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元スレ新ジャンル「鋏」
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db 「もしかして貴方、左手用鋏の方がタイプだから、わたしのことを……」
男 「お前が鋏だからだよ」
db 「貴方の遺伝子は二重螺旋」
db 「そしてわたしのかたちもまた、二つで一つ」
db 「いくら貴方が童貞でも、ここまで言えばもうあとはわかるでしょう?」
男 「ああ……お前とは早めに決着を付けなきゃならねえってことがな!」
db 「そしてわたしのかたちもまた、二つで一つ」
db 「いくら貴方が童貞でも、ここまで言えばもうあとはわかるでしょう?」
男 「ああ……お前とは早めに決着を付けなきゃならねえってことがな!」
男 「待てよ」
男 「糸が先にお前の刃に巻き付けば……!」
男 「刃が開けなきゃいくらお前でも赤い糸は切れめぇて!」
db 「その糸のもう一方は貴方に巻き付くだろうから、別に構わないわ」
男 「……」
男 「……<ιょぅ」
男 「畜生おおおおおオオオオオオ!!!!!!!!!!!111」
db 「オオなんて可哀想な童貞! オオ、オオなんといういとおしい童貞!!」 シャキンシャキンシャキン
男 「糸が先にお前の刃に巻き付けば……!」
男 「刃が開けなきゃいくらお前でも赤い糸は切れめぇて!」
db 「その糸のもう一方は貴方に巻き付くだろうから、別に構わないわ」
男 「……」
男 「……<ιょぅ」
男 「畜生おおおおおオオオオオオ!!!!!!!!!!!111」
db 「オオなんて可哀想な童貞! オオ、オオなんといういとおしい童貞!!」 シャキンシャキンシャキン
db 「カッターの刃はわたしを切れない」
db 「でもわたしはカッターの刃を切れる」
db 「わかるかしら?」
男 「何がじゃ」
db 「貴方がこれ以上カッターに浮気するというのなら、わたしにも覚悟があるということよ」
男 「やめてーカッターの刃はちゃんと折るとこで折ってー! 危ないからー!」
db 「上等じゃない危険な恋!」
db 「でもわたしはカッターの刃を切れる」
db 「わかるかしら?」
男 「何がじゃ」
db 「貴方がこれ以上カッターに浮気するというのなら、わたしにも覚悟があるということよ」
男 「やめてーカッターの刃はちゃんと折るとこで折ってー! 危ないからー!」
db 「上等じゃない危険な恋!」
db 「切り取り線さえついているのなら、かみさまだって切ってみせるわ!」
男 「中二病だねぇ」
db 「先端が磁力を帯びていそうで帯びていない金属ナンバー1って、な~んだ?」
男 「帯びたかったの? 開きにくくなるだけだと思うよ」
db 「サア童貞。いつまでも引き籠もっていないで、外に出ましょう!」
男 「オレぁ別に引き籠もりじゃねーし、そもそも童t
db 「ここに大小の鋏を用意しておいたわ」
db 「貴方にもしまだもののふの気概が残っているのなら、これを帯びて颯爽とお征きなさい!」
男 「そんな間抜けな武士いねー!」
db 「アラアラわがままばかり言ってるとホントにチョン切っちゃうわよ?」
db 「2011年度・携帯していていざという時に助かった文房具ランキングナンバー1
(コクヨマーケティング調べ)が鋏だということを貴方はまだ知らないだけなのよ!!」
男 「オレぁ別に引き籠もりじゃねーし、そもそも童t
db 「ここに大小の鋏を用意しておいたわ」
db 「貴方にもしまだもののふの気概が残っているのなら、これを帯びて颯爽とお征きなさい!」
男 「そんな間抜けな武士いねー!」
db 「アラアラわがままばかり言ってるとホントにチョン切っちゃうわよ?」
db 「2011年度・携帯していていざという時に助かった文房具ランキングナンバー1
(コクヨマーケティング調べ)が鋏だということを貴方はまだ知らないだけなのよ!!」
男 「ヒマだな」
db 「アラそう? じゃあ鋏将棋でもしましょうか?」
男 「不吉な予感しかしてこないからやめとくわ」
db 「バカねえ。そこで一歩踏み出す勇気がないから、貴方はいつまでたっても童貞なのよ」
db 「アラそう? じゃあ鋏将棋でもしましょうか?」
男 「不吉な予感しかしてこないからやめとくわ」
db 「バカねえ。そこで一歩踏み出す勇気がないから、貴方はいつまでたっても童貞なのよ」
db 「サア何をぐずぐずしているの? 早く支度なさい」
男 「……オイ今度はオレをどこの反常識的世界へと誘うつもりだ」
db 「アラ仮面舞踏会に決まっているじゃない」
男 「……で、お前はそこにどう絡むわけ?」
db 「この二つの穴が仮面にならないわけがないでしょう?」
男 「ならねえよ! なってたまるかッ!!」
db 「ホホ愚かな童貞ね。数少ない出会いのチャンスを自分から振るだなんて!」
男 「……オイ今度はオレをどこの反常識的世界へと誘うつもりだ」
db 「アラ仮面舞踏会に決まっているじゃない」
男 「……で、お前はそこにどう絡むわけ?」
db 「この二つの穴が仮面にならないわけがないでしょう?」
男 「ならねえよ! なってたまるかッ!!」
db 「ホホ愚かな童貞ね。数少ない出会いのチャンスを自分から振るだなんて!」
db 「キャア何をしているの童貞!」
男 「オレはなぜ鋏なんぞに童貞呼ばわりされた上、調理にケチをつけられにゃならんのだろう……」
db 「無謀なことはおやめなさい!」
db 「椎茸のヘタを手でもいで綺麗に取れるのは選ばれしリア充だけ!」
db 「童貞が同じことをしても、ヘタごと椎茸が裂けるだけなのを知らないのッ!?」
男 「いえ存じませんが」
db 「おとなしくキッチン鋏をお使いなさい!」
db 「分をわきまえない童貞は道を歩いているだけでも不審者情報がメールで出回るご時世なのよ!」
男 「いやヘタぐらい取れるっての……」
男 「オレはなぜ鋏なんぞに童貞呼ばわりされた上、調理にケチをつけられにゃならんのだろう……」
db 「無謀なことはおやめなさい!」
db 「椎茸のヘタを手でもいで綺麗に取れるのは選ばれしリア充だけ!」
db 「童貞が同じことをしても、ヘタごと椎茸が裂けるだけなのを知らないのッ!?」
男 「いえ存じませんが」
db 「おとなしくキッチン鋏をお使いなさい!」
db 「分をわきまえない童貞は道を歩いているだけでも不審者情報がメールで出回るご時世なのよ!」
男 「いやヘタぐらい取れるっての……」
db 「文殊と不動はいいかげん煩悩を断つためには剣でなく鋏を持つべきなのよ」
男 「しまらねえ仏像だなあ」
db 「ソウ、じゃあ仕方がないわね。かわりに貴方が持っていてちょうだい」
男 「さりげに何ほざいてやがる」
男 「しまらねえ仏像だなあ」
db 「ソウ、じゃあ仕方がないわね。かわりに貴方が持っていてちょうだい」
男 「さりげに何ほざいてやがる」
db 「アアたまに貴方という人がわからなくなる」
男 「オレぁおはようからおやすみまで延々とお前のことがわからんね」
db 「わたしという鋏がありながら、薄汚いカッターで鉛筆を削るだなんて!」
男 「削れるかァッ!」
db 「マアその程度のテクニックもないくせに女の子を悦ばせられるとまさか本気で思っていたの?」
db 「ホホなんという身の程知らずな童貞! オオそれが故にますますもっていとおしい童貞!!」
男 「オレぁおはようからおやすみまで延々とお前のことがわからんね」
db 「わたしという鋏がありながら、薄汚いカッターで鉛筆を削るだなんて!」
男 「削れるかァッ!」
db 「マアその程度のテクニックもないくせに女の子を悦ばせられるとまさか本気で思っていたの?」
db 「ホホなんという身の程知らずな童貞! オオそれが故にますますもっていとおしい童貞!!」
db 「平行世界論に基づくのなら、丁髷の代わりに裁ち鋏を頭に乗せる江戸時代もあったはずなのよ」
男 「無いよ」
男 「薄い紙ならかろうじて切れる木の鋏ってあるじゃん? 幼児用の」
男 「お前があれならまだいくぶんかマシだったのによぉ」
db 「アア童貞でしかもロリコンだなんて! なんという三重苦なの我が夫(つま)は!」
男 「あの鋏はょぅι゙ょ扱いなのか……」
男 「そして無実の二重の上になにさらっと一重増やしてんだてめぇ」
男 「お前があれならまだいくぶんかマシだったのによぉ」
db 「アア童貞でしかもロリコンだなんて! なんという三重苦なの我が夫(つま)は!」
男 「あの鋏はょぅι゙ょ扱いなのか……」
男 「そして無実の二重の上になにさらっと一重増やしてんだてめぇ」
db 「深夜の通販はそろそろまな板ごとだって切れるキッチン鋏を紹介するべきだわ」
男 「どういう使い方してたらキッチン鋏でまな板ごと切っちゃうのさ!?」
db 「ハサミノキを植えましょう」
男 「……そんな木あるの?」
db 「ローソクノキとかシアバターノキとかみたいなものね」
男 「……鋏が採れる木なの? それとも鋏みたいな花とか実がつく木なの?」
db 「ツベコベ言わずにお植えなさい!」
db 「口より先に行動へ移す気概がないから、貴方はいつまでたっても童貞のままなのよ!」
男 「童貞論争はいずれケリを付けるとしてさ、だからその木、どこにあンだよ?」
男 「……そんな木あるの?」
db 「ローソクノキとかシアバターノキとかみたいなものね」
男 「……鋏が採れる木なの? それとも鋏みたいな花とか実がつく木なの?」
db 「ツベコベ言わずにお植えなさい!」
db 「口より先に行動へ移す気概がないから、貴方はいつまでたっても童貞のままなのよ!」
男 「童貞論争はいずれケリを付けるとしてさ、だからその木、どこにあンだよ?」
db 「いきなり武士に斬りかかられたらどうする気!?」
db 「貴方、真剣白刃取りなんかできやしないでしょう」
db 「でも鋏を広げれば、貴方みたいな童貞にだって簡単に刀を受け止められるのよ!」
男 「平成も二十年を超えたってのに、オレはいまさら辻斬りなんぞに遭わにゃならんのか」
男 「剣で切られるよか、おやくざさんの銃撃戦に巻き込まれる可能性の方が高いっつうの」
db 「貴方、真剣白刃取りなんかできやしないでしょう」
db 「でも鋏を広げれば、貴方みたいな童貞にだって簡単に刀を受け止められるのよ!」
男 「平成も二十年を超えたってのに、オレはいまさら辻斬りなんぞに遭わにゃならんのか」
男 「剣で切られるよか、おやくざさんの銃撃戦に巻き込まれる可能性の方が高いっつうの」
db 「ならば飛来する弾丸を鋏で切れるようにおなりなさい」
男 「無ww理wwwwww」
db 「まずは蝿で練習よ」
男 「オレは武蔵じゃねえwwwwwww」
db 「……」
db 「……ネエわたしはけして貴方に嫌がらせを言っているんじゃないの」
db 「貴方を愛しているからこそ、貴方にはわたしを完璧に使いこなしてほしいのよ!!」
男 「せめて鋏本来の使い方に限定してくれwwwwwwww」
男 「無ww理wwwwww」
db 「まずは蝿で練習よ」
男 「オレは武蔵じゃねえwwwwwww」
db 「……」
db 「……ネエわたしはけして貴方に嫌がらせを言っているんじゃないの」
db 「貴方を愛しているからこそ、貴方にはわたしを完璧に使いこなしてほしいのよ!!」
男 「せめて鋏本来の使い方に限定してくれwwwwwwww」
db 「わたしをよーくご覧なさい」
db 「持ち手の部分に栓抜きだか殻割りだかがついているでしょう?」
男 「キッチン鋏には普通ついてるよね。使ったことはない機能だけど」
db 「刃が嫌だというのなら、これで貴方を悦ばせてあげてることもできるのよ!」
男 「悦ぶか! お前オレをなんだと思ってるんだ!?」
db 「鋏(scissors)はS! 男(men)はM! これは定説なのよ諦めなさい!!」
db 「持ち手の部分に栓抜きだか殻割りだかがついているでしょう?」
男 「キッチン鋏には普通ついてるよね。使ったことはない機能だけど」
db 「刃が嫌だというのなら、これで貴方を悦ばせてあげてることもできるのよ!」
男 「悦ぶか! お前オレをなんだと思ってるんだ!?」
db 「鋏(scissors)はS! 男(men)はM! これは定説なのよ諦めなさい!!」
db 「わたしなら、貴方の前をチョン切ることも、貴方の後ろにねじ込むことも、どちらもできるというのに」
男 「なぜその二つが等価ッ!?」
db 「ヒマねえちょっと貴方何かお切りなさいな」
男 「別にいまんとこ切るようなもんはねえよ」
db 「フウこれだから童貞は……」
男 「ことあるごとに童貞童貞言うのやめれ」
db 「誘っているのよ気付きなさい」
男 「何にッ!?」
db 「愛する人の手で何かを切るのが、鋏にとっての最高のしあわせなのよ!」
db 「貴方はわたしの笑顔を見たくはないの?」
db 「そのためならばおちんちんさえ惜しくはないのッ!?」 シャッキーン
男 「すいませんめっちゃ惜しいです!」
男 「別にいまんとこ切るようなもんはねえよ」
db 「フウこれだから童貞は……」
男 「ことあるごとに童貞童貞言うのやめれ」
db 「誘っているのよ気付きなさい」
男 「何にッ!?」
db 「愛する人の手で何かを切るのが、鋏にとっての最高のしあわせなのよ!」
db 「貴方はわたしの笑顔を見たくはないの?」
db 「そのためならばおちんちんさえ惜しくはないのッ!?」 シャッキーン
男 「すいませんめっちゃ惜しいです!」
男 「だいたい鋏の笑顔ってなんだよ……」
男 「お前、顔なんかねえじゃん鋏じゃん……」
db 「金属光沢の具合で察しなさい」
男 「わかるかぁッ!」
db 「わかるようになりなさい」
db 「このぐらい三条の和鋏職人なら基本のキよ」
男 「お前、顔なんかねえじゃん鋏じゃん……」
db 「金属光沢の具合で察しなさい」
男 「わかるかぁッ!」
db 「わかるようになりなさい」
db 「このぐらい三条の和鋏職人なら基本のキよ」
男 「万能鋏って、何がどのくらい万能なわけ?」
db 「話せば長くなるんだけど……強いて言うなら」
db 「貴方を愛するというそのたった一事だけで、万の機能を語り尽くしてなお余りあるわ!」
男 「いかん相変わらずこいつ話が通じねえ……」
db 「話せば長くなるんだけど……強いて言うなら」
db 「貴方を愛するというそのたった一事だけで、万の機能を語り尽くしてなお余りあるわ!」
男 「いかん相変わらずこいつ話が通じねえ……」
db 「何を考えているか当ててみましょうか?」
男 「どうせまたオレを変態童貞扱いするんだろ……」
db 「カシメをとった穴におちんちんを差し込んで」
男 「お前……さすがにそれは龍神さまのスケールを見くびりすぎだぜ……」
db 「そのままわたしを使ってよがらせたいと思っていたんでしょう?」
db 「ホホまったく童貞の夢想しそうなことね!」 シャキンシャキン
男 「いや夢想してるのはお前! お前だから!!」
男 「どうせまたオレを変態童貞扱いするんだろ……」
db 「カシメをとった穴におちんちんを差し込んで」
男 「お前……さすがにそれは龍神さまのスケールを見くびりすぎだぜ……」
db 「そのままわたしを使ってよがらせたいと思っていたんでしょう?」
db 「ホホまったく童貞の夢想しそうなことね!」 シャキンシャキン
男 「いや夢想してるのはお前! お前だから!!」
db 「貴方はもっとわたしに対して素直にならなくてはいけないわ」
男 「素直じゃないですか!」
男 「童貞言うな、ほかの刃物使っても文句言うな、龍神さまのお命狙うな……」
男 「さんざっぱら素直に言ってるじゃないですかァ!」
db 「またそうやって童貞にしか通じない屁理屈をこねる」
db 「小指掛けのある方の穴にわざわざ親指を突っ込むかのような天の邪鬼な生き方はもうおやめなさい」
db 「貴方はもっとわたしに対して素直にならなくてはいけないわ」
男 「日本語は通じるのに話が通じないって……!」
男 「左手で鋏を使うかの如き、このもどかしさ……ッ!!」
男 「素直じゃないですか!」
男 「童貞言うな、ほかの刃物使っても文句言うな、龍神さまのお命狙うな……」
男 「さんざっぱら素直に言ってるじゃないですかァ!」
db 「またそうやって童貞にしか通じない屁理屈をこねる」
db 「小指掛けのある方の穴にわざわざ親指を突っ込むかのような天の邪鬼な生き方はもうおやめなさい」
db 「貴方はもっとわたしに対して素直にならなくてはいけないわ」
男 「日本語は通じるのに話が通じないって……!」
男 「左手で鋏を使うかの如き、このもどかしさ……ッ!!」
db 「鋏を開いて投げたらブーメランになると思っていた頃の貴方……」
db 「ホントにやって人に当たって大騒ぎになったときの貴方……」
db 「そんな貴方を慰めたのが、わたしたちの愛の始まりだったわね」
男 「ソースもなしに当の本人を騙くらかせると思うなよ!」
db 「ホントにやって人に当たって大騒ぎになったときの貴方……」
db 「そんな貴方を慰めたのが、わたしたちの愛の始まりだったわね」
男 「ソースもなしに当の本人を騙くらかせると思うなよ!」
男 「メシでもつくるか」
db 「お待ちなさい」
男 「お前も何か食うの? 鋏なのに」
db 「ちょうどいいわこの本をあげる」
つ『キッチン鋏だけでつくる! 本格和洋中のすべて』
男 「キッチン鋏すげえええええええ!」
db 「お待ちなさい」
男 「お前も何か食うの? 鋏なのに」
db 「ちょうどいいわこの本をあげる」
つ『キッチン鋏だけでつくる! 本格和洋中のすべて』
男 「キッチン鋏すげえええええええ!」
db 「ちょっと! いま刃に指紋を付けたでしょう?」
男 「えー……刃についた紙くず払っただけじゃーん」
db 「罰よ。わたしを研ぎなさい」
男 「研がんでも別にまだ切れるよ」
db 「……アアもどかしい恋ね鈍感な童貞ね!」
db 「甘えるのにも見栄を張りたい女心を察しなさい!」
男 「研がれるのは甘えなんだ!?」
男 「ってオレには素直になれと言っておいて自分はこれか! クソックソッ!」
db 「……フウ貴方が童貞を卒業できる日は、どうやらまだまだ先のことになりそうね」
男 「えー……刃についた紙くず払っただけじゃーん」
db 「罰よ。わたしを研ぎなさい」
男 「研がんでも別にまだ切れるよ」
db 「……アアもどかしい恋ね鈍感な童貞ね!」
db 「甘えるのにも見栄を張りたい女心を察しなさい!」
男 「研がれるのは甘えなんだ!?」
男 「ってオレには素直になれと言っておいて自分はこれか! クソックソッ!」
db 「……フウ貴方が童貞を卒業できる日は、どうやらまだまだ先のことになりそうね」
db 「あの仲尼という男」
db 「妙に形式にうるさくて、薬味の葱も、鋏ではなく包丁で刻んだものにしか箸をつけないの」
db 「でもまあそこまでして付き合うほどの価値がある男でもないわ」
db 「だから貴方は安心してわたしで葱を刻んでちょうだい」
男 「たしかに孔子に用なぞありゃせんが……ありゃせんが……」
db 「妙に形式にうるさくて、薬味の葱も、鋏ではなく包丁で刻んだものにしか箸をつけないの」
db 「でもまあそこまでして付き合うほどの価値がある男でもないわ」
db 「だから貴方は安心してわたしで葱を刻んでちょうだい」
男 「たしかに孔子に用なぞありゃせんが……ありゃせんが……」
db 「鋏を擬人化するより先に貴方にはまずやるべきことがあるはずよ」
男 「お前がどっか行ってくれたら、オレは鋏がどうのと悩む必要すらなくなるんですがね」
db 「鋏に足がついた本当の『ハサミムシ』を感得なさい」
男 「きめえええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!1」
db 「足は多ければ多いほどいいわ」
男 「ハサミムシ六本! ハサミムシのあんよは六本固定ですから!」
db 「あれってパッと見はヤスデみたいなんだからそれでいいのよ」
男 「よくねええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!1」
db 「必殺技は百足と同じ。『天井ダイブ』と『お布団侵入』よ」
男 「危ねえええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!1」
男 「お前がどっか行ってくれたら、オレは鋏がどうのと悩む必要すらなくなるんですがね」
db 「鋏に足がついた本当の『ハサミムシ』を感得なさい」
男 「きめえええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!1」
db 「足は多ければ多いほどいいわ」
男 「ハサミムシ六本! ハサミムシのあんよは六本固定ですから!」
db 「あれってパッと見はヤスデみたいなんだからそれでいいのよ」
男 「よくねええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!1」
db 「必殺技は百足と同じ。『天井ダイブ』と『お布団侵入』よ」
男 「危ねえええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!1」
>>82
おまえ……生きていたのか……
おまえ……生きていたのか……
男 「鋏カバー!」
男 「フフフはじめからこいつを使っていればよかったのだ!!」
db 「そういうのはイスラム圏の鋏にやってちょうだい」
男 「ちゃうちゃうこれそういうもんとちゃう!」
男 「フフフはじめからこいつを使っていればよかったのだ!!」
db 「そういうのはイスラム圏の鋏にやってちょうだい」
男 「ちゃうちゃうこれそういうもんとちゃう!」
男 「なんだか今日の鋏は固いなあ……」 ジョキジョキ
db 「持ち手の間に強力バネを仕込んでみたのよ」
男 「またいらんこと始めやがったよこの刃物ッ!」
db 「引きこもりなんだからせめて日常生活の中で少しでも身体を鍛えないと!」
男 「何度も言うけどオレぁ別に引きこもってませんから! バネ外せ!!」
db 「持ち手の間に強力バネを仕込んでみたのよ」
男 「またいらんこと始めやがったよこの刃物ッ!」
db 「引きこもりなんだからせめて日常生活の中で少しでも身体を鍛えないと!」
男 「何度も言うけどオレぁ別に引きこもってませんから! バネ外せ!!」
db 「コンビ名を決めましょう」
男 「誰と、誰の?」
db 「わたしと、貴方の、名コンビで、紙切り芸の世界に君臨するのよ!」
男 「……」
男 「やべぇオレ疲れてるのかな」
男 「なんだかそのオチ、すっごくいい落ち着きどころみたいに思えてきた!」
男 「誰と、誰の?」
db 「わたしと、貴方の、名コンビで、紙切り芸の世界に君臨するのよ!」
男 「……」
男 「やべぇオレ疲れてるのかな」
男 「なんだかそのオチ、すっごくいい落ち着きどころみたいに思えてきた!」
db 「アア服の裾から! 服の裾からあ!!」
糸 「……」
男 「ん? ああ、糸くず……ありがとう」 ツイ
db 「引っ張っちゃ駄目!!」
男 「え?」
db 「それはほつれた糸になりすました運命の赤い糸!」
男 「エエエエエエエエエッ!?」
db 「汚いわさすが赤い糸汚い!」
db 「そうやって貴方との出会いを作為的に演出しようと目論んでいるのよ!」
男 「いやいやいやいや、ないないないない」
男 「何が哀しゅうて赤い糸そのものに惚れられにゃならんのさ?」
db 「アアもうもどかしい童貞ね!」
db 「信じなくても構わないから、きちんと鋏でしっかり断ち切りなさいその邪恋を!」
糸 「……」
糸 「……」
男 「ん? ああ、糸くず……ありがとう」 ツイ
db 「引っ張っちゃ駄目!!」
男 「え?」
db 「それはほつれた糸になりすました運命の赤い糸!」
男 「エエエエエエエエエッ!?」
db 「汚いわさすが赤い糸汚い!」
db 「そうやって貴方との出会いを作為的に演出しようと目論んでいるのよ!」
男 「いやいやいやいや、ないないないない」
男 「何が哀しゅうて赤い糸そのものに惚れられにゃならんのさ?」
db 「アアもうもどかしい童貞ね!」
db 「信じなくても構わないから、きちんと鋏でしっかり断ち切りなさいその邪恋を!」
糸 「……」
パチン……パチン……
友「いい音だ」 チビチビ
男「終わった花殻摘んでるだけやん」
男「人んちで変なもんバックミュージックにして呑んでんじゃねえよ」
友「変でもないよ」
友「慣れた手つきから出てくる音というのは、虫の音や鳥の声にも劣るもんじゃあない」
男「悪かったなー庭いじりになんか慣れたひま人で」
友「慣れのついでだ。あとでそこの万願寺も摘んでくれ。味噌で焼こう」
男「図に乗んなよ何もしねえ酒飲みが!」
友「実はいい味噌が手に入ったんでお裾分けに来たんだ」
男「それを先に言えアホウ!」
パチン……パチン……
男 「うおッ変にちぎれたァ!?」 ビリッ
db 「マア相変わらずアルミホイルが下手なのね」
男 「刃のついたふたがふにゃふにゃになってて、切ってる途中でくにって曲がるんだよ!」
db 「意地を張らずにわたしをお使いなさいな」
男 「ふざけんな何が哀しゅうてアルミホイル如きにわざわざ鋏なんざァ!」
db 「ホホかわいい子! ホホホ意地を張る男の子ってホントかわいいわ!!」
db 「マア相変わらずアルミホイルが下手なのね」
男 「刃のついたふたがふにゃふにゃになってて、切ってる途中でくにって曲がるんだよ!」
db 「意地を張らずにわたしをお使いなさいな」
男 「ふざけんな何が哀しゅうてアルミホイル如きにわざわざ鋏なんざァ!」
db 「ホホかわいい子! ホホホ意地を張る男の子ってホントかわいいわ!!」
db 「わたしでも切れない世界にたった一つのもの」
男 「こんにゃく?」
db 「イイエそれは貴方への溢れ出るこの想い……!」 シャキンシャキン
男 「じゃあ何なら切れるの? カッター? ニッパー? ノコギリ?」
男 「こんにゃく?」
db 「イイエそれは貴方への溢れ出るこの想い……!」 シャキンシャキン
男 「じゃあ何なら切れるの? カッター? ニッパー? ノコギリ?」
友「八月三日か」
友「今日は鋏の日だね」
男「何の日だってあるのなこの国」
友「鋏供養の日でもある」
友「どれ。いらなくなった鋏でもあれば一献手向けようじゃないか」
男「じゃあいい機会だ、切れにくくなったキッチン鋏にそろそろ踏ん切りつけるか」
男「それにしてもこの酔っ払いは何かにつけて呑みたがる」
友「現代の鋏は日本刀の技術が明治になって転化されたものがルーツだそうだ」
友「ならば刀と同じ魂がこもっていると見て当然」
友「最期に供養してやるのは人として払うべき当然の敬意だろう」 プシュッ
男「ものが鋏じゃなくてもおまえはきっと似たようなことを言うね! カシオミニを賭けてもいい!」
友「そうかい」
友「だが酒飲みから呑む口実を奪ってしまうと、あとが怖いぞ? ふ、ふ」 ゴクゴク
友「今日は鋏の日だね」
男「何の日だってあるのなこの国」
友「鋏供養の日でもある」
友「どれ。いらなくなった鋏でもあれば一献手向けようじゃないか」
男「じゃあいい機会だ、切れにくくなったキッチン鋏にそろそろ踏ん切りつけるか」
男「それにしてもこの酔っ払いは何かにつけて呑みたがる」
友「現代の鋏は日本刀の技術が明治になって転化されたものがルーツだそうだ」
友「ならば刀と同じ魂がこもっていると見て当然」
友「最期に供養してやるのは人として払うべき当然の敬意だろう」 プシュッ
男「ものが鋏じゃなくてもおまえはきっと似たようなことを言うね! カシオミニを賭けてもいい!」
友「そうかい」
友「だが酒飲みから呑む口実を奪ってしまうと、あとが怖いぞ? ふ、ふ」 ゴクゴク
男 「冬はこたつですな」
db 「エエまったくね」
男 「……鋏はこたつ関係ないだろ鋏は」
db 「何を言っているの。こたつに文旦は常識でしょう?」
男 「普通のみかんで十分だよ。文旦剥くのめんどくさいし」
db 「駄目よ! 文旦の中の皮を手だけで綺麗にむけるのは熟練のリア充のみ!」
db 「童貞が真似しようとしても、中の実がつぶれて汁が飛び散るだけなのよ!!」
db 「いいからおとなしくキッチン鋏を使いなさい!」
男 「だから普通のみかんでいいって言ってるだろ聞けよ人の話!」
db 「エエまったくね」
男 「……鋏はこたつ関係ないだろ鋏は」
db 「何を言っているの。こたつに文旦は常識でしょう?」
男 「普通のみかんで十分だよ。文旦剥くのめんどくさいし」
db 「駄目よ! 文旦の中の皮を手だけで綺麗にむけるのは熟練のリア充のみ!」
db 「童貞が真似しようとしても、中の実がつぶれて汁が飛び散るだけなのよ!!」
db 「いいからおとなしくキッチン鋏を使いなさい!」
男 「だから普通のみかんでいいって言ってるだろ聞けよ人の話!」
db 「ハア貴方が童貞じゃなかったら……」
男 「いいかげん小型金属収集の日に捨てたろかてめぇ」
db 「人間の彼女との通話中に電話線をチョン切ってやったのに」
男 「つまらない野望は捨てろ!」
db 「いまどき携帯も持っていないような男だから童貞なのねえハア」
男 「あァ? 携帯と童貞は関係ねえだろ、携帯と童貞はよォ?」
男 「いいかげん小型金属収集の日に捨てたろかてめぇ」
db 「人間の彼女との通話中に電話線をチョン切ってやったのに」
男 「つまらない野望は捨てろ!」
db 「いまどき携帯も持っていないような男だから童貞なのねえハア」
男 「あァ? 携帯と童貞は関係ねえだろ、携帯と童貞はよォ?」
友「久しぶりに気持ちのいい五月晴れが来たねえ」
男「いま六月ですが」
友「旧のことだからこれでいいんだよ」
友「晴れると梔子もいい香りだ」
男「去年花がつかなかったぶん、今年は当たったみたいなんよ」
友「なるほど」 トクトク
男「うーわ酔っ払いがさっそく呑みモードに入ったー」
友「いいじゃないか自前なんだし」
男「当たり前だ。これで呑まねえ俺が酒まで用意してたら奴隷乙もいいとこだろ」
友「花を用意してもらっただけで十分さ」
友「君はこの花の香に酔うといい。それでちょうどいい」
男「ふん……ん?」 ノソノソ
友「どうした、庭に出て。間近のほうがいいのかい?」
男「いや。どうせ見ながら呑むんなら、茶色くなってきた花は摘んどくわ」 パチンパチン
友「奴隷乙」 チビチビ
男「いま六月ですが」
友「旧のことだからこれでいいんだよ」
友「晴れると梔子もいい香りだ」
男「去年花がつかなかったぶん、今年は当たったみたいなんよ」
友「なるほど」 トクトク
男「うーわ酔っ払いがさっそく呑みモードに入ったー」
友「いいじゃないか自前なんだし」
男「当たり前だ。これで呑まねえ俺が酒まで用意してたら奴隷乙もいいとこだろ」
友「花を用意してもらっただけで十分さ」
友「君はこの花の香に酔うといい。それでちょうどいい」
男「ふん……ん?」 ノソノソ
友「どうした、庭に出て。間近のほうがいいのかい?」
男「いや。どうせ見ながら呑むんなら、茶色くなってきた花は摘んどくわ」 パチンパチン
友「奴隷乙」 チビチビ
db 「それにつけても解せない話ね」
男 「一番解せねえのは今ここにいるファック鋏だよ」
db 「密教法具に鋏がないだなんてどう考えてもおかしいじゃないの」
男 「おかしいのはお前の方だ」
db 「そうね貴方出家なさい。童貞なんだからちょうどいいわ」
db 「そして鋏を持った尊像を崇拝する新宗を打ち立てるのよ!」
db 「出家するには煩悩が邪魔だというのなら、いますぐわたしがチョン切ってあげるから!!」
男 「あいにくとオレぁ龍神信仰の修験者だからなァ! 遠慮しとくぜ!!」
男 「一番解せねえのは今ここにいるファック鋏だよ」
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db 「出家するには煩悩が邪魔だというのなら、いますぐわたしがチョン切ってあげるから!!」
男 「あいにくとオレぁ龍神信仰の修験者だからなァ! 遠慮しとくぜ!!」
友「手に鋏刀、何摘む人か、春の園……」
男「ん?」
友「子規だよ」 チビチビ
男「何を摘もうが子規にどうこう詮索されるいわれはねえ!」
男「庭の手入れぐらい好きにさせろや」 パチンパチン
友「そこの葱坊主を摘もう」
男「何摘むとか言いながら指定してきやがった」
友「天ぷらにするといい」
男「しかもてめえの肴じゃねえか」
友「どうせいつも摘んだら捨ててるんだろ?」
男「悪いかコンチクショウ!」
友「坊主は粗末に扱うと罰が当たるよ」
友「きちんと酒で供養し仏罰から救ってやろうってんだ。感謝してほしいもんだね」 クス
男「ん?」
友「子規だよ」 チビチビ
男「何を摘もうが子規にどうこう詮索されるいわれはねえ!」
男「庭の手入れぐらい好きにさせろや」 パチンパチン
友「そこの葱坊主を摘もう」
男「何摘むとか言いながら指定してきやがった」
友「天ぷらにするといい」
男「しかもてめえの肴じゃねえか」
友「どうせいつも摘んだら捨ててるんだろ?」
男「悪いかコンチクショウ!」
友「坊主は粗末に扱うと罰が当たるよ」
友「きちんと酒で供養し仏罰から救ってやろうってんだ。感謝してほしいもんだね」 クス
db 「チョット貴方入院なさいな」
男 「は? 完全体・究極体を通り越して健康体ですよ僕ぁ」
db 「医療鋏として貴方の体組織を切ったり剥がしたりしてみたいのよ」
男 「龍神さまを諦めたかと思ったらこれだよこの気違いな刃物は!」
db 「落ち着きなさい童貞体」
db 「これは人間同士で言うと耳かきのようなものなのだから」
男 「は? 完全体・究極体を通り越して健康体ですよ僕ぁ」
db 「医療鋏として貴方の体組織を切ったり剥がしたりしてみたいのよ」
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