元スレ新ジャンル「高校野球部で自分以外の部員が全員少女」背番号2
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
251 = 250 :
監「よし。合宿も打ち上げだ。帰るとするか。忘れ物はないな?」
一「はい!」
~バス車中~
二「ふみゅぅ~…遊び足りないのにぃ~…」
遊「遊びに来てたんじゃないでしょ?」
マ「収穫もあったし、苦手も見つかった。戻ったら弱点を徹底的に克服するわよ?」
三「アタシは問題ねーぜ?」
マ「…あんたが一番穴だらけよ。折角1番で起用したのに、4打数1本塁打3三振って何を考えてんのよ…」
三「座右の銘通りじゃねーか」
マ「黙らっしゃい」
中「(男君とは…進展したような、しなかったような…)」
捕「…あなたはまだまだこれからがあるでしょ?」
中「こ…心の中を読まないで下さい///」
左「助トノ ケッチャクハ サイゴノ ナツニ…!!」
マ「最後の夏…あるといいわね…」
監「なぁに。俺が何とかしてやる」
マ「………/////」
継「来年はクリンナップか…面倒だねぇ…」
欠「…便利屋はそろそろ卒業…だね…?」
走「あたしも野球部に専念しようかな?楽しかったし!」
一「そうしてくれると助かるわ」
マ「ただでさえ野手は手薄だからね~」
監「しかし、『グランドスラム』のスペースがあって良かったな、右」
『キュイキュイ♪』
右「何故か一人分の席が空いてましたからね。バス会社の粋な計らいでしょうか?」
監「良かった、良かった」
~海の家~
先「はぁ~泳ぎ疲れた~~…やっぱ海は最高だね~…って、あれ?みんなは?」
~合宿編・完~
252 = 250 :
監「よし。合宿も打ち上げだ。帰るとするか。忘れ物はないな?」
一「はい!」
~バス車中~
二「ふみゅぅ~…遊び足りないのにぃ~…」
遊「遊びに来てたんじゃないでしょ?」
マ「収穫もあったし、苦手も見つかった。戻ったら弱点を徹底的に克服するわよ?」
投「は~い」
男「お前も最初から洗い直しだな?」
投「あんたも打撃、少しは磨きなさい」
男「うぅ………」
三「アタシは問題ねーぜ?」
マ「…あんたが一番穴だらけよ。折角1番で起用したのに、4打数1本塁打3三振って何を考えてんのよ…」
三「座右の銘通りじゃねーか」
マ「黙らっしゃい」
中「(男君とは…進展したような、しなかったような…)」
捕「…あなたはまだまだこれからがあるでしょ?」
中「こ…心の中を読まないで下さい///」
左「助トノ ケッチャクハ サイゴノ ナツニ…!!」
マ「最後の夏…あるといいわね…」
監「なぁに。俺が何とかしてやる」
マ「………/////」
継「来年はクリンナップか…面倒だねぇ…」
欠「…便利屋はそろそろ卒業…だね…?」
走「あたしも野球部に専念しようかな?楽しかったし!」
一「そうしてくれると助かるわ」
マ「ただでさえ野手は手薄だからね~」
監「しかし、『グランドスラム』のスペースがあって良かったな、右」
『キュイキュイ♪』
右「何故か一人分の席が空いてましたからね。バス会社の粋な計らいでしょうか?」
監「良かった、良かった」
~海の家~
先「はぁ~泳ぎ疲れた~~…やっぱ海は最高だね~…って、あれ?みんなは?」
~合宿編・完~
253 = 250 :
連投スマソ
合宿編は無事、幕となりました。
しばらくは充電期間に入るから、他の書き手さんも頑張ってくれ。期待している。
254 :
乙
楽しかった
255 :
乙!
楽しかったぜ!
256 :
合宿終わって燃え尽きたが、チビチビ投下していくよ~
~部室~
監「今日、お前らに話をするのは他でもない」
一「…どうでもいいですが、女子部室棟で堂々とし過ぎなのでは…?」
監「それどころじゃない!…お前ら…勉強はしているだろうな…?」
三「…ンだよ、突然!いいよ、勉強の話は!練習しよーぜ!?」
マ「…それが、よくないのよ…」
投「マ先輩。どういう事です?」
マ「今度の期末テストだけど…赤点が3つあると、夏休みは強制的に補講に参加させられるのよ…!」
一同「…え………ええ~っ!?」
監「それだけじゃねぇ…部内に該当者が2人以上いた場合は、その部活動の人間は連帯責任で、全員補講に強制参加する事が決定した………っ!!」
一同「ぎゃあああああああああああああああ!!」
マ「(キラーン)そこで、アンタ達の中間テストの成績…悪いけど調べさせて貰ったわよ。傾向と対策を練らなきゃならないからね」
一同「(…ゴクリ)」
監「中間の結果は以下の通りだ」
・投【赤点×5個…学年382位/400人中】
・男【赤点×0…学年82位/400人中】
・捕【赤点×0…学年36位/385人中】
・一【赤点×0…学年45位/410人中】
・二【赤点×1…学年239位/385人中】
・三【赤点×7…学年406位/410人中】
・遊【赤点×0…学年7位/385人中】
・左【赤点×2…学年307位/410人中】
・中【赤点×1…学年195位/400人中】
・右【赤点×0…学年1位/410人中】
・先【赤点×3…学年379位/410人中】
・継【赤点×0…学年2位/385人中】
・欠【赤点×1…学年211位/385人中】
・走【赤点×1…学年230位/385人中】
・マ【赤点×0…学年19位/410人中】
監「…以上だ」
三「…おし!練習行こーぜ!」
投・先「さんせ~い♪」
マ「…待ちなさい」
投・三・先「!!!(ぎくぅ)」
マ「アンタ達3人が一番の危険因子なのよォ~!!」
監「つーワケで、練習どころじゃねぇ。今日からテストまでは合同勉強会を行う!右・遊・一・マ・継・捕は教師として、オモシロおかしくバカどもに勉強を教えよ!!」
一同「いやだあああああああああああああああああああああああああ!!」
257 :
三はともかく投もそんな成績なのかwwww
258 :
右と継が神がかってるwwww
259 :
マ「…まぁ、左の赤点は国語と日本史だから仕方ないとしても…だ」
左「ニホンゴハ ヒジョウニ オクガフカイ…ますたースルノハ シナンノ ワザダヨ…」
マ「三!アンタ、保健体育以外が全部赤点じゃないの!!」
三「しょうがねぇだろ?分かんねえんだからよ?」
投「私も主要科目が全部赤点…トホホ…」
先「ボクは理科と社会は得意だよ~!国語・数学・英語はからっきしだけどね」
マ「とにかく!国語は遊、理数系は右、社会は継、英語はワタシが担当するわ。各自、苦手な科目を教えて貰いなさい」
二「あ~ん…二は、ニガテなものが分からないよぉ~…」
マ「アナタは数学が致命的ね。右にしっかり教わりなさい?」
右「…任せておけ」
男「(ヒソヒソ)右先輩ってアンドロイドだよな…?数学のテスト受けるのはズルじゃないか?」
投「いいなぁ~…なんで私は人間なんだろ…」
男「…お前、そこはまぁヨシとしろよ…」
マ「はじめ!!」
…………………………
三「………う~ん………」
一「なぁに?もう詰まったの?どこ?」
三「なぁ、このアルファベットのAとaって…どう違うんだ?」
一「うわあ、無理だわコリャ」
先「…Cos…?あれ?ボク、数学を勉強してたハズなのに…なんで英語になってるの?」
投「あ!分かった!それ、きっと英語と数学を同時に勉強出来てるんじゃないですか!?先先輩、合理的~♪」
先「あんまり誉められるとテレるにゃ~♪」
継「…この世の不条理を切々と感じるね~…」
遊「私達がどんなに頑張ったって、連帯責任だもんね…」
三「コリャ、夏大どころの騒ぎじゃねーな~!」
一同「お前が言うな!」
260 = 259 :
継「キャプテン、ちと妙案なんですがね~?」
一「何?」
継「この際、三先輩は諦めましょう。チンパンジーに因数分解を教える方がよっぽど楽だと分かりましてね、ええ…」
三「テメー…言葉を選べよ…?」
継「三先輩には潔く補講を受けて貰うとして…投と先先輩を徹底的に鍛えませんかね?一応、『赤点3つが2人未満』ってノルマをクリアする方に重点を置いた方が…」
三「…え?」
一「確かにそうね。万が一大会に出られたとしたら、しばらくの間、三を欠くのは痛いけど…部活動そのものが禁止されちゃったら、元も子もないものね」
三「ちょ…おい!」
マ「いいじゃない、それ!そうしましょうか!?」
投・先「ひぃぃぃぃぃぃ………」
一「ひぃ…じゃないの!!あなた達二人が抜けたら、先発が丸々いなくなるのよ?捕と継とマだけで、どうやって凌ぐのよ?」
投「確かにそうですけど…自信ないですぅ~…」
先「ボクもだよ~…」
マ「てことで、三?アナタは遊んでていいわよ?」
三「…腑に落ちねーが…勉強しなくていいなら、どーでもいいか…おし!ポチ!万本ノックやっか!?」
二「いいよ~♪」
右「こら。二を誘うな。二も当落ギリギリなのだ。しっかり勉強してもらう」
二「ふえええええん!」
三「う………わーったよ!じゃ、左!一緒にフリーバッティングでも…」
一「以下同文!!」
左「スマナイ、三…」
三「どいつもコイツも…テメーら、憶えてやがれ!?期末では、お前らが想像だに出来ない成績を挙げてやるかんな!?」
『バタン!!』
マ「まったく…赤点7つ取る事自体が想像だに出来ないっての…」
継「さ、では仕切り直しといきましょ~か~?」
投・先「…は~い…」
261 :
俺の中で三の株がストップ高だぜ……!
262 = 259 :
マ「いい?まずは主語・動詞が頭に来るの。慣れてしまえば、日本語と変わらないわ」
投「…成る程…難しく考えてました…」
男「…三角形の内角の度の和は、常に180になるんですよ?」
先「そっか~!つまり、2つの角度が分かれば残りの1つも…」
遊「謙譲語と尊敬語の違いさえ見極めてしまえば、そんなに苦労はしないハズです」
左「アリ オリ ハベリ イマソカリ…」
右「野球に置き換えてみろ。バットを上から叩く事でボールにスピンを加える。この動作により、浮力が生まれるのだ」
二「ふむふむ…分かるよ~な、分からないよ~な………?」
マ「みんな頑張ってるわね。よしよし」
監「…やってるな?」
一「あ、監督」
監「頑張れよ、お前たち…その苦労には、俺が必ず報いてやるからな?」
マ「…珍しいですね、スーツなんか着込んで?どこか行かれるんですか?」
監「ああ。ちょっとな」
継「どうせパチンコじゃないんですかい?」
中「スーツで、ですか?」
監「…まぁそんな所だ。とにかく、死ぬ気で頑張れよ?」
捕「はい」
マ「ギャンブルは程々にして下さいね…」
監「(さて…)」
263 = 259 :
~相手高校・会議室~
校長「…これはこれは理事長、わざわざ理事会においでなさるとは…」
理事長「ふむ。ちと孫娘の様子も気になって…な」
校長「おお…例の…で、練習は御覧になられたので?」
理事長「これからじゃよ。ただ、目立つと後でこっぴどく怒られるからの…コッソリ遠くから見守る事にするわい」
校長「それは大変ですな」
教頭「それでは、只今より相手高校・理事会を始めます…」
~相手高校・グランド~
敵将「声が小さいぞ!そんなんじゃ、また女共に負けちまうぞ!?」
一同「うぉ~っす!!」
敵将「………ん?あの人は、確か………」
~相手高校・屋上~
理事長「ほっほっほ…我が孫娘ながら、相変わらず惚れ惚れするフォームだわい」
監「…ちょっくらお邪魔しても宜しいですか?」
理事長「………おお…キミは!!」
監「お久しぶりです、相手監督」
理事長「よしたまえ、監督だなどと…何年前の話だと思っておる?」
監「いいえ。何年前だろうと、貴方は俺に取って『監督』ですよ」
理事長「…まぁ良かろう。ところで、どうしたのだ?こんな所まで」
監「いえ、偶さか近くまで来たものですから」
理事長「喰えぬ男よ…噂は聞いておるぞ?強豪校の監督の誘いを全て断り、音信不通になったと思いきや、女子だけの野球部を指導してるらしいではないか?」
監「…流石。監督には隠し事が出来ませんな…」
理事長「こないだは孫娘を随分と可愛がって戴いたみたいだな」
監「お孫さん、いい投手ですな。左の下手から繰り出す七色の変化球はもとより、あのエースとしての負けん気の強さが、実にいい」
理事長「天塩にかけて大事に育てたのだ。そこいらの小僧には引けを取らんよ」
監「…成る程。監督直々にお育てに…ね」
理事長「用件を言いたまえ。こんな所までわざわざ足を運んだのだ。しかも理事会のある、この日に…な?ワシに用があったのだろう?」
監「…お察しの通りです」
理事長「言うてみい。ワシとお主の仲ではないか」
監「…実はですね…」
264 = 259 :
理事長「キミの学校を、夏の選手権に出場させたい…だと?」
監「ええ」
理事長「…難しいのぅ…全員女性なのだろう?」
監「女子が14名、男子が…僅か1名です」
理事長「ふむぅ…そもそも、高野連には加盟しているのかね?」
監「…正直、話はそこからですね」
理事長「お話にならんな。諦めたまえ」
監「…フッ。俺が諦めが悪いのは、一番ご存じのハズ」
理事長「しかしキミ。常識的に考えたまえ」
監「…俺が、考えもナシにこんな事をお願いしに来るとでも?」
理事長「…どういう事かね?」
監「貴方も同じ…という事ですよ」
理事長「………」
監「お孫さん…男装などさせて潜り込ませているみたいですが、何時まで隠し通せますか?」
理事長「…ほう。脅すつもりか?」
監「まさか?ただ、『名監督』と言われた貴方の事だ。バレた後の事も考えてらっしゃるのでしょう?どうやら高野連の理事会にも顔が利くらしいですからね」
理事長「…何が言いたい?」
監「簡単ですよ。監督が有事の際に用意しているであろう『ウルトラC』を、是非とも拝借願いたい」
理事長「無理だ」
監「ウチの遊は、来年ドラフトにかかるかも知れません。留学生とはいえ、左はメジャー契約が内定しています。時代は男女の枠を越え始めてると思いませんか…?」
理事長「…しかし、だ」
監「お孫さんも行く行くはプロを志すでしょう。しかし、プロ契約となれば性別を詐称する必要は皆無だ。そこで事実を明かしたとしたら…高校の3年間は、周りを欺いていた、という事になってしまう。
未来ある子がそんなレッテルを貼られるのは、実に不憫でなりません」
理事長「…ククク…ハッハッハッ!!」
監「………?」
理事長「相変わらずだな、監よ」
監「いえ…変わりましたよ。教え子達をただしごき、甲子園へ送り込んでいた頃は…こんな事、考えもしませんでしたからね?」
理事長「いいや。変わっとらんよ。昔のままの目だ」
監「…」
理事長「キミの話は分かった。ただ、今すぐにとはいかん。キミの協力も必要だ」
監「覚悟しています」
理事長「…いい監督になったものだ…あの小僧が」
監「そうですかね?俺はただ、アイツらにも別け隔てなく、夏を経験させてやりたい。高校時代の最後の輝きを、無駄にしてやりたくはない…それだけですよ」
265 :
俺の中で監督が超絶イケメンになった
266 :
~期末テスト・結果発表~
先「一ちゃぁ~~ん!マちゃあああ~~~ん!!見てみてミテMITE~~!!!」
マ「先?」
一「騒々しいわね…何よ?」
先「無いんだよぉ~…!赤点が一つも!」
一「…ホントだ。よくやったわね、先!」
先「みんなが…みんなが、こんなダメなボクに一生懸命教えてくれたから…う…うっ………」
一「あなたが頑張った結果よ。おめでとう」
マ「取りあえず一安心…か。でも、おかしいわよね…?」
一「…あなたも気付いた?」
マ「ええ。定位置の『ベストイレブン』に三の名前が…無いわね?」
先「ベストイレブン?」
一「400位~410位を入学時から堅守している『伝説の11人』の事よ。そこに三の名前が…ないの」
先「…ほんとだ!名前が無い!三ちゃん、ヤケになってボイコットしたのかな…?」
マ「まさか…」
三「諸君、呼んだカネ?」
一・マ「三!?」
三「…これを見たまえ」
『ピラッ』
マ「…………………え……………?」
一「………………全部……………80点越え…………?」
先「うっわ~~!三ちゃんスゴいね!!!」
三「もっとホメタタエたまえ♪」
一「じゃあ順位は…?」
三「フ…伝説の大投手、金田の場所だ」
マ「あった!!!………さ………34位ですって!!」
一「嘘!?私、負けたの!?」
三「………散々バカにしやがったなオメーら…?これが実力でぃ!」
先「スゴい、スゴ~い!!」
マ「…………………三」
三「どうした?深刻な顔しやがって。安心したろ?」
一「………今ならまだ間に合うわ。自首しなさい?」
三「はあ?自首?なに言ってんだ?」
マ「イイ年して、カンニングだなんて…ハッ!まさか、テスト問題盗んだりしてないでしょうね!?」
三「いい加減にしろ!ちゃんと勉強したんだよ!!」
一・マ「………え?」
三「折角の最後の夏だってのに、試合に出る前に負けられちゃあ、たまんねぇからな」
一「三、あなた…」
マ「やれば出来るコだと思ってたわ!」
三「何はともあれ、コレで大丈夫だな!?あとは…」
一・マ「…………エース、ね」
268 :
どんだけ勉強したんだwwwwwwwwwwww
269 :
Wikiほったらかしだぼぅ
270 :
投「おりゃっ!!」シュビッ
一「男!!ランナー走ったぞ!!」
男「予想どうりッ!!」シュ
遊「ナイスボール!!」バシッ
アウトー
ゲームセット
一「ナイス男!!」
男「一先輩も、声ありがとうございます」
投「あんなのアウトにして当然よ」
男「ハァ……もともとお前が四球で出したランナーだろ?」
投「ま、まぁ終わり良ければ全てよしってことよ!!」
男「あのなぁ……」
監「…………」
試合後監督室
監「う~ん……」
コンコン
マ「失礼します」
監「ん?マか、どうした?」
マ「いえ、今日の練習試合のスコアブックの行方が………って監督が読んでたんですか、珍しいですね」
監「まぁ、一応監督だからなぁ」
マ「それで、スコアをみて何か気になる事でも?」
監「……なんで男はこの学校にいるんだ?」
マ「………監督酔ってるですか?」
271 = 270 :
監「いや、結構マジメなお話なんだが」
マ「なんでって、この学校の試験を受けて」
監「そう言う話じゃなくてだな、私立で男を欲しがった所は無いのか?」
マ「スポーツ推薦ですか?男のバッティングをみる限り、到底有り得ないと思いますが」
監「……それ本気で言ってのか?」
マ「……どう言う事ですか?」
監「中学時代、投の球を取れたのは男だけって言ってたよな?」
マ「はい、だから男はレギュラーになれたと聞いてます」
監「じゃあ聞くが、どこの世界に140㎞、ましてや150㎞近いボールを捕れる中坊がいる?」
マ「…………」
監「次に、これまでの練習試合のスコアを見てみれば一目瞭然だが、男の盗塁阻止率は簡単に計算しても9割以上だ」
監「そんでもって最後、俺が一番疑問に思ったのは男の配球、つまりリードだ」
273 = 270 :
マ「リード…ですか?」
監「そぅ、確かに投は化け物だ、松○とか○茂ですら裸足で逃げ出すような球を平気で投げやがる」
監「だがな、150㎞って言っても、野球は九回まであるんだ、その内バッターも速球に馴れちまう」
監「速球を引き立たせるような変化球を投げれない投にとって、これは大問題だ」
監「しかし、変化球を投げれなかったにもかかわらず、投の中学時代の平均防御率は1点台」
監「それは何故か?答はズバリ男だ!!アイツのリードなくして投の中学時代の活躍は有り得ないだよ」
監「バッティングは置いといて、これだけの捕球技術、肩の強さ、真っ直ぐオンリーの投手を生かすリード、これで私立から声が掛からないと思うか?」
マ「………少し調べてみる必要があるかもしれませんね」
監「……頼めるか?」
マ「少し時間がかかると思いますが、なんとか調べておきます」
監「よろしく頼むわ」
マ「はい、それでは失礼します」
一「な、なんか凄いことを聞いてしまった気がする………」
つづく
275 :
>>274
野球の雑誌に載るようなやつは138とか投げてるよな
うちのエースは135ぐらい投げたけどノーコンだった
276 :
>>275
中3で140投げてた先輩はけっこうコントロールよかった
いまはアマチュア野球のリリーフやってる
そんな俺は128が最高wwwwww
277 = 275 :
>>276
その先輩すげえなwwww
オレの小学生の時の友達Y浜高校言って甲子園で投げてたけど普通に打たれてたわ( ^ω^)
オレなんかこないだまで高校球児だったのに115しかwwww
278 :
いらんかも知れんが描いてみた。一応>>17に忠実に描いてみたつもり
「中」のツインのボサ毛がもの凄く描き辛かった。頭でけえ
左上:二
右上:投
左下:三
右下:中
279 :
>>278
すげぇ
うめぇ
280 :
>>278
印象とあっててうめえ
281 :
投は僕が貰いますね^^
282 :
>>278
その三は俺の嫁です。
おかげで、なんか創作意欲が湧いたので久々に続き書きます。
仕事辛くてずっとホッぽってたwすまんみんなw
~屋上~
監「…そうか。三は無事だったか…」
マ「ええ。かなり頑張ったみたいですよ?…それよりなんです?ワザワザこんな所に…」
監「これを見ろ」
マ「………えっ!?………こ、これは………」
監「お前らの最後の夏…いよいよ走り出したぞ。お前も協力してくれるな…?」
マ「………はいっ!」
~部室~
三「オラァ!見たかおめぇら!」
二「三ちゃん、スゴいねぇ~♪」
遊「…ホントにスゴいです…」
三「ったりめーよ!三番・サードは、まだまだ誰にも渡せねーぜ!」
一「こうなると、投が心配よね…」
遊「大丈夫じゃないですか?ここの所、男が付きっきりで勉強教えてましたから」
中・捕「え゛っ!?」
三「ほぉ~…勉強じゃなくて、違うコトがはかどっちまったかもな~…?」
捕「そそそそそそそそそそんな事ありありありありませんよ。おおおおおおおおお男君に限ぎぎぎぎぎぎぎぎって」
継「落ち着くといいよ~」
右「大丈夫だ。投もいい根性している。試合に出られなくなるのは真っ平御免だろう」
左「ダト イイガ…」
『コンコン』
一「…来たかな?」
『ガチャ』
欠「おや…マ先輩…?」
マ「………」
一「どうしたのよ、そんな思い詰めた顔して?」
マ「………」
三「おいおい、黙ってちゃ分かんねーじゃ………」
マ「実は…ね?」
三「ん?なんだよ、一体」
右「勿体ぶってたら分からん」
マ「実は………」
283 :
楽しいねえ
284 :
>>278
是非ほかのメンバーも描いてほしい
特に三がイメージ通りでイイ!
>>282
無理するなよ
気長に投下まってる
285 :
一同「しょ………署名運動~!?」
二「…~ですの?」
マ「そ。市内全域でやるわよ」
一「まさか、それを高野連に提出して…?」
マ「さすが一、察しがイイわね?」
右「…しかし、市内ごときで集められる数では…タカが知れてはいないか?」
マ「ふぅ…アナタ達、自分というモノを分かってないわね~?」
中「どういう意味ですか?」
マ「前代未聞の硬式女子野球部。しかも、ネタじゃなく実力もある。加えて美少女揃い」
一「大仰ねぇ…」
三「ま、間違っちゃいねーけどな」
マ「話題性は充分だと思わない?少なくとも、出たら緒戦負けの弱小校よりは」
遊「そうは言っても、規則は規則ですからね…」
マ「堅いわよ。発想を変えなきゃ。つまり…」
左「ツマリ…?」
マ「つまり、そういう部分を前面に出していくのよ」
捕「…でも、そんなに上手くいくんでしょうか…?」
マ「…監督の筋書きは、こうよ…」
…………………………
監「相手高校の理事長…つまり、相手投手の爺さんだな。コイツがこの世界じゃあナカナカの権力者でな。俺も昔、世話んなったもんだ」
マ「だったら、尚更厳しいんじゃ?」
監「なに。高野連ってのは昔の体質だが、外面を重んじる組織だからな。マスコミが話題性を煽って世間を味方に付けてくれりゃ、Noとは言えないさ」
マ「それって…」
監「確かに納得は行かない面もあるが、背に腹は変えられないだろ?」
マ「そうですけど…」
監「出来レースにしちまうのさ。規則に阻まれ、懸命な署名運動を試みる美少女野球部。これで充分」
マ「…マスコミが食いつきますかね?」
監「食いつくんじゃない。“食いつかせる”んだ。そもそもこれは爺さんの考えだ。段取りは任せておけばいい」
……………………………
マ「…という事」
捕「分かりましたけど…」
三「なんかスッキリしねぇな~?」
継「他力本願もいいとこだからねぇ…」
一「…でも………」
マ「…出たい、でしょ?」
一同「…(コクン)」
マ「やってみましょう。何と言われようと、大会にさえ出場出来ればこっちのモノよ!あとは実力を見せ付ければいいだけ。力がなければ、結局負ける。それだけの話よ」
一「…分かったわ。やりましょう!」
一同「ハイ!!」
287 = 285 :
~駅前~
一「署名運動にご協力お願いしま~す!!」
捕「い…勢いで来てみたはいいけど…//////」
中「…やっぱり、恥ずかしいですね…とてつもなく…/////」
継「…なんか変なのばかり集まってくるしねぇ…」
『パシャ パシャ』
おまいら「こ、こ、コッチ向いて、ほ、欲しいよ~…お、お嬢た~んハァハァ(´д`)」
二「あ☆これがマスコミだね~可愛く撮ってにゃ♪」
三「…ポチ…それは『きもをた』ってヤツだぞ?」
おまいら「ぶもー!( ゚∀゚)ロリっこタマらんですたい!」
中「くっ…!こんな屑共死ねばいいのに…」
先「なんか臭いしねぇ~…」
おまいら「たまらんなりぃ!もっと我々を罵って下さいお( ^ω^)」
中「べ…別にあんた達の為にこんな事してるんじゃないんだからねっっっ!!!」
おまいら「( ゚д゚)ムハーこちらのボサツインさんはツンデレですねわかります」
マ「みんな我慢よ!耐えるのよ!!」
一「…あっちのメンバーは大丈夫かしら…?」
~繁華街~
遊「私達、甲子園を目指しています!本気なんです!どうか、署名をお願いします!」
主婦「あらあら…頑張ってね(カキカキ)」
遊「ありがとうございます!」
右「…博士と将軍の思惑通りだ。かなりの数が集まったな」
左「アトハ ますこみガ ドウ トリアゲルカ…ダナ モドカシイ モノダ」
欠「それらしき人は…いない…です、ね?」
遊「地道に行きましょう。千里の道も一歩からです!」
左「ウム」
右「しかし…投と男は何をしているんだ。まさか、ホントに赤点を取ったんじゃあるまいな…?」
~グラウンド~
監「…さて。向こうは一達に任せておけばいい。お前らの使命は…分かるな?」
投・男「ハイ!!」
監「大会に出られた暁には、緒戦は優勝候補チームと当たる手筈になっている。そこで投、お前が…」
投「分かってます。ギッタギタにするんですね?」
監「…フッ…それでは生ぬるい。そうだな…完全試合といこうか」
男「…か、完全…」
投「…わっくわくするぅ♪♪」
監「それじゃ、始めるか…甲子園に導く『魔球』作りを…な?」
『ニヤリ』
289 :
290 :
~駅前~
D「…おい、あれだ!」
AD「は~…ホントに女の子ばっかなんスね」
D「カメラ!こっちだ!」
一「!!…あれは………き、来たわよ!!」
マ「どーしよ…すっぴんだわ………」
捕「今ですよ!アピールしましょう!」
D「キミ達が噂の…うわ!こ、こらヤメなさい!!」
『ガシッ』
三「これか!?これかぁ!!?映ってんのはどれだ!!」
AD「ひいいいいいいいいいい!!」
先「ボクも!ボクも撮ってぇ~♪」
一「嗚呼…ウチの恥部が全国に…」
二「三ちゃん!ガンガンアピールするもっ!!」
中「三先輩は連れてこなかった方が…」
継「…って、もう遅いかね~…」
~繁華街~
『ガヤガヤ…』
『お…可愛いな~』
『あの娘、大きいわね~…』
左「ワレワレニ ちゃんすヲ クダサイ…!」
右「必ず、この街に優勝旗を持ち帰ります」
欠「どうか…どうか、みなさん…」
遊「署名をお願いしますっっっ!!!」
~グラウンド~
『ブワッ………』
男「(揺れる…が………まだ足りない…か?)」
『………ズバーン!!!』
投「………ハァ…ハァ……!!」
監「まだだ。揺れは大きくなっては来ているが…球速が落ちては意味がない」
投「…ハァ…ハァ………ハ、ハイ!!もう一丁!」
男「投…少し、休んだ方が…」
投「大丈夫!…時間がないのよ…私にも…先輩達にも………!!」
男「投………分かった!どんどん来いっ!」
投「…(コクン)」
監「…コリャ、完成したらトンでもねぇ武器になるな…楽しみだぜ…!」
291 :
~グラウンド~
投「おぉ…りゃああああああああああ!!!」
『…ンブワッ………』
監「…!!」
男「こ…これは…!!」
『ズバーン!!!』
男「す…すげぇ…」
監「フッ…どうやら間に合ったようだな」
投「この…感じ…」
監「今の投球を忘れるなよ」
投「………(フラッ)」
男「おい、投!?」
監「男。部室に連れて行って寝かしといてやれ」
男「は…はい!」
『ヒョイッ』
男「軽いな…こんな細い体であんなスゴい球を…」
投「………」
男「やっぱり…やっぱりお前はスゴいよ…」
投「………」
男「…俺、お前を追いかけてこの高校に来て…ホントに良かったよ」
投「ん………あれ?私…」
男「気がついたか?」
投「…ちょ…///なんでオンブされてんの!?」
男「いてて…じっとしてろよ」
投「……///」
男「………投」
投「…な…何よ?」
男「…その…ありがとうな」
投「な、何よ急に?」
男「俺、お前を日本一のエースにしてやりたい」
投「………」
男「………お前と野球出来て…ホントに嬉しいよ。ありがとな」
投「……………ばか……………/////」
一「只今戻りました~!」
二「あれ?二人ともいるよ~?」
継「へ~………コイツはいいタイミングで戻って来たね~…?(ニヤニヤ)」
男・投「…こ、これは、その…」
三「…はっは~~~ん…ついにソコまで行っちまったか…」
捕・中・先「らめえええええええええ!!!」
D「お!いい画だな!ちゃんと撮っておけよ?」
AD「はい!」
『カシャカシャ!』
投「と…撮らないで~!!!」
監「おい。コイツらは…」
マ「はい、例の。練習風景も取材していただけるようなので、連れて来ました」
遊「キャプテ~ン!やりましたよ!こんなに沢山!」
一「…スゴい数ね…」
左「スベテハ サンダン ドオリダ」
右「大成功だな」
監「そうか。上手く行ったようだな」
一「さあ、練習始めるわよ!?」
293 = 291 :
>>292
その辺はこれからだったのに…
295 :
お前が人柱力か
296 :
何 天才 ヒソヒソ・・・ 「ここまでの子とは…」
て やるがなコイツ さすがオレの子だ…
奴 化物か…コイツ… 「こやつ…ここまで…」 大した娘だ…
だ 本当に大した奴だよ…お前は
コソコソ・・・ 「こいつ…かなりの切れ者」
「まさか…これ程とは…」 逸 流石お前だ…
材 「大した奴だ…」
何て野郎じゃ… さすがですね… ザワ・・・
「何てヤツだ…」 / ̄ ̄ ̄\
大した怪力だ 「…コイツ…ただものじゃない」 ./ ─ ─ \ さすがお前だ…
/ <○> <○> \
認めてやろう 大したガキだ… | (__人__) | な…何て人です…
ザワザワ・・・・ ガヤガヤ・・・ \ ` ⌒´ /「こ…これほどどは…」
写輪眼でも見切れない… / \ こいつ…出来る…
297 :
外野の両翼の二人を描いてみた。例によって>>17を参考
個人的にジェロはドラベのエーモンドのイメージがあるのでグラサンを付けたら
予想外に似合わなかったので手に持たせるだけにした。
あとユニ着てるのにヘソ出しってどういうことになってるのかイマイチ分からなかったのでとりあえず縛ってみた
右はなんかアンドロイドということらしいのでメカっぽくしてみたらなんかアイギスとかメティスみたいに
上:左(ジェロ)
下:右
298 :
>>297
うまwww
ちなみにキャラ設定の段階では、
右はトゥハートのマルチ
左(ジェロ)はブラクラのレヴィを一回り大きくしたイメージで作りました。
絵師降臨により、やる気回復ヽ(`・ω・)ノ。続き書くwww
~グラウンド~
監「次!内野ゲッツー!!」
三「オラ、来いや!!」
『キンッ!』『ザシュッ』『バシッ』
三「ポチ!」
『シュッ』…『パシッ』
二「よっ♪…えやっ!」
『ヒュッ』…『パシッ』
一「ナイス!」
D「…凄いな…とても女子の動きじゃない」
監「次!遊」
『キィンッ!』
AD「うわっ…厳しい…これは…」
遊「………見切っ…た!」
『ザザザッッ』『バシィッ!』『ヒュンッ』
AD「追いついた…!?しかも、ノーステップで…!」
『パシッ』
二「よゆう~♪ホイッと」
『ヒュッ』
D「…待てよ…?あの娘、どこかで………」
『バシッ!』
一「OK!その調子!」
D「…そうか!」
AD「なんです?」
D「バカ!ショートのあの娘だよ!女性初のプロ野球選手候補の…遊選手だ!」
AD「…上手い筈だ…」
左「…フン!!」
『グワラゴワガギィン!!』
D「…てことは、あっちで150km設定のマシンを相手に、軽々スタンドへ運んでる外人は…」
AD「…で、ですよね!?僕もそうじゃないかって思ってたんですよ~」
D「参ったな。他の娘達も素晴らしい選手ばかりだ…おい、ちゃんと撮ったか!?」
AD「バッチリっス!」
D「こんな片田舎にこんなチームがあったなんて…帰るぞ!急いで編集せねば!今日のスポーツニュースのトップだ、コリャ!!」
AD「みんな可愛いですしね~♪視聴率も鰻登りですよ、コレは!」
D「監督さん、皆さん、お邪魔致しました!今夜の番組、楽しみにしといて下さい!…行くぞ!」
AD「ま…待って下さいよ~」
一「アピール…出来たみたいね?」
監「やはり、遊と左には食いついたか…」
三「おっしゃ!アタシ達も負けてらんねーぜ!」
男「まだまだノック行きますよ!?次は投内連携!」
一同「おおお!!」
299 :
>>297
アイギスってどんなのか知らないからググって見たらこれかwwww
これはなかなか・・・
300 :
age
書き手も絵師もいるのに伸びないとはこれ如何に
みんなの評価 : ☆
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