元スレ唯「へんしん!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
51 = 1 :
さわ子「当たり前だけど、全ての人間が死後、オルフェノクになるわけじゃないの・・・ほんの一握りの人だけなのよ」
和「それがなぜ、私なんかが・・・」
さわ子「当初は、オルフェノクによって殺された人が、覚醒するのではないかと思われていたわ」
和「・・・まるで、感染するように・・・」
さわ子「そうね・・・でも違った。確かに被害者の中には覚醒する者もいた。でも、例外もあるのよ。けして無視できない数字で」
さわ子「私は一つの仮説を立てた。人間の中には死後、オルフェノクになる『素質』を備えた者がいる・・・と」
さわ子「そして、素質を持つ者、覚醒した者だけが、それを判別できる・・・と」
さわ子「・・・少し話が逸れるけれど、人間は生き物よね。生き物である異常、危険を本能的に回避する、勘があるのよ」
さわ子「おそらく、素質保有者と覚醒者には、それがない」
唯「どーゆーこと・・・?」
52 :
唯のどーゆーことは最後の一文に対してじゃなくて
会話そのものについていけてないって意味だよな?
53 = 48 :
猿支援
澪が大学ぼっちで、律が寿司職人になるヤツも落ちちゃったのか…
社会的(?)で良かったんだがなあ…
54 :
本当だ寿司職人落ちてるじゃないか 見たかったのに
55 = 35 :
オルフェノクって555だっけ
56 = 1 :
さわ子「危険を回避できないから・・・自然とオルフェノクと衝突する」
さわ子「つまり、オルフェノクに殺されてしまうようなシチェーションに入りこめる時点で、素質があると言えるのよ」
さわ子「逆に・・・オルフェノクが襲うのは、オルフェノクになる者だけ、とも言えるわ」
和「それで、被害者と加害者がオルフェノクである可能性が高い、と・・・」
さわ子「そう・・・おそらく和ちゃんを襲ったのは、覚醒した者だと思われるの。首がとれてたんでしょ?」
唯「すっぽり・・・」
さわ子「よね・・・もし通り魔や殺人鬼だったら、路上で人の首を撥ね飛ばすようなこと、できないもの」
和「ちゃ、ちゃんとくっついてますか?」
さわ子「大丈夫よ」
57 :
乾巧のせいだ・・・
58 = 1 :
さわ子「だから多分・・・唯ちゃんにも素質が」
唯「ほえ・・・死んでも生き返れるってこと?」
さわ子「そんな便利なものじゃないのよ・・・覚醒したときに自我を保てるものは殆どいない・・・」
さわ子「暴走し、新たな犠牲者を生みだしかねないの・・・」
唯「で、でも・・・和ちゃんはこうして」
さわ子「そう・・・そこなの。唯ちゃん、あなた、何をしたの?」
唯「えっと・・・ギー太で殴っちゃって・・・」
さわ子「・・・ちょっと、見せてくれる?」
さわ子「・・・普通のレスポールよね・・・」
さわ子(でも・・・唯ちゃんの手にある時・・・一瞬・・・赤いギブソンに見えた・・・)
59 :
555の映画は名作
映画はね
60 = 7 :
劇場版φの海堂さんは泣ける
61 = 1 :
さわ子「さっき銃弾を素手で弾いたことからみても・・・唯ちゃんも普通の人間じゃないようね」
唯「とくになんにも変んないよ?」
さわ子「そうね・・・けがも残ってるし・・・」
和「あの・・・先生・・・」
さわ子「何かしら」
和「それじゃ・・・先生は、もしかして」
さわ子「・・・ええ」
さわ子「オルフェノクなの」
62 = 20 :
スタンデバーイ
変身!
コンプリート
63 = 11 :
さわちゃん支援
64 = 1 :
さわ子「私が死んだのは・・・10年前のこと・・・」
さわ子「ライブの帰り道に、何かに吹き飛ばされて・・・」
唯「・・・・・・」
さわ子「気が付いたら、自分の体が、見たこともないような形になっていたの・・・」
さわ子「何が起きたか分からなかった・・・ショックだったわ」
さわ子「でもパンクな格好だから、まぁいいか、と思って」
唯「えー」
65 :
移転してたのか
びびった
66 = 1 :
さわ子「落ち着くと、元の姿に戻っていたの」
さわ子「その後も、度々私は変身した・・・ふられた夜、タンスの角に小指をぶつけた時、深爪した時・
・・」
さわ子「誰にも相談できずに・・・孤独だったわ」
和「先生・・・」
さわ子「そんな時、私と同じ、覚醒した人に出会ったの・・・いや、戦ったというべきかしら」
67 = 11 :
さわちゃん変身する理由がwww
68 = 1 :
さわ子「落ち着くと、元の姿に戻っていたの」
さわ子「その後も、度々私は変身した・・・ふられた夜、タンスの角に小指をぶつけた時、深爪した時・・・」
さわ子「誰にも相談できずに・・・孤独だったわ」
和「先生・・・」
さわ子「そんな時、私と同じ、覚醒した人に出会ったの・・・いや、戦ったというべきかしら」
69 :
先生wwww
70 :
大事なことだから覚えておけよー
71 = 1 :
さわ子「その人は突然襲いかかってきたの・・・変態かと思った」
さわ子「首を絞めようとしてくるから、必死に抵抗してたら・・・変身しちゃって」
さわ子「その人をすごい力で突き飛ばしたの・・・そしたら、その人も変身して」
さわ子「何がなんだかわからなかったわ・・・ライブより激しかった・・・」
さわ子「どちらも疲れ切ったころに、変身が解けてね」
さわ子「『暴走していないなら・・・見逃しておこう』とか言われて」
さわ子「私は必死で縋りついたわ・・・『どうなっているのか教えて、この体がなんなのか教えて』ってね」
さわ子「そしてオルフェノクのこと・・・彼がオルフェノクを駆逐しようとしていることを知ったわ」
72 = 35 :
俺もオルフェノクになりたくなってきた
73 = 11 :
>>72
フェイタスいる?
フェルビナクってやつなんだけど
74 :
ヘビ(メタ)オルフェノク
75 = 1 :
さわ子「それから・・・彼と一緒に、オルフェノクを探し出し、狩る日々が始まった」
さわ子「苦痛だったわ・・・いくら姿は違っても、同じ人間を・・・」
和「・・・・・・」
さわ子「彼は言っていた・・・
『オルフェノクを見つけ出せるのは、オルフェノクだけだ・・・その時代に生まれた者が、その時代を守らなきゃいけない』
・・・それが、覚醒した者の使命だって」
さわ子「彼は戦闘で命を落としたけど・・・思いは私が引き継いだ」
さわ子「今は私が・・・守る番なのよ」
76 :
さわちゃん先生…
77 = 11 :
さすが俺の嫁ちゃん・・・!
78 = 1 :
さわ子「だから、和ちゃん。困ったことがあったら、相談して。力になるから」
和「・・・はい」
さわ子「さて、もう遅いし、ふたりとも帰らないとね・・・私がおくっていくわ」
唯「あの・・・」
さわ子「何かしら?」
唯「パン粉もらえますか・・・?」
79 = 1 :
唯「ただいま・・・」
憂「遅かったね、おねえちゃ・・・どうしたの!?」
唯「う、うーん」
憂「すり傷だらけだし、ギターのケース割れてるし・・・何があったの!?」
唯「こ、ころんじゃって、たはは」
憂「転んだからってそんなにならないよ・・・」
唯「あ、パン粉だよ!ういー」
憂「お姉ちゃんってばぁ・・・」
80 = 11 :
Wii「お姉ちゃん・・・」
82 = 35 :
士きもいから嫌い
83 :
移転はしゃーない
84 = 1 :
音楽室
律「でさー今日一日中、私に教科書借りるんだぜ、唯のやつ」
唯「ごめんねー、りっちゃん」
律「別にいいけどな、どうせ授業つまんないし」
梓「それにしても、教科書と鞄が破れちゃうなんて、何してたんですか?先輩」
唯「い、いやぁ、ちょーっと、ねえ」
紬「そういえば、澪ちゃんは?」
律「ああ、あいつ、家庭科の後片付けがあるから、遅くなるってさ」
唯「ふーん」
アナウンス『・・・家庭科室で火災が発生しました。校内に残っている生徒は、教員の指示に従って、速やかに避難してください、繰り返します・・・』
律「・・・おいっ!」
85 = 1 :
梓「ど、どうしましょう」
律「か、家庭科室いってくる!」
がしっ
律「は、放せよ、ムギ!」
紬「ダメです!避難しないと!」
律「でも、澪、澪がっ!」 だっ
紬「ダメっ!」
梓「せ、先輩・・・」
梓「唯先輩が、追いかけていっちゃいました」
紬「そんな・・・」
86 = 1 :
さわ子「放送は聞いたわね!早く避難しなさい!」
梓「せ、先生、律先輩と唯先輩が、家庭科室に!」
さわ子「な・・・わかったわ、私が連れ戻すから、非常階段へ向かいなさい!」
梓「は、はい!」
紬「・・・・・・」
さわ子「・・・どうかしたの?琴吹さん、早く避難しないと!」
紬「・・・いえ、なんでもありません。梓ちゃん、行くわよ」
87 = 20 :
ムギのやつめ、、、。
88 = 1 :
律「澪ー!みーおー!」
唯「りっちゃん、危ないってば!」
律「げほげほ・・・くそっ、なんにもみえない・・・澪、返事しろぉ!」
ガチャガチャ
律「くそっ、鍵が・・・あれ、ふらふらする・・・」 ばたん
唯「りっちゃん!?」
89 :
ゆ、ゆ、唯ちゃんがオルフェノクだって!!!!
90 = 1 :
唯「りっちゃん!しっかりして!」
律「う・・・」
唯「お、おもいー・・・」
さわ子「二人とも、無事!?」
唯「さわちゃん、りっちゃんがっ!」
さわ子「一酸化炭素中毒ね・・・一緒に運ぶわよ!」
唯「でも、中に澪ちゃんが!」
さわ子「くっ・・・あれ、唯ちゃんは大丈夫なの?」
唯「え、あ、そういえば」
さわ子「覚醒していないのに・・・じゃあこうしましょう。私が田井中さんを運ぶから、唯ちゃんは秋山さんを!」
唯「えっ、はい!」
91 = 1 :
家庭科室
和「澪!しっかりして!」
澪「こわいよこわいよ・・・あついよ・・・」
和「どうすれば・・・!」
ガシャーン
怪人「ドゥルルッ・・・」
和「な、なんなの!?」
澪「ひっ・・・」 がくっ
怪人「ダグアァアア!」
和「きゃあああ!」
92 = 1 :
ドッ ズサ
和「う・・・ぐ・・・」
怪人「グドゥルルルル・・・」
和「このままじゃ、澪が・・・!」
和(どうしよう・・・どうすればいい・・・)
和(・・・そうだ・・・私は・・・)
和(・・・澪は気絶してる・・・やるなら、今しか・・・!)
和「・・・変、身!」
ギャイ―――ン――――
93 = 11 :
唯のある意味まっすぐな性格って、正義の味方に良いのかもしれんね
94 = 1 :
唯「扉あけなきゃ!」
じゅっ
唯「あっつー!」
唯「ふー、ふー・・・」
唯「こうなったら、けとばして開けないと・・・えいっ!」
ドガッ ドガッ
唯「つー・・・小指がぁ・・・」
唯「おかしいな・・・なんで普通の力しか出せないんだろう・・・煙は大丈夫なのに・・・」
唯「・・・あ!そうだ!ギー太とってこよう!」
95 = 1 :
家庭科室
和「・・・これが・・・わたし・・・」
和「と、戸惑ってる場合じゃない・・・澪を守らないと!」
怪人「ヅウウッ、ドルルル」
和「う、うわあああっ!!!」
私は思い切り踏み込み、怪人の頭を蹴り上げる
よろめいているところで頭をつかみ壁に押し当て、
和「ああ゛ああああああああ!」
疾走し引きずった
いやな色の液体がそこら中に飛び散る
怪人「ヅ、ヅ・・・ドルルラァ!」
首をつかまれた
振りほどこうとするが力が入らない
そのまま振り飛ばされて壁にぶつかる
和「うぐっ・・・ごふぁっ・・・」
気づくと、変身が解けてしまっていた
96 = 11 :
ギターで変身とかかっこよすぎる・・・!
97 = 1 :
和「う・・・、ふふふ」
動けない私に怪人が近づいてくる
和「時間稼ぎには・・・なった、かな・・・」
・・・誰か、お願い。澪を・・・守って、あげて・・・
薄れゆく意識の中で最後に見えたものは、吹き飛ぶ扉と
ギターを構えた・・・え・・・ギター・・・?
98 = 1 :
唯「澪ちゃーん!助けにき・・・うぎゃあ!」
怪人「グルルルルル・・・」
唯「ちょ・・・えええ?まさか・・・澪ちゃんも・・・?」
和「ゆいー!うしろうしろー!」
唯「あ、和ちゃんも居たの!・・・あ、ほんとだ、澪ちゃん気絶してる・・・じゃあこれ誰?」
怪人「ドルアアアアアア!」
唯「うるさい!」
メギャッ
怪人「ウガアア・・・グ!」 バリィーン
唯「あ、逃げた!」
99 :
ぷよぷよ7かと思った
100 = 11 :
さすが唯www無駄に最強ww
みんなの評価 : ★★
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