私的良スレ書庫
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元スレ弟「姉貴、絶対に復讐してやるからな」
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弟「ここは……どこだ?」
弟「グランド?……そうか、ここって俺が通ってた中学校じゃん」
弟「なんでこんなところに……」
弟「………駄目だ、思い出せない」
弟「あれ、俺なんで制服なんて……」
弟「俺、そういえば……」
弟「死んだ、んだよな………」
弟「あれっ?」
弟「よくわからんぞ………」
弟「グランド?……そうか、ここって俺が通ってた中学校じゃん」
弟「なんでこんなところに……」
弟「………駄目だ、思い出せない」
弟「あれ、俺なんで制服なんて……」
弟「俺、そういえば……」
弟「死んだ、んだよな………」
弟「あれっ?」
弟「よくわからんぞ………」
弟「意味が分からん。というか、いい年こいてなに制服なんて着てるんだよ。俺」
弟「たしか……」
弟「死んだんだよな」
弟「大学に受かって、すっごい嬉しくて……」
弟「やっと姉貴を見返してやれると思ってたんだ」
弟「そしたら……んん、なんだっけ?」
弟「わからん、わからんものはわからん。とりあえず家に帰るか。この格好は流石に不味い」
弟「たしか……」
弟「死んだんだよな」
弟「大学に受かって、すっごい嬉しくて……」
弟「やっと姉貴を見返してやれると思ってたんだ」
弟「そしたら……んん、なんだっけ?」
弟「わからん、わからんものはわからん。とりあえず家に帰るか。この格好は流石に不味い」
てふてふ
弟「うーん、なんだ。何かが引っ掛かる……」
弟「うん……!?」
弟「おぉw懐かしいなwこの駄菓子屋ww確かおばちゃんが亡くなって、……あれ?店閉めたんだよ、な?」
弟「………おかしい」
弟「なんだ、この違和感。俺、死んだんだよな」
弟「これじゃまるで……」
―――過去に戻ったみたいじゃないか
弟「うーん、なんだ。何かが引っ掛かる……」
弟「うん……!?」
弟「おぉw懐かしいなwこの駄菓子屋ww確かおばちゃんが亡くなって、……あれ?店閉めたんだよ、な?」
弟「………おかしい」
弟「なんだ、この違和感。俺、死んだんだよな」
弟「これじゃまるで……」
―――過去に戻ったみたいじゃないか
弟「いや、そんなの……あり得ない……」
弟「俺は死んだ、確かに、首を吊って………」
そう、俺は死んだ。
合格発表当日、一刻も早く両親に吉報を知らせたくて、サークルの勧誘に脇目も振らず、真っ直ぐ家に帰った。
でも、二人はいなくて。
代わりに、一歳年上の姉がいた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
弟「姉貴……」
姉「…………」
弟「俺は死んだ、確かに、首を吊って………」
そう、俺は死んだ。
合格発表当日、一刻も早く両親に吉報を知らせたくて、サークルの勧誘に脇目も振らず、真っ直ぐ家に帰った。
でも、二人はいなくて。
代わりに、一歳年上の姉がいた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
弟「姉貴……」
姉「…………」
弟「俺、受かったよ……大学……」
姉「!? ふっ、ふーん、あっそ」
弟「これで、やっと俺のこと、認めてくれる?」
姉「!! なっ、なに調子乗ってんのよ!!たかが三流大学に受かったくらいで!!!」
弟「でっ、でもっ!一応、その、医学部だし……」
姉「ふっ、ふん!バカじゃないの!!あんたが医者になんてなれるわけないでしょ!!」
弟「そんな……」
姉「だいたい、それでなんで私があんたを認めるのよっ!!」
弟「…………」
姉「ふんっ」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
俺はその場で、合格通知を破り捨て、自分の部屋で首を……。
姉「!? ふっ、ふーん、あっそ」
弟「これで、やっと俺のこと、認めてくれる?」
姉「!! なっ、なに調子乗ってんのよ!!たかが三流大学に受かったくらいで!!!」
弟「でっ、でもっ!一応、その、医学部だし……」
姉「ふっ、ふん!バカじゃないの!!あんたが医者になんてなれるわけないでしょ!!」
弟「そんな……」
姉「だいたい、それでなんで私があんたを認めるのよっ!!」
弟「…………」
姉「ふんっ」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
俺はその場で、合格通知を破り捨て、自分の部屋で首を……。
こんな理由で自殺なんて、と世間の人達は思うだろう。
でも、俺がアイツに、姉ちゃんに認めてもらうって事は
学校でのイジメに必死で耐えてきた、俺の生きる目的だった。
父が再婚し、新しく出来た家族。
母は、俺のことを暖かく迎えてくれた。
しかし、姉は。
辛くあたられた。
いつも、いつも、いつも、いつも……。
でも、俺がアイツに、姉ちゃんに認めてもらうって事は
学校でのイジメに必死で耐えてきた、俺の生きる目的だった。
父が再婚し、新しく出来た家族。
母は、俺のことを暖かく迎えてくれた。
しかし、姉は。
辛くあたられた。
いつも、いつも、いつも、いつも……。
とりあえず、ここから殺し合いが始まるのですね
姉妹スレのいちゃらぶに飽きて来たところなので、
相当期待するでし
姉妹スレのいちゃらぶに飽きて来たところなので、
相当期待するでし
それでも、俺は姉貴が気になった。
気になって仕方なかった。
認めてほしかった。俺の事を。弟だと。
時折、本当にたまにだけ見せる、姉貴の優しい顔。
それを俺に向かせたくて………。
いや、まどろっこしい話は止めよう。
俺は好きだった。
―――――姉貴の事が
気になって仕方なかった。
認めてほしかった。俺の事を。弟だと。
時折、本当にたまにだけ見せる、姉貴の優しい顔。
それを俺に向かせたくて………。
いや、まどろっこしい話は止めよう。
俺は好きだった。
―――――姉貴の事が
弟「おー、やっぱりあった」
弟「どっからどーみても俺の家だよな」
弟「整理すると、俺は走馬灯的なものを見ている」
うん、そうだ。そうに違いない。
弟「姉貴……いる、よな」
弟「はぁー、なに緊張してるんだよ。これは夢。あの世に逝くまでのアトラクションみたいなもんだ」
そして、俺は、何時ものようにドアノブを回した。
弟「どっからどーみても俺の家だよな」
弟「整理すると、俺は走馬灯的なものを見ている」
うん、そうだ。そうに違いない。
弟「姉貴……いる、よな」
弟「はぁー、なに緊張してるんだよ。これは夢。あの世に逝くまでのアトラクションみたいなもんだ」
そして、俺は、何時ものようにドアノブを回した。
姉「………」
姉は、いつものように座っていた。
弟「………」
姉「………」
弟「………」
姉「………挨拶」
弟「………ただいま」
本当に、普段通りの、ぶっきらぼうで、なんの温かみもない会話。
姉は、いつものように座っていた。
弟「………」
姉「………」
弟「………」
姉「………挨拶」
弟「………ただいま」
本当に、普段通りの、ぶっきらぼうで、なんの温かみもない会話。
姉「………学校、どうだった?」
弟「いつも通りだよ」
姉「ふぅん……」
弟「じゃ、俺。勉強するから」
姉「あっ………」
弟「なに?」
姉「えっ、あっ、そう!手!!手を洗いなさいよっ!!!」
弟「…………」
姉「本当に不潔よっ!最低ね!!」
弟「………うん」
姉「ふんっ」
弟「いつも通りだよ」
姉「ふぅん……」
弟「じゃ、俺。勉強するから」
姉「あっ………」
弟「なに?」
姉「えっ、あっ、そう!手!!手を洗いなさいよっ!!!」
弟「…………」
姉「本当に不潔よっ!最低ね!!」
弟「………うん」
姉「ふんっ」
ははは、いつも通り過ぎて笑えてくる。
中学生の頃も、こんな感じだったなぁ。
弟「ふぅ……」
しかし
弟「こんなの、やっても意味ないじゃん」
机の上に並べられた参考書の数々。
しかし、曲がりなりにも医学部に合格した俺には、少々、いや、かなり簡単すぎた。
弟「はぁー、昼寝でもするかな」
ぽふっ
弟「なんだよ、神様。これ、俺になにをしろっていうんだよ」
弟「俺がしたい事、か」
弟「姉貴………」
中学生の頃も、こんな感じだったなぁ。
弟「ふぅ……」
しかし
弟「こんなの、やっても意味ないじゃん」
机の上に並べられた参考書の数々。
しかし、曲がりなりにも医学部に合格した俺には、少々、いや、かなり簡単すぎた。
弟「はぁー、昼寝でもするかな」
ぽふっ
弟「なんだよ、神様。これ、俺になにをしろっていうんだよ」
弟「俺がしたい事、か」
弟「姉貴………」
待てよ。
俺は今、高校三年、卒業間近の状態なわけだ。
つまり、強くてコンティニューしてるってか。
もしかして、この状態なら
弟「姉貴に、認めさせられる、かも」
姉は今、高校一年生。
近所で一番偏差値の高い高校に通っている。
弟「俺、やること見つけたかも………」
姉に復讐できる。
もしかしたら、認めて貰える事も出来るかもしれない。
俺は今、高校三年、卒業間近の状態なわけだ。
つまり、強くてコンティニューしてるってか。
もしかして、この状態なら
弟「姉貴に、認めさせられる、かも」
姉は今、高校一年生。
近所で一番偏差値の高い高校に通っている。
弟「俺、やること見つけたかも………」
姉に復讐できる。
もしかしたら、認めて貰える事も出来るかもしれない。
弟「やる、やってやる」
姉は謂わば年下な訳だ。
昔は見えなかったことも、見えてくるかもしれない。
弟「―――うん」
俺は、再び生きる希望を見つけた。
姉は謂わば年下な訳だ。
昔は見えなかったことも、見えてくるかもしれない。
弟「―――うん」
俺は、再び生きる希望を見つけた。
弟「まずは、髪だな」
弟「全く、なんだよ。このもさもさした髪は。何年切ってないんだよ」
弟「とりあえず、高校の件は問題ないな。勉強とか嫌と言うほどやってきたし」
弟「よし、まずは外見から変わろう」
弟「姉貴」
姉「!? なっ、なによっ!?」
弟「俺、ちょっと出かけてくるから」
姉「えっ……どっ、どこに行くのよっ!?別に心配とかじゃないけどっ!!」
弟「全く、なんだよ。このもさもさした髪は。何年切ってないんだよ」
弟「とりあえず、高校の件は問題ないな。勉強とか嫌と言うほどやってきたし」
弟「よし、まずは外見から変わろう」
弟「姉貴」
姉「!? なっ、なによっ!?」
弟「俺、ちょっと出かけてくるから」
姉「えっ……どっ、どこに行くのよっ!?別に心配とかじゃないけどっ!!」
弟「髪、切りに行ってくる……」
姉「えっ!?」
弟「もさもさしてて、ノートとか見にくいから」
姉「でっ、でもっ!前私が切りなさいって言っても切らなかったじゃない!」
弟「………関係、ないだろ」
姉「あっ………うん」
弟「じゃあ、行ってくるから」
姉「なっ、何時に帰るのよっ!それぐらい言って行きなさいっ!!そのっ、母さん達が心配するからっ!!」
弟「………すぐに帰るよ」
姉「本当に?寄り道とかしないで帰るのよ?わっ、私達の家族から不良が出たって思われると困るからね!!!」
弟「………大丈夫だって言ってるだろ」
姉「あっ…………」
弟「じゃあ、行ってくる」
姉「…………」
姉「えっ!?」
弟「もさもさしてて、ノートとか見にくいから」
姉「でっ、でもっ!前私が切りなさいって言っても切らなかったじゃない!」
弟「………関係、ないだろ」
姉「あっ………うん」
弟「じゃあ、行ってくるから」
姉「なっ、何時に帰るのよっ!それぐらい言って行きなさいっ!!そのっ、母さん達が心配するからっ!!」
弟「………すぐに帰るよ」
姉「本当に?寄り道とかしないで帰るのよ?わっ、私達の家族から不良が出たって思われると困るからね!!!」
弟「………大丈夫だって言ってるだろ」
姉「あっ…………」
弟「じゃあ、行ってくる」
姉「…………」
店員「どのようにいたしますか?」
弟「お任せします。スッキリさせちゃって下さい」
店員「はい、それにしても凄い長いですね。いつぐらいから切ってないんですか?」
弟「ん、三年前くらいからですね」
店員「それは凄いなぁ。切り応えがありそうです」
弟「まぁ、適当で」
店員「かしこまりました。これだけ長いですとスッキリさせるよりも緩くウェーブをあてたりした方が良いと思いますよ?」
弟「お任せします」
店員「はい、かしこまりました」
………
……
…
弟「お任せします。スッキリさせちゃって下さい」
店員「はい、それにしても凄い長いですね。いつぐらいから切ってないんですか?」
弟「ん、三年前くらいからですね」
店員「それは凄いなぁ。切り応えがありそうです」
弟「まぁ、適当で」
店員「かしこまりました。これだけ長いですとスッキリさせるよりも緩くウェーブをあてたりした方が良いと思いますよ?」
弟「お任せします」
店員「はい、かしこまりました」
………
……
…
店員「お疲れ様です」
弟「あっ、ども」
店員「しかし凄いですね、こんなの漫画だけだと思ってました」
弟「なにが、ですか?」
店員「いや、髪を切っただけでこんなに変わっちゃうなんて」
弟「美容師さんの腕が良かっただけです」
店員「まぁ、お上手ですね///」
弟「いえいえ……」
………
……
…
弟「ただいま」
弟「あっ、ども」
店員「しかし凄いですね、こんなの漫画だけだと思ってました」
弟「なにが、ですか?」
店員「いや、髪を切っただけでこんなに変わっちゃうなんて」
弟「美容師さんの腕が良かっただけです」
店員「まぁ、お上手ですね///」
弟「いえいえ……」
………
……
…
弟「ただいま」
SS職人としてはこの遅さには殺意さえ覚える
つまんねーんだよしねくず
姉つけたら伸びるとおもってんじゃねーぞ
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