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    元スレ弟「姉貴、絶対に復讐してやるからな」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - 秀吉 ×4+ - + - ツンデレ + - ドロドロ + - ヤンデレ + - 上条ハーれむ + - + - 復讐 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「ここは……どこだ?」

    「グランド?……そうか、ここって俺が通ってた中学校じゃん」

    「なんでこんなところに……」

    「………駄目だ、思い出せない」

    「あれ、俺なんで制服なんて……」

    「俺、そういえば……」

    「死んだ、んだよな………」

    「あれっ?」

    「よくわからんぞ………」

    2 :

    スレたいでつよきすの蟹思いだした

    3 = 1 :

    「意味が分からん。というか、いい年こいてなに制服なんて着てるんだよ。俺」

    「たしか……」

    「死んだんだよな」

    「大学に受かって、すっごい嬉しくて……」

    「やっと姉貴を見返してやれると思ってたんだ」

    「そしたら……んん、なんだっけ?」

    「わからん、わからんものはわからん。とりあえず家に帰るか。この格好は流石に不味い」

    4 = 1 :

         てふてふ 

    「うーん、なんだ。何かが引っ掛かる……」

    「うん……!?」

    「おぉw懐かしいなwこの駄菓子屋ww確かおばちゃんが亡くなって、……あれ?店閉めたんだよ、な?」

    「………おかしい」

    「なんだ、この違和感。俺、死んだんだよな」

    「これじゃまるで……」



    ―――過去に戻ったみたいじゃないか

    5 = 1 :

    「いや、そんなの……あり得ない……」

    「俺は死んだ、確かに、首を吊って………」


    そう、俺は死んだ。 

    合格発表当日、一刻も早く両親に吉報を知らせたくて、サークルの勧誘に脇目も振らず、真っ直ぐ家に帰った。 

    でも、二人はいなくて。

    代わりに、一歳年上の姉がいた。


     ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

    「姉貴……」

    「…………」

    7 = 1 :

    「俺、受かったよ……大学……」

    「!?  ふっ、ふーん、あっそ」

    「これで、やっと俺のこと、認めてくれる?」

    「!!  なっ、なに調子乗ってんのよ!!たかが三流大学に受かったくらいで!!!」

    「でっ、でもっ!一応、その、医学部だし……」

    「ふっ、ふん!バカじゃないの!!あんたが医者になんてなれるわけないでしょ!!」

    「そんな……」

    「だいたい、それでなんで私があんたを認めるのよっ!!」

    「…………」

    「ふんっ」


     ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

    俺はその場で、合格通知を破り捨て、自分の部屋で首を……。

    9 :

    姉はきっとツンデレなんじゃないかと

    10 :

    打たれ弱すぎだろ…

    11 :

    マッチ棒より心がよえぇww

    12 :

    姉カワイソスwwwwww

    13 :

    いきなり大風呂敷広げたな、面白そうで期待するけど大丈夫?

    14 :

    ネタバレ

















    姉の正体は兄

    15 :

    せめて死ぬ前に濡れ場を

    16 = 1 :

    こんな理由で自殺なんて、と世間の人達は思うだろう。 

    でも、俺がアイツに、姉ちゃんに認めてもらうって事は 

    学校でのイジメに必死で耐えてきた、俺の生きる目的だった。

    父が再婚し、新しく出来た家族。 

    母は、俺のことを暖かく迎えてくれた。

    しかし、姉は。

    辛くあたられた。

    いつも、いつも、いつも、いつも……。

    17 :

    とりあえず、ここから殺し合いが始まるのですね
    姉妹スレのいちゃらぶに飽きて来たところなので、
    相当期待するでし

    18 = 1 :

    それでも、俺は姉貴が気になった。 

    気になって仕方なかった。 

    認めてほしかった。俺の事を。弟だと。 

    時折、本当にたまにだけ見せる、姉貴の優しい顔。 


    それを俺に向かせたくて………。 


    いや、まどろっこしい話は止めよう。 


    俺は好きだった。 



    ―――――姉貴の事が

    19 = 15 :

    これは抜ける

    21 = 17 :

    構成してんのかな?
    ちょっと遅すぎな気がするぞ?

    22 = 1 :

    すまん、風呂はいってた 

    こっからは早くするぞ、出来るだけ

    23 = 17 :

    >>22
    おいおいw
    そういうことは先に言ってくれw
    寝るまでは支援するから、ピッチ早くしてクレヨン

    24 = 1 :

    「おー、やっぱりあった」

    「どっからどーみても俺の家だよな」

    「整理すると、俺は走馬灯的なものを見ている」

    うん、そうだ。そうに違いない。 

    「姉貴……いる、よな」

    「はぁー、なに緊張してるんだよ。これは夢。あの世に逝くまでのアトラクションみたいなもんだ」


    そして、俺は、何時ものようにドアノブを回した。

    27 = 1 :

    「………」

    姉は、いつものように座っていた。 

    「………」

    「………」

    「………」

    「………挨拶」

    「………ただいま」


    本当に、普段通りの、ぶっきらぼうで、なんの温かみもない会話。

    30 = 1 :

    「………学校、どうだった?」

    「いつも通りだよ」

    「ふぅん……」

    「じゃ、俺。勉強するから」

    「あっ………」

    「なに?」

    「えっ、あっ、そう!手!!手を洗いなさいよっ!!!」

    「…………」

    「本当に不潔よっ!最低ね!!」

    「………うん」

    「ふんっ」

    32 = 1 :

    ははは、いつも通り過ぎて笑えてくる。

    中学生の頃も、こんな感じだったなぁ。 

    「ふぅ……」

    しかし 

    「こんなの、やっても意味ないじゃん」

    机の上に並べられた参考書の数々。

    しかし、曲がりなりにも医学部に合格した俺には、少々、いや、かなり簡単すぎた。

    「はぁー、昼寝でもするかな」

          ぽふっ

    「なんだよ、神様。これ、俺になにをしろっていうんだよ」

    「俺がしたい事、か」

    「姉貴………」

    33 = 1 :

    待てよ。 

    俺は今、高校三年、卒業間近の状態なわけだ。

    つまり、強くてコンティニューしてるってか。

    もしかして、この状態なら 


    「姉貴に、認めさせられる、かも」

    姉は今、高校一年生。

    近所で一番偏差値の高い高校に通っている。


    「俺、やること見つけたかも………」

    姉に復讐できる。 

    もしかしたら、認めて貰える事も出来るかもしれない。

    35 :

    寝る前支援

    36 = 1 :

    「やる、やってやる」

    姉は謂わば年下な訳だ。

    昔は見えなかったことも、見えてくるかもしれない。

    「―――うん」


    俺は、再び生きる希望を見つけた。

    38 = 1 :

    「まずは、髪だな」

    「全く、なんだよ。このもさもさした髪は。何年切ってないんだよ」

    「とりあえず、高校の件は問題ないな。勉強とか嫌と言うほどやってきたし」

    「よし、まずは外見から変わろう」




    「姉貴」

    「!?  なっ、なによっ!?」

    「俺、ちょっと出かけてくるから」

    「えっ……どっ、どこに行くのよっ!?別に心配とかじゃないけどっ!!」

    39 = 1 :

    「髪、切りに行ってくる……」

    「えっ!?」

    「もさもさしてて、ノートとか見にくいから」

    「でっ、でもっ!前私が切りなさいって言っても切らなかったじゃない!」

    「………関係、ないだろ」

    「あっ………うん」

    「じゃあ、行ってくるから」

    「なっ、何時に帰るのよっ!それぐらい言って行きなさいっ!!そのっ、母さん達が心配するからっ!!」

    「………すぐに帰るよ」

    「本当に?寄り道とかしないで帰るのよ?わっ、私達の家族から不良が出たって思われると困るからね!!!」

    「………大丈夫だって言ってるだろ」

    「あっ…………」

    「じゃあ、行ってくる」


    「…………」

    41 = 1 :

    店員「どのようにいたしますか?」

    「お任せします。スッキリさせちゃって下さい」

    店員「はい、それにしても凄い長いですね。いつぐらいから切ってないんですか?」

    「ん、三年前くらいからですね」

    店員「それは凄いなぁ。切り応えがありそうです」

    「まぁ、適当で」

    店員「かしこまりました。これだけ長いですとスッキリさせるよりも緩くウェーブをあてたりした方が良いと思いますよ?」

    「お任せします」

    店員「はい、かしこまりました」

    ……… 

    …… 

    42 = 20 :

    もう限界・・ラスト支援あとは任せた

    44 = 1 :

    店員「お疲れ様です」

    「あっ、ども」

    店員「しかし凄いですね、こんなの漫画だけだと思ってました」

    「なにが、ですか?」

    店員「いや、髪を切っただけでこんなに変わっちゃうなんて」

    「美容師さんの腕が良かっただけです」

    店員「まぁ、お上手ですね///」

    「いえいえ……」


    ……… 

    …… 

    … 

    「ただいま」

    45 :

    あんまり楽しいとは思わないがこれからに期待あげ

    47 :

    SS職人としてはこの遅さには殺意さえ覚える
    つまんねーんだよしねくず
    姉つけたら伸びるとおもってんじゃねーぞ

    48 :

    石の上にも三年

    49 :

    期待出来そうなだな。続けたまえ

    50 = 15 :

    もう寝てる悪寒


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