元スレ女騎士「私は女であることなど捨てたのだ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
353 = 346 :
落ちません様に
354 :
ちょっとお母様無理あるだろ
355 = 332 :
バビロン捕囚
356 :
捕手
騎士はユリアシュバルツ大尉に変換された
357 :
絶対に落とすなよ!
358 = 192 :
ほ
360 :
あれほど鬱展開はやめろと……
あぁ鬱展開ですか、そうですか
361 = 192 :
だが待って欲しい
あと100レス続くんだから大どんでん返しがあるのではないだろうか
363 :
>>354
いや、フラグが兵士同士の会話でたってた
364 = 192 :
ほ
365 = 209 :
読む前ほ
366 = 192 :
おやすみほ
367 :
うほっ
368 = 207 :
保守ッス
369 = 233 :
おはようしえん
370 :
普通のSSだと欝展開勘弁だけど、これはがっつり行って欲しいw
371 :
今起きたしえん
372 :
支援と保守の違いも保守間隔もわからないクズばっかだな
373 = 196 :
みんなおはよう、そしてほすってた奴らthx
374 = 193 :
――――時は遡る
騎士(…あれは……王妃?)
騎士(誰と話して……)
王妃「…もう何度目の失敗ですか」
魔物「すんません、邪魔が入ったようで」
騎士「……!?」
騎士(王妃が…魔物と!?)
375 = 193 :
王妃「邪魔……あの騎士の事ですか」
魔物「それさえなきゃ、ちゃんと殺せてたんだ」
王妃「あの女……わざわざ非番の日に襲わせたと言うのに」
王妃「しかし、あれも怪我をし、しばらくは動けまい」
王妃「すぐにでも始末をしてもらいたいのですが」
魔物「そら無理な話だ、こっちだって暇じゃないんでね」
魔物「少なくとも1ヵ月以上は先になる」
王妃「……次の事はまた今度話しましょう」
王妃「夜はあまり外に出れないのでね」
376 = 193 :
騎士(…どういう事だ…王妃が姫を…)
騎士(王妃が魔物を仕向けていただと!?)
騎士(こんな事があってたまるか…!!)
騎士(どうする…城中に広めるか?)
騎士(…いや、それはだめだ。 姫の耳にも入ってしまう)
騎士(愛する母親に狙われていたなどと知られてはいけない…!!)
騎士(しかし、このまま放っておくわけにもいかない)
騎士(どうすれば…)
騎士「…………」
378 = 193 :
姫「騎士、行ってらっしゃい」
騎士「はい。 また二週間後に帰って参りますので」
姫「うん。 気をつけてね」
騎士(魔物たちも一ヶ月は攻めてきたりはしない)
騎士(私も同じ程戦うことはできない……ならば)
騎士(その間に魔物の巣を見つけ出す)
騎士(そして、復帰次第――…)
379 :
おはよう支援
380 = 193 :
――
盗賊a「ずびばぜん、ずびばぜん…! 許じで下ざい…!!」
盗賊b「ぬ、盗んだものは、返しますから…!!」
騎士「別に私は盗品を奪還しに来たわけではない」
騎士「訊きたいことがある
魔物の住処を知っていたら教えろ、盗賊なら国中を走り回っているだろう」
盗賊a「へ、へぇ。 ち、地図を……」 ペラッ
盗賊a「こ、ここらへん…俺ら盗賊の間で、絶対に通ってはいけないと…」
盗賊a「洞窟…ま、魔物のでかい巣があるから、近づいてはいけないと……」
騎士「ふむ…」
騎士(ここなら魔物が城に襲撃に来る方向や旅人の噂とも一致する)
381 = 193 :
盗賊a「……」チラ
盗賊a(盗賊b、今だやれ―――!)
ガキィィンッ
盗賊b「あ、あ……」 ポロ
騎士「私は貴様等を殺すつもりはないんだが…
望むのなら殺してやってもいいぞ、私は躊躇しないからな」
盗賊b「ひ、ひぃぃ……」
盗賊a「お…女のくせに…女のくせに……ッ!」
騎士「……」 スッ
ゴキンッ
盗賊a「があああああああッッ!! 腕がッ腕がぁぁああああ!!!」
382 = 193 :
村長「あ、ありがとうございました。 盗賊を捕まえて下さって」
村長「御蔭で家宝の壷も無事に返ってこれました」
村長「何かお礼を。 村人も皆歓迎するでしょう」
騎士「ありがとう御座います、しかし生憎時間がないので…」
騎士「そうだ、周辺の村などからの、魔物に関する噂があれば是非」
村長「そ、そんなもので宜しいのでしょうか」
騎士「はい」
村長「分かりました。 ええと――」
383 = 193 :
騎士(次はこの村……時間的にも最後になりそうだな)
騎士「Go,go」
馬「ブルルフッ」 パカラッ
騎士「…済まないな、もう少しだ。 帰ったらゆっくり休ませてやるからな」
騎士(国内の魔物の住処は大きく分けて5ヵ所……)
騎士(城に襲撃に来た魔物の形態はその内最も勢力を持つ所)
騎士(前に姫を攫った魔物もそこからの派生だった。 場所もそう遠くはない)
騎士「……」
384 = 193 :
――
兵士A「魔物…!」
兵士B「姫様、すぐに避難所へ――」
騎士「待て!」
騎士「避難所は恐らく危険……このまま、この部屋にいた方がいい」
姫「えっ」
兵士A「隊長、何を――」
騎士「いいから! お前たちは姫から離れるな!」
姫「騎士は! 騎士はどこに行くの!?」
騎士「離れたところでおびき寄せます。 では」
姫「あっ――」
385 = 193 :
タタタタタッ
騎士(避難所の場所…王妃ならすべて把握していてもおかしくはない)
騎士(魔物側にその場所が知れ渡っていたとしたら、下手に動かない方が得策)
騎士(何度も襲撃の邪魔をした私ももちろん狙われていることだろう)
騎士(私が常に姫の傍にいると思っているとしたら、危険……)
騎士(一緒に居てはいけない――!)
騎士「ぉらァ!」
ドシュッ
魔物「ヒ……」 ドサ
386 = 233 :
きたな
387 = 193 :
騎士(今すべきは、この襲撃に乗じて王妃を――)
騎士「…!!」
ザッ…
魔物「…お前は姫の女近衛兵。 姫はどこだ」
騎士「邪魔だ。 退け」
魔物「姫の場所まで案内してくれんなら退いてやる」
騎士「ふん……ふざけたことを!」 バッ
ヒュッッ ギリギリギリギリッ
魔物「…っぶねぇ!」
騎士「時間が惜しい、邪魔をするな!」
388 :
ヒーハー!
389 = 193 :
「魔物が撤退したぞォォ!!」
「「ウオオォォオオオオオッ!!」」
騎士「……チッ」
騎士(間に合わなかったか)
騎士「……む」 ツツー
騎士(血…、かすったか。 選りによって頭、隠せないな…)
騎士(……また姫に叱られる)
騎士「……戻るか」 グイッ
390 :
ティッシュ用意したんだが…あれ?
391 = 193 :
王妃「近衛に貴女からの荷物を受け取りました」
王妃「けど……開ける前に、魔物に焼かれてしまいましてね」
姫「…! そんな…」
騎士「…!!」
騎士(……こいつ)
騎士(嘘だ)
騎士(あの見下すような、氷のように冷たい目)
騎士(この女、自分の手で)
騎士(姫の、愛情の籠った贈り物を)
騎士(それを分かって)
騎士(姫を泣かせた)
騎士(……誰が許すものか)
392 :
支援
騎士が好きなので今絵を描いてる
うpしてもいいものか
393 = 193 :
騎士「…兵士A、兵士B」
兵士A「はい」
兵士B「うい」
騎士「…話がある。 少し付き合え」
兵士A「話とは」
騎士「……ここは些か静かすぎる」
騎士「移動するぞ」
兵士B(…他人には聞かれちゃ困る話ってわけか)
394 :
しぇん
396 = 210 :
しえんぬ
397 = 193 :
騎士「おい、今空いてるか」
医師「ん、騎士か。 俺の分の患者は終わって他のに手をだそうとしてたんだが」
騎士「なら丁度いい、私を診ろ」
医師「あ? そんな悪そうには見えんが……まぁいいや鎧脱げ」
兵士B「えーと隊長、俺ら外で待ってましょうか」
騎士「いい、部屋に入ってろ、このまま話す」
兵士B「はぁ」
兵士A(衛生面を考え医療塔は石造りであり、声が外に漏れにくい)
兵士A(加えて今日の魔物の襲撃の為怪我人が多く、紛れやすい……)
兵士A「……それで、話とは」
騎士「……そうだな、…単刀直入に言えば」
騎士「明日、王妃を殺しに行く」
398 :
やっとおいついた。
しへん
399 :
追いついた紫煙
400 = 348 :
おはよう支援
みんなの評価 : ★★
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