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    元スレ古泉「これはひどいエロゲですね」澪「えっ?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 魅音 + - けいおんハルヒ + - これなんて + - その幻想をぶち殺す + - らき☆ + - キモオタDQNざまあww + - キョン子 + - クロスオーバー + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 1 :

    ・・・・・・・・・・・・・・・・


    「ねぇ古泉君。私と付き合わない?」

    「すみません…僕では貴女は釣り合いません。」

    「そんな事ないって~。私古泉君にだったら何でもしちゃうよ?」

    「本当に申し訳ありません…僕はまだ彼女を作れる身ではないのです」






    「こ、古泉君!わ、私貴方の事ずっと好きでしたっ!付き合ってもらえませんかっ!?」

    「すみません…僕は貴女と付き合うことはできません」

    「ど、どうして…?」

    「貴女にはもっと僕より相応しい人がいるからです。こんな僕なんかよりも・・・ね」



    ・・・・・・・・・・・・・・・

    104 = 1 :


    古泉「(…またか)」

    古泉「(僕はまた告白されるのか)」

    古泉「(一度だけ付き合って…そして告白まで一日しか経たない)」

    古泉「(今までずっとそうだった)」

    古泉「(…今度もまた同じなのだろう)」

    古泉「(女性とはこんなにも単純な生物なのだろうか?)」

    古泉「(告白したら断られると分かっているのに…何故僕を好きになるのだろう?)」

    古泉「(そして僕自身、断る事を快感に思えるようになっている)」

    古泉「(こんな性悪な僕を、何故彼女達は好きになるのだろうか…)」

    105 = 1 :

    ~喫茶店~



    古泉「…」

    「…古泉君?」

    古泉「あ、はい、何でしょうか?」

    「えっと…古泉君は去年の文化祭の時、私達の演奏…見た?」

    古泉「いえ…文化祭はクラスと部活動の両方で手一杯でしたので、あまり巡回する余裕がありませんでした」

    「そ、そうなんだ…よかった」

    古泉「秋山さん?」

    「い、いや…その時私凄く恥ずかしいミスやっちゃって…」

    「アレを古泉君に見られてたらって思うと、私死んじゃいそう…」

    106 = 1 :

    古泉「それは興味深い。一体どのような失敗をなされたのですか?」

    「ひ、秘密ですっ!!」

    古泉「んっふ…そうですか」ニコッ

    「も、もうっ…」

    古泉「…そういえば、秋山さんはファンクラブができる程人気があると聞いていましたね」


    ガタンッ!


    「~~~~っ」ジンジン

    古泉「だ、大丈夫ですか?」

    「な…何で知ってるの?」

    古泉「いえ…僕のクラスメート数人がそのファンクラブの会員だと言ってましたので」

    「うう…私が作ったんじゃないのに」

    古泉「そうなのですか…それとは知らずにすみません」

    107 = 1 :


    「あ、古泉君は悪くないよ、全然っ!」

    古泉「そうですか…ありがとうございます」

    「…///」

    古泉「そういえば秋山さんは何処のパートをなさっているのですか?」

    「えっと…ベースと…ボーカルを…」ボソッ

    古泉「ボーカルですか…では歌がお上手なのですね?」

    「いっ、いやいや私なんてそんな!…そんなに上手くないから」

    「ステージに上がってもいつも緊張ばかりしちゃって…みんなにも迷惑かけちゃうし」

    古泉「ほう…あがり症ですか」

    「はい…」シュン…

    古泉「ボーカルを任せられるという事は、それだけ周りの人間から評価されているという事です」

    古泉「貴女はもっと自信を持っていいと思いますよ」

    「あ…ありがとう」カアァ///

    109 = 1 :


    古泉「…そうですね」

    古泉「一度、秋山さんの歌を聴いてみたいものです」ニコッ




    「……」

    古泉「…?どうかしましたか?」

    「えっ?あ、ううん、何でもない…」

    古泉「そうですか…」

    「…ただ」

    古泉「ただ?」






    「今…古泉君の顔が、とても悲しそうに見えたから…」



    110 = 1 :


    ドクンッ…






    古泉「……え?」

    「ご、ごめんなさい!私の勘違いだと思う!」

    古泉「そう…ですか」

    「ただ…何となく雰囲気が違うというか」

    「…凄くつまらなそうな顔だなぁ…って」

    「お、おかしいよねっ!いきなりこんな事言うなんて…」

    古泉「…」

    「…古泉君?」

    古泉「は、はい…大丈夫、です…」

    111 = 1 :

    「…も、もう遅いから出よう!わ、私お金払って来るねっ!」


    タッタッタッタッタ…






    古泉「…そんな」


    古泉「僕の内心を…見られた?」


    古泉「彼女は一体…」



    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    112 = 1 :

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    「今日はありがとう…付き合ってくれて」

    古泉「いえ…僕も楽しかったです」

    「ほんと?よかった…」

    「私男の人と喫茶店なんて始めてだったから…緊張しちゃって」

    古泉「…」

    「あ、あの…」

    古泉「…何でしょうか?」

    「ま、また・・・誘っても、いいかな…?」

    113 = 1 :


    古泉「…」

    古泉「(ここで)」

    古泉「(ここで終わりにしないと、後に引きずる)」

    古泉「(いつも…そうだったはず)」






    古泉「ええ…僕が空いている時でしたら・・・喜んで」

    「ほ、ほんと?」

    古泉「はい…」

    「あ、ありがとう…」

    古泉「…では、これで失礼します」

    「あ、うん…また明日」

    古泉「はい…また明日…」

    114 = 1 :

    ・・・・・・・・・・・・・・・

    カッ…カッ…

    古泉「…」

    カッン…

    「…珍しいじゃない。貴方が次を約束するなんて」

    古泉「…森さん」

    「あの子に惚れちゃった?」

    古泉「いえ、そうではありません…」

    「上から注意が出てるわよ。こんなに遅くまで報告がないから何をしているって…」

    古泉「…そうですか、すみません」

    「…何かあったの?」

    古泉「…別に大した事はありませんでしたよ」

    古泉「僕はちょっと疲れてましたので…今日は失礼します」

    「ええ、ご苦労様…」


    カッ…カッ…カッ…

    115 = 1 :

    ・・・・・・・・・・・・・・


    ドサッ


    「つ…疲れた」


    ピリリリリリ…


    「…梓か」


    ピッ

    「あっ澪先輩!今日はどうでしたか!?」

    「梓!お前何でいきなり帰ったんだ!私本当に困ったんだぞ!」

    「ご、ごめんなさい…でも私いない方がよかったみたいですから」

    116 = 1 :

    「もう…頭の中真っ白になったんだから…」

    「でもでもっ!喫茶店に入ったという事は先輩から誘ったんですよね?」

    「み、見てたのか!?」

    「はいっ!あの後影からずっと見てました」

    「ず、ずっと…?」

    「先輩緊張しすぎて何もできないんじゃないかと心配になって…」

    「ば、馬鹿…私だってやる時は…」

    「…それで、古泉先輩は最後何て言ってました?」

    「あ、うん…」

    「また誘っていいって言ったら…OKもらった」

    118 = 1 :

    「…」

    「…梓?」

    「澪先輩…」

    「へっ?」

    「やったじゃないですか!脈アリかもしれませんよ?」

    「え?え?何で?」

    「古泉先輩って、一度誘った女の子とはもう相手にしないのが普通なんですよ?」

    「それを次に繋げたって事は…少なくとも澪先輩の事を嫌いじゃないって事です」

    「そ、そうなのか?」

    「はい。クラスの友達が言ってました」

    「…もしかして次に繋げれた人って澪先輩だけなのかも」

    119 = 1 :


    「えっ?」

    「とにかくおめでとうございます。」

    「この機会を逃したら次はありませんよ?自分から積極的に行ってくださいね」

    「わ、分かった。頑張るよ…」

    「じゃあ今日はこれで。おやすみなさい」

    「ああ、おやすみ…」


    ピッ


    「…そうなんだ」

    「私…脈ありなのか」


    ポスッ


    「…フフッ」

    120 :

    愛され続けて30年!
    このスレもいつしか伝説になるお!

    みんな>>1が大好きだお
    尊敬するんだもんぬぉ!

    >>1よ永遠に!
    みんなが>>1を愛しつる!そんな頃オナニーにいそしむ>>1

    そんな>>1がみんな好きだよ

    好き好き♪
    >>1さん好き♪
    いつか落ちる日まで宜しくね(^-^)/

    帰ってこいお…(;Д;)

    >>1

    121 = 1 :

    なんか人少ないと思ったら規制中だったのか
    なんか俺の一人語りみたいで恥ずかしいからパー即でやっていいか?

    122 = 120 :

    「…フフッ」

    「…刀ッ」に見えた

    123 :




    124 = 120 :

    面白いから続けたまえ

    125 = 103 :

    みてるから続けて

    126 = 43 :

    最初からパー速でやればいいのに
    支援が少ないから恥ずかしいだのパー速に逃げるだの
    いままで見た中で最悪レベルの作者様だな

    127 = 120 :

    憂たん性格よすぎ可愛いすぎもう憂たんしか見えない?

    そうだね憂たん!憂たん憂たん!

    世間の奴らはあずにゃんあずにゃん.うんたんうんたんうるさくて憂たんの魅力に気付いてない

    まぁ彼女出来ればわかるが
    けいおん中でリアルに彼女にするなら
    憂>>>紬>唯>澪>和>梓>>>>>>>>さわ子の順だな

    家事も勉強も子育てが上手く性格もよく可愛くスタイルがいい…

    これ以上の女が存在するだろうか?

    いや.しない

    つまり憂たんこそ


    天使なのである

    いままでつかさ.櫛枝と嫁を持ってきた…
    しかしけいおんをみた瞬間私は知った…

    つまり憂たんこそ


    天使なのである

    128 = 1 :

    ・・・・・・・・・・・・・・・・


    ピピピピピ…チュンチュン


    古泉「…眠れなかった」

    古泉「…彼女は何故、僕の事を…」

    古泉「…」


    ピリリリリリ…


    ピッ

    古泉「…もしもし」

    ハルヒ「古泉君?昨日聞けなかった事今日聞いていいかしら?」

    古泉「今から…ですか?」

    ハルヒ「そう、じゃあ私部室で待ってるから」


    ピッ

    129 = 1 :

    ピリリリリ…

    ピッ

    古泉「…もしもし」

    「閉鎖空間よ。今すぐこちらに来なさい」

    古泉「…涼宮さんが昨日聞けなかった事を、今日の朝に聞くそうです」

    「ハァ…またなの?こっちもまた消えたり出たりしてるのよ」

    古泉「…どうやら、その現象は涼宮さんの精神の不安定とは別の理由がありそうですね」

    「じゃあ、涼宮ハルヒは別に不機嫌じゃないって言うの?」

    古泉「僕が聞いた感じではそうは感じられませんでした…」

    古泉「…流石に今日は行かないとマズイのではないのでしょうか?」

    「私もそう思うわ…とりあえず掛け合ってみるから、貴方は準備をしなさい」

    古泉「了解です。それでは」


    ピッ


    古泉「…憂鬱とは、こういう事なのでしょうね」

    130 :

    レスが無いのと見てないのは違うだろ、jk
    立てたのなら気にせず続ければいいじゃない

    133 :

    >>1はこの前のキョン唯のハルヒウゼェSSの人だよな?

    134 = 1 :

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


    ~機関本部~


    ガーッ


    「来たわね古泉。やっぱり許可は下りなかったわ…」

    古泉「何故ですか?彼女を不安定にするのはあまりよろしくないと思うのですが…」

    「私もそう思うわよ」

    「でも上が目の前にある真実しか見えてなくて…自分の身が可愛いなら自分で守ればいいのに」

    古泉「森さん。あまり強固な態度は…」

    「どうせここには監視モニターなんてついちゃいないわ。あったとしても壊してるけどね」

    古泉「自分の拠点を破壊してどうするのですか…」

    「あ、そうそう古泉、貴方に指令が出てるわよ」

    古泉「僕にですか…一体何でしょう?」

    135 = 1 :

    「…キョン君が最近、ある女子生徒と必要以上に接触しているの」

    古泉「…なるほど。そういう事ですか」

    「こんな事、貴方にしか頼めないから…お願いできるかしら?」

    古泉「分かりました。何とか上手く説得してみましょう」

    「…ええ、頼んだわよ」

    古泉「では、僕は学校がありますのでこれで…」


    ガーッ


    「…貴方も同じよ」

    古泉「…」

    「貴方がどれほど想っても、あの子は悲しむだけ…」

    「今のうちに関係を切っておく事ね」

    古泉「…ええ、わかっています」


    ガーッ

    136 = 63 :

    >>133
    それであってると思う

    137 = 1 :

    ・・・・・・・・・・・・・・・・


    ガラッ


    「おはよう。澪」

    「ああ、おはよう和」

    「…今日は澪、何だか嬉しそうね」

    「へっ?そ、そんな事はないぞ!」

    「でも昨日と比べると遥かに機嫌がいいじゃない。何かあったのね」

    「あ、あーそうだな、何かあったのかもね。うん…」

    「…」

    「…あのさ、和」

    「何?」

    「和って…彼氏とか作った事ある?」

    138 = 1 :


    「…いきなり何を言い出すのよ」

    「い、いや別にね!私の事じゃないんだけどね!」

    「ただちょっと気になったというか…何というか」

    「つまり澪が誰かを好きになっちゃったって事?」

    「だ、だから私じゃないって!」

    「そうね…私は今の所そういう感情を持った事はないわ」

    「でももし好きな人ができたなら…もっとその人の事とか知りたくなるかな?」

    「そ、そうか。そうだよね?やっぱり…」

    「…」

    「…?」

    「澪」

    「な、何?」

    「…貴女、その分かりやすい性格直した方がいいと思うの」

    「…」

    「…うぅ」シュン…

    139 = 1 :

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ~文芸部室前廊下~


    古泉「…」


    カッ…カッ…


    「あ、古泉先輩!」

    古泉「…」

    「…?せんぱーい」

    古泉「!…ああ、中野さんでしたか。気が付きませんでした」

    「いえ…何か考え事ですか?」

    古泉「大した事ではありませんよ?少しボーッとしてしまっただけです」

    「そうですか…」

    140 = 1 :

    「昨日、澪先輩と喫茶店に行ったと聞きましたけど…」

    古泉「おや、知っていたのですか」

    「澪先輩から聞きました」

    「また付き合ってくれるとも聞きましたけど…それも本当ですか?」

    古泉「…ええ、本当です」

    「本当ですか!?よかった…」

    古泉「?よかった、とは…」

    「い、いえ。こっちの話です…」

    古泉「そうですか…」

    141 = 1 :


    「…」

    古泉「…少し伺ってもよろしいでしょうか?」

    「はい?」

    古泉「彼女…秋山さんは、何か感性に優れている所でもあるのでしょうか?」

    「?言ってる意味が良く分からないのですけど…」

    古泉「つまりですね…勘が鋭いというか…見る目が良いというか…」

    「うーん」

    「…澪先輩って、いろいろな所に行って作詞とかしますから…」

    「多分他人が気付かない事を気付く事ができるのだと思います」

    「じゃないとあんな歌詞出来上がらないし」ボソッ

    古泉「…そうですか」

    142 = 1 :


    「…!もしかして先輩、澪先輩の事が気になりますか?」

    古泉「ふふ…そうですね」

    古泉「彼女によろしくと伝えておいてください。では…」

    「あ、先輩!」

    古泉「…何でしょう?」

    「先輩は…澪先輩の事どう思っていますか…?」

    古泉「そうですね…」







    「とても魅力的な女性だと、僕は思いますよ…」





    143 :

    やっぱハルヒSSは古泉
    けいおんSSは和ちゃん
    バキSSなら烈だよね

    ちゃん(´Д`)ハァハァ

    144 = 99 :

    頑張れ

    145 :

    別にレスが少ないから駄作ってことでもないだろ
    ニコニコ動画だってコメントが多いほど面白いってわけでもないしな
    自分のペースで頑張れ1

    イケメン×美少女は俺が欝になるから読んでないけど

    146 = 1 :

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ~文芸部部室~

    コンコン

    ガチャ

    キョン「ウイーッス・・・って古泉だけか」

    古泉「どうもこんにちは。今日は何をしましょうか?」

    キョン「チェスでもやるか」

    古泉「かしこまりました、すぐに用意いたしましょう」


    147 = 1 :

    ・・・・・・・・・・・・・・



    キョン「……」カンッ

    古泉「……」カンッ

    キョン「…古泉よ」カンッ

    古泉「何でしょうか?」カンッ

    キョン「何かお前、俺に話したい事があるんじゃないのか?」カンッ

    古泉「…貴方にはどうやっても隠せませんね、流石は涼宮さんの鍵となる御方だ」カンッ

    キョン「お前等の事だ、俺の私生活までばっちり調べ上げてるんだろう?」カンッ

    古泉「僕らもそこまで有能ではありませんよ?ただ貴方がいつどこで何をしているか程度の事しか把握できません。そこからは予想の域ですよ」カンッ

    キョン「十分すぎだ、そこまで言われるともうお前の話の内容まで予測できちまう」カンッ

    古泉「んっふ、これは驚きです。貴方はもしかすると本当に超能力の才能があるかもしれません」カンッ

    キョン「バカな事言ってないでさっさと本題に入れ」カンッ

    148 = 1 :

    古泉「…貴方が最近一緒にいる彼女の事です」カンッ

    キョン「…」カンッ

    古泉「貴方がその人に接触する事によって、最近涼宮さんの精神がかなり不安定になっています」カンッ

    キョン「…ああ」カンッ

    古泉「機関はこれを危険と考え、僕に貴方を止めさせるよう命令が下りました」カンッ

    キョン「…それは、今すぐか?」カンッ

    古泉「今はまだかろうじて涼宮さんの理性によって精神の安定が…。しかしそれも長くは続かないでしょう」カンッ

    キョン「そうか…」カンッ

    古泉「勘違いしないでください。僕は今すぐ彼女との関係を切れとは言っていません」カンッ

    キョン「……」カンッ

    古泉「しかしあまり思い切った行動を取るのはどうか自粛していただきたいのです」カンッ

    キョン「…善処する」カンッ

    古泉「助かります、僕にも立場がありますので、あまり良くない返事を上に報告する訳にはいかないのですよ」カンッ

    キョン「ああ、わかってるさ。お前が大変な事くらい十分にな」カンッ

    古泉「お心遣いありがとうございます。そういってくれると僕も気分が楽です」カンッ

    149 = 1 :

    古泉「…それにこれは、僕に対しての警告でもありますから」カンッ

    キョン「古泉?」

    古泉「チェックメイトです。どうですか?」

    キョン「む…ないな」

    古泉「心此処にあらず、って感じですね。やはり彼女の事が気になりますか?」

    キョン「別にそこまで気にしてる訳じゃないさ」

    古泉「ほう。では一体何を考えてらっしゃるのですか?」

    キョン「なぁに、大したことじゃないさ」

    キョン「…俺達の周りには、どいつもこいつもめんどくさい連中ばっかりだなと思ってな」

    古泉「んっふ…そうですね」



    ・・・・・・・・・・・・・・・・・

    150 = 1 :

    ~音楽室~


    ジャーン!…


    「よしっ!完璧だ!」

    「ああ、今のはなかなかよかったな」

    「あとは唯先輩のギターがもうちょっと上達してくれればいいのですけどね…」

    「うぅ…頑張ります」

    「でも唯ちゃん、さっきのタイミングばっちりだったじゃない。凄いと思うよ」

    「ああ、唯にしては良くやったな」

    「本当!?やったー!」

    「確かにさっきの唯の入り方はよかったな。あの調子で頼むぞ」

    「うんっ!」

    「そういえば唯先輩、今日何か用事があるって言ってませんでしたか?」


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