のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,490,130人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

元スレ新ジャンル「隷属クール」

新ジャンル覧 / PC版 /
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - クール + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
←前へ 1 2 3 4 5 6 7 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

51 :

なんでクールな女ってみんな男言葉になるの

52 = 49 :

「俺が要らない、と言っても?」

「契約は君の父上の名義で行われている
  君の意志では何も覆らない」

「……」
「もう帰る家もない。
  悪いようにはしない、だから置いてくれないか」

「――わかった」

「済まない」

「親父に連絡して、このキチガイじみた
  顛末を収集させる。
  …それまでだ。全て片付いたら家に戻れ」

「了解した」

53 :

>>51
「だよ~」が最後についてクールだったら?

54 = 49 :


「……随分と汚い部屋だな」
「男の一人暮らしなんてこんなもんだ」

「荷物を置いたら片付けをさせてもらう」
「いや、いいよそんなの」

「……なあ」

「ん?」

「君が命令してくれないと、私は何も出来ないんだ。
  隷属することが契約なのだから」

「じゃあ何もしなくていいよ」
「それは契約違反に該当する。
  困るんだ、それは」

「……じゃあ掃除だけ、頼む」
「了解した」

55 = 48 :

クールって言うと秘書っぽい美人を想像する

56 = 49 :


「――なあ」
「ん?」

「君はその辺で寝ていていいんだぞ?
  何も手伝って貰う必要は無いんだ」

「いや、なんとなく。暇だしな」

「…なるほど」
「む?」

「私に見られると困るものがあるエリアは、
  自分で片付けるのか」
「……」

「いいのだぞ?私はそんなこと気にしない
  むしろ健全な男子としてごく当たりm…」
「なあ」

「なんだ?」

「少し黙ろう。命令だ」

「了解した」

57 :

堕花雨みたい

58 = 49 :


「あらかた片付いたな」
「ああ。助かった」

ぐうぅ~

「…あ」

「腹、減ってるのか?」
「そ、そんな事は無いっ」

「……くくくっ」

「な、何だその眼は。にやにやするなっ」

「よし、ひとつ命令だ」
「なんなりと」

「俺は腹が減った。
  何か飯を作ってくれ、一緒に食べよう」

「……そ、そのような」
「ん?」

「そんな優しい顔をするな。私は只の奴隷だ」

「いいから早く飯にしようぜ。な?」

「…了解した」

59 = 49 :


とんとんとん じゅーっ…


「へえ、料理得意なんだな」

「幼少の頃から隷属の為の訓練を受けて来たからな」
「…ふうん」

「家事全般は一通りこなせる。学業もある程度は
  替え玉受験もお手の物だぞ」

「いや、さすがにバレるだろ」
「問題ない」

「?」

「変装術も訓練された。
  特に君は男性らしい顔つきではないから
  変装は比較的容易だ」

「そんな訓練する金があったら普通に借金返せよ」

「私の父に云ってくれ」

60 = 1 :

ワッフルワッフル

61 = 49 :


「で、何を作ってくれてるんだ?」

「この気温だからな。
  涼しくて食べやすいものが良いと思って
  冷やし茶漬けにしてみた」

「茶漬け?」

「そうだ、意外と美味しいぞ。
  出汁には山葵を利かせて、具は鳥そぼろと刻み葱、
  炒り卵で親子丼風にしてみた」

「よく冷蔵庫の残りでそんなものを…」

「そうだな、食材や調味料が足りない。
  夕方になって涼しくなったら買い出しに行って来る」

「なんつうか」
「む?」

「よく出来た奴だな、お前」

「褒めても何も出ないぞ」

「じゃあ何で少し嬉しそうに、はにかんでいるんだ?」

「さあ、出来たぞ。食べよう」

63 = 49 :

>>60 お邪魔してますー


「おお、旨そうだ」

「私が本気を出せば、こんなものではないぞ?」

「どや顔やめろ」

「…む」

「じゃあ…」

「いただきますっ!」

64 :

「弁当が欲しい!! 正確にはおにゃのこが僕の事を思って作ってくれた弁当が欲しい!!」
「……ふむ。女の子に料理を作ってもらおうなどと、実に旧世代な考え方だな。
  むしろ、私としては男性に作ってやるくらいの男気を見せてもらいたいぞ」
「なにそれ、暗に僕が情けないとでも言いたいの?」
「好きなように解釈すればいいよ。で、作ってきて欲しいのか、私に、弁当を?」
「そりゃもう、是非にでも。大切に食べるよー。三階拝んでワンと鳴いてから食べるよー。
  だから、ね、お願い!! 頼むよ、女さん、君だけが僕の希望、君だけが頼りなんだ!!」
「三階を拝む意味が分からん、どんな宗教だ。しかしまぁ、そこまで言われると悪い気はせんな……」
「おっ、意外と脈あり!? これはここでもう一押しか!? ほれ、この通り!!(土下座) 
  この通りですから!! 作ってきてくださいよ、僕の為に。よっ、大統領、総理大臣!!
  官房長官、都知事、府知事、県知事、市長、町長、長老!!」
「褒めているのか、それは。どんどんグレードが下がってるぞ。まぁいい。
  そうだな、そういえばちょうど冷蔵庫に食材が余ってたしな、お前がそこまで頼むなら作ってやっても良いかな……」
「やった!! やった、やったよー!! AH……AHAH!!
  というわけで、初めてのチュー、お礼にチュー、ウフウフフフ!!」
「わっ、ちょっ、なにをするんだ、やめろ、やめろっての気色の悪い!!」

――翌日、学食にて

「いやー、やっぱり暑い日は冷麦に限りますなぁ。そしてやっぱり冷麦は揖保の糸に限りますな、なぁ女さん?」
「揖保の糸は素麺だ馬鹿野郎。ご飯は黙って食え馬鹿野郎」
「……ねぇ、さっきからなにをそんな怒ってらっしゃるの? 僕なんか気に障るようなことしたっけ?」
「……ふん、自分の胸に聞いてみろ」プイス!!
「あ、自分の胸といえば、そのお弁当可愛らしいねえ。そぼろでご飯の上にハートのマークなんか作っちゃって。
  自分のお弁当なのにそんなことして、女さんてばほんとお洒落さーん、おませさーん」

66 :

>>64のは俺の頭にインプットされてるクールじゃない
けど、嫌いじゃない

67 = 28 :

>>63で終わりなの?

68 :

>>64奴隷……?

69 :


男 がふがふ むしゃむしゃ

「……口に合うだろうか?」
「うん、旨いぞ。特にこのそぼろの味付けが」

「砂糖にみりん、酒、砂糖を多めに。
  隠し味にソースを少しだけ入れて煮詰めてみた」

「付け合わせの胡瓜の浅漬けも旨いな」

「夏は胡瓜だな。さっぱりとしていて食が進む
  ――あっ」

「…?」

70 :

支援ついでにテス

71 = 69 :


「米粒、頬に付いているぞ」ひょいっ ぱくっ

「ああ、さんきゅ」
「うむ」

男 むしゃむしゃ ばくばく

(――知らなかった、な)

「うん。旨い、旨い」

(誰かに料理を振舞うのが、食べて貰うのが、
  こんなにも嬉しい事だったなんて…)

「―むぐっ!?けふっ、けふっ…」
「急いで食べるからだ。ほら、麦茶」

「ん、助かる」ごくごく

「……」


――。

―――。

72 = 69 :


「いやあ、食った食った。ごちそさん」
「お粗末様です」

「いやあ、何だか幸せな気分だな」
「ははっ、そんな大袈裟な」

「おっ」

「ん?」

「女が笑ったところ、初めて見たな」

「こ、これは見苦しいものを…っ。失礼したっ」

「いや、お前笑った方が綺麗だぞ?」

「……そ、そんな言葉は
  君に相応しい大切な女性に掛けてやるべきだろう」

「くくっ、なに顔真っ赤にしてるんだよ」

「う、五月蠅いっ!」

「くくくっ…あははっ…」

「わ、笑うなあっ!」

74 = 69 :


「よし、食後は昼寝だな」
「そうか、君は寝ていてくれ。私は買出しに行って来る」

「うーむ……」
「どうした?」

「いや、俺も買い物行きたいからさ」
「そうか、ならば後で行こう。
  では私は君が昼寝している間トイレ掃除でも…」

「…ひとつ、命令だ」
「む?」

「お前も少し眠れ。
  着いてから仕事ばかりで疲れたろう?」
「添い寝か?構わんが」

(いや、添い寝を頼んだつもりは無いんだが…まあいいか)

(添い寝…か)どきどきどきっ

75 = 69 :

うおー眠いっす。少し休憩します。
ってか、なんだかクールじゃなくなってる気がするぞ?
まあいいか。寝落ちしたら済まぬ。ふひひ。

76 :

悪くない

78 :

「……もぐもぐ」
「美味しいか、ご主人?」
「美味しいよ」

「おかわりをよそおうか? それとも麦茶はどうだ?
 ちゃんと冷やしてあるぞ。ほっぺたにご飯を付けて
 くれればすぐ取るぞ」

「いやいいよ。1人で食える」
「そうか」

「……もぐもぐ」
「食事中に肩もみとかどうだっ? わたしは上手だぞ。
 父にも褒められたのだ。だいぶん前のことだが」
「食べにくいから良いよ」
「……やることない」

「一緒に食べなよ」
「そんなことできるわけない! 卑しい従僕がご主人と
 一緒の食卓などそんな大それたことはできないっ」

「毒味だから」
「っ! そ、そうか! 毒味か、なら仕方ないな!」

79 :

良いな

ところで奴隷、新ジャンルを書いてたWordが、データ破損で消え去った
俺を慰めてくれ

80 :

思い出してはやくかけ

81 = 69 :

>>79 俺もこないだUSBなくした
   気持はよく分かる
   誰かに見られたらどうしよう…

82 = 73 :

ながらで構わんから書け

83 = 78 :

>>79

「慰めるのか? ご主人」

「……ふむ、新ジャンルというのは浅学なわたしには
 判らないのだがきっと国家大計を担うべき深甚なる
 文章であったのだろう。張り裂けそうなその胸のうち
 凡庸なるわたしには推し量ることもできないが、
 その苦しみをわずかばかりなりと慰められて
 あげられればと願ってやまない」

「しかし、悲しいかなわたしのような者には
 ご主人のような天に愛されし才覚の持ち主を慰める
 こともままならぬ。なにも良い考えが浮かばぬのだ」

「食べ物で釣るなどという子供だましがご主人に
 通じるべくもなく、ましてや膝枕、耳かき、頭を
 なでるなどと言った即物的短絡的なうわべの慰めは
 かえってご主人の矜恃を傷つけるだけだろう」

「わたしにできるのはただ信じるのみだ。
 ご主人は書きかけの文章を失っても、必ずや
 スレにおいて頭角を現さずにはおかないということを」

「さ、ご主人。麦茶などを飲み、
 ゆっくり書き直せば良いではありませぬか」

84 :

あー、新ジャンルとか久しぶりだわ

……何か書きたいけどネタが出ないよママン

85 = 69 :

書かせて貰うけど、>>78が俺の想像してる人なら是非書いて欲しいなあ。
パー速のスレ俺のせいで荒れ気味になってほんとすいませんでした。陳謝。


「じゃ、電気消すぞー」
「うむ」

ぱちん

「…なあ」
「ん?」

「暑くないか?私が隣にいて」
「んや。大丈夫」
「…そうか」

「……」

「……」

86 = 69 :


「…なあ」
「む?」

「お前はいいのか?」
「何がだ」

「親の決めた契約なんかのせいで俺なんかに隷属して」
「…仕方が無いことだからな」
「そうか」

「…それに」

「ん?」

87 = 79 :

>>83
マジ嬉しい
女、お茶だ、くつろいでくれ――あ、いや、くつろげ、命令だ

つ旦

>>80
無理ぽ
新ジャンルてか半分SSだ
終盤でおじゃん、うはっワロス
>>81
USBか……8G水溜まりに落とした時は泣いたね、レポートおじゃん……100枚分が

スレチごめん、後は黙って支援するよ

88 = 69 :


「……君が思ったよりいい人だったからな」
「俺が?」

「何というか、もっとこう…
  無茶な命令をしてくる人だったらどうしようと思っていた」

「……なるほど」

「心配してくれてありがとう。
  でもそれには及ばない。私は大丈夫だ」
「…そか」

「蝉が鳴いているな」

「……ああ」

「どうしてだろう。
  一週間しか生きられない身体で、あんなに精一杯鳴くのは」

「――必死に生きてるってことだろ。
  限られた時間だからこそ」

「……そうか」

「もう寝よう。おやすみ」

「…おやすみ」 

89 = 78 :

――居間

「ご主人っ!!」ばんっ!

「なにさ。こんな時間に」
「ご主人の部屋からこんな」
「す、捨てろーっ」

「『あなたに首ったけらぶらぶ新ジャンル娘
 18人のハーレム完全版にゅるにゅるお肉で
 あなたの高まりを鎮めてあげますわ☆』なんて本がっ」

男 ぽかっ!
「ううう、す、すまないご主人。
 と、と、とりみだしてしまったのだ。
 ううう、わわわ、ご、ご、ごしゅじん」

「……」ぎろっ

「す、すまないご主人。何でもするから許してくれ」
「も、いいよ」ふいっ

「『ハイテンション変態デレ』で肉棒ご奉仕とかっ」
「いいから黙れよっ!!」 ごちん!

91 = 78 :

「すまない、つい取り乱してしまった」
「まったくだ」
「『それはクールじゃない』というリスナーからの
 お便りで目が覚めたぞ、ご主人」

「どこからそんなお便りが来てるんだよ。どこに」

「細かいことを気にしてはいけない。
 それはご主人の大器の無駄遣いというものだ」

「なんだかなぁ、大器、大器って自覚ないのに」
「広大で素晴らしいぞ。あえて言えばがう゛ぁがう゛ぁだ」

「……」
「『う゛ぁ』の発音を大胆にするのがコツだ」

「女は本当は僕のこと嫌いでしょ?」
「そんなことはない。ご主人にわたしの赤心を信じて
 いただけないとは。わたしの不徳の致すところとはいえ
 この胸が痛みで張り裂けそうだ」

「もういいよ」
「許していただけた。それでこそわたしのご主人だ」

92 = 69 :


みーんみんみんみんみーん…


「……ぐぅ」

(……この人が、私の主人)

「…むぅ…むにゃ」

(時には恨んだこともあった。
  このような契約が無ければ、
  ……貴方さえいなければ)

「…ぐぅ、ぐぅ」

(私は自由でいられたのだ、と。
  二十歳までの限られた時間ではない。
  ずっと、ずっと自由でいられたのだと)

93 = 69 :


「……むぅ…すう」

(――でも)

「…ぐう」

(こんな間抜けな寝顔を見ていたら、
  毒気もすっかり抜かれてしまったではないか…)

「……すう」

(――限られた時間だからこそ、か)

「……むにゃ」

(私も休ませて貰おう。確かに少し、疲れた)

「…すぅ」

「おやすみなさい、ご主人」なでなで

「……ぐぅ」にこ


――。

―――。

94 :

ばるかん後輩にしか見えない

95 :

スレタイを見たとき曜子ちゃんを真っ先に連想したわ

96 = 69 :


「おい、起きろ。おーい」
「……むにゃ?」

「その寝顔は反則、レッドカード一発退場だから起きろ」ぺちん
「痛っ、何するんだ君は」

「もう夕方だ。買出し行くぞ」
「了解した」

「5分で出ないとタイムセール始まっちゃうからな」
「分かった。寝癖だけ整えて来るから少し待っていてくれ」

たったったっ…

(やれやれ…)

(起きたら目の前5センチのところに女の顔があるなんて)
  堪ったもんじゃないぞ、これは)

(――いかんいかん、不埒な感情は丸めてポイだ)

「準備完了だ、行こう」
「おう」

97 = 69 :

――スーパーへの路上

「暑いな…」
「命令して貰えればうちわで扇ぐが?」

「いやいい。ご近所にあらぬ噂が流れそうだ」
「そうか」

「自転車で来れば良かったなぁ」
「後ろに乗ってくれ。私が漕ぐ」

「いや、普通逆だろ」

「そんな、田舎の高校生の青春の一欠片なぞに憧れているのか?」

「そうそう。周りは一面の田んぼ、学校帰りの落日の中で
  聞こえるのは風を切る自転車の音と、蝉の声。
  彼女は俺の体を後ろからぎゅっと両腕で……ってこら!」

「そうかそうか、制服プレイがお好みか」かきかき
「いや、メモらなくていいから」

98 = 69 :


ういーん

「うお、冷房が効いてて最高だな」
「うむ。我らが人類の文明の勝利だ」

「さてと。まずはカップラーメン…」
「こらっ」
「お?」

「そんな不健康なもの、私が来たからには食べさせん。
  青果コーナーに行くぞ」すたすた

「これじゃあ俺が隷属してるみたいだな」

「男、見ろ!茄子が安いぞ!」

「……くくっ、あいつは何をあんなにはしゃいでいるんだ」

100 = 77 :

「マガジン・サンデー・ジャンプにチャンピオン。しかもなぜかガンガンまで……。
  はて、私の記憶が正しければ、引き出しには普通教科書が入っているものだと思うのだが」
「チッチッ、違うよ女さん。机の中には、夢と希望とドラえもんが入っているのさ」
「ほう、その中にはコロコロコミックまで入って居るのか?
  やれやれいつまでも頭の中が幼稚園な奴め。そんな事ではますます馬鹿になるぞ、この馬鹿」
「そうね、僕が馬鹿なのは確定事項なのねん。んあー、親分。たれ蔵、マスタングスペシャルだ!!」
「しかしそんな熱中するほど面白いのか。所詮漫画なんて子供が読むものだろう?」
「欧米か!! PTAか!! スイーツか!! 言っておくけどね、日本の漫画はレベルが高いんだよ。
  海の向こうじゃジャパニーズのヘンタイアニメはナイスクオリティで世界中にブロードキャストなんだから。
  そうやって、読む前からそ偏見の目で見るの、僕は賛成できないな。批判するなら、まず読んでみてよ」
「ふむ、確かにお前の言う事にも一理あるな。どれ、そこまで言うなら一つお前のオススメを貸してくれないか?」
「オススメ? おすすめねぇ……うぅん、そうだなぁ。
  やっぱりこち亀とかかなぁ? あれならストーリー分からなくても楽しめるし」
「ほう、こち亀な。よし分かった、それじゃぁそれを明日にでも全巻持って来てくれないか。
  一日で読みきってやろう。なぁに、小説で鍛えてるから漫画を読むのなんてすぐだすぐ、はっはっはっは!!」
「……絶対無理だと思うけどなぁ」

――翌々日

「で、宣言どおりちゃんとこち亀全巻読めましたかねぇ、女さん?」
「……途中でフェイントをかけるのは卑怯だ。ぬか喜びして、馬鹿みたいじゃないか、私」
「その目の隈。もしかして女さん貫徹ですか、その状態で今から授業受けるつもりですか」
「眠ったらそこで一日終了。逆に言えば、眠らなければまだ一日の延長戦さ。
  ううっ、やばい、世界が揺れる。おぉう、男の顔が三つも四つも悪のマンダラのやうに……」
「そんな意地張って無理しなくて良いよ。最初からできるなんて思ってないから。
  って、言ったそばから、倒れますかね。早いなぁ……」


←前へ 1 2 3 4 5 6 7 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / 新ジャンル一覧へ
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - クール + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

類似してるかもしれないスレッド


トップメニューへ / →のくす牧場書庫について