>>900
おはよう！

ちょっと時間かかります
13時か14時位になるからそれまで解散

集合！

ﾊﾞﾛｽｗ

コピペ思い出したｗｗｗ

ほしゅ

ほ

そいじゃあいくっさ



姉友「弟くん！　準備できた？」

弟「うん、もう行けるよ」

姉友「まだちょっと早いけど……」

姉友「どうする行っちゃう？」

弟「行こう」

弟「遅刻したら大変だろ？」

姉友「私がいるから遅刻なんてしないわよ」

弟「あー、それもそうか」

姉友「いいわ」

姉友「それじゃあ、行きましょうか」



姉友「姉の結婚式に」

弟「あの姉ちゃんがとうとう結婚か……」

姉友「早いね」

弟「俺が大学行って、姉友さんと付き合って、卒業して仕事就いて」

姉友「あれからもう八年か」

姉友「姉は弟くんが好きだったわよね」

弟「好き……というかセクハラばっか？」

姉友「酷かったわよね」

弟「でも、そういう姉友さんも負けてなかったよ」

姉友「私は！」

姉友「………否定できないけど」

姉友「だって弟くんが好きなんだもん」

弟「あれ……怒った？　ごめんごめん！」

姉友「姉の話なのに、なんで私なのよ」

弟「だからごめんて」

姉友「……ダメ。許さない」

弟「許して下さいよ」

姉友「…………」

姉友「……じゃあ」

姉友「キスして」

弟「あのすいません、俺は今運転中なんですが」

姉友「誰が運転中にしろと言いましたか？」

姉友「よそ見したら危ないでしょう？」

姉友「赤信号で止まったらで……いいわ」

弟「あ、赤」

姉友「えっ！、早い」

弟「それじゃあ……」

姉友「ちょっと待って！」

弟「なんすか？　姉友さんがしろって言ったじゃないすか」

姉友「だからっていきなりはやめて」

姉友「ゆっくり」

弟「早くしないと青に変わりますよ」

姉友「……そっか！」

弟「おっと変わった」

弟「赤に捕まるまでなしです」

姉友「うぅぅ……」

後ろ走ってたら絶対煽ってやる

>>915
俺もだ

弟「どっか空いてる？」

姉友「あそこあるよ」

弟「ちょっと遠いじゃん」

姉友「さっさと停める！」

弟「……はい」

弟「お、父ちゃんと母ちゃんいるじゃん」

姉友「お母さん……キレイね」

弟「気合い入れすぎだろ。娘の結婚式だぞ……」

姉友「私ももう少しキレイにすれば……」

弟「姉友さんはキレイだよ」

姉友「ちょっ！」

姉友「……馬鹿///」

弟「褒めたのに馬鹿はないでしょう」

弟「ういっす」

姉友「お久しぶりです」

母「姉友ちゃんお久しぶりね」

父「べっぴんさんになったね」

姉友「いえ……そんな」

弟「おいおい俺は？」

母「弟は意外と会うし」

弟「確かにね……」

父「お前、今は姉友ちゃんと一緒に住んでるのか？」

弟「うん。家賃もったいないからね」

父「この野郎！」

弟「なんすんだよ！　決まってる決まってる！」

父「こんな可愛い娘と暮らしやがって！」

弟「あんたは母ちゃんがいるだろ」

父「うるせー！　落ちろ！」

なにこの気持ち

母「あら、一緒に暮らしてたの？」

姉友「はい、三ヶ月前から」

母「じゃあ……毎日ラブラブねぇ」

姉友「いえ……その」

母「あらぁ？　違うのぉ？」

姉友「……はい///」

母「若いっていいわねぇ」

父「弟！　てめぇ！」

弟「ぎゃあああ！」

父「羨ましいぞ妬ましいぞ！」

母「あなたはいい加減にしなさい？」

父「……はい」

弟「姉ちゃんは？」

母「もうドレス着てるわよ」

弟「そう」

母「あの娘、とってもキレイよ」

弟「ほー」

母「今見たらあんた……お姉ちゃんにしとけばって」

母「後悔……」

弟「しないよ」

弟「後悔なんてしない」

弟「たとえ後悔したとしても……」

弟「最初っから、どうすることもできないんだから」

弟「なんせ俺と姉ちゃんは姉弟」

弟「これほどの障害はないね」

この気持ちはなんだろー。

この気持ちはなぁんだぁろー。

姉ちゃん…

コンコン

「はーい、どうぞ」

ガチャ

弟「失礼します」

姉「あ……弟くん」

弟「……きたよ」

姉「きてくれてよかった」

弟「…………」

姉「どうしたの？　黙っちゃって」

弟「凄い、キレイだ……」

姉「うふふ、ありがとう」

弟「見違えたよ」

姉「褒めてもなにもでないわよ」

お姉ちゃあああああぁぁぁん

弟「あの頃もキレイだったけど」

弟「もっとキレイになったね」

弟「いや……」

弟「大人になったか」

姉「そうね、大人……」

姉「お姉ちゃんは」

姉「なりたくなかった大人に」

姉「いつまでも弟くんと、姉友と……」

姉「ふざけたかったな」

弟「それは無理でしょ」

弟と姉…
二人の胸中を察すると涙が止まらない…
姉友と姉の旦那も…

姉「姉友ちゃんとは……どう？」

弟「ん。仲良くやってるよ」

姉「そう……よかった」

弟「姉友さんもキレイになったよ」

姉「当然よ」

姉「お姉ちゃんの親友だもの」

弟「変な理由だな」

姉「するの？」

弟「なにが？」

姉「結婚よ……」

弟「もう同棲してる」

弟「ご両親には挨拶に行ったから……」

弟「今は忙しいから、二年後位には」

姉「そっか……」

弟「ショックだった？」

姉「馬鹿……」

姉「親友の幸せを願わない親友なんていないわよ」

弟「昔はさあ、弟くんと結婚する！　なんて言ってたのにな」

姉「……昔の話よ」

弟「……そうだよね」

姉「でも」

姉「正直に言うと」

姉「……嫌」

弟「……正直者だね」

弟君、お姉さんは僕が幸せにするよ

弟連れ去りEND?

>>930
まぁ待て

弟「お義兄さんは？」

姉「たぶんトイレに」

弟「そっか」

弟「あー、羨ましいなお義兄さんが」

姉「……どうして？」

弟「こんなキレイなお姉ちゃんと結婚できるんだからさ」

弟「羨ましいよ」

弟「本当……」

姉「弟くんには姉友ちゃんがいるでしょ？」

弟「そうだよ」

弟「俺の、大事な大事な愛する人」

弟「でも」

弟「俺は……お姉ちゃんも大事で」

弟「お姉ちゃんも好きだから」

姉「弟くんも、正直者だね」

弟「お姉ちゃんの弟だからな」

姉「そろそろ時間かな？」

弟「なあ……姉ちゃん」

姉「なに？」

弟「馬鹿だとは自分でも思うけどさ」

姉「だからなに？」

弟「俺とさ……」

弟「式を脱け出さないか？」

姉「………」

弟「俺、結構本気だよ」

姉「………」

弟「だからさ、姉ちゃんが」

姉「弟くん」


姉「それは……できないわ」

夢落ちss

急につまらなくなりました

まあそういうなよｗ


姉「私がいくら弟くんを好きでも」

姉「無理なものは無理なの」

姉「もう無理なのよ……」

姉「ごめんね」

姉「弟くん……ごめんね」

姉「お姉ちゃんね……」

姉「叶わない夢はもう見たくないの」

姉「勝手なお姉ちゃんでごめんね」

姉「お姉ちゃんもう」

姉「夢を見るのに疲れちゃった……」

>>934
いつものことだ

姉「ごめんね」

弟「……そっか」

弟「いや、俺の方こそごめん」

弟「いつまでも甘えてばっかで」

弟「時間だよね？　それじゃあまた後で」

姉「……うん」

姉「また、後で」

バタン


姉「また、後でか……」

姉「………」

姉「弟くんが結婚かぁ……」

姉友「弟くん」

弟「姉友さん」

姉友「姉はどうだった？　キレイだった？」

弟「凄いキレイになってましたよ」

姉友「本当に！？」

姉友「やっぱり私も行けばよかった！」

弟「ハハハ……」

姉友「なんたって、私も近々着る予定なんだから」

姉友「一回見ておかないと」

姉友「弟くん、キレイな私を楽しみにしてね」

弟「楽しみにしてます」

姉友・新郎
いい面の皮

弟「………」

弟「ハァー」

弟「………」

弟「灰が……」

弟「………」

弟「はぁ……」

弟「ダメだったか」

弟「分かっては……いたけどなぁ」

弟「こうもハッキリ言われると」

弟「俺が言えばなんとかなるとか」

弟「自惚れてんじゃねえよ……」

じ・・・じぼれ！

弟「なんだよ……」

弟「なんでこんな気持ちなんだよ……」

弟「ちゃんと見届けるって」

弟「お姉ちゃんの晴れ姿見るって」

弟「笑顔で……笑顔って決めたのに」

弟「なんでだよ！」

弟「……なんで」

弟「……なんで俺じゃないんだよ」

弟「なに俺は安心してたんだよ」

弟「なんでこんなに」

弟「辛いんだよ……」

次の授業ぶん投げる覚悟をした

中間テストを放棄する覚悟をした

身の程を弁えて気持ちを止めるのも気に食わないが
ここで今までの自分達の行動を否定して他を切り捨てるなら尚更気に食わないからこれでいい

まあ夢オチですけどね

本気で姉に惚れてたのに・・・

>>945
すいません。はい。

姉友「弟くん？」

弟「うぅぅ……姉友さん」

姉友「どうしたの？　そんなに泣いて」

弟「うぅぅ……」

姉友「笑顔で、笑って姉を見送ってあげないと」

弟「俺……」

弟「俺……お姉ちゃんが大好きなんだ」

弟「姉友さんよりも……お姉ちゃんが好きなんだ」

弟「それなのに……」

弟「好きなのに……」

弟「お姉ちゃんは結婚しちゃう」

夢オチで安心した

弟「なんでだよ」

弟「なんで姉弟なんだよ」

弟「なんで姉弟は一緒になれないんだよ」

弟「なんでお姉ちゃんは結婚しちゃうんだよ……」

姉友「弟くん……」

弟「姉友さん！　俺嫌だよ！」

弟「知らない男に、俺の大好きなお姉ちゃんを奪われるの！」

弟「俺……嫌だよ」





弟「お姉ちゃん……お姉ちゃん……」