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元スレ古泉「これはひどいエロゲですね」澪「えっ?」
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・・・・・・・・・・・・・・・・
ピリリリリ…ピリリリリ…
ピッ
森「私よ」
古泉「僕です、涼宮ハルヒと【鍵】についての定時報告を」
古泉「今日の涼宮ハルヒの精神状態は至って良好、特に問題はありません」
森「報告を受理。お疲れ様、今日はもう休んでいいわ」
古泉「了解しました。では…」
ピッ
古泉「ふぅ…」
「アナタノコトガ-!スキダカラー!」
ワイワイ…ピッ
古泉「…」
古泉「…さて、寝る事にしましょう」
・・・・・・・・・・・・
ピピピピピピ…ピピピピピピ…
ピッ
古泉「…おはようございます」
古泉「ふふ…誰に挨拶をしているのでしょうね」
古泉「さて、学校に行く準備を…ん?」
時計「oi、この時計かなりズレてるぞ紀伊店のか」
ピピピピピピ…ピピピピピピ…
ピッ
古泉「…おはようございます」
古泉「ふふ…誰に挨拶をしているのでしょうね」
古泉「さて、学校に行く準備を…ん?」
時計「oi、この時計かなりズレてるぞ紀伊店のか」
古泉「…」
ガバッ!
古泉「森さんっ!またですか!また人の部屋に勝手に入って悪戯したんですか!」
古泉「道理でいつもより頭がスッキリしてると思いましたよ!」
古泉「今の本当の時刻は…」
古泉「8時40分!?絶望的じゃないですか!」
古泉「遅刻なんてしてしまったら、涼宮さんに優等生という僕のキャラを壊してしまうじゃないですか!」
古泉「と、とにかく急がないと!」
バタンッバタンッ!
ダッダッダッダッダ…
・・・・・・・・・・・・
ダッダッダッダ…
古泉「ハァ…ハァ…ハァ…」
古泉「このペースでなら間に合いそうですね…」
古泉「このまま一気に駆け上がれば…!」
ザッ
???「あっ」
古泉「えっ」
ドシンッ!
???「きゃっ!」
古泉「うわっ」
ドサッ…
古泉「ハァ…ハァ…ハァ…」
古泉「このペースでなら間に合いそうですね…」
古泉「このまま一気に駆け上がれば…!」
ザッ
???「あっ」
古泉「えっ」
ドシンッ!
???「きゃっ!」
古泉「うわっ」
ドサッ…
古泉「…白と水色の縞縞模様、ですか。可愛らしい下着な事です」ボソッ…
???「えっ…あっ!ヤダッ!」
古泉「(し、しまった!)」
???「み・・・見た?今見たよね?」
古泉「も、申し訳ありません!決して本意ではなくt」
???「いぃやああああああああああああああああああああああ!!!」
ダッダッダッダ…
古泉「…ああ、不覚」
・・・・・・・・・・・・
タッタッタッタッ…
ガララッ!
???「ハァ…ハァ…ハァ…」
???「おはよう澪…どうしたの?そんなに慌てて」
澪「和…私…わたし」
和「汗もびっしょりかいちゃってるじゃない…とりあえず落ち着いたら?」
澪「そ、そうだな。まず落ち着かなきゃな…ふぅ」
キュッ
澪「よし、もう大丈夫」
和「で?どうしたの?そんなに慌てて」
澪「さ、さっきだな…私の…」
和「私の?」
澪「…パ」
和「パ」
澪「パ…パ…パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!」ガタガタ…
プシュー!
澪「いやあああああああああああああああああああああ!!!」
和「…落ち着いてないじゃん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガララッ
古泉「・・・おはようございます」
「あれ?古泉君が遅刻なんて珍しいね」
古泉「いえ…ちょっと時計が壊れてしまって」
「何だ古泉?お前昨日AVでも見すぎたんじゃないのか?www」
「ちょっと男子!古泉君の悪口言うんじゃないわよ!」
「そーよそーよ!自分達がブサ面だからって嫉妬してんじゃないわよっ!」
「あんだと!?お前らこそ豚みたいな顔してるくせに強がってるんじゃねーよデブス!」
「なんですって!?」
ギャアギャア…
ガララッ
古泉「・・・おはようございます」
「あれ?古泉君が遅刻なんて珍しいね」
古泉「いえ…ちょっと時計が壊れてしまって」
「何だ古泉?お前昨日AVでも見すぎたんじゃないのか?www」
「ちょっと男子!古泉君の悪口言うんじゃないわよ!」
「そーよそーよ!自分達がブサ面だからって嫉妬してんじゃないわよっ!」
「あんだと!?お前らこそ豚みたいな顔してるくせに強がってるんじゃねーよデブス!」
「なんですって!?」
ギャアギャア…
古泉「(…騒がしい人達だ)」
古泉「(人が遅刻しただけでよくそんなに盛り上がる事ができますね…)」
古泉「(僕はこんな人達と何故一緒なのでしょうか…)」
古泉「(はぁ…)」
・・・・・・・・・・・・
~音楽室~
ガララッ
澪「また…見られた…私の…ぱん…ぱん」
梓「あっ澪先輩こんにちは…どうしたんですか?」
澪「梓…私もう生きていけない」
梓「ど、どうしたんですかそんなに落ち込んで…」
澪「また…見られた…しかも…男の人に…」
梓「見られた?何を?」
澪「だから私の…ぱ、ぱ…ぱぁぁぁ…」
澪「あぁぁぁぁぁぁぁ…」
ドスンッ
梓「…パン?」
ガララッ
澪「また…見られた…私の…ぱん…ぱん」
梓「あっ澪先輩こんにちは…どうしたんですか?」
澪「梓…私もう生きていけない」
梓「ど、どうしたんですかそんなに落ち込んで…」
澪「また…見られた…しかも…男の人に…」
梓「見られた?何を?」
澪「だから私の…ぱ、ぱ…ぱぁぁぁ…」
澪「あぁぁぁぁぁぁぁ…」
ドスンッ
梓「…パン?」
澪「だからっ!私のぱんt」
バンッ!
律「とうちゃぁぁぁぁぁく!」
キョン「ぐえぇ!頼む!頼むから離してくださ」
律「唯!イス準備」
唯「ほいっ!」
ガタンッ!
律「ムギ!ロープ用意!」
紬「ごめんなさいね」
グルグル
キョン「やめろ!離せっ!…って強い!この人力強すぎ!!」
バンッ!
律「とうちゃぁぁぁぁぁく!」
キョン「ぐえぇ!頼む!頼むから離してくださ」
律「唯!イス準備」
唯「ほいっ!」
ガタンッ!
律「ムギ!ロープ用意!」
紬「ごめんなさいね」
グルグル
キョン「やめろ!離せっ!…って強い!この人力強すぎ!!」
ガチャ
古泉「どうもすみません、失礼します」
律「よーし準備は整ったな?」
バンッ!
律「えーそれではただいまより法廷を開きます!」
唯「わーいぱちぱちぱち~~~」
澪「い、一体何なんだ…」
梓「わかりません、何か律先輩が男の人を首根っこ引っ張って連れてきたんです」
律「傍聴人は静粛に!」バンッ
律「検事側、概要の説明をお願いします」
紬「はーい。今日の朝8時頃被告人は唯ちゃんを押し倒し倒れた所を押さえつつ唯ちゃんのスカートをめくり上げパンツの中身を確認するという行為をしたと思われま~す」
梓「さ、最低…」
キョン「ちょっと待て!何で勝手に犯罪性が強化されてんだ!?あれは偶然ぶつかっただけであっt」
律「被告人は静粛に!!」カンカンカンッ!!
キョン「え~…」
古泉「どうもすみません、失礼します」
律「よーし準備は整ったな?」
バンッ!
律「えーそれではただいまより法廷を開きます!」
唯「わーいぱちぱちぱち~~~」
澪「い、一体何なんだ…」
梓「わかりません、何か律先輩が男の人を首根っこ引っ張って連れてきたんです」
律「傍聴人は静粛に!」バンッ
律「検事側、概要の説明をお願いします」
紬「はーい。今日の朝8時頃被告人は唯ちゃんを押し倒し倒れた所を押さえつつ唯ちゃんのスカートをめくり上げパンツの中身を確認するという行為をしたと思われま~す」
梓「さ、最低…」
キョン「ちょっと待て!何で勝手に犯罪性が強化されてんだ!?あれは偶然ぶつかっただけであっt」
律「被告人は静粛に!!」カンカンカンッ!!
キョン「え~…」
紬「よって検事側はこの被告人を猥褻物陳列罪の罪によって逮捕しました」
キョン「おかしい!絶対罪名おかしい!俺がいつ猥褻物を晒したっていうんだ!」
律「被告人は静粛にっつってんだろがああああああああああああ!!」バシンバシンッ!!
キョン「痛い痛い!ドラムのバチで頭叩くの止めてください!」
澪「(はぁ…何でここに男子連れてきてんだろう…)」
古泉「裁判長、少しよろしいでしょうか?」
澪「…」
澪「……!!!?」 ガタッ!!
ドクンッ…
梓「…澪先輩?どうしたんですか?」
澪「い、いや!なんでもない!なんでもないんだ…」
梓「はぁ…」
澪「(嘘・・・何で!?)」
澪「(何で今日ぶつかった人がいるの!?)」
澪「(ど…どうしよう…)」オロオロ…
律「はい弁護人!何でしょう?」
古泉「考えててもみてください。このような腑抜けた顔をしている彼が、いきなり見ず知らずの女性を襲うほどの度胸があるでしょうか?」
キョン「おい古泉、てめぇ後で覚えとけよ」
律「うーんそれもそうだねぇ…よく見るとすげー冴えない顔してるなぁお前」
キョン「それで納得するなよ!すごく悲しくなるじゃないか!」
梓「…澪先輩?どうしたんですか?」
澪「い、いや!なんでもない!なんでもないんだ…」
梓「はぁ…」
澪「(嘘・・・何で!?)」
澪「(何で今日ぶつかった人がいるの!?)」
澪「(ど…どうしよう…)」オロオロ…
律「はい弁護人!何でしょう?」
古泉「考えててもみてください。このような腑抜けた顔をしている彼が、いきなり見ず知らずの女性を襲うほどの度胸があるでしょうか?」
キョン「おい古泉、てめぇ後で覚えとけよ」
律「うーんそれもそうだねぇ…よく見るとすげー冴えない顔してるなぁお前」
キョン「それで納得するなよ!すごく悲しくなるじゃないか!」
紬「異議あり!」
律「はいムギ!」
紬「最近の主人公は冴えない顔をして中身はけっこう大胆なキャラクターが多いよ?たとえばこの角○書店出版の
キョン「なんの話をしてるのですか!?もうそれ今の状況とまったく関係ないでしょ!」
律「う~ん結局無罪なのか有罪なのか判断に困るなぁ…」
キョン「待て、とりあえず俺は押し倒してないし押さえつけてもないしその子のスカートをめくり上げた覚えもない!」
唯「はいはーい!りっちゃーん」
律「はい唯!」
唯「わたし確かにこの人にパンツ見られたけど別に乱暴されてないよ?」
律「えっ?そうなの?」
キョン「だから最初っからそう言ってるじゃねーか!」
律「なーんだつまんないの。もっとこう強姦的なドロドロした展開だと思ったのに~」
澪「ご・・・強姦…ふぅ」バタンッ
梓「み、澪先輩!?何いきなり気を失ってんですか!?」
キョン「もう、帰らせてくれ・・・」
・・・・・・・・・・・・
澪「…う、ん…ここは?」
梓「あ、澪先輩お帰りなさい」
古泉「おや、お目覚めになりましたか?」
澪「…」
ガバッ!
澪「え?え?えっー!?」
梓「あっ、まだ動いちゃダメですよ!」
澪「梓…これは一体」
澪「…う、ん…ここは?」
梓「あ、澪先輩お帰りなさい」
古泉「おや、お目覚めになりましたか?」
澪「…」
ガバッ!
澪「え?え?えっー!?」
梓「あっ、まだ動いちゃダメですよ!」
澪「梓…これは一体」
梓「覚えてないのですか?」
梓「澪先輩、音楽室で倒れたからこっちの先輩が保健室まで運んで来てくれたのです」
古泉「下まで運ぶのに女性一人では心細いと思いましたので…余計でしたか?」
梓「そんなとんでもない!私一人じゃ無理ですよ…」
澪「…そっか。そうだったんだ…」
古泉「急な出来事でしたので、勝手ながら運ばせていただきました」
澪「は、はい…」
梓「澪先輩もあのくらいでいちいち気を失わないでくださいよ…」
澪「う…ごめん」
梓「大した事なかったからもういいです…あ」
梓「澪先輩、私用事がありますので今日はこれで帰っていいですか?」
澪「へっ?あ、梓?」
古泉「僕がまだ時間ありますので、様子を見ておきましょうか?」
梓「あ、はい。宜しくお願いします」
梓「じゃあ澪先輩、失礼します」
ガラッ
澪「あ、梓!」
ピシャ
澪「…行っちゃった」
古泉「そうですね」
澪「へっ?あ、梓?」
古泉「僕がまだ時間ありますので、様子を見ておきましょうか?」
梓「あ、はい。宜しくお願いします」
梓「じゃあ澪先輩、失礼します」
ガラッ
澪「あ、梓!」
ピシャ
澪「…行っちゃった」
古泉「そうですね」
澪「…」ドキドキ…
古泉「…」
澪「(こ…怖い)」ビクビクッ
古泉「…今朝は」
澪「ひぃ!」
古泉「?」
澪「あ、ごめんなさいごめんなさい!」
古泉「いえ、こちらこそ。驚かせてすみません…」
澪「えええとっあ、あのあのっ…」
古泉「さっきの雰囲気ではちょっと言い出せなくなりましてね…」
澪「えっ…?」
古泉「貴女が自分も男に下着を見られた…なんてあの場で言っていたら、今度は僕が拘束されていました」
古泉「正直冷や汗が出ましたよ」
澪「あ、はい…」
古泉「改めて謝ります。今朝はどうもすみませんでした…」
澪「は、はい…こちらこそごめんなさい」
古泉「僕は今まで無遅刻でしたからね」
古泉「記録が崩れるのはあまり良くないと思って、周りに気が回っていませんでした…」
澪「そ、そうだったんですか…」
古泉「ええ、そうなんです」ニコッ
澪「…」
澪「は、はい…こちらこそごめんなさい」
古泉「僕は今まで無遅刻でしたからね」
古泉「記録が崩れるのはあまり良くないと思って、周りに気が回っていませんでした…」
澪「そ、そうだったんですか…」
古泉「ええ、そうなんです」ニコッ
澪「…」
ピリリリリリ…
古泉「っとすみません、僕です」
ピッ
古泉「もしもし…そうですか、了解です」
古泉「はい、こちらからはいつでも…」
古泉「彼ですか?…いえ、さっきまで一緒でしたが」
古泉「了解しました、すぐにそちらへ向かいます」
ピッ
澪「あ、あの…」
古泉「すみません。ちょっと緊急で呼ばれてしまいまして…」
古泉「後の事は自分でお願いできますか?」
澪「あ、はい。大丈夫です…」
古泉「そうですか、それはよかった」
古泉「では僕はこれで…」
ガラッ
澪「あ、あの!」
古泉「…何でしょう?」
澪「あ、な、名前!名前…教えてください」
古泉「…」
古泉「古泉一樹です。貴女は?」
澪「秋山…澪。です…」
古泉「秋山さん、ですか。…いい名前をお持ちですね」
澪「あ、ありがとう…」
古泉「では僕はこれで…さようなら。秋山さん」
澪「は、はい…さようなら」
ピシャ
澪「古泉…君」
古泉「古泉一樹です。貴女は?」
澪「秋山…澪。です…」
古泉「秋山さん、ですか。…いい名前をお持ちですね」
澪「あ、ありがとう…」
古泉「では僕はこれで…さようなら。秋山さん」
澪「は、はい…さようなら」
ピシャ
澪「古泉…君」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~閉鎖空間~
グオオオオオオオ…
ズズンッ
古泉「…これはまた大きな神人ですね」
新川「おそらくかなり情緒不安定なのだろう。気を引き締めろ古泉」
古泉「もちろんです。では行きましょう」
バチバチッ
グオオオオオオ…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~閉鎖空間~
グオオオオオオオ…
ズズンッ
古泉「…これはまた大きな神人ですね」
新川「おそらくかなり情緒不安定なのだろう。気を引き締めろ古泉」
古泉「もちろんです。では行きましょう」
バチバチッ
グオオオオオオ…
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~機関本部~
ガーッ
古泉「…只今戻りました」
森「お疲れ古泉、今日はちゃんと間に合った?」
古泉「あの時計の時間、僕の全速力でやっと間に合うくらいでしたよ?勘弁して下さいよもう…」
森「当たり前じゃない。古泉の行動力やら走力やら計算して時間設定したんだから」
古泉「…その計算、ハプニングが起きた時の事を考えてなかったでしょう?」
森「え、まさか何かあったの?」
古泉「大ありですよ。お陰で見事にアウトでしたよ…」
森「ゴメンゴメン。まさか古泉に限ってそんな事ないだろうって思ってたもん」
古泉「僕だって普通の人間ですよ?完璧超人は涼宮さんの前だけにして下さい…」
ガーッ
古泉「…只今戻りました」
森「お疲れ古泉、今日はちゃんと間に合った?」
古泉「あの時計の時間、僕の全速力でやっと間に合うくらいでしたよ?勘弁して下さいよもう…」
森「当たり前じゃない。古泉の行動力やら走力やら計算して時間設定したんだから」
古泉「…その計算、ハプニングが起きた時の事を考えてなかったでしょう?」
森「え、まさか何かあったの?」
古泉「大ありですよ。お陰で見事にアウトでしたよ…」
森「ゴメンゴメン。まさか古泉に限ってそんな事ないだろうって思ってたもん」
古泉「僕だって普通の人間ですよ?完璧超人は涼宮さんの前だけにして下さい…」
森「はいはい…あ、そういえば古泉」
森「今日の夕方頃、さっきのとは違う種類の閉鎖空間が発生したんだけど…貴方何か知らない?」
古泉「閉鎖空間ですか?僕は呼ばれた記憶がないのですが…」
森「ああ別に大した規模じゃなかったから気にしなくていいのよ。ただ理由が分かってるなら報告しなさい」
古泉「そうですね…今日僕と彼が部室に行くのを疎かにしていたのが原因かも知れません」
古泉「もちろん涼宮さんには遅れるとメールを送っていたのですが…不味かったでしょか?」
森「なぁんだ、そのくらいで閉鎖空間発生させちゃうなんて涼宮ハルヒも幼稚ね…」
古泉「それが彼女という人間ですからね…」
森「キョン君も大変ね…自分の行動を制限してまであの子に付き合わなきゃいけないのだから」
古泉「それは僕達も同じですよ」
森「まぁそうだけど、私達は別に恋人とか勝手に作っていい訳で…あ」
森「今日の夕方頃、さっきのとは違う種類の閉鎖空間が発生したんだけど…貴方何か知らない?」
古泉「閉鎖空間ですか?僕は呼ばれた記憶がないのですが…」
森「ああ別に大した規模じゃなかったから気にしなくていいのよ。ただ理由が分かってるなら報告しなさい」
古泉「そうですね…今日僕と彼が部室に行くのを疎かにしていたのが原因かも知れません」
古泉「もちろん涼宮さんには遅れるとメールを送っていたのですが…不味かったでしょか?」
森「なぁんだ、そのくらいで閉鎖空間発生させちゃうなんて涼宮ハルヒも幼稚ね…」
古泉「それが彼女という人間ですからね…」
森「キョン君も大変ね…自分の行動を制限してまであの子に付き合わなきゃいけないのだから」
古泉「それは僕達も同じですよ」
森「まぁそうだけど、私達は別に恋人とか勝手に作っていい訳で…あ」
古泉「…」
森「ごめんなさい…貴方のいる前で」
古泉「いえ、気にしないでください」
古泉「僕は恋人以前に…女性に魅力を感じる事ができませんので」
森「…アレ系?」
古泉「いえそうではなくて…何と言うのでしょうか」
古泉「今まで女性に何度か交際を求められたのですが…どの人にも心惹かれる事はありませんでした」
古泉「僕を彼氏にして自慢したいという人達ばかりでしたからね」
古泉「下心が見えた瞬間、何故か自分を見下されている様に感じてしまうのですよ…」
森「…それは単に相手が悪かっただけじゃないの?」
古泉「もしかすると『僕』だからかもしれません」
古泉「誰にでも背広く接しているので…軽い男だと思われているのでしょうね」
森「…頑張りなさい」
古泉「ありがとうございます…では僕はこれで」
森「はい、お疲れ様」
ガーッ
古泉「あ、森さん」
森「ん?何?」
古泉「…僕の家の鍵、返してください」
森「…嫌だと言ったら?」
古泉「それまでじゃないですか!僕が貴女に勝てる訳無いでしょう!?お願いですから返して下さいよ!」
森「返して欲しければ殺してでも奪ってみなさい?じゃね」
古泉「あっ!森さん!?」
ガーッ
古泉「全く。これでは涼宮さんが一人増えたみたいじゃないですか…」
古泉「今度防犯センサーでも付けておきましょうか?」
古泉「…」
古泉「いや、あの人にそんな玩具が役に立つ訳無いですよね…ハァ」
・・・・・・・・・・・・
澪「…」カリカリ
澪「ふぅ…」
パタンッ
澪「…」
「古泉一樹です。貴女は?」
「秋山さん、ですか。…いい名前をお持ちですね」
澪「…」
ピリリリリ…
澪「!?」ビクッ
澪「何だ唯か…」
ピッ
唯「澪ちゃん澪ちゃん!ちょっと聞きたい事があるの!」
澪「何だよ唯、もうかなり遅いぞ?」
唯「澪ちゃんはカレー味のアイスとアイス味のカレーどっちがいいと思う?」
澪「…は?」
唯「わたしずーっと気になってて夜も眠れなくなっちゃったの!」
澪「…唯」
唯「ほぇ?なーに澪ちゃん?」
ピリリリリ…
澪「!?」ビクッ
澪「何だ唯か…」
ピッ
唯「澪ちゃん澪ちゃん!ちょっと聞きたい事があるの!」
澪「何だよ唯、もうかなり遅いぞ?」
唯「澪ちゃんはカレー味のアイスとアイス味のカレーどっちがいいと思う?」
澪「…は?」
唯「わたしずーっと気になってて夜も眠れなくなっちゃったの!」
澪「…唯」
唯「ほぇ?なーに澪ちゃん?」
澪「ゴメン、私的にそのセンスはないわ」
唯「はぅわ!?澪ちゃんにセンスないって言われちゃった!」
澪「おい!『私に』ってどういう意味だ!それはアレか!?私のセンスは悪いって言うのか!」
唯「あぁそういう意味じゃないの澪ちゃん!わたしはただ…」
澪「言われなくても分かってるよ…」グスン
唯「大丈夫だよ澪ちゃん!澪ちゃんの歌はとっても凄いよ!もっと自身を持って!」
澪「…ホントに?」
唯「うんっ!」
澪「そっか…私は大丈夫なんだな」
唯「じ…じゃあ澪ちゃん、また明日ねっ。バイバ~イ」
澪「ああ、また明日」
唯「はぅわ!?澪ちゃんにセンスないって言われちゃった!」
澪「おい!『私に』ってどういう意味だ!それはアレか!?私のセンスは悪いって言うのか!」
唯「あぁそういう意味じゃないの澪ちゃん!わたしはただ…」
澪「言われなくても分かってるよ…」グスン
唯「大丈夫だよ澪ちゃん!澪ちゃんの歌はとっても凄いよ!もっと自身を持って!」
澪「…ホントに?」
唯「うんっ!」
澪「そっか…私は大丈夫なんだな」
唯「じ…じゃあ澪ちゃん、また明日ねっ。バイバ~イ」
澪「ああ、また明日」
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