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元スレ新ジャンル「アメーバ」
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相模『そろそろ来て欲しいみたいです』
チビ女『ん、分かったー』
相模『お願いしやす』
ブツッ ツー…ツー…ツー…
チビ女「風君、そろそろ来てほしいだって」
風「ああ分かった。何処へ行けばいい?」
チビ女「奥の研究室だよ、案内するね」
風「あいよ…
じゃあ俺行ってくるから、待っててくれねーちゃん。ちゃっちゃと済ませるわ」
店員「ん、分かったー待ってるね」
男「女と美咲さんのこと、頼んだぞ」
風「任せとけ、伊達にアメーバの研究の手伝いはしていない」
姉「それは頼もしいわね」
友「いってらー」
ガチャ バタン
相模『そろそろ来て欲しいみたいです』
チビ女『ん、分かったー』
相模『お願いしやす』
ブツッ ツー…ツー…ツー…
チビ女「風君、そろそろ来てほしいだって」
風「ああ分かった。何処へ行けばいい?」
チビ女「奥の研究室だよ、案内するね」
風「あいよ…
じゃあ俺行ってくるから、待っててくれねーちゃん。ちゃっちゃと済ませるわ」
店員「ん、分かったー待ってるね」
男「女と美咲さんのこと、頼んだぞ」
風「任せとけ、伊達にアメーバの研究の手伝いはしていない」
姉「それは頼もしいわね」
友「いってらー」
ガチャ バタン
テクテク
風「この家って広いんだなあ。お屋敷か何かか?」
チビ女「お屋敷って言うより、この家全体が研究所になってるんだ。無駄に大きいよね」
風「いやあ、ウチの貧乏ジジイの研究室に比べたら全然良いって…これは何?科学者の収入で建てたの?」
チビ女「ん?相模君から聞いてない?」
風「?聞いてないけど…」
チビ女「相模君がヤクザなのは知ってるよね?」
風「元って言ってたけど…知ってるよ。なんか『西』の組員だとか聞いてるけど」
チビ女「ここが西の総本部だよ」
風「は?」
チビ女「ここが西の総本部だよ」
風「分かった、分かったから」
チビ女「理解した?」
風「いや全然」
チビ女「ちなみにお父さんが組長なんだよ」
風「お父さんが二人居るのか?」
風「この家って広いんだなあ。お屋敷か何かか?」
チビ女「お屋敷って言うより、この家全体が研究所になってるんだ。無駄に大きいよね」
風「いやあ、ウチの貧乏ジジイの研究室に比べたら全然良いって…これは何?科学者の収入で建てたの?」
チビ女「ん?相模君から聞いてない?」
風「?聞いてないけど…」
チビ女「相模君がヤクザなのは知ってるよね?」
風「元って言ってたけど…知ってるよ。なんか『西』の組員だとか聞いてるけど」
チビ女「ここが西の総本部だよ」
風「は?」
チビ女「ここが西の総本部だよ」
風「分かった、分かったから」
チビ女「理解した?」
風「いや全然」
チビ女「ちなみにお父さんが組長なんだよ」
風「お父さんが二人居るのか?」
チビ女「え?」
風「お父さんって榊って人の事だろ?榊さんは科学者なんじゃねーの?」
チビ女「あ…両方やってるんだ」
風「両方?」
チビ女「科学者と組長の両方」
風「冗談はよしてくれ」
チビ女「本当だもん」
風「いやいやいや」
風「常識的に考えて科学者とヤクザの掛け持ちは無理でしょ」
チビ女「常識に囚われてたらだめだよ」
風「え、何?マジなの?」
チビ女「マジ」
風「お父さんって榊って人の事だろ?榊さんは科学者なんじゃねーの?」
チビ女「あ…両方やってるんだ」
風「両方?」
チビ女「科学者と組長の両方」
風「冗談はよしてくれ」
チビ女「本当だもん」
風「いやいやいや」
風「常識的に考えて科学者とヤクザの掛け持ちは無理でしょ」
チビ女「常識に囚われてたらだめだよ」
風「え、何?マジなの?」
チビ女「マジ」
風「って事は、相模は榊って人の子分なのか…」
チビ女「そそ」
風「なんかややこしくなってきたなあ…」
チビ女「そうかな…」
風「桐山って人も部下?」
チビ女「そうだよ」
風「すげぇなお前ん家」
チビ女「ね…」
風「楽しいか?ここの家は」
チビ女「うん…楽しいよ。お父さんもお母さんも、女お姉ちゃんも桐山君も相模君もみんな大好き。家族になれて良かったと思ってる」
風「…そうか」
チビ女「そそ」
風「なんかややこしくなってきたなあ…」
チビ女「そうかな…」
風「桐山って人も部下?」
チビ女「そうだよ」
風「すげぇなお前ん家」
チビ女「ね…」
風「楽しいか?ここの家は」
チビ女「うん…楽しいよ。お父さんもお母さんも、女お姉ちゃんも桐山君も相模君もみんな大好き。家族になれて良かったと思ってる」
風「…そうか」
チビ女「あ」
風「え、何?」
チビ女「もしかして相模君…あの事も伝えてないんじゃ…」
風「え?あのこと?」
チビ女「実はね、今東がこの研究所に攻めてきてるの」
風「は?」
チビ女「今東がこの研究所に攻めてきているの」
風「二回言わなくても大丈夫だ、聞こえてる」
チビ女「ごめん…」
風「攻めてきてるって何?」
チビ女「色々あって西が東を怒らせちゃって…で、東の軍制がこっちに向かってるんだ」
風「え?普通にヤバくね?」
チビ女「普通にヤバいよ」
風「だ、大丈夫なのか?それ」
チビ女「相模君と桐山君が居るから大丈夫だよ」
風「本当に?」
チビ女「うん」
風「え、何?」
チビ女「もしかして相模君…あの事も伝えてないんじゃ…」
風「え?あのこと?」
チビ女「実はね、今東がこの研究所に攻めてきてるの」
風「は?」
チビ女「今東がこの研究所に攻めてきているの」
風「二回言わなくても大丈夫だ、聞こえてる」
チビ女「ごめん…」
風「攻めてきてるって何?」
チビ女「色々あって西が東を怒らせちゃって…で、東の軍制がこっちに向かってるんだ」
風「え?普通にヤバくね?」
チビ女「普通にヤバいよ」
風「だ、大丈夫なのか?それ」
チビ女「相模君と桐山君が居るから大丈夫だよ」
風「本当に?」
チビ女「うん」
風「心配になってきたんだけど」
チビ女「相模君と桐山君は強いし大丈夫」
風「相模は確かに慣れてたな、なんか」
チビ女「知ってるの?」
風「アイツが細胞パクりに来たときにある程度やったからな」
チビ女「細胞?」
風「あー説明したら長くなるし、良いよ」
チビ女「分かった…相模君強かったでしょ?」
風「強かったも糞も逃げてばっかだったぜ?」
チビ女「そ、そうなんだ…」
風「桐山って人も強いのか?」
チビ女「相模君と一緒くらいかな」
風「ふぅん…」
チビ女「相模君と桐山君は強いし大丈夫」
風「相模は確かに慣れてたな、なんか」
チビ女「知ってるの?」
風「アイツが細胞パクりに来たときにある程度やったからな」
チビ女「細胞?」
風「あー説明したら長くなるし、良いよ」
チビ女「分かった…相模君強かったでしょ?」
風「強かったも糞も逃げてばっかだったぜ?」
チビ女「そ、そうなんだ…」
風「桐山って人も強いのか?」
チビ女「相模君と一緒くらいかな」
風「ふぅん…」
チビ女「着いたよ」
風「ここか」
チビ女「私も中に入るね、女お姉ちゃんとお母さんの事が心配だし」
風「おk」
バタン ブオーン…
風「ここか」
チビ女「私も中に入るね、女お姉ちゃんとお母さんの事が心配だし」
風「おk」
バタン ブオーン…
榊「お、来たか…君が風君か?」
風「そうだよ、はじめまして」
榊「こちらこそはじめまして…お、チビ女も来とるやないけ」
チビ女「お母さんと女お姉ちゃんが心配で来てしまいました」
榊「おー構わん構わん。邪魔せーへんねやったらな」
チビ女「黙って見てます」
榊「OK。…で、風君はこれを治せるんか?」
風「クランケの状態を見せてくれるか?」
チビ女(クランケ…ドイツ語で患者)
榊「分かった…ちょい待っててくれ」
ピッピッピッ ブオーン
風「そうだよ、はじめまして」
榊「こちらこそはじめまして…お、チビ女も来とるやないけ」
チビ女「お母さんと女お姉ちゃんが心配で来てしまいました」
榊「おー構わん構わん。邪魔せーへんねやったらな」
チビ女「黙って見てます」
榊「OK。…で、風君はこれを治せるんか?」
風「クランケの状態を見せてくれるか?」
チビ女(クランケ…ドイツ語で患者)
榊「分かった…ちょい待っててくれ」
ピッピッピッ ブオーン
美咲「…」
女「…」
風「…この人たちが?」
榊「そうや」
風「…お前、この二人を統合させて無理やり片方を生かそうとしたのかよ」
榊「…俺ではこうすることしか出来んかった。元より、二人とも生かす方法を知っとったら二人とも生かすつもりやった。すまん」
風「そうか…いや、仕方がない。どっちにしろ俺にしか出来ないだろうからな」
榊「この二人を両方生かすことはできるんか?」
風「…一旦俺の自己再生力をこいつらに分け与える」
榊「自己再生力…?」
風「>>777」
榊「なるほど、そんなものが…
で、どうすればええんや?」
風「まずはこいつらを俺の体に取り込む。蓋を開けてくれ」
榊「ああ、わかった…」
ガチャ プシュゥゥゥ…
女「…」
風「…この人たちが?」
榊「そうや」
風「…お前、この二人を統合させて無理やり片方を生かそうとしたのかよ」
榊「…俺ではこうすることしか出来んかった。元より、二人とも生かす方法を知っとったら二人とも生かすつもりやった。すまん」
風「そうか…いや、仕方がない。どっちにしろ俺にしか出来ないだろうからな」
榊「この二人を両方生かすことはできるんか?」
風「…一旦俺の自己再生力をこいつらに分け与える」
榊「自己再生力…?」
風「>>777」
榊「なるほど、そんなものが…
で、どうすればええんや?」
風「まずはこいつらを俺の体に取り込む。蓋を開けてくれ」
榊「ああ、わかった…」
ガチャ プシュゥゥゥ…
風「よし…じゃあ、核を取り出すぞ。出来るか?」
榊「任せておけ。核を抽出する」
ピッピッピッピッ ビイーン ジュポッジュポッジュポッ
チュッ
ドロー…
チビ女「ひゃあ、お母さんと女お姉ちゃんが…!」
風「安心しろ、これは唯の溶質だ。記憶や人格等はこっちの核にすべて入ってる、鉛筆で例えるとしたらこのドロドロは木の部分だな」
チビ女「うー…良く分からない」
榊「芯さえあれば、外側はいくらでも作ることが出来るっちゅーことや」
風「流石、分かってるな」
チビ女「な、成るほど…」
榊「任せておけ。核を抽出する」
ピッピッピッピッ ビイーン ジュポッジュポッジュポッ
チュッ
ドロー…
チビ女「ひゃあ、お母さんと女お姉ちゃんが…!」
風「安心しろ、これは唯の溶質だ。記憶や人格等はこっちの核にすべて入ってる、鉛筆で例えるとしたらこのドロドロは木の部分だな」
チビ女「うー…良く分からない」
榊「芯さえあれば、外側はいくらでも作ることが出来るっちゅーことや」
風「流石、分かってるな」
チビ女「な、成るほど…」
風「細胞質は核がなくなると使い物にならなくなる。それは破棄しておいてくれ」
榊「ああ、分かった…」
ドロッ ボチャ
ドロドロ…ボチャッ
榊「こ、これでええか?」
風「よし。次に、再生した時にさっきの例えで言う『木』の部分が必要だ。細胞質の素材はあるな?」
榊「…水、酵素蛋白質、アミノ酸、脂肪酸などの各種有機酸、糖、核酸塩基、各種ミネラルを溶質化させたもの…これらやな」
風「それをコロイド溶液にすることは出来るか?」
榊「…出来る事は出来るけど、このままやと出来ひん」
風「…?何故だ?」
榊「ここの技術力やとそのままでブレンドし、コロイド溶液にするのは出来ひんねや」
風「お、おいおい…じゃあどうすれば」
榊「…美咲の体を作った時は、他の耐性の強いアメーバ試験体に細胞質の素材を入れ、培養しとった。
ただそれも奇跡に近いもんや…今はそんな試験体がおれへん」
榊「ああ、分かった…」
ドロッ ボチャ
ドロドロ…ボチャッ
榊「こ、これでええか?」
風「よし。次に、再生した時にさっきの例えで言う『木』の部分が必要だ。細胞質の素材はあるな?」
榊「…水、酵素蛋白質、アミノ酸、脂肪酸などの各種有機酸、糖、核酸塩基、各種ミネラルを溶質化させたもの…これらやな」
風「それをコロイド溶液にすることは出来るか?」
榊「…出来る事は出来るけど、このままやと出来ひん」
風「…?何故だ?」
榊「ここの技術力やとそのままでブレンドし、コロイド溶液にするのは出来ひんねや」
風「お、おいおい…じゃあどうすれば」
榊「…美咲の体を作った時は、他の耐性の強いアメーバ試験体に細胞質の素材を入れ、培養しとった。
ただそれも奇跡に近いもんや…今はそんな試験体がおれへん」
風「試験体が居ないと培養出来ないのかよ?」
榊「残念ながら、な…ただ、女を作った時は美咲の体を借りてその中で培養しとってんや」
風「な…」
榊「美咲は他のアメーバに比べて耐性が遥かに強い。細胞質の培養にも手間はかからんかった」
風「無茶しやがんな…それで美咲さんが倒れたりしたらどうするつもりだったんだよ!?」
榊「いや、それは無い。美咲はさっきも言った通り、他のアメーバの体を借りて培養して作られたんや。培養に対しては耐性はついとる」
風「なるほどな…」
榊「せやけど今は…肝心の女と美咲がこんな状態や。とてもやないが培養なんて出来ん」
風「…嘘だろ…」
榊「…クソッ、こんな所でつまずくんか…!」
チビ女「あ、あのー…」
榊「残念ながら、な…ただ、女を作った時は美咲の体を借りてその中で培養しとってんや」
風「な…」
榊「美咲は他のアメーバに比べて耐性が遥かに強い。細胞質の培養にも手間はかからんかった」
風「無茶しやがんな…それで美咲さんが倒れたりしたらどうするつもりだったんだよ!?」
榊「いや、それは無い。美咲はさっきも言った通り、他のアメーバの体を借りて培養して作られたんや。培養に対しては耐性はついとる」
風「なるほどな…」
榊「せやけど今は…肝心の女と美咲がこんな状態や。とてもやないが培養なんて出来ん」
風「…嘘だろ…」
榊「…クソッ、こんな所でつまずくんか…!」
チビ女「あ、あのー…」
風「チビ女…?なんだ?」
チビ女「よ、よく分かんないけど…培養をさせれば良いんでしょ?」
風「そうだが…」
チビ女「私の体、使っていいよ?」
榊「それはアカン!」
チビ女「え?」
榊「もともとお前は女の体から分裂して産まれたんや、美咲や女とは違う。耐性がついとらんかも分からん」
チビ女「…でも…出来るかもしれないんですよね?」
榊「いや、リスクが高すぎる。アカン、それは許可せーへん」
風「…」
チビ女「よ、よく分かんないけど…培養をさせれば良いんでしょ?」
風「そうだが…」
チビ女「私の体、使っていいよ?」
榊「それはアカン!」
チビ女「え?」
榊「もともとお前は女の体から分裂して産まれたんや、美咲や女とは違う。耐性がついとらんかも分からん」
チビ女「…でも…出来るかもしれないんですよね?」
榊「いや、リスクが高すぎる。アカン、それは許可せーへん」
風「…」
チビ女「…お父さん」
榊「?」
チビ女「私の体がお母さんと女お姉ちゃんとは違うって事は知ってるんですよ?」
榊「な、何を…」
チビ女「私は女お姉ちゃんの体から分裂して生み出された…って事は、お父さんは私の本当のお父さんじゃない」
榊「おい、チビ女…」
チビ女「私は…言えば、女お姉ちゃんのコピーなの」
チビ女「コピーの私の体を使って女お姉ちゃんとお母さんの体が元に戻るかもしれないのなら…私はそれに賭けたい」
榊「チビ女…」
風「…それやったらな」
チビ女「?」
榊「?」
チビ女「私の体がお母さんと女お姉ちゃんとは違うって事は知ってるんですよ?」
榊「な、何を…」
チビ女「私は女お姉ちゃんの体から分裂して生み出された…って事は、お父さんは私の本当のお父さんじゃない」
榊「おい、チビ女…」
チビ女「私は…言えば、女お姉ちゃんのコピーなの」
チビ女「コピーの私の体を使って女お姉ちゃんとお母さんの体が元に戻るかもしれないのなら…私はそれに賭けたい」
榊「チビ女…」
風「…それやったらな」
チビ女「?」
風「一旦お前の体で細胞質を培養させて見ろ。少しだけだ。それが成功したら出来る」
榊「お、おい風…」
風「培養するのはごく少量だ。もし耐性が無くても、チビ女の体に何か起きるって訳じゃない」
榊「…」
チビ女「そ、それじゃあ試してみようよ!お父さん、お願いします!」
榊「…分かった。…少しだけ、少しだけやで?」
チビ女「ありがとうございます、お父さん!」
風「じゃあ実験開始だ」
榊「お、おい風…」
風「培養するのはごく少量だ。もし耐性が無くても、チビ女の体に何か起きるって訳じゃない」
榊「…」
チビ女「そ、それじゃあ試してみようよ!お父さん、お願いします!」
榊「…分かった。…少しだけ、少しだけやで?」
チビ女「ありがとうございます、お父さん!」
風「じゃあ実験開始だ」
ピッ ブオーン
榊「これが素材や」スッ
風「よし。この中から一滴…0.1mlだけ取り出し、チビ女の体に注入する」
ピュッ チュー… キュポン
風「…じゃあ、注入するぞ?チビ女」
チビ女「うん…お願い」
風「よし…注入開始」
チュッ
榊「これが素材や」スッ
風「よし。この中から一滴…0.1mlだけ取り出し、チビ女の体に注入する」
ピュッ チュー… キュポン
風「…じゃあ、注入するぞ?チビ女」
チビ女「うん…お願い」
風「よし…注入開始」
チュッ
風「…」
榊「…」
チビ女「…」
風「チビ女、体に違和感は?」
チビ女「…?特に無いかな…うっ」
榊「チビ女!?」
風「!?どうした、チビ女!?」
チビ女「ち、ちょっとだけ体が熱いかな…」
風「榊、反応を見せろ!」
榊「OK!」
ピッ ブオン
風「…細胞質の培養が始まってる…」
榊「…」
チビ女「…」
風「チビ女、体に違和感は?」
チビ女「…?特に無いかな…うっ」
榊「チビ女!?」
風「!?どうした、チビ女!?」
チビ女「ち、ちょっとだけ体が熱いかな…」
風「榊、反応を見せろ!」
榊「OK!」
ピッ ブオン
風「…細胞質の培養が始まってる…」
榊「成功か!?」
風「…培養に成功した」
チビ女「じ、じゃあお母さん達を助けられるの?!」
風「…いや、少し問題がある」
チビ女「?」
風「培養には成功したし、培養すること自体は出来る…が、チビ女のその反応を見てる限り結構な体の負担になってるみたいだ」
チビ女「え?」
風「培養中、核への再生力を高めている間にチビ女の体へ急激に負担をかけ、恐らくは死ぬだろう」
榊「なんやて!?」
風「核の完全な再生には最低でも10分はかかる…チビ女の体で細胞質を培養するのは危険だ」
チビ女「そ、そんな…」
風「…培養に成功した」
チビ女「じ、じゃあお母さん達を助けられるの?!」
風「…いや、少し問題がある」
チビ女「?」
風「培養には成功したし、培養すること自体は出来る…が、チビ女のその反応を見てる限り結構な体の負担になってるみたいだ」
チビ女「え?」
風「培養中、核への再生力を高めている間にチビ女の体へ急激に負担をかけ、恐らくは死ぬだろう」
榊「なんやて!?」
風「核の完全な再生には最低でも10分はかかる…チビ女の体で細胞質を培養するのは危険だ」
チビ女「そ、そんな…」
榊「…クソっ、やっぱり無理なんかいな…!」ガッ
チビ女「ちょっと待って!」
榊&風「?」
チビ女「やっぱり私、やってみる!」
榊「な…」
チビ女「大丈夫、10分間私が耐えればいけるんでしょ?いけるよ、私やってみる!」
風「おいおい、危険だって言ってるだろ?さっきのチビ女の反応を見る限り、どう考えてもそれだけの時間耐えるのは無理だ。
チビ女が死ぬ事は目に見えて…」
チビ女「やってみなきゃわからないでしょ?大丈夫だよ、私、耐えるから!」
風「ち、チビ女…」
チビ女「ちょっと待って!」
榊&風「?」
チビ女「やっぱり私、やってみる!」
榊「な…」
チビ女「大丈夫、10分間私が耐えればいけるんでしょ?いけるよ、私やってみる!」
風「おいおい、危険だって言ってるだろ?さっきのチビ女の反応を見る限り、どう考えてもそれだけの時間耐えるのは無理だ。
チビ女が死ぬ事は目に見えて…」
チビ女「やってみなきゃわからないでしょ?大丈夫だよ、私、耐えるから!」
風「ち、チビ女…」
榊「…チビ女」
チビ女「は、はい?」
榊「本当に…本当に、耐えれるんやな?」
チビ女「…!は、はい!お母さんと女お姉ちゃんの為にも、私、耐えてみせます!」
榊「…そうか…」
風「お、おいまさか榊…」
榊「よし。やってみろ、チビ女」
チビ女「お父さん!」
榊「チビ女にこれを渡しておく」
スッ
チビ女「こ、これは…?」
チビ女「は、はい?」
榊「本当に…本当に、耐えれるんやな?」
チビ女「…!は、はい!お母さんと女お姉ちゃんの為にも、私、耐えてみせます!」
榊「…そうか…」
風「お、おいまさか榊…」
榊「よし。やってみろ、チビ女」
チビ女「お父さん!」
榊「チビ女にこれを渡しておく」
スッ
チビ女「こ、これは…?」
榊「このボタンを押せば、培養は中止されお前の体は開放される。死ぬ事はない」
チビ女「…」
榊「緊急用のボタンや。どうしても耐え切れなくなったらこれを押すんやで」
風「お、おい榊…それは…」
チビ女「…分かりました、お父さん」
榊「俺は、大事な妻を失いかけた」
榊「このまま美咲の体の治癒に成功しなければ、確実に美咲は元に戻らんやろう」
榊「大事な妻を失い…それで、大事な娘を失うなんて事俺には耐えられん」
チビ女「…お父さん…」
榊「俺はお前を信じてる、お前は昔から土壇場に強い性根の持ち主や。きっと今回も成功するやろ」
チビ女「ありがとう…ありがとう、お父さん…」
榊「…培養開始や、風」
風「…分かった」
チビ女「…」
榊「緊急用のボタンや。どうしても耐え切れなくなったらこれを押すんやで」
風「お、おい榊…それは…」
チビ女「…分かりました、お父さん」
榊「俺は、大事な妻を失いかけた」
榊「このまま美咲の体の治癒に成功しなければ、確実に美咲は元に戻らんやろう」
榊「大事な妻を失い…それで、大事な娘を失うなんて事俺には耐えられん」
チビ女「…お父さん…」
榊「俺はお前を信じてる、お前は昔から土壇場に強い性根の持ち主や。きっと今回も成功するやろ」
チビ女「ありがとう…ありがとう、お父さん…」
榊「…培養開始や、風」
風「…分かった」
と、いうわけで今回の投下を終了します。
色々展開が変わりましたので、gdgdになる前に書き溜めしておきました…
難しい言葉とかが色々出てきたりしていますが、そこはノリで理解してください。
お疲れ様でしたー
色々展開が変わりましたので、gdgdになる前に書き溜めしておきました…
難しい言葉とかが色々出てきたりしていますが、そこはノリで理解してください。
お疲れ様でしたー
ピッピッピッピッ プシュゥ…
チビ女「…」
風「榊、チビ女の体内に細胞質の素材を注入する準備をしろ」
榊「ああ」
ガシャッ キュー… キュポン
風「美咲さんと女さんの核を」
榊「…」スッ
風「培養開始と同時に核の再生を行う。誤差は一秒以内だ、気を抜くなよ」
榊「任せとけ」
風「あと、核の再生中は俺の精神を外部から遮断する。用は再生中に話しかけても無駄って事だ」
榊「遮断?」
風「再生力っていうのは、ある意味での精神力みたいなもんだ。俺が女さんと美咲さんの精神に話しかけたりするから、
その間に邪魔が入ったら困るって事」
榊「なるほど…むつかしいな、頑張ってくれ」
風「任せろ」
チビ女「…」
風「榊、チビ女の体内に細胞質の素材を注入する準備をしろ」
榊「ああ」
ガシャッ キュー… キュポン
風「美咲さんと女さんの核を」
榊「…」スッ
風「培養開始と同時に核の再生を行う。誤差は一秒以内だ、気を抜くなよ」
榊「任せとけ」
風「あと、核の再生中は俺の精神を外部から遮断する。用は再生中に話しかけても無駄って事だ」
榊「遮断?」
風「再生力っていうのは、ある意味での精神力みたいなもんだ。俺が女さんと美咲さんの精神に話しかけたりするから、
その間に邪魔が入ったら困るって事」
榊「なるほど…むつかしいな、頑張ってくれ」
風「任せろ」
榊「よっしゃ…もうええか?」
風「ああ。そっちの準備は良いか?」
榊「もちろん」
風「チビ女は?」
チビ女「私もいつでもOKです」
風「よし…俺が秒読みをするから、ゼロと言ったら培養を始めてくれ」
榊「良いぞ。秒読みを」
風「行くぞ。
3……2……1……0!」
ピシュッ
ピュイイン…
風「…」
バタッ
風「ああ。そっちの準備は良いか?」
榊「もちろん」
風「チビ女は?」
チビ女「私もいつでもOKです」
風「よし…俺が秒読みをするから、ゼロと言ったら培養を始めてくれ」
榊「良いぞ。秒読みを」
風「行くぞ。
3……2……1……0!」
ピシュッ
ピュイイン…
風「…」
バタッ
榊「気を失った…いや、そう見えるだけやな」
チビ女「うっ…」
榊「チビ女!?」
チビ女「か、体が…」
榊「チビ女!耐えるんや!」
チビ女「くっ…ぐあっ!」
榊「チビ女…」
チビ女「だ、大丈夫…私は耐えてみせm…ひゃあっ!」
榊「チビ女!頑張るんやぞ!」
チビ女「はい…」
チビ女「うっ…」
榊「チビ女!?」
チビ女「か、体が…」
榊「チビ女!耐えるんや!」
チビ女「くっ…ぐあっ!」
榊「チビ女…」
チビ女「だ、大丈夫…私は耐えてみせm…ひゃあっ!」
榊「チビ女!頑張るんやぞ!」
チビ女「はい…」
──────────────────────────────
ピシュッ
ピュイイン…
風「…」
バタッ
~風サイド、風の体内~
風「よし、外部との遮断はした…後は、女さんと美咲さんの再生を…」
ブオーン…
風「これは…美咲さんの核か?」
風「…美咲さんから再生を行うか…」
ガシッ
風「これより、美咲さんの核に治癒を行う…」スッ
ポウッ
風「………」
ピシュッ
ピュイイン…
風「…」
バタッ
~風サイド、風の体内~
風「よし、外部との遮断はした…後は、女さんと美咲さんの再生を…」
ブオーン…
風「これは…美咲さんの核か?」
風「…美咲さんから再生を行うか…」
ガシッ
風「これより、美咲さんの核に治癒を行う…」スッ
ポウッ
風「………」
~美咲サイド~
美咲「うっ…」ムクッ
美咲「…?ここは…?」
???『聞こえるか?』
美咲「きゃあっ!?」
風『ああ、驚かせて悪い。俺は風、アンタを助けに来た』
美咲「は…?ちょっと、ここは何?貴方は何なの?」
風『簡潔に言うぞ。アンタを助ける事が出来る』
美咲「へ?」
風『榊の手術はアンタを犠牲にして女の体を助ける事だ。でも、俺ならアンタも一緒に助けられる』
美咲「え、ちょっと、いきなりなんなの?私は女の為に死ぬ予定なのよ?」
風『頭が悪いな、だから女とアンタを助けに来たんだって』
美咲「うっ…」ムクッ
美咲「…?ここは…?」
???『聞こえるか?』
美咲「きゃあっ!?」
風『ああ、驚かせて悪い。俺は風、アンタを助けに来た』
美咲「は…?ちょっと、ここは何?貴方は何なの?」
風『簡潔に言うぞ。アンタを助ける事が出来る』
美咲「へ?」
風『榊の手術はアンタを犠牲にして女の体を助ける事だ。でも、俺ならアンタも一緒に助けられる』
美咲「え、ちょっと、いきなりなんなの?私は女の為に死ぬ予定なのよ?」
風『頭が悪いな、だから女とアンタを助けに来たんだって』
美咲「な、なんなのよ貴方…そんなことできるわけないじゃない」
風『榊の技術では出来ないかもしれねーけど、俺なら出来るんだよ』
美咲「…それは榊さんの悪口かしら?坊や」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
風『ちょ、そうじゃないって!ただ、俺にしか出来ないって事だよ!』
美咲「ふぅん…」
風『と、とにかく!アンタを助けに来たんだよ!』
美咲「私を…助けに…ねぇ」
風『なんだ?アンタ、助かりたくないのか?』
美咲「いや、そういうわけじゃないわよ。でも、私は榊さんと女とチビ女が無事ならそれで…」
風『…』
風『榊の技術では出来ないかもしれねーけど、俺なら出来るんだよ』
美咲「…それは榊さんの悪口かしら?坊や」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
風『ちょ、そうじゃないって!ただ、俺にしか出来ないって事だよ!』
美咲「ふぅん…」
風『と、とにかく!アンタを助けに来たんだよ!』
美咲「私を…助けに…ねぇ」
風『なんだ?アンタ、助かりたくないのか?』
美咲「いや、そういうわけじゃないわよ。でも、私は榊さんと女とチビ女が無事ならそれで…」
風『…』
美咲「…私は、榊さんによって生み出された擬似生命体よ。そこまで無理して生きたくもないわ」
美咲「でも…チビ女と女達だけは助かってほしい…そう思って私の体を差し出したのよ」
美咲「だから、もう良いわ。女だけ助けてあげて頂戴」
風『…アンタの言いたい事はそれだけか?』
美咲「ええ」
風『つまり、周りの人間が助かったら自分はどうなっても良いって?』
美咲「そうよ」
風『…甘ったれてんじゃねーぞ糞アマが!!!!!!!!!!』
美咲「!?」ビクッ
美咲「でも…チビ女と女達だけは助かってほしい…そう思って私の体を差し出したのよ」
美咲「だから、もう良いわ。女だけ助けてあげて頂戴」
風『…アンタの言いたい事はそれだけか?』
美咲「ええ」
風『つまり、周りの人間が助かったら自分はどうなっても良いって?』
美咲「そうよ」
風『…甘ったれてんじゃねーぞ糞アマが!!!!!!!!!!』
美咲「!?」ビクッ
風『確かにアンタはそれで良いのかもしんねーよ!だけど、残されたヤツらはどうなるんだ!』
美咲「の、残されたヤツら…?」
風『アンタな、なんでここに俺が来たか知ってるか?知らねーだろうな!』
美咲「…?」
風『俺はな、相模って極道面したヤツに岐阜からここまで連れて来られたんだよ!』
美咲「さ、相模君が?」
風『相模が言ってたぜ?
「美咲さんは小さい頃から自分を育ててきてくれた、だから美咲さんは自分にとって大切な人だ。だから自分は美咲さんを助けたい」
ってさ!』
美咲「…相模君、岐阜は今危ないのに一人で…」
美咲「の、残されたヤツら…?」
風『アンタな、なんでここに俺が来たか知ってるか?知らねーだろうな!』
美咲「…?」
風『俺はな、相模って極道面したヤツに岐阜からここまで連れて来られたんだよ!』
美咲「さ、相模君が?」
風『相模が言ってたぜ?
「美咲さんは小さい頃から自分を育ててきてくれた、だから美咲さんは自分にとって大切な人だ。だから自分は美咲さんを助けたい」
ってさ!』
美咲「…相模君、岐阜は今危ないのに一人で…」
風『それと、アンタの為に体張って助けようとしたヤツがもう一人居る』
美咲「え…?」
風『チビ女だ。アンタが助けたいって言ってた、アンタの娘だよ』
美咲「ち、チビ女が…?」
風『説明すれば長くなるが、アンタと女を助けるために細胞質を培養しなきゃいけなかった。それをチビ女が引き受けてくれたんだよ!』
美咲「細胞質の培養ですって!?あれは私だから大丈夫だったものの、チビ女がやったら…」
風『だから、それを承知で引き受けてくれたんだよ!
「コピーの私の体を使って女お姉ちゃんとお母さんの体が元に戻るかもしれないのなら…私はそれに賭けたい」
ってさ!』
美咲「ち、チビ女…あの子…」
風『チビ女から聞いたぜ?ここの家は楽しいかって。そしたら、嬉しそうな顔して「皆と家族になれて良かったと思ってる」っつったんだよ』
美咲「…」
美咲「え…?」
風『チビ女だ。アンタが助けたいって言ってた、アンタの娘だよ』
美咲「ち、チビ女が…?」
風『説明すれば長くなるが、アンタと女を助けるために細胞質を培養しなきゃいけなかった。それをチビ女が引き受けてくれたんだよ!』
美咲「細胞質の培養ですって!?あれは私だから大丈夫だったものの、チビ女がやったら…」
風『だから、それを承知で引き受けてくれたんだよ!
「コピーの私の体を使って女お姉ちゃんとお母さんの体が元に戻るかもしれないのなら…私はそれに賭けたい」
ってさ!』
美咲「ち、チビ女…あの子…」
風『チビ女から聞いたぜ?ここの家は楽しいかって。そしたら、嬉しそうな顔して「皆と家族になれて良かったと思ってる」っつったんだよ』
美咲「…」
風『…アンタは、周りのヤツらさえ助かれば自分の体はどうだって良いって言ってたけどよ…
アンタが死んだら、残された人間が可哀想じゃねぇか…』
美咲「……」
風『もういいよ…これ以上話していたら時間が掛かる、俺は女を助けに行く』
美咲「ま、まって!」
風『?』
美咲「お願い、私を助けて!」
風『はあ?』
アンタが死んだら、残された人間が可哀想じゃねぇか…』
美咲「……」
風『もういいよ…これ以上話していたら時間が掛かる、俺は女を助けに行く』
美咲「ま、まって!」
風『?』
美咲「お願い、私を助けて!」
風『はあ?』
美咲「…私、自分勝手だった。皆の気持ちを考えもしないで…」
美咲「今なら言えるわ。お願いします!私を助けて、皆の下へ帰して下さい!」
風『…それは本心か?』
美咲「本心よ!私は生きて帰って、皆に会ってお礼を言わないと!」
風『…よし。その言葉が聞きたかった』
美咲「え?」
風『再生完了!美咲さん、これでアンタは生き残る事が出来た!』
美咲「え?え?どういうこと?」
美咲「今なら言えるわ。お願いします!私を助けて、皆の下へ帰して下さい!」
風『…それは本心か?』
美咲「本心よ!私は生きて帰って、皆に会ってお礼を言わないと!」
風『…よし。その言葉が聞きたかった』
美咲「え?」
風『再生完了!美咲さん、これでアンタは生き残る事が出来た!』
美咲「え?え?どういうこと?」
風『アンタの核が死に掛かってて、俺はそれを治癒するためにずっと再生力を与えていたんだ。
だけど、それをアンタが受け取るにはアンタの意思が必要だった』
美咲「…?」
風『アンタはさっきまで生きる気力を持って居なかっただろ?だから完全に再生を終える事は出来なかったんだ。
しかし、アンタは生きる気力を取り戻した』
美咲「生きる…気力…?」
風『アンタは相模とチビ女の話を聞いて心が入れ替わったんだよ。死へ進んでいた自分の足を、生へと方向転換させたんだ。
これは意外に難しい、一度死を決めた者はなかなか生きようとすることが出来ない』
美咲「……」
風『それをアンタは家族の絆によって成功させた。おめでとう、アンタの核は完全に修復されたよ』
美咲「ほ…本当?」
だけど、それをアンタが受け取るにはアンタの意思が必要だった』
美咲「…?」
風『アンタはさっきまで生きる気力を持って居なかっただろ?だから完全に再生を終える事は出来なかったんだ。
しかし、アンタは生きる気力を取り戻した』
美咲「生きる…気力…?」
風『アンタは相模とチビ女の話を聞いて心が入れ替わったんだよ。死へ進んでいた自分の足を、生へと方向転換させたんだ。
これは意外に難しい、一度死を決めた者はなかなか生きようとすることが出来ない』
美咲「……」
風『それをアンタは家族の絆によって成功させた。おめでとう、アンタの核は完全に修復されたよ』
美咲「ほ…本当?」
風『嘘をつくかよ。さあ、ここから出て行け。奥に扉に見える所があるだろ?そこを開けば、この空間から出られる』
美咲「わ、分かったわ!」
風『但し、チビ女と榊に会うには少し時間がかかるぞ。女の核も修復しないといけないからな』
美咲「女…」
風『今から女のもとへ行くよ。アンタはここから出て、修復されるのを待っていてくれ』
美咲「分かった!早く終えてよ、私待ってるから!」
風『任せておけ』
ピュインッ… ポウッ
美咲「わ、分かったわ!」
風『但し、チビ女と榊に会うには少し時間がかかるぞ。女の核も修復しないといけないからな』
美咲「女…」
風『今から女のもとへ行くよ。アンタはここから出て、修復されるのを待っていてくれ』
美咲「分かった!早く終えてよ、私待ってるから!」
風『任せておけ』
ピュインッ… ポウッ
ごめんなさい、少し忙しいので今日の投下を終了します。
美咲の核の修復を終えた風、風は女の核も修復させることが出来るのか…?
乞うご期待!
って訳でお疲れ様でしたー
美咲の核の修復を終えた風、風は女の核も修復させることが出来るのか…?
乞うご期待!
って訳でお疲れ様でしたー
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