女「あれは小学校三年生のとき」

回想

男「劇場版“ブーンがアルファベットを武器に戦うようです”見たか？」
友１「見た見たやばかったよなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
友２「あれカッコいいよなｗｗｗｗｗｗｗｗシリーズ物の中でも一番だろｗｗｗｗｗｗｗｗ」
男「俺、ブーンのモノマネできるんだよね」
友３「すげｗｗｗｗｗｗやってみせてよｗｗｗｗｗｗｗ」
男「⊂二二二（ ＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ ｗｗｗｗｗｗｗｗ」
友４「うめぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
友５「かなり似てるじゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女（やばいよう……もう三年生になるのに友達一人もできないよう……）
男「おっおっおっｗｗｗｗｗｗ女も一緒に喋ろうおｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女「えっ？」
（ ＾ω＾）「皆で喋ったほうが楽しいおｗｗｗｗｗｗこっちへ来るおｗｗｗｗｗｗｗ」
友６「顔まで似てきたｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女「……うん！！」


男「全く覚えない……」
女「私はあの日から人生が変わったよ」
女「でもその直後に男くん引っ越しちゃったんだよね」
男（そういえば、転校先で馴染めなくてぼっちになるんだよな）
女「二回目は男くん覚えてるんじゃないか？」

>>50
書き溜めしてないｗｗｗｗｗｗｗ
頭の中でストーリーは出来上がってるんだけどなｗｗｗｗｗｗｗ
もう少しスピード早くした方がいいか？

ブーンの真似してベランダから飛び降りた同級生思い出した

女「中二の夏休みだったかな」

回想

女（やばい、後五分で部活に遅れちゃうよ）
女（信号、まだ赤だけど大丈夫だよね……？）
プープープー！！！！
女（嘘……車右折して来てるじゃん……轢かれる！！！！）
女「きゃああああああああああああ」
男「危ない！！」
キイイイイイイイイ！！！
運転手「危ないな！気をつけやがれ！！」
女「あの……ありがとうございまし……」
女（……男くん！）
男「俺、ランニングの途中だから」
女「あ……行っちゃった」

男「そんなことがあったような……」
女「お礼。まだ言ってなかったね。あのときはありがとうございました」
男「そんな……俺のほうが礼を言いたいよ」
女「せっかく同じ高校になったから話しかけようとしたのに、チャンスなくてさ」
女「昨日席替えで隣になって本当に嬉しかったんだよ？」
男（女さんの笑顔ｗｗｗｗｗｗｗｗ可愛すぎだろｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
女「それじゃ、これから授業だから。ゆっくり休んでてね」
男「バイバイ」


女（……高校の説明会で男くんを見かけたからここに入学した、なんて言えないよね）
女「……ふふふ」
リア充１「どうした女。顔赤いぞ？」
女「なーんでもないよ。さ、教室に行こ」

リア充が普通にしゃべるとなんかすっげぇ違和感が……

支援しとくか

新ジャンル「略」を思い出した

昼休み

女友>１「劇場版“ブーンがアルファベットを武器に戦うようです”最終章ついに上映開始だってよ」
リア充２「俺大ファンなんだけどｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
リア充１「俺も俺もｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗブーンかっこよすぎだろｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女「５，６年前から始まってたけど、もう終わりなんてなんだか感慨深いよね」
女友>２「あたし絶対見に行くしｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
男「……俺、ブーンのモノマネできるんだよね」
リア充１「マジで？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗちょっとやってみろよｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
男「⊂二二二（ ＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ ｗｗｗｗｗｗｗｗ」
リア充２「ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗ完成度高っｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女友>１「凄っｗｗｗｗｗｗｗｗｗかなり似てるｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
（ ＾ω＾）「おっおっおっｗｗｗｗｗｗブーン＝トロッソだおｗｗｗｗｗｗｗｗ」
リア充１「顔真似まで出来んのかｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女（男くん……）

男（俺、やっぱりこいつらと一緒に居たい）
男（……居てもいいよな）

男「次は体力測定の結果が返ってくるのか」
リア充１「俺、体力だけは自信あんだよなｗｗｗｗｗｗｗｗ」
リア充２「なんでボウリングが体力測定の項目に入ってないんだよｗｗｗｗｗｗｗｗあったら学年一位なのにｗｗｗｗｗｗ」
先生「男ー」
男「はい」
リア充１「見ろよ。余裕のA評価。しかもほどんどの項目９点だしｗｗｗｗｗｗｗリア充２は？」
リア充２「くっそｗｗｗｗｗｗCだよｗｗｗｗｗｗ悪いかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
リア充１「だっせーｗｗｗｗｗｗｗｗ男は？」
男「……A」
リア充２「嘘だろｗｗｗｗｗちょっと見せてみろｗｗｗｗｗｗ」
リア充２「ちょｗｗｗｗｗｗｗマジだしｗｗｗｗｗｗｗｗｗしか全部１０点じゃねーかｗｗｗｗｗｗｗ」
リア充１「ちくしょう、ちくしょう！！」
女「でもそれだけ点数高かったら目立つんじゃない？」

男（多分ぼっちスキル「ステルスぼっち」のおかげで目立たなかったんだな）

なにこれ支援

男「将来の職業、か」
女友>１「男くんもう決めた？」
男「まだ決めてない。女友１さんは？」
女友>１「私は進学してどこかの会社のOLにでもなるよｗｗｗｗｗｗｗｗ」
男「女友２さんは？」
女友>２「あたしは看護学校にいくつもり」
男「凄いな。俺はまだ何にも決めてないのに。女さんは？」
女「えっと……私は、まだ、決めてない」
女（まさか男くんのお嫁さん、なんて言えないし）
女「／／／」
男「なんで顔赤くなってんの？」

男「暇だし本屋でも行くか。ん？」
チンピラ「痛っ！ああ痛い痛い。肩複雑骨折したわぁ」
チンピラ２「おいおい兄ちゃん。てめぇよくも相棒を」
チンピラ「これは慰謝料として一千万貰わないとダメやわ」
リア充２「ええええっと、その……」
男（リア充２くんがチンピラに絡まれてる）
チンピラ「もし払えないんだったら体で払ってもらうぜ？」
チンピラ２「ゴクリ……」
リア充２「えええええええ！？」
男（ちょｗｗｗｗｗｗｗしかもガチホモかよｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
男「仕方ないな……」
男「おーい警察官さん！こっちです！こっちにきてください！」
チンピラ「やっべ、警察呼ばれたぞ」
チンピラ２「せっかく久しぶりにいい男食えると思ったのに……」
リア充２「男マジありがとう！お前最高にいい奴だわｗｗｗｗｗｗｗｗｗ今度ボウリング驕ってやるよｗｗｗｗｗｗ」
男「どういたしまして」
男「ん？」
リア充２「どうした？」
男「いや、誰かに見られてるよう気がして……気のせいか」


女（リア充２くん絡まれてたとき私なんにも出来なかったのに……）
女（男くんやっぱり凄いな……）ﾎﾟｯ

ぼっちだけど柔道で無双してたらリア充と仲良くなった高校時代

男（女たちと仲良くなって三ヶ月）
男（俺の世界は１８０度変わったな）
男（DQNたちはあれ以降俺を避けてるっぽいし）

男（ん？あれは女とリア充１くん）
リア充１「女、俺の気持ち気づいてるよな？」
女「……うん」
リア充１「でも改めて言うよ。女……俺と付き合って下さい！」
男（これはｗｗｗｗｗｗｗｗｗ急展開ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ盛　り　上　が　っ　て　ま　い　り　ま　し　た）
男（でもなんだこの胸のモヤモヤは……）
女「ごめん……なさい……」
リア充１「！！」
男（嘘だろ？リア充１は月一ペースで告られるほどのイケメンなのに……）
リア充１「そうか……アイツなんだな……」
女「……コクリ」
男（アイツ？まさか女さんに好きな人がいるか！？）
男（うらやましいやつめｗｗｗｗｗｗｗｗ誰だよｗｗｗｗｗｗｗ）
リア充１「……っくそ！」ﾀﾞｯ
女「リア充１！……行っちゃった」

女「あれ……？そこに誰か――って男くん！！」
男「ごごごめん、盗み聞きするつもりは……」
女「どこまで！どこまで聞いてたの！？」
男（ちょｗｗｗｗｗ顔近いｗｗｗｗｗｗｗしかもなぜか顔真っ赤っかだしｗｗｗｗｗｗｗ）
男「えええっと、リア充１くんの俺の気持ち気づいてるよなから」
女「///」ｶｱｱ
男（また顔赤くなったｗｗｗｗｗｗｗｗでもやばいな。どうしよう）
女「今日のことは誰にも言わないでね！？わかった！？」
男「ははははいいいい、わかった、わかったから肩を揺らすな！」
女「じゃあまた明日ね」
男「また明日」

女（見られちゃったよ……恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい！！！）

疲れたからちょっと休憩……
もう少し経ったら再開します

すごく面白い

超絶支援

おまえらのそういう嫌いなものをなんとかして好きになろうって姿勢は本当に感心する

そろそろ再開しようかな
ちなみにスレ的にはバットエンドとハッピーエンドどっちが御所望？

はっぴーで

次の日

男（昨日は良いものを見れたなｗｗｗｗｗｗｗ皆には内緒だけどｗｗｗｗｗｗｗ）
男「おはよー」
シーン……
男（あれ？おかしいな……いつもは皆明るく返してくれるのに……？）
男「みんな、おはよう」
女友>１「…………」
女友>２「…………」
リア充１「…………」
リア充２「………お、おは」
リア充１「ｷﾞﾛｯ」
リア充２「うっ………」
男「えっ……」
男（どうしたんだよ、皆。昨日まであんなに楽しそうだったじゃないか……）
女「みんなおっはよー」
女友>１「おはよ」
女友>２「おはよー、テンション高いね」
リア充１「おはよう」
リア充２「おはよう」
男「…………」
女「男くん、おはよ」
男「ああ……おはよう」
女「？」

男（何がなんだかわからないぞ……）

>>72
おｋｗｗｗｗｗ
ならはっぴーにするわｗｗｗｗｗｗｗ


急用でまた出かける
申し訳ないが７時くらいまで保守を頼んだ

あ

死ね

実は男が小学の時にリア充だったのが…な……。

捕手

昼休み

男（結局女以外誰もまともに取り合ってくれなかったな……）
男（俺なんか変なことしたかな？）
女「男くん、一緒に食べよう」
男（みんなと一緒は居づらいな）
男「今日はちょっと用事あるからいいや」

廊下

男「なんだろ……独りで居るのがどうしようもなく辛いんだが」
DQN「おい男、ちょっとこいよｗｗｗｗｗｗｗｗ」
男（このタイミングでこいつ等かよ……）
男「おい、そんなことしたらお前ら女さんに嫌われるぞ」
DQN２「うっせんだよ！！さっさ来いつってんだろ！！」ﾄﾞｶｯ
男「うっ！」

男「痛ぇ……」
DQN「すっきりしたわｗｗｗｗｗｗｗｗこんなに殴ったの久々すぎるｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
DQN２「女さんに見つかったとき以来、イライラしっぱなしだったからなｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
男（全身打撲だな……かなり重症だ）
男（それにしても、こいつ等いきなりどうして……女さんに嫌われたくないんじゃなかったのか？）
DQN「男、お前に一つ良いことを教えてやんよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
男「？」
DQN２「お前に味方する奴はもう誰も居ない。女さんももうお前には手を貸さないだろうよ」
男「！！」
男「……嘘だ」
男（だってさっきまで普通に接しててくれてたじゃないか）
DQN「じゃあ教室へ行ってみるといいぜｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
DQN２「その体じゃ無理だろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
DQN「そうだったなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男（……そんな、はずはない）
男（女さんはそんなことしない）

しえん

次の日

男（昨日は結局早退してしまった）
男（前は皆からメール来たけど今回は来なかったな……女さんですらも）

男（教室に入るの、億劫だな）
ガララララ
リア充２「あ………」
男「あ………」
リア充２「ｽｯ」
男（リア充２くん……）
男「……俺の席がない……」
男（……誰も目を合わせようとしてくれない……）

男「まさか、四階のトイレになるなんてな……」
ガタガタ
男「とりあえずもって行くか」
男（こんな露骨ないじめを受けたのはじめだけど……辛いな、これは）

男「なんとか教室のある廊下まで来た」
男（あれ、女さんじゃないか）
男「女さん、おはよ」
女「…………」
男（そんな……女さんまで……）
女「ごめんなさい」ｽｯ
男（そりゃそうか……廊下で机を持ってる奴となんて話したくないよな）

男「…………」
男「…………グズッ」

昼休み

ガラガラ
DQN「おい男！ちょっと面貸せや！！」
男「………わかった」
男（……あんなにガヤガヤしてた教室が一気に静かになったな）
女「あ、男く……」
リア充１「ダメだ」ﾌﾙﾌﾙ
男「ごめんね、女さん……」
女「っ…」


男（ちくしょう、今度は五人がかりかよ…）
男（でも今日はそんなに酷い怪我はしてないな）
男（……女さん）

なるほど、そういうことか……

男（やっと放課後か）
男（しかし凄い転落劇だな）
男（ここ最近、人生の絶頂とどん底を味わってるな）

男（ん？あれは女さんとリア充１くん）
男（なんかデジャブだな……）
男（何を話してるのか上手く聞き取れない）

男「！！」

男（いきなり抱き合い始めたぞ……）
男（そうか、二人は付き合い始めたんだな）
男（美男美女でお似合いだな）

男「…………」
男（なんでだろ……なんで俺は泣いてるんだろ……）

少し時間はさかのぼって

女（どうしてなの……どうして男くんはいじめられてるの……？）
女（DQNやDQN２には言ってるのにどうして……？）
女（私が男くんの支えにならなくちゃ……）

女（あ、男くんだ。声かけなきゃ……いつもどおりおはよう、って言ってあげなきゃ）
男「女さん。おはよ」
女「…………」
女（どうして声が出ないの？どうして？男くんが机持ってるから？どうしてどうしてどうして？）
女「ごめんなさい」ｽｯ
女（何してるの私！そんなことしたら誤解されちゃのに……。男くん、凄く悲しそうな顔してるのに）
女（結局私は周りから良い様に見られたいだけなの？）
女（あんなに助けられたのに……あんなに感謝してたのに……いざとなったらわが身が可愛いの？）

女「うう………」
女（私は、嫌な女だ）

支援

女がビッチ臭い

昼休み

女（結局、男くんに話しかけられなかった）
ガラガラ
DQN「おい男！ちょっと面貸せや！！」
男「………わかった」
女（行っちゃダメだよ、男くん……。いつもボロボロにされてるじゃない……）
女「あ、男く……」
リア充１「ダメだ」ﾌﾙﾌﾙ
女（リア充１、どうして止めるの！）
男「ごめんね、女さん……」
女「っ…」
女（なんで男くんが謝るのよ……悪いのはいじめを黙認してる私たちのほうじゃない……）
ガラガラガタン

ざわざわ
クラスメイト１「男アイツ完全にDQNに目を付けられてんな」
クラスメイト２「男には関わらないほうが良い」
リア充１「わかってるだろ？DQNたちに目を付けられたくなければ、黙ってみてるしかないんだ」
女「でも……」
女（ダメだよ、そんなことしたら余計に男くんが辛いだけだよ）
女（それなのに、それなのに……どうして口に出せないんだろう）

ところで教師は何してんの？

>>90
しっ！今いいところなんだから！

放課後

リア充１「ちょっと二人だけで話したんだけど」
女「……何？」
女（男くん……）
リア充１「お前、まだ男のことが好きなのか？」
女「…………好きよ」
リア充１「どうして！？アイツあんな酷いいじめ受けてるんだぜ？女だって今日まともに話してないじゃないか！！」
女「でも……それでも私は……」
女「！！」ｶﾞﾊﾞｯ
リア充１「俺なら、俺ならお前を幸せにできる！」ｷﾞｭ
女「離してよ！！」
リア充１「嫌だ！！女、俺と付き合ってくれ！！」
女「やめて！！」ﾊﾞｯ
リア充１「どうして……もしお前がアイツにかまったらお前までいじめられるかもしれないんだぞ！」
女（私は……私は……）
女「それでもいい。私は、男くんが好きだから。じゃあね」
女（言ってやった！私は男くんを助けるんだ！！）


リア充１「……そうかよ、ちくしょう！！」

DQNたちの権力の源泉はなんなの？　まさか一校内に百人ぐらいいるの？

次の日

男（靴の中に、蛙の死骸か……）
男（今日も机ないし…）
男（クラスメイトはよそよそしい）

男（とりあえず、机を探さなきゃな）
女「おっはよう、男くん」
男「えっ？」
女「いやーなぜか男くんの机が廊下にあったから持ってきたよ」
女「大丈夫。私は男くんの味方だから」
男「女さん……」
女「今まで助けてあげらなくて、本当にごめんね」
男「いやそんなことは……」
男（いや、ダメだ。女さんはリア充１くんと付き合ってて今幸せなんだ）
男（俺なんかと仲が良いと思われると、いじめの標的になる）
男「いいよ。そんなことしなくてもさ」
女「え？」
男「もうほっといてくれよ！！」
女「そんな……」

男（ごめん女さん……でもこれでいいんだ。これが女さんのためなんだ）

疲れたｗｗｗｗｗｗｗｗ
ちょっと休憩させてもらってもよろしいですか？

言う暇あったらとっとと休んで
続き書けよ

早く休憩しろ

男って体力が校内で一番なんだろ？
だとしたらDQNも余裕で倒せるんじゃねーの？

いお

昼休み

男（女さんは相変わらず普通に接しくれる）
ガラガラ
DQN「おい、男ｗｗｗｗｗ来いよｗｗｗｗｗｗｗ」
男（今度は別のクラスの不良まで一緒か……ざっと十人だな）
女「もうやめてDQN！男くんがかわいそうだよ！！」
ざわざわ……
リア充２「マジかよ」
女友>１「ちょっと女……」
女友>２「やめなって」
女「やめないよ！男くんを助けるから！！」
男「女さん……」
DQN「んじゃお前、俺たちの相手になってくれるか？相手に、な」
女「ええ、いいわよ。それで男くんがいじめられないのなら」
男「やめろ！女さん！！DQNくん、用があるのは俺だろ？俺を連れて行ってくれ」
女「いや、私を……」ﾊﾟｼｯ
女（……えっ？痛い……？男くん私を殴ったの……？）
男「いい加減にしろ！！さっきから迷惑なんだよ！！」
男「DQNくん。行こう」
男（女さん……本当にごめん……リア充１くんと幸せになってくれ）
ガラガラガタン

ざわざわ……
リア充１「おい、女、大丈夫か？」
女「……追わなきゃ」
女「男くんを追わなきゃ！！」ﾀﾞｯ
リア充１「…………」