元スレ続?ジャンル「サトラレクール」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
自分の中では中途半端なお話になっちゃったんで続きやらしてください。
前スレ主に感謝。
のんびり見てくれると嬉しい。
とりあえず前の自分が書いたヤツ貼ります。
2 = 1 :
男「よぉ女!!さっきの授業寝ちゃってさ、できたらノート貸してくんない?」
女「たまには私の机にノートが揃っている時を見さして欲しいんだがな・・・。」
(ん・・・きたか・・・。・・・なんで私は安心したんだ・・・?」
男「えっ・・・あっいや悪いないつも。すぐ返すからさ!」
女「仕方ないな、ホラ。帰りにまでは頼むぞ。」
(・・・こういう会話が・・・無くなるのが嫌なのか?・・・だがそう思うのは不謹慎だな・・・男スマン。)
男「サンキュー!!んじゃな」
女「あ、ああ・・・。」
(次は・・・どうだろうか・・・来てくれるだろうか・・・。)
男「あぁ、あと女!!」
女「?」
男「その・・・多分次の授業も寝ちゃいそうだから・・・またノート頼むな!!」
女「・・・・・・。全く君は反省というものが見られないな。安心して寝たらいい。」
(次は少し・・・綺麗に・・・ノートをとるか・・・。)
3 = 1 :
男「なぁー女、ここ教えてくれるか?」ズイッ
女「ここはだな・・・まずここの前の式に注目するんだ。x=5になるのはわかるな?」
(む・・・ちょっと・・・近い・・・な)
男「あ、悪い」
女「ん、どうした?そんな所でノート見えるのか?」
男「あ、そうか?んじゃ」ズイッ
女「それでだな・・・このxがここの式に入ってそれをy=の式に変換するんだが・・・」
(また・・・さっきより近い・・・まぁ私が言ったのだから仕方ないか・・・)
女「それでy=に変換する時にだな。この式にx=5を代入してここをまず解く。それから・・・」
(男・・・意外といい匂いするな・・・ちょっと汗臭いが・・・悪くない。あ、クビに小さなホクロがあるのか)
男「・・・・・・。」
女「って男聞いてるか?」
男「あっ・・・・・・悪いもう一回頼む・・・・。聞いてなかった。」
女「仕方ない・・・む・・・スマン。私もどこまで教えたかわからなくなってしまった。」
(集中しないとな・・・変に意識してしまった・・・。)
男「・・・。」
4 = 1 :
男「女!おっす!」
女「あぁ男か。おはよう。君は朝から元気だな」
(毎回思うんだがいきなり肩を掴まれるのは驚くな・・・。)
男「あ、もしかして・・・驚かしちゃったとか?力強かったか?」
女「ん、ああ気にするな。君が元気な証拠だ。」
(ま、じきに慣れるだろう・・・それまで・・・してくれればの話だが・・・)
男「・・・・・・んじゃこれからは毎日お前に俺が『おはよう』って言うから、俺が元気じゃないか確かめてくれよ!」
女「え?・・・そ、そうか・・・まぁ頼まれたからには断れないしな・・・わかった。」
(明日から・・・驚かないように頑張るか・・・。)
5 = 1 :
男「ん?女どうした?次教室移動だぞ」
女「あぁ・・・準備してただけだ、私もすぐ行くよ。」
(男・・・まだ残ってたのか、私のために・・・というのは考えすぎか。)
男「・・・・・・女の準備ができるまで待っててやるよ」
女「いや、気にするな先にいってていいぞ?君は教室移動の度に遅刻ギリギリじゃないか」
(なんだか・・・今日の男は・・・優しい気がする。でも迷惑はかけれないな)
男「いいから!!んな事言う暇あったら早く来いって」
女「そ、そうか。わかった今行く。」
(今日の男は・・・優しい。こんな事くらいでそう思うのは変だろうか?)
男「んじゃダッシュでいくぞ!!」
ポトッ
女「あ・・・男。・・・」
(消しゴムが・・・落ちた・・・。・・・なんで、私は自分から男に話しかけられないのだろう。)
男「ん?おーい早く早く!遅刻しちゃうぞー!?」
女「あ、あぁ・・・。」
(・・・どうして言えないんだ・・・男には優しく接してもらっているのに・・・)
男(・・・・?・・・・・あっ)
女「その・・・男・・・い、いや・・・。すぐ行くぞ」
男「・・・・・・ありがとな。んじゃ行くか!」
女「あぁ・・・どういたしまして・・・だ。」
(・・・・・・む?)
6 = 1 :
男友「そういや昨日のお笑い見たか?俺笑いすぎて腹筋つりそうになったわ!」
男「あぁ~、あれな。結構おもしろかったな」
男友「結構どころじゃないだろ!ありゃヤバイよ!」
男「はは、まぁそうかも」
女「・・・・。」
(男は・・・いつも明るいな・・・。私も・・・あんな風になれたらいいんだがな・・・。)
男「・・・・・。」
男友「ん?おい男?何ボ~っとしてんだよ」
男「あっいや。なんでもない・・・。」
7 = 1 :
男「おっす!!」
女「ん・・・おはよう。今日も元気なようだな。」
(まさかあれから毎日男に挨拶されるとは・・・なんだか嬉しい・・・。)
男「そっか!まぁこれくらいしか取り柄ないけどな!!」
女「そんなことはないぞ、あとは快眠、快食、健康な証拠だ。・・・場所を選べばいいのだがな」
男「うはぁ、それ褒めてないだろ?他にはないのかよ?」
女(あと・・・)
男「ん?」
女(私に・・・優しい・・・。)
「それだけでも立派な取り柄だと私は思うぞ・・・ん?男顔赤いぞ?もしかして風邪だったか?」
男「い、いや!!違う!!こ、これも元気な証なんだよ!」
8 = 1 :
ガララ
男「ん?女、掃除当番一人か?」
女「あぁ男・・・他の当番はもう帰ってしまったみたいなんだ・・・。」
(男・・・こんな時間まで残ってなにをしてたんだろう?)
男「・・・あ~っと・・・、てか今日の当番は・・・男1に男2じゃんか?・・・ったくあいつら」
女「・・・仕方ないさ。誰だって忘れるときはある。」
(それに私一人でも・・・できるしな・・・。でも・・・帰るのは遅くなるな・・・)
男「・・・・あ~ぁ・・・暇だし掃除手伝うか!!」
女「え・・・。」
男「俺机とか床掃いたりするからさ、女は黒板頼むな。」
女「別にいい・・・私一人でもできる・・・」
(・・・・・ダメだ。男にさせるわけには・・・)
男「じゃあ俺が勝手に手伝う。女も早く帰りたいなら急いでやろうぜ」
女「・・・・む、わかった・・・。」
(なんだか・・・物好きだな・・・男は。)
9 = 1 :
教師「んじゃ次図書委員やりたい奴!これは男女一人ずつだぞ~」
女「はい」
教師「それじゃあ女は決定。あとは男子~誰かいないのかー?」
男>1「うわー女か・・・あいつと一緒にはキツいな~」
男>2「いっつも無表情でなに考えてんのかわかんねぇしなー」
教師「誰かやりたいやついないのか~?」
女「・・・・・・。」
(まぁそれが当然の反応だろうな・・・私みたいな奴と一緒の委員会なんて
普通の人間なら相当苦痛だろう・・・。・・・あれ?どうして今男の顔が・・・?
そういえば私には優しいな・・・男。私みたいなのに・・・変な奴だな)
教師「んじゃ図書委員は保留にしておく。次は保健委員やりたい奴」
・
・
・
男>1「よっしゃー保健委員ゲットー!!てか男の奴今日に限って休みとか大変だよな」
男>2「残ってのが図書委員だけだしな・・・。ご愁傷様だな」
女「・・・・・・。」
10 = 1 :
男「おはよっす!!」
女「男か、おはよう。風邪の方はこの声からするともう大丈夫のようだな。」
(すまない男・・・私は昨日の朝・・・男に会えなかったときは・・・やっぱりか・・・と思ってしまった・・・。)
男「・・・本当にゴメンな。毎日おはようって約束したのにな。第一、元気が取り柄って言ったのにな」
女「あ、あぁその事なら気にはしていない。また今日から続ければいいさ。」
(気にしてくれてるだけで気持ち一杯嬉しい・・・。これがなくなると思うと・・・。)
男「と、ところでさ!!昨日委員会決めたんだろ?俺どこ入れられた?」
女「あぁ、そのことは・・・その・・・私もよく覚えていないんだ。」
(きっと言ったら・・・男落ち込む・・・私と同じ委員会だなんて・・・。)
男「そっか!!覚えてないのか!!んじゃ俺ちょっと先に学校行ってるからな!」
女「あ・・・」
男「楽しみにしてろよぉ~!!」
女「・・・?」
11 = 1 :
男「女、俺さ。もう図書委員しかないって言われたよ。」
女「む、そうか・・・。」
(きっと・・・落ち込んでるだろうな・・・しかももう一人が)
男「それでもう一人の図書委員が女だってのも聞いた。」
女「あ、あぁ・・・。」
(私・・・ダメだ。朝嘘ついて・・・・・・男の顔・・・見れない。」
男「・・・・・・めちゃくちゃ嬉しいな!!」
女「!!」
(え・・・・。)
男「いやな、知らないヤツと同じ委員会になったらって不安になっててさ、
女はいつも話してるし、いやぁ~良かった良かった・・・。」
女「あ・・・男」
男「女もだからわざわざ俺にサプライズ的なことしてくれたんだよな?」
女「・・・・・・・あ、あぁ。君も気になってたようだしな。単純な君ならこうした方が喜ぶと思ったんだ。」
(・・・・・・男は、本当に優しい・・・なんだか胸が暖かい・・・。男で良かった・・・。)
男「・・・・・・。で、でも俺図書委員初めてだからな!!なにかと女を困らすかもだな」
女「それは安心してくれ、私がちゃんと教えてあげるよ。」
(明日から・・・男と一緒にいる時間が多くなる・・・。嬉しい・・・な。)
男(なんか・・・こいつ・・・可愛いかも。)
12 = 1 :
男「女~この本はどこだっけ?」
女「あぁ、それは社会の棚の二段目だったはずだ」
男「あいよー、てか今まで気付かなかったけど、この図書室すっごい本の量だな・・・。」
女「そうだな。おかげで返却された本を棚に戻すのも大変だ。」
(男・・・なんだか楽しそうだ・・・。面倒臭いとか・・・言われなくてよかったな)
男「まぁやりがいはあるけどな!やってみたら意外と夢中になるんだよな~俺って図書委員に向いてるのかも」
女「それじゃあ次はこれを頼む、私はこれをやっとくよ。」
(男・・・図書委員に興味持ってくれている・・・。良かった・・・。)
男「女、それ届かないだろ?俺やっとくからいいぞ?」
女「いや、君にばかりやらせていたら先輩としての威厳が立たないからな。」
(男がせっかく楽しんでやってるのに、迷惑をかけれないしな・・・。)
グラッ
女「あっ」
男「・・・・・っと、セーフ・・・。無理して背伸びすること無いぞ?ホラ貸してみ」
女「・・・すまない・・・。君にはいつも迷惑ばかりかけて・・・。」
(・・・なんだか男に申し訳ない・・・自分からやると言っておいて・・・。)
男「・・・・・。俺は迷惑だなんて思ったことないぞ?」
女「え・・・?」
男「それにこういう時は笑って『ありがとう』って言ってくれた方が俺は嬉しいぞ?」
女「そ、そうなのか・・・。・・・・・・・ありがとう。」
(うまく笑えただろうか。あまり笑ったことがないから変に思われるかもな・・・。)
男「うん。どういたしまして。んじゃ続きやっちゃおうぜ!」
女「ああ、そうだな。」
(男・・・なんだか嬉しそう。男が嬉しそうだと私もなんだか嬉しい・・・。)
男(・・・女・・・あんな表情できんのか・・・顔赤いのバレてなくて良かった~)
13 = 1 :
教師「男ーこの問題解いてみろ。」
男「・・・・・・・・全然わからん・・・・。」
女「男問題わかるか?」
教師「女ー教えたらダメだぞ。」
女「・・・・・・・はい。」
(いつものお礼にと・・・答えを教えたかったが・・・ダメか)
男「え~・・・っとですね・・・。」
女「・・・・・・・。」
(男・・・頑張れ。x=8、x=8、x=8・・・・・・・)
男「・・・・・・x=8です。」
教師「残念、間違えだ。答えはx=3だぞ」
男「はーい・・・。女、教えようとしてくれてありがとな。」
女「あぁ、でも実は私も間違っていたんだ・・・どっちにしろ駄目だった。」
(こういう所では男に感謝されるようにしないと・・・男に悪いな・・・。)
男「・・・・・・でもさ。二人一緒に同じ間違えって、なんか面白いよな!」
女「え・・・。」
男「ま、次も俺がピンチになったらお前に助け求めるから覚悟しとけよな。」
女「あぁ・・・だが君も私ばかりに頼らず勉強してくれよ?」
(二人一緒に同じ間違い・・・それを面白いと言ってくれる男はなんだか不思議だな。
でもそんな些細な事で嬉しいと思ってしまう私も私か・・・。)
14 = 1 :
男「おはよっす!!」
女「おはよう。今日も元気だな。」
男「ん?髪にゴミついてるぞ?」
女「ん、あぁすまな・・・いや、ありがとう。」
(今度はありがとうってちゃんと言えた・・・こっちの方が男が喜んでくれる・・・。)
男「どういたしまして。てか女の髪の毛ってめっちゃサラサラな!ちょっと、触っていいか?」
女「あぁ、別に減る物じゃないしな。いいぞ」
(どうしたんだ突然・・・私に興味を持ってくれるのは・・・嬉しいんだが・・・なんだか妙に緊張してしまう・・・。)
男「うわぁ~すっげぇな。綺麗な髪してるな」
女「あぁ、でももう長くなってきたからな。そろそろ切ろうかと思うんだが・・・。」
(綺麗・・・と、いうのは髪に対してだな。変に考えないようにしよう。)
男「えぇ!!切っちゃうのか?俺はもうちょっと長い方がいいと思うけどな」
女「む、そうか?・・・・・・じゃあやめとくか。」
(髪を長くしたら手入れが大変そうだが、男が喜ぶように綺麗にしとくように頑張ろう・・・。)
男(髪・・・いい匂いだった・・・。な。それに一生懸命な女って・・・なんかいいかも。)
15 = 1 :
キーンコーンカーンコーン
男友「おーい、男購買行こうぜー」
男「おぉ!今行くわ~。っと女、これ前の授業のノートありがとな。」
女「あぁ、男。どういたしまして、だ。・・・これ今の授業のノートだが・・・。」
男「あっ・・・今のヤツはちゃんと書いてたから大丈夫なんだ。・・・悪いな。」
女「そんなことはない。君がちゃんと授業を聞いていたのは良い事なんだ。謝らなくていいよ。」
(本当は知っていた・・・でも、男ならなんだか借りてくれそうだった・・・なんて、なにを期待してたんだ私は・・・。)
男友「おーい!!男!!売り切れになっちゃうぜー?」
男「・・・・・・・あ、あぁ。今行くよ・・・。」
女「ほら、男友が呼んでいる。・・・早く行ってやれ。」
(今日はもうノート貸す機会はない・・・か。あっ・・・いや、こういう時は喜ぶものだ・・・男はちゃんと授業を受けてくれたんだ・・・。)
男「・・・。」
女「どうした?」
(喜ぶんだ・・・喜ばなくちゃ・・・でも、なんで寂しいと思ってしまうんだ・・・。明日・・・待てばいいんだ・・・。)
男「女!!やっぱ今の授業のノート貸してくれ!!」
女「ん?今のはちゃんとノートにとったんだろ?」
男「い、いや・・・女のノートの方が綺麗だし、馬鹿な俺でもわかりやすくまとめてあるしな!!・・・いいか?」
女「・・・・・・全く、これじゃいつもと変わらないな。ホラ、帰りまでには頼むぞ?」
(褒めてもらった・・・。・・・ダメだ・・・男がノートを借りてしまうのは・・・ダメな事なのに・・・私はそれを・・・とっても嬉しいと思ってしまう。)
男「あいよ、んじゃな!!」
(なんか・・・俺。女に甘くなっちゃうな・・・。でも・・・いっかな)
16 = 1 :
とりあえず今日はここまでで
もう少し貼って、そのあと書いていきます。
17 :
しえん
18 = 1 :
キーンコーンカーンコーン
男友「よっしゃぁ!!男、購買行くぞ!!」
男「今日は月に一度の濃厚ソース焼きそばパンの日か!!・・・っとその前に。」
男友「また、女のとこか。あいつ最近よく話してんな・・・。ま、今の俺には購買のが大事。先行くぜ男!!」
男「おぉ!俺の分もできたら頼むわ!!・・・女、これノートサンキュな。相変わらず綺麗に写すよなー」
女「あぁ、まぁそんな大したものでもないさ。」
(毎回書いていても、男の事を思うと・・・綺麗に書かないとって思えてくるんだ・・・なんて言えない。馬鹿みたいだな・・・。)
女「ほら男、今日の購買は修羅場と聞いたぞ?行かなくていいのか?」
男「あ、あぁ・・・そうだな。・・・そういえば女って昼どうしてんの?」
女「昼は・・・一応弁当を作ってきているからそれを食べているぞ。」
(なんか・・・自慢しているみたいに聞こえてないだろうか・・・。嫌な奴って思われないか不安だ・・・。)
男「・・・いつも一人で食べてるよな」
女「あぁ、そうだが?」
(私には・・・これが似合っている・・・。)
男「一人って寂しくないか・・・?」
女「え・・・」
男「誰かと一緒に食べるって、いいもんだぞ?いつもより楽しいし、おいしく感じるしな」
女「そうなのか?私にはよく・・・わからないな。」
(誰かと一緒・・・男と一緒・・・にお昼ご飯。)
男「ドキッ・・・・・・・!!お、俺と・・・一緒に食おうぜ!!」
女「え・・・い、いや。そんなの・・・ダメだ・・・。」
男「え・・・なんでだ?」
女「男はいつも・・・男友達と楽しく食べているだろ?でも私とじゃ・・・きっと楽しくないし、おいしくない・・・。」
(私・・・嫌な女だ・・・せっかく男が誘ってくれたのに・・・男に嫌われる・・・。)
男「でも、俺は・・・女となら、絶対に楽しくなると思う・・・。いや、俺が楽しくする!」
女「え・・・男?」
男「そのかわり!!女は俺が美味いって思えるような弁当作ってくることな!!」
女「・・・そういうなら。作ってくるよ・・・だから、男も私を精一杯楽しくさせてくれよ?」
(男と・・・お弁当・・・私・・・精一杯美味しい物作ってこよう・・・。)
19 = 1 :
男友「おぉー男!!遅いぞ?」
男「おぉ、悪い悪い!!」
男友「もう売り切れちゃったぞ?濃厚ソース焼きそばパンお前楽しみにしてたのにな。」
男「もういいんだよ。明日・・・もっと美味い物食べれるからな!!」
男友「明日・・・?てかなんか良い事あった?」
20 = 17 :
まさかこのスレ…俺しか気づいてないのか!?
21 = 1 :
キーンコーンカーンコーン
男友「うっしゃーやっと終わったぜー・・・。男!購買行こうぜ!!」
男「あっ・・・悪い!今日は俺パスな!!」
男友「あれ?お前弁当?珍しいな」
男「まぁな、あと今日は俺抜きで昼食ってくれ!」
男友「あ、あぁ・・・。」
男「女、ハイこれ。ノートありがと。いつも悪いな。」
女「男・・・あぁ、どういたしまて、だ。それでだな・・・その・・・。」
(男は覚えているかな・・・バッグの中にちゃんと男の弁当入ってる・・・大丈夫。朝何回も確認したんだ・・・。)
男「あぁ、昨日約束した通り!!俺が女にどれだけ誰かと食べるお昼がすごいって教えてやるよ!」
(朝から弁当の事ばっかだったからな・・・これでもし『忘れてた』とか言ったら無表情で涙ポロポロ流しそうだ・・・。)
女「あぁ、望むところだ」
(良かった・・・ちゃんと覚えててくれた・・・。男の為に作ったお弁当・・・喜んでくれるだろうか・・・。)
男「んじゃ中庭行こうぜ。外で食えばもっと美味くなるしな。」
女「あぁわかった。今行くよ・・・・・・?・・・む・・・?」
(あれ・・・?お弁当・・・一つしか・・・ない・・・ぞ?」
男「・・・!!」
22 = 1 :
女「男・・・私・・・弁当を忘れてしまったようだ・・・。」
男「あ・・・。」
女「君の分は持ってきたんだが・・・自分の分を・・・忘れてしまった・・・。」
(男・・・きっと怒ってる・・・私のために・・・一緒に食べようって誘ってくれたのに・・・。)
男「女・・・。」
女「・・・我ながら呆れるよ・・・。あれだけ偉い口叩いといてこれだ。すまない・・・男・・・。」
(男・・・私のこと嫌いになるかな・・・もう・・・話せなくなるのだろうか・・・それは・・・嫌だ・・・。)
女「この弁当は君が食べていいぞ。私は購買に行ってくる。」ガタッ
(ダメだ・・・私・・・怒られるのが嫌で逃げようとしている・・・。男の次の言葉を聞きたくない・・・。)
男「・・・・・・。」グイッ
女「あっ」
男「・・・・・・。」
女「・・・・・・。」
(男・・・?やっぱり・・・怒ってる・・・?)
23 = 1 :
男「・・・・・。」
女「・・・・・。」
(あれ・・・中庭・・・?)
女「あの・・・・・・男・・・・・怒ってる・・・のか?」
(こんな表情の男・・・初めて見たな・・・)
男「怒ってるよ。」
女「・・・そうか。」
(男・・・。)
男「女・・・約束破った・・・。」
女「・・・あぁ・・・。」
男「・・・俺と二人で弁当食べるのに、俺から逃げようとするなよ!?」
女「・・・え?」
男「弁当一つでも、二人で分ければいいじゃんか。二人で食べないと美味くならないだろ?」
女「男・・・怒ってないのか?」
男「え?怒ってるって言ったじゃん?」
女「いや・・・私が・・・弁当一つしか持ってきてないってこと・・・。」
男「あぁ、まぁ一つしかないってのは残念だけど、俺はお前と二人で昼を食べるって事の方が大事なんだよ。」
女「あ・・・。」
男「だ・か・ら!!女が勝手に購買行こうとした時すっごい怒ったんだぞ?」
女「あぁ・・・すまない。私はてっきり・・・。」
(男が私の事を嫌いになってしまったのかと・・・。)
男「そんな顔すんな。そんなんじゃ折角の弁当も美味しくなくなるぞ?」
女「・・・・・・・・・。いや、そんな事はないぞ?君の為にわざわざ私が作ったんだ、何があっても美味しいぞ。」
(男・・・私・・・。本当にゴメン、そして・・・ありがとう・・・。私・・・もっと君のことを信じるべきだな・・・。)
24 = 1 :
男「まぁとにかく食うか!!ほら座れ。」
(・・・・・・・・って冷静になってみたら、別に購買行ったあとでも二人で食べれるし・・・。
女があんな事思ってたから・・・つい夢中になって女の手引っ張って来ちゃったよ・・・。
でも今更購買行こうとも言えないよな・・・。)
女「あ、あぁ・・・隣、いいか?」
男「離れてたら意味ないだろ?ほら、こっち来な。」
(しかもよく考えたら箸一本だし・・・どれもこれも考えなしに突っ走っちゃう俺の悪いクセがなければ
大丈夫だったかもしれないのに・・・。でも、女は普段どおりに戻ったからいっか・・・。)
女「男、ちょっといいか?」
(今日の・・・男は、なんだかいつもより・・・私の胸をあったかくさせてくれる・・・。でも・・・。)
男「!!・・・・な、なんだ?」
女「その、罰ゲームというものを私に科してくれないか?」
(せめてこれくらいのことは・・・こんなことじゃないと男には・・・これから会わせる顔がない。)
男「うっ・・・・・・そ、そうか・・・・。」
女「約束を破ってしまったんだ。当然罰は受けるべきだ。なんでも言ってくれ。」
男「・・・・・・う~ん・・・わかった。そこまで言うなら・・・」
25 = 1 :
グウゥ~~~~・・・・・。
男「あ・・・。」
女「どうやら君のお腹の方はこれ以上我慢できないみたいだな。」
(男のお腹の音・・・。なんだか可愛いらしい音だな。)
男「う・・・///と、とりあえず・・・食うか!!」
女「ああ、と言いたいところなんだが男・・・お箸が一人分しかないんだが・・・。」
男「・・・あー・・・。」
女「・・・・・。」
(これは・・・私が男に食べさしてあげるべきなのだろうか・・・。男嫌がらないかな・・・。)
男「ちょ、あ・・・いや・・・先、女食べろよ。その後・・・俺食うから。」
女「む・・・それはダメだ。」
男「え・・・なんで。」
女「・・・・・。」
(私が使ったあとのお箸で・・・男がそれを使うと思うと・・・・・・恥ずかしい・・・。)
「君の為に作ったんだ。君が先に食べるべきだろ?」
男「・・・じゃあ、ジャンケンしよ!!それでいいだろ?公平にいこう!!」
女「む・・・わ、わかった。公平だな・・・。」
・
・
・
男「よし、俺の勝ちだ・・・女先食べろ!!」
(こうでもしないと女食べないだろうしな・・・。ふぅ)
女「むぅ・・・ま、負けは負けだからな。」
26 = 1 :
パカッ
男「うっわぁ、美味そうだな・・・。」
女「まぁ、毎日作ってるしな、それに今日は腕によりをかけたんだ。当然の事だ。」
(まじまじと見られると・・・恥ずかしいな・・・。)
男「んじゃ先食っちゃえよ。くれぐれも俺の分まで食うなよ?」
女「別には私は君ほど食い意地は張ってないからな。安心しろ。」
(ついに・・・この箸・・・使ってしまうんだ・・・。う・・・。)
男「どうした?早く食べろよ。俺のお腹がさっきから鳴いて止まないんだけどな?」
女「わ、わかった・・・。」
パクパクパク
女「・・・男の番だ・・・。」
男「ん?早くないか?まだ全然食べてないだろ?」
女「いいから、食べてくれ。元々君の為に作ったんだ。とにかく私は先に食べたぞ。」
(これ以上・・・箸に口をつけるのは・・・ちょっと無理だ・・・。)
27 = 1 :
男「んじゃ、いただきまーす!!」
女「おあがりなさい、だ。」
(男・・・嫌じゃないのかな・・・私・・・なんかと・・・)
パクッ
女(間接キス・・・)
男「ブフゥ!!??ゴホッ・・・ゴホ・・・」
女「男どうした?もしかして美味しくなかったのか?」
(おかしいな、私が食べたときはなんともなかったのに・・・。)
男「・・・いや、ちょっと、むせただけ・・・それだけ・・・」
パクッ
女(あ・・・)
パクッ
女(・・・また・・・男・・・もしかして間接キスとか意識しないのか・・・。
いや、私がそういうものの対象じゃないだけかもしれないのな・・・。)
男「・・・・・美味いな!!とくにこの厚焼き玉子!!俺この味結構好きかも。」
女「そうか、それはなによりだ。どんどん食べてくれ・・・。」
男「んじゃ遠慮なく。」
女「・・・・・・・・・・・・・。」
(今見ると・・・中庭がこんなに心地いい場所だなんて思わなかった・・・。
いや・・・恐らく心地いいと思うのは・・・二人で・・・男と一緒にいるからなんだ・・・。)
男「・・・モグモグ」
女「・・・・。」スッ
(男がさっき掴んだ腕・・・とってもあたたかくなってる・・・。)
男「・・・・。」
女(最近私の中の男がなんだか・・・胸の中でどんどん大きくなっていくんだ・・・。
さっきみたいなちょっと強引な男も、お腹の音聞かれて恥ずかしがっている男も・・・
私の中を・・・たくさん・・・たくさん・・・暖かくしていくんだ・・・。)
男「・・・モグ・・・モグ。」
女(なんだろう・・・なんかそれがとても嬉しいと思うし、苦しいと思うんだ・・・。)
男「ビクッ!!・・・」
(食事に集中できねぇ・・・。)
28 = 1 :
男「女・・・食べるか?」
女「いや・・・実を言うと・・・もうお腹一杯なんだ。全部食べていいぞ?」
(・・・胸が苦しくて・・・とても何か食べようとは・・・思えない・・・。)
男「そ、そうか・・・モグモグ・・・・・」
女「・・・・・・ハァ・・・。」
(男が美味しそうに食べてくれてる・・・。人の為に料理は良いものだな・・・。)
男「・・・・・ごちそうさま!!」
女「おそまつさま、だ。どうだ・・・味の方は?」
(男の為に・・・一生懸命・・・頑張ったんだ・・・きっと男なら美味しいって言ってくれる・・・。)
男「あぁ、すっごい美味かった!!」
女「そうか・・・。良かった・・・」ニコッ
男「!!あ!!・・・あぁ・・・」ドキドキ
女「?どうしたやっぱり美味しくなかったのか?」
(どうしよう・・・もしかして無理して美味しいって言ってくれたんじゃ・・・。)
男「い、いや。弁当は美味かったよ、これは本当・・・。」
女「でも顔が赤いぞ・・・?本当はどうなんだ?」
(どうしたんだ・・・?私・・・ちゃんと作ったつもりなのだが・・・。)
男「本当に本当!!だから・・・ちょっと、落ち着かせてくれ・・・。」
(う・・・・・・いかんいかん・・・前に女の笑顔見てから・・・なんか・・・すっげードキドキする・・・?)
29 = 1 :
男「女、誰かと一緒に食べるってのも、結構いいだろ?」
女「あぁ、そうだな。君のおかげで少し考え方が変わったよ。」
(本当に・・・幸せな時間だった・・・でも、もう終わりなんだな・・・、いや・・・別に毎日会えるんだ・・・。
だけど・・・そう思ってもやっぱり寂しい・・・。)
男「・・・・・・さっきさ、女に罰を科せれるってあったよな。」
女「あ、あぁ・・・。なんでも言ってくれ・・・。」
(そ、そうだった・・・すっかり忘れたいた・・・)
男「じゃあさ、・・・明日から毎日俺にお前の作った厚焼き玉子を食べさすってのは?!」
女「え・・・」
男「いや、別に厚焼き玉子だけってワケじゃないぞ?女が入れたいならご飯なり、唐翌揚げなり入れてもいいぞ?
ただし、俺が味を認めたのは玉子だけだからな。それ以外のヤツはお前と一緒に食べて、俺がその場で採点さしてもらうけどな!!」
女「・・・・・・・・・あぁ。わかった・・・。罰なら仕方ない・・・な。」
(・・・・・・ダメだ・・・ちゃんと・・・会話しないと・・・胸が高鳴って・・・喋り・・・にくい・・・。)
男「そう!だから明日からも頼むぞ?」
女「望むところだ・・・私には厚焼き玉子以外にも君を唸らせる料理はまだまだたくさんあるぞ?」
(・・・・・・男・・・・・・私は・・・君と一緒にいれると・・・嬉しい・・・。男の為に・・・頑張りたい。
男が喜ぶと・・・私はとっても嬉しくて・・・もっと嬉しくなるにはどうしたらいいのかと考えてしまう・・・。
男・・・私は・・・私は・・・)
男「どわぁあああ!!??も、もう昼休み終わるぞ?早く教室戻るぞ!!」タッタッタッタ
女「あ・・・男・・・。」
(どうしたんだろう・・・いきなり・・・)
男(うっわぁああああ・・・・なんで俺が逃げるんだよ・・・。落ち着け俺!!あいつは友達・・・女は友達・・・・・・友達・・・。)
30 = 1 :
一応ここまでで前に書いたヤツは終わり。
次から続き書いてきます。
31 = 17 :
wktkして待ってるぜ!
32 :
しえん
たのしみにしてます
33 = 1 :
女「・・・・・・。」
(男・・・昨日はどうしたんだろか。様子が変だったが・・・あれからすぐ帰ってしまって理由も聞けなかったな・・・。)
男「おっはよーっす!」
女「あぁ・・・おは」
男友「おぉ男!はよー。今日元気いいな?」
男「まぁな!」
女「あ・・・男。」
(わ・・・私じゃなかったのか・・・男の声ですぐ反応してしまった・・・いけないいけない・・・)
男「あ・・・よ、よう女。おはよ・・・。」
女「おはよう・・。・・・・?どうした?」
(今日の男・・・いつもより様子が変だな?男友の時はいつも通りに聞こえたんだが・・・。)
男「い、いや!なんでもないぞ?いつも通りだ・・・。・・・・・んじゃ、先行くからっ」
女「あ、あぁ・・・。」
友女「よぅ男!おはよーっす!なに急いでんの?うんこ?」
男「うっせー違ぇよ!!朝からんなこと言うなっつの!!」
女(・・・いつも通り・・・だな・・・。)
34 = 1 :
キーンコーンカーンコーン
男「ふぁあ~世界史の授業はいつ聞いてもダルいなぁ~」
友女「とか言ってあんたいっつも寝てるでしょ?」
男「睡眠学習だっつの。」
友女「そういってあんたノートどうすんの?いつもとってなくない?」
男「あ・・・いや、まぁな・・・。」
友女「ほらっ」バサッ
男「ん?」
友女「今の奴ノートとってないんでしょ?私の貸したげる」
男「あっいや・・・俺は・・・。」
友女「い、いいからいいから!放課後までには返してよね!」ガタッ
男「あ、あぁ・・・。」
(・・・今日だけなら・・・大丈夫・・・だよな。)
35 = 1 :
キーンコーンカーンコーン
男友「よっしゃー!待ちに待った昼休みだ!」
男「あー腹減ったー・・・。」
女「男?」
男「あっ・・・な、なんだ?どうした?」
女「いや、今日君はまだ私にノート借りにきてこないからな・・・どうしているかと思ったんだが」
(・・・やっと、言えた。休み時間のたびに言おう言おうと思って結局言えなかったが・・・今度は言えたぞ。)
男「あ、あぁノートなその事なんだけど・・・」
友女「おーい男!」
男「ん?なんだ?」
友女「なんだって・・・ほらっ。さっきのノート!」
女「えっ・・・」
(ノート・・・?男・・・友女から・・・?)
男「あ、あぁ悪いな・・・」
友女「んな事思ってんなら授業中に寝んなよっ。んじゃ」
女「・・・・・友女からノートを借りているのか?」
(どうして・・・だろう?私のノート・・・男には読みにくかったのか・・・?)
男「あ、あぁ・・・いや、いつも女ばっかりにノート借りるのも悪いと思ってさ・・・。」
女「そう、か・・・君らしいといえば君らしいな・・・まぁたまには今日みたいな日も悪くないな。」
(・・・でも・・・私は君に・・・ノートを貸すなんてちっとも苦に思わないんだがな・・・。)
男「・・・・・・悪い。」
女「ど、どうした?なにもそこまで深刻な顔になるな。たかがノートだぞ?」
(私はもっと・・・男に頼られていたい・・・ほんの小さな男との繋がりを・・・失くしたくない・・・。
もしかしたら・・・このまま・・・?うぅ・・・なんだ・・・。胸が・・・締まって・・・苦しい・・・・)
男「あぁ、そうだな。」
(お前こそ・・・たかがのノートでなんでそこまで不安に・・・深刻な顔になるんだよ・・・。)
36 :
男「それにしたって今日だけだからな。ノートを友女に借りるのは。」
女「そうか・・・そうだな。」
(今日・・・だけ・・・なんだ。大丈夫だ明日からはまたいつも通り・・・。でも・・・)
女「・・・私は図書委員の事で呼び出されているから今日はお昼一緒に食べれないな。」
(う・・・なんで・・・こんなに・・・不安になるんだ・・・。)
男「あぁ、・・・・・・・頑張ってこいよ。」
女「あぁ。これ、君の分の弁当だ。後で感想聞かしてもらうぞ?」
(今日のお弁当は自信作だったんだが・・・できれば食べながら感想を聞きたかったな・・・。)
男「あぁ、それじゃあな・・・。」
女「また午後の授業で会おう。」
(男・・・なんだか様子が変だった・・・。私も・・・なんか変だっ・・・)
男「・・・・・。」
37 = 36 :
男「・・・・・ハァ」
(くっそ~・・・・女の顔見ちゃうとあの笑顔が頭の中に出てきて上手く喋れなくなるな~
女も俺の様子に気付いてたみたいだし・・・変に不安にさせちゃったなぁ。)
男友「おぉ?溜め息だなんて珍しいな?悩み事でもあんのか?」
男「あぁ・・・ちょっとな・・・。」
男友「・・・なんだなんだ?ちょっと俺に話してみなさいよ?」
男「えぇ?いいよ。お前に話してもしょうがないし」
男友「んなこというなよぉ~俺とお前の仲だろ?なっ?」
男「う~ん・・・・・。じゃ・・・・あのさ。」
男友「ん?」
男「もしもだぞ?もしも・・・誰かの心の声が聞こえたらどうする?」
男友「・・・男子?女子?」
男「・・・いちおう・・・女子の・・・」
男友「・・・え・・・・?・・・・・・・攻略本手に入れたようなもん?」
男「いやいやいやいやいや!!」
38 = 36 :
男「もっと真面目に答えてくれよ!」
男友「真面目って言ってもな~心の声聞こえるなんてどっかのドラマじゃあるまいし・・・。」
男「そうなんだけどさ!でももっと真剣に頼む!」
男友「もしもの話で真剣につってもな・・・。」
男「う・・・。」
男友「そうだなぁ・・・でも・・・それってやっぱり悪いことではないだろ?」
男「あぁ・・・まぁな。」
男友「人間どんなに相手のこと思っても間違いが起きるもんだからな。そういう間違いがなくなったり
相手の気持ちをしっかり尊重することができていいんじゃないか?」
男「でもさ・・・相手の気持ちが・・・ダイレクトにくるんだぜ?それってどうよ?」
男友「ん~まぁ重いっちゃ重いな。たてまえで好きとか言われても本音でボロクソに言われたら
そうとうキツイな。俺なら一週間は部屋から出れない!」
男「いや・・・そうじゃなくて・・・相手が俺を思っていてくれる・・・って気持ちだよ」
男友「あ~べた惚れってやつ?」
男「い、いや惚れてるとかじゃなくて・・・慕ってくれてるとか信頼されてるとか・・・だよ」
男友「ふ~ん・・・まぁ嫌われてないんだったら相手の気持ち考えてやることがいいと思うけどね。」
男「あぁ・・・やっぱそうだよな・・・。」
男友「ま、俺はお前と違うから相手に合わすなんてやり方あんま好きじゃないけどな。」
男「はは・・・お前らしいよ。」
39 = 36 :
男友「ところでお前昼まだだろ?早く食おうぜ!!」
男「そうだな。そういえば腹減ったわ。」ゴソゴソ パカッ
男友「む?なんだその弁当」
男「あぁ、女に作ってもらったんだよ」
男友「マジかよ?へぇ~・・・女にね~・・・お前あーいうのが好みなのか」
男「ち!!??ちっげぇよ!あ、あいつは・・・あくまで・・・仲のいい友達ってだけで・・・。」
男友「ふーん、まぁいいけどな。てかお前ら中学からよく話してるのか?高校じゃ仲いい感じだけど」
男「別に、普通だよ。でも中学の女子のなかじゃ一番話してたかな・・・。」
男友「ずばり!どこに惚れた?」
男「ブフッ!だ、だから惚れてないっつの!」
男友「へぇ~?ま、そうはいっても女の方は確実にお前に惚れてるだろ。」
男「な、なんでだよ・・・。」
男友「いや、普通に考えたらわかるだろそれくらい・・・。好きでもない奴にこんな美味そうな弁当作ってくるか?」
男「いや、弁当作ってこいっていうか・・・頼んだのは厚焼き玉子だけなんだけど・・・。」
男友「んなもん関係ねぇ!お前な、それって毎朝俺に味噌汁作ってくれって言ってるようなもんだぞ?」
男「は・・・・?」
男友「だから!早い話お前のことが好きだ結婚しよう一生一緒にいてくれや!!ってことだよ!!」
男「なんでそうなんだよ!女だってそんなこと思ってないぞ!」
男友「はっは~ん・・・?お前には女の思ってることわかるんだぁ~?」
男「あっいや・・・そうじゃないかと・・・俺の予想だよ・・・。」
男友「ま、女が意識してるって事は確かなんだ。お前もちゃんと、女の気持ちこたえてやれよ?」
男「あぁ・・・やっぱ・・・そうなんだよな・・・。」
(俺・・・女の事・・・・どう思ってんだろ・・・。)
40 = 36 :
んじゃ今日はここまででー
おやすみなさい。
41 :
今北
続き松
42 :
続きが楽しみだ
紫煙
44 :
キーンコーンカーンコーン
男友「うげっもう昼休み終わりかよ!あ~五時間目が一番眠くなるんだよな~」
男「次は数学か・・・。絶対寝るわ俺」
男友「そんなのいつもの事だろ。んじゃ俺席に戻るから。・・・女と仲良くな!」
男「ってめぇ~・・・・。」
女「あのっ男・・・。」
男「おっ女。図書委員のお勤めご苦労さん。」
女「あ、あぁ。それでだな・・・今日の弁当はどうだった?君の意見を聞かして欲しいなと・・・思ってな」
(今日のは自信作・・・ちゃんと男のために頑張ったんだ・・・大丈夫のはず・・・でも、もし美味しくないなんて言われたら・・・。
もう作って欲しくないと思われてしまうかな・・・それは・・・嫌だ・・・)
男「・・・・。めちゃくちゃ美味かったぞ!!ひょっとして今日のはかなりの自信作じゃなかったか?」
女「そ、そうか。それは良かった。別に自信作ではないよ。私はいつも通りに作ってきただけさ。」
(う・・・もしかして今日の弁当はいつもより豪華すぎたか?自信作というのが・・・バレてしまったのか・・・?)
45 = 44 :
男「そうか?まぁ俺にとってはそれくらい美味かったぞ!明日も頼むな」
女「まぁ美味しいと感じてくれるのは結構なことだ・・・。ほら弁当箱を渡せ。」
(明日も・・・今日・・・男の様子なんだか変だったが・・・いつも通りみたいだ・・・。良かった・・・。)
友女「やっば~い!!先生きちゃう!!」ガララ
男「あっ・・・それとさ」ズイッ
女「むっ?」
(なっ・・・男?)
男「このあとの数学のノートさ、もしよかったら貸してくれないか?友女のやつ字下手でさ・・・。
女の方が見やすいし、いつも見慣れてるからさ・・・いいか?」ボソボソ
女「・・・あ、あぁ・・・いいぞ」
(男・・・こんなに近くに・・・息が・・・・あたる・・・。)
男「!!!!!っ悪い!・・・・あ、じゃ・・・放課後な!!」
女「あぁ・・・・・・・。・・・・・また・・・・な」
(耳・・・すごく熱かった・・・。男の息・・・・。うぅ・・・胸が・・・。さっきまで感じたものとは・・・違う・・・・感じだ・・・。
苦しいけど・・・心地いい・・・・?)サワサワ
46 = 44 :
教師「えー・・・でここが・・・こうなってだな・・・。」
男「ぐぅ・・・・。」
女「・・・・・。」サワサワ
(耳・・・まだちょっと暖かいな・・・。男の顔があそこまで近くなるとは・・・。
・・・そういえば男・・・私のノートは見やすいって言ってくれたな・・・。
今日の男・・・昼休みの前まではなんか私を・・・さけていたというか・・・畏縮してるというか・・・。
ノートの事だって・・・あの時は・・・すごく・・・・・・嫌だった・・・・。
男は私の事を思ってやってくれたのだろうけど・・・だが・・・
それがすごく・・・不安だった・・・もしこのまま友女にずっとノートを借りてしまったらと思ったら・・・。
急に・・・胸が締まって・・・変な気持ちだった・・・男が私以外の・・・誰かに親しくなって欲しくない・・・。
なんでこんなこと思ってしまうんだろう・・・男友とはいつも話してるじゃないか・・・。いや・・・友女・・・
だからなのか・・・?もしかして私・・・嫉妬・・・しているのか・・・?・・・・・・男・・・・・・。
で、でも・・・私のノートを選んでくれたって事は・・・嬉しいな・・・。
よ、よし・・・この授業は頑張ってノートをとろう・・・。)
男「・・・・・・ぐぅ・・・・。」
47 :
支援じゃ支援じゃ!
祭の再開じゃぁ!
八月以来の祭じゃ!
49 :
支援
待ってるぜ!
50 :
おお、続きか。
表クール裏デレもないかn・・・なんでもないです・・・。
超支援
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