元スレ弟「姉貴、絶対に復讐してやるからな」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
451 = 246 :
姉「なんでもないわけないじゃんっ!!あんな大きい声だして!!」
弟「なんでも、ないからさっ……。頼むよ、一人にしてくれ……」
姉「………」
姉貴はそれだけ言うと何も言わずに出ていった。
弟「畜生……なんだってんだよ………」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
女「弟くん、元気ないですけどなにかあったんですか?」
弟「……お前もかよ」
女「顔色悪いですよ?保健室連れていきましょうか?」
弟「いらねぇよ、黙って授業聞いてろ」
女「あっ……うん」
コイツにまでばれるとは、俺もダメダメだな。
452 = 246 :
弟「お前、それで模試はどうだったんだ?」
女「!? 聞いてくださいっ!!私やりましたよ!!!」
国語 72点
数学 42点
英語 80点
理科 92点
社会 90点
第一志望 VIP高校 判定 C
女「奇蹟です!!奇蹟としか言いようがありません!!!」
弟「ふーん、良かったな」
女「あれ?あんまり驚いてくれないんですね」
弟「うーん、まぁな」
453 = 402 :
ゴクリ…
454 = 246 :
実は二つだけ。コイツには凄いところがある。
一つは記憶力。
もともと知識がないせいか、乾いたスポンジみたいに俺が教えたことをどんどん吸収する。
もう一つはプライドがないところ。
普通中一からやり直せと言われて、自尊心の傷つかない奴はいない。
しかし、こいつは
女「もう、ほんとっ!弟くんのお陰ですっ!!」
なんでも素直に受け入れる。
弟「でもまっ、お前はC判定なんだからな。余裕はないぞ」
女「はい!!弟先生!!!」
俺はどこかで、これはもしかするかもな、なんて確信めいた予感を持っていた。
456 :
公式の使い方がわからないだけじゃね?
457 :
なんか弟が大学生にもなって中二臭い
458 :
女心読めてないあたり、死ぬまで童貞だったんだろうな
それに受験勉強で根つめて、他人と関わる事がほとんどなさげで人間関係に疎そうだ
459 = 246 :
オイツイタワイ
461 = 436 :
弟の上から物の言い方がむかつく 笑
462 = 307 :
女には英語を捨てて数学を教えてたんじゃ
464 :
これ面白いけど弟が死んだ直後の姉がすっげぇ気になる
465 = 246 :
それから、あっという間に時間は過ぎ
弟「おい、なんでかけ算間違えてんだよ!やり直しっ!!」
女「はいっ!!」
弟「というかてめぇwなんで一番力入れてる数学が足引っ張ってんだよw」
女「うぅー、ごめんなさい」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
弟「…………(行列解いてる)」
姉「弟……」こそこそ
母「ほらっ、はやくそのお茶持って行ったげなさいよw」
姉「!? ちっ、ちがうのっ!!そんなんじゃないからっ!!!」
母「ふふふw」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
弟「お前、計算間違えすぎ、百マス計算五セットやってこい!!」
女「はいっ!」
466 = 246 :
>>463 すげぇwwwwwwwwwwwwww同IDが存在するのは知ってはいたが初めてみたぞwwwwwwwwwwwwww
467 = 441 :
支援してあげよう
468 :
自演の可能性はないのか?
469 = 460 :
>>468
自演する意味は皆無だからな
470 = 285 :
同一IDごときで何さわいでるんだ?
471 = 458 :
ID同一は稀にだが良くある
473 = 246 :
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
弟「………zzz」
姉「弟……」
母「アンタ、いつまでお茶持ってるのよ」
姉「いや、だって……」
母「あらあら、弟ったら机で寝ちゃってるわw」
姉「うん、もうすぐ本番だもんね」
母「ふふっ、ほらっ。毛布掛けてきてあげて。暖房が入ってるけど、風邪を引いたら大変よ」
姉「………うん、そうね」
母(うーん、もう少しねw)
姉「弟、頑張ってるんだね」
姉「きっと、大丈夫だから」
姉「頑張って、ね」
弟「………zzz」
474 :
追い付いた
475 = 246 :
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
女「……zzz」
弟「寝てんじゃねーよ」
パチッ
女「いたっ!?……もう……」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
弟「………zzz」
女「……ビキビキ」
ドゴンッ
弟「!? くぅーっ!?なんだよ!?今のっ!?音がやばかったぞっ!!!」
女「知りません」
476 :
恐らく御近所なんだろ、ID被るの
477 = 246 :
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
女「………zzz」
弟「………zzz」
女「………zzz」
弟「………zzz」
そして、迎えた本番当日。
479 :
そもそも女は元の世界にもいた人物なのか
480 :
いたんだろうが弟がフラグ立ててなかった
481 = 246 :
青森に住んでおります
483 = 246 :
弟「別に付いてこないで良いから」
姉「大丈夫よ!私はVIP高校の生徒なんだから!!」
弟「いや、そういう意味じゃなくてさ……」
姉「なっ、なによっ!!私が付いていったら困ることでもあるのっ!!」
弟「ないけど……」
姉「ねぇ、良いでしょ……」
弟「まぁ……別に、良いけど」
姉「!? 待ってて!!すぐ準備してくるからっ!!!」
弟「どうなってんだ?」
484 :
あっという間に追いついちまった
がんばれ
485 :
姉をもっと幸せにしてやってくれ・・・
あと父はどこにいった?
486 = 246 :
てくてく
弟「………(姉貴と、一緒にテストに向かうとか)」
姉「………」
弟「………(どうなってんだよ?夢か?あっ、夢だった)」
姉「………」
弟「………(まぁ、良いか)」
姉「ねぇ……自信は?」
弟「まぁ……まぁかな」
姉「なによ、はっきり言ってよ」
弟「余裕、満点取る」
姉「………うん、頑張りなさい」
弟「うん」
487 = 246 :
不思議な感覚だった。
姉貴と二人で歩くVIP高校までの道。
悔しくて、なんだか、恥ずかしくて、でも、やっぱり嬉しい。
弟「姉貴……」
姉「……どうしたの?」
弟「いや、なんでもない」
489 = 248 :
あいも変わらずおっせぇなぁ
490 :
追いついてしまった
491 = 246 :
弟「じゃあ、俺行くから」
姉「うん」
弟「一応、ありがと」
姉「うん」
弟「じゃあな」
姉「あっ、あのさっ!」
弟「ん?なに?」
姉「待ってるよ、終わるまで」
弟「………」
姉「一緒に、帰ろ?」
弟「………ああ」
492 :
姉素直になってきたのぉ
493 = 246 :
すいません、晩飯作っております
ごめんなさい
494 = 458 :
今日の0時50分に落ちる事忘れてないよな?
495 = 484 :
俺22時から1時までバイトなんだ…どう考えても最後まで見れねぇ
496 :
今って2日ルールなの?
497 = 280 :
鯖変わってから2日ルールらしい
499 = 246 :
新しい風が吹いた気がする。
今まで見つけられなかった、物を見つけたような、そんな気がした。
弟「落ちてたまるかよ」
もう一度、風が横を通り抜けた。
受験生の熱気が、ひしひしと伝わる。
でも、その中に、俺は確かに感じた。
――――春の匂いを
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