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    元スレ弟「姉貴、絶対に復讐してやるからな」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - 秀吉 ×4+ - + - ツンデレ + - ドロドロ + - ヤンデレ + - 上条ハーれむ + - + - 復讐 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 1 :

    中学の時の俺は、はっきり言ってどこにでもいる目立たない奴。 

    馬鹿じゃないけど賢くもない。

    運動オンチじゃないけど抜群に何かが出来るわけでもない。 

    ただ、無気力に日々を過ごす、普通の中学生。

    「うーん、これは緊張するな」

    「挨拶とか、普段はしなかったよな」

    「まぁ、悩んでもしょうがない。どうにかなるだろ……」


         ガラガラ 


    「………」

    まず、第一の心配は杞憂に終わった。 

    何故なら 

    「皆、必死で勉強してる?」

    一目でわかった。今日が期末試験だからだ。

    153 = 1 :

    「あっ、あれ?」


    級友「おい、弟。autherってなんだっけ?母親?」

    いきなりの雰囲気に戸惑っていると、かつての級友が単語帳から目線を外さず尋ねてきた。

    「あっ、ちがう。“作者”だよ」

    級友「あれ?ほんとだ、サンキュー。しかし、お前やるなぁ、昨日は徹夜か?」

    「えっ、いや、0時には寝たよ」

    級友「余裕だなw俺なんて一睡もしてねーよw」

    なにが面白いんだ?というか作者と母親って、どこでどう間違えるんだよ。

    すると、初めてソイツは視線を俺に向けた。 

    級友「いやぁ、普段から………あれ?」

    156 = 1 :

    「ん?なに……」

    級友「お前……弟?」

    「そう、だけど」

    級友「!?」

    「なに?どうかしたの?」

    級友「おっ、お前!?どうかしたのって!その髪!!なんだよっ!?」

    「は?髪?あぁ、むさ苦しかったから切った」

    級友「えっ、だって髪は切らないって言ってたじゃん、あれっ?どうなってんの?」

    「知らない」

    級友「えっ、あっ、うん。まぁ良いんだけど……。あっ!!もしかして彼女に振られたとかっ!?」

    なんだ、こいつ。どうしてそんな発想になるんだよ。 

    つーか、陰キャラの俺に彼女なんているわけないだろうが。

    ざわ……ざわ……ざわ……ざわ……ざわ……ざわ

    俄かに教室が色めく。みんな試験に集中しろよ。 

    つーか彼女とか好きだよな、この年代のガキ供は。

    157 :

    おっせええええええ

    158 = 132 :

    携帯だし仕方ないと思う
    面白いから頑張れ支援

    159 = 108 :

    あ?
    さっき帰宅しなかったか   と思ったら携帯しかねぇのか

    161 = 108 :

    携帯にしてもおせえ・・・
    完結に何日かかるんだよ

    162 = 157 :

    遅漏すぐる

    163 = 146 :

    おちつけ・・・

    164 = 132 :

    お風呂かご飯いったぽいな
    それか21世紀少年みてるのかもw

    165 = 157 :

    抜けないとか言いながら…

    166 = 1 :

    本当にごめんなさい、飯食ってました 

    ここから一時まで五分間隔目標、ノンストップでいきます 

    だから許して

    168 :

    1はいい文章書くけど
    友達にしたくないタイプだわ

    169 = 108 :

    わかるわかる

    170 = 1 :

    「なんだよ、一体」

    少し不機嫌さを滲まして、独り言のように呟く。

    これも前は出来なかった事だ。


    『おい、アレ誰だよ?』

    『えっ、弟、らしいよ………』

    『うわ、結構いけてない?』

    『弟って、あのボサボサ頭の奴でしょ?』

    『絶対嘘だぁw』

    171 = 157 :

    禿上がるほど同意

    172 = 150 :

    落ち着けよ

    173 = 1 :

    「はぁ?」

    教室は俺の陰口?で持ちきり。 
    まぁどうでもいいけど。

    級友「なぁー、そこんとこどうなのよーw」

    どこが、どうだって言うんだ?こいつは。 

    仕方なく、反対に座るもう一人に話し掛けた。 

    「なぁ、今日の試験てなに?」

    級友「!?  えっ?えっ?なんですか?」

    「はぁ……」

    全く、どいつもこいつも使い物にならないな。 

    「今日の試験は英語となんだっけ?俺、英語やるのに必死でさぁ」

    級友「あっ、うん。英語今回範囲多いもんね、弟くんは何点くらいry」

    「だから、なに?」

    級友「えっ、ああ。数学だよ」

    「そうなんだ。ありがとね」

    級友「あっ、……うん///」

    175 = 1 :

    ちょっとキツい言い方をしてしまった。 

    「ごめんね、ちょっと寝不足でさ」

    級友「あっ、うん。みんなそうだよ」


    級友「ちょっとwさっき言ってたことと違うじゃんwwwww」


    うるさいな、こいつ。紛らわしいし、これからコイツは“バカ”と命名しよう。 

    バカ「それでさぁw彼女、振られた?それとも出来た?」

    「いいや、出来てもないし、出来てないものは振られない」

    バカ「あっwそうなんだwおーい、みんなー!!弟彼女いないってさー!!!」

    「……馬鹿らし」

    177 :

    イケメンなら何でもできる
    この世の真理

    178 :

    コレは上手くいきすぎだろw

    179 = 1 :

    とりあえず、名前の順の自分の席に座り、教室を見回してみる。 

    ざわ……ざわ…… 

        ざわ……ざわ……


    「はぁ……」

    鬱陶しいな。まだなんか俺のこと話してる。 

    しかし、ここにいる全員が自分より三歳も年下なんだと思えば、不思議と苛立ちは消えた。 


    級友「あっ、あのぉ……」

    「ん、どうしたの?」

    級友「弟くん、なにかあったの?」

    「は?別に、言ったじゃん。俺みたいな奴に彼女なんて出来ないって」

    級友「あっ、ううん。そんなんじゃなくて……その、なんていうか、大人っぽくなった?」

    「えっ?」

    遡ってから、二度目の衝撃を受けた。 

    「女、どうしてそう思ったの?」

    180 = 177 :

    なんか山田孝之っぽいイメージだな

    181 = 120 :

    >>180
    電車男か

    182 = 1 :

    「えっ?いや、なんとなくなんだけど」

    「なんでも良いから聞かせてよ」

    「あのっ、だって弟くん、絶対に人に文句を言ったりしなかったし、その、今日は余裕があるというか……」

    凄い、家族も多分気が付かなかったのに。

    「うーん、そうかもw」

    「あっ、変な事言ってごめんね……」

    「良いよ、それより勉強は?しなくていいの?」

    「あっ、うん。それじゃ……」

    「はいはい、頑張って」

    「弟くんも、だよ?」

    「あっ、そうだった」

    「………やっぱり、なにかへん」

    183 :

    がんば

    184 = 1 :

    周囲のざわめきはいつまでたっても納まらなかったが、期末テストはなんの滞りもなく行われた。 


     ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


    「ふぅ、まぁこんなもんか」

    期末テストが返却される頃には、もう俺の容姿に関する噂は消えていた。 

    「うう………」

    「………」

    「うわぁ……」

    「………」

    「ひっぐっ………」

    「………」

    「グスッ………」

    「さぁ、帰るか」

        がしっ 

    「待って、くださぁいグスッ……」

    185 = 146 :

    同級生にですますはおかしくないかなぁ

    186 = 157 :

    盛り上がって参りました

    187 = 1 :

    「どうしたの?」

    「グスッ、助けて、くださぁい……」

    「……なにが?」

    「……これ」

    「!?  これは、ひどい……」

    数学 41点 

    現国 53点 

    古文 40点 

    英語 13点 

    日本史 62点

    化学 26点 

    「グスッ……」

    「これは……手遅れだ」

    「!?  そんな事言わないでくださいよぉ!!これでも頑張ったんです!!!」

    「頑張ってこれなら、なおさら………」

    188 :

    ふぁいとだw

    189 :

    >>187
    これは病院行きレベルwww

    190 :

    弟くん病気だな

    191 = 132 :

    高校の頃予備校はいって初めて受けた数学のテスト9点だったw

    192 = 1 :

    「そっ、そんなこと言って!!弟くんだって大したことないんじゃないですかっ!!」

         がしっ 

    「あっ、おい!見るなって!!ダメだって!!!!!」


    数学 100点 

    現国 96点 

    古典 100点 

    英語 98点

    日本史 100点 

    化学 100点

    「あわわわわ………」

    「はぁ、だから見るなって言ったのに」

    「そんな……600点満点中594点……」

    「………返せよ」

    「信じ、られない……得点率99%……」

    193 = 176 :

    普通に考えたらカンニング疑われるLVだろwwwwwwwwwwwww

    194 = 90 :

    中学に戻ったて話だよな?

    教科おかしくないか?

    195 = 1 :

    「……教えてください」

    「なにを?」

    「勉強に決まってるじゃないですかっ!!」

    「無理、手遅れ」

    「そんなぁ……」

    「だいたい、公立の中学の試験でなんでそんな点数が取れるんだよ……」

    「だってぇ……」

    「とりあえず教科書を読み直すことからだな」

    「教科書をって、それだけで良いんですか!?」

    「うん、でも……」

    「……でも(ごくり)」



    「中一からねw」

    「そんなぁ……」

    196 = 146 :

    中学は日本史→社会、化学→理科
    だと思うよ

    197 = 1 :

    すまん、公立の中学の科目とか、内申点って分からないんだ……

    その辺りは脳内補完しといてくれると助かる

    198 :

    古典と現国も分かれてなかったな

    なんにせよ面白いなww期待

    199 = 120 :

    現国と古典と化学は高校からじゃなかったっけ

    200 = 1 :

    すまん、>>1は私立だったから…… 

    一応、皆のレスを参考にしていくわ


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