>>807今アサヒスーパードライ飲みながら書いてるぜ

大将『いらっしゃいませ』

女先生『おう……ん？』

　『やぁｗ』

女先生『んなっ……』


女先生「次の日、再びその居酒屋に足を運んだら、そこにまた居やがった」

阿部「本当は少し期待してたんだろ？」

女先生「し、してねーよ……//」



　『女の人で、君みたいに強い人は初めて見たよ』ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ

女先生『そ、そーか……っぷ……い……』

女先生（何なんだよこいつ……もう十床は空けてやがるのに……！）

　『ゴクゴク……大将、もう二升ｗ』

大将『あいよっ！』

女先生『おま……まさか、もう一つは……』

大将『へいお待ち！』

　『うんｗどうぞ君にｗ』

女先生『こ、の、や、ろ、う……」

大将『またのお越しを！』

女先生『おうっぷ……』

　『大丈夫かい？』

女先生『うっせー……話しかけんな……』

女先生（こいつ……二十升も飲みやがった……化け物だ……）

　『ふー、久しぶりに満足いくまで飲んだよｗ』

女先生『そーかい……』

　『ｗｗｗｗ』



　『君は、なんていうんだい？』

女先生『……あ？』

　『僕はまさ。君は？』

女先生『……女先生』

まさ『そうか、女先生っていうんだね』

女先生『なんだよ……』

まさ『いや、別にｗまた会おうｗ』ｽﾀｽﾀｽﾀ

女先生（何なんだよ………）

阿部「なんだそりゃｗやっぱまさは化け物な上によく分からん奴だなｗ」

女先生「だよな。あんときゃ本当訳分からんかったわ」

阿部「はははｗで、それから？」

女先生「ああ。それからはほぼ毎日まさと飲みまくってたよ」

女先生「毎度毎度私は酔いつぶれて、まさの化け物並みの飲みっぷりに胃を痛くしたね」

阿部「俺もあいつと飲んでるときはたまげたなぁ」

女先生「そうそう。お前がまさと飲んだときの話、聞かせてやるよｗ」

阿部「いいって、恥ずかしい」

女先生「そういうなｗありゃ確か――」



女先生『よう』

まさ『やぁｗあれ？そっちの人は？』

阿部『ほぉ、あんたがまさか。噂には聞いてたが、こりゃ惚れちまいそうだぜ』

まさ『えええｗｗ』

女先生『あー、気にすんな』

女先生『コイツは私の助手で、阿部って言うんだ』

阿部「助手、ねぇ」

女先生「あんときゃまだあんたは私の助手だったのにねぇ」

阿部「ま、今となっては懐かしい話だよ、それも」

女先生「だぁね」



まさ『へぇ、助手ってことは、女先生は研究者とか医者なの？』

女先生『あー、まぁそんなところだ』

まさ『似合わないｗ』

阿部『俺もそれは常に思う』

女先生『コロスぞ手前等！』

まさ・阿部『ｗｗｗｗｗｗｗｗ』



阿部「まさとは不思議と最初から息が合ったんだよなぁ」

女先生『あんたと気が合う奴とか珍しいのになぁ」

阿部「ん？あんたとも気が合うよな？」

女先生「寝言は寝て言え」

阿部「相変わらず酷いこと」

阿部は女先生の助手なんかｗｗ

死んでるのに嬉しくなってきたｗｗｗｗｗｗ
ちなみにオレは今キリンビール

>>813キリンは親父が大好きだったなぁ…

阿部『こりゃたまげた……お宅、相当化け物らしい』

まさ『君もかなりのものだけどねｗ』ｺﾞﾌﾞｺﾞﾌﾞ

女先生『阿部、まだまだだぞ、こいつは。後十升は飲むだろうよ……』ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ

阿部『何だと……？ヤバイな、惚れちまいそうだ……』

まさ『ｗｗｗｗｗｗｗ　あ、大将！一升追加！』

大将『へい！』

阿部『……つい五分前だよな、さっき一升来たの……』

女先生『……だから化け物なんだよ……』

まさ『お酒美味しいなぁ～』ｶﾞﾌﾞｺﾞﾌﾞ



阿部「よくよく考えりゃ、あいつかなり金あったんだよな」

女先生「そりゃそうだろ。あいつ某ゲーム会社の社長だったしな」

阿部「当時まだ25歳だろ？」

女先生「ま、努力の賜物だな」

阿部「そんな俺も今じゃ社長をやってるがな」

女先生「嫌みったらしい奴だ」

阿部「っと……すまん、会社から緊急の呼び出しだ……」

女先生「いいよ、行きな」

阿部「ああ、悪いな。それじゃ、また」ｽﾀｽﾀ



女先生「……人ってのはやっぱ変わるもんだねぇ……」

女先生「あの阿部が今じゃ社長……」

女先生「あれじゃぁまさもビックリするだろうねぇ……」

女先生「……帰ろう……」



まさ『チョコレート……キス……？』

阿部『ああ、俺たちはそれを医療開発、研究をしているんだ』

女先生『おい、何余計な話を……』

まさ『へー……二人とも、実は結構凄い人なんだ？』

阿部『あんたの隣に居る女、医療、研究の世界じゃトップの人間だぜ？』

まさ『え！？マジで！？』

女先生『……肩書きだけさ……』ｺﾞﾌﾞｺﾞﾌﾞ

まさ『凄い凄い！君みたいな人がまさかトップだなんて！』

女先生『おい何だいそりゃ、私を馬鹿にしてんのか？』

まさ『だってどう見ても有り得ないじゃん！』

阿部『俺もそう思う』

女先生『貴様等………』ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ



まさ『はー、飲んだ飲んだｗ』

女先生『もう……無理……』

阿部『右に同じく……』

阿部『あー、適当にタクシー捕まえてくるわ……』ﾌﾗﾌﾗ

女先生『あー……頼んだ……』

まさ『…………』

まさ『……女先生』

女先生『……あー……？』

まさ『チョコレートキスの治療方……絶対みつけてね』

女先生『……まさ？』

まさ『それじゃｗまた明日ねｗ』ﾀﾀﾀﾀﾀ

女先生『あ、おい！』

女先生『……何だぁ？』





女先生「……今思えば、お前はあの時から既に……」

女先生「まさ………」



阿部「……結局、俺もあいつも、まさを救うことが出来なかった……」

阿部「どうしようもなかったのかもしれん……」

阿部「だが、それでも………」

阿部「……安らかに眠れよ、まさ……」

本日の投下はここまで
付き合ってくれた奴等、サンキューな
質問とかあったらどーぞ

乙ﾉｼ
チョコレートキスの薬ってまだ開発されてないよね？

おつおつー

ﾄﾞﾋﾟｭﾄﾞﾋﾟｭも効果音なのかい・・？

>>819
未だ無し
現代の科学ではどうにも出来ないかもしれんね

>>820
そう
阿部の場合常にあんな感じ

じゃ、特に無さそうだから寝るぜ
明日も今日と同じで夜の10:30からな
それじゃ

わくわくｗｗまだかな～10時半ｗｗ

携帯からこんばんわ
用事で今日は無理ぽ
すまんね
それじゃ

がび～ん･･･

まじかよ・・・

>824
ヽ(`Д´)ノ

さぁこい！

ぬふふ

携帯からこんばんわ
すまんみんな、明日の夜十時半には来る
土日と来れなくてすまん

あれ？今何時？

本当にすまない
今週色々と立て込んでて来れそうもない
ごめんな
絶対書ききるから、待っててくれ
それじゃ

おｋ
待ってる

再開していた……だと……
誰の許可を得て(ry

しかし……リアルにまさと呼ばれてる俺には嬉しい続編だ。
また今回も期待して見るよ！

再開してて本気で嬉しいわｗｗ
このスレ見てた人にも連絡しちゃったZE☆

頼む誰か2スレ目のログくれ・・・つづき気になるけど途中抜けてると読めない性分なんだよぉぉ・・・

>>841
もってるけど面倒くさい

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1221842026/
VIPサービスは過去ログも見れるしdatも取れるから問題ない

>>842
デレてー！

>>843
いやそれの一個前がさ・・・・

>>844
つttp://www.geocities.jp/mirrorhenkan/

再開してたのか


男と女のｷｬｯｷｬｯｳﾌﾌが好きな自分としては二人がメインじゃないというのが少し残念だがうれしいよ

金曜日から日曜日までの間ってドキドキする

土曜日が終わった…

今日こそは続きを……！

本日

一八〇〇ヨリ作戦ヲ開始スル旨ヲ通達

各自　機ニ備ヘルヨウ

以上

来たな？来たんだな？
イイイイイイイヤッホオオオオオオウ！

―××年前―


女先生『くそっ！！』ﾀﾞﾝｯ

阿部『落ち着け、女先生』

女先生『うるせえ！これが落ち着けるか！』

阿部『そんなに息詰まるな。仕方が無いだろう』

女先生『仕方がないだと……！？』ｶﾞｼｯ

阿部『…………』

女先生『……もう五年だぞ、研究を初めて』

阿部『…………』

女先生『だというのに、未だチョコレートキスの抗体さえ発見できやしない！』

女先生『くそっ、一体こいつは何なんだ！！』ﾄﾞｶﾞｯ

阿部（今日はまた随分と荒れてやがるな……）

まさ『…………』

女先生『っぷはぁ……糞っ垂れめ……』

まさ『……大変だね、君も』

女先生『けっ……』

女先生『手前に何がわかんだよ。あ？』

女先生『どれだけ調べても何の手がかりさえない』

女先生『こうしてる間にもチョコレートキスの被害者はどんどん死んでく』

女先生『今確認されている被害者はまだ百名足らずだ』

女先生『だが、命は数じゃあない。一つだろうが千だろうがそれは尊いものだろう』

女先生『犠牲は今、こうしてる間にも起きている……』

女先生『だというのに、私には何が出来る？こうして酒を飲むだけか？』

女先生『どれだけ頑張っても結果が見えないんだ……』

女先生『私は……無力だ……』


まさ『そんなことはないよ』

女先生『！』

まさ『女先生、ありがとう』

女先生『……何を……』

まさ『…………』

まさ『僕は……僕たちは、もう見放されてるものだとばかり思ってたけど……』

まさ『君みたいな人がいるお陰で……まだ頑張ってみようと……』

まさ『生きてみようと思えるんだ』

女先生『何言ってんだ、おい』

まさ『……女先生』




まさ『僕は、チョコレートキス患者さ』

女先生『！？』

まさ『症状が出ないのは可笑しい……そう思ってるね？』

女先生『お前、一度としてそんなそぶり……』

まさ『ま、そこは我慢のしようと、キスを溜め込むことだよ』

女先生『溜め込む……？』

まさ『ここに来る前に、何人かとキスをしてきてるんだ』

女先生『マジかよ……えげつねぇ……』

まさ『はははｗｗ』

女先生『お前……もう適合者は……？』

まさ『それは、まだなんだ』

女先生『……そうか』

まさ『……怖いんだ』

まさ『たぶん、異性と……それも、好きな人とキスしたら……』

まさ『僕は……死ぬと思う』

女先生『…………』

まさ『だから、僕はずっと中期段階で留まる。そうすれば今のところ、死ぬことは無いと思う』

女先生『確かに……今のところ中期段階での死亡例はまだでていない……』

女先生『けど、本当にそれでいいのか？』

まさ『……生きるためだから仕方ないよｗｗ』

女先生『そう……だよな……』

女先生『……すまない、私たちの力が及ばないせいで……』

まさ『ちょ、ちょ！そういうのやめてよｗｗ僕は全然気にしてないからｗｗ』

女先生『だが……』

まさ『それに！』



まさ『心配してくれるだけで、嬉しいよ』

女先生『っ――』