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    元スレ大昔の料理レシピを書きまくるスレ

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    101 = :

    うちに現存する30年前の婦人雑誌の付録の弁当レシピも
    やたらケチャップと、そしてカレー粉が登場してる。
    今あまり使わないよね。

    102 = :

    このスレ最初から読んでたら、コロッケが食べたくなって作った。
    キテレツの歌を思い出しながら・・・

    103 = :

    キャベツはどうしたー♪

    104 = :

    昔むかしの洋食屋さんは「チャプ屋」と言われてそうですね。
    ケチャップで味付けしてあるのが多かった事がその由来だそうです。
    ケチャップとウスターソースで作るスパゲッティナポリタンは
    今じゃ喫茶店の定番ですね。

    105 = :

    昔の食べ物:
    生麦、生米、生卵

    106 = :

    江戸時代には豆腐ややアサリシジミの振り売りがあったと同様
    即席味噌汁の売り歩きもあったそうだ。
    味噌と粉かつおを練ったもの・細かく切った豆腐・納豆・みじんの
    ネギなどが用意され、訪問販売を受けた客は好みに応じて買う。
    家で熱湯をそそげば美味しい味噌汁のできあがり。

    107 = :

    昔の婦人雑誌の文章の典雅さに萌えー!
    多少回りくどいが料理が美味しそうに聞こえるものね。
    捨て奥のえらそうな物言いと比べたら...。

    108 = :

    「薩摩汁」
    豚肉ハ普通ニ細ニ、鶏肉ハ骨共ニ切ル可シ人参、大根、油揚ハ短冊形ニ牛蒡ハ
    笹ガキトナシ是等ヲ普通ノ味噌汁中ニ入レ充分煮沸シタル後采ノ目切リ甘藷及ビ
    五分切リノ葱ヲ入レテ仕立ツルナリ。

    「豚汁」
    先ツ豚肉ト人参及ビ里芋トヲ茹デコノ汁ニテ普通味噌汁ヲ製シコノ中ニ是等ノ
    材料並ビニ葱ヲ入レ煮沸スルナリ野菜多キトキハ味一層美ナリ。

    109 = :

    >>92
    祖父がよく言ってたけど、昔は卵はすごく高価で
    卵一個と鮭一切れが同じくらいの値段だったそうです。

    110 = :

    ふーん。ちなみにお幾らぐらい・??

    111 = :

    >>82-88
    当方30歳ですが、キリスト教の幼稚園に行ってて、子供の頃は、
    日曜日に礼拝と日曜学校も行ってたから、ワイン=葡萄酒という
    認識があるよ。
    聖書の教えとかには葡萄酒が頻出するのです。
    ワイン=葡萄酒ってすぐにイメージする人は結構いると思うけど。

    112 = :

    111はトットちゃん

    113 = :

    >>91ふはふは豆腐って生で食うのか?

    114 = :

    まげ

    115 = :

    >>1さん、もっとレシピ書き出してください~

    116 = :

    >>29
    今更だけど、その本買ったので、記念あげ。
    昔は生野菜をあまり食べず、ポテトサラダやマカロニサラダにきゅうりが加わるのは
    夏の号だけ、とか、昭和40年代の日本人がいちばんバランスの取れた食事を
    取っていたらしいとか、いろいろ興味深かった。

    昭和30年代のおやつなんかのレシピもあればよかったなあ。
    昔、うちにあった古い料理の本では、誕生パーティーの献立に
    ホットケーキを重ねてメレンゲで飾ったケーキが載ってたよ。
    オーブンも生クリームも一般的でなかった時代には
    これでも特別の日のケーキだったんだろうな・・・

    117 = :

    良スレあげ♪

    118 = :

    >>82
    とりあえず辞書引くクセを身につけろ
    >>116
    >昭和40年代の日本人がいちばんバランスの取れた食事を取っていたらしい
    そっ、そうなんすか。
    詳しくキボン

    119 = :

    興味深いスレなので続報を待つ
    >葡萄酒=ワイン
    秋になるとボルドー色が持て囃されるけど、ワインカラーと思わずにいる人もいるのかね
    クラシカルに葡萄酒色と表すこともたまに見かけるけど

    120 = :

    <昭和40年代の料理: 沢崎梅子『家庭料理 野菜編』 婦人の友社 S41刊より>

    その1 (キャベツ)玉子まきスープ煮 5人分
    材料:キャベツ(中位の葉20枚) 玉子(5個) スープ(カップ4杯) 塩(小匙2杯)
    サラダオイル(小匙2杯、ベーコンを三切れくらい入れるのでもよし)
    トマトソース(大匙10杯)

    ≪キャベツは一葉ずつにはがし、芯のかたいところをそぎ取ってから、大きいまま
    ゆでて、しなやかにしておきます。
    玉子は黄みが中心になるようにゆで、殻をとり、粉をかるくまぶしてキャベツでつつ
    みます。葉と軸の方を交互において、一個を4枚位でぐるぐると包みます。
    玉子をつつんだキャベツを鍋にきっちりとならべ、スープまたは水をひたひたに加
    え、塩とサラダオイルを少し落として煮ます。20分位中火で煮てから盛りつけます。
    盛り方は、玉子ロールを半分に切り、切り口を上にむけて二つそろえてならべ、ス
    ープの味をととのえてからキャベツのまわりからしずかにつぎ、パセリのみじん切り
    をふりかけます。
    時には人参を大き目に切って、一緒に煮込んでそえることもあります。スープを少
    なくして、別にトマトソース又はホワイトソースをかけてもよろしいのです。又カレー
    ソースで煮込んでもよいでしょう≫

    121 = :

    古本屋で大正八年の料理本(昭和40年代に復刊されたもの)見つけた。
    服部茂一(?)さんという人の監修。
    家庭料理というよりおもてなし料理っぽかったから買わなかったけど、
    気になるなぁ。
    巻末にメートルと尺貫の換算表が載ってた。

    122 = :

    >>121
    服部幸応のじい様だろう。服部料理学園長。
    服部家は代々供応厨膳の家だという。

    123 = :

    テレビで料理研究家の城戸崎愛さんが昭和四年のレシピを紹介してたけどこのスレでは新しい部類か

    124 = :

    赤色エレジー

    125 = :

    おとこいちろうままよとて・・・♪ かい?

    126 = :

    江戸時代によく使われていたらしい煎酒(いりざけ)
    という調味料を作ってみますた。
    酒2カップ、梅干し(甘塩でないもの)2~3個、削り節5gを
    弱火で半量ぐらいに煮詰めて漉すだけ。
    いろいろと使い道がありそう。
    冷や奴にかけてみたらウマーですた。

    127 = :

    >>126
    贅沢なもんですなー。
    塩分15%以上の本物の(塩と梅だけのもの)梅干は今高いぞー。
    でもやってみよー。
    あんがと。

    128 = :

    煎り酒で白身の刺身食うとうまいぞ

    129 = :

    面白いすれだな
    しかし大昔は卵もバナナも高級品だと聞くが、金持ちの為のレシピなのかな?
    それとも、高級品という話は大戦後の話で、戦前は違ったのかな?

    130 = :

    あの肉?

    131 = :

    兎肉の煮込み

    兎1匹分を用意します。

    水洗いして,まな板の上にのせ,背筋から包丁を入れ,尾まで真半分に切り,
    片方を3~4切れに切り離して,リモン半個,ビンニョ食匙10杯,玉ねぎ1個,
    塩食匙1杯,故障茶匙半杯,サルサ,サルソン,ローロ2枚をmぜあわせたあとに
    1時間くらい浸しておきます。

    鍋にマンテイガを入れてつよびにかけ,その中に兎をいれて色づくまで炒め,
    シルをいれ,中火で1時間くらい煮ます。煮汁が少なくなったら,ごく少量の
    ソースとビンニョを加えます。

    青豆缶詰のふたを開けて小鍋にいれ,マンテイガ食匙1杯を加えて火にかけ,
    ざっと煮ます。ピロン・オーロを作り,大皿に兎の肉を盛り,ピロンと青豆をあしらい,
    煮汁をかけて温かいうちにすすめます。

    132 = :

    >>131
    フランク王国のレシピでせうか。
    現代語に直せば普通のプロバンス料理では

    133 = :

    >>132
    缶詰はナポレオン以後なので、せいぜい200年前のレシピということになります。

    134 = :

    栃木県護国神社展示資料室 平成十五年十月一日
    再現・大正・昭和の味 ―陸軍『軍隊調理法』から―

    その四十三 茄子油炒め

                   熱 量 三百四十六カロリー
                   蛋白質 十七・四九グラム
                              
    材料(一人分)

     茄子 :三五十グラム
     味噌 : 六十グラム
     胡麻油:  十グラム
     砂糖 : 十五グラム
     削り節:  八グラム(または煮干粉、四グラム)
     生姜 :  一グラム

    準備

    1:茄子は二・五センチ位の木口切りとなしおく。
    2:生姜は微塵切りとなしおく。
    3:味噌は肉挽き器にかけ置く。

    調理

     鍋に胡麻油を入れて煮立て、茄子を加えて炒り、
     削り節、生姜、砂糖、味噌を加えて絶えず攪拌し、
     茄子に味の染み込むまで煮る。

    備考

     本調理は茄子に水分を多く含むをもって別に水を要せず




    135 = :

    http://www.gokoku.gr.jp/index.html
    軍隊調理法ここのHP
    にありました。
    なすと調味料のみなので試したところ意外に美味かったです。
    一食米、二合の計算はすごかった。
    前に健康診断で一日3食で米2合で、栄養士に怒られたのに。
    兵隊さんはよく動くからダイエット関係なし?

    136 = :

    凄く面白いスレですね。参加させてください。

    江戸時代の豆腐料理をひとつ。

    霰豆腐
    ①豆腐をサラシ等に包んで
    2分の1の厚さになるまで押す。
    ②1,5~2センチの角切りにし、
    目の細かいざるか、こし器に入れて
    円を描くように軽くふる。
    角がとれてボール状になるまでやる。(約20分)
    ③190度の高温で揚げる。
    ④狐色になるまで揚げたら熱いうちに
    塩を振って食べる。


    他にも何点かあるのでまた今度来ます。

    137 = :

    昭和30年代の料理本(なんかの雑誌の付録)を実家で発見。
    出来上がりは今より多い5,6人分。
    読者のアイデア料理が載ってたりしたが、
    その読者の「山田トメ」だの「佐藤キヌ」といった名前に時代を感じた。
    豆炭こたつの通販の広告も載ってた。

    当時まだ珍しかったピザの説明は「お好み焼きのようなもの」
    同じく昭和30年代の育児本もあった。
    自宅でのお産がそれなりにあった時代のもので「赤ちゃんが未熟児であったら、
    早く病院に連れて行きましょう」とあってびびった。
    あと離乳食のとこで、「果物はとても高価です。赤ちゃんに果汁を与えるのは不経済です」
    とあってまたワロタ。
    まだ死ぬ間際でもないとメロンが食えなかった時代のものらしい。

    138 = :

    栃木県護国神社展示資料室 平成十六年三月二十二
    再現・大正・昭和の味 ―陸軍『軍隊調理法』から―

    その六十九 牛肉佃煮

                        熱 量 三百十七カロリー
                        蛋白質 二十三・五〇グラム
                              
    材料(一人分)

     牛肉、百グラム
     牛蒡、百グラム
     唐辛子、一グラム
     砂糖、十五グラム
    醤油、三十五ミリリットル
     食塩、少量

    準備

     牛肉は薄き細切りとなし、牛蒡はささがき、または乱切りとなし、水に浸し、
    灰汁を抜いておく。

    調理

    鍋に牛肉を入れて空炒りし、さらに牛蒡を入れて、焦げつかぬ程度に水を差
    し、牛蒡の煮えたるとき砂糖、醤油、食塩および唐辛子粉を入れて調味し、と
    きどき鍋の底より攪き廻して煮詰めてこれを冷却す。

    備考

    イ、材料としてはこのほかに干貝、鰹、鯖等の魚貝類、その他季節により、筍、
    蕗、昆布の類もよし。
    ロ、牛肉の代りに鯨肉等の缶詰肉を用うるも可なり。
    ハ、醤油「エキス」(軍用の濃縮醤油)を用うるもよし。

    これも米2合分の一人前なので三食ぶんでした。材料の品目の少ない割に
    美味しかったです。ここのHPは調理手順が写真付であるのでためしてみるのに
    都合がいいです。

    139 = :

    http://www.dii.jda.go.jp/msdf/oominato/27edhp/topix/carry/carry.htm
    大昔のということで、海軍カレーも

    140 = :

    http://www.rakuten.co.jp/kaigunsan/
    海軍カレーもいろいろあるなぁ。
    靖国神社でもカレー売ってた。

    141 = :

    自衛隊のカレーは美味しいよ

    143 :

    >>141
    最近、煮込み時間けちってるんであまりうまくないんだなあ…だそうです

    144 :

    少しスレチですが、実家で「きょうの料理」の昭和40年代のを発見したのを
    思い出しました。
    若かりし頃の和田アキ子が得意料理を披露しており、
    炊きたての白飯を丼によそい、納豆と茹でたニラを乗せ
    卵黄を真ん中に乗せて、味噌汁をぶっかけて食べる、というもので
    「アコ飯(めし)」と命名されてました。

      漢だと思いました。

    145 :

    >>144
    それを放送したNHKもかなりのもんだね。

    146 :

    日光金谷ホテルで蔵を掃除したら出てきたという創業当時の
    レシピ。
    それを再現した130周年記念ディナーが食べてみたい。

    147 :

    かなり遅レスになりますが・・・
    上のほうに出ていた松茸の話。(ハンバーグに松茸のみじん切りを~)
    現在80歳、大阪出身の祖母の話だと70年位前までは松茸はかなり安いきのこだったとか。
    しいたけよりもひんぱんに食べてすき焼きにも山ほど入れていたと言っておりました。
    今考えるとうらやましいようなもったいないような・・・

    148 :

    >>147
    俺も聞いたことがある。
    肉が高価なので、間を埋めるために入れてるだけで、余り喜ばれなかったとか。

    149 :


     《熱地兵食として》
    「麦飯カレー」
    材料 獣肉10匁、玉葱3匁、小麦粉3匁、馬鈴薯15匁、人参5匁、
       ラード2匁、カレー粉0.2匁、食塩1匁

    準備  1.獣肉は細切にし置く。
        2.人参馬鈴薯は5分角位の賽の目に切り、玉葱は千切りとし置く。
        3.米、麦飯は稍々強目に炊き置く。

    調理法 1.鍋にラードを煮立て之に小麦粉を加へ、良く混合しつつ炒りて油粉捏を作り次の煮汁にて延し、
          カレー粉を加へ置く。
        2.鍋に一人当たり約1合2勺の水を入れ、獣肉を入れて煮立て次に人参を加えて煮熟したるとき
          其の煮汁の一部は前記油粉捏を溶き延しに用い、しかる後馬鈴薯を入れ軟かくなりたるとき
          玉葱を投じ之に油粉捏を流し込み、良く混合して後食塩にて調味したるものを飯と共に分配し
          喫食の際飯に掛けて用う。

    150 = 149 :

    《大正十三年》  
    ライスカレー     二〇三カロリー   

    材 料
      牛肉 一〇匁  玉葱 一〇匁  人参 五匁  
      馬鈴薯 五匁  カレー粉 一分
      小麦粉 三匁  食塩 一匁   ラード二匁  胡椒一分
    準備
        イ、牛肉は極く細く刻み置く。
        ロ、人参、馬鈴薯は二、三分角位の賽の目に刻み、玉葱は千切となし置く。
    調理
        イ、鍋にラードを煮立て之にカレー粉を加てよく炒り、
          小麦粉を入れ攪拌し油粉捏を作り次の煮汁にて溶き延ばし置く。
        ロ、鍋に一人当一合二勺の水入れ、牛肉を投じて煮立て、次に人参を入れ、
          煮へたるときその煮汁の一部は前の油粉捏の溶き延しに用ひ、
          然る後馬鈴薯を入れ、やゝ軟くなりたるとき、玉葱を投じ、
          之に前の溶き延し置きたる油粉捏を流し込み攪拌して食塩、
          胡椒にて調味したるものを飯にかく。
    備考
        イ、飯は強目に炊くべし。又米麦飯可なり。
        ロ、青味を付ける為に少量の青豌豆を用ふるも可なり。


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