元スレ唯「へんしん!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
701 = 676 :
ふぁ
702 = 669 :
律「・・・どうしようか」
唯「和ちゃんとムギちゃん探さなきゃ・・・」
憂「それは私が行くよ」
律「・・・頼む」
唯「あれ・・・誰か忘れてるような・・・」
律「唯は私と一緒に・・・あいつを追うぞ」
憂「・・・じゃ、気をつけて」
律「おう」
その頃
サラ「さっさと登るでスよ!」
梓「うるさいです!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガ
703 :
ムギが555とか、かなりかっこいいぜ!
704 = 669 :
紬「はぁあああ!」 バキッ
和「えいっ!うおああああ!」 ガシッ ブンッ
ドシャッ
怪人「グルルルル・・・」
紬「くっ・・・」
和「キリが無いわね・・・」
紬「何か・・・決定打がないと・・・」
憂「うわっ!特撮ヒーローショー!」
紬「憂ちゃん!?」
705 :
誰か忘れてるような…って唯にそんな事言われると凹む
706 = 669 :
憂「あれ・・・紬さんと和さん?」
紬「ど、どうしてわかったの?」
憂「身のこなしでわかりますよ・・・そっちの人は・・・ちょっとわかりません」
和「憂ちゃん、危ないっ!」
怪人「ガルルッ!」
憂「おっと!」 しゅたっ
和「すごい・・・」
紬「・・・そうだ・・・憂ちゃんがいれば・・・」
707 = 703 :
もう少し早く投下してくれ。
708 = 669 :
紬「憂ちゃん、協力して!」
憂「この怪人を殺せばいいんですか?」
紬「・・・・・・」
『一人じゃ耐えきれないときは・・・誰かを頼っていいの』
『・・・あなたがそれを守ろうとするのはなぜ?』
紬(・・・先生・・・)
紬「・・・殺しちゃダメ!生け捕りにします!」
憂「そういうの、苦手だなぁ・・・」
紬「・・・作戦を伝えます!」
709 = 669 :
紬「和ちゃんはオルフェノクを抑えて!倒す必要はないから、無理のないように!」
和「わかったわ!」 ガシッ
紬「憂ちゃんには・・・このファイズドライバーを破壊してもらう」
憂「それって、どういう・・・」
紬「この機械は・・・試作段階のもので、出力が安定していない・・・それなら」
紬「制御回路だけを断ち切って、強い衝撃を与えれば、大爆発を起こすはず!」
憂「なるほど・・・これを危ない状態にして、あの怪人にぶつければいいんですね」
紬「そうよ・・・頼めるかしら」
憂「・・・やってみましょう」
710 = 669 :
紬「それじゃ・・・頼んだわ」
『 deformation. 』 スチャッ
憂「・・・細かいなぁ、これ・・・」
憂「・・・!!!」カッ
憂「できました!」
紬「和ちゃん、準備はいい?」
和「早く、し、てっ!」 バタバタ ガシ
怪人「ウグルォオオオオ!」
憂「・・・えいッ!」 ブンッ
和「さ、先に言ってよッ!」 シュバッ
怪人「グルル・・・ウ?」
ドガァーン
711 :
カブトはかっこいい
712 = 669 :
怪人「ガ・・・ア・・・」 ドサッ
和「や、やった・・・」 しゅううううう
紬「さて・・・今回の暴走オルフェノク・・・誰だったのかしら」
怪人「」しゅううううううう
憂「・・・あれ?律さんにそっくりですね」
紬「・・・聡くんだったの・・・」
聡「・・・・・・く・・・」
和「も、もう大丈夫なの?」
紬「当分はね・・・」
プルルルル ガチャ
紬『斎藤?オルフェノクを無力化しました、搬送なさい』
ツー
713 = 669 :
和「そ、そうだ、律ちゃんは?」
憂「もう立って歩いてましたよ」
紬「そんな、ばかな・・・」
憂「それより・・・山中先生が・・・」
和「・・・うそ」
憂「・・・・・・」
紬「あの人らしいわ・・・教え子を庇って死ぬなんて」
紬(そういえば十年前も・・・本気で私を庇ってたんだっけ・・・)
紬(・・・私って・・・なんでこんなに馬鹿なの・・・)
憂「先輩・・・ハンカチどうぞ」
714 = 676 :
ほほ
715 = 669 :
律「いたぞ、あそこだ!」
唯「で、でかい・・・」
ロードブレイザー『ナンダ・・・マダ居タノカ』
律「澪を返せよッ!」
ロード『フン・・・焼キ払ッテクレル!』
律&唯「「うわあああ!」」
ゴオオオオオオオオオオオオオオ
律「う・・・あれ」
唯「・・・無事、だね」
サラマンダー「間に合いましたね」
梓「唯先輩、律先輩!」
唯「あずにゃん!」
716 = 669 :
ロード『ナニ・・・我ガ焔ヲ受ケ止メタダト・・・』
サラ「けっ・・・お前がどんな世界の火の悪魔か知らんでスけど」
サラ「地球での火のプロは・・・ボクなんでスからね!」
律「なんだこのトカゲ」
サラ「トカゲゆーな!」
唯「かわいーい」
サラ「えへへー」
梓「サラくんかっこわるい・・・」
ロード『コ、小癪ナッ・・・!』
717 = 676 :
ほほ
718 = 669 :
憂「お姉ちゃん!」
唯「うい!」
紬「皆さん、大丈夫ですか!」
律「みんな!」
和「うわ・・・何よこいつ・・・でかすぎでしょ!」
ロード『オノレ、チョコザイナ!マトメテ叩キ潰シテクレルッ!』 ブンッ
ガッキーン
唯「させないよ・・・そんな真似!」
ロード『グッ・・・』
憂「線は・・・点はどこなの・・・こいつ!」
719 = 669 :
サラ「あずさ、早く変身するでスよ!」
梓「わかった!」
梓「「ちぇんじ、みらくる、あずにゃんにゃん!」」
サラ「シフト、サラマンダー!」
キュピ――――ン
梓&サラ「「エレメント・モード!コンプリート!」」
律「う、うおお・・・テレビで見るみてーだ・・・」
紬「なにこれ・・・」
720 = 669 :
ヒュン ザクッ
和「そ、空から剣が・・・」
『りつ・・・律!』
律「この声・・・澪なのか!?」
『よくわかんないけど・・・今、私は半分、律の中にいるみたいだ』
律「私の、中に・・・」
『・・・律、その地面に刺さってる剣を抜くんだ!』
律「お、おう・・・!」 ぐっ
律「ぬ、抜けねえ・・・」
721 :
おはようございました
722 = 669 :
ロード『マサカ・・・ガーディアンブレード、ルシエド!』
ロード『・・・ハッ・・・英雄デモナイ、タダノ小娘ニ抜ケルヨウナ剣デハナイ!』
律「・・・そいつぁ、どうかな・・・」
ロード『ナニ・・・』
律「確かに私は普通の女の子だ・・・でもな」
律「私には、友達がいる・・・」
律「その友達と一緒なら、なんだって出来る気がする・・・!」
律「いや!できるんだよッ!」
『律・・・そうだよ!・・・ガーディアンブレードは、一人で抜くものじゃない・・・!』
律「英雄でもない?はっ、笑わせるな」
『一人だけの思いじゃなく、誰かと心を合わせて初めて、それが叶うッ!』
律「誰かが英雄になれるのなら、誰だってなれるはずなんだッ!」
律&澪『うおおおおおおおおおおおおおッ!』
キィーン・・・
723 = 669 :
ロード『ナッ・・・漆黒ノ・・・≪剣ノ聖女≫ダトッ!』
律「ドラマーとベーシストを・・・なめんなッ!」
和「か、かっこいい・・・」
紬「鼻血が・・・」
724 = 669 :
ロード『忌々シイ・・・消シ飛ベッ!』
ドグシャアアア
ギシギシシイィ
唯「させないって、言ったよ?」
ロード『オノレ・・・一度ナラズ、二度マデモ止メルノカ!』
唯「・・・よくも、さわちゃんを」
唯「絶対に許さない・・・絶対に、ぜ っ た い に !!」
725 = 669 :
唯(力が湧いてくる・・・あの時と、同じ・・・すごく、あたたかい感じ・・・)
唯(そうだよ・・・すごく簡単だ・・・)
唯(大切なのは、熱い気持ちと、)
唯(抑えきれない想い!)
唯「へんしん!」
ドドド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ドッ チュドオオオオオオオオオオン
726 :
ぱにぽにっぽい宇宙人だと思ったら
やっぱそれ関係だったのか
728 :
あついぜ!今追いついた
729 = 669 :
憂「おっ、お姉ちゃん!」
和「浮かび上がった・・・!」
紬「あの深紅のシルエットはまさか・・・海賊化したというの・・・海賊王アトムスクの力を手に入れたのね!」
梓「あ、あの赤いギター・・・もしかして・・・」
梓&紬「「ギブソン EB-0、61年型ーッ!?」」
梓「ほ、ほんものだ・・・」
唯「・・・いくよッ!」
梓「はいッ!」
律「おうッ!」
730 :
すげえ良い展開だ
身震いした
731 = 669 :
唯「魚へんにブルーでッ!」
唯「さばあああああああああああッ!」 ズダダダダダダダダダダダダダダ キィン
梓「サラくんいくよ!」 サラ「言われなくともでス!」
梓「カイザーフェニックスッ!」 ドグォー ドンッ ゴアアアアアアアアアアアアアアアアア
律「ルシエドの力、澪の想い・・・全部ぶつけてやるっ!」
律「ブーメランフラッシュッ!」 すっ・・・
ザクザクザクザクザクザクザクザク ザシュッ!!!
ロード『ウ・・・マダマダ・・・ニンゲン風情ガッ!』
732 = 728 :
見てるからゆっくりまったりいってくれ
733 :
ちゅーかおもすれぇwwwwwwwwwwww
734 :
これみてハイブリットインセクター見に行ったら更新しててワロタ
面白いがぶっ続けで大丈夫かい?
735 = 669 :
ロード『オロカナ・・・戦ッテイナイ者ヲ狙ワレタラドウスル!』
唯「っ!」
律「ムギ、逃げろおおおおお!」
ロード『遅イ!』
ボッ
ロード『ナニッ・・・ナゼ我ガ焔ガ消エル!』
憂「お前さぁ・・・乱発しすぎなんだよ・・・もう視えちゃった」
ロード『ナ・・・何ヲシタ!』
憂「お前のチカラはさ・・・黒と紅の、綺麗な螺旋で・・・くくっ、ほんとに綺麗だよお」
ロード『タ、タワケッ!』 ズゴァアアアアアアアアアアアアアアアア
憂「あはははは!いいよ、すごくいい!」 ヒュンヒュン シュッ スッ サッ
憂「おしまい?もうちょっとサービスしよーよ・・・ぎゃはは、ぎゃはははははッ!」
736 = 669 :
ロード『ナゼダ・・・ナゼソコマデ闘エル!ナゼ絶望シナイ!』
紬「・・・あなたにはきっと、わからないでしょう・・・」
ロード『グヌ・・・純粋ニ破壊ヲ望ム私ガ、ナゼ、ニンゲンニ敵ワナイ!』
紬「私達は・・・みんなそれぞれ望むものがある」
紬「それでも・・・どれか一つでなく、できるだけ全部を・・・」
紬「みんなの願いを、みんなで叶えようとしてる・・・」
紬「それが一つになった時の強さを・・・弱さを庇いあう強さを、あなたは知らない!」
紬「ひとりよがりの我儘なんかで、私達には敵わない!」
ロード『抜カセ・・・ソンナワケガナイッ!』
737 = 674 :
おはよう支援
738 = 669 :
『もう・・・諦めたら?』
ロード『黙レ・・・タカガ依リ代ノクセニ・・・』
『その依り代の立場から言わせてもらうけど・・・あなたに勝ち目は無いわ』
ロード『ダマレ・・・』
『私の友達は・・・絶対に諦めない』
『私も・・・絶対に諦めない!』
『どんなに邪魔が入ったって、どんなに時間がかかったって、必ずいつか叶うことを信じてるから!』
『私達の未来は、あなたなんかじゃ届かない!』
ロード『ダマレエエエエエエエエエエエ!』
739 = 669 :
梓「今日は絶対に負けません・・・だって、先輩と一緒ですし、」
サラ「今日だけは、ホンモノの・・・魔法少女なんでスから!」
律「何があっても勝ってみせる・・・!」
律「澪を助けるために、ここにいるんだッ!」
唯「理由なんか、考えてなかった・・・」
唯「ただそこに友達がいて」
唯「いっしょに居たのが私だった」
唯「・・・私がそこに居る限り!」
唯「私は私を続けるんだ!」
唯「ずっちずっと、友達なんだ!」
740 = 669 :
梓「今日は絶対に負けません・・・だって、先輩と一緒ですし、」
サラ「今日だけは、ホンモノの・・・魔法少女なんでスから!」
律「何があっても、勝ってみせる・・・!」
律「澪を助けるために、ここにいるんだッ!」
唯「理由なんか、考えてなかった・・・」
唯「ただそこに友達がいて」
唯「いっしょに居たのが私だった」
唯「・・・私がそこに居る限り!」
唯「私は私を続けるんだ!」
唯「ずっとずっと、友達なんだッ!」
741 = 674 :
大事なことなので
742 = 669 :
梓「タンクローリーとロードローラーだッ!」
律「みんなの気持ちが集まってくるッ・・・アークインパルスッ!」
唯「広島カープ、フルスイングッ!」
カッ
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオンッ
ロードブレイザー『ウグ・・・アア・・・グアアアアアアアアアアアアアアアッ!』
ザァアアッ・・・
743 = 728 :
大事なことなので(ry
744 = 669 :
梓「やった・・・やりました!」
和「倒したのね・・・」
憂「もう終わりか・・・」
唯「ふいー・・・うぐっ!」 ずもずもずもずもっ
律「ど、どうしたんだ唯っ!」
紬「・・・あら?頭からでてきたのって・・・」
澪「・・・う、ううん・・・」
律「澪・・・澪っ!」 がしっ
澪「り・・・律、くるしい」
唯「よかった・・・よかったよお・・・」 ぎゅっ
梓「ぐえ・・・」
和「何がなんだか・・・」
紬「・・・アトムスクも、粋なことをしますね・・・」
746 = 685 :
もうすぐクライマックスか…
747 = 674 :
最初から最後までクライマックスだぜ
748 = 669 :
あれから二週間後、さわ子先生のお葬式をした。
と言っても、遺体は無いし、本当のことを先生の両親に話すわけにいかなかったので、公式には失踪人扱いだ。
私達だけで、ムギちゃんが私有地に作ったお墓で、小さな小さなお葬式になった。
みんな泣いてたけど、ムギちゃんだけは涙一つ見せなかった。でも、一番つらそうな顔をしてたのは、ムギちゃんだった。
その後は、ムギちゃんが和ちゃんに、オルフェノクの寿命は凄く短いことを教えたり、りっちゃんの弟の聡くんもオルフェノクだって
ことを説明したので、大変なことになった。りっちゃんは未だに半信半疑で、「・・・実はどっきりなんじゃねーの?」って言っている。
ムギちゃんは、和ちゃんと聡くんを人間に戻す方法を探しているらしい。すごくがんばってるから、見つかるといいな。
澪ちゃんの体も普通に戻ったみたいで、よくわかんないけど、冷え性だってこと以外はオールクリアーらしい。
あずにゃんは新しくペットを飼い始めた、と思ったら、すぐに居なくなったみたい。
「地球を守るのも楽じゃないでス」って言ってたそうだ。かわいかったのになあ。
りっちゃんは、変わらないようで、変わった気がする。なんだか、男っぽくなった感じだ。
あとは、憂が魚を捌くのが上手くなったり、
かっこいいバイクに乗ってベースギターを背負ったお姉さんに「あー・・・もういねーや」って言われたりしたけど、平和だった。
こうして、不自然なくらいに無茶苦茶な、うやむやな話が、まるで最初から嘘だったかのように終わっていく。
失ったものは戻らないし、壊れたものは直らないけど・・・それでも。
「唯先輩、今日は部室に和さんも憂も来てるんですよ、急いでください!」
「・・・うん、いま行くよ!」
みんなの隣に行こうと、私が思った。
おしまい
749 = 673 :
超乙!なかなか熱い展開で面白かった
つぅかこんな時間までよく頑張った、感動した
みんなの評価 : ★★
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