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    元スレ新ジャンル「高校野球部で自分以外の部員が全員少女」背番号2

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    101 :

    >>100
    おもしろいつづけたまへ

    102 :

    構わん、続けろ

    103 = 102 :

    連投すまんorz

    104 = 95 :

    『バシャバシャ』
    「負けっかよ~!!!」
    「フオォォォォォォォ!!!」
    「スゴいわね、二人とも…ジェットスキーの私についてくるなんて」
    「マネジよ!二人を引き離す!モーターボートのスピードを上げるぞ!」
    「鬼ですね」
    『ブボボボボボ…』
    「こ・の・や・ろ・~・!」
    「マ・ダ・マ・ダ・ア・!」
    「ちょっと、抜かないでよ!…って、見えなくなっちゃった…どこまで人を辞めてしまうのかしら…」
    『ブ・ブ・ブ………ぷすん』
    「あれ?な~んだ…こっちが止まっちゃったのか…監督、どうしました?」
    「うーむ。どうやらエンジントラブルのようだ」
    「えええ?こんな沖のマン真ん中でですか?」
    「とりあえず、片っ端からボタンを押してみたんだが」
    「ちょっと、監督!免許持ってるって言いましたよね!?」
    「持っているとも。原付だがね」
    「…船舶免許…は?」
    「…気持ちで何とかなると思ってたんだが」
    「なるか!どうするんですか、このスットコドッコイ」
    「案ずるな。携帯で誰かに連絡を取ってみよう」
    「どうせ『圏外』とかってオチですよね?」
    「マネジよ。オチを先に言うのは反則だ」
    「何とかして下さいよ。監督、大人なんですから」
    「まあ、なんだ。二人も見つからない事だし、しばらく水平線とお前の見事な身体でも眺めながら待つとしよう」
    「ホントに清々しくクズ発言しますね」

    ~砂浜~

    「…いない。先輩達、どこまで行っちゃったんだろう」

    105 = 95 :

    「ささ。まずは一献」
    「運転手が呑むなとか高校生に呑ますなとか言いたい事は山ほどありますが、とりあえず話しかけないで下さい。疲れますから」
    「…マネジよ」
    「聞けよ人の話を」
    「大事な話があるんだが」
    「そういう意味深な発言はやめて下さい。読んでる人に、監督との『フラグ』が立ったと思われるのすら嫌なので」
    「…何とかならんだろうか?」
    「何ともなりません」
    「俺は…何とかアイツらに完全燃焼させてやりたい」
    「急に真面目になるなんて卑怯ですね」
    「選手権の舞台…なんとか立たせてやれる手はないものか」
    「…最後の夏、ですか?」
    「ああ」
    「…障害が多すぎますよね」
    「最近特に思う。このままヤツらを引退させていいものか…と」
    「みんな、割り切ってますよ?監督が思ってる以上に、みんな大人です」
    「お前は…?」
    「…え?」
    「アイツらは少なくともグランドには立てる。引退試合だってさせてやれる。だが、お前はどうだ?」
    「………ずるいですよ」
    「………」
    「………そんなの…そんなの、出たいに決まってるじゃないですか…」
    「…そうか」
    「(ポロポロ)野球が…したい…マウンドに…立ちたい…」
    「…そうか」
    「ずっと…みんなと…一緒に野球が…!」
    「それだけ話してくれりゃ充分だ。…よっ…と」
    『ブルン…!』
    「あれ…?エンジン…」
    「どうやら治ったようだ。さ、二人を拾って戻ろう」
    「ホントにずるい…/////」
    「安心しろ。お前たちの夏は、俺が終わらせない」

    106 = 101 :

    監督… 


    なんか現実で監督と同じ匂いの人と話した感覚があるからその人が思い浮かばれてくるwwwww

    107 :

    惚れた
    明夫ボイスの似合う渋カッコいいオッサンで再生中

    108 :

    監督に惚れた・・・

    109 :

    監督いい男だ……

    110 = 95 :

    ~船着場~
    「アタシのが先だった!」
    「フッ… スナオニ ハイボクヲ ミトメタラドウダ?」
    「どっちでもいいじゃねぇか」
    「よかねぇ!」
    「二人とも、充分スゴいわよ」
    「ショウシャハ ツネニ ヒトリデアルベキダ」
    「…あ!いた!みんな、どこ行ってたんですか!?」
    「あれ?男君じゃない。どうしたの?そんなに慌てて」
    「マネジ先輩!じつは、かくかくしかじかで…」
    「…ふーん、イルカ、ねぇ…」
    「どうしましょう?」
    「戻りましょう。私が右と話してみるわ。そのイルカ、ケガもしてるんでしょ?手当てもしなきゃね」
    「お願いします」
    「……!!」
    「……!!」
    「…で、あの二人はさっきから何をケンカしてるんですか?」
    「二人で競泳してたんだけど『どちらが先に「排他的漁業水域」を抜けたか』で揉めてるみたい」
    「どこまで行ったんですか、一体…」
    「イルカか…さすがに食えんわなぁ…」
    「食べれたとしても、右先輩に風穴を開けられますよ」

    111 = 95 :

    仕事始まる。逝てくるノシ

    112 :

    合宿中のようだけど関係ないお話

    「今日は雨だし、室内トレーニングだな」

    「な~んだよ、つまんねぇな~」
    「体冷やして体調崩しちゃ元も子もないですよ」

    「じゃあ適当に分かれて、片方は階段使ったサーキット、もう一方はウェイトトレーニングだ。時間を見て交代する」


    「だぁっ……しゃぁぁぁぁ!」
    「ベンチプレスで……100kg……」
    「すごい……」

    「男君も、もっと鍛えた方がいいわね」
    「ですね……ランナーとの衝突も多いし」

    「それだけじゃなくて、全身の筋力アップが瞬発力に繋がると言われてるから」
    「……そうなんですか?それは足だけって訳じゃ」

    「ない、のね」
    「やっぱりアンタ鈍臭いから、あはは」

    「ほっとけ!……なるほど、三先輩の獣のような動きはここから生まれて」

    「誰が獣だぁぁぁぁあ!?!」
    「じ、冗談ですよっ」

    「でも……二先輩は……?」

    「うにゅ~……ゼェゼェ」

    「5kgの鉄アレイに全力だな」
    「反応の良さは皆さんより抜きん出てると思うんだけど」

    「うん?……ゼェゼェ」
    「あぁ、それは少し違うよ」
    「え?」
    「二は多分、ボールがどこに飛ぶのか見えているんだろうね」
    「う……打たれる前に?」

    「そうね、バットが振り始められた瞬間くらいかな?」
    「みんなは見えてないにょ?」

    「……凡人なので」


    その頃階段では
    「くっ……今回は別れてしまうなんてっ」ダダダダダ
    「捕~、急いだってどうせ男とは入れ違いになるよ~」タッタッタッ

    113 = 107 :

    小学校じゃあお荷物だったけど、中学は2年までスコアラーやってたら、
    振った瞬間にどこに飛ぶのかはたまに見えてた

    114 = 101 :

    ちょwwww強すぎるwwwww

    115 = 95 :

    ~海の家~
    『キュイキュイ♪』
    「…これでよしっ…と」
    「博士。ありがとうございます!良かったな、グランドスラム!早く良くなっておくれ」
    『キュイー!』
    「ひゃー…ホントにイルカじゃねーか。生で見るのは初めてだな!小笠原諸島の先にもいなかったぜ!?」
    「ぶらじるデモ アマリミカケナイナ カワイイモノダ」
    「…小笠原諸島…(この二人、ホントに人間なのだろうか?)」
    「…右」
    「何でしょうか、博士?」
    「…あなた、『この子の母親になる』って…本当?」
    「はい。そのつもりです」
    「…まず、民間人がイルカを飼うにはそれなりの許可が必要なの。それはどうするつもり?」
    「勿論、秘密裏に飼います」
    「(ヒソヒソ)秘密裏って…いいんですかね?」
    「(ヒソヒソ)駄目に決まってるでしょ!」
    「どうやって連れて帰るの?バスに乗らないじゃない?」
    「このプールを海の家の御主人の御厚意で拝借する算段になっております。帰りは私に搭載されているスカイジェットで運べます」
    「スカイジェット…(そうだ。この人はリアルに人間じゃないんだった…)」
    「仮に隠し通せたとして、今は小さいこの子もやがて大人になるのよ?そんなスペースがあるの?」
    「うちの地下研究室に培養貯水槽があります。学校のプールよりは大きいです」
    「ふーむ…環境は問題なしか」
    「…なんか飼えちゃう流れなんですけど…」
    「困ったわね…万が一見つかって問題にでもなったら…ただでさえ公式戦未出場で肩身が狭いのに…」
    「細けぇ事気にすんなよ!アタシは賛成だぜ?」
    「二も賛成~カワイイもの~☆」
    「こらこら!」
    「…ちょっといいですかねぇ?」

    116 = 95 :

    「…継?」
    「…本当の『お母さん』はお構いなし…ですかい?」
    「…え?」
    「いや変な意味じゃないんですがね?今頃、必死になってこの子を捜してるんじゃないかと察しましてねぇ…」
    「…仄暗い…海の底…」
    「…可愛い我が子とはぐれてしまった、母親は…」
    「…我が身をかえりみず、広大な海をあてもなく、探し回る…」
    「…やがて力尽き、深い海の底に沈みゆく母親はこう思うの…」
    「『ぼうや!嗚呼…!…可愛い私のぼうや…!!…せめて…せめて、無事でいてくれたら…強く生きて頂戴…』」
    「…お前…そうだったのか…?」
    『?』
    「『はい。わかりました。いえ、すみません。でわ』(ガチャ)
    …おい。そのイルカやはり水族館から逃げ出したみたいだ。なんでも維持費が大変だから、良かったら引き取ってくれだと」
    欠・先・中・一「なんでやねん!!」
    「こんだけ盛り上げといて、台無しだねぇ~…」
    「…いいわ。その代わり、ちゃんとあなたが面倒みるのよ、右?」
    「了解致しました。ありがとうございます、博士」
    「ちょっと!バレたらどーすんのよ!?」
    「その時は、私の破壊光線で教頭を速やかに滅殺します」
    「…なら、仕方ないか…」
    「あれ!?一番ダメそうなのアッサリ許した!?」
    「決まりだ!コイツにはウチらのマスコットになってもらおうぜ!ポチはお払い箱だ!」
    「ふええええん!」
    「よろしくな、『満塁弾』!!」
    「グランドスラムだ」
    「意味は一緒じゃねーか!満塁弾のがかっけぇよ」
    「さ。そうと決まったらロードワークに行くわよ、みんな?」
    一同「はい!」

    「…いいのか?」
    「…いいんじゃないの?」

    『グランドスラム』が仲間になった!

    117 = 109 :

    >その時は、私の破壊光線で教頭を速やかに滅殺します

    ワロタ

    118 = 95 :

    「いっちにっ!」
    一同「さんしっ!」
    「ごぉろっく!」
    一同「しっちはっち!」
    「みんな!もっと気合い入れて!」
    「あ~だりぃなぁ~………ん?」
    「三!三年のあなたがサボってどうすんの!?」
    「ちげーって。アレ!」
    「…ん?」
    「おーあれは、『水上神社』だな」
    「水上神社?」
    「すっかり忘れてた。あそこに願掛けに行こうと思ってたんだ。なんでも、野球には結構な御利益があるらしいからな」
    「へぇ…」
    「そう言えば、プロ野球の春キャンプで、あそこで年頭祈願してる光景を目にしますね…兄さんも、確か…」
    「キャプテン、どうします?」
    「いいわね。折角だからあそこまで走ったら休憩にしましょ?」
    一同「はい!」
    「………!(ニヤニヤ)」
    「どーしたのよ?にやけたりして」
    「…そういや、あそこは確か『縁結びの神様』としても有名だったねぇ~…」
    投・捕・中・先「え!!!???」
    「継さんって物知りですね~」
    「…そうだったか?」
    「それじゃ、行きま………って、ちょっと、あなた達!?」
    投・捕・中・先「負けらんないのよ~~~!!!!」
    「早っ!」
    「やれやれ…仕方ないなぁ…」
    「若い子は元気があっていいねぇ~…(ニヤニヤ)」
    「先さんは三年じゃないの…」
    「速いな~…毎日野球漬けでも、好きなヤツがいるんですね~」
    一同「………(コイツは死ねばいい)」

    119 = 95 :

    ~水上神社~
    「…ゴールッ!断然余裕の一番乗りっ!」
    「…さすがに、足じゃ適わないよ~…はぁはぁ…二番~」
    「二人とも、速いね~…着いてくのがやっとよ…三番…」
    「ここかあ…」
    「縁結びはともかくとして…」
    「…身が引き締まりますね…!」
    「ちょっと、あなた達!チームの輪を乱さないの!」
    「あ。みんな来たよ」
    「へへへ…すいませ~ん」
    「いい雰囲気だな~…帰ったら、陸上部のヤツらにも教えてやろっと」
    「よし。お前ら、境内の奥に並べ」
    「合宿の記念に集合写真も撮りましょうか?」
    「いいわね!」

    ・・・・・・・・・・

    『パンパン』
    一同「………」
    「………(コイツらに…少しでも長く夏を…)」
    「………(神様…みんなと…少しでも長い夏を…)」
    「……………」
    「………投?」
    「ちょっと!話しかけないでよ!気が散るじゃないの!」
    「わ…悪い。イヤに熱心だと思ってさ」
    「!!!………//////////」
    「どうした?赤くなって…」
    「………ばか………/////」
    「?」

    「よ~し…じゃ、行くわよ~?」
    「待ってよぉ~…ジェロりんが前じゃ、二が写んないよぉ~…」
    「…スマナイ デハ コウスルカ」
    『ヒョイ』
    「わあ~☆二が一番高いんだぁ~♪」
    「いいわね?………それっ!」
    「最後の夏…最高の夏にするわよっ!」
    一同「おう!!」
    「…ふぇ~…みんな速いよ~…やっと着いたぁ~…ビリ~…」
    一同「あ」

    『パシャ』

    120 = 95 :

    絵師の方へ。
    もし見てらしたら、>>119の写真を描いてくれたら嬉しいな~

    勿論、先は「切り込み」でwww

    121 :

    試合のSS書き始めたけど、剣道部だった俺にはプレーの描写はハードル高いぜー

    122 :

    ~宿舎~
    「お~ここだここだ。今夜からお世話になる民宿に着いたぞ」
    「なんでぇ、ボロっちいな~…」
    「童話に出てくるお城みたいなホテルを期待してたのにぃ~…」
    「あほ!そんな金がどこにある?」
    「すっかり陽がくれちゃいましたね」
    「すぐに晩飯になるだろうから、各々部屋で待ってろ。部屋割りはマネジに聞いてくれ」
    「お腹すいたよ~夕飯楽しみ~♪」
    「ま、コレじゃ大して期待は出来なそうだな…」
    「ニクハ キタイデキナイカ…」
    「こんなこったろうと思って、おやつは沢山買ってあるよ~…」
    「用意が良いわね…って、ああ!しまった。海の家に荷物置きっぱなしだわ」
    「車が借りれるそうだから、俺がまとめて取ってこよう。結構な量だろうから男も付き合え」
    「分かりました」
    「…私も行きます!」
    「おいおい。お前らの荷物を載せるスペースがなくなっちまうよ。二人だけで充分だ」
    「…ちぇ」
    「一、晩飯の後はミーティングにするからな」
    「はい。荷物、お願いします」
    「じゃ、行くか」
    「そうですね」
    「それじゃ、私達は部屋に入るわよ」
    「部屋の鍵を渡すから、フロントに集合ね~」
    「…おっと。大事な事を言い忘れてた」
    「何ですか?」
    「ここの風呂は一つしかないから、時間帯で男女が別れるらしい。確か夕飯前が女湯で、食後が男湯だった筈だ。ちなみに、0時以降は混浴になるらしい。メシの前に全員入っとけよ?」
    「はい」
    投・捕・中・先「………(混浴…男と…キャッ///)」
    「考える事は同じ…か。やれやれだね~」

    123 = 122 :

    >>121
    乙。GJ!是非投下求む。
    俺しか書いてないから合宿ばっかでメリハリないよ~。マンネリ化しちゃいそうでイヤだ。

    …とか何とか言いながら、この後はお待ちかねの女湯話があるので、自動的に人が増えるんですねわかります。

    124 = 121 :

    ごめん、直しながら書いてるから書き溜めてから投下したい
    キャラの特徴が掴めてないんだ

    125 :

    VIPで離脱したがこっちでも普通に進行してて吹いたwwww

    それとレスにあった先発が扱い悪いって御免ね御免ね。途中、ってか後半で作ったからああいうキャラになったんだよう……
    そして継だけ何故か優遇。まあ欠はルート考えるのメンドイからしゃーない。
    百合と女装はもういなくてもいいんじゃねえかって作った本人が思う。

    126 = 122 :

    ~車内~
    「それにしても意外でした」
    「何がだ?」
    「風呂の時間の話ですよ。てっきり監督の事だから、ワザと違う時間をみんなに教えておいて『いっけね♪』とか言ってズカズカ入るつもりなんだと思ってましたよ」
    「………馬鹿野郎」
    「すんません。冗談ですって」
    「何故、そういうナイスアイディアを先に言わないんだ!」
    「うわあ、クズだ」

    ~大浴場~
    「へぇ~…外観からだと分からなかったけど、立派なお風呂ね~!」
    「そうですね。流石は熱海、温泉街ですね」
    「ひゃっほー!早くシャワー浴びたいよ~…汗だくだよ~」
    「こら投!走らないの!」
    「(ザー----)…ふぅ~…生き返る~…」
    「もう…お客は私達だけじゃないのに…恥ずかしいなぁ」
    「お!風呂は立派じゃねぇか!気に入ったぜ!」
    「コレガ オンセンカ… ニホンノブンカニオイテハ サイコウノ らんくダナ」
    「露天もあるなんて、風情があるねぇ~」
    「アンタら、少しは隠しなさいよ…こっちが恥ずかしくなる…/////」
    「風呂場にタオルは無粋ですよ~」
    「アタシなんか、湯船にタオル浸けたらオヤジにブン殴られたもんだぜ?」
    「シンセイナル ばすたいむハ イッシマトワヌ スガタデ アルベキダ」
    「ハイハイ。どうせあたしゃ、まな板ですよ…」
    「キャプテン、そんな事誰も言ってません…」
    「にゃあ~…シャンプーハット、バッグの中だ~…頭が洗えないよぉ~」
    「それが無いと洗えないの?」
    「そうだよぉ~…目に入ったら、コワいもの~…」
    「…そ、そう…(こんな17歳はどうなの?アリなの?)」
    「ひゃ~…マちゃんデッカいな~牛みた~い…いいな~…」
    「羨ましいか?邪魔なだけだと思うけどな?」
    「同感~。あたしは無くて楽だよ~?」
    「良いこと言った!あんた達、今、良いこと言った!巨乳なんて消えてなくなればいい!」
    「キャプテンだけですね。卑屈、丸出しなのは」
    「うるさい、うるさ~い!さっさと出るわよ!」
    「あれ?そう言えば、右先輩と中が見当たらないね?」
    「右先輩は錆びちゃうから入らないんでしょうけど、中はどうしたんでしょうね?」


    …あえて言おう

    『つづく』

    127 = 125 :

    ちょっと自作の方がスランプ気味だからこっちで気の向くままに書くね。
    地の文ありだから気になる人は言ってね。
    なんか口調うざいね。

    128 = 125 :

    「練習試合があります」
     放課後の練習終了後、マネージャーに呼び出された野球部の面々はこう切り出された。
    「ほう」
    「腕が鳴るぜ!」
    「…………栗? 違う、ミツバチ」
    「もうそんな季節か」
    「練習試合ですか。……緊張するなあ」
     三者三様のリアクションを返す選手の中、一人渋面を作る者がいた。
    「……めんどくさ。……お~い、投。」
    「は、はい? なんですか継先輩」
    「あんたこれが高校入って初の試合だろ? だから先輩は試合を丸々投に任せようと思うんだ」
     うんうん。それがいい、名案だ。とでも言わんばかりに自分の意見を自分で首肯する継。見かねたマネージャーが溜息混じりに言を飛ばす。
    「はいはい。学年が変わってから初めての試合よ。勿論全員出すつもりでいるからね。継」
    「それマジかい。……はー、世も末だねえ」
    「試合は九回延長無し。取り敢えず投は五回まで。その後に継投げて、ラスト一人に私が投げるわ」
    「良いとこ持ってくねえ先輩。てか何かい。したらあたしが投げるイニング3と三分の二かい!? ……っはー。ホント、世も末だよ」
     天を見上げながら溜息を吐く継。そのまま十字でも切り神に祈りでも捧げそうな勢いだ。
    「…………あ、あの~。マちゃん? 私はどうなのかな~? なんて。思っちゃったりなんかして……ハハ」
     いきなり横合いから話しかけられ、マネージャーは豆鉄砲を食らったかの様に振り向いた。
    「……あ~。先か。もう、いきなり話掛けないでよ。心臓に負担がかかるじゃない」
     右手で胸を押さえながら顔を青くするマネージャー。非難の言葉を飛ばす。それに生真面目に返す先。マネージャーよりも顔を青くしてごめんねごめんねと小さく震えている。
    「……もう良いって。……それと、先が投げる時だっけ? ………………も、勿論忘れている訳ないじゃない! 名前を上げなかったのはちょっとしたジョークよジョーク」
     ――忘れてたね。
     ――忘れてたな。
     ――先先輩不憫。
     ――ハチミツ……。…………餅! そう来る!? 意外……。
    「ん、んん! ゴホン! ……え~。先は投が降りた後に一イニングね。今回が初めてのセットアッパーよ? 頑張りってね」
    「うん! うん! 頑張る! 私がんばるよ! うお~! 燃えて来たぁ~! 私今から投げ込みに行って来るね!」
     そう言って先は脱兎の如く駆け出した。もはや陽もとっぷりと暮れ、グラウンドは闇の帳が降りているというのに、一体何処で練習をしようと言うのか。
     取り敢えずマネージャーはハンカチをヒラヒラと振りながら見送っていた。


    切り。これがパー速の重力か……!

    129 = 125 :

    あ、捕手忘れてた。

    130 :

    栗とかミツバチとか言ってんのだれ?

    131 = 125 :

    一応脳内で整合性を取る話を作成。

    >>130

    132 = 122 :

    ~上空~
    『ゴォォォォォ…』
    「中。本当に風呂に入らなくていいのか?」
    「はい。私も海の家に行ってお手伝いします」
    「正直助かる。グランドスラムを連れ出すにしても、人手が必要だったから」
    「…それに…」
    「…なんだ?」
    「…ううん、何でもありません…(言えないよ…男君を混浴に誘って、一緒に入りたいだなんて)…それより急ぎましょう。夕飯までには戻らないと」
    「そうだな…では、飛ばすぞ…しっかり掴まっていろ…」
    「はい!」
    「シフト・チェンジ!モード『ローレライ』!!」
    『…ッギンッ!!フォッ………』
    「うわ、うわ、うわ、ひ…ひええええええええええ…っ!!!」

    ~大浴場~
    「あれ?三先輩ストレッチですか?」
    「おう。風呂に入りながらのストレッチは効果覿面だぜ?」
    「そうね。湯船に浸かりながらだと、少々腱を伸ばし過ぎても切っちゃったりしないから良いわよ」
    「へー。適当に見えて、そう言う所ちゃんとしてますよね、三先輩って」
    「一言多いっての」
    「…でも、全裸で大股開いて…しかも公共の場でやるモンじゃないわね」
    「ですよねー」
    「ほっとけ!」
    『キャー!!!』
    「…何?」
    「露天の方から…悲鳴?」
    「………ただならぬ気配を感じるよ…」
    「まさか…」
    「チカンか?覗きか?監督か!?アタシらが入ってるってのに、ふてぇヤローだ!左!」
    「アア セイバイ シテヤロウ」
    「…確か外の露天に居るのは…」
    ~露天風呂~
    「大丈夫か、ポチ!?」
    「…ほぇ?三ちゃん?」
    「…あれ?お前、一人だけか?」
    「そうなのぉ~。二が体洗ってたら、他の人み~んな『きゃーきゃー』言って中に入っちゃったのぉ~…貸切だねっ♪」
    「………っ!!………そこかい!?」
    『ヒュッ…ドスッ!』
    「………グッ」
    「じゃぱにーずニンジャ カ…? オウジョウ シロ…!」
    『ブンッ…ごつん!!』
    「ヌオォォォォ…」
    『ガサガサ…』
    「どう!?誰か居たの?」
    「逃げやがったか…」
    「アタシじゃなく、投の投球だったら仕留められたかね~腕が落ちたよ…」
    「…ナゼダ マシンデ トラエタノニ… キカナカッタ、ダト?」
    「くまさんみたいな大きい影だったねぇ~☆」
    「みえたの…?」
    「うん!」
    「何にせよ、長居は危険だわ。あがりましょう」

    133 :

    風呂に入りながらのストレッチは血圧が急上昇して割とヤバいって聞いたんだけど実際どうなんだろ

    134 :

    「・・・・・・ねえ」

    「うん」

    「タブロイドってさ・・・」

    「うん」

    「ヒーローっぽいよね・・・」

    「・・・」

    「『ゴシップ戦士 タブロイド』!・・・ぷくく・・・・・・」

    135 = 122 :

    >>133
    過度の有酸素運動は危険だが、柔軟ぐらいなら問題ないんだぜ。
    水圧のおかげで、腱の耐久性が上がり、肉離れをしなくなるうんたらかんたら。

    136 = 122 :

    ~44号室~
    「いい湯だった…な…」
    「最後に変な運動したから余計汗かいたよ~入り直そうかねえ…?」
    「あ…そうだ…継さ…」
    「なんだい?」
    「嘘…ついたろ」
    「なんだい、藪から棒に?」
    「神社の話…」
    「………あーーー…」
    「あのにやけ顔は継が変化球のサインに首振って変化球投げる時の顔だった…な?」
    「付き合い長いと面倒だね~」
    「まあ…ね。意味までは分かんないけど…なんか企んだのは…分かった」
    「まぁ、『縁結び神様』の話はホントさね…ただ…」
    「ただ?」
    「同時に『野球の神様』いるんだよね~…」
    「あ~…聞いた事…あるよ…別々の神様に願い事をすると…」
    「そう。願いが弱い方のお願いをされた神様が怒って、罰を与えられるんだよね~」
    「つまり、恋愛成就願望が、野球に対する思いよりも強かった場合…」
    「…惚れたハレたもいいんだよ、若いんだからねぇ~…ただ、本来の目的を忘れちまってるヤツは…」
    「…」
    「グランドに立つ資格は…ない、よねぇ…?」
    「………(ゴクリ)」
    「…ま。どこまで行っても迷信だからねぇ~…さて、風呂に入り直すとするかね…」
    「お…おう」
    「~~~♪」
    『バタン』
    「…た、確かに、あたしら補欠からしてみりゃ…そんな浮ついたヤツがレギュラーだったら頭来るけど…ね」
    「け…けど…」
    「…継だけは敵に回したく…ないな…うん…」

    137 = 122 :

    ~海の家~
    「…(男君、いないなぁ…荷物はまだあるから、もう少ししたら来るかな…?)」
    「中、そっち側を頼む」
    「………(どうしちゃったんだろう、私…神社でお祈りしてから…男君の事を考えてばっかり…)」
    「聞いてるか、中?」
    「………(あ…!ま…まさか、これが『縁結びの神様』の御利益?あ~もう!違う!違うよォ…私の思いが強くなるんじゃないよ、神様…)」
    「…おい、中…?」
    「向こうに意識してもらいたいのに!」
    「…な、なんの事だ!?」
    「…え?あ…い、イヤだ!私、その………//////」
    「そっち、持ってくれるか?」
    「…はい」
    『キュッキュツ♪』
    「待ってろ、グランドスラム。すぐにみんなの所に連れてってやるからな」
    『キュイ♪』
    「あの…すぐ、戻っちゃいます?」
    「どうしてだ?夕飯までには戻らないとだろう?」
    「いえ…その…」
    「…いいぞ」
    「え?」
    「外に運びさえすれば、後は一人で運べる。お前はここに残るといい」
    「…ど、どうして…ですか?」
    「会いたいのだろう?男に」
    「…!」
    「宿舎で待ってれば確かに会える。でも、そうじゃないんだろう?」
    「…私…なんかおかしいんです…」
    「…博士から聞いた。『恋』とは病気なのだ、と」
    「………右先輩」
    「先に戻っている。みんなには黙っておこう。手伝ってくれてありがとうな」
    「先輩…」
    「…正直、羨ましいぞ」
    「…え?」
    「アンドロイドの私には『恋』する事さえ叶わないのだから…」
    「せ…先輩!私、やっぱり…!」
    「いいんだ。その気持ちを…大事にするのだ」
    『しゅごおおおおおお』
    「では一足先に戻っている」
    「ごめんなさい!ごめんなさい、先輩!!」
    「(ニッコリ)…がんばれ!」

    『ヒュンッ…』

    「……………」

    『ブロロロ…キキッ』

    「…(来た………!!)」

    138 :

    あれ?右がアンドロイドだって設定前に出てきたっけ?

    139 :

    出始めの頃はTDNロボットだったと記憶してる

    140 :

    >>138-139
    Wikiには「アンドロイド」って書いてあるよ

    141 :

    ジェロのほうがアンドロイドっぽいよね
    しゃべり方が

    144 :

    ちょいと長くなる生徒会長と一悶着編


    「試合近いし、今日もガンガン行くぜっ」
    「はいなっ」


    「む……何者かを感知」
    「……おや、生徒会長さんだねぇ」


    「久しいな、会長」
    会長「励んでるようだな」


    「けっ、練習の邪魔だっ……あたしゃ先に走ってるぜ!」
    「三先輩……?」


    会長「――まぁ、大変な試合だろうが、頑張ってくれ」
    「全国一なんて、滅多に対戦できるような相手じゃないからね。楽しみだよ」

    会長「ふ……気負いは無いようだな」
    「教頭の鼻をあかしてやるさ」
    会長「それを聞けて良かっ……」
    「……ん?」

    会長「おい!そこのお前!」

    「……はい?自分ですか?」
    会長「なぜお前がマスクを被っている?捕はどうした?」

    「……会長さん」
    会長「捕!?お前……マウンドで何を……」

    「会長……色々あってね」
    会長「ふざけるな!」

    145 = 144 :

    「あら~、口論始まっちまったわ」
    「なんであんなことに?」
    「さっぱり解らん」

    「会長はね、元野球部なの」

    「マネジ先輩……」
    「そうなんですか……でも、何に怒って……」

    「ポジションは捕手」

    「!」
    「リーダーシップがあって、まとめ役が好きなのね……一年生の頃から正捕手を務めてた」

    「ところがどっこい……翌年入った捕に、その座を奪われちまったんさね」

    「……それが原因で退部したんですか?」
    「まぁ、そういうことだぁね」

    「……それを未だに根にもってたり?」
    「違うわよ。会長は捕を認めたからこそ、退いて生徒会の仕事を担うように」

    146 = 144 :

    会長「捕!お前の情熱はそんなものだったのか!?」

    「会長さん……話を聞いて」
    会長「あんな一年坊主にすんなり渡すなんて……見損なった」

    「会長、落ち着け」
    会長「落ち着けるか!」

    「……」

    会長「あの頃は良かった……試合が組めないなりに向上心を持って、ただひたむきに……」
    「会長……」

    会長「変わってしまったんだな……お前たちは」

    「ちょっといいですか」

    「男君!?」
    「ダメだ、練習に戻れ」

    「聞けません!」
    「む……」

    会長「小僧……言いたいことがあるなら言ってみろ」

    「捕先輩は、嫌々投手に転向したんじゃない!」
    会長「なんだと?貴様に捕の何が解る!?」

    「……」
    会長「互いに切磋琢磨した俺だからこそ、捕のキャッチャーというポジションへの思い入れが」

    「そんなこと、俺だって知ってる!」

    147 = 144 :

    「俺が正捕手の座を奪ったんだ……俺が捕先輩に、投手転向を進めたんだ」
    会長「っ……」

    「どれだけ悩んで、どれだけ頑張ったか……俺が一番近くで見てたんだ」

    「男君……」

    投・中「……」

    「負けたからすんなり渡して、はいサヨウナラ?そんなあんたに、何が解ってるんだよ!」

    会長「なん……だと……」


    「おいおい、あの子大丈夫かい?」
    「男君……」

    「ヒャッホゥ!言うじゃねぇか!祭だ祭だ!」
    「居たんですかい」

    「かーにばるト、キイテ……」

    148 = 144 :

    「あんたこそ、どれほどの情熱持ってたんだよ!?」

    「男……もうやめろ」
    「なんでですか?こんな好き勝手言われて
    黙ってなんか」バチン

    「!……捕」
    「捕先輩……?なんで叩くんですか?」

    「見ていられないよ……君だって、会長さんの何を解っているんだ?」
    「だって……捕先輩が……」



    「優しすぎたんだよねぇ……会長は」
    「それは……わざと譲った……ってことですか?」

    「……と、私は思ってる。本人はそんなこと言わないけどね」

    「どっちにしてもくだらねぇ話だ……ったく。投ちょっと来い」グイッ
    「えっ……なんですか?」

    149 = 144 :

    「おう!ぐちぐち言ってねぇで、漢ならズバッと白黒着けろや!」

    会長「三……どうしろと?」

    「こいつが今のうちのエースだ。その女房役は男が適してるんだよ……こいつらと勝負してみろよ?」

    会長「ほう」
    「三先輩!?」

    「そんなことして……どうなるんですか」
    「打ち取ったらお前らの勝ち。会長はさっさと帰れ。金輪際関与すんな」

    会長「……俺が勝ったら?」

    「好きにしろよ。男の首切るなり」

    「三先輩!?」
    「待て、何を勝手に」
    「うるせぇ!話し合って解決すんのか?」

    「だからって、そんな条件は……」
    「この意地っ張りは、他人の説得になんか応じねぇんだよ」

    会長「三……」

    「いなくなった奴に振り回されてたまるか。……お前ら、きっちり抑えてお帰り願いな!」

    「そんな……(男の首を賭けて……?)」

    会長「面白い」

    「待て、私は認めないぞ」
    「私もです。私たちは遊びでやってるんじゃない」

    会長「まぁ、いいじゃないか。……新しいバッテリーの力を見せてみろ」

    150 = 144 :

    「あ~い、みんな守備ついたね。じゃ、プレイボール」

    会長「出塁できたら俺の勝ち、でいいんだな」
    「……ええ」

    会長「覚悟は決まったかい?」
    (負けたら……退部だと……?)

    「コラコラ、あんたが揺さぶられてどうするね。落ち着きなさいな」
    「っ……」

    会長「よく口の回る審判だな」
    「すいませ~ん……投~?いつでもいいよ~」

    「……」コクッ
    「来い!見せてやれ!」

    (まずは様子見、外角に外してっ)
    (ばっ……真ん中じゃ)ズバァン

    「ストライ~ク」
    会長「へぇ……面白い球だ」


    「会長さんって、打撃は?」
    「上手かったわよ。長打は狙わないで……あんな風に短く持って」

    「……私と同じ匂いを感じる」
    「それは無いわ」


    (危ない危ない。次は……また外角……ギリギリに入れて)
    (よし!いいところ!)カキーン

    「あっ!(打たれた!?)」
    (嘘だろ!?)

    「いつも心掛けてるセンター返し、ね」

    「うにゃー!(高くて届かないもっ)」
    「くっ……(無理かっ)」
    「抜けてきた……」ダダダダダ

    「中……追い付け……」

    「ダメ……落としちゃ、ダメ!」ズザザー


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