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ミサト「…………あれっ急に映像と音声が…!」
リツコ「………………」
キョン「モード反転!裏コード、ヒトマルマル!」
恥ずかしい。とてつもなく恥ずかしい。
本当にハルヒは一体何でこんなもんを考えたんだ…。
プラグ内の照明が消える。
7号機「ウオオオオオオオオオオオオオ!!!」
…体が熱い。
そして感覚がやけにクリアになった。
使徒に触れる掌の感覚が生々しい。
オペレーター「7号機のシンクロ率…上昇!80%…85%…90…100%…」
ミサト「シンクロ率…100%?そんなの聞いたこともないわ!」
リツコ「でも…これは現実よ?」
残り、31秒
リツコ「………………」
キョン「モード反転!裏コード、ヒトマルマル!」
恥ずかしい。とてつもなく恥ずかしい。
本当にハルヒは一体何でこんなもんを考えたんだ…。
プラグ内の照明が消える。
7号機「ウオオオオオオオオオオオオオ!!!」
…体が熱い。
そして感覚がやけにクリアになった。
使徒に触れる掌の感覚が生々しい。
オペレーター「7号機のシンクロ率…上昇!80%…85%…90…100%…」
ミサト「シンクロ率…100%?そんなの聞いたこともないわ!」
リツコ「でも…これは現実よ?」
残り、31秒
と、ここでネタばらし
なんとこれは劇団員に協力してもらった、ただの現実世界だったのである
これにはキョンも苦笑い
ちなみに裏コード~からのくだりはきっちりと録画してあったのである
なんとこれは劇団員に協力してもらった、ただの現実世界だったのである
これにはキョンも苦笑い
ちなみに裏コード~からのくだりはきっちりと録画してあったのである
そして感覚がクリアになった分、…痛い。
多分、本当に手と腹の骨にはヒビが入ってるだろう。
オペレーター「映像、回復します!」
ミサト「一体…何が起きてるって言うのよ…」
キョン「ミサトさん!」
ミサトさん「キョン君!あなた出血が…」
キョン「そんなのどうだっていいから!後何秒で破壊できますか!?」
リツコ「あと…30秒って所ね。」
残り20秒。
クソッ!間に合わない。
痛みが体を蝕む…が、泣き声を言っている暇は無い。
痛みで思わず涙が零れるが…体に鞭を打って使徒の体を掴む。
多分、本当に手と腹の骨にはヒビが入ってるだろう。
オペレーター「映像、回復します!」
ミサト「一体…何が起きてるって言うのよ…」
キョン「ミサトさん!」
ミサトさん「キョン君!あなた出血が…」
キョン「そんなのどうだっていいから!後何秒で破壊できますか!?」
リツコ「あと…30秒って所ね。」
残り20秒。
クソッ!間に合わない。
痛みが体を蝕む…が、泣き声を言っている暇は無い。
痛みで思わず涙が零れるが…体に鞭を打って使徒の体を掴む。
残り15秒。
7号機・キョン「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
そのままプログレッシブナイフに使徒の体を押し付けた。
コアは更に激しく音を立てながら火花を散らす。
体のあちこちから変な音がする。
手が痛い。肩が痛い。腹が痛い。
痛い痛い痛い痛い痛い。
残り10秒。
アスカ「ウオオオリャアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
アスカも負けじと更に強くナイフを突き立ててくれている様だ。
ミサト「キョン君…………アスカ………」
オペレーター「5…4…3…2…1」
オペレーター「使徒…形状崩壊しました。」
7号機・キョン「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
そのままプログレッシブナイフに使徒の体を押し付けた。
コアは更に激しく音を立てながら火花を散らす。
体のあちこちから変な音がする。
手が痛い。肩が痛い。腹が痛い。
痛い痛い痛い痛い痛い。
残り10秒。
アスカ「ウオオオリャアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
アスカも負けじと更に強くナイフを突き立ててくれている様だ。
ミサト「キョン君…………アスカ………」
オペレーター「5…4…3…2…1」
オペレーター「使徒…形状崩壊しました。」
ミサト「………パイロットは!?」
アスカ「私なら何ともないわ。」
アスカ「でも…シロートの奴が動かないのよ…。」
オペレーター「7号機パイロットからの応答ありません!」
リツコ「プラグを強制射出!」
ミサト「パイロットの生死は!?」
オペレーター「…………不明です」
ミサト「キョン君!キョン君!」
アスカ「………………」
アスカ「私なら何ともないわ。」
アスカ「でも…シロートの奴が動かないのよ…。」
オペレーター「7号機パイロットからの応答ありません!」
リツコ「プラグを強制射出!」
ミサト「パイロットの生死は!?」
オペレーター「…………不明です」
ミサト「キョン君!キョン君!」
アスカ「………………」
……………………
…………………
………………
……………
………
どうして俺は同人ゲームのシナリオの為に…こんな目にあってるんだろう。
ハルヒは無意識の内にやってることだと
決して悪気は無いんだと言うのは分かってる。
…分かってるんだが、やはり今回ばっかりはどうも納得行かない。
綾波「じゃあ、世界を見捨てるの?」
キョン「………………!」
どこから出てきた。
と言うか…ここは…電車?
綾波「現実であるあなたの世界も、仮装であるこの世界も」
…綾波。こんな形で出会うなんて最悪だぜ。
綾波「涼宮ハルヒも、見捨てるの?」
キョン「見捨てるも何も…俺は納得が行かないだけだ。」
キョン「ハルヒの為にどうしてこんな辛い目に合わなきゃならないんだよ。」
…………………
………………
……………
………
どうして俺は同人ゲームのシナリオの為に…こんな目にあってるんだろう。
ハルヒは無意識の内にやってることだと
決して悪気は無いんだと言うのは分かってる。
…分かってるんだが、やはり今回ばっかりはどうも納得行かない。
綾波「じゃあ、世界を見捨てるの?」
キョン「………………!」
どこから出てきた。
と言うか…ここは…電車?
綾波「現実であるあなたの世界も、仮装であるこの世界も」
…綾波。こんな形で出会うなんて最悪だぜ。
綾波「涼宮ハルヒも、見捨てるの?」
キョン「見捨てるも何も…俺は納得が行かないだけだ。」
キョン「ハルヒの為にどうしてこんな辛い目に合わなきゃならないんだよ。」
キョン「今までもだ。」
キョン「何で俺ははハルヒのわがままに付き合わされて来たのかよく分からない。」
キョン「俺には居場所もある。戦う理由なんてない。」
キョン「長門や朝比奈さんや…まあ古泉や谷口、国木田にはもう一度会いたい
元の世界には戻りたい…が、」
キョン「………やっぱりこんな目に合うのは、納得がいかない。」
綾波「…………そう。」
…………………………
……………………
…………………
……………
…………
キョン「何で俺ははハルヒのわがままに付き合わされて来たのかよく分からない。」
キョン「俺には居場所もある。戦う理由なんてない。」
キョン「長門や朝比奈さんや…まあ古泉や谷口、国木田にはもう一度会いたい
元の世界には戻りたい…が、」
キョン「………やっぱりこんな目に合うのは、納得がいかない。」
綾波「…………そう。」
…………………………
……………………
…………………
……………
…………
キョン「…………!」
目が、覚めた。
ひぐらしの鳴き声が静かな病室に響き渡る。
知らない天井…病院か。
ミサト「キョン君…気が付いた?」
起き上がろうとする…が、激痛が体中に走った。
キョン「……………痛!」
ミサト「無理しちゃダメよ…。」
そういや、体のあちこちが包帯でくるまれている。
あれから俺は一体……
ミサト「使徒を殲滅したあと…反応がなかったから心配しちゃったわ。」
ミサト「しかし…随分と酷いダメージね。無理、しちゃったでしょ?」
長門の言葉を思い出す。
パワーも三倍だが、ダメージも三倍。
言葉にすると随分軽く思えるが、現実は想像以上だ。
使わなければ確実に殲滅は出来なかったが…
コード100の代償は結構デカい。
下手すりゃコード100を使用した結果死ぬ、なんて事も有り得るんじゃないのか?
目が、覚めた。
ひぐらしの鳴き声が静かな病室に響き渡る。
知らない天井…病院か。
ミサト「キョン君…気が付いた?」
起き上がろうとする…が、激痛が体中に走った。
キョン「……………痛!」
ミサト「無理しちゃダメよ…。」
そういや、体のあちこちが包帯でくるまれている。
あれから俺は一体……
ミサト「使徒を殲滅したあと…反応がなかったから心配しちゃったわ。」
ミサト「しかし…随分と酷いダメージね。無理、しちゃったでしょ?」
長門の言葉を思い出す。
パワーも三倍だが、ダメージも三倍。
言葉にすると随分軽く思えるが、現実は想像以上だ。
使わなければ確実に殲滅は出来なかったが…
コード100の代償は結構デカい。
下手すりゃコード100を使用した結果死ぬ、なんて事も有り得るんじゃないのか?
ミサト「出来れば…何日か休ませてあげたい所なんだけれど…」
ミサト「使徒の襲来が相次いでてね。出来ればもう退院して欲しいのよ。」
キョン「そう……ですか。」
ミサト「ごめんね。」
俯きながら謝るミサトさん。
いえ。あなたは悪くありませんよ。
俺が頭に来てるのはハルヒの無意識と
多分、コード100を使わざるを得ない状況を作り上げた赤木博士と…碇司令です。
…2号機を水中装備もなしに配備させたのは不自然だし、あの時の発言。
『シナリオ』とは言えやはりあの二人…特に碇司令は頭に来る。
ミサト「使徒の襲来が相次いでてね。出来ればもう退院して欲しいのよ。」
キョン「そう……ですか。」
ミサト「ごめんね。」
俯きながら謝るミサトさん。
いえ。あなたは悪くありませんよ。
俺が頭に来てるのはハルヒの無意識と
多分、コード100を使わざるを得ない状況を作り上げた赤木博士と…碇司令です。
…2号機を水中装備もなしに配備させたのは不自然だし、あの時の発言。
『シナリオ』とは言えやはりあの二人…特に碇司令は頭に来る。
完全に俺はハルヒと碇司令の目論みの為に俺はエヴァに乗せられ、
コード100だかなんだか良く分からない裏技で余計に辛い思いをしなきゃならない。
…気に入らん。非常に気に入らん。
そんな事を考えていると
突然、ガラッと病室のドアが開く音がした。
アスカ「……目が覚めたの」
キョン「あ…アスカ?」
ミサト「ふふっ。さっきまでずっとここであなたの目が覚めるのを待ってたのよ。」アスカ「…………ミサト」
コード100だかなんだか良く分からない裏技で余計に辛い思いをしなきゃならない。
…気に入らん。非常に気に入らん。
そんな事を考えていると
突然、ガラッと病室のドアが開く音がした。
アスカ「……目が覚めたの」
キョン「あ…アスカ?」
ミサト「ふふっ。さっきまでずっとここであなたの目が覚めるのを待ってたのよ。」アスカ「…………ミサト」
アスカ「まあ、目が覚めて良かったわ。死んだら、ちょっと後味悪いものね。」
アスカは…角度によっては笑っている様に見えなくもない顔つきをしながらそう言った。
キョン「…そうか。俺はお前が無事で良かった。」
アスカ「……………そう言えばあんた、私のこと呼び捨てにしてるわよね」
そういやいつもの癖で…。
とは言え、いきなり女子を名前で呼び捨てとは
…まずったか?
キョン「悪かった。じゃあこれからは、式波…」
アスカ「いいわよ。」
キョン「えっ?」
アスカ「『アスカ』でいいわ。キョン。」
アスカは…角度によっては笑っている様に見えなくもない顔つきをしながらそう言った。
キョン「…そうか。俺はお前が無事で良かった。」
アスカ「……………そう言えばあんた、私のこと呼び捨てにしてるわよね」
そういやいつもの癖で…。
とは言え、いきなり女子を名前で呼び捨てとは
…まずったか?
キョン「悪かった。じゃあこれからは、式波…」
アスカ「いいわよ。」
キョン「えっ?」
アスカ「『アスカ』でいいわ。キョン。」
どこかで見た展開に驚き、目を見開く俺にミサトさんが囁いた。
ミサト「………つまり『ありがとう』ってことよ。アスカ、素直じゃないから。」
アスカ「………………ミサト、聞こえてるわよ。」
ミサト「あっら、ゴメン!」
その時のアスカは…元々綾波派だった俺が一気にアスカ派に寝返ってしまいそうな程だった。
……だがしかし、これはあくまでゲームである。
ハルヒの書いたシナリオ。まやかしだ。
とてつもなく嬉しい展開であるが、同時にとてつもなく虚しい展開でもあった。
ミサト「………つまり『ありがとう』ってことよ。アスカ、素直じゃないから。」
アスカ「………………ミサト、聞こえてるわよ。」
ミサト「あっら、ゴメン!」
その時のアスカは…元々綾波派だった俺が一気にアスカ派に寝返ってしまいそうな程だった。
……だがしかし、これはあくまでゲームである。
ハルヒの書いたシナリオ。まやかしだ。
とてつもなく嬉しい展開であるが、同時にとてつもなく虚しい展開でもあった。
プルルルルルル。
…と、電話の着信音が鳴り響いた。
――長門からだ。
キョン「ちょっとすいません。」
ミサト「…………アスカ、ちょっと出ましょ?」
ミサトさんとアスカが病室から出た事を確認し、通話ボタンを押した。
長門「もしもし。」
キョン「おう。長門か。」
長門「倒せた?」
キョン「………ああ。おかげでボロボロだがな。」
…と、電話の着信音が鳴り響いた。
――長門からだ。
キョン「ちょっとすいません。」
ミサト「…………アスカ、ちょっと出ましょ?」
ミサトさんとアスカが病室から出た事を確認し、通話ボタンを押した。
長門「もしもし。」
キョン「おう。長門か。」
長門「倒せた?」
キョン「………ああ。おかげでボロボロだがな。」
何故だろうか。震えが止まらない。
キョン「そっちはどうなってる。」
長門「…ゲーム作りは続いている。あなたがこの世界に居ないことについては…情報を改変した。」
キョン「そうか。色々と悪いな。」
長門「今からあなたに涼宮ハルヒから新しく聞いたシナリオの内容を伝える。」
キョン「なあ、長門。」
長門「…………何?」
キョン「俺はまた…エヴァに乗らなきゃ駄目か?」
長門「エヴァに乗って使徒を倒すことはゲームクリアの最低条件。」
キョン「エヴァに乗ることに対して納得がいかないんだ。」
長門「…そう」
キョン「そっちはどうなってる。」
長門「…ゲーム作りは続いている。あなたがこの世界に居ないことについては…情報を改変した。」
キョン「そうか。色々と悪いな。」
長門「今からあなたに涼宮ハルヒから新しく聞いたシナリオの内容を伝える。」
キョン「なあ、長門。」
長門「…………何?」
キョン「俺はまた…エヴァに乗らなきゃ駄目か?」
長門「エヴァに乗って使徒を倒すことはゲームクリアの最低条件。」
キョン「エヴァに乗ることに対して納得がいかないんだ。」
長門「…そう」
キョン「まるでコマじゃねえか。」
キョン「シナリオの為にエヴァに乗って、シナリオの為に辛い思いをして。」
ぶつけようのない怒りが沸々と湧き上がる。
今までもそうだ。何で俺はいつもいつもハルヒのわがままに付き合わされて来た?
…理由が分からない。
長門「…なら、あなたの好きにすればいい。」
キョン「……………!」
長門「あなたが乗りたいと思えば乗ればいい。」
キョン「でもそうなったら…」
長門「あなたにしか決めることが出来ない。」
長門の答えはとにかく、淡白なものだった。
キョン「シナリオの為にエヴァに乗って、シナリオの為に辛い思いをして。」
ぶつけようのない怒りが沸々と湧き上がる。
今までもそうだ。何で俺はいつもいつもハルヒのわがままに付き合わされて来た?
…理由が分からない。
長門「…なら、あなたの好きにすればいい。」
キョン「……………!」
長門「あなたが乗りたいと思えば乗ればいい。」
キョン「でもそうなったら…」
長門「あなたにしか決めることが出来ない。」
長門の答えはとにかく、淡白なものだった。
長門「今はシナリオの内容は話さないことにする。」
キョン「………え?」
長門「あなたが決めて、あなた自身で行動するべきと判断した。」
長門「もし迷った時、知りたければ聞いて。」
そう言った後、電話は切れた。
俺は戸惑った。
長門なら、理解してくれると思った。
何か、気持ちを消化させてくれると思った。
そんな事を期待していたのだが…
ミサト「キョン君ー?話は終わったかしら?」
キョン「………はい。」
キョン「………え?」
長門「あなたが決めて、あなた自身で行動するべきと判断した。」
長門「もし迷った時、知りたければ聞いて。」
そう言った後、電話は切れた。
俺は戸惑った。
長門なら、理解してくれると思った。
何か、気持ちを消化させてくれると思った。
そんな事を期待していたのだが…
ミサト「キョン君ー?話は終わったかしら?」
キョン「………はい。」
アスカ「誰からの電話?」
キョン「フランスの友達から。」
…フランスの友達。
ボンジューぐらいしか喋れないぞ。俺は。
ミサト「そう。じゃあ…退院の手続きを済ませてきたから早速だけどネルフに行きましょう」
ミサト「疲れてるだろうけど…色々と手続きあるのよ。済まないわね。」
キョン「フランスの友達から。」
…フランスの友達。
ボンジューぐらいしか喋れないぞ。俺は。
ミサト「そう。じゃあ…退院の手続きを済ませてきたから早速だけどネルフに行きましょう」
ミサト「疲れてるだろうけど…色々と手続きあるのよ。済まないわね。」
―司令室―
リツコ「…………以上が7号機パイロットについての報告です。」
冬月「『コード100』は非常に興味深いな。パイロットが負うリスクは高いものの、
使徒との戦いに対しては非常に有利だ。」
リツコ「しかし、パイロットの『意思』そのものに依存するコードですので
精神面についてまだまだ課題が残ります。」
冬月「ではその肝心のパイロットはどうなのかね。」
リツコ「どうも先の戦闘での精神的ダメージが見受けられます。
彼はもともとシンクロ率が高く通常の戦闘においては不安要素はありませんが
『コード100』の発動は今のところ難しいかも知れません。」
ゲンドウ「構わん。コード100のデータが取れただけで十分だ。」
ゲンドウ「解析を続けてくれたまえ。」
リツコ「はい。」
リツコ「…………以上が7号機パイロットについての報告です。」
冬月「『コード100』は非常に興味深いな。パイロットが負うリスクは高いものの、
使徒との戦いに対しては非常に有利だ。」
リツコ「しかし、パイロットの『意思』そのものに依存するコードですので
精神面についてまだまだ課題が残ります。」
冬月「ではその肝心のパイロットはどうなのかね。」
リツコ「どうも先の戦闘での精神的ダメージが見受けられます。
彼はもともとシンクロ率が高く通常の戦闘においては不安要素はありませんが
『コード100』の発動は今のところ難しいかも知れません。」
ゲンドウ「構わん。コード100のデータが取れただけで十分だ。」
ゲンドウ「解析を続けてくれたまえ。」
リツコ「はい。」
ミサトさんが言うネルフでの手続き…
それは『俺の住む場所』についてだった。
ミサト「リツコー!探したわよ」
リツコ「私ならずっとここに居たわよ。
あなたが探してたのは私じゃなく、部屋の方でしょ?」
腹やら腕やらまだ色々と痛むのに30分近くもネルフ内をさ迷っていた。
本編では語られてなかったが、方向オンチの気があるんじゃないのか。この人は…
リツコ「ミサトとアスカと…そう。例の少年。」
リツコ「今日はご苦労様」
ええ。あなたにコード100を発動させられたおかげで余計に疲れましたよ。
…と、イヤミの一つも言ってやりたかったが
アスカとミサトさんが側にいるのでグッとこらえた。
それは『俺の住む場所』についてだった。
ミサト「リツコー!探したわよ」
リツコ「私ならずっとここに居たわよ。
あなたが探してたのは私じゃなく、部屋の方でしょ?」
腹やら腕やらまだ色々と痛むのに30分近くもネルフ内をさ迷っていた。
本編では語られてなかったが、方向オンチの気があるんじゃないのか。この人は…
リツコ「ミサトとアスカと…そう。例の少年。」
リツコ「今日はご苦労様」
ええ。あなたにコード100を発動させられたおかげで余計に疲れましたよ。
…と、イヤミの一つも言ってやりたかったが
アスカとミサトさんが側にいるのでグッとこらえた。
リツコ「で、なんで私を探していたのかしら。」
ミサト「キョン君の住む場所の件なんだけどね…」
ミサト「うちじゃあダメかなーって…」
これは…シンジ君、アスカ、ミサトさんと同居フラグか?
リツコ「あなた…子供3人も面倒見切れるの?」
ミサト「いやあ…それは…」
ミサト「…………見切れません」
ミサトさんあなた30分も怪我人を歩かせた挙げ句何ですか…それは。
ミサト「キョン君の住む場所の件なんだけどね…」
ミサト「うちじゃあダメかなーって…」
これは…シンジ君、アスカ、ミサトさんと同居フラグか?
リツコ「あなた…子供3人も面倒見切れるの?」
ミサト「いやあ…それは…」
ミサト「…………見切れません」
ミサトさんあなた30分も怪我人を歩かせた挙げ句何ですか…それは。
oi
追いついたぞおい
原作知らんけど面白いんで続けてくださいお願いします
追いついたぞおい
原作知らんけど面白いんで続けてくださいお願いします
加持「葛城、そりゃないぞ。」
赤木博士の部屋のドアが開き、長髪の男が笑いながらやって来た。
ミサト「……………加持!何であんたまでここに!」
加持「例のフランス支部からやって来た『シンクロ率100%の少年』が居るって言うんで来たんだよ。」
…加持さん、俺は見世物じゃありませんよ。
加持「悪い悪い。ただ、俺は君にかなり興味があるんだよ。」
加持「とにかく葛城、ここまで来たんだから『面倒を見切る』しかないんじゃないのか?」
ミサト「……………はい。」
アスカ「そうね。怪我人にこんなに歩かせといて『見切れない』はあんまりじゃない?」
ミサト「…………アスカ、あんたには言われたくないわよ」
赤木博士の部屋のドアが開き、長髪の男が笑いながらやって来た。
ミサト「……………加持!何であんたまでここに!」
加持「例のフランス支部からやって来た『シンクロ率100%の少年』が居るって言うんで来たんだよ。」
…加持さん、俺は見世物じゃありませんよ。
加持「悪い悪い。ただ、俺は君にかなり興味があるんだよ。」
加持「とにかく葛城、ここまで来たんだから『面倒を見切る』しかないんじゃないのか?」
ミサト「……………はい。」
アスカ「そうね。怪我人にこんなに歩かせといて『見切れない』はあんまりじゃない?」
ミサト「…………アスカ、あんたには言われたくないわよ」
ミサト「まあ、とにかくそう言う訳でキョン君もウチで預かる事にしたから!」
リツコ「かなり不安だけど…まあいいわ。私から話を通しておきます。」
ミサト「じゃ。よろしくねー」
アスカ「…いい?あんた私に何かしてみなさい。殺すわよ?」
キョン「大丈夫。大丈夫。出さねーよ。」
アスカ「……………!」
…何故、俺は叩かれなきゃならないのか。
とにかくそんな訳で俺はミサトさん達と暮らすことになったらしい。
一人暮らしよりは楽だろうから…まあいいか。
リツコ「かなり不安だけど…まあいいわ。私から話を通しておきます。」
ミサト「じゃ。よろしくねー」
アスカ「…いい?あんた私に何かしてみなさい。殺すわよ?」
キョン「大丈夫。大丈夫。出さねーよ。」
アスカ「……………!」
…何故、俺は叩かれなきゃならないのか。
とにかくそんな訳で俺はミサトさん達と暮らすことになったらしい。
一人暮らしよりは楽だろうから…まあいいか。
ミサト「よーし!じゃあキョン君の歓迎会も含めてパーッとやりましょ!パーッと!」
両手を挙げながら非常に楽しそうにミサトさんは叫んだ。
ミサト「リツコここ、借りてもいいかしら?」
リツコ「まあ………特別に、いいわよ。」
ミサト「よーし!早速買い出しに行くわよ!アスカ、加持!荷物運び手伝いなさい」
アスカ・加持「えーっ」
何とも…ハルヒに一番似ているのはアスカと思ってはいたが
実はミサトさんも似ている様な…
いや、ハルヒの作ったゲームなんだから登場人物がどこかハルヒに似るのは
当たり前ちゃ…当たり前なのかも知れないな。
両手を挙げながら非常に楽しそうにミサトさんは叫んだ。
ミサト「リツコここ、借りてもいいかしら?」
リツコ「まあ………特別に、いいわよ。」
ミサト「よーし!早速買い出しに行くわよ!アスカ、加持!荷物運び手伝いなさい」
アスカ・加持「えーっ」
何とも…ハルヒに一番似ているのはアスカと思ってはいたが
実はミサトさんも似ている様な…
いや、ハルヒの作ったゲームなんだから登場人物がどこかハルヒに似るのは
当たり前ちゃ…当たり前なのかも知れないな。
三人が出て行って部屋には赤木博士と俺。
妙な沈黙が続く。
今朝の事について追及すべきか否か…迷っていると
赤木博士の方から話掛けてきた。
リツコ「今朝の事、怒ってるのかしら」
キョン「…………!」
リツコ「あなたの考えていただろう通りよ。
私は『コード100』のデータを採るために色々と工作したわ。」
リツコ「でもまさか本当にタイミング良く使徒が現れるとは…ね。」
キョン「あんた……こっちは死ぬところだったんだぞ!」
キョン「下手すりゃアスカも!」
妙な沈黙が続く。
今朝の事について追及すべきか否か…迷っていると
赤木博士の方から話掛けてきた。
リツコ「今朝の事、怒ってるのかしら」
キョン「…………!」
リツコ「あなたの考えていただろう通りよ。
私は『コード100』のデータを採るために色々と工作したわ。」
リツコ「でもまさか本当にタイミング良く使徒が現れるとは…ね。」
キョン「あんた……こっちは死ぬところだったんだぞ!」
キョン「下手すりゃアスカも!」
リツコ「…そうね。その点に関しては謝るわ」
リツコ「ただ、私はあなたについて知りたかったのよ。」
………俺に関して?
リツコ「7号機の『コード100』機能については一時的にシンクロ率を100%にまであげる
という大まかな説明しかされていなかった。」
リツコ「でも理論上あり得ないのよ。パイロットが意図的に
…一時的にしろシンクロ率を自由に設定するなんて。」
赤木博士は…『コード100』について知ってはいたが
俺の設定に関しては知らない…って訳か。
リツコ「ただ、私はあなたについて知りたかったのよ。」
………俺に関して?
リツコ「7号機の『コード100』機能については一時的にシンクロ率を100%にまであげる
という大まかな説明しかされていなかった。」
リツコ「でも理論上あり得ないのよ。パイロットが意図的に
…一時的にしろシンクロ率を自由に設定するなんて。」
赤木博士は…『コード100』について知ってはいたが
俺の設定に関しては知らない…って訳か。
車内
アスカ「じゃあ、バカシンジ呼びに行ってくるわね」
ミサト「よろしくねー」
ミサト「…ねえ、加持」
加持「何だい?葛城。」
ミサト「あんたさあ、キョン君に興味あるって…言ってたわよね」
加持「ああ。」
ミサト「あんたのことだからさあ…何か調べたんじゃないの?」
加持「何でそんな事聞くんだ?」
ミサト「…今朝の使徒との戦いで彼、一時的にだけど」
ミサト「シンクロ率100%なんてめちゃくちゃな数値を叩き出したのよ」
アスカ「じゃあ、バカシンジ呼びに行ってくるわね」
ミサト「よろしくねー」
ミサト「…ねえ、加持」
加持「何だい?葛城。」
ミサト「あんたさあ、キョン君に興味あるって…言ってたわよね」
加持「ああ。」
ミサト「あんたのことだからさあ…何か調べたんじゃないの?」
加持「何でそんな事聞くんだ?」
ミサト「…今朝の使徒との戦いで彼、一時的にだけど」
ミサト「シンクロ率100%なんてめちゃくちゃな数値を叩き出したのよ」
加持「だから彼を…預かるって言い出したのかい?」
ミサト「べつにそんな監視…みたいな目的じゃないのよ!」
ミサト「なんとなく…アスカと気が合ったみたいだから…」
加持「じゃあいいんじゃないのか。それで。」
加持「キョン君が話したくなったら聞けばいいし、話したくなかったら聞かなきゃいい」
ミサト「………そうね。」
加持「彼もなかなか…複雑そうだし…な。」
アスカ「お待たせ!ほら、バカさっさとしなさいよ!」
シンジ「新しい住人………か。」
ミサト「べつにそんな監視…みたいな目的じゃないのよ!」
ミサト「なんとなく…アスカと気が合ったみたいだから…」
加持「じゃあいいんじゃないのか。それで。」
加持「キョン君が話したくなったら聞けばいいし、話したくなかったら聞かなきゃいい」
ミサト「………そうね。」
加持「彼もなかなか…複雑そうだし…な。」
アスカ「お待たせ!ほら、バカさっさとしなさいよ!」
シンジ「新しい住人………か。」
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