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元スレ女「週末だというのに、遊んでくれる友達がいません」
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女「昼食を一緒に摂りましょう」
男「うん、俺は一人で食うから、お前も一人で食べような」
女「それじゃ寂しいです!友達いないもの同士で一緒に!」
男「うん、俺は友達がいないわけじゃないぞ。ただあいつらが学食利用者で、
俺は弁当持ちなだけだ。あと教室で本読みながら静かに食べるのが好きなんだ」
女「食事中に本を読むのが行儀が悪いと思います」
男「そうだなー、そのとおりだー。
でもお前に常識的なことを言われると不思議な反感が芽生えるぞ」
女「反感なんて弱者の感情です。男くんにはそんな見苦しい心を持って欲しくないです」
男「うん、クラスメイトの、とりわけ女子陣の視線が痛いな」
男「うん、俺は一人で食うから、お前も一人で食べような」
女「それじゃ寂しいです!友達いないもの同士で一緒に!」
男「うん、俺は友達がいないわけじゃないぞ。ただあいつらが学食利用者で、
俺は弁当持ちなだけだ。あと教室で本読みながら静かに食べるのが好きなんだ」
女「食事中に本を読むのが行儀が悪いと思います」
男「そうだなー、そのとおりだー。
でもお前に常識的なことを言われると不思議な反感が芽生えるぞ」
女「反感なんて弱者の感情です。男くんにはそんな見苦しい心を持って欲しくないです」
男「うん、クラスメイトの、とりわけ女子陣の視線が痛いな」
女「男くん!一緒に帰りましょう!」
男「うわー、友人達が一斉に俺の周りから去って行ったぞー」
女「私の可愛さに引け目を感じてるんですね。
でも、自分じゃ釣り合わないって自覚があるだけマシですね」
男「その理屈で言うと、お前の可愛さにひるまない俺は勘違い野郎になるわけだが
女「いや、男くんは友達ですから!」
男「うん、違うよな。お前と友達になった覚えはまだないんだ」
女「一緒に週末を過ごしたじゃないですか!」
男「うわー、クラスメイト達が凄い目で俺のことを見てるぞー。
俺の静かで穏やかな学校生活が終わったー」
女「ところで、なんで今日はそんな投げやりなんですか?」
男「諦めてるんだよ、お前に。あと、さりげなく被害者だということをアピールしている」
女「受け入れてくれたんですね!」
男「違うよな。クラスの皆も頼むから誤解しないでください、俺は普通に過ごしたいんです」
男「うわー、友人達が一斉に俺の周りから去って行ったぞー」
女「私の可愛さに引け目を感じてるんですね。
でも、自分じゃ釣り合わないって自覚があるだけマシですね」
男「その理屈で言うと、お前の可愛さにひるまない俺は勘違い野郎になるわけだが
女「いや、男くんは友達ですから!」
男「うん、違うよな。お前と友達になった覚えはまだないんだ」
女「一緒に週末を過ごしたじゃないですか!」
男「うわー、クラスメイト達が凄い目で俺のことを見てるぞー。
俺の静かで穏やかな学校生活が終わったー」
女「ところで、なんで今日はそんな投げやりなんですか?」
男「諦めてるんだよ、お前に。あと、さりげなく被害者だということをアピールしている」
女「受け入れてくれたんですね!」
男「違うよな。クラスの皆も頼むから誤解しないでください、俺は普通に過ごしたいんです」
男「さて、俺の必死の弁解も虚しく、数日でクラスから友達と呼べる人間が消えたわけだが」
女「あいつら上辺だけの付き合いですからね。自分に利益がなければポイです。
ましてや被害があると思えば蜘蛛の子を散らすように去っていきます」
男「うん、言ってることはわかるし、もともとそんなもんだと思ってたけど、
元凶のお前に言われると、色々とやるせない想いが沸々と出てくるぞ」
女「高校なんて卒業しちゃえばそれまでですから、気にせずにファイト!」
男「巻き込まれた被害者に、巻き込んだ加害者が笑顔で言う台詞じゃないな」
女「あいつら上辺だけの付き合いですからね。自分に利益がなければポイです。
ましてや被害があると思えば蜘蛛の子を散らすように去っていきます」
男「うん、言ってることはわかるし、もともとそんなもんだと思ってたけど、
元凶のお前に言われると、色々とやるせない想いが沸々と出てくるぞ」
女「高校なんて卒業しちゃえばそれまでですから、気にせずにファイト!」
男「巻き込まれた被害者に、巻き込んだ加害者が笑顔で言う台詞じゃないな」
男「特に能動的な虐めが発生していないのが不幸中の幸いだが、
学校で事務的な会話しかしてもらえないのは結構辛いものがあるな」
女「大丈夫です。私なんか大抵が無視ですから、それに比べれば」
男「うーん」
女「でも、男くんという友達がいるから私は平気です」
男「殊勝なことを言っているようで、やっぱり加害者意識が欠如してるよな、お前には」
女「迷惑をかけっても許せるから友達なんです」
男「うん、いい言葉なんだけど、やっぱりお前に言われると複雑だ」
学校で事務的な会話しかしてもらえないのは結構辛いものがあるな」
女「大丈夫です。私なんか大抵が無視ですから、それに比べれば」
男「うーん」
女「でも、男くんという友達がいるから私は平気です」
男「殊勝なことを言っているようで、やっぱり加害者意識が欠如してるよな、お前には」
女「迷惑をかけっても許せるから友達なんです」
男「うん、いい言葉なんだけど、やっぱりお前に言われると複雑だ」
父「どうだー、学校では上手くやってるか?」
女「はい!男くんのおかげで毎日が楽しいです!」
男「うんうん、勝手に答えないでくれな。あと、当然のように夕食に混ざるのは勘弁だ」
父「まあまあ、こうしてお土産を持ってきてくれたんだ、良いじゃないか」
女「ありがとうです。お父様に気に入ってもらえて嬉しいです」
父「いやー、こんないいお酒を貰っちゃって、本当にすまないねえ」
男「買収をする方もする方なら、される方もされる方だと憤慨したい」
女「官民癒着への批判ですね!」
父「日本の政治は確かに酷いけどなー、もっと酷い国は一杯あるんだぞ?」
男「馬鹿と酔っ払いのコンビに負けそうだよ、俺は」
女「はい!男くんのおかげで毎日が楽しいです!」
男「うんうん、勝手に答えないでくれな。あと、当然のように夕食に混ざるのは勘弁だ」
父「まあまあ、こうしてお土産を持ってきてくれたんだ、良いじゃないか」
女「ありがとうです。お父様に気に入ってもらえて嬉しいです」
父「いやー、こんないいお酒を貰っちゃって、本当にすまないねえ」
男「買収をする方もする方なら、される方もされる方だと憤慨したい」
女「官民癒着への批判ですね!」
父「日本の政治は確かに酷いけどなー、もっと酷い国は一杯あるんだぞ?」
男「馬鹿と酔っ払いのコンビに負けそうだよ、俺は」
女「ところで男くんは夏休みの修学旅行はどうするんですか?」
男「もちろん不参加だ」
女「なんでですか!?今年こそは楽しい修学旅行が遅れると思ったのに!酷いです!」
男「積み立ててないんだよ、修学旅行のお金を」
女「なるほど」
男「例え金があっても、行く気はない。
お前のせいで誰とも班を組めなくて悲惨な想い出になるのはわかりきっている」
女「二人っきりじゃないですか」
男「なあ、頼むから少しだけ責任を感じてくれないか?」
女「わかりました」
男「え?」
男「もちろん不参加だ」
女「なんでですか!?今年こそは楽しい修学旅行が遅れると思ったのに!酷いです!」
男「積み立ててないんだよ、修学旅行のお金を」
女「なるほど」
男「例え金があっても、行く気はない。
お前のせいで誰とも班を組めなくて悲惨な想い出になるのはわかりきっている」
女「二人っきりじゃないですか」
男「なあ、頼むから少しだけ責任を感じてくれないか?」
女「わかりました」
男「え?」
父「ふむふむ、夏休みにグァムかね」
女「はい、いつもお世話になっている男くんとお父様を是非招待したいんです」
男「断わる。夏休みはバイトをする予定だ。そんな暇も金銭的余裕もない」
女「ですから招待しますってば。お金のことは心配しないでください」
男「何度も言うが、例えお前が友達だとしても、金銭面で世話になるのは嫌だ」
女「でもでも、いつもお世話になっている恩返しがしたいんです」
男「そう思うなら、迷惑をかけるのをやめてくれ。グァムとかいいから」
女「グァムは近いですから大丈夫です!日本客が多いので日本語でなんとかなりますし!」
男「そういうことは言ってないよな。近いとか言葉の不安とかじゃなくて…」
父「ふーむ」
女「はい、いつもお世話になっている男くんとお父様を是非招待したいんです」
男「断わる。夏休みはバイトをする予定だ。そんな暇も金銭的余裕もない」
女「ですから招待しますってば。お金のことは心配しないでください」
男「何度も言うが、例えお前が友達だとしても、金銭面で世話になるのは嫌だ」
女「でもでも、いつもお世話になっている恩返しがしたいんです」
男「そう思うなら、迷惑をかけるのをやめてくれ。グァムとかいいから」
女「グァムは近いですから大丈夫です!日本客が多いので日本語でなんとかなりますし!」
男「そういうことは言ってないよな。近いとか言葉の不安とかじゃなくて…」
父「ふーむ」
父「わかった、私は仕事があるので無理だが、男、お前はご好意に甘えて行ってきなさい」
男「親父!?」
父「……まあ聞け、息子よ」
男「いいや、断固嫌だ」
女「男くん……」
男「病院の人達は良い人達だった。おかげで母さんの入院生活は悲惨にならなかった。
だから俺は母さんの入院費用で出来た借金を少しでも早く返したい」
父「……なあ?お前のその気持ちは嬉しい。
母さんもきっと天国でお前のそういう所を誇りに思ってるだろう」
男「そうだ。俺は母さんの息子として、立派な人間になりたい」
父「……でもな、お前はまだ高校生だ。子供なんだ。もっと遊んでいいんだ。我侭でいいんだ」
男「環境が許せばな」
父「……」
男「俺は別に遊ぶことがいけないとは思っていない。
遊べる奴は遊べばいい。だが俺にそういう余裕はない。それだけのことだ」
父「……調子に乗るな小童がああああ!!!!」
男「ぴっ」
男「親父!?」
父「……まあ聞け、息子よ」
男「いいや、断固嫌だ」
女「男くん……」
男「病院の人達は良い人達だった。おかげで母さんの入院生活は悲惨にならなかった。
だから俺は母さんの入院費用で出来た借金を少しでも早く返したい」
父「……なあ?お前のその気持ちは嬉しい。
母さんもきっと天国でお前のそういう所を誇りに思ってるだろう」
男「そうだ。俺は母さんの息子として、立派な人間になりたい」
父「……でもな、お前はまだ高校生だ。子供なんだ。もっと遊んでいいんだ。我侭でいいんだ」
男「環境が許せばな」
父「……」
男「俺は別に遊ぶことがいけないとは思っていない。
遊べる奴は遊べばいい。だが俺にそういう余裕はない。それだけのことだ」
父「……調子に乗るな小童がああああ!!!!」
男「ぴっ」
>>63
ぴっ にわろたw
ぴっ にわろたw
父「お前の気持ちはわかる。言葉だけじゃないぞ?
父親として、同じ家族を失った者として痛いほどわかる」
男「……」
父「でもな、だからこそお前には人生をもっと楽しんで欲しい。
お金のことや家のことで苦労をかけるのは済まないと思っているが、
なあに父さんだって馬鹿じゃない。ちゃんと計画性を持って借金返済にあたっている」
男「……それはわかっている。でも俺だって金は稼げる。別に家のことだって嫌いじゃない」
女「男くん……」
男「そりゃ家事なんて最初は慣れなくて大変だったけど、ここは母さんが使っていた台所がある。
庭仕事だって、買い物だって、全部母さんが楽しそうにやっていたことだ。
そういうことをやっている時の母さんの優しい顔を父さんも覚えているだろ?
母さん、俺達の面倒を見ることが本当に楽しそうだった。嬉しそうだった」
父「……」
男「だから俺は今の生活に不満はない。母さんとの楽しい想い出がある。
親父だって深酒が心配だが、ちゃんとした父親だ。これ以上望むことはない」
女「いい話です……」
男「いきなり泣き出すな」
父「母さん……私達の息子はこんなにも立派に……」
男「お前もか」
父親として、同じ家族を失った者として痛いほどわかる」
男「……」
父「でもな、だからこそお前には人生をもっと楽しんで欲しい。
お金のことや家のことで苦労をかけるのは済まないと思っているが、
なあに父さんだって馬鹿じゃない。ちゃんと計画性を持って借金返済にあたっている」
男「……それはわかっている。でも俺だって金は稼げる。別に家のことだって嫌いじゃない」
女「男くん……」
男「そりゃ家事なんて最初は慣れなくて大変だったけど、ここは母さんが使っていた台所がある。
庭仕事だって、買い物だって、全部母さんが楽しそうにやっていたことだ。
そういうことをやっている時の母さんの優しい顔を父さんも覚えているだろ?
母さん、俺達の面倒を見ることが本当に楽しそうだった。嬉しそうだった」
父「……」
男「だから俺は今の生活に不満はない。母さんとの楽しい想い出がある。
親父だって深酒が心配だが、ちゃんとした父親だ。これ以上望むことはない」
女「いい話です……」
男「いきなり泣き出すな」
父「母さん……私達の息子はこんなにも立派に……」
男「お前もか」
亀だが
夏に冷凍タオルはいいぞ
冷たくて気持ちいい
スイカを凍らせるという発想はなかったが
夏に冷凍タオルはいいぞ
冷たくて気持ちいい
スイカを凍らせるという発想はなかったが
父「そんなわけで、ご好意に甘えさせてもらうよ女ちゃん」
女「はい!男くんのことは任せてください!友達として責任を持って楽しんでもらいます!」
男「待て、納得したんじゃないのかお前らは」
父「いや、納得したよ。その上で父さんはやっぱりお前にグァムに行ってほしい」
男「意味がわからない」
父「お前の気持ちを私はわかる。だからお前にも私の気持ちはわかると信じている」
男「……」
女「そうです、男くんはもっと私の寂しい気持ちをわかるべきです」
男「お前は少し黙っててくれないか?」
女「酷いです」
女「はい!男くんのことは任せてください!友達として責任を持って楽しんでもらいます!」
男「待て、納得したんじゃないのかお前らは」
父「いや、納得したよ。その上で父さんはやっぱりお前にグァムに行ってほしい」
男「意味がわからない」
父「お前の気持ちを私はわかる。だからお前にも私の気持ちはわかると信じている」
男「……」
女「そうです、男くんはもっと私の寂しい気持ちをわかるべきです」
男「お前は少し黙っててくれないか?」
女「酷いです」
男「……わかった。親父の親心には感謝する」
父「そうか、わかってくれたか」
女「やった!グァムです!」
男「だが、グァムはなしだ」
女「ええ~」
男「行っただろ、そんな暇も金もないし、世話になるつもりもないと」
女「そんなあ」
男「だが、確かに俺は色々と焦りすぎていたようだ」
父「そうだな、私もそうだし、天国の母さんも心配していると思う」
男「ああ、だからこれからは少しだけ自分の為になることをしようと思う」
父「よくわかってくれた……ところで、男の為になることってなんだ?」
男「とりあえず、こいつに社会性や常識というものを身に付けさせようと思う」
女「え?」
男「俺の学校生活はお前のせいで破綻の危機を向かえている。
俺は俺の為にお前を教育しなければならない。お前の為でもある」
女「……」
父「そうか、わかってくれたか」
女「やった!グァムです!」
男「だが、グァムはなしだ」
女「ええ~」
男「行っただろ、そんな暇も金もないし、世話になるつもりもないと」
女「そんなあ」
男「だが、確かに俺は色々と焦りすぎていたようだ」
父「そうだな、私もそうだし、天国の母さんも心配していると思う」
男「ああ、だからこれからは少しだけ自分の為になることをしようと思う」
父「よくわかってくれた……ところで、男の為になることってなんだ?」
男「とりあえず、こいつに社会性や常識というものを身に付けさせようと思う」
女「え?」
男「俺の学校生活はお前のせいで破綻の危機を向かえている。
俺は俺の為にお前を教育しなければならない。お前の為でもある」
女「……」
女「一緒にグァムのはずが~なんでこんなことに~」
男「今さら文句を言うな。お前が更生すれば俺は助かるし、お前だって友達ができるだろうに」
女「自分を曲げてまで作った友達なんて偽者だと思います」
男「ぬ」
女「自分を平気で曲げる人間は、男くんの周りから去っていった連中と同じで信用できないです」
男「……ふむ、一理あることはある」
女「だからこんな市役所で募集してたボランティア活動のゴミ拾いとかやめましょうって!」
男「俺だって金にならないことは嫌だ。でもお前に社会性を見に付けさせるには最適だろう」
女「嫌です~なんの為に高い税金払ってるんですか~」
男「そういう考え方が間違ってるだろ。自分の街は自分で奇麗にするものだ」
女「男くん、優しいと言うより道徳観念が強すぎるだけだと最近わかりました」
男「なんでもいいから手を休めるな」
女「い~や~だ~!」
男「今さら文句を言うな。お前が更生すれば俺は助かるし、お前だって友達ができるだろうに」
女「自分を曲げてまで作った友達なんて偽者だと思います」
男「ぬ」
女「自分を平気で曲げる人間は、男くんの周りから去っていった連中と同じで信用できないです」
男「……ふむ、一理あることはある」
女「だからこんな市役所で募集してたボランティア活動のゴミ拾いとかやめましょうって!」
男「俺だって金にならないことは嫌だ。でもお前に社会性を見に付けさせるには最適だろう」
女「嫌です~なんの為に高い税金払ってるんですか~」
男「そういう考え方が間違ってるだろ。自分の街は自分で奇麗にするものだ」
女「男くん、優しいと言うより道徳観念が強すぎるだけだと最近わかりました」
男「なんでもいいから手を休めるな」
女「い~や~だ~!」
支援ありがとうございます。猿は蟻の行列より怖いですから
しかし「夏だけど冷凍庫に何を入れたらいいかな?」というスレでも良かったかもしれない
しかし「夏だけど冷凍庫に何を入れたらいいかな?」というスレでも良かったかもしれない
女「うう……なんだか精神的にレイプされた気分です……」
男「何を不謹慎なことを言っている」
女「望まない社会奉仕を強要されるのがどれだけ辛いことか……」
父「まあまあ、夏休みに入ったんだし、そういう経験も良いものじゃないか」
女「うう……お父様も私の敵に見えてきました……
これは遠回しにもっと酒をもってこいということなのでしょうか……」
男「親父、まさか今飲んでいるその酒も」
父「あ、いや、えっと……」
男「隠れて酒を渡すな。隠れて酒を受け取るな」
父&女「「すいません……」」
男「何を不謹慎なことを言っている」
女「望まない社会奉仕を強要されるのがどれだけ辛いことか……」
父「まあまあ、夏休みに入ったんだし、そういう経験も良いものじゃないか」
女「うう……お父様も私の敵に見えてきました……
これは遠回しにもっと酒をもってこいということなのでしょうか……」
男「親父、まさか今飲んでいるその酒も」
父「あ、いや、えっと……」
男「隠れて酒を渡すな。隠れて酒を受け取るな」
父&女「「すいません……」」
男「よし、ボランティアが嫌ならバイトだ。お金がもらえれば文句あるまい」
女「あります~労働なんてしなくてもお父様とお母様のお小遣いだけで充分です~」
男「やはりお前には勤労精神の尊さについて身体で学んでもらう必要がありそうだな」
女「嫌です~貧乏臭い郊外のショッピングモールのフードコートでバイトなんて~」
男「家族連れ沢山がいて和むじゃないか。
小さい子供達のソフトクリームへ向ける無垢な瞳に癒されろよ」
女「夏休みなんだから皆もっと遠出して欲しいです……混み過ぎです……」
男「世の中のパパさん達は普通に仕事があるんだよ。
手近で済ませたい気持ちもわかってやれ」
女「男くんはあれですか、孔子の生まれ変わりか何かですか?」
女「あります~労働なんてしなくてもお父様とお母様のお小遣いだけで充分です~」
男「やはりお前には勤労精神の尊さについて身体で学んでもらう必要がありそうだな」
女「嫌です~貧乏臭い郊外のショッピングモールのフードコートでバイトなんて~」
男「家族連れ沢山がいて和むじゃないか。
小さい子供達のソフトクリームへ向ける無垢な瞳に癒されろよ」
女「夏休みなんだから皆もっと遠出して欲しいです……混み過ぎです……」
男「世の中のパパさん達は普通に仕事があるんだよ。
手近で済ませたい気持ちもわかってやれ」
女「男くんはあれですか、孔子の生まれ変わりか何かですか?」
女「今日は遊びましょう。遊びます。絶対に遊びます」
男「む、今日は宿題を少し消化する予定だったのだが」
女「ボランティアにバイト!そろそろ遊ばないと夏が終ってしまいます!」
男「まだ八月にもなってないぞ?」
女「なら宿題なんて後でいいじゃないですか~遊んでください~」
男「……ふむ、まあそうか」
女「やった!遊びましょう!これまでの暗い夏の想い出を忘れるくらい遊びましょう!」
男「具体的に何がしたいんだ?」
女「プールがいいです。泳ぎたいです」
男「近くの市営プールでいいか?」
女「そんな貧しいところは嫌です~子供がおしっこしてるに決まってるです~」
男「……そう思うとプールって怖いな」
男「む、今日は宿題を少し消化する予定だったのだが」
女「ボランティアにバイト!そろそろ遊ばないと夏が終ってしまいます!」
男「まだ八月にもなってないぞ?」
女「なら宿題なんて後でいいじゃないですか~遊んでください~」
男「……ふむ、まあそうか」
女「やった!遊びましょう!これまでの暗い夏の想い出を忘れるくらい遊びましょう!」
男「具体的に何がしたいんだ?」
女「プールがいいです。泳ぎたいです」
男「近くの市営プールでいいか?」
女「そんな貧しいところは嫌です~子供がおしっこしてるに決まってるです~」
男「……そう思うとプールって怖いな」
男「それでここか」
女「はい、自宅のプールなら粗相する子供はいないです」
男「……」
女「あれ?どうしましたか?」
男「金持ちだとは聞いていたが、これほどとは」
女「えへへ」
男「お前の両親は何をやっている人なんだ?」
女「……はて?」
男「おい、まさか貴様は自分の両親の職業を知らないと言う気か?」
女「そんなことより見てください!大胆にビキニです!」
男「大胆なのはいいんだが、それ首にかける所と背中に回すところが逆だよな」
女「え゛」
男「……」
女「ま、まだ成長するもん!」
男「胸より社会性とか人間性の部分を頼む」
女「はい、自宅のプールなら粗相する子供はいないです」
男「……」
女「あれ?どうしましたか?」
男「金持ちだとは聞いていたが、これほどとは」
女「えへへ」
男「お前の両親は何をやっている人なんだ?」
女「……はて?」
男「おい、まさか貴様は自分の両親の職業を知らないと言う気か?」
女「そんなことより見てください!大胆にビキニです!」
男「大胆なのはいいんだが、それ首にかける所と背中に回すところが逆だよな」
女「え゛」
男「……」
女「ま、まだ成長するもん!」
男「胸より社会性とか人間性の部分を頼む」
女「というわけで、いつもご馳走になっているので今日は私が」
男「……」
女「あれ?どうしました?」
男「アフリカでは子供が餓えているというのに……」
女「いや、その手の理屈は言い出したら切りがないと思います。
皆が皆マザーテレサみたいにはなれないですし、
皆が皆マザーテレサになったら世界は滅びます」
男「うん、わかってて言ってみた。そう言いたくなるくらい美味しそうだったんだ」
料理長「ありがとうございます、是非温かい内にお召し上がりください」
男「え?」
メイド「お飲み物はいかがなさいますか?」
男「はあ」
ソムリエ「ワインがよろしければ私が」
男「待て、なんだこの使用人の数は」
女「今は夏期休暇をとっている者が多いので、今日は少ないです」
男「お前の親は何者だ」
男「……」
女「あれ?どうしました?」
男「アフリカでは子供が餓えているというのに……」
女「いや、その手の理屈は言い出したら切りがないと思います。
皆が皆マザーテレサみたいにはなれないですし、
皆が皆マザーテレサになったら世界は滅びます」
男「うん、わかってて言ってみた。そう言いたくなるくらい美味しそうだったんだ」
料理長「ありがとうございます、是非温かい内にお召し上がりください」
男「え?」
メイド「お飲み物はいかがなさいますか?」
男「はあ」
ソムリエ「ワインがよろしければ私が」
男「待て、なんだこの使用人の数は」
女「今は夏期休暇をとっている者が多いので、今日は少ないです」
男「お前の親は何者だ」
女「では、これはお父様にお土産です」
男「そういうのはいいってば。って言うかまた酒か」
女「はい、お父様はお酒が大好きみたいですので」
男「まあ、外で飲み歩くタイプじゃないからいいんだが」
女「……ねえ、男くん?」
男「なんだ」
女「今日は、ありがとうです。プールで一緒に泳いでくれた友達は、男くんが初めてです」
男「あー、うん。俺も泳げて気持ちよかったぞ。こっちこそありがとうな。美味しい夕飯も」
女「これで『失われた青春の復興計画』がまた一歩前進しました」
男「壮大なようで小さく悲しいな計画だな、それ」
女「友達がいないって本当に辛いんですって!」
男「お前のせいでクラスから友達が消えたから、少しわかるぞ」
女「仲間?仲間ですか?」
男「9割お前のせいなんだけどな」
男「そういうのはいいってば。って言うかまた酒か」
女「はい、お父様はお酒が大好きみたいですので」
男「まあ、外で飲み歩くタイプじゃないからいいんだが」
女「……ねえ、男くん?」
男「なんだ」
女「今日は、ありがとうです。プールで一緒に泳いでくれた友達は、男くんが初めてです」
男「あー、うん。俺も泳げて気持ちよかったぞ。こっちこそありがとうな。美味しい夕飯も」
女「これで『失われた青春の復興計画』がまた一歩前進しました」
男「壮大なようで小さく悲しいな計画だな、それ」
女「友達がいないって本当に辛いんですって!」
男「お前のせいでクラスから友達が消えたから、少しわかるぞ」
女「仲間?仲間ですか?」
男「9割お前のせいなんだけどな」
男「というわけで、お土産に貰った」
父「でかした男よ。父さんはお前を誇りに思う」
男「安い誇りだな、おい」
父「うーん良い酒だな、これも」
男「さっそく開けたのか」
父「ところでこんな高価な贈り物を貰ってばかりだと、さすがに父さん気が引けるわけだが」
男「そう思うなら最初から受け取らないでくれよ」
父「いや、私が受け取ってしまえばお前も女ちゃんに優しくせざるをえないだろう?」
男「語るに落ちてるだろ、それは」
父「いやいや、買収されてるわけじゃなくて、父さんは君達若い二人のことを思って進んで悪役に…」
男「母さん、親父はこんなんですが、俺は清く生きて行こうと思います」
父「仏壇を前にそういうこと言われると父さん辛い」
父「でかした男よ。父さんはお前を誇りに思う」
男「安い誇りだな、おい」
父「うーん良い酒だな、これも」
男「さっそく開けたのか」
父「ところでこんな高価な贈り物を貰ってばかりだと、さすがに父さん気が引けるわけだが」
男「そう思うなら最初から受け取らないでくれよ」
父「いや、私が受け取ってしまえばお前も女ちゃんに優しくせざるをえないだろう?」
男「語るに落ちてるだろ、それは」
父「いやいや、買収されてるわけじゃなくて、父さんは君達若い二人のことを思って進んで悪役に…」
男「母さん、親父はこんなんですが、俺は清く生きて行こうと思います」
父「仏壇を前にそういうこと言われると父さん辛い」
支援
スイカ氷らせてスイカアイス~ってしたことないやつがいるなんて…
スイカ氷らせてスイカアイス~ってしたことないやつがいるなんて…
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