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    元スレこりずに新?ジャンル「勇者と女魔法使い」

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    151 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 19:05:19.99 ID:KGq+kV+H0 (+3,+12,-1)
    152 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 19:27:06.24 ID:O0T2v0DH0 (-23,-11,-1)
    153 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 20:09:55.52 ID:eFggJGTD0 (+4,+19,+0)
    154 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 20:16:38.67 ID:xwaYAj4NO (+5,+15,+0)
    155 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 20:25:44.36 ID:/he0inRDO (-18,-6,-4)
    156 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 20:35:19.80 ID:/xRlT42w0 (-11,+3,-1)
    157 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 20:56:54.27 ID:xwaYAj4NO (-6,+3,-1)
    158 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 20:56:58.74 ID:pXCkd1IG0 (-5,+9,-1)
    159 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 21:45:21.84 ID:qm3w4UFPO (-21,-11,-3)
    保守
    160 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 21:49:03.86 ID:xwaYAj4NO (+35,+30,-112)
    >>151-158
    ――星降りのタタン
     
    それは、勇者が死んだと言う報せが町を駆け抜けた一週間後の出来事だった
     
    勇者が死んだ場所、魔王の城を中心にして、無数の星が降り注いだ
     
    ほとんどの人間は何が起きているのか、ほとんど把握出来ていなかった
     
     
     
    その後、魔王の城の消滅を女魔法使いの家に報せに来た者が来た時、女魔法使いの家は廃墟と化していた
     
    この出来事を城のもの達は星降りのタタンと呼んだ
    161 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 22:11:46.94 ID:qm3w4UFPO (-4,+5,-2)
    162 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 22:20:37.92 ID:5eoLpeOmO (+10,+20,-4)
    ん?>>1はどうした?
    163 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 22:35:24.08 ID:qm3w4UFPO (+24,+29,-14)
    ええいヒゲはまだか
    164 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 22:41:32.48 ID:8c7Hbtnc0 (+50,+30,-68)
    勇者へ。

    あんたがいなくなってから今日で3年ね。

    2年前に魔王を討伐したって知らせが届いたわ。

    でもあんたはそれ以来、人前に姿を見せてないみたいじゃないの。

    そろそろ帰って来てもいい頃じゃない?

    せめて生きてるかくたばったかははっきりさせなさい。

    もし生きてたらあんたのとこに行ってやるわ。

    その時はまたお酒でも飲みながら話しましょう。

                       女魔法使いより


    第三章、「勇者と女魔法使いの行く末」
    165 : ◆ANekjj - 2008/10/01(水) 22:41:58.58 ID:8c7Hbtnc0 (+35,+25,-5)
    トリつけるの忘れてたwww
    166 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 22:51:15.13 ID:lcZei2rZ0 (-14,+0,+0)
    wktk
    167 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 22:54:37.49 ID:qm3w4UFPO (+24,+29,-16)
    展開が早いなぁ
    ヒゲ支援
    168 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 23:07:14.51 ID:EBZu7LjZO (-24,-9,-1)
    支援
    169 : ◆ANekjj - 2008/10/01(水) 23:13:54.55 ID:8c7Hbtnc0 (+50,+30,-98)
    送るあてのない手紙を書き終わり、女魔法使いはため息をつく。

    勇者がこの町を出て、いろいろな事が変わった。
    女魔法使いは、先代から研究し続けていた魔法による発電システムが完成し、
    一躍その名声を国中に広めた。
    仕事もそれ以前とは比較にならないほど舞い込んできた。
    富と名誉を手に入れた女魔法使いは、魔法の研究だけに没頭することができた。
    170 : ◆ANekjj - 2008/10/01(水) 23:19:54.43 ID:8c7Hbtnc0 (+50,+30,-49)
    魔法使い(…ふう。)

    魔法使い(研究しかすることが無いとはいえ、こんなものを書いてしまうとは…)

    魔法使い(勇者…やっぱりくたばっちゃったのかな。)

    魔法使い(人里離れた場所で暮らしてるってこともあるけど…。)

    魔法使い(…あ、もうウイスキー切れた。飲み足りないなあ…。)
    171 : ◆ANekjj - 2008/10/01(水) 23:33:43.47 ID:8c7Hbtnc0 (+50,+30,-53)
    魔法使い(生きてるとすれば、ほかの女性と暮らしてるのかな?)

    魔法使い(いろんな国へ行って、いろんな女性とも出会う。)

    魔法使い(そんな中で勇者が好意を持つ人が現れるのも当り前か。)

    魔法使い(もともとあいつ、女好きだったし。)
    172 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 23:43:31.27 ID:d4qQm8QCO (-16,-9,+0)
    ……(´;ω;`)
    173 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 23:48:09.11 ID:nbg1HYu8O (+32,+29,-25)
    今更だけど、新?ジャンルって事は髭=妹萌えの人でおk?
    174 : ◆ANekjj - 2008/10/01(水) 23:51:08.33 ID:8c7Hbtnc0 (+50,+30,-143)
    魔法使い(でも…、勇者は私を抱いてくれた。とても、優しく。)

    魔法使い(私の体の感触、あいつは忘れちゃったのかな…)

    魔法使い(私は一度だって忘れたことがないのに。)

    魔法使い(……あぁ、もう!私、何考えてんの!)

    魔法使い(もう、忘れよう…)

    魔法使い(私は魔法使い。恋愛感情など持ち合わせない。)

    魔法使い(あしたはアテガミーでの講義。早く寝なきゃ。)

    魔法使い(おやすみ、勇者。もうあんたのことは考えない。)


    彼女はベッドに横たわる。酔いのせいか、あっという間に眠気が女魔法使いを包んだ…。
    175 : ◆ANekjj - 2008/10/01(水) 23:52:13.38 ID:8c7Hbtnc0 (+53,+29,-1)
    >>173
    ロリコンだが、妹萌えではない。
    176 : 以下、名無しにか - 2008/10/01(水) 23:53:55.70 ID:iBX36vnbO (+22,+29,-18)
    酉が姉萌えだと申しております
    177 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 00:07:46.90 ID:TAiLbZ2P0 (+28,+30,-31)
    勇者「いらっしゃいませー!」

    勇者「注文は?」

    「んーっと、デビルフィッシュのムニエルと、ミネストローネ。」

    勇者「かしこまりました!」
    178 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 00:12:41.26 ID:TAiLbZ2P0 (+28,+30,-41)
    「兄ちゃん、会計ー!」

    勇者「はーい!合計800Gになります!」

    勇者「また来てくださいねー!」

    勇者「ふうーっ、もうこんな時間か。店、閉めようかな。」
    179 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 00:17:05.97 ID:SdDPjNhoO (+16,+18,-16)
    もしドラクエの世界なら800Gはかなり高いwww
    180 : ◆ANekjj - 2008/10/02(木) 00:25:20.24 ID:TAiLbZ2P0 (+28,+30,-46)
    勇者(魔王を倒してからちょうど3年か…)

    勇者(この料理屋もこの3年でだいぶ繁盛し始めたなあ。)

    勇者(顔だって、賢者にかけてもらった魔法で別人みたいになってるし。)
    181 : ◆ANekjj - 2008/10/02(木) 00:42:32.51 ID:TAiLbZ2P0 (+50,+30,-62)
    勇者(今じゃ、俺はただの料理屋の店長。)

    勇者(正直、勇者っていう肩書は俺には重すぎた。)

    勇者(どこに行っても過剰な期待をかけられて、無条件に信頼されて。)

    勇者(今の生活のほうが楽だ…)

    勇者(魔王討伐に出る前の生活に似てるな。)
    182 : ◆ANekjj - 2008/10/02(木) 00:56:00.43 ID:TAiLbZ2P0 (+45,+30,-62)
    勇者(適当に金を稼いで、遊んで、酒飲んで…)

    勇者(…また女魔法使いと飲みに行きたいな。)

    勇者(あいつ、男できたかな?)

    勇者(まあ、できてねえだろうな。)
    184 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 01:27:56.08 ID:oXr/7304O (+15,+25,-1)
    終わらせない


    続きマダー
    185 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 01:45:14.22 ID:vqwo0Hmz0 (+2,+12,-1)
    186 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 02:15:14.74 ID:0QNipokk0 (-13,+1,+0)
    ほしゅ
    187 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 02:30:09.35 ID:cvekHbbhO (-2,+12,-1)
    188 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 02:54:01.44 ID:SdDPjNhoO (+22,+29,-4)
    寝やがったな

    保守
    189 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 03:42:04.08 ID:hMKi5vK10 (-2,+12,-1)
    190 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 04:19:27.69 ID:cvekHbbhO (-26,-11,-1)
    191 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 05:39:48.12 ID:nNl4xJSUO (+0,+12,-1)
    192 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 06:17:16.08 ID:/vTYK2Cq0 (-24,-12,+0)
    ho
    193 : ◆ANekjj - 2008/10/02(木) 06:20:53.27 ID:TAiLbZ2P0 (+45,+30,-46)
    勇者(あいつ、俺の帰りを待ってたりすんのかな?)

    勇者(一緒に住んだこともあったしな。)

    勇者(おまけに俺のこと好きみたいだったし。)

    勇者(…よし、戻ってみるか、あの町に。)
    194 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 06:28:13.15 ID:4l+X/Gb00 (-24,-9,-1)
    支援
    195 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 06:32:02.55 ID:nLWxvzunO (+32,+29,-17)
    >>175
    いや、その昔新?ジャンル「妹萌え」というスレがあってだな
    196 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 07:08:27.41 ID:oNNEM2KL0 (-27,-12,+0)
    ho
    197 : ◆ANekjj - 2008/10/02(木) 07:13:45.27 ID:TAiLbZ2P0 (+50,+30,-57)

    魔法使い「男ー、朝食できたわよ!起きなさい!」

    「うぅ…もうちょいっと寝かせてくれませんか…?」

    魔法使い「そんなこと言ってると仕事に遅刻するわよ?」

    魔法使い「とにかく、朝食が冷めないうちに起きてね!」
    198 : ◆ANekjj - 2008/10/02(木) 07:17:12.86 ID:TAiLbZ2P0 (+50,+30,-51)

    「いってきまーす。」

    魔法使い「いってらっしゃい。」

    バタン

    魔法使い「……ふう。」

    魔法使い(…妻って役割も結構忙しいものね。)

    魔法使い(男もちょっとは家事を手伝ってくれるとありがたいんだけど。)
    199 : 以下、名無しにか - 2008/10/02(木) 07:19:25.21 ID:oNNEM2KL0 (+12,+27,-1)
    なん・・・だと・・・?
    200 : ◆ANekjj - 2008/10/02(木) 07:26:05.96 ID:TAiLbZ2P0 (+50,+30,-130)
    女魔法使いが男と結婚して半年以上が過ぎた。

    子孫を残すための半ば義務的な結婚だったが、それなりに楽しくやってるらしい。

    5年もたてばさすがに勇者のことも(綺麗さっぱりとまではいかないが)忘れることができた。

    いや、正確に言えば勇者に対する感情を抑えることができた、ということだ。

    男はなかなかにうだつの上がらない夫ではあったが、優しく、いつも女魔法使いのことを考えてくれている。

    こんな暮らしもいいか。と、女魔法使いも思っていた。
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