄にするとこだった
先に行ってるから…後から絶対来なさいよ?
待ってるからね?黒子―――
・・・・・・
―――――
―倉庫地下5階―
黒子「…はぁ…はぁ…」
妹達「……」
黒子「…はぁ…はぁ…」
妹達「よろしかったのですか?」
黒子「…はぁ…はぁ…」
妹達「…他の人達を助けたのはいいですが…」
妹達「…あなたはこうやって囮になって、わざわざ出口を塞いでまで私達を足止めしている」
黒子「……はぁ…はぁ…」
妹達「…さっさと、一緒に脱出すればいいものを…。そんなことをするから…」
妹達「紙一重でかわしてるいるとはいえ、私達からの攻撃を集中して受け止めなければいけない」
妹達「…一体あなたは…何がしたいのですか?」
黒子「……ふふっ」
―倉庫地下5階―
黒子「…はぁ…はぁ…」
妹達「……」
黒子「…はぁ…はぁ…」
妹達「よろしかったのですか?」
黒子「…はぁ…はぁ…」
妹達「…他の人達を助けたのはいいですが…」
妹達「…あなたはこうやって囮になって、わざわざ出口を塞いでまで私達を足止めしている」
黒子「……はぁ…はぁ…」
妹達「…さっさと、一緒に脱出すればいいものを…。そんなことをするから…」
妹達「紙一重でかわしてるいるとはいえ、私達からの攻撃を集中して受け止めなければいけない」
妹達「…一体あなたは…何がしたいのですか?」
黒子「……ふふっ」
妹達「……」
黒子「…おかしな…ことを、聞きますのね」
妹達「……」
黒子「…私の目的は、人質の救出……ですわ」
黒子「その目的は……もう…達成、されています…から」
妹達「…だから、もうここで私達に殺されていいと?」
黒子「…生憎、もうテレポートするだけの体力も、残っていませんの」
妹達「……そうですか」
黒子「ええ……でも」
妹達「…?」
黒子「……あなたたちに……」
黒子「…このまま殺されてしまうというのも……なかなか、癪ですわね」
妹達「…それは仕方ないのでは?」
妹達「第一、自分がお招きになった結果でしょう?……それに、もう限界では?」
黒子「…ええ、そうですね」
妹達「なら…もう」
黒子「―――それでも」
黒子「簡単には……殺されるわけには、いきませんわね」
妹達「……」
黒子「…約束、してしまいましたからね……『後から行く』と」
妹達「……」
黒子「…許してもらえそうに、ないのですよ……お姉さまに」
妹達「……だからといって」
妹達「……私達があなたを殺さないとでも?」
黒子「…ふふっ。最初から見逃してくださると言うのなら…」
黒子「…こんなに、苦労せずに済みましたわ」
妹達「…そうですか」
妹達「―――それは、残念です」
ガシャリ
黒子「……」
妹達「少々、お喋りが過ぎましたね」
黒子「……」
妹達「…もうそろそろ、楽にしてあげましょう」
黒子「……」
妹達「…あなたと話せて、良かったです」
黒子「……」
妹達「私達はあなたを始末した後、逃げ出した人質を探し、また捕らえます」
妹達「…いや…」
妹達「…もう、捕らえるだけでは済まないでしょうね」
黒子「……」
妹達「そういうわけで、申し訳ございません」
妹達「こちらも、立て込んでいますので…」
妹達「早急に目の前の件を片付けなければいけません」
黒子「……」
妹達「…では」
妹達「…さような」
ゴゴゴゴゴ…!
妹達「…なっ……地震……!?」
黒子「……」
妹達「……これは…」
黒子「…ふふっ」
妹達「…!」
黒子「…聞こえませんでしたか?」
黒子「なら、もう一度、言っておきます」
黒子「私は、簡単には殺されない」
妹達「…!!まさか、建物を…」
黒子「…おかげで、随分と力を使い果たしてしまいましたが…」
黒子「お察しの通り、少々、この地下5階までの…至るところの柱に…」
黒子「亀裂を入れさせていただきました」
妹達「…!!」
黒子「……させませんわよ」
妹達「…!」
黒子「…せっかく、助けた人質です」
黒子「…あなた方の…好きにはさせませんわ」
ゴゴゴゴゴ…!
黒子「…これで」
黒子「ここにいる妹達は全て、生き埋めですわね」
妹達「…っ…」
黒子「それにしても全く…」
黒子「…骨が折れる…仕事でしたわねぇ…」
妹達「…あなたは…」
黒子「…何でしょう?」
妹達「あなたには、ここまでする理由が…あるのですか?」
黒子「……」
妹達「…あなたの…目的のためなら手段を選ばないあなたのその考えは…」
妹達「…正直に申し上げまして、私達以上に…」
妹達「…狂っている…」
黒子「……」
妹達「…そんなあなたなら、もう少し…何か別の手段を持って…」
妹達「私達を…止めようとすることも……出来たのではないのですか?」
黒子「……はぁ」
黒子「何を今更言い出すのかと思えば…」
妹達「……」
黒子「…私が、狂っているですって?」
黒子「そんなの…当たり前でしょう」
妹達「……」
黒子「私は…」
黒子「あなた方にお姉さまを、奪われた時から…」
黒子「偽物のお姉さまと数日過ごしてしまったという事実を知ったその時から…」
黒子「…既に、狂ってしまっていたんですよ」
妹達「……」
黒子「それに…」
黒子「私は、あなたたちとは違う」
ゴゴゴゴゴ…!
黒子「……情報が共有されているなら、私が昨日の夜、言ったことを覚えていらっしゃいますよね?」
妹達「……」
黒子「―――あなたが」
黒子「私の周りの人を傷付け続けると言うなら……」
黒子「私は…」
黒子「みんなを守る、盾になります、と」
妹達「……!」
黒子「…これが、私の答えであり、あなたたちとの違いですわ」
妹達「……」
黒子「あなたたちと違って…私には、守らなければいけないものが、たくさんあります」
黒子「…まぁ、言うだけ言って…実行しないのも…格好が付きませんしね」
妹達「……っ」
ゴゴゴゴゴ…!!
ゴゴゴゴゴ…!!
黒子「…さて」
黒子「お喋りが過ぎましたね…」
黒子「…時間です」
妹達「…っ…」
黒子「…それでは、みなさん」
妹達「…!」
黒子「―――ご機嫌よう」
ドゴォォォン!!!!
――倉庫、崩壊――
―――――
―路地―
御坂妹「―――――!」
…そうですか
向こうにいる妹達は、やられましたか…
そう簡単には、やられる数では無かったと思ったのですが…
…やってくれますね、白井様
…やはりあなたは、昨日の夜に始末しておくべきだったかもしれませんね
まぁ、今となってはもう遅い…
……仕方ありませんね
少々予定は狂いましたが…
今は、目の前のゲームを楽しみましょう
―路地―
御坂妹「―――――!」
…そうですか
向こうにいる妹達は、やられましたか…
そう簡単には、やられる数では無かったと思ったのですが…
…やってくれますね、白井様
…やはりあなたは、昨日の夜に始末しておくべきだったかもしれませんね
まぁ、今となってはもう遅い…
……仕方ありませんね
少々予定は狂いましたが…
今は、目の前のゲームを楽しみましょう
御坂妹「しかし、こちらはなかなか…面白くなりそうです」
さぁ、もうすぐ…開始から5分が経ちます
――…
佐天「…はぁ…はぁ…はぁ」
暗い…
暗くてあまり前が……先が見えない
うっかりすると、壁にぶつかりそうになる
佐天「…はぁ…はぁ…」
でも、止まれない
この路地を抜けない限り…
私に、勝ち目は無いんだ
雪は……おそらく、降ってくれそうにない
ここ最近で……雪が降った記憶なんて無いから…
佐天「…はぁ…っ…」
それにしても…何なんだこの路地…
すぐに…抜けられると思ってたのに…
なんで…なんでこんなに…
迷路みたいに…入り組んで…
佐天「……っ」
まずい……
時間がない…!
早く、出ないと…!
バシュン!
佐天「あっ……がっ…!」
左……腕……!
…もう、5分経ったの…?
うそ……でしょ……
佐天「…うっ……うぅ…」
痛い……
こんな……こんなことが…
5分経つごとに…ずっと続くっていうの…?
佐天「………うっ…うぅ…」
痛い……
一体、どこから……
…さっきまで居たたくさんの妹達は、私の視界にはもういない
しかしそれは
目の前から居なくなっただけで…
実際は、『居る』
私には見えない
でも、私でも感じとることができる
ずっと、至るところから、私を見ているという気配を…
佐天「…はぁ…はぁ…うっ…」
……負けない
絶対、諦めちゃダメなんだ
みんな……私のせいで…巻き込んでしまった
ここで、私が諦めたら…
みんなに申し訳が…立たない…!
佐天「………行こう」
辿り着いてみせる
相手が何人だろうと……
私にも……勝てる可能性は…ある
とにかく一度、目指すべき場所を確認しよう
方角が間違ってるのかもしれない
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