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元スレキョン「もう…消失の長門でいいや」
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>>449-450
この間にどんな心変わりがあったんだ
この間にどんな心変わりがあったんだ
>>455ID変わってた
時系列的には>>217の続きですね
それでは始めます
それでは始めます
長門を俺の部屋に残し、別の部屋で話し合いをすることになった。
長門に聞かれたら困る話だからな。
みくる「大変なことになりました。もうやばいです」
なんですか…一応聞きますけど
みくる「向こうの涼宮さんが限界なんです!」
長門に聞かれたら困る話だからな。
みくる「大変なことになりました。もうやばいです」
なんですか…一応聞きますけど
みくる「向こうの涼宮さんが限界なんです!」
キョン「それが関係あるんですか?」
みくる「こっちと向こうの世界は言わばパラレルワールドなんですよ」
キョン「はい」
みくる「閉鎖空間が拡大して…みんな死んじゃったらこっちの世界の住人も死んじゃうんですよ」
キョン「つまり…向こうの世界のAさんが死んだらこっちの世界のAさんも死ぬっていうことですか?」
みくる「簡単に言うと映画のリアル鬼ごっこと同じ世界なんです」
みくる「こっちと向こうの世界は言わばパラレルワールドなんですよ」
キョン「はい」
みくる「閉鎖空間が拡大して…みんな死んじゃったらこっちの世界の住人も死んじゃうんですよ」
キョン「つまり…向こうの世界のAさんが死んだらこっちの世界のAさんも死ぬっていうことですか?」
みくる「簡単に言うと映画のリアル鬼ごっこと同じ世界なんです」
もうハルヒとか元の世界とかいらんから
キョンと長門が幸せに暮らしましたでいいじゃんかよおおおおお
キョンと長門が幸せに暮らしましたでいいじゃんかよおおおおお
みくる「元の世界の長門さんが死んだらこっちの世界の長門さんも死にます…」
キョン「ええ!俺は…俺はどうなるんですか!?」
みくる「キョンくんは…特別なんです」
キョン「というかなんで朝比奈さんもこっちに来れてるんですか?」
みくる「それは…禁則事項です」
キョン「ずるいですよ、それ」
キョン「ええ!俺は…俺はどうなるんですか!?」
みくる「キョンくんは…特別なんです」
キョン「というかなんで朝比奈さんもこっちに来れてるんですか?」
みくる「それは…禁則事項です」
キョン「ずるいですよ、それ」
みくる「いいの!とにかく!もうこれは私たち5人だけの問題じゃないんですよ!」
キョン「…わかりました。少し時間をください」
みくる「期限は、明日までです」
みくる「このまま押さなかったらいずれどちらの世界も破滅します。それだけは覚えておいて」
キョン「…わかりました。少し時間をください」
みくる「期限は、明日までです」
みくる「このまま押さなかったらいずれどちらの世界も破滅します。それだけは覚えておいて」
>>463ですね
朝比奈さんを送り出して自分の部屋に戻る。
部屋に戻ると長門は体育座りをして待っていた。
そういえば俺の家に来るの初めてなんだっけ。
長門「もう用事はすんだの?」
キョン「あぁ。もう帰ったよ」
部屋に戻ると長門は体育座りをして待っていた。
そういえば俺の家に来るの初めてなんだっけ。
長門「もう用事はすんだの?」
キョン「あぁ。もう帰ったよ」
あのさ…といいかけて口を紡ぐ。
こんなことこっちの長門に言ったって解決しようがない
逆に混乱させるだけだ。
この笑顔…もう見ることができないのか
俺がいなくなったって今の長門だったら友達だってできるし、いずれ彼氏もできる
何も言わずに…このまま消えよう
翌日、俺は朝比奈さんと文芸部室のコンピュータの前に来ていた。
こんなことこっちの長門に言ったって解決しようがない
逆に混乱させるだけだ。
この笑顔…もう見ることができないのか
俺がいなくなったって今の長門だったら友達だってできるし、いずれ彼氏もできる
何も言わずに…このまま消えよう
翌日、俺は朝比奈さんと文芸部室のコンピュータの前に来ていた。
みくる「長門さんにお別れは言ってきたんですか?」
キョン「いえ…何も言わずに来ました」
みくる「いいんですか?」
キョン「いいんです…長門の悲しむ顔は見たくないんで」
みくる「何も言わないでいなくなった方が悲しみます…」
キョン「いえ…何も言わずに来ました」
みくる「いいんですか?」
キョン「いいんです…長門の悲しむ顔は見たくないんで」
みくる「何も言わないでいなくなった方が悲しみます…」
キョン「いや、俺の方が泣いちゃいますから。ハハハハハ…」
みくる「(キョンくん…こんな時はあたしが…)」
キョン「あっ、代わりに慰めてくれるとかはいらないですからね」
みくる「もうっ!」
みくる「(キョンくん…こんな時はあたしが…)」
キョン「あっ、代わりに慰めてくれるとかはいらないですからね」
みくる「もうっ!」
ピポ
パソコンを起動する
yuki.n>ready?
早っ!もうショートカットしまくりだな
パソコンを起動する
yuki.n>ready?
早っ!もうショートカットしまくりだな
みくる「キョンくん」
わかってます…押さなきゃ、押さなきゃいけないのは、わかってるけど…
キョン「…長門…なが…と…」
ダメだ、押せない
わかってます…押さなきゃ、押さなきゃいけないのは、わかってるけど…
キョン「…長門…なが…と…」
ダメだ、押せない
みくる「落ち着いてください…」
そういうと朝比奈さんに抱きしめられた。
キョン「やめてください…俺は長門が…」
みくる「そんなこと言ってるうちは…いつまでも押せません」
そういうと朝比奈さんに抱きしめられた。
キョン「やめてください…俺は長門が…」
みくる「そんなこと言ってるうちは…いつまでも押せません」
みくる「まだ時間はあります。少し落ち着いて」
キョン「すいません、ちょっと一人にしてもらえますか」
みくる「時間はあと30分です」
部屋を出ていく朝比奈さん。
部屋に一人で呆然としている俺。
キョン「すいません、ちょっと一人にしてもらえますか」
みくる「時間はあと30分です」
部屋を出ていく朝比奈さん。
部屋に一人で呆然としている俺。
>>477
俺ええええェェェェ!!!!
俺ええええェェェェ!!!!
思えばこっちの世界に来て一ヶ月か、早かったな
向こうの長門もこっちの長門も一緒だよな、ちょっと無愛想だけど
…馬鹿野郎、俺が命を賭けてでも守りたいと思ったのはこっちの長門有希だ
向こうの長門はそれを押しつけられても困るだろうしそんなんじゃ俺も自分自身を許せない
向こうの長門もこっちの長門も一緒だよな、ちょっと無愛想だけど
…馬鹿野郎、俺が命を賭けてでも守りたいと思ったのはこっちの長門有希だ
向こうの長門はそれを押しつけられても困るだろうしそんなんじゃ俺も自分自身を許せない
ふと本棚にある一冊の本に目がいく
この本…俺が入部したときに長門が貸してくれた本じゃないか
そういえばまだ読んでなかったな
ペラペラとページをめくると何か、紙きれのようなものが落ちる。
栞ではなく小さな紙切れだった。
この本…俺が入部したときに長門が貸してくれた本じゃないか
そういえばまだ読んでなかったな
ペラペラとページをめくると何か、紙きれのようなものが落ちる。
栞ではなく小さな紙切れだった。
そこには綺麗な字で簡潔にこう書かれていた。
楽しかった
長門有希
長門の字だ。
楽しかった
長門有希
長門の字だ。
あいつ、全部知ったのか
そりゃそうだ、こっちも二回目なんだからあいつも二回目。既視感や違和感があってもおかしくない
もし行かないでってあいつが言ったら俺は絶対行かなかった
でも、それじゃダメなんだよな。
そりゃそうだ、こっちも二回目なんだからあいつも二回目。既視感や違和感があってもおかしくない
もし行かないでってあいつが言ったら俺は絶対行かなかった
でも、それじゃダメなんだよな。
全部知ってて…それでも何も言わないで…
最後までかっこいいことなんもできなかった
ごめんな、長門
涙が、止まらない
こっちに来てからあいつには泣かされたのは二回目だ
だけどこれが最後、もう絶対泣かない
最後までかっこいいことなんもできなかった
ごめんな、長門
涙が、止まらない
こっちに来てからあいつには泣かされたのは二回目だ
だけどこれが最後、もう絶対泣かない
コンコン
朝比奈さんだ。涙をふかなきゃ…
みくる「決心つきましたか?」
キョン「はい」
yuki.n>ready?
緊張しながらエンターキーに手をかける。
さよなら…長門
カチッ
朝比奈さんだ。涙をふかなきゃ…
みくる「決心つきましたか?」
キョン「はい」
yuki.n>ready?
緊張しながらエンターキーに手をかける。
さよなら…長門
カチッ
なんだこの感覚…
前とは明らかに違う…まったく苦しくない夢のような感覚
まるで天国に行ったみたいだ
そこでハッと目を覚ます
ここは…どこだ?
前とは明らかに違う…まったく苦しくない夢のような感覚
まるで天国に行ったみたいだ
そこでハッと目を覚ます
ここは…どこだ?
俺はどうやら眠っていたようだ。自分の部屋ではない
ここは長門の部屋のベットだ。
隣には長門が横たわっていた。
小刻みに震えながら俺をきつく抱きしめている
全部…夢…だったのか?
ここは長門の部屋のベットだ。
隣には長門が横たわっていた。
小刻みに震えながら俺をきつく抱きしめている
全部…夢…だったのか?
キョン「悪い、もしかして寝言とかうるさかったか?
怖い夢を見たんだ…俺とお前が離れ離れになる、悲しい夢」
長門「大丈夫…?」
キョン「でももうどこへも行かないよ、俺はお前を離さない」
怖い夢を見たんだ…俺とお前が離れ離れになる、悲しい夢」
長門「大丈夫…?」
キョン「でももうどこへも行かないよ、俺はお前を離さない」
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