>>357
このツンデレビッチがwwww
焦るじゃないかwww

>>359
俺がビッチだと？この童貞である俺がビッチだと？
とりあえず四千円ゲットして帰ってきたぜ

―放課後―


友「うーん、疲れたー……」

男「…………」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

友「ん？」

友「おーい、男ー、一緒に帰ろうぜー！」

男「あ、友さん」

男「すみません、今日はちょっと用事があるのでｗ」ﾀﾀﾀﾀ

友「あ、ちょっ！……行っちまった……」

友「…………」

妹「怪しいですねーｗｗｗｗｗ」ﾋｮｺｯ

友「い、妹！？」

友「あ、怪しいって……」

妹「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

妹「季節はもうクリスマス」

妹「当然、このイベントにはプレゼントはつき物……」

友「！」

妹「………後は、分かりますね？」

友「なるほど……」

妹・友「……………」






友・妹「追跡しますかｗｗｗｗｗｗｗ」

男「…………」

男「……0が一つ多くないですか？」

男「……まぁ、無いよりはマシですか……」



友「お、銀行からでてきた」

妹「わざわざ引き出すとは、それなりのモノを買うようですね」

友「あいつ、結構金ありそうだもんなー」

妹（ま、そりゃそうでしょうねｗｗｗｗｗｗ）



男「えーと……」

男（……困ったなぁ）

男（どこで買えばいいんだろう……）

男（こういうの、僕疎いからなぁ………）

男（けど…………）

男（……絶対に、買うんだ！）




妹「……大分うろついてますね」

友「あいつ、何買う気なんだ？」

妹（……どうせ兄様のことですし）

妹「……ｗｗｗｗｗｗｗｗ」

友「？どうかしたか？」

妹「いえいえｗｗｗｗ」

妹「それより、尾行を続けましょうｗｗ」

友「？あ、ああ」

俺「うーん……」ｷｮﾛｷｮﾛ

男「えーと……」ｷｮﾛｷｮﾛ


ドン

俺・男「うぉっと！」


男「す、すみません、大丈夫ですか？」

俺「……いや、俺の方こそ……」


男・俺「あれ？」


男「あならは……」

俺「君は……確か京都と奈良の時の……」




妹「！？」

友「あれ？あの人、修学旅行のときの……」

妹（な、何故こんなところに……）

都合良いキャラだなｗｗ

男「凄い偶然ですねｗ」

俺「ああ。君もこの辺りに？」

男「はいｗ」

俺「ふーん……」

俺「……そういやぁ、キョロキョロしてたが」

俺「何か探してたのか？」

男「え？あ、いや、その」

俺「？」

男「……あ、あの！」

男「ここら辺に、いいジュエリーショップってありませんか？」

俺「は？ジュエリーショップ？」

男「じ、実は………」




俺「……ふーん、なるほどね」

男「…………」

俺「…………」

俺「……あぁ、知ってるぜ」

男「え！？ほ、本当ですか！？」

俺「ああ。俺の馴染みの店なんだが」

俺「オーダーメイドもできる」

俺「どうだ？」

男「ぜ、是非！」

俺「よし。じゃぁ、こっちだ」




友「おお？何かあの人と行動し始めたぞ？」

妹「ううむ、これは……」

友「しかし、知らない人についていくのはどうかと思うんだが……」

妹（……知らないと言うか、産みの親と言うか……）

妹「と、とにかく、尾行を続けましょう！」

友「それもそうだなー」

―ジュエリーショップ―


男（意外と狭いな……）

俺「小さいが、モノは本物だぜ？」

男（！？し、思考を読まれてる！？）

俺「ｗ……おーい、姉御ー」

姉御「はいはーい、おや、俺か」

俺「よう」

姉御「今日はどうした？」

俺「ああ。ちょっとこいつに、な」

姉御「？」

男「あ、あの」

男「―――を、作ってもらえますか！？」

姉御「―――？ああ、できるけど」

姉御「オーダーメイドだと、結構お金かかるよー」

男「あ、お金なら、これくらいあるんですが」ﾄﾞｻｯ

俺・姉御「！？」

>>1＝俺＝男の生みの親＝阿部

でおｋ？

>>371
いや、俺ｗ
ちょっとリアルも混ざってるｗ

なに、姉がジュエリーショップをやってるとな？

>>373いや、俺がリアルで勝手にそう呼んでるんだｗ
姉御「な、こ、これは」

俺「ひゃく……！？」

男「だ、ダメでしょうか？」

姉御「い、いやいや！十分っていうか0が一つ多い…」

俺（こいつ、金持ちか……）

男「あ、あの、それで」

姉御「………ふぅん……」

姉御「……いつまで？」

男「……22日までに」

姉御（……残り五日、か……）

姉御（………けど）

姉御「……オーケー、やったげる」

男「！や、やったあ！」

姉御「ｗｗｗ」

俺「それで、デザインは決まってるのか？」

男「え？」

俺「何だ、まだ決まってないのか」

男「す、すみません……」

姉御「あははｗｗいいよいいよｗ」

姉御「イメージはもうできてるのかい？」

男「……イメージ」

男（…………）

男（……女さんは……）

男「……はい、できてます」

姉御「そうかいｗ」

姉御「じゃ、原画、描く？」

男「は、はい！」

姉御「ｗｗ」

姉御「あ、俺」

俺「ん？」

姉御「裏から用紙と鉛筆、消しゴム持って来な」

俺「へーへー」

妹「……出てきませんね」

友「……だな」

妹「……何やってんですかね」

友「……もう一時間近く経つな」

妹「…………」

妹「あー、バカバカし！」

友「え？おい、妹！何処行くんだよ！」

妹「つまらないから帰ります」

友「えええー……」

友「……だ、だったら！」

妹「？」

友「お、俺と遊ばないか？」

妹「……今からですかー？」

友「だ、ダメか？」

妹「…………」

妹「まったく、しょうがないですねー」

友「え？」

妹「いいですよｗｗｗ遊びましょうｗｗｗ」

友「ほ、本当か！？」

妹「何驚いてんですかｗｗほら、行きますよｗｗｗ」ｸﾞｲｯ

友「っとわ、お、おおい引っ張るなー！」

妹「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」




男「……できた」

姉御「……ふーん、いいデザインだね」

男「そ、そうですかね？」

姉御「んーん！これならきっと彼女も喜ぶよｗ」

男「あ、あははｗｗ」

俺（あー、カップルうぜーうぜーうぜー）

男「っと、もうこんな時間か……」

男「すみません、今日はこのへんで」

姉御「うん、いつでも来なさいなｗ」

男「それじゃ、お願いしますｗｗ」ﾊﾞﾀﾝ

姉御「ばいばーいｗｗｗ」

姉御「……さてと」

俺「……もうやんのか」

姉御「五日でやれなんて無茶なオーダーだしね」

姉御「こりゃ、不眠の日々が続くわｗｗ」

俺「ｗｗ……俺も手伝おうか？」

姉御「いいｗそこらへんのシルバーでも適当に磨いといてｗ」

俺「りょーかーい」

―女宅―


男「ただいまー、です」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

女「あ、お帰り」

女「どっか行ってたの？」

男「え？ああ、まぁちょっとｗ」

男「さー、ご飯食べましょーｗｗ」ﾆｺﾆｺ　ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

女「………？」



男・女「ごちそーさまでした」

男「あ、洗い物僕がやっときますね」

女「うん、ありがとｗ」

女（……さ、早くやろ）ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ　ﾊﾞﾀﾝ

男（……あれ？お風呂まだいいのかな？）ｶﾁｬｶﾁｬ

なるほろ>>1と姉御のフラグですね
わかります

―女の部屋―


女「よっ……ほっ……」ﾁｬｶﾁｬｶ

女「……んー、疲れる」

女「こういう作業って嫌いなんだよなー」

女「…………」

女「でも、絶対に作りきる！」

女「よーし、やるぞー！」ﾁｬｶﾁｬｶ


コンコン


女「んぁ！？」ﾋﾞｸｯ

女さーん、お風呂いいんですかー？

女「あ、ああ、先入っていいよｗ」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

んじゃ、お先失礼しますねー　ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

女「……ふー、危ない危ない」

女「……頑張らなくちゃ」ｶﾁｬｶﾁｬ

最初の>>1から全部ガチの体験談だったら笑える

男「………ふー……」

男「……あと、六日かぁ……」

男「…………」

男「……女さん、喜んでくれるかなぁ……」ﾊﾟｼｬｯ





女「っと……休憩休憩…」

女「………男……」

女「…………」

女「……ふふっ//」

女「……さーて、やるぞー」ﾁｬｶﾁｬｶ

少しプリン休憩をいただく
再開は20分かな

>>382
ならいいのにな……

何プリン？

>>385
もちろん黄金比プリン




…ではなくグリコプッチンプリン

妹「あー、楽しかったｗｗ」

友「最後のあのシーンはねーよｗｗ」

妹「そうですか？僕は好きでしたけどｗｗ」

友「ｗｗ」

友「………？」

友「そういやぁ」

友「妹、お前なんで自分のこと僕って言うんだ？」

妹「え？」

友「だって、お前女だし」

友「僕っておかしくね？」

妹「…………」

妹「ある人に憧れてたからですかねぇ」

友「？」

妹「ｗｗ」

妹「……僕の親、所謂ホモなんですよ」

友「ええ！？」

妹「やっぱ驚きますよねｗｗ」

友「そ、そりゃぁ、まぁ……」

妹「ｗｗ……僕には兄様がいるんです」

妹「兄様は父にすごく愛されていました」

妹「けど、女である僕は……」

友「…………」

妹「そんな毎日甘やかされている兄様を見ていたら」

妹「次第に僕も兄様に憧れてｗｗ」

友「ふーん……」

友「……そうかぁ」

友「…………」

>>1
神戸シェフクラブのプリンをお薦めする。
特にｶﾗﾒﾙｶｽﾀｰﾄﾞはｶﾗﾒﾙがほろ苦くて絶妙だぜ。

友「俺は好きだぞ」

妹「……え？」

友「その……別にいいんじゃないかな」

友「例えお前の親がホモだっつったって」

友「自分の子が可愛くない親なんていねーよｗ」

妹「…………」

友「愛されてないなんて思うなよ」

友「人は……子は、親に絶対愛されてんだ」

妹「……友さん」

妹「……ところで、さっきなんて言いました？」

友「え？」

妹「そ、その……僕のことが……」

>>389ほぉ…賞味しておく

友「え？あ、ああーいや何でもないない！！」

友「あ、ああ！もうこんな時間じゃないか！」

友「ほら、帰ろうぜ妹！」ｶﾞｼｯ

妹「え？ち、ちょっと引っ張らないでくださいー！！」







友（…………）

妹（…………）

―明くる日　やはり放課後―


男「さて、と」

女「あ、男ー。一緒に帰ろー？」

男「うわ！お、女さん！」

女「？どうかした？」

男「あ、い、いや、すみません」

男「僕、用事があるんで失礼しますー！！」ﾀﾀﾀﾀ

女「？？？」




友「……微笑ましいな」

妹「……微笑ましいですね」

女（……行っちゃった……）

女（買い物付き合ってもらおうと思ってたのに……）

女「……仕方ない、一人でいくかー」




女先生「ふぅ……今日もお勤めご苦労さん、と」

女先生「さて、今日も早く帰って……ん？」


男「…………」ﾄｺﾄｺ


女先生（あれは……）

女先生「……なーんかありそうだなぁ」ﾆﾝﾏﾘ

女先生「よし、今日は尾行でもするか」ｶﾞｺｶﾞｺ　ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ

女先生「～♪」ｶﾞｱｱｱｱｯ

男「…………」

女先生「…………」ｶﾞｱｱｱｱｯ





男（なんだ……何で女先生につけられてるんだ……）

男（っていうか、もしかしてバレてないつもりなのか……？）

男「…………」ﾁﾗｯ

女先生（！……っと）ｷｷｯ

男「…………」

女先生「…………」

男「…………」ﾄｺﾄｺ

女先生「………」ｶﾞｱｱｱｱｯ


男（なんなんだあああ！？）

白いコーヒープリンを食べてみたい

男（……結局、店の前までついてきた……）

女先生（…………）ｶｯﾁｯｶｯﾁｯ

男（……まぁ、いいや。入ろう……）ｷﾞｨｨｯ


カランコローン


俺「……ん？おう、君か」

男「あ、どーも」


ゴオオオオ　チュイーン


男「………？」

俺「……今、君のを作ってるのさ」

男「え？そうなんですか？」

俺「ｗ」

牛乳屋さんの作ったなめらかチョコプリン

今食ってるけどウマイｗｗ

女先生（……随分と、まぁ……）

女先生（レトロチックなジュエリーショップだな……）

女先生（男はここで何を………）

女先生（……！！）

女先生「なーるほどな……そういうことか」ｶﾞﾁｬｯ　ﾊﾞﾀﾝ

女先生「……私の分も買ってもらおうかね」ｶﾂｶﾂ


カランコローン


俺「いらっしゃ………」


女先生「……あれ？あんたは……」

俺「……また、会いましたね」

女先生「ふーん、男がねぇ……」

男「こ、この事は内密に……」

女先生「言わないよｗ」

女先生「しっかし、オーダーメイドねぇ」

女先生「この金持ちめｗｗ」

男「う～……」

俺「けどま、いいんじゃないか」

男「え？」

俺「この店のジュエリーは、全部姉御の手作りなんだ」

俺「姉御は世界に一つだけ、ってのが大好きでね」

俺「二つと無いものを持って欲しいと」

俺「特別なものを持って欲しいと願ってる」

俺「けど、自分で作るのとはまた違うぜ」

俺「それだけ愛がこもってて、尚且つ世界に一つだけの特別な物」

俺「俺は、そういうの羨ましいよ」

男「……世界に、一つだけ……」

うおーわっふる

そして八重歯の妹を描いてくれた絵師が再び描いてくれるのを期待しているんだぜ

せーかいーにひーとーつだーけーのはーなー

女先生「私にゃぁわかんないねー、そういうの」

女先生「もらえるもんなんざ全部一緒じゃね？」

俺「…………」

女先生「けどまぁ男がそれでいいんなら」

女先生「それでいいんだろうね」

男「…………」

女先生「あー、私も何か欲しいねー」

俺「無理だな」

女先生「あん？」

俺「……プレゼントは、心のこもったとても大切なものだ」

俺「あんたみたいな人には、到底誰も上げやしない」

女先生「はぁん、言うねぇこのブサ男」

俺「心に来るのはやめてくれ……」

女先生「あー、興が削がれた」

女先生「邪魔したね」

俺「二度と来んな」

女先生「へーへー」ﾊﾞﾀﾝｯ



男「…………」

俺「……まったく……」

男「す、すみません！！」ｼｭﾊﾞﾊﾞｯ

俺「うぉ！？なんという土下座……いやいや、いいよ、やめてくれ」

男「あ、あんな人ですみません！！」

俺「…………」

男「け、けど、本当は女先生はとても優しい人なんです……」

男「口ぶりはいつもなんな感じだけど、いつも世話やいてくれるし……」

男「困ってたらいつも助けてくれるし……」

俺「……ふーん」

俺「ま、君が謝らなくてもいいよ」

俺「……むしろ、俺が謝るべきだな」

男「……え？」

俺（……人は外ではなく内側、か）

俺「……何も知らないのに、あんなこと言っちまったなぁ……」

男「……？」

男「あ、そうだ」

俺「ん？」

男「アレは今どのくらい……」

俺「ああ、今型までできてる」

男「そ、そうですか」

俺「ま、俺も詳しくはわかんないけど」

俺「心配すんな、期限までにはできるさ」

男「そうですかぁ……よろしくお願いします」ﾍﾟｺﾘ

俺「ああ、伝えておく」

男「あ、それじゃ、僕はこのへんで」

俺「おう、また来てくれよ」

男「はいｗさようならー」ﾊﾞﾀﾝ

俺「じゃぁなー」






姉御「あははー不眠不眠ーあははーｗｗｗｗ」ﾁｭｲｰﾝﾁｭｲﾝ

―女サイド　お買い物―


女「えーと、あれ買った、あれも買った……」

女「……あ！」

女「いっけない、洗剤もかっとかないと……」ﾀﾀﾀ




女「よいしょ……あー、袋に詰める作業がまたなんとも」

女「全部やってくれればいいのになー」

女「さて、早く帰って晩御飯の支度しなくちゃｗ」

女「…………」

女（なんか……私奥さんみたい……//）

―女宅―


女「ただいまー」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

男「あ、お帰りなさい、女さんｗ」

女「うんｗ」

男「今日の晩御飯は何ですか？」

女「今日はシチューだよー」

男「やったｗ」

女「ｗｗ」



男・女「いただきまーす」

男「ﾓｸﾞ…ｽﾞｽﾞｯ……うん、美味しいｗ」

女「でしょーｗ」