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元スレ【らき☆すた】新ジャンル?「ヤンデレこなた」Part11【(=ω=.)】
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以下、男と柊かがみのメールをダイジェストで御贈りします。
「泉って話題的に考えてゲームとかオタクな会話になりがちだと思うんだけど、柊とかはどんな話題で盛り上がるんだ?」
「うーん、アイツは結構お構いなしに振ってくるよ(笑)それにゲームの話題なら私も分かるしね」
「へー、柊もゲームするんだ。なんか親近感沸いた」
「ま、シューティングゲームだけどね。なんか今の男に親近感沸いたとか言われるとイヤだな(笑)」
「失礼な!シューティングっていうと怒首領○とか○姫とか斑○とかか?」
「○鳩と○首領蜂は途中で諦めたな(笑)グラ○ィウスⅤは二週目の三面までノーミス自信あるよ」
「俺255週出来るよ」
「無駄に凄いわね」
以下、男と泉こなたのメールをダイジェストで御贈りします。
「だよな!やっぱりエメラダは大きくせずにクリアだよな!!」
「うむ。して男の最強パーティーは?」
「フェイ、先生、エメラダかな?主は?」
「んー、フェイ、先生、若かな?」
「うはwwバランスブレイカーktkr」
「ビリーとかも結構チートな気がするけどねー、ところで男はサーガやったの?」
「エピソードⅡは未だにトラウマ。邪神モッコ.....いや、何でもない」
「邪wwwwww神wwwwwwあれは暗黒ヤング伝説に匹敵する威力だったwwwwww」
新学期開始から一ヶ月経っても俺は結局バイトも辞めずに馬鹿ばっかしてる。
アーカイブスでゼ○ギアスを購入して休日潰して二日でクリアしたし、みのると再放送を祝って一緒にハルヒの一期全巻も見た。
あー、超おなか減ったしwwwwwwとか言ってるスイーツ(笑)と互角に渡り合えるリア充だ。ついでに言うと俺のC○さくらのフォルダもアツアツのホクホクになった。
「オッス、オラ泉!」
「うはww広がるパノラマ」
「おねぇーちゃん、ゆきちゃん、男くん帰ろー」
それと、委員会の帰りのメンバーが決まりつつあった。
「だから、Z.O.Eはアヌビスが名作なだけで、一作目しなくてもいいんだよ。蛇足も良いトコ」
俺と、
「でも、やっぱり一作目のサブウエポンの使いにくさは異常」
泉と、
「あっちは相変わらずゲームか。なんか私達が話題に困るのは何でかねー?」
柊と、
「集団心理的には大勢の方が少数の方の話に興味を示す事が多いらしいですよ?」
高翌良さんと、
「私も混ざりたいなー」
つかさだ。
俺は大概こなたとコアなネタで喋りまくってるだけだが、時たまつかさとも喋るようにもなった。
もちろん、噛んでないぞ!
「男君は歯医者好きなの?」
「は?なんで?」
「だって、ど、ドリルとか好きなんでしょ?男の子って」
「一体どんな先入観だよww男でも歯は削られるの嫌だよ?」
「そ、そうだよねー!よかったー」
なんか本当に天然だな。この子。癒し系っていうのかな、こういうの。
「男ー、今日もバイトなのー?」
「今日は入ってないよ、なんだ?なんか様か?」
「うむ、二人で秋葉出ようよ」
「いやだよ、柊と行けよ」
秋葉で幼女と一緒とか私服警官に確実に声掛けられるよ。
「えーいいじゃん。ギャルゲー買いたいからさ、かがみん達とだとかがみん達がかわいそうじゃん」
「俺はいいのか、俺は
「泉って話題的に考えてゲームとかオタクな会話になりがちだと思うんだけど、柊とかはどんな話題で盛り上がるんだ?」
「うーん、アイツは結構お構いなしに振ってくるよ(笑)それにゲームの話題なら私も分かるしね」
「へー、柊もゲームするんだ。なんか親近感沸いた」
「ま、シューティングゲームだけどね。なんか今の男に親近感沸いたとか言われるとイヤだな(笑)」
「失礼な!シューティングっていうと怒首領○とか○姫とか斑○とかか?」
「○鳩と○首領蜂は途中で諦めたな(笑)グラ○ィウスⅤは二週目の三面までノーミス自信あるよ」
「俺255週出来るよ」
「無駄に凄いわね」
以下、男と泉こなたのメールをダイジェストで御贈りします。
「だよな!やっぱりエメラダは大きくせずにクリアだよな!!」
「うむ。して男の最強パーティーは?」
「フェイ、先生、エメラダかな?主は?」
「んー、フェイ、先生、若かな?」
「うはwwバランスブレイカーktkr」
「ビリーとかも結構チートな気がするけどねー、ところで男はサーガやったの?」
「エピソードⅡは未だにトラウマ。邪神モッコ.....いや、何でもない」
「邪wwwwww神wwwwwwあれは暗黒ヤング伝説に匹敵する威力だったwwwwww」
新学期開始から一ヶ月経っても俺は結局バイトも辞めずに馬鹿ばっかしてる。
アーカイブスでゼ○ギアスを購入して休日潰して二日でクリアしたし、みのると再放送を祝って一緒にハルヒの一期全巻も見た。
あー、超おなか減ったしwwwwwwとか言ってるスイーツ(笑)と互角に渡り合えるリア充だ。ついでに言うと俺のC○さくらのフォルダもアツアツのホクホクになった。
「オッス、オラ泉!」
「うはww広がるパノラマ」
「おねぇーちゃん、ゆきちゃん、男くん帰ろー」
それと、委員会の帰りのメンバーが決まりつつあった。
「だから、Z.O.Eはアヌビスが名作なだけで、一作目しなくてもいいんだよ。蛇足も良いトコ」
俺と、
「でも、やっぱり一作目のサブウエポンの使いにくさは異常」
泉と、
「あっちは相変わらずゲームか。なんか私達が話題に困るのは何でかねー?」
柊と、
「集団心理的には大勢の方が少数の方の話に興味を示す事が多いらしいですよ?」
高翌良さんと、
「私も混ざりたいなー」
つかさだ。
俺は大概こなたとコアなネタで喋りまくってるだけだが、時たまつかさとも喋るようにもなった。
もちろん、噛んでないぞ!
「男君は歯医者好きなの?」
「は?なんで?」
「だって、ど、ドリルとか好きなんでしょ?男の子って」
「一体どんな先入観だよww男でも歯は削られるの嫌だよ?」
「そ、そうだよねー!よかったー」
なんか本当に天然だな。この子。癒し系っていうのかな、こういうの。
「男ー、今日もバイトなのー?」
「今日は入ってないよ、なんだ?なんか様か?」
「うむ、二人で秋葉出ようよ」
「いやだよ、柊と行けよ」
秋葉で幼女と一緒とか私服警官に確実に声掛けられるよ。
「えーいいじゃん。ギャルゲー買いたいからさ、かがみん達とだとかがみん達がかわいそうじゃん」
「俺はいいのか、俺は
あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ!
『俺は誘いを断ったと思ってたらいつのまにかメイド喫茶にいた』
な・・・何を言ってるのかわからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった。
頭がどうにかなりそうだった・・・
埼京線だとか環状線だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・。
「おい、なんだここは?」
「メイド喫茶。知らないとは言わさないよー」
「いや、ギャルゲー買いに来たんじゃねえのか?」
こなたはウェイターのメイドを捕まえて、メロンソーダを二個注文する。
「ここは無理言って付いて来てもらったし、あたしが奢ってあげるよー」
「あ?ああ、悪いな」
ま、いいさ奢りならな。
「男さー」
「うん?」
「つかさのこと好きだよね?」
ΩΩΩ<what happen!!!?
い!いや、落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ1…2…3…5…7…11…13…17…19
「ば、馬鹿言えよww俺がいつ、つかさのぱっちりたれ目がいいよなーとか、リコーダー吹いてるとこ見て不覚にもおっきしたなんて言ったよ?」
「つかさ、結構男の事気に入ってるよー」
「mjd!!?」
こなたは首だけで肯定する。
グリーングリー○を予約した夜並みに興奮してきた!!!11
「やっぱ、好きなんだ?」
「あったりまえやろーがい!!!」
「ちょwwwwwwさっきまでの否定はどうしたww」
「うわー!どうしよ?どうすればいい!!?これはあれか?野望か?信長公の野望なのか!!?なに?草履温めましょうか!?いやいや舐めさせてもらいましょうか!??お願いします神様このままこの気まぐれを続けて!何でもすっから!いやマジで!!うーーーん、俺のこの思い神様に!!いやっっっっ!!!つかさたんに届けーーー!!!111」
「うはww男テラキモすwwwwww」
「あ、あのメロンソーダ.....」
長門に扮したメイドが引き気味にメロンソーダを二つテーブルに置くと、まるで腐ったドリアンを見るような眼で俺を見てきた。
「あ、あのじ、ジャンケンでもし、します?」
引きつった笑顔に俺が微笑み返すと、長門は半泣きで厨房に駆けて行った。
「男、ちょっと落ち着けww」
「あ、悪いwwwwwwついな?フヒヒwwwwサーセンwwwwww」
「で、付き合いたいとか思ってんの?」
「なにこのスイーツ(笑)な会話」
「あははwwたしかにそだねーwwww」
こなたはストローでソーダの氷をカラカラと回す。
「あーでも、男ーかがみんも気付いてるよ?」
「質問だ・・・・・・・・・泉が先に気付いたのか?柊が先か?教えてくれ」
ひ・・・ひと思いに泉で・・・であってくれ
「どっちだと思う?」
「ひ・・・柊?」
「NO!NO!NO!NO!NO!」
「り・・・りょうほーですかああーー!?」
「YES!YES!YES!YES!YES!」
「もしかしてオラオラですかーッ!?」
「YES!YES!YES!‘OH MY GOD’!!」
オラオラオラオラオラオラオラオラ!!!
『俺は誘いを断ったと思ってたらいつのまにかメイド喫茶にいた』
な・・・何を言ってるのかわからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった。
頭がどうにかなりそうだった・・・
埼京線だとか環状線だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・。
「おい、なんだここは?」
「メイド喫茶。知らないとは言わさないよー」
「いや、ギャルゲー買いに来たんじゃねえのか?」
こなたはウェイターのメイドを捕まえて、メロンソーダを二個注文する。
「ここは無理言って付いて来てもらったし、あたしが奢ってあげるよー」
「あ?ああ、悪いな」
ま、いいさ奢りならな。
「男さー」
「うん?」
「つかさのこと好きだよね?」
ΩΩΩ<what happen!!!?
い!いや、落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ1…2…3…5…7…11…13…17…19
「ば、馬鹿言えよww俺がいつ、つかさのぱっちりたれ目がいいよなーとか、リコーダー吹いてるとこ見て不覚にもおっきしたなんて言ったよ?」
「つかさ、結構男の事気に入ってるよー」
「mjd!!?」
こなたは首だけで肯定する。
グリーングリー○を予約した夜並みに興奮してきた!!!11
「やっぱ、好きなんだ?」
「あったりまえやろーがい!!!」
「ちょwwwwwwさっきまでの否定はどうしたww」
「うわー!どうしよ?どうすればいい!!?これはあれか?野望か?信長公の野望なのか!!?なに?草履温めましょうか!?いやいや舐めさせてもらいましょうか!??お願いします神様このままこの気まぐれを続けて!何でもすっから!いやマジで!!うーーーん、俺のこの思い神様に!!いやっっっっ!!!つかさたんに届けーーー!!!111」
「うはww男テラキモすwwwwww」
「あ、あのメロンソーダ.....」
長門に扮したメイドが引き気味にメロンソーダを二つテーブルに置くと、まるで腐ったドリアンを見るような眼で俺を見てきた。
「あ、あのじ、ジャンケンでもし、します?」
引きつった笑顔に俺が微笑み返すと、長門は半泣きで厨房に駆けて行った。
「男、ちょっと落ち着けww」
「あ、悪いwwwwwwついな?フヒヒwwwwサーセンwwwwww」
「で、付き合いたいとか思ってんの?」
「なにこのスイーツ(笑)な会話」
「あははwwたしかにそだねーwwww」
こなたはストローでソーダの氷をカラカラと回す。
「あーでも、男ーかがみんも気付いてるよ?」
「質問だ・・・・・・・・・泉が先に気付いたのか?柊が先か?教えてくれ」
ひ・・・ひと思いに泉で・・・であってくれ
「どっちだと思う?」
「ひ・・・柊?」
「NO!NO!NO!NO!NO!」
「り・・・りょうほーですかああーー!?」
「YES!YES!YES!YES!YES!」
「もしかしてオラオラですかーッ!?」
「YES!YES!YES!‘OH MY GOD’!!」
オラオラオラオラオラオラオラオラ!!!
「ところで、なんで今日はここに来たんだ?」
「ん?いや私もそろそろ労働貢献しようかと思ってね、雰囲気良いしココにしよっかな?」
「はー、初めてのアルバイトがメイド喫茶とか、黒歴史可能性大じゃん」
「いや、時給見てから言いなよww」
こなたはエレベーターの扉に貼ってあった黄色いチラシを指さす。
「ん?どらどら?.....な!なんじゃこりゃー!!」
「ね?いいでしょ?」
「高校でこの値段は良すぎだろ?なんだよこのチート!ふざけんなよ!」
「女ってさ、妙なトコで役得だよねwwwwww」
「全くだ」
そのままへらへらグダグダと駅まで歩いて帰った。
「男さ、つかさの誕生日とか知ってんの?」
「知らん!!」
「教えてあげようか?」
「いや、教えてもらってもさ、どうすればいいかワカンネェよ」
こなたは馬鹿にしたようにニヤける。
「プレゼントとか普通に喜ぶと思うけど.....」
「は?それが出来たらとっくに両手に花だぜ?彼女いない歴=年齢を舐めんなよ?」
「なんなら、誕生日パーティー来たら?言っといてあげようか?」
「さすがこなた!俺に出来ない事を平然とやってのける!そこに痺れる!憧れるゥ! 」
浮かれる男、だが果たして誕生日パーティーどうなるのか!!
次回に続く!!!!
「ん?いや私もそろそろ労働貢献しようかと思ってね、雰囲気良いしココにしよっかな?」
「はー、初めてのアルバイトがメイド喫茶とか、黒歴史可能性大じゃん」
「いや、時給見てから言いなよww」
こなたはエレベーターの扉に貼ってあった黄色いチラシを指さす。
「ん?どらどら?.....な!なんじゃこりゃー!!」
「ね?いいでしょ?」
「高校でこの値段は良すぎだろ?なんだよこのチート!ふざけんなよ!」
「女ってさ、妙なトコで役得だよねwwwwww」
「全くだ」
そのままへらへらグダグダと駅まで歩いて帰った。
「男さ、つかさの誕生日とか知ってんの?」
「知らん!!」
「教えてあげようか?」
「いや、教えてもらってもさ、どうすればいいかワカンネェよ」
こなたは馬鹿にしたようにニヤける。
「プレゼントとか普通に喜ぶと思うけど.....」
「は?それが出来たらとっくに両手に花だぜ?彼女いない歴=年齢を舐めんなよ?」
「なんなら、誕生日パーティー来たら?言っといてあげようか?」
「さすがこなた!俺に出来ない事を平然とやってのける!そこに痺れる!憧れるゥ! 」
浮かれる男、だが果たして誕生日パーティーどうなるのか!!
次回に続く!!!!
ははwwもう六時じゃん。
とりあえず次は未定だな。
ま、間違いなく来週にはまた投下してるんだろうな
とりあえず、また暇なときにノシ
とりあえず次は未定だな。
ま、間違いなく来週にはまた投下してるんだろうな
とりあえず、また暇なときにノシ
そろそろゆーちゃんの人や初恋クレイジー、それと恋愛事情の続き来ないかね
今、俺はバイトの始めての面接くらい緊張していた。
「男くんは、サボテン好きなのかな?」
「あ、いや好きって言うほどじゃ.....、ただ面倒が掛からないって聞いて買ってみたらどうしても花が咲くとこ見たくて.....」
「そうだねぇ、シャコバサボテンの花は綺麗だからねぇ」
おっとりとした口調で、『優しい』と人目で分かってしまうこの人と俺は一時間前からずっと観葉植物の話題で妙に盛り上がっていた。
子守唄みたいなゆっくり口調、やんわりさがった垂れ目、のんびりとした性格、ニコニコと穏やかな笑顔。
「男くんは、今時珍しいね趣味が観葉植物だなんて」
「いえ、中学のときは大概家に篭もりっきりでしたから.....」
「そうかい、うちはつかさと家内しか分かってくれなくてね。男君みたいな子が来てくれて嬉しいよ」
そう、この穏和な男性こそ柊家の大黒柱なのだ
◇◇◇
こなたと柊の協力もあってか、俺は人生初の『お誕生日パーティー』に参加する事が決定した。
しかも『異性』のだ。俺は柊姉妹から許可を貰った直後、はしゃぎ過ぎてその拍子に線路に落ちてしまった。
今日が七月七日とか織姫と彦星とかどうでも良い、今日が柊姉妹の誕生日であることに俺は感謝した。
誕生日プレゼントをこなた共に吟味し、一か月分丸々のバイト代を始めて私事に注ぎこんだ。
昨日は一睡もしてないのは言うまでもないが、約束の二時間前に着いたのは痛かった。
玄関の掃き掃除に出てきた柊の母親にまんまと見つかり、家の中に招かれてしまった。
早すぎる来訪に柊は呆れ、つかさは苦笑い。
やっちまったよ、親父。
つかさに応接間(?)みたいな部屋に招かれ、時間を待つこと十分。
縁側から中年の男性が汗を拭いながら入ってきた。
「あれ、つかさのお友達かな?」
「お、お、おおお邪魔しています!」
「どうぞ、ゆっくりしていきなさい」
驚かなくてもいいよ。と諭すように言う父親に、俺はいつかの誰かの背中を思い出してしまう。
「いつも、かがみとつかさをありがとう。すまないけど、君の名前を教えてくれるかな?」
「お、お、おお男です!!」
「そうかい、男君。私も高校生の男の子と話すのは久しぶりでね、つかさ達が取り込んでいる間だけ話し相手になってもらってもいいかな?」
えっ?まじっすか?
「男くんは、サボテン好きなのかな?」
「あ、いや好きって言うほどじゃ.....、ただ面倒が掛からないって聞いて買ってみたらどうしても花が咲くとこ見たくて.....」
「そうだねぇ、シャコバサボテンの花は綺麗だからねぇ」
おっとりとした口調で、『優しい』と人目で分かってしまうこの人と俺は一時間前からずっと観葉植物の話題で妙に盛り上がっていた。
子守唄みたいなゆっくり口調、やんわりさがった垂れ目、のんびりとした性格、ニコニコと穏やかな笑顔。
「男くんは、今時珍しいね趣味が観葉植物だなんて」
「いえ、中学のときは大概家に篭もりっきりでしたから.....」
「そうかい、うちはつかさと家内しか分かってくれなくてね。男君みたいな子が来てくれて嬉しいよ」
そう、この穏和な男性こそ柊家の大黒柱なのだ
◇◇◇
こなたと柊の協力もあってか、俺は人生初の『お誕生日パーティー』に参加する事が決定した。
しかも『異性』のだ。俺は柊姉妹から許可を貰った直後、はしゃぎ過ぎてその拍子に線路に落ちてしまった。
今日が七月七日とか織姫と彦星とかどうでも良い、今日が柊姉妹の誕生日であることに俺は感謝した。
誕生日プレゼントをこなた共に吟味し、一か月分丸々のバイト代を始めて私事に注ぎこんだ。
昨日は一睡もしてないのは言うまでもないが、約束の二時間前に着いたのは痛かった。
玄関の掃き掃除に出てきた柊の母親にまんまと見つかり、家の中に招かれてしまった。
早すぎる来訪に柊は呆れ、つかさは苦笑い。
やっちまったよ、親父。
つかさに応接間(?)みたいな部屋に招かれ、時間を待つこと十分。
縁側から中年の男性が汗を拭いながら入ってきた。
「あれ、つかさのお友達かな?」
「お、お、おおお邪魔しています!」
「どうぞ、ゆっくりしていきなさい」
驚かなくてもいいよ。と諭すように言う父親に、俺はいつかの誰かの背中を思い出してしまう。
「いつも、かがみとつかさをありがとう。すまないけど、君の名前を教えてくれるかな?」
「お、お、おお男です!!」
「そうかい、男君。私も高校生の男の子と話すのは久しぶりでね、つかさ達が取り込んでいる間だけ話し相手になってもらってもいいかな?」
えっ?まじっすか?
最初の内は俺の方が緊張しすぎて最初の方何を喋っていたか覚えていないが、喋っていく中で落ち着きを取り戻していった。
柊のおじさんはものすごく落ち着いていて、どちらかと言うと聞き手に回るほうだった。
適当な所で相槌を打ち、ちゃんと受け答えもしてくれる。
話している相手には安心感すら感じさせるほど穏やかな笑みを浮かべて、話を聞いている。
どのくらい喋っていたのか、いつの間にかケーキとクッキーが焼き上がったらしくつかさが声を掛けに来てくれた。
「男くーん、ってあれ、お父さん?」
「お疲れ様、つかさ。少し男君と話していたよ」
「えっと、あははww」
どうすればいいのか分からずに笑っていると、インターホンが鳴る。
「あっ、きっとこなちゃんだ。男くんいこ!」
つかさはすぐに玄関に迎えに行ったが、俺は立ち上がって少し戸惑っていた。
おじさんはどうするのだろうか。
そんな俺の困った顔を見上げ、おじさんは嬉しそうな笑みを浮かべる。
「大丈夫、行っておいで」
その言葉に胸を突かれる。
俺は一度頭を下げて、すぐに玄関に向かった。
◇◇
「うわっ、本当に男来てた!!」
すでに玄関の方にはいつもの四人が揃っていた。
「男君、二時間前に来たもんね」
「ちょww二時間前とかwwwwwwどんだけwwwwww」
「フヒヒwwサーセンwwwwww」
「パネェwwwwww」
ほらほら、と柊は急かす様に高翌良さんといずみに靴を脱がせ、二階に上がる様に指示する。
「ハリッキってんなぁ」
「男さんは、」
高翌良さんは階段を先に登りきった俺に声を掛ける。
「男さんは何を上げるんですか?」
「ん?おれ?」
俺は紙袋を開けて、中身を高翌良さんに見せる。
手のひらに収まるほどの布張りの小箱を二つ。
「まぁ、ペアですか?」
「うん。ペアの指輪」
高翌良さんは私もペアなんですよと上品に笑う。
「えっ!ダブった?」
「いえ、私のはイヤリングです」
「へぁ、びっくりしたww」
うふふとまた高翌良さんが上品に笑う。
プレゼントを渡し、ケーキを食べ終えてゆるゆるとおしゃべりタイムに入っていった。
苦労と俺の一ヶ月が幸いしてか、二人。特につかさはプレゼントを喜んでくれた。
藍色と桃色の石をはめ込んだ二つの指輪。桃色はつかさに、藍色はかがみに。
「へー男にしては、なかなかね」
「ありがとう男君!大切にするね!!」
嬉しそうに指輪を嵌めたり取ったりするつかさを見て、頑張ってよかったなぁとしみじみ思う。
ああ、今なんとなくキャバ嬢に年甲斐もなく貢ぎ続ける中年親父の気持ちが分かった気がする。
やっぱりこちら側が相手を喜ばそうとして言葉や物を贈って予想以上に喜んでもらえるとなると、もっとその表情が見たいってなるもんなぁ。
つかさにはそういう才能もあるんじゃないかと思ってしまう。失礼だな、全く。
逆に柊は二、三度空けて見るだけで、それっきり小箱を勉強机の上に置いて触らなかった。
ああ、こういう所にも違いが出るんだ。
流石にいつもの委員会帰宅メンバーとはいえ、緊張すると思ったが案外拍子抜け。
俺達はいつものようにグダグダだらだらと話し続け、余韻に浸って、ただいつもより柊とつかさのネタが多くなった。それだけだった。
「おわっ!もう六時じゃん、俺そろそろ帰るわww」
俺は少し痺れた足を引き摺りつつ、ドアノブを回して部屋を出る。
「あ、まって!」
ドアを閉める直前、つかさがドアの僅かな隙間から出てきた。
「送るよ、男君」
確かに嬉しいけど、泉たちもいるしここは残ったほうがいいんじゃないのか?
「いや、悪いよ」
「んー、じゃあ玄関まで、ね!」
うーん、アムロも『人の善意を無視する奴は一生苦しむぞ!』って言ってたしな。
別にいいか。
玄関をくぐり、柊家の門まで来てもつかさは着いてきた。
「もうここまでで良いから、ありがとう。つかさ」
つかさはもじもじと指先を合わせ、何か言いたそうにしている。
「あ、あのね、男くん.....」
どこからか、あの小箱を取り出してつかさはあの指輪を嵌める。
キラキラと反射する小石がいつもよりつかさの笑顔を輝かせる。
ときめきってのが何だか分かった気がする。
これは確かにメモリアルだわ、うんスターダスト。
正直に言ってトキメキが一週して、逆に冷静だ。
「えへへ、本当にありがとう!」
嗚呼、女の子って可愛い。
「あ、あのね!なんて言っていいのか分からないんだけど、あっ、でもね、あの、また男君と遊びたいな.........んて」
こ、これって.........。
フラグ立ってる?父さん。
続く
やべぇ、短ぇwwwwww
ごめん、都合の良いトコで切ったよ!
完璧に私事だよ!!予備校予想以上に疲れるよ!
じゃ、また暇なときにノシ
ごめん、都合の良いトコで切ったよ!
完璧に私事だよ!!予備校予想以上に疲れるよ!
じゃ、また暇なときにノシ
小学校の頃、誰しも恋を知る。
俺もそんな中の一人で、いつも影からその子を見てるだけで嬉しかった。
話しかけてもらっただけで声は裏返ったし、眼を合わせるなんて出来るわけも無く、ただその子を贔屓するだけしか好きだと伝えられなかった。
ある日の放課後、俺は彼女から呼び出しを受けた。
これはなんかあると思わない方が可笑しいだろ?
勿論俺はきっと告白に違いない、あの子も俺の事好きだったんだ!
そう考えるだけで足は軽くなり、気分は薬無しに完全にハイの状態に至った。
教室のドアを開けて、窓際で溜息を吐く彼女を見つける。
彼女もドアがスライドした音で俺に気付き、すぐに笑顔を作って俺を迎える。
「は、話って?」
「あ、あのね?男くん、男君って近藤君と仲良いよね?」
嗚呼、俺多分こん時から『近藤』って苗字が嫌いになったんだ。
「えっ?うん、まぁたまに話すくらいかな?」
「あのね、男君にだけ言うね、私ね.....実は」
この後は言わなくてもいいよね、分かってくれるよね?
ねぇ・・・ビュウ。大人になるってかなしい事なの・・・
当時俺はこの台詞を言ったゲームのヒロインの名前もその子と一緒にしていました^^
◇◇◇
「はぁ」
「おっす、男!」
「メッス、柊」
「どうした?元気ないじゃん」
委員会に向かう途中で柊にあった。やっぱ今顔色に出てるのか。
「いや、お前の誕生日の帰りに嫌な事を思い出してな。鬱々真っ盛りなんだ」
「なに?つかさにオタ趣味でも引かれたの?」
「馬鹿、誤魔化す事に長けた俺のスキルを舐めるな、小学校の頃の黒歴史を思い出したんだよ」
「ははーん、どうせ気色の悪い自分の考えた設定が書いてた自由帳でも出てきたんでしょ?」
「それは去年の大掃除の頃に終えた、血の紅よりも紅きもの・・・」
はっ!今何だか胸騒ぎが!
「何よ、今のは?」
「いや、スレイヤーなんちゃら、なんてもう昔の話だ」
「ふーん、まぁ悩みなら少しぐらい聞いてあげるわよ?」
話してもいいかな、と一瞬迷ったがコイツ女だもんな。
「いや、お前には言っても分からんよ。どうせお前も結婚するならフローラなんだろ?」
「あんた、だんだんこなたに似てきたわね。っていうか私は断然ビアンカ派だし」
「へぇー意外と純粋じゃん。柊」
ん?なんかデジャブが・・・。
「ともかく、今日はみんなで帰るんだし元気出しなさいよ!つかさに気付かれるわよ」
柊はそう言って俺の肩を叩き、笑う。
今日、つかさと話せるかな。
俺もそんな中の一人で、いつも影からその子を見てるだけで嬉しかった。
話しかけてもらっただけで声は裏返ったし、眼を合わせるなんて出来るわけも無く、ただその子を贔屓するだけしか好きだと伝えられなかった。
ある日の放課後、俺は彼女から呼び出しを受けた。
これはなんかあると思わない方が可笑しいだろ?
勿論俺はきっと告白に違いない、あの子も俺の事好きだったんだ!
そう考えるだけで足は軽くなり、気分は薬無しに完全にハイの状態に至った。
教室のドアを開けて、窓際で溜息を吐く彼女を見つける。
彼女もドアがスライドした音で俺に気付き、すぐに笑顔を作って俺を迎える。
「は、話って?」
「あ、あのね?男くん、男君って近藤君と仲良いよね?」
嗚呼、俺多分こん時から『近藤』って苗字が嫌いになったんだ。
「えっ?うん、まぁたまに話すくらいかな?」
「あのね、男君にだけ言うね、私ね.....実は」
この後は言わなくてもいいよね、分かってくれるよね?
ねぇ・・・ビュウ。大人になるってかなしい事なの・・・
当時俺はこの台詞を言ったゲームのヒロインの名前もその子と一緒にしていました^^
◇◇◇
「はぁ」
「おっす、男!」
「メッス、柊」
「どうした?元気ないじゃん」
委員会に向かう途中で柊にあった。やっぱ今顔色に出てるのか。
「いや、お前の誕生日の帰りに嫌な事を思い出してな。鬱々真っ盛りなんだ」
「なに?つかさにオタ趣味でも引かれたの?」
「馬鹿、誤魔化す事に長けた俺のスキルを舐めるな、小学校の頃の黒歴史を思い出したんだよ」
「ははーん、どうせ気色の悪い自分の考えた設定が書いてた自由帳でも出てきたんでしょ?」
「それは去年の大掃除の頃に終えた、血の紅よりも紅きもの・・・」
はっ!今何だか胸騒ぎが!
「何よ、今のは?」
「いや、スレイヤーなんちゃら、なんてもう昔の話だ」
「ふーん、まぁ悩みなら少しぐらい聞いてあげるわよ?」
話してもいいかな、と一瞬迷ったがコイツ女だもんな。
「いや、お前には言っても分からんよ。どうせお前も結婚するならフローラなんだろ?」
「あんた、だんだんこなたに似てきたわね。っていうか私は断然ビアンカ派だし」
「へぇー意外と純粋じゃん。柊」
ん?なんかデジャブが・・・。
「ともかく、今日はみんなで帰るんだし元気出しなさいよ!つかさに気付かれるわよ」
柊はそう言って俺の肩を叩き、笑う。
今日、つかさと話せるかな。
ゴメン、↑「お祭りに行こう」で
無事に一学期最後の委員会を終えて、手元に配られた資料を鞄に突っ込む。
「男、お疲れ」
「お疲れ様です、男さん」
二人が満面の笑みを浮かべながら俺に労いの言葉を掛けてくれた。
「おう、二人もお疲れ」
俺がそう返した直後、勢い良くドアが開いた。
「かがみーん、みゆきさーん!あと金魚のフン帰ろー!」
いつの間に俺は糞になったのか小一時間説教したくなったが、今日は出来そうにない。
「三人ともお疲れ様ー」
あれ、なんだか・・・・・。
「男君も帰ろ!」
つかさがいつもより可愛く見える・・・・・。
意識しちゃうな、こんなの・・・。
「でね、男。明後日空いてるかい?」
「明後日?あー、うん空いてるな残念なことに」
「残念とか、どんだけ」
「で、なんだよ」
俺が泉を急かすと、泉の後ろにいたつかさがひょっこり現れた。
「あのね、明後日うちの神社でお祭りがあるの・・・、だから男君もどうかなって」
ktkr!
俺の心の中でその四文字が浮かんだ直後、泉が耳打ちする。
(つかさの浴衣見たくない?)
「よろしい、ならばお祭りだ」
「うはww」
「やったー!」
嬉しさを体現するつかさはいつもより二・五倍(男比)可愛かった。
それをずっと眺めていた俺を泉が茶化したのは言うまでもない。
◇◇◇
夏独特の夕焼けが眩しい。
「遅ぇ・・・。」
確かに俺は約束の三十分前に来たけど、泉の奴遅すぎだろ。みのるとかなら今すぐにお祭りに直行するんだが、泉だとなんだかなぁ。
「アイガー!」
どこかの格ゲーで聞いたことのある空耳とともに腹部に痛みが走る
「い、泉」
「ありゃ、ゴメン入っちゃった?」
「そりゃ、もうバスターコレダーぐらい」
「ジャコビニ流星アタック?」
むぅ、泉意外と浴衣似合ってんな。これはこれで・・・・・。
「・・・・・スケベ」
「うっせえ///」
「ちっちゃい子が浴衣着てるのまじまじ見てるとか、引くわ」
「実はさ、実は…俺、ロリコンなんだ。だからといって、どうって事はないんだよ?俺は俺のままさ」
「・・・・・」
「・・・・・」
「いこっか」
「ああ、うん。なんかゴメンな」
「いや、別にいいけどさ。あんまり近づかないでね、ロリコン様」
無事に一学期最後の委員会を終えて、手元に配られた資料を鞄に突っ込む。
「男、お疲れ」
「お疲れ様です、男さん」
二人が満面の笑みを浮かべながら俺に労いの言葉を掛けてくれた。
「おう、二人もお疲れ」
俺がそう返した直後、勢い良くドアが開いた。
「かがみーん、みゆきさーん!あと金魚のフン帰ろー!」
いつの間に俺は糞になったのか小一時間説教したくなったが、今日は出来そうにない。
「三人ともお疲れ様ー」
あれ、なんだか・・・・・。
「男君も帰ろ!」
つかさがいつもより可愛く見える・・・・・。
意識しちゃうな、こんなの・・・。
「でね、男。明後日空いてるかい?」
「明後日?あー、うん空いてるな残念なことに」
「残念とか、どんだけ」
「で、なんだよ」
俺が泉を急かすと、泉の後ろにいたつかさがひょっこり現れた。
「あのね、明後日うちの神社でお祭りがあるの・・・、だから男君もどうかなって」
ktkr!
俺の心の中でその四文字が浮かんだ直後、泉が耳打ちする。
(つかさの浴衣見たくない?)
「よろしい、ならばお祭りだ」
「うはww」
「やったー!」
嬉しさを体現するつかさはいつもより二・五倍(男比)可愛かった。
それをずっと眺めていた俺を泉が茶化したのは言うまでもない。
◇◇◇
夏独特の夕焼けが眩しい。
「遅ぇ・・・。」
確かに俺は約束の三十分前に来たけど、泉の奴遅すぎだろ。みのるとかなら今すぐにお祭りに直行するんだが、泉だとなんだかなぁ。
「アイガー!」
どこかの格ゲーで聞いたことのある空耳とともに腹部に痛みが走る
「い、泉」
「ありゃ、ゴメン入っちゃった?」
「そりゃ、もうバスターコレダーぐらい」
「ジャコビニ流星アタック?」
むぅ、泉意外と浴衣似合ってんな。これはこれで・・・・・。
「・・・・・スケベ」
「うっせえ///」
「ちっちゃい子が浴衣着てるのまじまじ見てるとか、引くわ」
「実はさ、実は…俺、ロリコンなんだ。だからといって、どうって事はないんだよ?俺は俺のままさ」
「・・・・・」
「・・・・・」
「いこっか」
「ああ、うん。なんかゴメンな」
「いや、別にいいけどさ。あんまり近づかないでね、ロリコン様」
◇◇◇
行く途中人が続々と増えていった。泉が俺を誘ったのは理由はやはりつかさの事でだった。
「だからさ、つかさだって男の事気になってるよ。いっそヤっちゃいなよ雑木林辺りで」
「それなんてスクイズ?」
泉は苛立つように俺の肩を叩き、言う。
「なんでそんなに尻ごむかなぁ」
「そんなこと俺が知るか!!」
ストロンガー、いや分かってんだけどね、実は。
「つかさが男も誘おうって言ったんだよ?」
「mjk」
「ガチ」
「はぁ、なぁ泉大事な話がある。聞いてくれるか?」
泉は見たことも無い似合わない真剣な顔で俺の黒歴史を聞いてくれた。
あぁ、泉に話すなんて。俺もそろそろ不味いかなぁ。
「って、ことで俺は近藤とリアルファイトしてしまった訳だ」
「・・・・・、何と言うか、近藤くん可哀相だね」
「ああ、いまお前に話しながら整理してみると完全に蚊帳の外だな、近藤」
泉は溜息を吐いて、俺の肩を叩く。
「ま、つかさに限ってそれは無いよ。絶対に。それよかなんで男なのかってのが不思議すぐる」
「は?」
「・・・・・あっ!」
「・・・・・」
「・・・・・」
あっ!って何だよ!も、も、もしかして、おいおいおいおい!!!!!マジか、今のマジなのか!?おい!泉!!!
「男、口動かしても声出さなきゃ分かんないよ」
「しまった、声に乗せるのを忘れてた!それよか!!今のは!?」
泉は困ったような誤魔化す様に笑いながら、「今の内緒だかんね」と俺に念を押して話始めた。
「この間さ、かがみんとつかさと三人で遊んだ時にね、お祭りの話になった訳ですよ」
俺はすごい勢いで相槌をする。
「そしたら、いきなりつかさが恥かしがりながら『お、男君も誘わない?』って言ったんだ、私もかがみんも茶化すつもりでね男の事どう思ってるか聞いたんだ。そしたら顔赤くしてさ、一回頷いてそれっきりでね、あれ?男?」
おれ、もう明日死ぬかも。
何これ?なにスレ立てた方がいいのか?
安価すっか?おお?
「さて、男よ。どうすんの?」
「行くきゃないだろ、jk」
「せっかくだから俺は赤い扉を選ぶぜ!」
「それはねぇよ」
◇◇◇
「あ!こなちゃんと男君!こっちこっち!」
嗚呼、俺もう死んでもいい・・・・・。
つかさかわいいよ、つかさハァハァ
正直首ったけです。本当にありがとうございました。
「それじゃ行こっか」
「あ!ああ!!」
(かがみんや)
(あいよ)
(それじゃ、作戦通りに・・・・・)
(男さん・・・・・ファイトです!)
行く途中人が続々と増えていった。泉が俺を誘ったのは理由はやはりつかさの事でだった。
「だからさ、つかさだって男の事気になってるよ。いっそヤっちゃいなよ雑木林辺りで」
「それなんてスクイズ?」
泉は苛立つように俺の肩を叩き、言う。
「なんでそんなに尻ごむかなぁ」
「そんなこと俺が知るか!!」
ストロンガー、いや分かってんだけどね、実は。
「つかさが男も誘おうって言ったんだよ?」
「mjk」
「ガチ」
「はぁ、なぁ泉大事な話がある。聞いてくれるか?」
泉は見たことも無い似合わない真剣な顔で俺の黒歴史を聞いてくれた。
あぁ、泉に話すなんて。俺もそろそろ不味いかなぁ。
「って、ことで俺は近藤とリアルファイトしてしまった訳だ」
「・・・・・、何と言うか、近藤くん可哀相だね」
「ああ、いまお前に話しながら整理してみると完全に蚊帳の外だな、近藤」
泉は溜息を吐いて、俺の肩を叩く。
「ま、つかさに限ってそれは無いよ。絶対に。それよかなんで男なのかってのが不思議すぐる」
「は?」
「・・・・・あっ!」
「・・・・・」
「・・・・・」
あっ!って何だよ!も、も、もしかして、おいおいおいおい!!!!!マジか、今のマジなのか!?おい!泉!!!
「男、口動かしても声出さなきゃ分かんないよ」
「しまった、声に乗せるのを忘れてた!それよか!!今のは!?」
泉は困ったような誤魔化す様に笑いながら、「今の内緒だかんね」と俺に念を押して話始めた。
「この間さ、かがみんとつかさと三人で遊んだ時にね、お祭りの話になった訳ですよ」
俺はすごい勢いで相槌をする。
「そしたら、いきなりつかさが恥かしがりながら『お、男君も誘わない?』って言ったんだ、私もかがみんも茶化すつもりでね男の事どう思ってるか聞いたんだ。そしたら顔赤くしてさ、一回頷いてそれっきりでね、あれ?男?」
おれ、もう明日死ぬかも。
何これ?なにスレ立てた方がいいのか?
安価すっか?おお?
「さて、男よ。どうすんの?」
「行くきゃないだろ、jk」
「せっかくだから俺は赤い扉を選ぶぜ!」
「それはねぇよ」
◇◇◇
「あ!こなちゃんと男君!こっちこっち!」
嗚呼、俺もう死んでもいい・・・・・。
つかさかわいいよ、つかさハァハァ
正直首ったけです。本当にありがとうございました。
「それじゃ行こっか」
「あ!ああ!!」
(かがみんや)
(あいよ)
(それじゃ、作戦通りに・・・・・)
(男さん・・・・・ファイトです!)
◇◇◇
おいおい、どういう事だ?
「ごめんね、男君。私がはしゃぎ過ぎちゃったから」
「いや、俺も一緒にはしゃいでたし、俺も悪いよ」
「みんなどこ行ったのかな?」
二人っきりってどういう事だ!?
二度目だが、あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ!
『五人いたはずなのにいつの間にか気になってた子と二人っきりになってた』
な・・・何を言ってるのかわからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった。
頭がどうにかなりそうだった・・・
サービスコーナーだとか保護者の呼び出しだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・。
どうしよう、マジでどうしよう。
不味いここは俺が!俺がっ!俺がっっ!!!しっかりしなければ!!
「お、男くん?」
「い、いや任せろ!ここは俺たちも泉達を探しつつお祭りを楽しむしかないだろ!」
「う、うん!そうだね!がんばろ!!」
なぜか二人で妙な団結をはかり、俺たちは祭りを楽しむことにした。
行くぜ!俺今日こそつかさに思いを伝えてみせる!!そりゃもうキングオブハートもびっくりのな!
「男君、どうしたの?」
「いや、何でも無いです。はい行きましょう」
続く
おいおい、どういう事だ?
「ごめんね、男君。私がはしゃぎ過ぎちゃったから」
「いや、俺も一緒にはしゃいでたし、俺も悪いよ」
「みんなどこ行ったのかな?」
二人っきりってどういう事だ!?
二度目だが、あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ!
『五人いたはずなのにいつの間にか気になってた子と二人っきりになってた』
な・・・何を言ってるのかわからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった。
頭がどうにかなりそうだった・・・
サービスコーナーだとか保護者の呼び出しだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・。
どうしよう、マジでどうしよう。
不味いここは俺が!俺がっ!俺がっっ!!!しっかりしなければ!!
「お、男くん?」
「い、いや任せろ!ここは俺たちも泉達を探しつつお祭りを楽しむしかないだろ!」
「う、うん!そうだね!がんばろ!!」
なぜか二人で妙な団結をはかり、俺たちは祭りを楽しむことにした。
行くぜ!俺今日こそつかさに思いを伝えてみせる!!そりゃもうキングオブハートもびっくりのな!
「男君、どうしたの?」
「いや、何でも無いです。はい行きましょう」
続く
俺はつかさと二人っきりで祭りを見て回った。射的でつかさの欲しがった奴にあった隣のケロ○のキーホルダーも取ったし、かき氷も一緒に食べた。ブルーハワイのうんちくを語ってくれたつかさに妙な違和感も感じたけど、カキ氷を食べて頭に響いているつかさも可愛かった。
「男君ー、見て見て!」
「お!」
「えへへ、綿飴ー!」
つかさは綿飴を一つ、俺に差し出す。
「えっ?いいのか?」
「うん!出店のおじさんと知り合いで二つも貰っちゃったから!それに、キーホルダーのお礼に!」
つかさの指差す方をみると何処かの河川敷で流れる川でもずっと見てそうな爺さんが手を振っていた。一応頭を下げた。俺は桃色の綿飴を貰い一齧り。
「甘いな、久しぶりに食ったけど美味いや」
「うん!私も綿飴大好き!」
嗚呼、可愛い子が浴衣で、綿飴。正直、堪りません。
「あっ!男君」
「ん?」
つかさは俺の鼻に手を伸ばし、何かを掬う。
「えへへ、綿飴」
ああっ!もう一回鼻に綿飴付けようかな。
「次、どうしよっか?」
「うーん?とりあえず泉たちを見つけないとな」
「あ!そうだった、おねぇちゃんの事忘れてた!」
つかさはうっかりしていましたみたいな笑顔を見せる。もうね、オジサンね、辛抱堪りません!!なに!誘ってんの!?俺誘ってんの!!?
「男君?大丈夫?」
「えっ?うん!大丈夫大丈夫!」
「今日何かおかしいよ?ちょっと休む?」
「いやいや、無問題だから!それよか奥まで行ってみようぜ!そうすりゃいつか会うだろ?」
「あっ!うん、そだね!」
俺が歩き始めると、服が少し、申し訳程度に掴まれた。俺は、振り返ってつかさの表情も確認せずに歩き始めた。だって、振り返ったら多分俺は正気じゃいられなかったから。
◇◇◇
男達の少し後ろ______
「二人共いい感じだねー(=ω=.)ウマウマ」
こなた達はいた!
「つかささん、ファイトです!」
「どう?かがみん、可愛い妹が元ヒッキーとデートしてる所は?(=ω=.)ムフフ」
「あんたは・・・・・男には相変わらず辛口ね」
「あ!つかさが男の顔に付いてた綿取って食べた!!Σ(=ω=.)!!」
「つ!つかささん、意外と大胆です///」
「いや、つかさの場合、気付かずにやってるかも(=ω=.)シレッ」
「・・・・・あり得る」
「あっ!今頃それに気付いて顔真っ赤にしてる!(=ω=.)フヒヒ」
「男さんもお顔が」
「まるで茹でた海老ね」
「てかさ、今更かもしんないけど(=ω=.)ムーン」
「何よ?」
「男ってさ、つかさの事しか名前で呼ばないよね?(=ω=.)ツーン」
「あー、たしかに」
「そうですね」
「「「あっ」」∑(=ω=.)ハッ!」
「つかさが」
「男さんの」
「服を掴んだ(=ω=.)」
/(=ω=.)\ナンテコッタイ
「男君ー、見て見て!」
「お!」
「えへへ、綿飴ー!」
つかさは綿飴を一つ、俺に差し出す。
「えっ?いいのか?」
「うん!出店のおじさんと知り合いで二つも貰っちゃったから!それに、キーホルダーのお礼に!」
つかさの指差す方をみると何処かの河川敷で流れる川でもずっと見てそうな爺さんが手を振っていた。一応頭を下げた。俺は桃色の綿飴を貰い一齧り。
「甘いな、久しぶりに食ったけど美味いや」
「うん!私も綿飴大好き!」
嗚呼、可愛い子が浴衣で、綿飴。正直、堪りません。
「あっ!男君」
「ん?」
つかさは俺の鼻に手を伸ばし、何かを掬う。
「えへへ、綿飴」
ああっ!もう一回鼻に綿飴付けようかな。
「次、どうしよっか?」
「うーん?とりあえず泉たちを見つけないとな」
「あ!そうだった、おねぇちゃんの事忘れてた!」
つかさはうっかりしていましたみたいな笑顔を見せる。もうね、オジサンね、辛抱堪りません!!なに!誘ってんの!?俺誘ってんの!!?
「男君?大丈夫?」
「えっ?うん!大丈夫大丈夫!」
「今日何かおかしいよ?ちょっと休む?」
「いやいや、無問題だから!それよか奥まで行ってみようぜ!そうすりゃいつか会うだろ?」
「あっ!うん、そだね!」
俺が歩き始めると、服が少し、申し訳程度に掴まれた。俺は、振り返ってつかさの表情も確認せずに歩き始めた。だって、振り返ったら多分俺は正気じゃいられなかったから。
◇◇◇
男達の少し後ろ______
「二人共いい感じだねー(=ω=.)ウマウマ」
こなた達はいた!
「つかささん、ファイトです!」
「どう?かがみん、可愛い妹が元ヒッキーとデートしてる所は?(=ω=.)ムフフ」
「あんたは・・・・・男には相変わらず辛口ね」
「あ!つかさが男の顔に付いてた綿取って食べた!!Σ(=ω=.)!!」
「つ!つかささん、意外と大胆です///」
「いや、つかさの場合、気付かずにやってるかも(=ω=.)シレッ」
「・・・・・あり得る」
「あっ!今頃それに気付いて顔真っ赤にしてる!(=ω=.)フヒヒ」
「男さんもお顔が」
「まるで茹でた海老ね」
「てかさ、今更かもしんないけど(=ω=.)ムーン」
「何よ?」
「男ってさ、つかさの事しか名前で呼ばないよね?(=ω=.)ツーン」
「あー、たしかに」
「そうですね」
「「「あっ」」∑(=ω=.)ハッ!」
「つかさが」
「男さんの」
「服を掴んだ(=ω=.)」
/(=ω=.)\ナンテコッタイ
◇◇◇
________
その後、俺たちは一切何も喋らずに出店を見ずに奥まで進んでいった。
奥に進むにつれて、参拝客も少なくなっていった。
「「あっ」」
気付けば、いつの間にか賽銭箱の前。
俺は不意に振り向く。
そして、つかさと目が合った。
吸い込まれそうな、綺麗で穏やかな目。
「どうしよっか?」
「え?ああ、結構歩いたしつかさも疲れただろ?座れるトコ探そうぜ」
「・・・・・うん」
俺の服を啄ばむつかさの左手には俺がプレゼントした桃色の石が装飾されてる指輪が光っていた。
何とも言えない。
やはり行くべきなのだろうか?
でも・・・・・妙なセンチメンタルが絶妙に作用してて何も言えねぇ。
「お、男君」
「ん?」
つかさは俯いたまま、どこかを指差していた。
「あっ、あのね・・・・・」
「えっ?」
「あ、あのね、あっちにベンチあるから、その、あっちに行こうよ///」
つかさの顔が赤い。
無理させてるんだろうか?俺は。
「そ、そうなのか?」
「・・・・・うん///」
「じ、じゃあ、そっちに行こうか?な?」
もうつかさは何も言わなかった。
歯を食いしばって耐えるような表情で、顔を真っ赤にしながら。
たった一回、頷いた。それから俺の服を少し前より大きく掴んだ。
________
その後、俺たちは一切何も喋らずに出店を見ずに奥まで進んでいった。
奥に進むにつれて、参拝客も少なくなっていった。
「「あっ」」
気付けば、いつの間にか賽銭箱の前。
俺は不意に振り向く。
そして、つかさと目が合った。
吸い込まれそうな、綺麗で穏やかな目。
「どうしよっか?」
「え?ああ、結構歩いたしつかさも疲れただろ?座れるトコ探そうぜ」
「・・・・・うん」
俺の服を啄ばむつかさの左手には俺がプレゼントした桃色の石が装飾されてる指輪が光っていた。
何とも言えない。
やはり行くべきなのだろうか?
でも・・・・・妙なセンチメンタルが絶妙に作用してて何も言えねぇ。
「お、男君」
「ん?」
つかさは俯いたまま、どこかを指差していた。
「あっ、あのね・・・・・」
「えっ?」
「あ、あのね、あっちにベンチあるから、その、あっちに行こうよ///」
つかさの顔が赤い。
無理させてるんだろうか?俺は。
「そ、そうなのか?」
「・・・・・うん///」
「じ、じゃあ、そっちに行こうか?な?」
もうつかさは何も言わなかった。
歯を食いしばって耐えるような表情で、顔を真っ赤にしながら。
たった一回、頷いた。それから俺の服を少し前より大きく掴んだ。
◇◇◇
________
その頃、泉たち
「つかさと男、ピンクな雰囲気全開だね(=ω=.)ウワァ」
「さっきから何も喋って無いみたいですし」
「ああ!?もう!本殿に着いちゃったじゃない!」
「あっ、やっと喋った(=ω=.)wktk」
「ん?」
「あれ?」
「つかさ、どこ指差してんの(=ω=.)???」
「多分、本殿の裏」
「何があるんですか?」
「ベンチぐらいかな?」
「超展開ですなー(=ω=.)ウッハー」
「おっ!」
「動いた(=ω=.)ドキガムネムネ」
________
その頃、泉たち
「つかさと男、ピンクな雰囲気全開だね(=ω=.)ウワァ」
「さっきから何も喋って無いみたいですし」
「ああ!?もう!本殿に着いちゃったじゃない!」
「あっ、やっと喋った(=ω=.)wktk」
「ん?」
「あれ?」
「つかさ、どこ指差してんの(=ω=.)???」
「多分、本殿の裏」
「何があるんですか?」
「ベンチぐらいかな?」
「超展開ですなー(=ω=.)ウッハー」
「おっ!」
「動いた(=ω=.)ドキガムネムネ」
◇◇◇
________
賽銭箱を素通りして、裏に回る。そこから少し歩くと、少しモダンな二組ベンチが設置されていた。
って、そんな事よりさっきから鼓動と汗がヤバイ。どんくらいヤバイというと、「風来のシ○ン」で鍛えに鍛えた秘剣カブラステギが弾かれて端っこにいたモンスターに当った位ヤバい。
「ベンチだ」
つかさはさっきから何も言わない。
なんか怖くて振り返ることも出来ない。
「よし、つくぁwwせdrftgyふじこlp!!!!!??」
突然背中に何かがくっ付いてきた。
振り返ると、肩にはあの可愛らしいリボンが!が!!
つかさは全身を俺の背中に預けて、動かない。前に体重が傾く。
っというか、心臓がヤバイ。ば、爆発しそう!!
・・・・・うわぁ、つかさあったかいなりぃ。
って何を考えてるんだ、俺は!!?
落ち着け!冷静になれ!!!!
俺は俺で、つかさはヒーロー!!
おk、あんだーすとぅっどっっっ!!!!11
よいしょし!お、落ち着いた。
係長に昇進して奥さん貰ったぐらい落ち着いた!!!1
「つ、つかさ?」
「・・・・・うん」
不味い!つかさの胸が!あたたたた当たってててて!!!
「お、およこ君!!」
誰だよ!!およこ君って!?
いやっ、ここはそんなトコ突っ込む場所じゃない!
「わ、わたし!私、男君のこちょ!」
「まっ、まて、つかさ!俺も言わなきゃいけない事があゃる!!」
互いに噛み噛みの中、俺は呼吸を落ち着け、深く息を吸う。
「こ、こういう事は!本当は面と向かってちゃんと言わなきゃいけないんだけど!い、今は勘弁してきゅれ!!」
「う、うん!うん!!!」
つかさはギュッと俺の服をさっきよりも強く握る。
あぁ、ゴメンとありがとうしか言えないよ。
ヘタレで、こんなにビビリでゴメン。
だから、せめてこれだけは俺から言わせて貰う!
「つ、つ、つかさ!!好きだ!!!!付き合ってくれ!」
「私も!私も好きでした!男君!!!」
俺は振り返り、つかさを抱きしめる。
俺の行動が急すぎてつかさはされるがままだったが、すぐに抱きしめてくれた。
小柄で、温かくて、いい匂いがする。
これが、この子が柊つかさなんだ。
「うおおぉぉぉおおお!つくぁwwせdrftgyふじこlp!!!」
「ウッ!ヒクッ!!男くぁwwせdrftgyふじこlp!!!!」
抱き合って泣く高校生の男女、二人。
俺は泉たちの事、お祭りの事、近藤の事、近藤(小学校の)事、ヒッキーだった事、親父の事、あの糞ババァの事、全部抱えてきた十七年間分全部吐き出すみたいに泣いた。
「お、男君、ヒクッ!」
いつの間にかつかさは俺の心情でも察してくれたのか、俺は膝から崩れ落ち、つかさは俺の頭を抱きかかえるみたいにしゃがんで頭を撫でてくれる。
俺はそれが嬉しいのか、安心したのか、涙が止まらない。止まらないんだ。チクショウ、涙が止まらねぇええよ。スゲーよ、みっちゃん!!!
グヒン。
続く
________
賽銭箱を素通りして、裏に回る。そこから少し歩くと、少しモダンな二組ベンチが設置されていた。
って、そんな事よりさっきから鼓動と汗がヤバイ。どんくらいヤバイというと、「風来のシ○ン」で鍛えに鍛えた秘剣カブラステギが弾かれて端っこにいたモンスターに当った位ヤバい。
「ベンチだ」
つかさはさっきから何も言わない。
なんか怖くて振り返ることも出来ない。
「よし、つくぁwwせdrftgyふじこlp!!!!!??」
突然背中に何かがくっ付いてきた。
振り返ると、肩にはあの可愛らしいリボンが!が!!
つかさは全身を俺の背中に預けて、動かない。前に体重が傾く。
っというか、心臓がヤバイ。ば、爆発しそう!!
・・・・・うわぁ、つかさあったかいなりぃ。
って何を考えてるんだ、俺は!!?
落ち着け!冷静になれ!!!!
俺は俺で、つかさはヒーロー!!
おk、あんだーすとぅっどっっっ!!!!11
よいしょし!お、落ち着いた。
係長に昇進して奥さん貰ったぐらい落ち着いた!!!1
「つ、つかさ?」
「・・・・・うん」
不味い!つかさの胸が!あたたたた当たってててて!!!
「お、およこ君!!」
誰だよ!!およこ君って!?
いやっ、ここはそんなトコ突っ込む場所じゃない!
「わ、わたし!私、男君のこちょ!」
「まっ、まて、つかさ!俺も言わなきゃいけない事があゃる!!」
互いに噛み噛みの中、俺は呼吸を落ち着け、深く息を吸う。
「こ、こういう事は!本当は面と向かってちゃんと言わなきゃいけないんだけど!い、今は勘弁してきゅれ!!」
「う、うん!うん!!!」
つかさはギュッと俺の服をさっきよりも強く握る。
あぁ、ゴメンとありがとうしか言えないよ。
ヘタレで、こんなにビビリでゴメン。
だから、せめてこれだけは俺から言わせて貰う!
「つ、つ、つかさ!!好きだ!!!!付き合ってくれ!」
「私も!私も好きでした!男君!!!」
俺は振り返り、つかさを抱きしめる。
俺の行動が急すぎてつかさはされるがままだったが、すぐに抱きしめてくれた。
小柄で、温かくて、いい匂いがする。
これが、この子が柊つかさなんだ。
「うおおぉぉぉおおお!つくぁwwせdrftgyふじこlp!!!」
「ウッ!ヒクッ!!男くぁwwせdrftgyふじこlp!!!!」
抱き合って泣く高校生の男女、二人。
俺は泉たちの事、お祭りの事、近藤の事、近藤(小学校の)事、ヒッキーだった事、親父の事、あの糞ババァの事、全部抱えてきた十七年間分全部吐き出すみたいに泣いた。
「お、男君、ヒクッ!」
いつの間にかつかさは俺の心情でも察してくれたのか、俺は膝から崩れ落ち、つかさは俺の頭を抱きかかえるみたいにしゃがんで頭を撫でてくれる。
俺はそれが嬉しいのか、安心したのか、涙が止まらない。止まらないんだ。チクショウ、涙が止まらねぇええよ。スゲーよ、みっちゃん!!!
グヒン。
続く
さて、明日暇だったら続きをパソコンで書いてみるかね…
学校が楽しくて来れなかった……サーセンw
>>寿司
後の三人にニヤニヤしてた俺は異端ですか?
学校が楽しくて来れなかった……サーセンw
>>寿司
後の三人にニヤニヤしてた俺は異端ですか?
>>寿司
乙!
かみまくりな二人にニヤニヤしたww
>>蟹
期待して待ってるぜ
乙!
かみまくりな二人にニヤニヤしたww
>>蟹
期待して待ってるぜ
蝉も五月蝿い八月上旬。我が家では信じられない珍事が発生した。
「わー、男君の部屋ー!」
生まれて初めて我が家に友達が来た。しかも
「えっと、お茶でも淹れて来るから。座っててください」
「うん!ありがとう!」
とっても可愛い彼女が、
◇◇◇
初めは学生の足枷、夏休みの宿題だった。
あの夏祭り以来、俺はつかさと三日に一度は電話で話していた。
受話器の向こうにいるつかさの行動を想像するたびに俺の分身は硬くなった。
思わず表情が緩んでしまう可愛らしい声、はにかむ時の擽られた様な笑い声、ちょっと茶化して怒った様な困った様な声。
一つずつ数えていったらキリが無い。”テレフォンセックス”なんてふざけた事が実在する理由もちょっと分かった。
「あのね、男君」
「うん?」
「夏休みの宿題どこまでしたのー?」
「自慢じゃないが、俺はその教科の宿題が出た日に徹夜で終わらせてるからもう全部終わってる」
受話器の向こうでたった一人の歓声が沸く。
「男くんすごいね!私、まだ国語が終わっただけなのに・・・」
「よかったら見てやろうか?」
「え!いいの!?」
嬉しそうなつかさの驚きの声。
「ああ、じゃあ来週あたり図書館でも行くか?」
「・・・・・、あ、あのね」
衣が擦れる音がする。
「お、男君の家に行っても・・・いいかな?」
「・・・・・」
「・・・・・ダメかな?」
夏の椿事だ。
今なら2ちゃんで住所うpされても笑顔で受け入れる自信がある。
「いや、別にいいけですけど」
「やったー!」
そんなこんなで、本日この日柊つかささんは我が男宅に参られたのだ。
先週から今日まで睡眠時間は二桁を越えていない。
バイトに至っては近藤にすら「男wwしっかりwwwwww」とか注意されるレベル。
何にも手につかない。
付き合い始めてまだ三週目。
お互いに出来たのはこの前三度目のデートでやっと手をつなぐ程度、正直ビビリ過ぎて何にも出来ない。
俺の馬鹿話に笑ってくれるだけで正直、お腹いっぱいです。
「わー、男君の部屋ー!」
生まれて初めて我が家に友達が来た。しかも
「えっと、お茶でも淹れて来るから。座っててください」
「うん!ありがとう!」
とっても可愛い彼女が、
◇◇◇
初めは学生の足枷、夏休みの宿題だった。
あの夏祭り以来、俺はつかさと三日に一度は電話で話していた。
受話器の向こうにいるつかさの行動を想像するたびに俺の分身は硬くなった。
思わず表情が緩んでしまう可愛らしい声、はにかむ時の擽られた様な笑い声、ちょっと茶化して怒った様な困った様な声。
一つずつ数えていったらキリが無い。”テレフォンセックス”なんてふざけた事が実在する理由もちょっと分かった。
「あのね、男君」
「うん?」
「夏休みの宿題どこまでしたのー?」
「自慢じゃないが、俺はその教科の宿題が出た日に徹夜で終わらせてるからもう全部終わってる」
受話器の向こうでたった一人の歓声が沸く。
「男くんすごいね!私、まだ国語が終わっただけなのに・・・」
「よかったら見てやろうか?」
「え!いいの!?」
嬉しそうなつかさの驚きの声。
「ああ、じゃあ来週あたり図書館でも行くか?」
「・・・・・、あ、あのね」
衣が擦れる音がする。
「お、男君の家に行っても・・・いいかな?」
「・・・・・」
「・・・・・ダメかな?」
夏の椿事だ。
今なら2ちゃんで住所うpされても笑顔で受け入れる自信がある。
「いや、別にいいけですけど」
「やったー!」
そんなこんなで、本日この日柊つかささんは我が男宅に参られたのだ。
先週から今日まで睡眠時間は二桁を越えていない。
バイトに至っては近藤にすら「男wwしっかりwwwwww」とか注意されるレベル。
何にも手につかない。
付き合い始めてまだ三週目。
お互いに出来たのはこの前三度目のデートでやっと手をつなぐ程度、正直ビビリ過ぎて何にも出来ない。
俺の馬鹿話に笑ってくれるだけで正直、お腹いっぱいです。
ちなみに、手を繋いだ時も手汗がヤバかった。
水族館からの帰り。何がすごかったとか、ペンギンの前から三番目の奴が俺を「[ピーーー]ぞ糞が」って目で俺を見てたとかそんな馬鹿な事ばかりを帰り道で話していた。
その日のつかさの服装はワンピースに上着のシャツを羽織るという、いかにも可愛らしい子専用のファッションで何度か息子が硬くなりかけたのを覚えている。
「カイ君、可愛かったね」
「そうか?俺はジュゴンの方が可愛かったな」
つかさが可愛らしく笑う。
ここまで何度「可愛い」という形容詞を使ったんだろう?もうつかさのための単語にして欲しい。
そんな馬鹿なこと考えていると、俺の手に軽く何かが当たった。
「「あ・・・・」」
ふと、向き合って見つめ合う。
俯くつかさ。固まる俺。
逡巡。
それから、ゆっくりつかさが手を出す。俺は少し躊躇ってから手を握った。
小さくて、この夏の暑さとは違う温かさ、僅かに波を打っている。強く握ると折れてしまいそうな、脆さが少し怖かった。
壊れないように優しく握ると、つかさも握り返してくれた。
それからの帰り道は何も喋らなかったが、つかさは終始笑顔だった。
俺はつかさの表情に笑顔で返すのがやっとで、緊張しまくりだった。
家まで送り届けて、一人になった帰り道でやっと驚異的な発汗と息子のトランスフォームに気付いた。
それから近くの公園で息子をクールダウンし、ニヤニヤしながら家に帰った。
案の定、職質された。
水族館からの帰り。何がすごかったとか、ペンギンの前から三番目の奴が俺を「[ピーーー]ぞ糞が」って目で俺を見てたとかそんな馬鹿な事ばかりを帰り道で話していた。
その日のつかさの服装はワンピースに上着のシャツを羽織るという、いかにも可愛らしい子専用のファッションで何度か息子が硬くなりかけたのを覚えている。
「カイ君、可愛かったね」
「そうか?俺はジュゴンの方が可愛かったな」
つかさが可愛らしく笑う。
ここまで何度「可愛い」という形容詞を使ったんだろう?もうつかさのための単語にして欲しい。
そんな馬鹿なこと考えていると、俺の手に軽く何かが当たった。
「「あ・・・・」」
ふと、向き合って見つめ合う。
俯くつかさ。固まる俺。
逡巡。
それから、ゆっくりつかさが手を出す。俺は少し躊躇ってから手を握った。
小さくて、この夏の暑さとは違う温かさ、僅かに波を打っている。強く握ると折れてしまいそうな、脆さが少し怖かった。
壊れないように優しく握ると、つかさも握り返してくれた。
それからの帰り道は何も喋らなかったが、つかさは終始笑顔だった。
俺はつかさの表情に笑顔で返すのがやっとで、緊張しまくりだった。
家まで送り届けて、一人になった帰り道でやっと驚異的な発汗と息子のトランスフォームに気付いた。
それから近くの公園で息子をクールダウンし、ニヤニヤしながら家に帰った。
案の定、職質された。
◇◇◇
「お待たせ致しました」
何度見ても信じられない光景だ。俺の部屋に可愛い女の子がいる。
「うん!ありがとう、男君」
両手でコップを持って、カフェオレを飲むつかさを見て、また息子の硬直が始めたのを感じる。
「とっても、美味しいよ!」
「そうか、よかった」
つかさの笑顔で俺も勝手に口元が綻ぶ。
「男くん」
「あ?なに?」
思わず虚を衝かれてしまった。つかさは照れたような笑みを浮かべる
「えへへ、じつは呼んでみただけだったりww」
「なんだよ、それww」
ふと、つかさの笑顔を見ていると、俺は変な疑問を考えてしまう。
つかさは、俺の過去や母親の事を知ったらどう思うんだろう?
両親と姉妹からも愛を注がれて育ってきたつかさと、生んでくれた母親を憎み、父親とはろくに話さなくなった俺。対照的な俺とつかさ。
話せないよなぁ、と吐き気に似た呆けてきた感覚と諦め。
「・・・・・宿題すっか」
「うん。お、男君」
「うん?」
「よろしくお願いします!」
「なんだよ、それww」
「い、意気込み!」
眉をキリっと締めて、ペンを握ったつかさは意気込んだ様子を見せる。可愛いな、本当に。
_________
__________
意外なことに、ちゃんと教えればつかさは勉強が出来た。頑張って集中しながら続けたら良い所まで行けると思う。
数学を終えたつかさは、「終わったー!」と嬉しそうに両手を上げる。俺は記入漏れが無いかノートを確認する。
「お疲れさん、つかさ」
「うん」とつかさはテーブルに突っ伏しながら嬉しそうに笑う。
「どうする?ゲームでもするか?」
「わ、私ゲーム下手だから違う事がいいな」
申し訳なさそうにつかさは言う。
「あ・・・あのね」
「ん?」
つかさは顔を僅かに赤らめ、両手の指先を合わせる。上目遣いで俺を見るつかさに思わずマーラ様も反応してしまう。
「あのね、男君とお話したいな」
神様、この子は天使ですか?
「あ?ああ、いいぜ。その前にお菓子でも持ってくるわ」
「うん!」
◇◇◇
「それでね、私が外国人の人に道を聞かれて困ってた所にこなちゃんが来てくれたんだよー」
「いや、それ泉ダメじゃね?だって、二人でいきなり逃げちゃダメだろww」
机の真ん中にポテチとポッキーを広げ、俺たちはグダグダとクッチャベってつかさの笑顔を見るために面白かった話題を振る。
「ふふwwwwそれ本当?」
「ああwwマジだぞwwwwww」
笑いが静まって、俺は何故かそれを聞いてしまった。多分そんな事は桜の花びらが落ちるスピードぐらいどうでもいい事なのだろうが、俺は聞かずにはいられなかった。
「なぁ、つかさ」
「うん?なに?」
「本当に、俺で良かったのか?」
「お待たせ致しました」
何度見ても信じられない光景だ。俺の部屋に可愛い女の子がいる。
「うん!ありがとう、男君」
両手でコップを持って、カフェオレを飲むつかさを見て、また息子の硬直が始めたのを感じる。
「とっても、美味しいよ!」
「そうか、よかった」
つかさの笑顔で俺も勝手に口元が綻ぶ。
「男くん」
「あ?なに?」
思わず虚を衝かれてしまった。つかさは照れたような笑みを浮かべる
「えへへ、じつは呼んでみただけだったりww」
「なんだよ、それww」
ふと、つかさの笑顔を見ていると、俺は変な疑問を考えてしまう。
つかさは、俺の過去や母親の事を知ったらどう思うんだろう?
両親と姉妹からも愛を注がれて育ってきたつかさと、生んでくれた母親を憎み、父親とはろくに話さなくなった俺。対照的な俺とつかさ。
話せないよなぁ、と吐き気に似た呆けてきた感覚と諦め。
「・・・・・宿題すっか」
「うん。お、男君」
「うん?」
「よろしくお願いします!」
「なんだよ、それww」
「い、意気込み!」
眉をキリっと締めて、ペンを握ったつかさは意気込んだ様子を見せる。可愛いな、本当に。
_________
__________
意外なことに、ちゃんと教えればつかさは勉強が出来た。頑張って集中しながら続けたら良い所まで行けると思う。
数学を終えたつかさは、「終わったー!」と嬉しそうに両手を上げる。俺は記入漏れが無いかノートを確認する。
「お疲れさん、つかさ」
「うん」とつかさはテーブルに突っ伏しながら嬉しそうに笑う。
「どうする?ゲームでもするか?」
「わ、私ゲーム下手だから違う事がいいな」
申し訳なさそうにつかさは言う。
「あ・・・あのね」
「ん?」
つかさは顔を僅かに赤らめ、両手の指先を合わせる。上目遣いで俺を見るつかさに思わずマーラ様も反応してしまう。
「あのね、男君とお話したいな」
神様、この子は天使ですか?
「あ?ああ、いいぜ。その前にお菓子でも持ってくるわ」
「うん!」
◇◇◇
「それでね、私が外国人の人に道を聞かれて困ってた所にこなちゃんが来てくれたんだよー」
「いや、それ泉ダメじゃね?だって、二人でいきなり逃げちゃダメだろww」
机の真ん中にポテチとポッキーを広げ、俺たちはグダグダとクッチャベってつかさの笑顔を見るために面白かった話題を振る。
「ふふwwwwそれ本当?」
「ああwwマジだぞwwwwww」
笑いが静まって、俺は何故かそれを聞いてしまった。多分そんな事は桜の花びらが落ちるスピードぐらいどうでもいい事なのだろうが、俺は聞かずにはいられなかった。
「なぁ、つかさ」
「うん?なに?」
「本当に、俺で良かったのか?」
「えっ?」
多分この質問は最低の質問だろう。自分でもそう思う。
「いや、あのさ俺なんかといて・・・その、つかさは楽しいのかな?と思って」
「そんな事無いよ!男君と一緒だとすっごく楽しいよ?」
「そうか・・・・・ならいいんだ。ゴメン、いや気にしないでくれ」
そんなことを言っても、つかさはまだ心配している様で俺の顔を覗き込んできた。
そりゃ、心配するよな。
「あ、あのね」
つかさはいきなり話始める。
「私の自己紹介の時にね、男君と目が合ったよね?」
俺は首だけでそれを肯定する。
「あ、あの時からね、男君の事ちょっと気になっててね、それでね話してみたら面白かったし、そ、それに、この間のデ、デートも、えっとえっとね、その、嬉しかったし、だから今はとっても楽しいよ?」
必死に取り繕うつかさを見て、物凄い罪悪感が湧き上がってきた。
「いや、そこまで言わなくても・・・、たださ、その初めてばっかだからさ、俺緊張しっぱなしでさ、つかさの方に気を配れてなかったから、そのー、心配で、な?」
「わ、私も、男君が始めてだから・・・その、えっとね、男君も気にしなくてもいいよ///」
「そ、そうなのか?」
「う、うん」
これまた意外だ。
というかあの柊にも高翌良さんにも異性との関わりが無いのが不思議だ。
「だ、だからね」
「え?」
「この前、手を繋いだのも、その、男君が初めてなんだよ?すっごくドキドキしてたの」
恥かしそうに照れ笑いをするつかさにちょっと勃ってしまった。
「男君が、好きだって言ってくれて嬉しかったの、ねえ男君あのね?」
「男君の手って、すっごく大きくて、ちょっぴり暖かいの」
そう言ってつかさはコップの取っ手を握っていた俺の手を握る。
落としていた視線をつかさに合わせる。
それから見つめ合う。
何秒かして、つかさはとても穏やかな笑みを浮かべる。
今までの後悔を忘れてしまうぐらいの可憐さを見た俺は思わず息を呑んだ。
こういう時、どういう事を言えばいいのだろうか?
つかさは僅かに前のめりになり、目を閉じる。
きっと俺はこれで解き放たれる。
つかさとの距離も一気に近づく。
俺は、つかさの手を握り返し、近づく。
唇を近づける。触れるか、どうかの寸前、俺は頭の中を真っ白にした。
そうでもしないとつかさの顔を見れなかったから。
目を閉じて、触れる。
少し、湿った感触。つかさの全ては柔らかいのだと思った。
思っていた通り、それは俺を全てから蹴り飛ばす。
初めて「愛」に触れた音がした。
それから俺のリアクターの本当の躍動を始めた音が響き始める。
離れると開いたつかさの目と合った。
くすぐったそうに笑うつかさは本当に可愛かった。
続く
暇になった。
初めてOVA見たよ、やっぱりつかさかわいいよつかさ。
もう一回OVA見ながら書いてくっから待ってろ。
初めてOVA見たよ、やっぱりつかさかわいいよつかさ。
もう一回OVA見ながら書いてくっから待ってろ。
夏休みもあと一週間で終わる。
今日からすごいスケジュールを組まなければ第二次αがクリアできない。
まだキミ○スの星野さんルートも攻略してないし、てか第一図書委員設定とか愛佳とかぶるんだよな。
それと夏休み前に回ってきた対魔忍は誰に返せばいいんだ?
「男ー、夏休みの宿題終わった?(=ω=.)オヒサー」
「終わったぜ、歴史と現文と古文は問題文ほぼ読まずにだけど」
「それでいいから見せてよ、なんなら今から行くし(=ω=.)」
「いいけど、俺にストⅡで勝てたらな。ってかお前、家知ってるのか?」
メールを返して二分後、すぐにインターフォンが響く。
窓から玄関を見る。
(=ω=.)ノシ
マジかよ。
◇◇◇
「いやー快適ですなー(=ω=.)ウヒョ」
「本当にいきなり来るとはな」
「いやー、男客が来たって言うのにまさか玄関で十分も待たされるとは思いませんでしたよ(=ω=.)ニマニマ」
「男性には男性の準備がいるのだよ」
「ほほう(=ω=.)ニマニマ」
「ほら、早くキャラ選べよ」
「じゃあガイルで(=ω=.)ムフフ」
ふん、馬鹿め。初心者丸出しじゃないか。
ここはヴァルログだろ常考。
_____
______
You win! perfect!!
俺のバルログが三連敗だと?
しかも、階段、壁はめ、締めは本気勝負でだと・・・・・?
認めん!断じて認めん!!
「男、弱すぎ(=ω=.)ペッ」
「もう・・生きて・・・おれの・・・・・塵・・・」
「おーい、男?燃え尽きちゃってるよ、仕方ない宿題勝手に写させてもらうか(=ω=.)ヤレヤレ」
今日からすごいスケジュールを組まなければ第二次αがクリアできない。
まだキミ○スの星野さんルートも攻略してないし、てか第一図書委員設定とか愛佳とかぶるんだよな。
それと夏休み前に回ってきた対魔忍は誰に返せばいいんだ?
「男ー、夏休みの宿題終わった?(=ω=.)オヒサー」
「終わったぜ、歴史と現文と古文は問題文ほぼ読まずにだけど」
「それでいいから見せてよ、なんなら今から行くし(=ω=.)」
「いいけど、俺にストⅡで勝てたらな。ってかお前、家知ってるのか?」
メールを返して二分後、すぐにインターフォンが響く。
窓から玄関を見る。
(=ω=.)ノシ
マジかよ。
◇◇◇
「いやー快適ですなー(=ω=.)ウヒョ」
「本当にいきなり来るとはな」
「いやー、男客が来たって言うのにまさか玄関で十分も待たされるとは思いませんでしたよ(=ω=.)ニマニマ」
「男性には男性の準備がいるのだよ」
「ほほう(=ω=.)ニマニマ」
「ほら、早くキャラ選べよ」
「じゃあガイルで(=ω=.)ムフフ」
ふん、馬鹿め。初心者丸出しじゃないか。
ここはヴァルログだろ常考。
_____
______
You win! perfect!!
俺のバルログが三連敗だと?
しかも、階段、壁はめ、締めは本気勝負でだと・・・・・?
認めん!断じて認めん!!
「男、弱すぎ(=ω=.)ペッ」
「もう・・生きて・・・おれの・・・・・塵・・・」
「おーい、男?燃え尽きちゃってるよ、仕方ない宿題勝手に写させてもらうか(=ω=.)ヤレヤレ」
◇◇◇
「男さー(=ω=.)カキカキ」
「んー?」
「つかさとどこまでしたのー?(=ω=.)カリカリ」
コマンド入力を止め、問題を書き写している泉の方を見る。
泉も俺の視線に気付いたのか、手を止めて俺の方を見る。
「ど、ど、どういう意味だよ?」
「いや、ほら二人とは友達だし、私も気になるって(=ω=.)ムフー」
泉は俺が持ってきた麦茶を飲みながら、俺の方をジト目で捕らえ続けている。
「いやぁ?ほらまだ手を繋いだだけだよ?ほら、俺ケンタッキーフライドチキンだし?」
「かがみからの情報によると、夏休みにもう十回以上男とお出かけしてるって聞いたけど?(=ω=.)ニヤニヤ」
「・・・・・」
「・・・・・(=ω=.)」
空気が・・・死んだ・・。
「うわぁ、ケダモノだ(=ω=.)ヒクワァ」
「は!?ちょ、ちょっ、ちょっと待てよ!!」
「つかさの純潔を奪いやがった!お前は既に人間としての道を踏み外した(=ω=.)!!」
「いや!待てよ泉!!話し聞けって!」
「ああー、ゴメンよつかさーきっとコイツに無理やり・・・(=ω=.)オイタワシヤ」
「俺とつかさは彼氏彼女の事情なんだよ?有馬総一郎もビックリのラブラブなんだよ!!?だからお前やゆきのんが何を言おうとつかさと俺は彼氏彼女で!あって!」
「で、結局(=ω=.)?」
「俺はまだセックルはしていない!!」
「・・・・・(=ω=.)ウワァ」
「・・・・・」
・・・・・あっ、やっちまった。
「・・・・・男(=ω=.)タジタジ」
「泉、今の内緒な?」
「・・・・・(=ω=.)」
「な?」
「・・・・・うん、あの、さ、なんかゴメンネ(=ω=.)ソーリー」
「いや、うん、いいよ」
「・・・・・でもさ、もう付き合い始めて一ヶ月でしょ?(=ω=.)タシカ」
「ああ」
「普通ならさ。いや、私はスイーツ(笑)じゃないからよく知らないけどさ、そろそろ逝ってもいいんじゃね(=ω=.)ドーナノ?」
「・・・・・」
泉が最後に麦茶を一息に飲む。
俺はプレステの電源を切り、泉の方に向き直す。
「・・・・・なぁ、泉」
「ん(=ω=.)ドッタノ?」
「俺いつも思うんだ。つかさって、チョメチョメの事よく分かってんのかなぁ?」
「は?(=ω=.)what?」
「いや、だからさ。まだコウノトリが赤ちゃんを連れてくるとか思ってそうなんだよなぁ」
泉はそれを聞いて苦笑する。
「俺、馬鹿なこと言ってるよな」
「いや、その心配も分かるけどね(=ω=.)ウンウン」
「男さー(=ω=.)カキカキ」
「んー?」
「つかさとどこまでしたのー?(=ω=.)カリカリ」
コマンド入力を止め、問題を書き写している泉の方を見る。
泉も俺の視線に気付いたのか、手を止めて俺の方を見る。
「ど、ど、どういう意味だよ?」
「いや、ほら二人とは友達だし、私も気になるって(=ω=.)ムフー」
泉は俺が持ってきた麦茶を飲みながら、俺の方をジト目で捕らえ続けている。
「いやぁ?ほらまだ手を繋いだだけだよ?ほら、俺ケンタッキーフライドチキンだし?」
「かがみからの情報によると、夏休みにもう十回以上男とお出かけしてるって聞いたけど?(=ω=.)ニヤニヤ」
「・・・・・」
「・・・・・(=ω=.)」
空気が・・・死んだ・・。
「うわぁ、ケダモノだ(=ω=.)ヒクワァ」
「は!?ちょ、ちょっ、ちょっと待てよ!!」
「つかさの純潔を奪いやがった!お前は既に人間としての道を踏み外した(=ω=.)!!」
「いや!待てよ泉!!話し聞けって!」
「ああー、ゴメンよつかさーきっとコイツに無理やり・・・(=ω=.)オイタワシヤ」
「俺とつかさは彼氏彼女の事情なんだよ?有馬総一郎もビックリのラブラブなんだよ!!?だからお前やゆきのんが何を言おうとつかさと俺は彼氏彼女で!あって!」
「で、結局(=ω=.)?」
「俺はまだセックルはしていない!!」
「・・・・・(=ω=.)ウワァ」
「・・・・・」
・・・・・あっ、やっちまった。
「・・・・・男(=ω=.)タジタジ」
「泉、今の内緒な?」
「・・・・・(=ω=.)」
「な?」
「・・・・・うん、あの、さ、なんかゴメンネ(=ω=.)ソーリー」
「いや、うん、いいよ」
「・・・・・でもさ、もう付き合い始めて一ヶ月でしょ?(=ω=.)タシカ」
「ああ」
「普通ならさ。いや、私はスイーツ(笑)じゃないからよく知らないけどさ、そろそろ逝ってもいいんじゃね(=ω=.)ドーナノ?」
「・・・・・」
泉が最後に麦茶を一息に飲む。
俺はプレステの電源を切り、泉の方に向き直す。
「・・・・・なぁ、泉」
「ん(=ω=.)ドッタノ?」
「俺いつも思うんだ。つかさって、チョメチョメの事よく分かってんのかなぁ?」
「は?(=ω=.)what?」
「いや、だからさ。まだコウノトリが赤ちゃんを連れてくるとか思ってそうなんだよなぁ」
泉はそれを聞いて苦笑する。
「俺、馬鹿なこと言ってるよな」
「いや、その心配も分かるけどね(=ω=.)ウンウン」
◇◇◇
「というか、俺みたいな奴がつかさとやってもいいのかって話になる訳ですよ」
「いや、それこそ意味分かんないよ(=ω=.)」
「だってさ、もしもつかさが俺とは違う人を好きになったとしてだ、」
「だから、そこが間違ってるって(=ω=.)モー」
「は?」
「なんで男意外とか考えちゃうの?つかさはそんな薄情じゃないし、それに今は二人共両思いなんでしょ?(=ω=.)ヤレヤレ」
「そうだけどさ・・・・・」
「それともあの絶叫告白は嘘だったのかな?かな?(=ω=.)」
「嘘じゃない、嘘な訳がないだろ」
泉はシャーペンを器用に回しながら言う。
「その時だけは、じゃないよね?」
「ああ、今も変わらない。変わるわけが無い」
「じゃ、それでいいじゃん。ってかなにこのスイーツ(笑)な会話(=ω=.)ヤダヤダ」
「確かにwwww」
泉は回していたシャーペンをテーブルの上に放り、後ろに倒れた。
「あー、男が惚気話とか、引くわぁ。大体アタシとかそういうタイプじゃねーよ糞が(=ω=.)ペッ」
「うっせーwwww・・・・・ん?」
「マジで洒落になんないよ(=ω=.)ケッ」
「おい、泉」
「あん?んだよ(=ω=.)ヤンノカ?」
「なんでお前が俺の告白の内容知ってんだよ?」
「・・・・・」
「・・・・・アハッ(=ω=.)☆」
「というか、俺みたいな奴がつかさとやってもいいのかって話になる訳ですよ」
「いや、それこそ意味分かんないよ(=ω=.)」
「だってさ、もしもつかさが俺とは違う人を好きになったとしてだ、」
「だから、そこが間違ってるって(=ω=.)モー」
「は?」
「なんで男意外とか考えちゃうの?つかさはそんな薄情じゃないし、それに今は二人共両思いなんでしょ?(=ω=.)ヤレヤレ」
「そうだけどさ・・・・・」
「それともあの絶叫告白は嘘だったのかな?かな?(=ω=.)」
「嘘じゃない、嘘な訳がないだろ」
泉はシャーペンを器用に回しながら言う。
「その時だけは、じゃないよね?」
「ああ、今も変わらない。変わるわけが無い」
「じゃ、それでいいじゃん。ってかなにこのスイーツ(笑)な会話(=ω=.)ヤダヤダ」
「確かにwwww」
泉は回していたシャーペンをテーブルの上に放り、後ろに倒れた。
「あー、男が惚気話とか、引くわぁ。大体アタシとかそういうタイプじゃねーよ糞が(=ω=.)ペッ」
「うっせーwwww・・・・・ん?」
「マジで洒落になんないよ(=ω=.)ケッ」
「おい、泉」
「あん?んだよ(=ω=.)ヤンノカ?」
「なんでお前が俺の告白の内容知ってんだよ?」
「・・・・・」
「・・・・・アハッ(=ω=.)☆」
______
_______
「マジかよ」
「うむ、大マジである(=ω=.)」
聞くところによると、俺の告白の内容を全て聞かれていた様だ。
それも泉たちとはぐれたと思った、あの時から。
もうプライバシーとかの問題じゃない。
カーセックスぐらい丸見えだ。
「つ、つ、つかさ!!好きだ!!!!付き合ってくれ!(=ω=.)ウッハー」
「や、やめろー!!やめてくれ!!」
「うおおぉぉぉおおお!つくぁwwwwせdrftgyふじこlp!!!(=ω=.)」
「た、頼む、もうこれいじょうは!!」
「いやぁ、聞いてるほうが恥かしかったよ。っていうかどこのキングオブハート?(=ω=.)フィー」
「もう・・生きて・・・おれの・・・・・塵・・・」
「しまった、やりすぎた。男がまた廃人に(=ω=.)」
「あれ・・・こっちが彗星だっけか・・・?イヤ、違う、違うな。彗星はもっと、パァーって感じだもんな・・・」
俺が意気消沈する中、ベットの上にあった子機が鳴った。
「・・・・・熱いな、おーい誰かいませんかー?」
『あっ!男君』
このっ甘甘の声は!!
「つかさか!?」
『うん!男くんとちょっとお話したいなーって思って』
「HAHAHA!なんだよ改まって!」
『うん!あのね、私も宿題終わったから今度遊びに行こうと思って・・・・・、あれ?』
「うん?どした?」
『男君、今一人?』
いきなり子機の向こうのつかさの声が暗くなる。
「いや、泉が宿題写しに来てるけど?ってかよく分かったなつかさ」
『・・・・・』
「ん?おーい、もしもし?つかさ?」
『男君・・・・・今から行ってもいい?』
「えっ?あ?うん、別にいいけど」
「うん、すぐ行くから・・・・・」
そこで切れる。
「つかさなんて?」
「今から来るって」
「え?いま四時だよ?」
「だよなぁ」
俺は分からない理由を探りながら、子機を充電器に戻した。
続く
_______
「マジかよ」
「うむ、大マジである(=ω=.)」
聞くところによると、俺の告白の内容を全て聞かれていた様だ。
それも泉たちとはぐれたと思った、あの時から。
もうプライバシーとかの問題じゃない。
カーセックスぐらい丸見えだ。
「つ、つ、つかさ!!好きだ!!!!付き合ってくれ!(=ω=.)ウッハー」
「や、やめろー!!やめてくれ!!」
「うおおぉぉぉおおお!つくぁwwwwせdrftgyふじこlp!!!(=ω=.)」
「た、頼む、もうこれいじょうは!!」
「いやぁ、聞いてるほうが恥かしかったよ。っていうかどこのキングオブハート?(=ω=.)フィー」
「もう・・生きて・・・おれの・・・・・塵・・・」
「しまった、やりすぎた。男がまた廃人に(=ω=.)」
「あれ・・・こっちが彗星だっけか・・・?イヤ、違う、違うな。彗星はもっと、パァーって感じだもんな・・・」
俺が意気消沈する中、ベットの上にあった子機が鳴った。
「・・・・・熱いな、おーい誰かいませんかー?」
『あっ!男君』
このっ甘甘の声は!!
「つかさか!?」
『うん!男くんとちょっとお話したいなーって思って』
「HAHAHA!なんだよ改まって!」
『うん!あのね、私も宿題終わったから今度遊びに行こうと思って・・・・・、あれ?』
「うん?どした?」
『男君、今一人?』
いきなり子機の向こうのつかさの声が暗くなる。
「いや、泉が宿題写しに来てるけど?ってかよく分かったなつかさ」
『・・・・・』
「ん?おーい、もしもし?つかさ?」
『男君・・・・・今から行ってもいい?』
「えっ?あ?うん、別にいいけど」
「うん、すぐ行くから・・・・・」
そこで切れる。
「つかさなんて?」
「今から来るって」
「え?いま四時だよ?」
「だよなぁ」
俺は分からない理由を探りながら、子機を充電器に戻した。
続く
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