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    元スレ新ジャンル「鉛筆依存症」

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    101 = 63 :

    >>100の続き

    (どうして女はこっちを見ながら…)

    (…ん?あれ、舐めてないか?)

    (いやっ、くすぐったい!やめっ)

    (男君、人の口の中で手をばたつかせてる)

    (うっ!の、喉のほうに…。うぅー、こうなったら…)

    ガブッ

    102 = 71 :

    ガブッ☆


    なんか興奮してきた

    103 = 63 :

    >>101の続き

    「ご、ごめんね。まさか爪にヒビ入っちゃうとは思わなかったんだ」

    「ぐあぁぁぁ……!」

    「男君、あの…大丈夫…?」

    「し、消毒を…保健室…」ジタバタ

    「え?あの…何?ねぇ?男君…?」グスッ

    「いや、ちょっと…待って…!ほら、泣く、なってば…」

    「ごめんね、ごめんね」

    「おお、おぉ…よーしよし。怖かったよね。ゴメンな」ナデナデ

    「うぅぅ………」

    (…化膿しなけりゃいいか)

    104 = 71 :

    楽しませてもらってありがとうございました、>>1おつ
    お先に失礼します

    105 = 63 :

    「フショウ、男です」

    「まだ痛む?」

    「さすがにもう…」

    「…よかった」ホッ

    「ところでさあ結果はどうだったの?」

    「結果?何の?」

    「俺の指の噛み応え」

    「硬さと太さはよかったかな」

    「じゃあ味は?」

    「汗でしょっぱかった」

    「そりゃそうか」

    「あ、でも嫌いじゃない。また噛みたいな」

    「No thank you!もう勘弁してくれ…」

    「そんなぁ…」

    106 = 63 :

    「やっぱり女の家には鉛筆削り機はないのか?」

    「やっぱりって何さ!」

    「え、じゃああるの?」

    「もちろんですとも!」

    「意外だな。てっきり歯で削るのかと」

    「さすがにそれはできないよ」

    「まあ、さすがにな」

    「そんなことしたら芯まで一緒に抉り取っちゃうもん」

    「ああ、そっちか。何かもう安心したよ」

    107 = 63 :

    「ところで女の家って、家族揃って鉛筆を齧るのか?」

    「それはいくらなんでも不気味だよ」

    「一人でも十分…。いやいや、じゃあ女だけが?」

    「そうだね。ただ…」

    「ただ…?」

    「みんな噛む力が強いからマイ箸はないんだ。みんな割り箸」

    「こんなところで意外な欠点を見つけたよ…」

    108 = 63 :

    「ダイヤモンドの無料配布」

    「微妙に古いな。もらえたのか?」

    「うん。それでさ、昔噛んで宝石の真贋を見分ける人をテレビでみたからさ」

    「試すなよ…」

    「そうしたら、傷が…」

    「歯医者に行かなくて平気なのか?」

    「ダイヤの方に…」

    「嘘ぉ!」

    109 = 63 :

    「一つ質問が」

    「なぁに?」

    「その歯は永久歯だよね?」

    「とーぜん!でもなんでまた?」

    「部屋の掃除をしてたら古い漫画を見つけてね…」

    110 = 63 :

    「かき氷ブルーハワイってさあ」

    「オチの予想がつくけどまあ、話して」

    「食べると舌が青くなるでしょ?」

    「…ああ」

    「でさぁ」ンベェ

    「うわっ、予想以上!病的なまでの黒さだ!」

    「さすがにそれはちょっと傷つく…」

    111 = 63 :

    「歯は驚きの白さだね」

    「ちゃんと歯磨きしてるもん!」

    「威張るほどのことでは…」

    「虫歯知らずなんだぁー」

    「歯を磨いててもそれはすごいな」

    「だから男君も、コ・レ!」スッ

    「鉛筆を差し出さない。…つか、久しぶりの勧誘だね」

    112 = 63 :

    「そう言えば、最近は鉛筆を噛んでるところ見ないな」

    「だって一応は気にしてるもん」

    「そ、それはどうも…」

    「うん、住み分けは大事だよね」

    「なんかどんどんタバコのイメージに近づいてきてるね」(顔赤くして損した…)

    113 = 63 :

    「家族にタバコ吸う人いる?」

    「あ、臭いする?ごめんね。お父さんが結構吸うんだ」

    「いや、それは平気だから安心していいよ」

    「なんだ、ビックリした」

    (まさか鞄に鉛筆が3ダースもあろうとは)

    114 = 63 :

    「消しゴムに鉛筆の芯を刺して遊ぶ。懐かしいけどさ」

    「…」

    「さすがにこれはもう使えないよね」

    「…それ、実はお餅なんだけど」

    「どうするのさこれ?まさか食べないよね?」

    「…」

    「え、ちょっと?なんで返事がないのさ」

    115 = 63 :

    「あぁ、どうしよう」

    「今日はどうしたの?」

    「今日はってどういう意味だよ」

    「そんなことより、何か困ってたんじゃないの?」

    「あぁ、うん。まあそうなんだけどね」

    「もったいぶらずに、さあどうぞ」

    「………実は、消しゴムつき鉛筆の消しゴムを飲み込んじゃって」

    「それは…き、きっと胃の中をきれいにしてくれるよ!」

    「そんな中和作用はありません!って言ったの男君だよね?」

    116 = 63 :

    「ところでさあ」

    「うん」

    「いろいろと異物を飲み込んでるわりには健康そのものだよね」

    「何か最近の男君、口が悪くなった気がする」

    「胃洗浄とかしなくて平気なの?」

    「…そう言えば考えたことなかった」

    「…急に倒れたりしないでね、ホント」

    「え、あああ、ありがとう」

    「とてもかわいい反応だけど、もっと先に気を回すことがあると思うんだ」

    117 = 63 :

    「そういえばまだ家に呼んだことなかったよね。ということで!」

    「また、唐突な…。なんかすごくボロボロにみえるんだけど」

    「さすがに家に噛み付いたりはしてないよ!」

    「まだ何も聞いてないから」

    「だ、だってこれはシロアリのせいだもん」

    「なお悪いでしょ。今日は出直そう」

    「はーい…」

    118 = 63 :

    「…」スウスウ

    「寝てるのか…」

    「…」

    「…」キョロキョロ

    「ちょっとだけ…」

    カリッ

    119 = 63 :

    「寝込みを襲われるのかと思ったよ」

    「起きてたのかっ!」

    「フフ、でもようやく男君も鉛筆デビューを果たしたね」

    「なんか一生の不覚みたいに思えるのだが」

    「じゃあ、デビューの記念に…」

    チュッ

    120 = 63 :

    「…」

    「…」

    「…」

    「…ね、ねぇ。何か喋ってよ」

    「…木の薫りがして、黒鉛で少しひんやりしてた」
    「か、感想は言わなくていいから!」

    121 = 63 :

    ネタも尽きたしこの辺で引き上げるよ

    まあ誰も居ないだろうけど

    122 :

    いるよ―

    123 :

    >>94
    クレパスって食べても平気になってるのか?

    124 :

    依存の仕方にもいろいろあるだろうに、
    ほぼかじること限定にしてしまったのが>>1の敗因だったな

    126 = 63 :

    「鉛筆みたいなデザインの消しゴム」

    「食べるなよ?」

    「それがうっかり…」

    「手遅れだったか。どうすれば間違えるんだよ…」

    「そしてこっちがそいつの片割れ」ペッ

    「出さなくていいから」

    「…」

    「俺が悪かったから、もう一回口に含もうとしない」

    127 :

    バトエンとか死ぬほど懐かしいなwww

    今も実家の机の中に眠っているのだろうか・・・

    128 = 63 :

    「ポッキーゲー」
     「却下だ」

    「なんでさー」

    「齧ってるだけじゃ一向に距離が縮まらないじゃないか」

    「私は平気だよ」

    「自分基準の考えは身を滅ぼすよ?」

    「うぅー…。ならポッキーだったらやってくれるの?」

    「それは…もちろん」

    「まぁないんだけどね」

    「淡い期待を抱いた自分がくやしい」

    129 = 63 :

    「何か体のほうに影響がでたりはしないのか?」

    「だからタバコとは違うんだってばー」

    「それはそうだがここまで似てると」

    「似て…?まあ、そこまで疑うのなら向こうの壁まで競争しようじゃないか」

    「よし、受けて立とう」

    「じゃあ、ヨイドンッ!」ダッ

    「ちょっと待て、“ヨイドンッ”ってなんだ!」ガバッ

    「うわわっ」コケッ

    「…やっぱり運動能力落ちてないか」

    「こ、これは違うもん!もとからだもん!」

    「だとしても威張って言うことじゃないだろ」

    130 = 63 :

    「バトエンねぇ…」

    「何か嫌なことでもあったみたいな口振りだな」

    「私は絵柄を避けて噛むつもりだったんだよ」

    「なぜすでに用意してある」

    「でも、見てよこれ」

    「おぉ、両側に絵柄が…。これじゃ削る訳にもいかないし、どう使わせたかったんだろうな」

    「どうしようこれ…」

    131 = 63 :

    「色の濃さで味は違うのか?」

    「味っていうか…舌触りかな?」

    「ふーん…」

    「試してみる?」

    「…舐めるだけなら」

    「あれ、断らないの?私今HBしか持ち合わせないよ」

    「ならなぜ聞いた…」

    132 :

    依存と言っても様々あるわけで

    133 = 63 :

    「多機能○○ってあるでしょ?」

    「ナイフとか、ペンとかみたいな?」

    「そこでこれ!多機能鉛筆」

    「…見た目は普通だな」

    「ところがどっこい、バーベキューの串に早変わり!」

    (竹製なのか…?)

    「2本揃えば箸にもなる!」

    「…」

    「そしてロールキャベツの…」

    「いいかげん食から離れよう…。ていうか何製なんだこの鉛筆」

    134 = 63 :

    >>133の続き

    「何かもっと、鉛筆らしい機能はついてないのか」

    「その辺はぬかりなく。なんと…!」

    「なんと?」

    「ヘッド部分に消しゴムが!」

    「普通じゃねーか!」




    >>132
    誰かが別の依存方法で書き始めてくれれば…

    135 = 63 :

    「あれ?爪楊枝切れてる…」

    「そうか、昨日いかだ組んで川に流したんだっけ」

    「くそぅ。昼食の食べカスが気になる」

    「何かないだろうか…」

    「先がトキントキンの鉛筆しか…」

    「…」

    (ダレモイナイ…ヨウジニスルナライマノウチ)

    ―――――――――――――――

    「さて、出かけるとしよう!」

    136 = 63 :

    「おい、前歯に青海苔がついてるぞ」

    「え!ウソっ!」

    「ウソなんか言わんさ」

    「かっ鏡見てくる!」

    ―――――――――――――――

    「お帰り。ちゃんと取れたか?」

    「取れたには取れたんだけどね…」

    「けど…なんだ?」

    「その、鉛筆で歯を黒く塗ってただけみたいで」

    「あえて考えないようにしてた方がなぜ現実のモノになるんだよ…」

    137 = 63 :

    「…」カリカリ

    「…」カリカリカリ

    「…」カリカリカリカリ

    「あー!宿題が終わらないー!」

    「なんかイライラしてきたなぁ。ちょっと1本噛もうかな…」

    138 = 63 :

    「男君は私より1エンピツ背が高いです」

    「1エンピツて…。東京ドームで例えてくれ」

    「えーっと…。3分の1座椅子ぐらいかな?」

    「さあ?俺行ったことないから知らないぞ?」

    「なんだとー!一生懸命考えたのにズルイぞー!」

    139 = 63 :

    「コンパスにも鉛筆はあるよな…」ゴクリ

    「モノによるんじゃないか…?」

    「そこは“通報しました”って言うところだよぅ!」

    「1、1、9と…」

    「ちょっと、なんで救急なんだよー!」

    「言ってほしいのか?」

    「No thank youですよーっだ!」

    140 = 63 :

    「最近は歯磨き粉の代わりに消しカスを使ってます」

    「へー…」

    「え、あれ?冗談だよ?なんで納得してるの?」

    「だって女だしなあ…」

    「男君、ヒドイっ!」

    (かわいいやつだなぁ…)

    「ちょっと!聞いてるの!?」

    141 = 63 :

    「鉛筆があればなんでもできるっ!」

    「そうか。じゃあ試しに衣食住をやってみようか」
    「食はクリアしたとして他は…」

    「食もクリアすんな!」

    142 = 63 :

    >>141の続き

    「じゃあとりあえず衣だね…」

    「ククク…。さあ、どう乗り切る?」

    「全身に…鉛筆を…うーん…」

    (…鋼鉄の処女を思い出したが黙っておくべきだろう)

    144 = 63 :

    >>142

    「“住”か…」

    「さすがに無理があるだろう」

    「そうだ!鉛筆を組んで家を作ればいいんだ!」

    「手の平サイズのログハウスができそうだな」

    「な、なら直径30cmぐらいの鉛筆を使って…!」

    「完全に丸太サイズなんだが、誰がそんなモノを使うんだよ」

    「それでも…。それでもシュワちゃんあたりがなんとかしてくれるハズ…」

    145 = 63 :

    「ところで俺らってさあ」

    「うん」

    「鉛筆で字を書いてるところをほとんど人に見られてないな」

    「もう私達は鉛筆モグモグする人だと認識されてるみたいだからね」

    「達…?誰達のことを指してるんだ」

    「もちろん私と男君」

    「待ってくれ、俺は鉛筆をそんなふうに使ったことは…」

    「ないのー?」

    「ない、わけでは…ないが…」

    「じゃあいいじゃない」

    「イイわけあるか!訂正を要求するっ!」

    146 = 63 :

    「全部で一万色以上の色鉛筆のセットがあってだなぁ…」

    「ウチの親が注文してたよ」

    「それはまた…。何に使うつもりなんだろうな」

    「いざというときのためだって言ってたよ?」

    「どんな事態に遭遇すれば“色鉛筆がたくさんあってよかった”と思えるのやら…」

    「そんなに変かなぁ……」

    「お前の家の中、いろんなモノであふれかえってそうな気がしてきたぞ…」

    147 :

    食う他の依存……
    刺すとか挿すとかか?

    148 = 63 :

    「だいたいの人は体のどこかに鉛筆の芯が刺さってると言いますが」

    「初めて聞いたぞ」

    「この通り私には1本も刺さっていません」

    「服の上から見た限りは、と付け足しておく。念の為」

    「…?当然でしょ?も、もしかして…見たい?」

    「上目遣いもいいけど、早く話を進めよう」

    「実は自分じゃうまく確認できないところがあって…」

    「よし来い!さあ来い!Don't来い?」

    「じゃあ見てくれる?」アーン

    「へ?」

    「いや、だから口の中を見てってば」

    「ああ、口内、だよね。そりゃそうか。“コウ”までは合ってたんだけどな…」

    「?」

    149 = 63 :

    「一発芸!」

    「自分でハードル上げたな」

    「おはぐろ」ニィ

    「黒っ!グロっ!」

    「あれ?デジャブかな…」

    「俺も何かデジャビュを感じるな」

    「…」

    「どうした?」

    「び、ゆ。よし、デジャブ。…何でよー」

    「よしよし。お前はそのままでいいぞ。でも口は濯いできなさい」

    150 = 63 :

    「モズのはやにえって知ってるか?」

    「早煮え?ちゃんと火を通さないから…」

    「モズっていう鳥が獲物を串刺しにしておく行為を言うらしいんだがな」

    「最近彼が冷たいです」

    「口から飛ばした鉛筆でGを串刺しとかもうね…」

    「…さて、もう1本齧ってこようかな」

    「うわっ、まだ生きてるよ…」


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