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元スレ咏「恋人になって欲しいんだけど」えり「そうですか」
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えり「なんです?こんな時間に、急に呼び出して」
咏「まぁまぁー」フリフリ
えり「今度のお仕事で何か?それなら、昼間の打ち合わせで仰ってくれれば…」
咏「いやいや。そうじゃないんだよねぃ」
えり「はい…?」
咏「まぁまぁー」フリフリ
えり「今度のお仕事で何か?それなら、昼間の打ち合わせで仰ってくれれば…」
咏「いやいや。そうじゃないんだよねぃ」
えり「はい…?」
咏「まずね。こんな時間に呼び出して悪かったね~」
えり「……いえ。構いませんよ」
咏「そう?ならいいんだけどさ」
えり「それより、何故呼び出されたのかという方が…」
咏「おっけーおっけー。そんじゃさっそく」
えり「…………」
咏「針生えりちゃん?」
えり「……はぁ」
咏「私の…」
えり「……いえ。構いませんよ」
咏「そう?ならいいんだけどさ」
えり「それより、何故呼び出されたのかという方が…」
咏「おっけーおっけー。そんじゃさっそく」
えり「…………」
咏「針生えりちゃん?」
えり「……はぁ」
咏「私の…」
咏「恋人になって欲しいんだけど」
えり「そうですか」
咏「で、返答は?もちろん……」
えり「お断りします」
咏「おっけー………は?」
えり「要件は、それだけでしょうか?」
咏「え?あ、そうだけど…は?」
えり「では、失礼します。明日も仕事ですので」
咏「ちょ、ちょっと!」
えり「……あ」
えり「そうですか」
咏「で、返答は?もちろん……」
えり「お断りします」
咏「おっけー………は?」
えり「要件は、それだけでしょうか?」
咏「え?あ、そうだけど…は?」
えり「では、失礼します。明日も仕事ですので」
咏「ちょ、ちょっと!」
えり「……あ」
えり「三尋木プロ」
咏「な、なに…?」
えり「また後日、仕事でお会いしましょう。先程の打ち合わせ通りにお願いします」
えり「では」スッ
コツコツコツ…
咏「…………」ポツン
咏「…………は?」
咏「な、なに…?」
えり「また後日、仕事でお会いしましょう。先程の打ち合わせ通りにお願いします」
えり「では」スッ
コツコツコツ…
咏「…………」ポツン
咏「…………は?」
…………………
居酒屋
みさき「で、あっけなくフラレた。と」
理沙「直球!」プンスコ
咏「おぅおぅ言ってくれるねぃ。こちとら少しは凹んでるんだぜ?」
みさき「少し、でしょう?」
理沙「あとは?」
咏「あンのアマぁぁぁぁぁ!!!」バンッ
みさき「でしょうね」
理沙「珍しい!」
居酒屋
みさき「で、あっけなくフラレた。と」
理沙「直球!」プンスコ
咏「おぅおぅ言ってくれるねぃ。こちとら少しは凹んでるんだぜ?」
みさき「少し、でしょう?」
理沙「あとは?」
咏「あンのアマぁぁぁぁぁ!!!」バンッ
みさき「でしょうね」
理沙「珍しい!」
咏「この三尋木咏さまを振るたァいい度胸してんじゃねーかあのアナウンサーはよォ!」
理沙「荒れてる!」プンスコ
みさき「無理もないでしょう」
みさき「狙ったエモノは逃さない、女にだらしない三尋木咏が初めてフラレたんですから」
咏「わっかんねー全てがわっかんねー」グビグビ
理沙「一気!」
みさき「案の定、荒れてますねぇ。…良い物見れた」クスッ
理沙「みさき、黒い!」ガーン
理沙「荒れてる!」プンスコ
みさき「無理もないでしょう」
みさき「狙ったエモノは逃さない、女にだらしない三尋木咏が初めてフラレたんですから」
咏「わっかんねー全てがわっかんねー」グビグビ
理沙「一気!」
みさき「案の定、荒れてますねぇ。…良い物見れた」クスッ
理沙「みさき、黒い!」ガーン
みさき「だって……ふふ。自信満々に『イイ女めっけたから味見ー』なんて言ってた人が…」クスクス
咏「うっせーよみさき」
みさき「ごめんあそばせ、三尋木プロ?」
理沙「怖い!!」
咏「んだよ…くそっ、三尋木咏が、この私が恋人にしてやるって言ってやったんだぜ?セフレでもなく、コイビト!光栄に思わんかねぃ!?」
理沙「下品!」プンスコ
咏「うっせーよみさき」
みさき「ごめんあそばせ、三尋木プロ?」
理沙「怖い!!」
咏「んだよ…くそっ、三尋木咏が、この私が恋人にしてやるって言ってやったんだぜ?セフレでもなく、コイビト!光栄に思わんかねぃ!?」
理沙「下品!」プンスコ
みさき「でも、たしかにそうですね」
みさき「三尋木プロと言えば、日本有数のトッププロ。日本代表の先鋒として活躍するほどの有力者」
みさき「更には容姿にも恵まれて、引く手数多のウハウハ生活。…金持ちだし」
みさき「そんな方の恋人…そういう形でないにしても、一介のアナウンサーにとっては非常に魅力的でしょうに」
咏「だよな?だよなぁ!?」
みさき「私は嫌ですが」
咏「こっちこそ」
理沙「!?」
みさき「三尋木プロと言えば、日本有数のトッププロ。日本代表の先鋒として活躍するほどの有力者」
みさき「更には容姿にも恵まれて、引く手数多のウハウハ生活。…金持ちだし」
みさき「そんな方の恋人…そういう形でないにしても、一介のアナウンサーにとっては非常に魅力的でしょうに」
咏「だよな?だよなぁ!?」
みさき「私は嫌ですが」
咏「こっちこそ」
理沙「!?」
みさき「私には理沙さんがいますし」
理沙「みさき…!」
咏「このやろ…惚気る気かよ」
みさき「滅相もありませんよ、“フラレた”人の前で」
咏「グハッ……」グサッ
理沙「みさき!!」プンスコ
みさき「そうですね、からかいすぎましたね。すみません三尋木プロ」
咏「……あとで覚えとけよ……」
みさき「あら怖い。覚悟しておきます」
理沙「みさき…!」
咏「このやろ…惚気る気かよ」
みさき「滅相もありませんよ、“フラレた”人の前で」
咏「グハッ……」グサッ
理沙「みさき!!」プンスコ
みさき「そうですね、からかいすぎましたね。すみません三尋木プロ」
咏「……あとで覚えとけよ……」
みさき「あら怖い。覚悟しておきます」
咏「あーあ……呑まなきゃやってらんねーなー」ゴクゴク
みさき「理沙さんもどうですか?」
理沙「呑む!」
咏「酔わせてお持ち帰りコースか?みさきぃ」
みさき「どこかのトッププロじゃあるまいし」
理沙「だから、下品!!」
咏「……アイツもいっそそのくらいしちまえば良かったかねぃ」
みさき「理沙さんもどうですか?」
理沙「呑む!」
咏「酔わせてお持ち帰りコースか?みさきぃ」
みさき「どこかのトッププロじゃあるまいし」
理沙「だから、下品!!」
咏「……アイツもいっそそのくらいしちまえば良かったかねぃ」
みさき「針生さんを?」
咏「おー。アイツ、そういうの許さないだろうけどなー」ニシシ
理沙「当たり前!」
みさき「そういえば、針生さんのそういう話は一切聞きませんね」
咏「へぇー。アナウンサーの中でもそうなん?」
みさき「ええ。この世界も短くないでしょうに」
咏「おー。アイツ、そういうの許さないだろうけどなー」ニシシ
理沙「当たり前!」
みさき「そういえば、針生さんのそういう話は一切聞きませんね」
咏「へぇー。アナウンサーの中でもそうなん?」
みさき「ええ。この世界も短くないでしょうに」
咏「局が違くてもそーゆーのわかっちゃんうん?」
みさき「ま、私は特に情報が多いのもありますけど」
みさき「針生さんは……あ」
咏「ん?」
みさき「……いえ。別に」
咏「なんだよぉー気になるじゃんかー」
みさき「しつこいと嫌われますよ」
理沙(みさき、楽しそう)
みさき「ま、私は特に情報が多いのもありますけど」
みさき「針生さんは……あ」
咏「ん?」
みさき「……いえ。別に」
咏「なんだよぉー気になるじゃんかー」
みさき「しつこいと嫌われますよ」
理沙(みさき、楽しそう)
咏「……………はぁあ~」
みさき「弱ってますね」
咏「ったりめーだろ」
理沙「無理もない!」
咏「面白くねー…」
みさき「初めての失恋ですか。やれやれ」
咏「ちげーよ、こちとら惚れちゃいねーんだから。一回楽しんでポイできりゃよかったんだよ」
理沙「最低!」プンスコ
みさき「そうですね、最低ですね。クズですね」
咏「知らんし」
みさき「弱ってますね」
咏「ったりめーだろ」
理沙「無理もない!」
咏「面白くねー…」
みさき「初めての失恋ですか。やれやれ」
咏「ちげーよ、こちとら惚れちゃいねーんだから。一回楽しんでポイできりゃよかったんだよ」
理沙「最低!」プンスコ
みさき「そうですね、最低ですね。クズですね」
咏「知らんし」
みさき「それで?」
咏「ん?」
みさき「なんで告白なんてしちゃったんですか?」
咏「え、なにが」
みさき「今までのあなたなら、酒で酔わせるとか家で打ち合わせだとか。いくらでもやってきたでしょう?」
理沙「うわぁ…」ヒキ
咏「ひでーなノヨリさん」
みさき「いえ、当然です」
咏「ん?」
みさき「なんで告白なんてしちゃったんですか?」
咏「え、なにが」
みさき「今までのあなたなら、酒で酔わせるとか家で打ち合わせだとか。いくらでもやってきたでしょう?」
理沙「うわぁ…」ヒキ
咏「ひでーなノヨリさん」
みさき「いえ、当然です」
咏「……ま、その手もあったんだけどねぃ。今どき珍しい、お堅いヒトだったもんで、酒誘っても断られてさー」
みさき「ははぁ」
咏「ま、コンビになったわけだし、昼飯くらいは一緒したことあるけどねぃ」
理沙「仲良し!」
咏「まーねぃ。最低限のコミュニケーションは取ったさ。知らんけど」
みさき「ははぁ」
咏「ま、コンビになったわけだし、昼飯くらいは一緒したことあるけどねぃ」
理沙「仲良し!」
咏「まーねぃ。最低限のコミュニケーションは取ったさ。知らんけど」
みさき「じゃ、嫌いではないんですね」
咏「気に入ってるよー。美人だし。スタイルいいし。肌綺麗だし」
理沙「外見ばっか…」
咏「中身ぃー?堅くて面倒臭そう」
みさき「言いたい放題ですね」
咏「でも興味はあるさ。あーゆータイプはぜってー恋したら可愛くなるって」ニシシ
みさき「じゃあ?」
咏「ん?」
咏「気に入ってるよー。美人だし。スタイルいいし。肌綺麗だし」
理沙「外見ばっか…」
咏「中身ぃー?堅くて面倒臭そう」
みさき「言いたい放題ですね」
咏「でも興味はあるさ。あーゆータイプはぜってー恋したら可愛くなるって」ニシシ
みさき「じゃあ?」
咏「ん?」
みさき「どうするんですか?」
咏「なにが」
みさき「フラレて、残念でしたーはい終わりー。なんですか?」
咏「え」
みさき「情けないですねー」
咏「なっ…」
みさき「狙ったエモノは逃さないんじゃなかったんですか?」
理沙「……みさき?」
みさき「このまんま素直に引き下がると。でも仕事は一緒に。滑稽ですね」
咏「…………」
咏「なにが」
みさき「フラレて、残念でしたーはい終わりー。なんですか?」
咏「え」
みさき「情けないですねー」
咏「なっ…」
みさき「狙ったエモノは逃さないんじゃなかったんですか?」
理沙「……みさき?」
みさき「このまんま素直に引き下がると。でも仕事は一緒に。滑稽ですね」
咏「…………」
みさき「まさか、一度フラレただけで諦めるとは。いやいやー、予想外」
咏「おい」
みさき「もしかして、本気で凹んじゃいました?ちょっとは、とか言ってたのは強がりですか?」
咏「おい!」
みさき「まっさかねぇ。あの三尋木咏がそんな」
咏「わぁーったよ!!」
みさき「………」ニヤ
みさき「………はい?」
咏「おい」
みさき「もしかして、本気で凹んじゃいました?ちょっとは、とか言ってたのは強がりですか?」
咏「おい!」
みさき「まっさかねぇ。あの三尋木咏がそんな」
咏「わぁーったよ!!」
みさき「………」ニヤ
みさき「………はい?」
咏「やってやる」
みさき「……なにを、です?」
咏「針生えり。…落としてやるよ。私が!」
みさき「……へぇ?」
咏「覚えとけ、アイツの浮いた話の第一号はこの私」
咏「三尋木咏だ!」
ダッ
みさき「………単純ですねぇ」
理沙「………みさき?」
みさき「……なにを、です?」
咏「針生えり。…落としてやるよ。私が!」
みさき「……へぇ?」
咏「覚えとけ、アイツの浮いた話の第一号はこの私」
咏「三尋木咏だ!」
ダッ
みさき「………単純ですねぇ」
理沙「………みさき?」
みさき「はい?」
理沙「なんで?」
みさき「…焚きつけた理由ですか?」
理沙「そう!」
みさき「だって、萎えてぐちぐちと文句言ってる三尋木プロって」
みさき「気持ち悪いじゃないですか」
理沙「直球!」
みさき「……まぁ、それがひとつと」
理沙「なんで?」
みさき「…焚きつけた理由ですか?」
理沙「そう!」
みさき「だって、萎えてぐちぐちと文句言ってる三尋木プロって」
みさき「気持ち悪いじゃないですか」
理沙「直球!」
みさき「……まぁ、それがひとつと」
みさき「いい経験だと思うんですよねぇ」
理沙「?」
みさき「さっきも言いましたが、三尋木プロはトッププロで容姿にも恵まれ、お金持ちです」
理沙「ウハウハ!」
みさき「そんな人が、初めて失敗したんです。…それで、初めて必死に成功させようとしているんですよ?」
理沙「…………」
みさき「それで更には」
理沙「?」
理沙「?」
みさき「さっきも言いましたが、三尋木プロはトッププロで容姿にも恵まれ、お金持ちです」
理沙「ウハウハ!」
みさき「そんな人が、初めて失敗したんです。…それで、初めて必死に成功させようとしているんですよ?」
理沙「…………」
みさき「それで更には」
理沙「?」
みさき「三尋木プロが結局フラレたらフラレたで、あの自信家が良い気味ですし」
理沙「!?」
みさき「成功したら成功したで、針生さんに浮いた話ができて大騒ぎになるでしょうし」
理沙「みさき!?」
みさき「楽しそうだと思いませんか?」
理沙「…………」プンスコ
理沙「わかんねー!」
理沙「!?」
みさき「成功したら成功したで、針生さんに浮いた話ができて大騒ぎになるでしょうし」
理沙「みさき!?」
みさき「楽しそうだと思いませんか?」
理沙「…………」プンスコ
理沙「わかんねー!」
――――
咏(なんだよ、なんだよ!)
咏(言いたい放題言いやがって!わっかんねー)
咏(そんだけ言われて引き下がったら女じゃないねぃ!)
咏(ぜってー落としてやるよ…針生えり!)
咏(なんだよ、なんだよ!)
咏(言いたい放題言いやがって!わっかんねー)
咏(そんだけ言われて引き下がったら女じゃないねぃ!)
咏(ぜってー落としてやるよ…針生えり!)
咏(………)
咏(…………)
咏(……………)
咏(あれ、そういや、女ってなにすりゃ落ちるの?)
咏(……うーん……)
咏(……ま、いっか)
咏「なんとかなるっしょ。知らんけど」
咏(…………)
咏(……………)
咏(あれ、そういや、女ってなにすりゃ落ちるの?)
咏(……うーん……)
咏(……ま、いっか)
咏「なんとかなるっしょ。知らんけど」
~数日後
えり「おはようございます」
スタッフ「おはようございまーす。あ、針生さん!今日もよろしく」
えり「よろしくお願いします」
えり(……相変わらず、三尋木プロは来てないと。ギリギリに来るの、どうにかならないかな……)
咏「おっはよー」
えり(あ、いつもより早い……)
えり「おはようござ……!?」ビクッ
えり「おはようございます」
スタッフ「おはようございまーす。あ、針生さん!今日もよろしく」
えり「よろしくお願いします」
えり(……相変わらず、三尋木プロは来てないと。ギリギリに来るの、どうにかならないかな……)
咏「おっはよー」
えり(あ、いつもより早い……)
えり「おはようござ……!?」ビクッ
咏「おはよう、お姫様」キリッ
えり「はっ……はいっ!?」
咏「驚かせたくてねぃ…受け取ってくれる?」
えり「あ、あの…っ」
咏「白の薔薇の花言葉知ってる?」
えり「い、いえ……」
咏「『恋の吐息』」
えり「」ゾワゾワッ
えり「はっ……はいっ!?」
咏「驚かせたくてねぃ…受け取ってくれる?」
えり「あ、あの…っ」
咏「白の薔薇の花言葉知ってる?」
えり「い、いえ……」
咏「『恋の吐息』」
えり「」ゾワゾワッ
咏「とりあえず、受け取ってくれる?」
えり「……あ…の…三尋木プロ?」
咏「んん?」
えり「………なんの、マネですか」
咏「え」
えり「これから、本番です。時間がないんです。……お気持ちはありがたいですが、今は受け取れません。…控室で準備を済ませてきてください」
咏「あの……」
スタッフ「針生さーん」
えり「はい、今行きます」タッ
咏「ちょっ」
咏「…………」ポツーン
えり「……あ…の…三尋木プロ?」
咏「んん?」
えり「………なんの、マネですか」
咏「え」
えり「これから、本番です。時間がないんです。……お気持ちはありがたいですが、今は受け取れません。…控室で準備を済ませてきてください」
咏「あの……」
スタッフ「針生さーん」
えり「はい、今行きます」タッ
咏「ちょっ」
咏「…………」ポツーン
咏「……うーむ……」
咏(マニュアルにあったとおりにやってみたんだけどねぃ…)
咏(なんかミスったか?それとも、薔薇好きじゃないとか?)
咏「……わっかんね」
咏(次は何しようかねぃ…)
咏(マニュアルにあったとおりにやってみたんだけどねぃ…)
咏(なんかミスったか?それとも、薔薇好きじゃないとか?)
咏「……わっかんね」
咏(次は何しようかねぃ…)
えり「…………」
えり(びっくり、した)
えり(何がしたいんだろう、あの人…)
えり(会ってまだ大した日数もたってない。それなのに。…この間のあれだってそう)
えり「……なんなのよ……」
えり(ほんと、よくわからない…)
えり(びっくり、した)
えり(何がしたいんだろう、あの人…)
えり(会ってまだ大した日数もたってない。それなのに。…この間のあれだってそう)
えり「……なんなのよ……」
えり(ほんと、よくわからない…)
~仕事終了
えり「…お疲れ様でした」
咏「おつかれぃ~」
えり(いつもどおり、打ち合わせ通りにいかなかった…)
咏「ねーえりー」
えり「……え?」
咏「このあとさー」
えり「いや、あの…今、なんて?」
えり「…お疲れ様でした」
咏「おつかれぃ~」
えり(いつもどおり、打ち合わせ通りにいかなかった…)
咏「ねーえりー」
えり「……え?」
咏「このあとさー」
えり「いや、あの…今、なんて?」
咏「あー。いーでしょ?えり」
えり「いーでしょって…急にそんな」
咏「だめかねぃ?普通名前呼び捨てくらいするっしょー。こっちも咏でいいからさー」
えり「そんなこと!」
咏「いいでしょ?」
えり「うぐ…」
咏「えーり♪」
えり「」ゾワッ
えり「いーでしょって…急にそんな」
咏「だめかねぃ?普通名前呼び捨てくらいするっしょー。こっちも咏でいいからさー」
えり「そんなこと!」
咏「いいでしょ?」
えり「うぐ…」
咏「えーり♪」
えり「」ゾワッ
えり「…あの、からかっているのでしたらいい加減にしてください」
咏「からかってないぜー?本気本気」
えり「…じゃあせめて、呼び捨てはちょっと」
咏「うーん?えりりんとか」
えり「えりり…っ」ゼック
咏「かわいーじゃん、えりりん!」
えり「三尋木プロ!?」
咏「これもダメかよーわがままだなー」
えり「」イラッ
咏「からかってないぜー?本気本気」
えり「…じゃあせめて、呼び捨てはちょっと」
咏「うーん?えりりんとか」
えり「えりり…っ」ゼック
咏「かわいーじゃん、えりりん!」
えり「三尋木プロ!?」
咏「これもダメかよーわがままだなー」
えり「」イラッ
………………
咏(……怒らせてしまった)
咏(かわいーじゃんか、えりりん)
咏(ちぇー、いけすかねーやつぅー)
咏(昼飯でも誘おーと思ったのに、先に帰りやがってさー)
咏(いーや。帰ろ帰ろーっと)
ガチャ
咏(……ん?)
咏(……怒らせてしまった)
咏(かわいーじゃんか、えりりん)
咏(ちぇー、いけすかねーやつぅー)
咏(昼飯でも誘おーと思ったのに、先に帰りやがってさー)
咏(いーや。帰ろ帰ろーっと)
ガチャ
咏(……ん?)
咏(あれ、たしかここに……)
咏「ねぇ」
スタッフ「はい?」
咏「ここにおいてあった薔薇、どこ行ったか知らねー?」
スタッフ「薔薇?……ああ、白い薔薇の花でしたら、針生さんが持って帰りましたよ」
咏「うそ!?」
スタッフ「はい。…ついさっきなので、急げば追いつくと思いますが…」
咏「い、いや、いい!さんきゅ」
咏「ねぇ」
スタッフ「はい?」
咏「ここにおいてあった薔薇、どこ行ったか知らねー?」
スタッフ「薔薇?……ああ、白い薔薇の花でしたら、針生さんが持って帰りましたよ」
咏「うそ!?」
スタッフ「はい。…ついさっきなので、急げば追いつくと思いますが…」
咏「い、いや、いい!さんきゅ」
咏(へぇ…持って帰ったんだ)
咏(メーワクそうだったくせに、持って帰ったんだ)クスッ
咏(へぇ~…!)ニヤニヤ
スタッフ(ど、どうしたんだ一体…)
咏(真面目くさって、人の行為は無下にはしないってか!そうかそうか!)
咏(ちょっと、掴めたかねぃ…!)
咏(メーワクそうだったくせに、持って帰ったんだ)クスッ
咏(へぇ~…!)ニヤニヤ
スタッフ(ど、どうしたんだ一体…)
咏(真面目くさって、人の行為は無下にはしないってか!そうかそうか!)
咏(ちょっと、掴めたかねぃ…!)
………………
…………
……
えり(どういうこと…?)
えり(ここ最近…おかしい…!)
えり(私は、ごく普通に生活をしていただけのはず!今までと大差ない、仕事を、生活を!)
えり(なのに…!)
えり「なんで、こんなに疲れてるんだろう……」グッタリ
…………
……
えり(どういうこと…?)
えり(ここ最近…おかしい…!)
えり(私は、ごく普通に生活をしていただけのはず!今までと大差ない、仕事を、生活を!)
えり(なのに…!)
えり「なんで、こんなに疲れてるんだろう……」グッタリ
えり(原因はわかってる…わかってるんだけど…)
えり(なぜ私がこんな目に…?)
ピリリッピリリッ
えり(……電話……誰……?)
えり「はい、もしもし……あ、お久しぶりです…お茶?いいですけど……今から?」
えり「………わかりました。行きます……」
ピッ
えり「……………」
えり「……………はぁ」グッタリ
えり(なぜ私がこんな目に…?)
ピリリッピリリッ
えり(……電話……誰……?)
えり「はい、もしもし……あ、お久しぶりです…お茶?いいですけど……今から?」
えり「………わかりました。行きます……」
ピッ
えり「……………」
えり「……………はぁ」グッタリ
~喫茶
はやり「ひさしぶりー☆」
えり「どうも…瑞原プロ」
はやり「あれ、おつかれ?」
えり「……まぁ、たしかに」
はやり「懐かしい顔してるー☆」
えり「……懐かしい?」
はやり「ひさしぶりー☆」
えり「どうも…瑞原プロ」
はやり「あれ、おつかれ?」
えり「……まぁ、たしかに」
はやり「懐かしい顔してるー☆」
えり「……懐かしい?」
はやり「はやりが昔えりちゃんにさせてたような顔☆」
えり「…………ああ、なるほど」
えり(瑞原プロは数年前、実況の仕事でコンビを組んでいた)
えり(そのとき……)
えり「……たしかに。似たようなことになっていますね」
はやり「はやや?」
えり「…………ああ、なるほど」
えり(瑞原プロは数年前、実況の仕事でコンビを組んでいた)
えり(そのとき……)
えり「……たしかに。似たようなことになっていますね」
はやり「はやや?」
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